JPH07218980A - フォーカルプレンシャッタ - Google Patents
フォーカルプレンシャッタInfo
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- JPH07218980A JPH07218980A JP1183594A JP1183594A JPH07218980A JP H07218980 A JPH07218980 A JP H07218980A JP 1183594 A JP1183594 A JP 1183594A JP 1183594 A JP1183594 A JP 1183594A JP H07218980 A JPH07218980 A JP H07218980A
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- Japan
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- blade
- blade group
- intermediate plate
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- substrate
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- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims abstract description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims abstract description 4
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- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
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- 238000003801 milling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Shutters For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 先羽根群の覆い羽根を中間板によって傷付け
ることなく、且つ後羽根群のスリット形成羽根を中間板
の開口端縁に衝突させないようにしたカメラ用フォーカ
ルプレンシャッタを提供すること。 【構成】 基板1,中間板9,補助基板11が順に重ね
られている。先羽根群4が露光終了時に重畳される位置
に中間板9と接するようにして薄板12が配置されてい
る。中間板9に設けられた略長方形の開口端縁の一辺に
は傾斜部9bが形成され先羽根群の走行路に張り出して
いる。しかし、先羽根群4の覆い羽根4eは、薄板12
が所定の厚さをしているため、その走行中に傾斜部9b
に接触しないようになされている。後羽根群は、各羽根
の長手方向の先端部が後羽根押え板8と中間板9の間に
配置されているが、走行時にスリット形成羽根が変形さ
れ撓んでも、走行方向の先端縁が傾斜部9bに導かれ下
方へ順調に走行するようになされている。
ることなく、且つ後羽根群のスリット形成羽根を中間板
の開口端縁に衝突させないようにしたカメラ用フォーカ
ルプレンシャッタを提供すること。 【構成】 基板1,中間板9,補助基板11が順に重ね
られている。先羽根群4が露光終了時に重畳される位置
に中間板9と接するようにして薄板12が配置されてい
る。中間板9に設けられた略長方形の開口端縁の一辺に
は傾斜部9bが形成され先羽根群の走行路に張り出して
いる。しかし、先羽根群4の覆い羽根4eは、薄板12
が所定の厚さをしているため、その走行中に傾斜部9b
に接触しないようになされている。後羽根群は、各羽根
の長手方向の先端部が後羽根押え板8と中間板9の間に
配置されているが、走行時にスリット形成羽根が変形さ
れ撓んでも、走行方向の先端縁が傾斜部9bに導かれ下
方へ順調に走行するようになされている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数枚で構成される二
組の羽根群を備えたカメラ用フォーカルプレンシャッタ
に関する。
組の羽根群を備えたカメラ用フォーカルプレンシャッタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のフォーカルプレンシャッタは、
先羽根群と後羽根群とが夫々スリット形成羽根と覆い羽
根で構成されており、各羽根群は夫々露光開口の側部に
枢着されている2本のアームの回動により、扇のように
広げられたり折り畳まれたりする。又、各羽根群は、露
