JPH0721986Y2 - 断熱管 - Google Patents

断熱管

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JPH0721986Y2
JPH0721986Y2 JP40486290U JP40486290U JPH0721986Y2 JP H0721986 Y2 JPH0721986 Y2 JP H0721986Y2 JP 40486290 U JP40486290 U JP 40486290U JP 40486290 U JP40486290 U JP 40486290U JP H0721986 Y2 JPH0721986 Y2 JP H0721986Y2
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JP
Japan
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pipe
heat insulating
band
insulating material
outer pipe
Prior art date
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JP40486290U
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JPH0490787U (ja
Inventor
博巧 稲垣
正隆 深見
吉彦 山本
芳樹 岡本
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Kurimoto Ltd
Original Assignee
Kurimoto Ltd
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Publication date
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  • Joints With Sleeves (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は埋設又は地上に露出する
管路であって特に保温保冷を必要とする管に係る。
【0002】
【従来の技術】管路内を熱水又は冷水が通過するとき、
その保有する熱エネルギーをできるだけ保有する必要の
あることが多い。又は外気の急激な温度変化をうけて凍
結・破裂などの防止を必要とすることもあり、管の外周
を断熱材で被覆してこの必要性に応えている。近年はこ
の要望に対し工場内であらかじめ鋼管の外周に断熱材を
巻回し、その外側にさらに鋼管をケーシングとして被せ
た定尺の単管を地中又は地上で繋ぎ合せて管路を形成す
る方式も開発されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】工場内であらかじめ二
重管として製造しておけば現地での断熱材の巻回しなど
の煩瑣な工事を免れるので大きなメリットを生じる。し
かし、現地へ運び入れた単管同士を接続する施工は避け
ることができない。図9および図10は当該従来技術の
断熱管の縦断正面図およびそのA−A断面図で内管11
aの外周に断熱材15aを巻回し、その外周に外管12
aを外嵌めし外管の外周に防食用の塗装を施して仕上げ
ている。この単管を現地で接続する手順は、メーカーの
説明によれば図11(イ)〜(ホ)に示すとおりであっ
て、まず内管11aを相互に溶接し、この接続部に継手
用断熱材101を被せ、バンド102で締めつけその外
面上に鋼製の継手用カラー103を被せ、その端面を現
地溶接し、さらに防食塗料104をカラー外面に塗布し
て完了するとしている。
【0004】このような接続作業が決して高能率とは言
えないところが難点である。内管内は流体が圧送される
から溶接した後はX線検査が必須となり、これを含めて
1継手工事はかなりの時間と労力を必要としよう。ま
た、鋼管は錆び易い材質であるうえ、内面防食塗装は溶
接熱で焼損し耐用年数に疑問が生じる。外管の溶接時に
はその熱に直面する断熱材の劣化の恐れもあるし、これ
らの品質上の課題に加え、現地施工に必要な時間は、通
常の非断熱管の接続に比べて10倍近いという経験も残
されており実用上の大きな課題となっている。
【0005】本考案は以上に述べた課題を解決するため
に、単管相互の接続が簡便な断熱管の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係る断熱管は、
長さPなる受口と直管状の挿口を有するダクタイル鋳鉄
管を外管とし、外管の内径より小さい外径を有し全長が
外管より前記の長さPだけ短い直管を内管として外管の
挿口側で揃えて重ね合せ、両管間の中空部へ断熱材を充
填し、この充填部の両端に弾性材であって中空部の幅よ
