JPH0721987A - けい光ランプ - Google Patents
けい光ランプInfo
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- JPH0721987A JPH0721987A JP5158984A JP15898493A JPH0721987A JP H0721987 A JPH0721987 A JP H0721987A JP 5158984 A JP5158984 A JP 5158984A JP 15898493 A JP15898493 A JP 15898493A JP H0721987 A JPH0721987 A JP H0721987A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filament
- internal lead
- lead wire
- resistance value
- fluorescent lamp
- Prior art date
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- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電子の飛び込み位置を安定させて点灯中のちら
つきを防止し、かつエミッタの飛散による寿命低下を防
止したけい光ランプを提供する。 【構成】一対の内部リード線3間にフィラメント4を架
設したけい光ランプにおいて、上記内部リード線3のフ
ィラメント4との継線側の抵抗値Rを、上記フィラメン
ト4の抵抗値rより高くしたことを特徴とする。 【作用】内部リード線に電位の高い箇所が形成されるよ
うになり、ここに電子が飛び込むので陽極点が変動しな
くなり、ランプ電流が安定し、ちらつきを防止すること
ができる。
つきを防止し、かつエミッタの飛散による寿命低下を防
止したけい光ランプを提供する。 【構成】一対の内部リード線3間にフィラメント4を架
設したけい光ランプにおいて、上記内部リード線3のフ
ィラメント4との継線側の抵抗値Rを、上記フィラメン
ト4の抵抗値rより高くしたことを特徴とする。 【作用】内部リード線に電位の高い箇所が形成されるよ
うになり、ここに電子が飛び込むので陽極点が変動しな
くなり、ランプ電流が安定し、ちらつきを防止すること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、点灯中のちらつき現象
を防止したけい光ランプに関する。
を防止したけい光ランプに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にけい光ランプは、ガラス製バルブ
の内面にけい光体被膜を形成するとともに、このバルブ
の両端部にフィラメントを封装してあり、かつこのバル
ブ内に所定量の水銀と、アルゴン等の希ガスを封入して
構成してある。上記フィラメントは、タングステンワイ
ヤを2重コイルまたはトリプルコイルに成形して構成し
てあり、両端部に形成したレグ部をそれぞれ内部リード
線にクランプし、したがってフィラメントはこれら内部
リード線間に架設されている。
の内面にけい光体被膜を形成するとともに、このバルブ
の両端部にフィラメントを封装してあり、かつこのバル
ブ内に所定量の水銀と、アルゴン等の希ガスを封入して
構成してある。上記フィラメントは、タングステンワイ
ヤを2重コイルまたはトリプルコイルに成形して構成し
てあり、両端部に形成したレグ部をそれぞれ内部リード
線にクランプし、したがってフィラメントはこれら内部
リード線間に架設されている。
【0003】ところで、このようなけい光ランプを点灯
した場合は、一方のフィラメントが陽極モードのときに
このフィラメントに向かって電子が飛び込んでくる。そ
して一般に、電子は電極間距離の短い箇所または電位レ
ベルの高い箇所に流入する性質がある。
した場合は、一方のフィラメントが陽極モードのときに
このフィラメントに向かって電子が飛び込んでくる。そ
して一般に、電子は電極間距離の短い箇所または電位レ
ベルの高い箇所に流入する性質がある。
【0004】従来の場合、内部リード線はニッケルを主
体としたワイヤにより形成されており、このような内部
リード線は電気抵抗値が極めて低く、フィラメントを構
成するタングステンとの抵抗差が小さい(ニッケルの比
抵抗は6.9μΩ・cmであるのに対しタングステンの比
抵抗は5.5μΩ・cm、at20℃)。このため点灯中
にはフィラメントと内部リード線とが同等電位のレベル
となり、このため、電子の飛び込む位置(陽極点)がフ
ィラメント上であったり、内部リード線の先端部(クラ
