JPH072191Y2 - タイヤ成型ドラム用吸着装置及びタイヤ成型ドラム装置 - Google Patents
タイヤ成型ドラム用吸着装置及びタイヤ成型ドラム装置Info
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- JPH072191Y2 JPH072191Y2 JP5575591U JP5575591U JPH072191Y2 JP H072191 Y2 JPH072191 Y2 JP H072191Y2 JP 5575591 U JP5575591 U JP 5575591U JP 5575591 U JP5575591 U JP 5575591U JP H072191 Y2 JPH072191 Y2 JP H072191Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、タイヤ成型ドラム用吸
着装置及びタイヤ成型ドラム装置に関するものである。
更に詳しく説明すると、タイヤ製造に使用される各種タ
イヤ成型ドラムに設けられ、ドラム外周のセグメントに
タイヤ材料を吸着固定するタイヤ成型ドラム用吸着装置
及びそれを備えたタイヤ成型ドラム装置及びセグメント
に吸着機構を有するタイヤ成型ドラム装置に関するもの
である。
着装置及びタイヤ成型ドラム装置に関するものである。
更に詳しく説明すると、タイヤ製造に使用される各種タ
イヤ成型ドラムに設けられ、ドラム外周のセグメントに
タイヤ材料を吸着固定するタイヤ成型ドラム用吸着装置
及びそれを備えたタイヤ成型ドラム装置及びセグメント
に吸着機構を有するタイヤ成型ドラム装置に関するもの
である。
【0002】
【従来技術】タイヤ製造において使用される各種タイヤ
成型ドラム(例えば、第1成形ドラム、ベルトドラム、
バンド成形ドラム等)には、吸着装置が設けられてい
る。吸着装置は、ドラム外周部に装着されるタイヤ材料
を工程作業中に動かないように固定するもので、通常は
エアバキューム方式が用いられる。従来の吸着装置の構
造は、タイヤ成型ドラムの各セグメントの外周部に装着
可能な厚板状の基板を備え、この基板には外部に設けら
れた真空タンクと接続されるエアラインを備え、基板の
表面にはエアラインと連通する所要数の吸着口を有して
おり、各吸着口はエアバルブの操作によって開閉可能と
したものである。そして、タイヤ材料のセッティング時
には、タイヤ材料が被さる部分の吸着口のみのエアバル
ブを開け、他の吸着口はエアバルブを閉めておき、真空
率を低下させないようにする。
成型ドラム(例えば、第1成形ドラム、ベルトドラム、
バンド成形ドラム等)には、吸着装置が設けられてい
る。吸着装置は、ドラム外周部に装着されるタイヤ材料
を工程作業中に動かないように固定するもので、通常は
エアバキューム方式が用いられる。従来の吸着装置の構
造は、タイヤ成型ドラムの各セグメントの外周部に装着
可能な厚板状の基板を備え、この基板には外部に設けら
れた真空タンクと接続されるエアラインを備え、基板の
表面にはエアラインと連通する所要数の吸着口を有して
おり、各吸着口はエアバルブの操作によって開閉可能と
したものである。そして、タイヤ材料のセッティング時
には、タイヤ材料が被さる部分の吸着口のみのエアバル
ブを開け、他の吸着口はエアバルブを閉めておき、真空
率を低下させないようにする。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】けれども、従来のタイ
ヤ成型ドラム用吸着装置には次のような課題があった。
即ち、製造するタイヤサイズやタイヤ材料の種類が変わ
る度に、それに対応していちいち手作業によるエアバル
ブの開閉操作が必要となる。このため、タイヤ材料のセ
ッティングに手間がかかり、迅速な作業ができない。
ヤ成型ドラム用吸着装置には次のような課題があった。
即ち、製造するタイヤサイズやタイヤ材料の種類が変わ
る度に、それに対応していちいち手作業によるエアバル
ブの開閉操作が必要となる。このため、タイヤ材料のセ
ッティングに手間がかかり、迅速な作業ができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題点を解決し、目
的を達成するために講じた本考案の構成は次のとおりで
ある。第1の考案にあっては、タイヤ成型ドラムのセグ
メントに装着されるタイヤ成型ドラム用吸着装置であっ
て、このタイヤ成型ドラム用吸着装置は、前記セグメン
トに装着するための装着手段を有する厚板状の基板を備
