JPH07220999A - X線マスクおよびその製造方法と、該マスクを用いた露光方法 - Google Patents

X線マスクおよびその製造方法と、該マスクを用いた露光方法

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JPH07220999A
JPH07220999A JP1180194A JP1180194A JPH07220999A JP H07220999 A JPH07220999 A JP H07220999A JP 1180194 A JP1180194 A JP 1180194A JP 1180194 A JP1180194 A JP 1180194A JP H07220999 A JPH07220999 A JP H07220999A
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absorber
pattern
resist
ray mask
rays
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JP1180194A
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Hiroyuki Minami
裕之 巳浪
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 T型ゲート電極の製造において、ゲート電極
の微細化を達成するために、露光光にX線を使用する場
合に適したX線マスクおよびその製造方法と、該マスク
を用いた露光方法を得ることを目的とする。 【構成】 SiC等で形成されたマスク基板2の上に、
X線の吸収係数の高いTa(タンタル)あるいはAu
(金)などの金属で吸収体3が形成されている。吸収体
3の両端部はX線を完全に遮断するだけの厚みを有し、
その厚さt1 は、例えば0.7μmである。また、吸収
体3の中央部はX線を一部透過させる厚みを有し、その
厚さt2 は、例えば0.2μmである。 【効果】 このX線マスクを介してX線を照射すれば、
場所によって異なった露光量を得ることができるので、
露光量を調整することで所定の露光パターンを得ること
ができ、X線による解像度の高い露光を行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化合物半導体装置の製
造などに用いられるX線マスクおよびその製造方法に関
し、特に断面がT字型の配線あるいは空中配線を形成可
能なX線マスクおよびその製造方法と、該マスクを用い
た露光方法に関する。
【0002】
【従来の技術】化合物半導体の電界効果型トランジスタ
(FET)においてはゲート長の短縮によりトランジス
タの低雑音化、高出力化などの性能向上が図れる。しか
し、ゲート長の短縮によるゲート断面積の低下に起因し
て、ゲート抵抗が増加するので、増加分のゲート抵抗を
低減するためゲート電極の断面構造をT字型にするなど
の措置が取られている。以下、T字型断面のゲート電極
の従来の製造方法について説明する。
【0003】製造工程の最終図である図89を用いて、
T字型断面のゲート電極(以後T型ゲート電極と呼称)
の一例を示す。図89において、半導体基板21上に活
性層22が形成され、活性層22の表面の一部に設けら
れたリセス25上にT型ゲート電極26が設けられてい
る。なお、ゲート長は図中においてLgで示されてい
る。図89において、活性層22に接触するT型ゲート
電極26の下部は上述したような性能向上のため狭く形
成され、上部はゲート抵抗の低減のため広く形成されて
いる。
【0004】以下、図86〜図89を用いて、従来のT
型ゲート電極の製造方法について説明する。
【0005】まず、図86で示す工程において、半導体
基板21上にエピタキシャル成長法などにより活性層2
2を形成し、この活性層22上に比較的感度の低いポジ
型の電子ビーム用レジスト23を2000オングストロ
ームの膜厚で形成する。この電子ビーム用レジスト23
上に比較的感度の高いポジ型の電子ビーム用レジスト2
4を7000オングストロームの膜厚で形成する。そし
て、電子ビーム用レジスト23まで感光しないように露
光量を調節した電子ビーム20を電子ビーム用レジスト
24に対して照射し、T型ゲート電極26の上部電極パ
ターンに対応する領域を露光する。
【0006】次に、図87に示す工程において、電子ビ
ーム用レジスト24の現像を行い、露光された領域を除
去し、T型ゲート電極26の上部電極の幅に対応した、