ンプ部)であったりする。このように陽極点が移動する
と、陽極振動が不安定になり、このため点灯中のランプ
電圧波形が不安定になってランプ電流が変動する。この
結果、点灯中にちらつきを発生する不具合があった。
体としたワイヤにより形成されており、このような内部
リード線は電気抵抗値が極めて低く、フィラメントを構
成するタングステンとの抵抗差が小さい(ニッケルの比
抵抗は6.9μΩ・cmであるのに対しタングステンの比
抵抗は5.5μΩ・cm、at20℃)。このため点灯中
にはフィラメントと内部リード線とが同等電位のレベル
となり、このため、電子の飛び込む位置(陽極点)がフ
ィラメント上であったり、内部リード線の先端部(クラ
ンプ部)であったりする。このように陽極点が移動する
と、陽極振動が不安定になり、このため点灯中のランプ
電圧波形が不安定になってランプ電流が変動する。この
結果、点灯中にちらつきを発生する不具合があった。
【0005】これを防止するため、従来、図6に示す通
り、内部リード線3,3にそれぞれ、放電空間側に伸び
る補助電極20,20を接合した構造のけい光ランプが
提案されている。なお、図6において、1はバルブ、2
はステム、4はフィラメント、7はけい光体被膜であ
り、これら本発明の実施例と同様であってよいから、後
述する実施例で詳しく説明する。このような構造の場
合、上記したように、電子は電極間距離の短い箇所に飛
び込み易い性質があるので、補助電極20の先端部に陽
極点が形成され、よって飛来する電子は補助電極20の
先端部に飛び込み、陽極点が安定し、陽極振動も安定す
るから点灯中のランプランプ電流が安定し、この結果、
ちらつきを防止できる利点がある。
り、内部リード線3,3にそれぞれ、放電空間側に伸び
る補助電極20,20を接合した構造のけい光ランプが
提案されている。なお、図6において、1はバルブ、2
はステム、4はフィラメント、7はけい光体被膜であ
り、これら本発明の実施例と同様であってよいから、後
述する実施例で詳しく説明する。このような構造の場
合、上記したように、電子は電極間距離の短い箇所に飛
び込み易い性質があるので、補助電極20の先端部に陽
極点が形成され、よって飛来する電子は補助電極20の
先端部に飛び込み、陽極点が安定し、陽極振動も安定す
るから点灯中のランプランプ電流が安定し、この結果、
ちらつきを防止できる利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ような補助電極20を付設する構造の場合は、内部リー
ド線3,3に補助電極20,20を格別に溶接するから
電極全体の熱容量が増加し、フィラメント温度が端部付
近で低下し、このため陰極モードの場合に陰極降下電圧
が上昇し、フィラメントに塗布してある酸化バリウム等
の電子放射物質(エミッタ)が飛散し、エミッタの消耗
を早め、かつバルブに付着して早期黒化を招き、ランプ
寿命が短くなる不具合がある。
ような補助電極20を付設する構造の場合は、内部リー
ド線3,3に補助電極20,20を格別に溶接するから
電極全体の熱容量が増加し、フィラメント温度が端部付
近で低下し、このため陰極モードの場合に陰極降下電圧
が上昇し、フィラメントに塗布してある酸化バリウム等
の電子放射物質(エミッタ)が飛散し、エミッタの消耗
を早め、かつバルブに付着して早期黒化を招き、ランプ
寿命が短くなる不具合がある。
【0007】また、内部リード線3,3に補助電極2
0、20を付設する構造は、溶接作業などの製造工程が
増し、製造コストが上昇する欠点もある。本発明はこの
ような事情にもとづきなされたもので、その目的とする
ところは、陽極点の発生位置を安定させて点灯中のちら
つきを防止し、しかもエミッタの飛散による寿命低下を
防止することができるけい光ランプを提供しようとする
ものである。
0、20を付設する構造は、溶接作業などの製造工程が
増し、製造コストが上昇する欠点もある。本発明はこの
ような事情にもとづきなされたもので、その目的とする
ところは、陽極点の発生位置を安定させて点灯中のちら
つきを防止し、しかもエミッタの飛散による寿命低下を
防止することができるけい光ランプを提供しようとする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、バル
ブの端部にフィラメントを封装し、このフィラメントは
内部リード線間に架設されてなるけい光ランプにおい
て、上記内部リード線の抵抗値を、上記フィラメントの
抵抗値より大きくしたことを特徴とする。
ブの端部にフィラメントを封装し、このフィラメントは
内部リード線間に架設されてなるけい光ランプにおい
て、上記内部リード線の抵抗値を、上記フィラメントの