え、この基板は、基板内部に設けられたエア流通部と;
前記基板の表面側に設けられ、このエア流通部と連通す
る吸着口を有する所要数の吸着部と;を備え、前記エア
流通部は、エアラインを接続するライン接続部を有し、
前記吸着部は、前記吸着口に出入り可能に設けられ、常
態においては前記吸着口からやや突出して設けてある開
閉制御体と;この開閉制御体と共動し、前記吸着口を内
部側から開閉可能な弁体と;常態においては、前記吸着
口内部側の負圧に抗して、この弁体を前記吸着口に密着
させて閉鎖する付勢体と;を備えているタイヤ成型ドラ
ム用吸着装置である。第2の考案にあっては、タイヤ成
型ドラムの各セグメントに、請求項1記載のタイヤ成型
ドラム用吸着装置が装着してあるタイヤ成型ドラム装置
である。第3の考案にあっては、複数のセグメントを有
するタイヤ成型ドラム装置であって、前記セグメント
は、セグメント内部に設けられたエア流通部と;前記セ
グメントの表面側に設けられ、このエア流通部と連通す
る吸着口を有する所要数の吸着部と;を備え、前記エア
流通部は、エアラインを接続するライン接続部を有し、
前記吸着部は、前記吸着口に出入り可能に設けられ、常
態においては前記吸着口からやや突出して設けてある開
閉制御体と;この開閉制御体と共動し、前記吸着口を内
部側から開閉可能な弁体と;常態においては、前記吸着
口内部側の負圧に抗して、この弁体を前記吸着口に密着
させて閉鎖する付勢体と;を備えているタイヤ成型ドラ
ム装置である。
的を達成するために講じた本考案の構成は次のとおりで
ある。第1の考案にあっては、タイヤ成型ドラムのセグ
メントに装着されるタイヤ成型ドラム用吸着装置であっ
て、このタイヤ成型ドラム用吸着装置は、前記セグメン
トに装着するための装着手段を有する厚板状の基板を備
え、この基板は、基板内部に設けられたエア流通部と;
前記基板の表面側に設けられ、このエア流通部と連通す
る吸着口を有する所要数の吸着部と;を備え、前記エア
流通部は、エアラインを接続するライン接続部を有し、
前記吸着部は、前記吸着口に出入り可能に設けられ、常
態においては前記吸着口からやや突出して設けてある開
閉制御体と;この開閉制御体と共動し、前記吸着口を内
部側から開閉可能な弁体と;常態においては、前記吸着
口内部側の負圧に抗して、この弁体を前記吸着口に密着
させて閉鎖する付勢体と;を備えているタイヤ成型ドラ
ム用吸着装置である。第2の考案にあっては、タイヤ成
型ドラムの各セグメントに、請求項1記載のタイヤ成型
ドラム用吸着装置が装着してあるタイヤ成型ドラム装置
である。第3の考案にあっては、複数のセグメントを有
するタイヤ成型ドラム装置であって、前記セグメント
は、セグメント内部に設けられたエア流通部と;前記セ
グメントの表面側に設けられ、このエア流通部と連通す
る吸着口を有する所要数の吸着部と;を備え、前記エア
流通部は、エアラインを接続するライン接続部を有し、
前記吸着部は、前記吸着口に出入り可能に設けられ、常
態においては前記吸着口からやや突出して設けてある開
閉制御体と;この開閉制御体と共動し、前記吸着口を内
部側から開閉可能な弁体と;常態においては、前記吸着
口内部側の負圧に抗して、この弁体を前記吸着口に密着
させて閉鎖する付勢体と;を備えているタイヤ成型ドラ
ム装置である。
【0005】
【実施例】本考案を図面に示した実施例に基づき更に詳
細に説明する。図1はタイヤ成型ドラム用吸着装置の一
実施例の斜視図、図2は吸着部の構造を示す要部断面
図、図3は吸着部の作動状態を示す要部断面図である。
符号Aは吸着装置で、装着部であるタイヤ成型ドラムd
の各セグメント5(図4、図5に図示)の形状に沿うよ
うに、やや湾曲した厚板状の基板8を有している。基板
8の裏面には、セグメント5に装着するための装着手段
である装着凹部80及び所要数の螺子孔(図示省略)が
設けられている。なお、装着手段はこの構造に限定され
るものではなく、他の公知手段を用いてもよい。装着凹
部80の内面には、図1に破線で示したようなエア流通
部81が設けてある。また、エア流通部81には蓋板8
2が装着してあり、これによってエア流通部81の装着
凹部80側は密封されている。基板8の長さ方向の一端
部には、エア流通部81と連通するライン接続部84が
設けてある。ライン接続部84は、三方に接続口84
0、841、842が設けてある。接続口840は、後
述するようにライン接続部131とエアパイプP1を介
して連通される。また、接続口841、842は、他の
セグメント5に装着される吸着装置Aのライン接続部8