光開口を形成する略長方形の開口端縁を備えている2枚
の基板と中間板との間に、それらの走行路が隔離される
ようにして配置されており、露光走行に際して、先羽根
群は、露光開口を閉鎖している位置から羽根相互間の重
なりを深めつつ露光開口の外側に重畳されて行き、他方
後羽根群は、先羽根群と同方向へ走行し重畳された形状
から徐々に広げられて行き露光開口を閉鎖する。
先羽根群と後羽根群とが夫々スリット形成羽根と覆い羽
根で構成されており、各羽根群は夫々露光開口の側部に
枢着されている2本のアームの回動により、扇のように
広げられたり折り畳まれたりする。又、各羽根群は、露
光開口を形成する略長方形の開口端縁を備えている2枚
の基板と中間板との間に、それらの走行路が隔離される
ようにして配置されており、露光走行に際して、先羽根
群は、露光開口を閉鎖している位置から羽根相互間の重
なりを深めつつ露光開口の外側に重畳されて行き、他方
後羽根群は、先羽根群と同方向へ走行し重畳された形状
から徐々に広げられて行き露光開口を閉鎖する。
【0003】このような露光走行において、後羽根群の
中で一番運動量の大きいスリット形成羽根は、中間板に
設けられた前記開口端縁のうちその走行方向に形成され
ている端縁に衝突し、破損したり傷付いたりすることが
ある。それを防止するために、中間板を特殊な形状にし
たものが種々提案されており、特開昭58−22433
7号公報には、四つの実施例が示されている。それらの
うち三つの実施例は、スリット形成羽根が衝突を起こす
端縁部に略沿うようにして、中間板全体を先羽根群の走
行路方向へ曲げており、またそのうちの二つは更に前記
端縁部のみを先羽根群の走行路方向へ曲げている。そし
て、残りの一つの実施例は、中間板を曲げることなく、
スリット形成羽根の衝突する端縁部から露光開口の外側
に向けて、後羽根走行路側の一部をエッチングやミーリ
ング加工で削り取り、段差を設けるようにしている。
中で一番運動量の大きいスリット形成羽根は、中間板に
設けられた前記開口端縁のうちその走行方向に形成され
ている端縁に衝突し、破損したり傷付いたりすることが
ある。それを防止するために、中間板を特殊な形状にし
たものが種々提案されており、特開昭58−22433
7号公報には、四つの実施例が示されている。それらの
うち三つの実施例は、スリット形成羽根が衝突を起こす
端縁部に略沿うようにして、中間板全体を先羽根群の走
行路方向へ曲げており、またそのうちの二つは更に前記
端縁部のみを先羽根群の走行路方向へ曲げている。そし
て、残りの一つの実施例は、中間板を曲げることなく、
スリット形成羽根の衝突する端縁部から露光開口の外側
に向けて、後羽根走行路側の一部をエッチングやミーリ
ング加工で削り取り、段差を設けるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに前記の四つの
例は、何れも後羽根群のスリット形成羽根と中間板との
衝突を防止できるというメリットはあるが、その他の点
で種々の問題点を持っている。即ち、中間板全体を曲げ
たものにおいては、中間板を、後羽根群が基板方向へ斜
めに走行するように配置すると、スリット形成羽根の端
縁が基板に衝突することになり、また垂直に走行するよ
うに配置すると、中間板の一部が先羽根群の走行路に臨
むことから、先羽根群のうち最も中間板側の羽根の端縁
がそこへ当たることになる。又、前記したように中間板
の端縁部を曲げたものにおいては、前記した先羽根群の
うち最も中間板側の羽根が、セット時にはその曲げ部に
衝突し、またセット時と露光走行時の何れにおいてもそ
の表面が曲げ部と常に擦れるため、損傷することにな
る。更に、中間板の一部をエッチングやミーリング加工
するものについては、加工費が高くなり量産上は不向き
である。
例は、何れも後羽根群のスリット形成羽根と中間板との
衝突を防止できるというメリットはあるが、その他の点
で種々の問題点を持っている。即ち、中間板全体を曲げ
たものにおいては、中間板を、後羽根群が基板方向へ斜
めに走行するように配置すると、スリット形成羽根の端
縁が基板に衝突することになり、また垂直に走行するよ
うに配置すると、中間板の一部が先羽根群の走行路に臨
むことから、先羽根群のうち最も中間板側の羽根の端縁
がそこへ当たることになる。又、前記したように中間板
の端縁部を曲げたものにおいては、前記した先羽根群の
うち最も中間板側の羽根が、セット時にはその曲げ部に
衝突し、またセット時と露光走行時の何れにおいてもそ
の表面が曲げ部と常に擦れるため、損傷することにな
る。更に、中間板の一部をエッチングやミーリング加工
するものについては、加工費が高くなり量産上は不向き
である。
【0005】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、露光走行
時に、先羽根群の覆い羽根を損傷させることなく、後羽