抵抗値より大きくしたことを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、内部リード線における
フィラメント継線端部からフィラメント長に相当する部
分の抵抗値を上記フィラメントの抵抗値より大きくした
ことを特徴とする。請求項3の発明は、内部リード線の
抵抗値を高くする手段は、内部リード線にフィラメント
よりも抵抗率の高いワイヤを用いたことを特徴とする。
請求項4の発明は、抵抗値の低い内部リード線に、この
内部リード線よりも抵抗率の高い物質を付着させたこと
を特徴とする。請求項5の発明は、内部リード線は、抵
抗率の異なる2種類の線材を接続して構成したことを特
徴とする。請求項6の発明は、内部リード線の断面積を
部分的に小さくしたことを特徴とする。請求項7の発明
は、内部リード線に絶縁体を被覆したことを特徴とす
る。
フィラメント継線端部からフィラメント長に相当する部
分の抵抗値を上記フィラメントの抵抗値より大きくした
ことを特徴とする。請求項3の発明は、内部リード線の
抵抗値を高くする手段は、内部リード線にフィラメント
よりも抵抗率の高いワイヤを用いたことを特徴とする。
請求項4の発明は、抵抗値の低い内部リード線に、この
内部リード線よりも抵抗率の高い物質を付着させたこと
を特徴とする。請求項5の発明は、内部リード線は、抵
抗率の異なる2種類の線材を接続して構成したことを特
徴とする。請求項6の発明は、内部リード線の断面積を
部分的に小さくしたことを特徴とする。請求項7の発明
は、内部リード線に絶縁体を被覆したことを特徴とす
る。
【0010】
【作用】請求項1ないし請求項6に記載の発明によれ
ば、内部リード線の抵抗値がフィラメントの抵抗値より
大きくなるので、内部リード線に電位の高い箇所が形成
され、よって陽極点は上記内部リード線の電位の高い箇
所に安定して形成されるようになる。このため、陽極点
が変動しなくなり、陽極振動も安定するから点灯中のラ
ンプ電流が安定し、ちらつきを防止することができる。
しかも、電子は内部リード線に飛来するからフィラメン
トが電子で叩かれることがなくなり、エミッタが叩き出
されることが防止され、エミッタの飛散による寿命低下
を防止することができる。
ば、内部リード線の抵抗値がフィラメントの抵抗値より
大きくなるので、内部リード線に電位の高い箇所が形成
され、よって陽極点は上記内部リード線の電位の高い箇
所に安定して形成されるようになる。このため、陽極点
が変動しなくなり、陽極振動も安定するから点灯中のラ
ンプ電流が安定し、ちらつきを防止することができる。
しかも、電子は内部リード線に飛来するからフィラメン
トが電子で叩かれることがなくなり、エミッタが叩き出
されることが防止され、エミッタの飛散による寿命低下
を防止することができる。
【0011】また、請求項7に記載の発明によれば、内
部リード線に絶縁体を被覆したので、陽極点はフィラメ
ントに安定して形成されるようになり、陽極点が変動し
なくなるから陽極振動が安定し、点灯中のちらつきを防
止することができる。
部リード線に絶縁体を被覆したので、陽極点はフィラメ
ントに安定して形成されるようになり、陽極点が変動し
なくなるから陽極振動が安定し、点灯中のちらつきを防
止することができる。
【0012】
【実施例】以下本発明について、図1ないし図4に示す
第1の実施例にもとづき説明する。図2は直管形けい光
ランプの全体を示すもので、図中符号1はガラスバルブ
である。バルブ1の端部にはフレアステム2が気密に接
合されており、よってバルブ1の端部はフレアステム2
により閉塞されている。このステム2には一対の内部リ
ード線3,3が気密に貫通されている。これら内部リー
ド線3,3の内部端部にはフィラメント4が掛け渡され
ている。フィラメント4は、タングステンワイヤからな
り、2重コイルまたはトリプルコイルに成形されてい
る。フィラメント4の両端のレグ部5,5は、上記内部
リード線3,3に形成したフック部6,6により挾持さ
れている。
第1の実施例にもとづき説明する。図2は直管形けい光
ランプの全体を示すもので、図中符号1はガラスバルブ
である。バルブ1の端部にはフレアステム2が気密に接
合されており、よってバルブ1の端部はフレアステム2
により閉塞されている。このステム2には一対の内部リ
ード線3,3が気密に貫通されている。これら内部リー
ド線3,3の内部端部にはフィラメント4が掛け渡され
ている。フィラメント4は、タングステンワイヤからな
り、2重コイルまたはトリプルコイルに成形されてい
る。フィラメント4の両端のレグ部5,5は、上記内部
リード線3,3に形成したフック部6,6により挾持さ
れている。