4の接続口841、842とエアパイプP2を介して連
通される。そして、基板8の上面側には、前記エア流通
部81に沿って、所要数の吸着部9が二列に設けてあ
る。
細に説明する。図1はタイヤ成型ドラム用吸着装置の一
実施例の斜視図、図2は吸着部の構造を示す要部断面
図、図3は吸着部の作動状態を示す要部断面図である。
符号Aは吸着装置で、装着部であるタイヤ成型ドラムd
の各セグメント5(図4、図5に図示)の形状に沿うよ
うに、やや湾曲した厚板状の基板8を有している。基板
8の裏面には、セグメント5に装着するための装着手段
である装着凹部80及び所要数の螺子孔(図示省略)が
設けられている。なお、装着手段はこの構造に限定され
るものではなく、他の公知手段を用いてもよい。装着凹
部80の内面には、図1に破線で示したようなエア流通
部81が設けてある。また、エア流通部81には蓋板8
2が装着してあり、これによってエア流通部81の装着
凹部80側は密封されている。基板8の長さ方向の一端
部には、エア流通部81と連通するライン接続部84が
設けてある。ライン接続部84は、三方に接続口84
0、841、842が設けてある。接続口840は、後
述するようにライン接続部131とエアパイプP1を介
して連通される。また、接続口841、842は、他の
セグメント5に装着される吸着装置Aのライン接続部8
4の接続口841、842とエアパイプP2を介して連
通される。そして、基板8の上面側には、前記エア流通
部81に沿って、所要数の吸着部9が二列に設けてあ
る。
【0006】図2を参照する。基板8の上面には、吸着
部である吸着部材9を装着する装着部85が設けてあ
る。装着部85の底側はやや径小となっており、内壁に
は螺子部850が形成してある。また、装着部85の底
部には通気路86、87が貫通して設けてあり、これに
より装着部85は前記エア流通部81と連通している。
また、装着部85の底部中央部にはガイド孔88が設け
てある。吸着部材9は吸着基体90を有している。吸着
基体90の形状は、前記装着部85に対応しており、底
側外壁には螺子部900が設けてある。吸着基体90の
上面には吸着口91が設けてある。吸着口91の内部側
には、吸着口91より径大の制御空洞部92が連設され
ている。制御空洞部92の底部には、前記通気路86、
87と連通する通気路93、94が設けてある。また制
御空洞部92の底部の中央部には前記ガイド孔88と連
通するガイド孔95が設けられている。両ガイド孔8
8、95には制御体である所要の長さの制御ロッド96
が摺動可能に装着されている。制御ロッド96の上部の
制御空洞部92の内部側には弁体97が固着されてい
る。弁体97の上面側には吸着口91の裏側に密着しや
すいようにゴム板970が設けてある。また、弁体97
と制御空洞部92の底面との間には付勢体であるコイル
バネ98が装着してあり、常態においては、制御空洞部
92内部の負圧に抗して、弁体97を吸着口91の裏面
に密着させて閉鎖している。なお、このとき、前記制御
ロッド96の上部は、吸着口91から上方へやや突出す
るようにしている。そして吸着装置Aは、タイヤ成型ド
ラムdの各セグメント5に装着され、これによりタイヤ
成型ドラム装置が構成される。
部である吸着部材9を装着する装着部85が設けてあ
る。装着部85の底側はやや径小となっており、内壁に
は螺子部850が形成してある。また、装着部85の底
部には通気路86、87が貫通して設けてあり、これに
より装着部85は前記エア流通部81と連通している。
また、装着部85の底部中央部にはガイド孔88が設け
てある。吸着部材9は吸着基体90を有している。吸着
基体90の形状は、前記装着部85に対応しており、底
側外壁には螺子部900が設けてある。吸着基体90の
上面には吸着口91が設けてある。吸着口91の内部側
には、吸着口91より径大の制御空洞部92が連設され
ている。制御空洞部92の底部には、前記通気路86、
87と連通する通気路93、94が設けてある。また制
御空洞部92の底部の中央部には前記ガイド孔88と連
通するガイド孔95が設けられている。両ガイド孔8
8、95には制御体である所要の長さの制御ロッド96
が摺動可能に装着されている。制御ロッド96の上部の
制御空洞部92の内部側には弁体97が固着されてい
る。弁体97の上面側には吸着口91の裏側に密着しや
すいようにゴム板970が設けてある。また、弁体97
と制御空洞部92の底面との間には付勢体であるコイル
バネ98が装着してあり、常態においては、制御空洞部