根群のスリット形成羽根が中間板の開口端縁に衝突しな
いようにした構成のカメラ用フォーカルプレンシャッタ
を提供することである。
されたものであり、その目的とするところは、露光走行
時に、先羽根群の覆い羽根を損傷させることなく、後羽
根群のスリット形成羽根が中間板の開口端縁に衝突しな
いようにした構成のカメラ用フォーカルプレンシャッタ
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するために、本発明のカメラ用フォーカルプレンシャ
ッタは、夫々露光開口形成用の略長方形の開口端縁を設
けておりそれらの開口端縁が重なるようにして順に配置
されている第1基板,中間板,第2基板と、スリット形
成羽根と覆い羽根とを有し第2基板と中間板との間に配
置されている先羽根群と、スリット形成羽根と覆い羽根
とを有し第1基板と中間板との間に配置されている後羽
根群とを備え、中間板に設けられた前記開口端縁のうち
各羽根群の走行方向に形成されている開口端縁の少なく
とも一部を第2基板側に張り出した傾斜部とし、また露
光開口からみて前記傾斜部より外側において先羽根群の
うち最も中間板側の羽根と摺接するようにして薄板を配
置するようにする。
成するために、本発明のカメラ用フォーカルプレンシャ
ッタは、夫々露光開口形成用の略長方形の開口端縁を設
けておりそれらの開口端縁が重なるようにして順に配置
されている第1基板,中間板,第2基板と、スリット形
成羽根と覆い羽根とを有し第2基板と中間板との間に配
置されている先羽根群と、スリット形成羽根と覆い羽根
とを有し第1基板と中間板との間に配置されている後羽
根群とを備え、中間板に設けられた前記開口端縁のうち
各羽根群の走行方向に形成されている開口端縁の少なく
とも一部を第2基板側に張り出した傾斜部とし、また露
光開口からみて前記傾斜部より外側において先羽根群の
うち最も中間板側の羽根と摺接するようにして薄板を配
置するようにする。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図6により説明す
る。図1はシャッタのセット状態を示す正面図であり、
図2は図1の右側面図である。図3は図1に示した実施
例において羽根群を除いた主要構成部品図である。図4
は先羽根群が開き作動中の状態を示す右側面から視た部
分拡大図である。図5は露光終了状態を示す正面図であ
り、図6は図5の右側面図である。
る。図1はシャッタのセット状態を示す正面図であり、
図2は図1の右側面図である。図3は図1に示した実施
例において羽根群を除いた主要構成部品図である。図4
は先羽根群が開き作動中の状態を示す右側面から視た部
分拡大図である。図5は露光終了状態を示す正面図であ
り、図6は図5の右側面図である。
【0008】先ず構成を説明する。基板1は露光開口を
形成する略長方形の開口端縁1a,弧状孔1b,1cを
有し、図1において背面方向には軸1d,1e,1f,
1g,1h,1i,1j,1kが植立されている。基板
1の下方には突き出し加工によって形成された突起部1
mが図1において背面方向に突き出しており、またタイ
ヤ状の頭部を有する突起部1nが同じく背面方向にかし
め加工により取付けられている。先羽根アーム2,3は
軸1j,1kに枢着されており、スリット形成羽根4a
と覆い羽根4b,4c,4d,4eとからなる先羽根群
4を周知のようにして枢支している。後羽根アーム5,
6は夫々軸1h,1iに枢着されており、スリット形成
羽根7aと覆い羽根7b,7c,7d,7eとからなる
後羽根群7を枢支している。
形成する略長方形の開口端縁1a,弧状孔1b,1cを
有し、図1において背面方向には軸1d,1e,1f,
1g,1h,1i,1j,1kが植立されている。基板
1の下方には突き出し加工によって形成された突起部1
mが図1において背面方向に突き出しており、またタイ
ヤ状の頭部を有する突起部1nが同じく背面方向にかし
め加工により取付けられている。先羽根アーム2,3は
軸1j,1kに枢着されており、スリット形成羽根4a
と覆い羽根4b,4c,4d,4eとからなる先羽根群
4を周知のようにして枢支している。後羽根アーム5,
6は夫々軸1h,1iに枢着されており、スリット形成
羽根7aと覆い羽根7b,7c,7d,7eとからなる
後羽根群7を枢支している。
【0009】基板1の軸1f,1gには背面方向へ向け
て順に後羽根押え板8,中間板9,先羽根押え板10,
補助基板11が取付けられており、そのうち後羽根押え
板8,中間板9,先羽根押え板10は軸1f,1gの軸
方向に移動可能に取付けられている。そして、上記の突
起部1mは中間板9に当接しており、突起部1nは後羽
根押え板8に当接している。中間板9は、露光開口を形
成する略長方形の開口端縁9aを有しており、各羽根群
4,7の露光走行方向の端縁には補助基板11寄りへ曲