【0013】なお、フィラメント4には図示しないが、
酸化バリウムなどのエミッタが塗布されている。また、
バルブ1の内面には、図1に示すように、けい光体被膜
7が形成されており、またこのバルブ1内には、所定量
の水銀とアルゴン等の希ガスが封入されている。
酸化バリウムなどのエミッタが塗布されている。また、
バルブ1の内面には、図1に示すように、けい光体被膜
7が形成されており、またこのバルブ1内には、所定量
の水銀とアルゴン等の希ガスが封入されている。
【0014】バルブ1の端部には、口金10,10が被
着されており、これら口金10,10には口金ピン11
…が突設されている。これら口金ピン11…には上記内
部リード線3,3の外端部が接続されている。
着されており、これら口金10,10には口金ピン11
…が突設されている。これら口金ピン11…には上記内
部リード線3,3の外端部が接続されている。
【0015】本実施例においては、上記内部リード線
3,3を構成するワイヤは抵抗の大きなワイヤを用いて
おり、すなわち、フィラメント4を構成するタングステ
ン(比抵抗=5.5μΩ・cm、at20℃)および従来
の内部リード線3,3を構成していたニッケル(比抵抗
=6.9μΩ・cm)系ワイヤよりも電気抵抗の大きな導
電線、例えばニクロム線(比抵抗=100〜109μΩ
・cm)により形成してある。
3,3を構成するワイヤは抵抗の大きなワイヤを用いて
おり、すなわち、フィラメント4を構成するタングステ
ン(比抵抗=5.5μΩ・cm、at20℃)および従来
の内部リード線3,3を構成していたニッケル(比抵抗
=6.9μΩ・cm)系ワイヤよりも電気抵抗の大きな導
電線、例えばニクロム線(比抵抗=100〜109μΩ
・cm)により形成してある。
【0016】そして、このような内部リード線3,3
は、フック部6の先端から基端側に向けて漸次抵抗値
(全抵抗)が増加することになるが、フック部6の先端
から基端側に向かう所定寸法Lの領域での抵抗値R
(Ω)を、フィラメント4の抵抗値r(Ω)より大きく
なるように設定してある(R≧r)。この場合、上記フ
ック部6の先端から基端側に向かう所定寸法Lは、フィ
ラメント4の架設長FW に相当するようにしてある(L
=FW )。
は、フック部6の先端から基端側に向けて漸次抵抗値
(全抵抗)が増加することになるが、フック部6の先端
から基端側に向かう所定寸法Lの領域での抵抗値R
(Ω)を、フィラメント4の抵抗値r(Ω)より大きく
なるように設定してある(R≧r)。この場合、上記フ
ック部6の先端から基端側に向かう所定寸法Lは、フィ
ラメント4の架設長FW に相当するようにしてある(L
=FW )。
【0017】このような構成によれば、ランプの点灯中
に一方の電極側における一対の内部リード線3,3の内
のいづれか一方は必ず電源側に接続される。そして、こ
の電極が陽極モードの場合は、陽極に接続され、つま
り、電極においては、図1の矢印方向に電流が流れる。
この場合、内部リード線3では抵抗値がフィラメント4
より大きいので、フィラメント4に比べて高電位の箇所
が発生する。すなわち、電極においては、図3に示すA
点、B点およびC点の電圧が異なるが、従来の場合はA
点、B点およびC点の電圧降下の差が少ないが、本実施
例では内部リード線3の抵抗値Rを大きくしたので、A
点の電圧VO に対しB点ではVO −iR(但しiはラン
プ電流)、C点ではVO −i(R+r)の電圧降下を生
じ、内部リード線3のA点で電位が高くなる。
に一方の電極側における一対の内部リード線3,3の内
のいづれか一方は必ず電源側に接続される。そして、こ
の電極が陽極モードの場合は、陽極に接続され、つま
り、電極においては、図1の矢印方向に電流が流れる。
この場合、内部リード線3では抵抗値がフィラメント4
より大きいので、フィラメント4に比べて高電位の箇所
が発生する。すなわち、電極においては、図3に示すA
点、B点およびC点の電圧が異なるが、従来の場合はA
点、B点およびC点の電圧降下の差が少ないが、本実施
例では内部リード線3の抵抗値Rを大きくしたので、A
点の電圧VO に対しB点ではVO −iR(但しiはラン
プ電流)、C点ではVO −i(R+r)の電圧降下を生
じ、内部リード線3のA点で電位が高くなる。
【0018】このため、陽極モードの場合に陽極点は内
部リード線3の高電位の場所に発生する。つまり、図4
に示す通り、内部リード線3の抵抗値が高くなるに応じ
てこの内部リード線3に陽極点が発生する確率が上昇
し、内部リード線3の抵抗値Rがフィラメント4の抵抗
値rを越えると、電子の内部リード線3に飛び込む確率
は100%になる。よって、電子の飛び込む陽極点が変