92内部の負圧に抗して、弁体97を吸着口91の裏面
に密着させて閉鎖している。なお、このとき、前記制御
ロッド96の上部は、吸着口91から上方へやや突出す
るようにしている。そして吸着装置Aは、タイヤ成型ド
ラムdの各セグメント5に装着され、これによりタイヤ
成型ドラム装置が構成される。
【0007】図4はタイヤ成型ドラム装置の断面図、図
5はタイヤ成型ドラム装置の概略正面図である。まず、
図を参照して本実施例におけるタイヤ成型ドラムD1の
構造を説明する。符号D1はタイヤ成型ドラム装置で、
タイヤ成型ドラムdと所要数の吸着装置Aを備えてい
る。本実施例におけるタイヤ成型ドラムdは、ベルト成
型ドラムで、ガイドシャフト1を備えている。ガイドシ
ャフト1の一端側には給排流路口10が設けられてお
り、ガイドシャフト1の内部には、給排流路口10から
二本の給排流路11、12と一本の吸気流路13が他端
側へ向けて設けてある。給排流路11、12の流路口1
10、120は、ガイドシャフト1の径小となった部分
のほぼ中間部の表面に前後して開口している。また、吸
気流路13の流路口130は、後述する拡縮ガイド盤4
より基側のガイドシャフト1表面に設けてある。そし
て、流路口130には、エアラインを接続するライン接
続部131が設けられている。前記ガイドシャフト1の
流路口110と120との間には、円盤状のピストン盤
2が軸方向に動かないようにして取付けられている。ま
た、ガイドシャフト1にはピストン盤2を内蔵した状態
でガイドシャフト1に沿って摺動する、両側が側壁3
1、32で閉鎖された円筒状の摺動シリンダ3が取付け
てある。これによって、ピストン盤2の両側には、ピス
トン盤2を介して相互に気密状態にあるシリンダ室a,
bが形成されている。ガイドシャフト1には、摺動シリ
ンダ3を挟んで両側に、円盤状の拡縮ガイド盤4、4a
が固定されている。拡縮ガイド盤4、4aの内面には、
所要数の溝状のガイド部41、41aが相対向して放射
状に設けてある。なお、符号45、46は摺動シリンダ
3の停止位置を決めるストッパとなる停止板である。各
ガイド部41、41aには、複数のセグメント5が、ガ
イド条51、51aを嵌入して、拡縮移動自在に装着さ
れている。各セグメント5の内側にはリブ52が設けて
あり、またリブ52と前記摺動シリンダ3の周壁との間
にはリンク53、54が設けられており、摺動シリンダ
3の摺動移行により、セグメント5がガイド条51、5
1aに沿って拡縮移動するようになっている。タイヤ成
型ドラムdの作動の概略は次のとおりである。図4に示
すように、摺動シリンダ3が側壁32を停止板45に当
接させた状態にあるときはセグメント5は最も外側に位
置しており、各セグメント5により構成されるドラム部
の径は最大値となっている。また、逆に摺動シリンダ3
が、側壁31を停止板46に当接させた状態にあるとき
は、セグメント5は最も内側に位置しており、ドラム部
の径は最小値となる。図4の状態を初期状態とし、ドラ
ム部の径を最小値にする場合、まず給排流路11にエア
を送り、シリンダ室bを拡張させる。これにより、摺動
シリンダ3は図において左へ移動し、側壁31が停止板
46に当接したところでドラム部の径は最小径となる。
なお、このときシリンダ室aは給排流路12を通じて大
気に開放された状態で、自然に排気が行なわれる。ま
た、この状態からドラム部の径を最大値とするときに
は、給排流路12にエアを送り、シリンダ室aを拡張さ
せて摺動シリンダ3の側壁32を停止板45に当接させ
ればよい。
5はタイヤ成型ドラム装置の概略正面図である。まず、
図を参照して本実施例におけるタイヤ成型ドラムD1の
構造を説明する。符号D1はタイヤ成型ドラム装置で、
タイヤ成型ドラムdと所要数の吸着装置Aを備えてい
る。本実施例におけるタイヤ成型ドラムdは、ベルト成
型ドラムで、ガイドシャフト1を備えている。ガイドシ
ャフト1の一端側には給排流路口10が設けられてお
り、ガイドシャフト1の内部には、給排流路口10から
二本の給排流路11、12と一本の吸気流路13が他端
側へ向けて設けてある。給排流路11、12の流路口1
10、120は、ガイドシャフト1の径小となった部分
のほぼ中間部の表面に前後して開口している。また、吸
気流路13の流路口130は、後述する拡縮ガイド盤4
より基側のガイドシャフト1表面に設けてある。そし
て、流路口130には、エアラインを接続するライン接
続部131が設けられている。前記ガイドシャフト1の
流路口110と120との間には、円盤状のピストン盤