開口幅L2の開口部HT2を得る。その後、電子ビーム用
レジスト23に対して、T型ゲート電極26の下部電極
パターンに対応する領域に電子ビーム20を露光する。
【0007】次に、図88に示す工程において、電子ビ
ーム用レジスト23の現像を行い、露光された領域を除
去し、T型ゲート電極26の下部電極の幅に対応した開
口幅L1の開口部HT1を得る。
【0008】次に、図に示す工程において、活性層22
に対して開口幅L1の開口部HT1をエッチングマスクと
してウェットエッチングを施し、活性層22の表面の一
部にリセス構造25を形成する。そして、全面にゲート
電極用の金属を蒸着した後、リフトオフすることにより
図89に示すようにゲート長LgのT型ゲート電極26
が形成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のT型ゲート電極の製造方法では、電子ビーム露光
法によりレジストパターンを形成し、該パターンに合わ
せてT型ゲート電極を形成するので、ゲート長はレジス
トパターンの開口幅によって決定されている。しかし、
半導体基板、特に化合物半導体のガリウム砒素(GaA
s)基板やインジウムリン(InP)基板などでは、照
射された電子の後方散乱のため、開口部の微細化に限界
があり、開口幅が0.1μm以下のパターンの形成は困
難であった。
【0010】また半導体基板の導電率が低い場合には、
電子ビーム露光時に、半導体基板の表面に電荷が蓄積さ
れるためチャージアップが発生し、所望の位置に正確に
パターンを露光できないなどの問題点があった。さらに
電子ビーム露光を2度行う必要があるので、集積度が高
い半導体装置などではレジストパターンも微細化してパ
ターン密度も高くなるので、スループットが低下し量産
化が困難であった。
【0011】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、T型ゲート電極の製造におい
て、ゲート電極の微細化を達成するために、露光光にX
線を使用する場合に適したX線マスクおよびその製造方
法と、該マスクを用いた露光方法を得ることを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のX線マス
クは、X線を吸収し遮断する吸収体によって、所定の露
光パターンが形成されたX線マスクにおいて、前記所定
の露光パターンは、前記吸収体が設けられた領域と、前
記吸収体が設けられていない領域とで構成され、前記吸
収体が設られた領域は、前記吸収体を透過するX線の透
過量が場所によって異なるように形成されていることを
特徴とする。
【0013】請求項2記載のX線マスクは、請求項1記
載のX線マスクにおいて、前記所定の露光パターンの前
記吸収体が設られた領域は、X線を完全に遮断する領域
と、所定量のX線を透過させる領域とで前記吸収体の厚
さを変えることで、前記吸収体を透過するX線の透過量
が場所によって異なるように形成されている。
【0014】請求項3記載のX線マスクは、請求項2記
載のX線マスクにおいて、前記所定の露光パターンは、
ポジ型レジストを露光するパターンであり、前記ポジ型
レジストを完全に除去する領域に対応する領域には前記
吸収体が設けられず、前記ポジ型レジストを一部除去、
あるいは除去せずに保存する領域に対応して厚さの異な
る前記吸収体が設けられたことを特徴とする。
【0015】請求項4記載のX線マスクは、請求項2記
載のX線マスクにおいて、前記所定の露光パターンは、
ポジ型レジストを露光するパターンであり、その断面形
状は、開口長の長い開口部である上部パターンと、開口
長の狭い開口部である下部パターンとによって形成され
たT字型の凹部が、所定の厚さの前記吸収体に設けられ
た形状であって、前記下部パターンは前記吸収体が設け
られていない領域であり、前記上部パターンは前記吸収
体が前記所定量のX線を透過する厚みを有する領域であ
り、前記吸収体の前記所定の厚さは、前記X線を完全に
遮断する厚さであることを特徴とする。
【0016】請求項5記載のX線マスクは、請求項2記
載のX線マスクにおいて、前記所定の露光パターンは、
ポジ型レジストを露光するパターンであり、前記所定量
のX線を透過する厚みを有した吸収体で形成される領域
と、該領域の両側に、前記吸収体が設けられていない領
域を挟んで、前記X線を完全に遮断する厚みを有した吸
収体で形成される領域とで構成されていることを特徴と
する。
【0017】請求項6記載のX線マスクは、請求項2記
載のX線マスクにおいて、前記所定の露光パターンは、