がった形状の傾斜部9bが形成されている。又、この中
間板9は軸1eにも軸方向へ移動可能に取付けられてい
る。軸1eと軸1gには軸方向に移動可能に薄板12が
取付けられている。そして、軸1gには、薄板12と先
羽根押え板10との間に間座13が、また軸1fには後
羽根押え板8と中間板9との間に間座14が夫々緩く嵌
合している。
て順に後羽根押え板8,中間板9,先羽根押え板10,
補助基板11が取付けられており、そのうち後羽根押え
板8,中間板9,先羽根押え板10は軸1f,1gの軸
方向に移動可能に取付けられている。そして、上記の突
起部1mは中間板9に当接しており、突起部1nは後羽
根押え板8に当接している。中間板9は、露光開口を形
成する略長方形の開口端縁9aを有しており、各羽根群
4,7の露光走行方向の端縁には補助基板11寄りへ曲
がった形状の傾斜部9bが形成されている。又、この中
間板9は軸1eにも軸方向へ移動可能に取付けられてい
る。軸1eと軸1gには軸方向に移動可能に薄板12が
取付けられている。そして、軸1gには、薄板12と先
羽根押え板10との間に間座13が、また軸1fには後
羽根押え板8と中間板9との間に間座14が夫々緩く嵌
合している。
【0010】補助基板11は、開口端縁1a,9aと共
に露光開口を形成するための略長方形の開口端縁11a
を形成しており、また大径部と小径部を連設した孔11
b,11c,二股部11d,11e,凹部11f,11
g,孔11h.11iを有している。この補助基板11
を基板1に一体的に取付けるためには、先ず孔11b,
11cの大径部を軸1f,1gに緩く嵌め込み、図3に
おいて左方へスライドさせる。それにより、明示されて
いないが軸1f,1gに設けられている小径部に確りと
嵌り込み、二股部11d,11eと凹部11f,11e
は夫々軸1h,1i,1j,1kに係合する。この時、
孔11h,11iが軸1d,1eの位置に対応するの
で、図示していないねじにより軸1d,1eに固定す
る。
に露光開口を形成するための略長方形の開口端縁11a
を形成しており、また大径部と小径部を連設した孔11
b,11c,二股部11d,11e,凹部11f,11
g,孔11h.11iを有している。この補助基板11
を基板1に一体的に取付けるためには、先ず孔11b,
11cの大径部を軸1f,1gに緩く嵌め込み、図3に
おいて左方へスライドさせる。それにより、明示されて
いないが軸1f,1gに設けられている小径部に確りと
嵌り込み、二股部11d,11eと凹部11f,11e
は夫々軸1h,1i,1j,1kに係合する。この時、
孔11h,11iが軸1d,1eの位置に対応するの
で、図示していないねじにより軸1d,1eに固定す
る。
【0011】次に作動を説明する。図1はシャッタがチ
ャージ位置にセットされている状態を示している。この
状態でシャッタがレリーズされると、駆動アーム3の孔
3aに嵌合している図示していない先羽根駆動部材のピ
ンが弧状孔1cに沿って作動する。それにより駆動アー
ム3は軸1kの周りに右旋する。それに伴い、先羽根群
4を介して連結されているアーム2も右旋する。この先
羽根アーム2,3の右旋により、先羽根群4は折り畳ま
れるようにして下方へ移動し、スリット形成羽根4aが
露光開口を開いていく。図4で明確に分かるように、薄
板12の厚さは、傾斜部9bが先羽根群4の走行路側に
突き出ている寸法より大きいため(論理的には同一寸法
であっても差支えない)、中間板9に隣接している先羽
根群4の覆い羽根4eは常に薄板12と接触しながら摺
動し、傾斜部9bに衝突したり擦れたりすることはな
い。従って、覆い羽根4eの破損は生じ得ない。但し、
薄板12は、覆い羽根4eと摺接するので、覆い羽根4
eの表面が摩擦等により傷付き漏光の原因とならないよ
うにするために、その材質を、覆い羽根4eの材質より
も軟らかい合成樹脂製シートとすることが好ましく、ま
たその表面には、覆い羽根4eの表面よりも軟質の塗装
処理を施すことが好ましい。
ャージ位置にセットされている状態を示している。この
状態でシャッタがレリーズされると、駆動アーム3の孔
3aに嵌合している図示していない先羽根駆動部材のピ
ンが弧状孔1cに沿って作動する。それにより駆動アー
ム3は軸1kの周りに右旋する。それに伴い、先羽根群
4を介して連結されているアーム2も右旋する。この先
羽根アーム2,3の右旋により、先羽根群4は折り畳ま
れるようにして下方へ移動し、スリット形成羽根4aが
露光開口を開いていく。図4で明確に分かるように、薄
板12の厚さは、傾斜部9bが先羽根群4の走行路側に
突き出ている寸法より大きいため(論理的には同一寸法
であっても差支えない)、中間板9に隣接している先羽
根群4の覆い羽根4eは常に薄板12と接触しながら摺
動し、傾斜部9bに衝突したり擦れたりすることはな
い。従って、覆い羽根4eの破損は生じ得ない。但し、