動しなくなり、陽極振動が安定し、点灯中のランプ電圧
の変動がなく、よってランプ電流が安定し、ちらつきを
防止することができる。
部リード線3の高電位の場所に発生する。つまり、図4
に示す通り、内部リード線3の抵抗値が高くなるに応じ
てこの内部リード線3に陽極点が発生する確率が上昇
し、内部リード線3の抵抗値Rがフィラメント4の抵抗
値rを越えると、電子の内部リード線3に飛び込む確率
は100%になる。よって、電子の飛び込む陽極点が変
動しなくなり、陽極振動が安定し、点灯中のランプ電圧
の変動がなく、よってランプ電流が安定し、ちらつきを
防止することができる。
【0019】また、陽極点が必ず内部リード線3に形成
されることから、フィラメント4に電子が飛び込むこと
が防止され、フィラメント4に塗布したエミッタが電子
で叩き出されることがなくなる。よって、エミッタの飛
散による早期枯渇、早期黒化が防止され、ランプ寿命を
長くすることができる。
されることから、フィラメント4に電子が飛び込むこと
が防止され、フィラメント4に塗布したエミッタが電子
で叩き出されることがなくなる。よって、エミッタの飛
散による早期枯渇、早期黒化が防止され、ランプ寿命を
長くすることができる。
【0020】しかも、上記実施例の場合は、内部リード
線3の線材を選択変更するのみであるから、部品点数の
増加がなく、かつ製造工程の変更を必要としないから、
製造コストの高騰を招く心配がない。
線3の線材を選択変更するのみであるから、部品点数の
増加がなく、かつ製造工程の変更を必要としないから、
製造コストの高騰を招く心配がない。
【0021】下記表1は、直管形白色けい光ランプFL
20SS・W/18(定格ランプ電力18W、管径28
mm、管長580mm)について、黒化とちらつき発生具合
を調べたテスト結果を示す。
20SS・W/18(定格ランプ電力18W、管径28
mm、管長580mm)について、黒化とちらつき発生具合
を調べたテスト結果を示す。
【0022】
【表1】
【0023】上記表1の結果から、従来の補助陽極を設
けないランプの場合は点灯時間に拘らずちらつきが発生
し、また従来の補助陽極を設けたランプの場合は早期に
黒化の発生が見られるが、本発明に係る実施例構造のラ
ンプも場合は、長期に点灯しても黒化およびちらつきが
ともに改善されることが確認される。
けないランプの場合は点灯時間に拘らずちらつきが発生
し、また従来の補助陽極を設けたランプの場合は早期に
黒化の発生が見られるが、本発明に係る実施例構造のラ
ンプも場合は、長期に点灯しても黒化およびちらつきが
ともに改善されることが確認される。
【0024】なお、内部リード線3は、図4より、内部
リード線3のどこかにフィラメント4の抵抗値rよりも
抵抗値の大きい箇所を設ければ、陽極点が確実に内部リ
ード線に発生する(確率100%)。しかし、抵抗値R
が抵抗値rよりも大きい箇所を、内部リード線3の基端
側に形成すると、電子は電極間距離の短い箇所に飛び込
む性質があることから、電極間距離が長くなって陽極点
が内部リード線に発生する確率が低下する。また、電子
が内部リード線3の基端部に飛び込むと、温度上昇によ
りステム2が熱損傷する。このことから、抵抗値rより
も大きな抵抗値R(Ω)となる位置は、フック部6の先
端から基端側に向かって、フィラメント4の架設長FW
よりも短い位置に設定する(L≦FW )ことが望まし
い。
リード線3のどこかにフィラメント4の抵抗値rよりも
抵抗値の大きい箇所を設ければ、陽極点が確実に内部リ
ード線に発生する(確率100%)。しかし、抵抗値R
が抵抗値rよりも大きい箇所を、内部リード線3の基端
側に形成すると、電子は電極間距離の短い箇所に飛び込
む性質があることから、電極間距離が長くなって陽極点
が内部リード線に発生する確率が低下する。また、電子
が内部リード線3の基端部に飛び込むと、温度上昇によ
りステム2が熱損傷する。このことから、抵抗値rより
も大きな抵抗値R(Ω)となる位置は、フック部6の先
端から基端側に向かって、フィラメント4の架設長FW
よりも短い位置に設定する(L≦FW )ことが望まし
い。
【0025】なお、本発明は上記第1の実施例に制約さ
れるものではない。すなわち、本発明は内部リード線3
に、抵抗値Rがフィラメント4の抵抗値rより大きな箇
所を設ければよいので、内部リード線3としてニクロム
線等のような抵抗の大きなワイヤを用いる以外に、図5
に示す第2の実施例のように、内部リード線3に、これ
より抵抗率の高い物質30を付着させるようにしてもよ
い。このようにすれば、抵抗率の高い物質30を付着さ
せた箇所の抵抗が高くなるので電位差を発生させること
ができる。
れるものではない。すなわち、本発明は内部リード線3