ネガ型レジストを露光するパターンであり、前記ネガ型
レジストを完全に保持する部分に対応する部分には前記
吸収体が設けられず、前記ポジ型レジストを一部除去、
あるいは完全に除去する領域に対応して厚さの異なる前
記吸収体が設けられたことを特徴とする。
【0018】請求項7記載のX線マスクは、請求項2記
載のX線マスクにおいて、前記所定の露光パターンは、
ネガ型レジストを露光するパターンであり、その断面形
状は、断面横方向の長さが長い上部パターンと、該上部
パターンの下部に設けられた、断面横方向の長さが短い
下部パターンとによってT字型をなす形状であって、前
記上部パターンは、前記吸収体が前記所定量のX線を透
過する厚みを有した領域であり、前記上部パターンと下
部パターンとが重なった部分は、前記X線を完全に遮断
する厚みを有した領域であることを特徴とする。
【0019】請求項8記載のX線マスクは、請求項2記
載のX線マスクにおいて、前記所定の露光パターンは、
ネガ型レジストを露光するパターンであり、その断面形
状は、断面横方向の長さが長い下部パターンと、該下部
パターンの上部に設けられた、断面横方向の長さが短い
上部パターンとによって逆T字型をなす形状であって、
前記下部パターンは、前記吸収体が前記所定量のX線を
透過する厚みを有した領域であり、前記上部パターンと
下部パターンとが重なった部分は、前記X線を完全に遮
断する厚みを有した領域であることを特徴とする。
【0020】請求項9記載のX線マスクは、請求項2記
載のX線マスクにおいて、前記所定の露光パターンは、
ネガ型レジストを露光するパターンであり、前記所定量
のX線を透過する厚みを有した吸収体で形成される領域
と、該領域の両側に隣接して、前記X線を完全に遮断す
る厚みを有した吸収体で形成される領域とで構成されて
いることを特徴とする。
【0021】請求項10記載のX線マスクは、請求項3
〜5の何れかに記載のX線マスクにおいて、前記吸収体
の、前記所定量のX線を透過させる厚さは、前記X線を
完全に遮断する厚さの半分以下であることを特徴とす
る。
【0022】請求項11記載のX線マスクは、請求項6
〜8の何れかに記載のX線マスクにおいて、前記吸収体
の、前記所定量のX線を透過させる厚さは、前記X線を
完全に遮断する厚さの半分以上であることを特徴とす
る。
【0023】請求項12記載のX線マスクは、請求項1
記載のX線マスクにおいて、前記所定の露光パターン
は、前記X線の吸収係数が異なる第1および第2の吸収
体と、該第1および第2の吸収体が形成されない領域と
で形成され、前記X線を完全に遮断する領域は、前記第
1の吸収体によって形成され、前記所定量のX線を透過
させる領域は、前記第1の吸収体よりも吸収係数の小さ
い前記第2の吸収体によって形成されていることを特徴
とする。
【0024】請求項13記載のX線マスクの製造方法
は、下地層を準備する工程と、前記下地層の上に、X線
に対して透明なX線マスク基板を形成する工程と、前記
X線マスク基板の上に、前記X線を完全に遮断する厚さ
の吸収体を形成する工程と、前記X線吸収体を所定の厚
さに達するまで選択的に除去して、所定量の前記X線を
透過させる領域を形成する工程と、前記X線マスク基板
の表面に達するまで前記吸収体を選択的に除去して、前
記吸収体が存在しない領域を形成する工程と、前記下地
層を除去する工程とを備えている。
【0025】請求項14記載のX線マスクの製造方法
は、下地層を準備する工程と、前記下地層の上に、X線
に対して透明なX線マスク基板を形成する工程と、前記
X線マスク基板の上に、所定量の前記X線を透過させる
厚さの第1の吸収体を形成する工程と、前記X線マスク
基板の表面に達するまで前記第1の吸収体を選択的に除
去して、前記吸収体が存在しない領域を形成する工程
と、前記第1の吸収体の上に第2の吸収体を選択的に形
成して、前記X線を完全に遮断する領域を形成する工程
と、前記下地層を除去する工程とを備えている。
【0026】請求項15記載のX線マスクの製造方法
は、下地層を準備する工程と、前記下地層の上に、X線
に対して透明なX線マスク基板を形成する工程と、前記
X線マスク基板の上に、前記X線を完全に遮断する厚さ
の第1の吸収体を選択的に形成する工程と、前記第1の
吸収体が形成されていない領域に、前記第1の吸収体と
同じ厚さで、所定量の前記X線を透過させる第2の吸収
体を形成する工程と、前記第2の吸収体を選択的に除去
して、前記第2の吸収体が存在しない領域を形成する工
程と、前記下地層を除去する工程とを備えている。