り大きい幅の大角板帯と、中空部の幅より小さい幅の小
角板帯と両者をつなぐ中間の可変曲面帯とで一体的に形
成する環状帯を嵌入して充填材を封じ込めたことによっ
て前記の課題を解決した。
【0007】
【作用】まず、あらかじめ工場内などで内管と外管およ
びその中間に断熱材を充填し、その両端を環状帯で封止
して複合管を形成して配管現地へ搬送する。環状帯のう
ち環状中空部の幅より小さい小角板帯と中間の可変曲面
帯まではこの中空部内へ嵌り込み、環状中空部の幅より
大きい大角板帯だけは残って両側で係止している。先行
する複合管の外管挿口へ後続する複合管の受口を外嵌す
ると、対向する両管端面にはそれぞれ大角板帯が挟み込
まれて充填部を封じ込めるように管内からの液圧に対し
受圧面を形成し、充填部へ液体が進入するのを防止す
る。したがって複合管と複合管の接合は外管の受口と挿
口の嵌合だけによって簡単に行われる。もし管路が真直
でなく多少の屈曲を必要とする場合でも、この嵌合によ
って屈曲に追随して予定どおりの管路を形成する。なお
外管の受口,挿口の接合部においては押輪とゴム輪およ
びボルト,ナットを使用した公知の接合形態により外部
と複合管内との水封作用を保護する。
【0008】一方、環状帯と断熱材との関係を見ると、
断面が大小の角板よりなる前後の角板帯のうち小さい方
は断熱材と接触してこれを押圧し、大きい方は液圧が加
われば管の端面へ押圧されて密着し、中間の可変曲面帯
はその上下接触面が外管と内管の両面から押圧されて若
干弾性変形した楕円形の断面を形成しているから、この
ままでも内管の内部を流動する液体が断熱材へ侵入する
のを防止する。しかも仮に大角板帯を越えて一部の液体
が可変曲面帯まで侵入してきても、そのの液圧に押され
て楕円表面の弾性変形はさらに増大し、結果的に液圧が
強くなるほど水封作用も増大して断熱材が濡れるのを防
止する。
【0009】
【実施例】図1は本考案の最も望ましい実施の一例を示
した縦断正面図である。また図2(イ)〜(ニ)と図3
(イ),(ロ)は複合管の組立てと接合の手順を示す。
先行する複合管1Aの後端では内管11A,外管12A
のそれぞれの挿口13A,14Aが同じ長さで揃えられ
内管と外管とで形成する幅Wの環状中空部には断熱材1
5Aが充填されている。この断熱材15Aの入口端面に
は弾性材で作られた環状帯2が押し込まれていて、その
断面のうち小さい矩形である小角板帯21は中空部の奥
へ押し込まれる先頭で断熱材と直接接触し、中間の可変
曲面帯22は内管11Aの外面と外管12Aの内面とに
挟まって押圧され若干の変形を強いられてやや楕円形と
なっている。断面が大きい矩形である大角板帯23は環
状中空部の幅Wより大きい幅をもつから、中空開口端に
係止している。なお後続する複合管1Bも同様に構成さ
れていて、両複合管の接合は外管12A,12Bの接合
だけで完了する。この接合は遠心力鋳鉄管の接合として
慣用されている技術で足り、典型例としては図のように
ゴム輪3を外管の受口16Bに嵌め込み、このゴム輪を
押圧する押輪4をボルトナット5によって受口と締結す
る方法を用いれば十分である。
【0010】複合管1の工場などにおける製作について
は図2(イ)〜(ニ)にその手順を説明しているよう
に、 (イ) 外管12に内管11を挿入し挿口13,14の
端面を揃えて両管の間でできる幅Wの環状中空部がどの
円周方法に対してもほぼ均等であるようにスペーサ6な
どを使って調整する。 (ロ) 環状中空部の何れか一方の開口端に環状帯2を
押し込み一方を密封する。 (ハ) 他方の開口端から断熱材15を圧送して環状中
空部を充填する。断熱材は流動状に調整した材料や粉体
など公知の汎用品を適用する。 (ニ) 完全に充填したのち、他方の開口端に環状帯2
を押し込んで組立てを終る。
【0011】また組立てられた複合管を現地において接
合する手順については図3(イ),(ロ)に説明する。 (イ) 先行する複合管1Aの外管の挿口14Aの外周
上に押輪4,ゴム輪3を預ける。 (ロ) 挿口14Aの所定の位置まで後続する複合管1
Bの受口16Bを外嵌し、 預けてあったゴム輪3を受
口の端面に取付け押輪4を介しボルトナット5で締 め
つける。
【0012】環状帯2による水封作用の実施例としては
この他、大小の角板帯と中間の可変曲面帯の態様やその
組合せが自由に選択できる。図4は環状帯の中心にナッ
ト24およびこれと螺合するボルト25を要所へ均等に
貫通したもので、ナットを締め付けて可変曲面帯の変形
を増大し水封作用を高めた例である。図5は大小の角板
帯21,23をつなぐ中央の軸帯26を挟んで別々の可
変曲面帯22A,22Bをそれぞれ嵌め込んだ例で、市
販のT形ゴム輪をそのまま適用することができる。図6
も同じ系統に属する別例である。図7(イ),(ロ)は
反力を受ける大角板帯23の表面にさらにスポンジ27