に、抵抗値Rがフィラメント4の抵抗値rより大きな箇
所を設ければよいので、内部リード線3としてニクロム
線等のような抵抗の大きなワイヤを用いる以外に、図5
に示す第2の実施例のように、内部リード線3に、これ
より抵抗率の高い物質30を付着させるようにしてもよ
い。このようにすれば、抵抗率の高い物質30を付着さ
せた箇所の抵抗が高くなるので電位差を発生させること
ができる。
【0026】また、図6に示す第3の実施例のように、
内部リード線3に、抵抗値の高い物質、例えば抵抗素子
40を接続するようにしてもよい。さらに、図7に示す
第4の実施例のように、内部リード線3の一部分に断面
積を小さな箇所50を設けるようにしてもよい。そして
また、図示しないが、内部リード線3に抵抗率の異なる
2種の線材を接合したものを用いてもよい。
内部リード線3に、抵抗値の高い物質、例えば抵抗素子
40を接続するようにしてもよい。さらに、図7に示す
第4の実施例のように、内部リード線3の一部分に断面
積を小さな箇所50を設けるようにしてもよい。そして
また、図示しないが、内部リード線3に抵抗率の異なる
2種の線材を接合したものを用いてもよい。
【0027】また、内部リード線3に絶縁物質を被覆ま
たは付着させるようにしてもよい。この場合は、フィラ
メント4に電子が飛び込むようになり、陽極点が変動し
なくなり、陽極振動が安定し、点灯中のランプ電圧の変
動がなく、よってランプ電流が安定し、ちらつきを防止
することができる。そしてまた、本発明のけい光ランプ
は直管形ランプに限らず、環形、U字形、W字形、鞍形
など、その他の種々の形状のけい光ランプに適用可能で
ある。
たは付着させるようにしてもよい。この場合は、フィラ
メント4に電子が飛び込むようになり、陽極点が変動し
なくなり、陽極振動が安定し、点灯中のランプ電圧の変
動がなく、よってランプ電流が安定し、ちらつきを防止
することができる。そしてまた、本発明のけい光ランプ
は直管形ランプに限らず、環形、U字形、W字形、鞍形
など、その他の種々の形状のけい光ランプに適用可能で
ある。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように請求項1ないし6に
記載の本発明によれば、内部リード線の抵抗値がフィラ
メントの抵抗値より大きくなるので、内部リード線に電
位の高い箇所が形成されるようになり、陽極点が必ず内
部リード線に安定して形成されるようになる。このた
め、陽極点の変動が防止され、陽極振動が安定するから
点灯中のランプ電流が安定し、よってちらつきを防止す
ることができる。しかも、電子は内部リード線に確実に
飛来し、フィラメントに流入しないので電子でエミッタ
が叩き出されることが防止され、エミッタの飛散による
枯渇や黒化が防止されることから寿命特性が向上するな
どの利点がある。
記載の本発明によれば、内部リード線の抵抗値がフィラ
メントの抵抗値より大きくなるので、内部リード線に電
位の高い箇所が形成されるようになり、陽極点が必ず内
部リード線に安定して形成されるようになる。このた
め、陽極点の変動が防止され、陽極振動が安定するから
点灯中のランプ電流が安定し、よってちらつきを防止す
ることができる。しかも、電子は内部リード線に確実に
飛来し、フィラメントに流入しないので電子でエミッタ
が叩き出されることが防止され、エミッタの飛散による
枯渇や黒化が防止されることから寿命特性が向上するな
どの利点がある。
【0029】また、請求項7に記載の発明によれば、内
部リード線に絶縁体を被覆したので、陽極点はフィラメ
ントに安定して形成されるようになり、陽極点が変動し
なくなるから陽極振動が安定し、点灯中のちらつきを防
止することができる。
部リード線に絶縁体を被覆したので、陽極点はフィラメ
ントに安定して形成されるようになり、陽極点が変動し
なくなるから陽極振動が安定し、点灯中のちらつきを防
止することができる。
【図1】本発明の第1の実施例に係るけい光ランプの端
部の断面図。
部の断面図。
【図2】同実施例のけい光ランプ全体の斜視図。
【図3】電極の各点における電極降下を示す特性図。
【図4】内部リード線の抵抗値と電子の飛び込み確率を
示す特性図。
示す特性図。
【図5】本発明の第2の実施例を示すフィラメントおよ
び内部リード線の正面図。
び内部リード線の正面図。
【図6】本発明の第3の実施例を示すフィラメントおよ
び内部リード線の正面図。
び内部リード線の正面図。
【図7】本発明の第4の実施例を示すフィラメントおよ
び内部リード線の正面図。
び内部リード線の正面図。
【図8】従来のけい光ランプの端部の断面図。
1…バルブ 2…ステム 3…
内部リード線 4…フィラメント