【0027】請求項16記載の露光方法は、請求項4記
載のX線マスクを使用して、ポジ型レジストにレジスト
パターンを露光する露光方法であって、前記X線マスク
の上部からX線を照射して現像することで、前記下部パ
ターンに対応する領域の前記ポジ型レジストを完全に露
光して完全に除去し、前記上部パターンに対応する領域
の前記ポジ型レジストを部分的露光して表面から部分的
に除去し、前記所定の厚さを有する部分に対応する領域
の前記ポジ型レジストは露光せずに保持して、前記ポジ
型レジストにT字型レジストパターンを形成することを
特徴とする。
【0028】請求項17記載の露光方法は、請求項5記
載のX線マスクを使用して、ポジ型レジストにレジスト
パターンを露光する露光方法であって、前記X線マスク
の上部からX線を照射して現像することで、前記所定量
のX線を透過する厚みを有した吸収体で形成される領域
に対応する領域の前記ネガ型レジストを部分的に露光し
て表面から部分的に除去し、前記X線を完全に遮断する
厚みを有した吸収体で形成される領域に対応する領域の
前記ポジ型レジストは露光せずに保持し、前記吸収体が
設けられていない領域に対応する領域の前記ポジ型レジ
ストを完全に露光して完全に除去して、前記ポジ型レジ
ストに、該レジストが部分的に除去された領域を跨い
で、前記ポジ型レジストが完全に除去された領域を繋ぐ
空中配線のレジストパターンを形成することを特徴とす
る。
【0029】請求項18記載の露光方法は、請求項7記
載のX線マスクを使用して、ネガ型レジストにレジスト
パターンを露光する露光方法であって、前記X線マスク
の上部からX線を照射して現像することで、前記上部パ
ターンに対応する領域の前記ネガ型レジストを部分的に
露光して表面から部分的に除去し、前記上部パターンと
下部パターンとが重なった部分に対応する領域の前記ネ
ガ型レジストを露光せずに完全に除去し、前記T字型の
吸収体が設けられた部分以外に対応する領域の前記ネガ
型レジストは完全に露光して保持して、前記ポジ型レジ
ストにT字型レジストパターンを形成することを特徴と
する。
【0030】請求項19記載の露光方法は、請求項8記
載のX線マスクを使用して、ネガ型レジストにレジスト
パターンを露光する露光方法であって、前記X線マスク
の上部からX線を照射して現像することで、前記下部パ
ターンに対応する領域の前記ネガ型レジストを部分的に
露光して表面から部分的に除去し、前記上部パターンと
下部パターンとが重なった部分に対応する領域の前記ネ
ガ型レジストを露光せずに完全に除去し、前記T字型の
吸収体が設けられた部分以外に対応する領域の前記ネガ
型レジストを完全に露光して保持して、前記ネガ型レジ
ストにT字型レジストパターンを形成することを特徴と
する。
【0031】請求項20記載の露光方法は、請求項9記
載のX線マスクを使用して、ネガ型レジストにレジスト
パターンを露光する露光方法であって、前記X線マスク
の上部からX線を照射して現像することで、前記所定量
のX線を透過する厚みを有した吸収体で形成される領域
に対応する領域の前記ネガ型レジストを部分的に露光し
て表面から部分的に除去し、前記X線を完全に遮断する
厚みを有した吸収体で形成される領域に対応する領域の
前記ネガ型レジストを露光せずに完全に除去し、前記吸
収体が設けられていない領域に対応する領域の前記ネガ
型レジストを完全に露光して保持して、前記ネガ型レジ
ストに、該レジストが部分的に除去された領域を跨い
で、前記ネガ型レジストが完全に除去された領域を繋ぐ
空中配線のレジストパターンを形成することを特徴とす
る。
【0032】
【作用】請求項1記載のX線マスクによれば、吸収体が
設られた領域に照射されたX線は、場所によって異なっ
た透過率でX線マスクを透過するので、該マスクを介し
てX線を照射すれば、場所によって異なった露光量を得
ることができる。
【0033】請求項2記載のX線マスクによれば、X線
を完全に遮断する領域と、所定量のX線を透過させる領
域とで吸収体の厚さを変えることで、吸収体を透過する
X線の透過率が場所によって異なるので、該マスクを介
してX線を照射すれば、場所によって露光量が異なるの
で、所定の露光パターンを得ることができる。
【0034】請求項3記載のX線マスクによれば、該マ
スクを介してポジ型レジストにX線を照射することによ
り、吸収体が設けられていない領域に対応する領域のポ
ジ型レジストは完全に露光され、吸収体が設けられた領
域に対応する領域のポジ型レジストは部分的に露光され
るか、あるいは全く露光されないので、ポジ型レジスト