薄板12は、覆い羽根4eと摺接するので、覆い羽根4
eの表面が摩擦等により傷付き漏光の原因とならないよ
うにするために、その材質を、覆い羽根4eの材質より
も軟らかい合成樹脂製シートとすることが好ましく、ま
たその表面には、覆い羽根4eの表面よりも軟質の塗装
処理を施すことが好ましい。
【0012】上記のように、先羽根群4が露光走行を開
始してから所定時間経過後に、後羽根群7が図1の位置
から下方へ走行を開始する。この後羽根群7の露光走行
は、駆動アーム5の孔5aに嵌合している図示していな
い後羽根駆動部材のピンによって行われる。後羽根群7
は、この走行によりスリット形成羽根7aを先頭にし
て、扇を広げるようにして露光開口を覆って行く。スリ
ット形成羽根7aの先端が露光開口を閉鎖する直前にお
いては、後羽根群7は相互の重なり量が少なくなり、図
1において紙面前後方向への自由度が大きくなってい
る。従って、僅かな衝撃によっても後羽根群7の各羽根
は板厚方向へ撓み易い状態にある。この時、先羽根群4
が制動装置によってブレーキを掛けられたり停止したり
すると、その振動によりスリット形成羽根7aは変形さ
れ、その中央部が中間板9の方向に湾曲することがある
が、その場合にはスリット形成羽根7aの先端縁は中間
板9の傾斜部9aに案内されて下降し、図5及び図6の
位置に達して停止する。
始してから所定時間経過後に、後羽根群7が図1の位置
から下方へ走行を開始する。この後羽根群7の露光走行
は、駆動アーム5の孔5aに嵌合している図示していな
い後羽根駆動部材のピンによって行われる。後羽根群7
は、この走行によりスリット形成羽根7aを先頭にし
て、扇を広げるようにして露光開口を覆って行く。スリ
ット形成羽根7aの先端が露光開口を閉鎖する直前にお
いては、後羽根群7は相互の重なり量が少なくなり、図
1において紙面前後方向への自由度が大きくなってい
る。従って、僅かな衝撃によっても後羽根群7の各羽根
は板厚方向へ撓み易い状態にある。この時、先羽根群4
が制動装置によってブレーキを掛けられたり停止したり
すると、その振動によりスリット形成羽根7aは変形さ
れ、その中央部が中間板9の方向に湾曲することがある
が、その場合にはスリット形成羽根7aの先端縁は中間
板9の傾斜部9aに案内されて下降し、図5及び図6の
位置に達して停止する。
【0013】尚、実施例においては、傾斜部9bの長さ
は、中間板9の開口端縁9aの長辺の長さより若干短く
形成されているが、実用上はもう少し短くしても差支え
なく、また逆に上記長辺と同一若しくはそれ以上の長さ
にしても構わない。更に、実施例においては、薄板12
の長手方向の長さが、中間板9の開口端縁9aの長辺よ
りも長く形成されているが、本発明においては上記長辺
よりも短くすることを妨げない。しかし、先羽根群4の
覆い羽根4aを傷つけないようにするために、傾斜部9
bの長さと同等若しくはそれ以上の長さにすることが好
ましい。又、本発明においては、薄板12が覆い羽根4
eと接触する面に、筋状に溝を形成し、覆い羽根4eの
摺動がスムーズに行えるようにしても構わない。又、先
羽根群4は、スリット形成羽根4aが中間板9側になる
ように配置しても良いことは言うまでもない。
は、中間板9の開口端縁9aの長辺の長さより若干短く
形成されているが、実用上はもう少し短くしても差支え
なく、また逆に上記長辺と同一若しくはそれ以上の長さ
にしても構わない。更に、実施例においては、薄板12
の長手方向の長さが、中間板9の開口端縁9aの長辺よ
りも長く形成されているが、本発明においては上記長辺
よりも短くすることを妨げない。しかし、先羽根群4の
覆い羽根4aを傷つけないようにするために、傾斜部9
bの長さと同等若しくはそれ以上の長さにすることが好
ましい。又、本発明においては、薄板12が覆い羽根4
eと接触する面に、筋状に溝を形成し、覆い羽根4eの
摺動がスムーズに行えるようにしても構わない。又、先
羽根群4は、スリット形成羽根4aが中間板9側になる
ように配置しても良いことは言うまでもない。
【0014】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、中間板
に略長方形に形成された開口端縁のうち各羽根群の露光
走行方向にある端縁を、先羽根群の走行路に向け張り出
すようにして傾斜部を形成し、また先羽根群のうち中間
板に近い位置に配置された覆い羽根と摺接する位置に、
中間板と接するようにして薄板を配置させたから、後羽
根群のスリット形成羽根は中間板に衝突して破損するこ
とがなく、また先羽根群の覆い羽根は中間板により傷付
けられるおそれが全くない。
に略長方形に形成された開口端縁のうち各羽根群の露光
走行方向にある端縁を、先羽根群の走行路に向け張り出
すようにして傾斜部を形成し、また先羽根群のうち中間
板に近い位置に配置された覆い羽根と摺接する位置に、