内部リード線 4…フィラメント
Claims (7)
- 【請求項1】 バルブの端部にフィラメントを封装し、
このフィラメントは内部リード線間に架設されてなるけ
い光ランプにおいて、 上記内部リード線の抵抗値を、上記フィラメントの抵抗
値より大きくしたことを特徴とするけい光ランプ。 - 【請求項2】 バルブの端部にフィラメントを封装し、
このフィラメントは内部リード線間に架設されてなるけ
い光ランプにおいて、 上記内部リード線におけるフィラメント継線端部からフ
ィラメント長に相当する部分の抵抗値を上記フィラメン
トの抵抗値より大きくしたことを特徴とするけい光ラン
プ。 - 【請求項3】 内部リード線の抵抗値を高くする手段
は、内部リード線にフィラメントよりも抵抗率の高いワ
イヤを用いたことを特徴とする請求項1または請求項2
に記載のけい光ランプ。 - 【請求項4】 バルブの端部にフィラメントを封装し、
このフィラメントは内部リード線間に架設されてなるけ
い光ランプにおいて、 抵抗値の低い内部リード線に、この内部リード線よりも
抵抗率の高い物質を付着させたことを特徴とするけい光
ランプ。 - 【請求項5】 バルブの端部にフィラメントを封装し、
このフィラメントは内部リード線間に架設されてなるけ
い光ランプにおいて、 内部リード線は、抵抗率の異なる2種類の線材を接続し
て構成したことを特徴とするけい光ランプ。 - 【請求項6】 バルブの端部にフィラメントを封装し、
このフィラメントは内部リード線間に架設されてなるけ
い光ランプにおいて、 上記内部リード線の断面積を部分的に小さくしたことを
特徴とするけい光ランプ。 - 【請求項7】 バルブの端部にフィラメントを封装し、
このフィラメントは内部リード線間に架設されてなるけ
い光ランプにおいて、 内部リード線に絶縁体を被覆したことを特徴とするけい
光ランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5158984A JPH0721987A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | けい光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5158984A JPH0721987A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | けい光ランプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0721987A true JPH0721987A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=15683678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5158984A Pending JPH0721987A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | けい光ランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721987A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1298701A2 (en) | 2001-09-24 | 2003-04-02 | Osram-Sylvania Inc. | Fluorescent lamp with reduced sputtering |
| JP2004259639A (ja) * | 2003-02-27 | 2004-09-16 | Allied Material Corp | 放電ランプ及びその電極構造 |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP5158984A patent/JPH0721987A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1298701A2 (en) | 2001-09-24 | 2003-04-02 | Osram-Sylvania Inc. | Fluorescent lamp with reduced sputtering |
| JP2004259639A (ja) * | 2003-02-27 | 2004-09-16 | Allied Material Corp | 放電ランプ及びその電極構造 |
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