に露光パターンが形成される。
【0035】請求項4記載のX線マスクによれば、該マ
スクを介してポジ型レジストにX線を照射することによ
り、所定の厚さの吸収体に設けられたT字型の凹部の、
吸収体が設けられていない下部パターンに対応する領域
のポジ型レジストは完全に露光され、所定量のX線を透
過する厚みを有する上部パターンに対応する領域のポジ
型レジストは部分的に露光され、その他の所定の厚さの
吸収体に対応する領域のポジ型レジストは全く露光され
ないので、T字型のレジストパターンの形成に適した露
光パターンが形成される。
【0036】請求項5記載のX線マスクによれば、該マ
スクを介してポジ型レジストにX線を照射することによ
り、所定量のX線を透過する厚みを有した吸収体が形成
された領域に対応する領域のポジ型レジストは部分的に
露光され、吸収体が設けられていない領域に対応する領
域のポジ型レジストは完全に露光され、X線を完全に遮
断する厚みを有した吸収体が形成された領域に対応する
領域のポジ型レジストは全く露光されないので、ポジ型
レジストが一部除去された領域を跨いで、ポジ型レジス
トが完全に除去された領域を繋ぐ空中配線のレジストパ
ターンの形成に適した露光パターンが形成される。
【0037】請求項6記載のX線マスクによれば、該マ
スクを介してネガ型レジストにX線を照射することによ
り、吸収体が設けられていない領域に対応する領域のネ
ガ型レジストは完全に露光され、吸収体が設けられた領
域に対応する領域のネガ型レジストは部分的に露光され
るか、あるいは全く露光されないので、ネガ型レジスト
に露光パターンを形成することができる。
【0038】請求項7記載のX線マスクによれば、該マ
スクを介してネガ型レジストにX線を照射することによ
り、所定量のX線を透過する厚みを有する上部パターン
に対応する領域のネガ型レジストは部分的に露光され、
上部パターンと下部パターンとが重なった部分に対応す
る領域のネガ型レジストは完全に露光され、その他の吸
収体が設けられていない領域に対応する領域のネガ型レ
ジストは全く露光されないので、T字型のレジストパタ
ーンの形成に適した露光パターンが形成される。
【0039】請求項8記載のX線マスクによれば、該マ
スクを介してネガ型レジストにX線を照射することによ
り、所定量のX線を透過する厚みを有し、断面横方向の
長さが長い下部パターンに対応する領域のネガ型レジス
トは部分的に露光され、X線を完全に遮断する厚みを有
し、下部パターンの上部に設けられた、断面横方向の長
さが短い上部パターンに対応する領域のネガ型レジスト
は全く露光されないので、T字型のレジストパターン形
成に適した露光パターンが形成される。
【0040】請求項9記載のX線マスクによれば、該マ
スクを介してネガ型レジストにX線を照射することによ
り、所定量のX線を透過する厚みを有した吸収体が形成
された領域に対応する領域のネガ型レジストは部分的に
露光され、該領域の両側に隣接して、X線を完全に遮断
する厚みを有した吸収体が形成された領域に対応する領
域のネガ型レジストは全く露光されず、吸収体が設けら
れていない領域に対応する領域のネガ型レジストは完全
に露光されるので、ネガ型レジストが一部除去された領
域を跨いで、ネガ型レジストが完全に除去された領域を
繋ぐ空中配線のレジストパターンの形成に適した露光パ
ターンが形成される。
【0041】請求項10記載のX線マスクによれば、X
線を完全に遮断する吸収体の半分以下の厚さで吸収体を
形成することによって、所定量のX線を透過してポジ型
レジストを部分的に露光することができる。
【0042】請求項11記載のX線マスクによれば、X
線を完全に遮断する吸収体の半分以上の厚さで吸収体を
形成することによって、所定量のX線を透過してネガ型
レジストを部分的に露光することができる。
【0043】請求項12記載のX線マスクによれば、X
線を完全に遮断する領域は、第1の吸収体によって形成
し、所定量のX線を透過させる領域は、第2の吸収体に
よって形成するように、X線の吸収係数が異なる第1お
よび第2の吸収体を使い分けることで、X線を完全に遮
断する領域と、所定量のX線を透過させる領域とで、吸
収体を透過するX線の透過量が場所によって異なり、該
マスクを介してX線を照射すれば、露光量が場所によっ
て異なることになり、レジストなどの感光物質に所定の
露光パターンを形成することができる。
【0044】請求項13記載のX線マスクの製造方法に
よれば、請求項2〜9の何れかに記載のX線マスクの製
造に適した製造方法を得ることができる。