2が軸方向に動かないようにして取付けられている。ま
た、ガイドシャフト1にはピストン盤2を内蔵した状態
でガイドシャフト1に沿って摺動する、両側が側壁3
1、32で閉鎖された円筒状の摺動シリンダ3が取付け
てある。これによって、ピストン盤2の両側には、ピス
トン盤2を介して相互に気密状態にあるシリンダ室a,
bが形成されている。ガイドシャフト1には、摺動シリ
ンダ3を挟んで両側に、円盤状の拡縮ガイド盤4、4a
が固定されている。拡縮ガイド盤4、4aの内面には、
所要数の溝状のガイド部41、41aが相対向して放射
状に設けてある。なお、符号45、46は摺動シリンダ
3の停止位置を決めるストッパとなる停止板である。各
ガイド部41、41aには、複数のセグメント5が、ガ
イド条51、51aを嵌入して、拡縮移動自在に装着さ
れている。各セグメント5の内側にはリブ52が設けて
あり、またリブ52と前記摺動シリンダ3の周壁との間
にはリンク53、54が設けられており、摺動シリンダ
3の摺動移行により、セグメント5がガイド条51、5
1aに沿って拡縮移動するようになっている。タイヤ成
型ドラムdの作動の概略は次のとおりである。図4に示
すように、摺動シリンダ3が側壁32を停止板45に当
接させた状態にあるときはセグメント5は最も外側に位
置しており、各セグメント5により構成されるドラム部
の径は最大値となっている。また、逆に摺動シリンダ3
が、側壁31を停止板46に当接させた状態にあるとき
は、セグメント5は最も内側に位置しており、ドラム部
の径は最小値となる。図4の状態を初期状態とし、ドラ
ム部の径を最小値にする場合、まず給排流路11にエア
を送り、シリンダ室bを拡張させる。これにより、摺動
シリンダ3は図において左へ移動し、側壁31が停止板
46に当接したところでドラム部の径は最小径となる。
なお、このときシリンダ室aは給排流路12を通じて大
気に開放された状態で、自然に排気が行なわれる。ま
た、この状態からドラム部の径を最大値とするときに
は、給排流路12にエアを送り、シリンダ室aを拡張さ
せて摺動シリンダ3の側壁32を停止板45に当接させ
ればよい。
【0008】(作 用) 図1乃至図5を参照して本実施例の作用を説明する。ま
ず、各セグメント5に装着凹部80を嵌合させ、螺子孔
部を螺子止めし、吸着装置Aを取付ける。ガイドシャフ
ト1の流路口130に設けられたライン接続部131と
任意の吸着装置Aのライン接続部84の接続口840を
エアパイプP1で連結する。そして、隣り合う吸着装置
Aのライン接続部84の接続口841、842をそれぞ
れエアパイプP2により連結する。なお、エアパイプP
2は、図5に示すとおり、隣り合う吸着装置Aのライン
接続部84同士を順に接続しており、吸着装置Aに関し
てはエアラインは一系統となっている。ガイドシャフト
1の吸気流路13は、外部に設けられた真空タンク(図
示省略)に連通しており、エア流通部81と制御空洞部
92には、常時、負圧がかかっている。図2に示すよう
に、常態においては、制御ロッド96と弁体97は、コ
イルバネ98によって押し上げられ、弁体97は制御空
洞部92の負圧に抗して吸着口91を裏側から塞いでい
る。そして、図3に示すように、任意のタイヤサイズに
対応するタイヤ材料Tをタイヤ成型ドラム装置D1に装
着し、タイヤ材料Tが吸着部材9に被さって制御ロッド
96をコイルバネ98の付勢力に抗して押し下げると、
弁体97が開き、タイヤ材料Tは吸着口91により吸着
されて固定される。なお、タイヤ材料Tが被さっていな
い吸着部材9の吸着口91は密封されたままであるので
無駄がなく、各吸着装置Aのエア流通部81と制御空洞
部92の真空率がほぼ一定に保たれる。図6はタイヤ成
型ドラム装置の他の実施例の要部断面図である。本実施
例のタイヤ成型ドラムD2においては、各セグメント5
に、前記吸着装置Aの基板8と同様のエア流通部81、
ライン接続部84、吸着部材9等が設けてある。また、
タイヤ成型ドラム装置D2は、前記した吸着装置Aを各
セグメント5に装着したタイヤ成型ドラム装置D1とほ
ぼ同様の作用効果を有するものである。なお、図6にお
いて前記実施例と同等及び同一箇所には同一の符号を付
して示している。また、本考案は図面に示した実施例に
限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲の記
載内において種々の変形が可能である。
ず、各セグメント5に装着凹部80を嵌合させ、螺子孔
部を螺子止めし、吸着装置Aを取付ける。ガイドシャフ
ト1の流路口130に設けられたライン接続部131と