を貼りつけた例である。スポンジのような可縮部材で複
合管1Aと1Bの間を遮断してしまうと内管内を流れる
液と外管受口部との対流が絶たれ液の保有する熱の伝熱
損が少なくてすむ。また図8は大角板帯23の裏側(環
状帯中空部の内部)へ別の受板28を追加して内管と外
管の偏心を防止した例である。
【0013】
【考案の効果】本考案は以上に述べたとおり、工場など
で別に製作した複合管を管路布設の現場へ運び、外管だ
けを従来の公知技術によって接合すれば接合が完了する
ので、接合手順が少なく簡単で効率がきわめて高い。外
管は現状の遠心力ダクタイル鋳鉄管をそのまま流用する
から継手も現在のJISの規格品をそのまま適用するこ
とができる。また地震などの異常な条件に対応できるよ
うにSII形,S形などの耐震継手を採用することもでき
る。工事に際して運搬の吊具やその手順も何ら変るとこ
ろがない。また断熱材の封止部分は各複合管ごとにそれ
ぞれ独立して形成されているから仮にどこかで液封が破
れて漏洩が起ってもその複合管の断熱材が濡れるだけに
留まり、管路全長に亘る断熱性の低下は最小限のレベル
で収まる効果がある。このような効果はたとえば図9に
引用した鋼管系の従来技術では到底期待することのでき
ない点である。また各継手は伸縮性を有するので、管路
として熱膨張対策が不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】接合した状態の複合管を示した縦断正面図であ
る。
【図2】(イ),(ロ),(ハ),(ニ)によって複合
管の製作手順を説明した縦断正面図である。
【図3】(イ),(ロ)によって複合管と複合管の接合
手順を示した縦断正面図である。
【図4】断熱材の封止部分を示す別の実施例を示した縦
断正面図である。
【図5】図4と同じ部分の別の実施例を示した縦断正面
図である。
【図6】図5と同じ部分の別の実施例を示した縦断正面
図である。
【図7】(イ),(ロ)によって図6と同じ部分の別の
実施例とその作用を示した縦断正面図である。
【図8】図7と同じ部分の別の実施例を示した縦断正面
図である。
【図9】従来の技術を示す縦断正面図である。
【図10】図9に示した従来の技術のA−A断面図であ
る。
【図11】(イ)〜(ホ)によって上の従来技術の接合
手順を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 複合管 2 環状帯 11 内管 12 外管 13 挿口(内管) 14 挿口(外管) 15 断熱材 16 受口(外管) 21 小角板帯 22 可変曲面帯 23 大角板帯 P 受口の長さ W 環状中空部の幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岡本 芳樹 大阪府大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会社栗本鐵工所内 (56)参考文献 実開 昭62−167998(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さPなる受口と直管状の挿口を有する
    ダクタイル鋳鉄管を外管とし、外管の内径より小さい外
    径を有し全長が外管より前記の長さPだけ短い直管を内
    管として外管の挿口側で揃えて重ね合せ、両管間の中空
    部へ断熱材を充填し、この充填部の両端に弾性材であっ
    て中空部の幅より大きい幅の大角板帯と、中空部の幅よ
    り小さい幅の小角板帯と両者をつなぐ中間の可変曲面帯
    とで一体的に形成する環状帯を嵌入して充填材を封じ込
    めたことを特徴とする断熱管。
JP40486290U 1990-12-25 1990-12-25 断熱管 Expired - Lifetime JPH0721986Y2 (ja)

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JP40486290U JPH0721986Y2 (ja) 1990-12-25 1990-12-25 断熱管

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JP40486290U JPH0721986Y2 (ja) 1990-12-25 1990-12-25 断熱管

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Publication Number Publication Date
JPH0490787U JPH0490787U (ja) 1992-08-07
JPH0721986Y2 true JPH0721986Y2 (ja) 1995-05-17

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