中間板と接するようにして薄板を配置させたから、後羽
根群のスリット形成羽根は中間板に衝突して破損するこ
とがなく、また先羽根群の覆い羽根は中間板により傷付
けられるおそれが全くない。
【図1】シャッタのセット状態を示す本発明の実施例の
正面図である。
正面図である。
【図2】図1の右側面拡大図である。
【図3】(a)乃至(f)は実施例において羽根群を除
いた主要構成部品の正面図である。
いた主要構成部品の正面図である。
【図4】先羽根群の開き作動の途中状態を示す要部右側
面拡大図である。
面拡大図である。
【図5】露光終了状態を示す実施例の正面図である。
【図6】図5の右側面拡大図である。
1 基板 1a,9a,11a 開口端縁 1d,1e,1f,1g,1h,1i,1j,1k
軸 2,3 先羽根アーム 3a,5a,11b,11c,11h,11i
孔 4 先羽根群 4a,7a スリット形成羽根 4b,4c,4d,4e,7b,7c,7d,7e
覆い羽根 5,6 後羽根アーム 7 後羽根群 8 後羽根押え板 9 中間板 9b 斜面部 10 先羽根押え板 11 補助基板 12 薄板
軸 2,3 先羽根アーム 3a,5a,11b,11c,11h,11i
孔 4 先羽根群 4a,7a スリット形成羽根 4b,4c,4d,4e,7b,7c,7d,7e
覆い羽根 5,6 後羽根アーム 7 後羽根群 8 後羽根押え板 9 中間板 9b 斜面部 10 先羽根押え板 11 補助基板 12 薄板
Claims (3)
- 【請求項1】 夫々露光開口形成用の略長方形の開口端
縁を設けておりそれらの開口端縁が重なるようにして順
に配置されている第1基板,中間板,第2基板と、スリ
ット形成羽根と覆い羽根とを有し第2基板と中間板との
間に配置されている先羽根群と、スリット形成羽根と覆
い羽根とを有し第1基板と中間板との間に配置されてい
る後羽根群とを備え、中間板に設けられた前記開口端縁
のうち各羽根群の走行方向に形成されている開口端縁の
少なくとも一部を第2基板側に張り出した傾斜部とし、
また露光開口からみて前記傾斜部より外側において先羽
根群のうち最も中間板側の羽根と摺接するようにして薄
板を配置したことを特徴とするフォーカルプレンシャッ
タ。 - 【請求項2】 前記薄板は、前記傾斜部が第2基板側に
張出している寸法と略同一若しくはそれ以上の厚さを有
し、前記傾斜部が形成されている開口端縁に沿って前記
傾斜部が形成されている部分の長さよりも長い形状寸法
を有していることを特徴とする請求項1に記載のカメラ
用フォーカルプレンシャッタ。 - 【請求項3】 前記薄板は、合成樹脂シート製から成
り、その表面には、先羽根群のうち最も中間板側の羽根
の表面よりも軟質の塗装が施されていることを特徴とす
る請求項1又は2に記載のカメラ用フォーカルプレンシ
ャッタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01183594A JP3373925B2 (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | フォーカルプレンシャッタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01183594A JP3373925B2 (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | フォーカルプレンシャッタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07218980A true JPH07218980A (ja) | 1995-08-18 |
| JP3373925B2 JP3373925B2 (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=11788805
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01183594A Expired - Fee Related JP3373925B2 (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | フォーカルプレンシャッタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3373925B2 (ja) |
-
1994
- 1994-02-03 JP JP01183594A patent/JP3373925B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3373925B2 (ja) | 2003-02-04 |
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