任意の吸着装置Aのライン接続部84の接続口840を
エアパイプP1で連結する。そして、隣り合う吸着装置
Aのライン接続部84の接続口841、842をそれぞ
れエアパイプP2により連結する。なお、エアパイプP
2は、図5に示すとおり、隣り合う吸着装置Aのライン
接続部84同士を順に接続しており、吸着装置Aに関し
てはエアラインは一系統となっている。ガイドシャフト
1の吸気流路13は、外部に設けられた真空タンク(図
示省略)に連通しており、エア流通部81と制御空洞部
92には、常時、負圧がかかっている。図2に示すよう
に、常態においては、制御ロッド96と弁体97は、コ
イルバネ98によって押し上げられ、弁体97は制御空
洞部92の負圧に抗して吸着口91を裏側から塞いでい
る。そして、図3に示すように、任意のタイヤサイズに
対応するタイヤ材料Tをタイヤ成型ドラム装置D1に装
着し、タイヤ材料Tが吸着部材9に被さって制御ロッド
96をコイルバネ98の付勢力に抗して押し下げると、
弁体97が開き、タイヤ材料Tは吸着口91により吸着
されて固定される。なお、タイヤ材料Tが被さっていな
い吸着部材9の吸着口91は密封されたままであるので
無駄がなく、各吸着装置Aのエア流通部81と制御空洞
部92の真空率がほぼ一定に保たれる。図6はタイヤ成
型ドラム装置の他の実施例の要部断面図である。本実施
例のタイヤ成型ドラムD2においては、各セグメント5
に、前記吸着装置Aの基板8と同様のエア流通部81、
ライン接続部84、吸着部材9等が設けてある。また、
タイヤ成型ドラム装置D2は、前記した吸着装置Aを各
セグメント5に装着したタイヤ成型ドラム装置D1とほ
ぼ同様の作用効果を有するものである。なお、図6にお
いて前記実施例と同等及び同一箇所には同一の符号を付
して示している。また、本考案は図面に示した実施例に
限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲の記
載内において種々の変形が可能である。
【0009】
【考案の効果】本考案は上記構成を備え、次のような効
果を有している。任意のタイヤサイズに対応するタイヤ
材料をタイヤ成型ドラム装置に装着すれば、タイヤ材料
が被さる部分の吸着部のみが作動してタイヤ材料を吸着
固定することができる。これによって、従来のように製
造するタイヤサイズが変わる度に、それに対応させてい
ちいちエアバルブの開閉操作をする必要はなく、タイヤ
材料のタイヤ成型ドラム装置へのセッティングが容易
で、作業が迅速にできる。
果を有している。任意のタイヤサイズに対応するタイヤ
材料をタイヤ成型ドラム装置に装着すれば、タイヤ材料
が被さる部分の吸着部のみが作動してタイヤ材料を吸着
固定することができる。これによって、従来のように製
造するタイヤサイズが変わる度に、それに対応させてい
ちいちエアバルブの開閉操作をする必要はなく、タイヤ
材料のタイヤ成型ドラム装置へのセッティングが容易
で、作業が迅速にできる。
【図1】タイヤ成型ドラム用吸着装置の一実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】吸着部の構造を示す要部断面図である。
【図3】吸着部の作動状態を示す断面図である。
【図4】タイヤ成型ドラム装置の断面図である。
【図5】タイヤ成型ドラム装置の概略正面図である。
【図6】タイヤ成型ドラム装置の他の実施例の要部断面
図である。
図である。
D1、D2 ベルト成型ドラム装置 d ベルト成型ドラム 5 セグメント A 吸着装置 8 基板 81 エア流通部 84 ライン接続部 9 吸着部材 91 吸着口 96 制御ロッド 97 弁体 98 コイルバネ
Claims (3)
- 【請求項1】 タイヤ成型ドラムのセグメントに装着さ
れるタイヤ成型ドラム用吸着装置であって、 このタイヤ成型ドラム用吸着装置は、 前記セグメント(5) に装着するための装着手段を有する
厚板状の基板(8) を備え、 この基板(8) は、 基板(8) 内部に設けられたエア流通部(81)と;前記基板
(8) の表面側に設けられ、前記エア流通部(81)と連通す
る吸着口(91)を有する所要数の吸着部と;を備え、 前記エア流通部(81)は、エアラインを接続するライン接
続部(84)を有し、 前記吸着部は、 前記吸着口(91)に出入り可能に設けられ、常態において
は前記吸着口(91)からやや突出して設けてある開閉制御
体と;この開閉制御体と共動し、前記吸着口(91)を内部
側から開閉可能な弁体(97)と;常態においては、前記吸
着口(91)内部側の負圧に抗して、この弁体(97)を前記吸
着口(91)に密着させて閉鎖する付勢体と;を備えている
ことを特徴とするタイヤ成型ドラム用吸着装置。 - 【請求項2】 タイヤ成型ドラムの各セグメント(5)
に、請求項1記載のタイヤ成型ドラム用吸着装置が装着
してあることを特徴とするタイヤ成型ドラム装置。 - 【請求項3】 複数のセグメントを有するタイヤ成型ド
ラム装置であって、 前記セグメント(5) は、 セグメント(5) 内部に設けられたエア流通部(81)と;前
記セグメント(5) の表面側に設けられ、このエア流通部
(81)と連通する吸着口(91)を有する所要数の吸着部と;
を備え、 前記エア流通部(81)は、エアラインを接続するライン接
続部(84)を有し、 前記吸着部は、 前記吸着口(91)に出入り可能に設けられ、常態において
は前記吸着口(91)からやや突出して設けてある開閉制御
体と;この開閉制御体と共動し、前記吸着口(91)を内部
側から開閉可能な弁体(97)と;常態においては、前記吸
着口(91)内部側の負圧に抗して、この弁体(97)を前記吸
着口(91)に密着させて閉鎖する付勢体と;を備えている
ことを特徴とするタイヤ成型ドラム装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5575591U JPH072191Y2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | タイヤ成型ドラム用吸着装置及びタイヤ成型ドラム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5575591U JPH072191Y2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | タイヤ成型ドラム用吸着装置及びタイヤ成型ドラム装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0524343U JPH0524343U (ja) | 1993-03-30 |
| JPH072191Y2 true JPH072191Y2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=13007661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5575591U Expired - Lifetime JPH072191Y2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | タイヤ成型ドラム用吸着装置及びタイヤ成型ドラム装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072191Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008105192A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤ成形ドラム |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2271446T3 (es) * | 2003-09-05 | 2007-04-16 | Continental Aktiengesellschaft | Procedimiento de construccion de una carcasa de neumatico. |
| JP4650672B2 (ja) * | 2004-12-07 | 2011-03-16 | 横浜ゴム株式会社 | シート状部材の巻付けドラム |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP5575591U patent/JPH072191Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008105192A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤ成形ドラム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0524343U (ja) | 1993-03-30 |
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