【0045】請求項14または15記載のX線マスクの
製造方法によれば、請求項12記載のX線マスクの製造
に適した製造方法を得ることができる。
【0046】請求項16記載の露光方法によれば、請求
項4記載のX線マスクの上部からX線を照射すること
で、T字型のレジストパターンの形成に適した露光パタ
ーンが形成され、該パターンを現像することで、下部パ
ターンに対応する領域のポジ型レジストを完全に除去
し、上部パターンに対応する領域のポジ型レジストを部
分的に除去し、記所定の厚さを有する領域に対応する領
域のポジ型レジストは保持され、ポジ型レジストにT字
型レジストパターンを形成することができる。
【0047】請求項17記載の露光方法によれば、請求
項5記載のX線マスクの上部からX線を照射すること
で、空中配線のレジストパターンの形成に適した露光パ
ターンが形成され、該パターンを現像することで、所定
量のX線を透過する厚みを有した吸収体で形成される領
域に対応する領域のポジ型レジストを部分的に除去し、
X線を完全に遮断する厚みを有した吸収体で形成される
領域に対応する領域のポジ型レジストは保持され、吸収
体が設けられていない領域に対応する領域のポジ型レジ
ストを完全に除去して、ポジ型レジストに、ポジ型レジ
ストが一部除去された領域を跨いで、ポジ型レジストが
完全に除去された領域を繋ぐ空中配線のレジストパター
ンを形成することができる。
【0048】請求項18記載の露光方法によれば、請求
項7記載のX線マスクの上部からX線を照射すること
で、T字型のレジストパターンの形成に適した露光パタ
ーンが形成され、該パターンを現像することで、上部パ
ターンに対応する領域のネガ型レジストを部分的に除去
し、上部パターンと下部パターンとが重なった領域に対
応する領域のネガ型レジストを完全に除去し、T字型の
吸収体が設けられた部分以外に対応する領域のネガ型レ
ジストを保持して、ネガ型レジストにT字型レジストパ
ターンを形成することができる。
【0049】請求項19記載の露光方法によれば、請求
項8記載のX線マスクの上部からX線を照射すること
で、T字型のレジストパターンの形成に適した露光パタ
ーンが形成され、該パターンを現像することで、下部パ
ターンに対応する領域のネガ型レジストを部分的に除去
し、上部パターンと下部パターンとが重なった領域に対
応する領域のネガ型レジストを完全に除去し、T字型の
吸収体が設けられた部分以外に対応する領域のネガ型レ
ジストを保持して、ネガ型レジストにT字型レジストパ
ターンを形成することができる。
【0050】請求項20記載の露光方法によれば、請求
項9記載のX線マスクの上部からX線を照射すること
で、空中配線のレジストパターンの形成に適した露光パ
ターンが形成され、該パターンを現像することで、所定
量のX線を透過する厚みを有した吸収体で形成される領
域に対応する領域のネガ型レジストを部分的に除去し、
X線を完全に遮断する厚みを有した吸収体で形成される
領域に対応する領域のネガ型レジストを完全に除去し、
吸収体が設けられていない領域に対応する領域のネガ型
レジストを保持して、ネガ型レジストに、ネガ型レジス
トが一部除去された領域を跨いで、ネガ型レジストが完
全に除去された領域を繋ぐ空中配線のレジストパターン
を形成することができる。
【0051】
【実施例】
<第1の実施例> <X線マスクAの構成 ポジ型>本発明に係る第1の実
施例として、T型ゲート電極を形成するためのX線マス
クAの構成を図1を用いて説明する。
【0052】図1は、X線マスクAを示す断面図であ
る。図1において、X線マスクAはX線の透過率が高い
SiC等で形成されたマスク基板2の上に、X線の吸収
係数の高いTa(タンタル)あるいはAu(金)などの
金属で吸収体3が形成されている。吸収体3は、厚さt
1 の層の中央部は開口部H0 となって、厚さt2 で形成
され、開口部H0 の中心部はマスク基板2が露呈する開
口長L3の開口部Hとなっている。なお、本実施例のX
線マスクAはポジ型レジストの感光用マスクとして使用
される。
【0053】吸収体3の両端部はX線を完全に遮断する
だけの厚みを有し、その厚さt1 は、例えば0.7μm
である。また、吸収体3の中央部はX線を一部透過させ
る厚みを有し、その厚さt2 は、例えば0.2μmであ
る。
【0054】吸収体3の中心部の開口長L3は、後の露
光工程において等倍露光を行う場合は0.1μm、1/
10縮小露光を行う場合は1μmとなるように形成され
る。
【0055】<第2の実施例> <X線マスクAの製造方法 ポジ型>次に、図2〜図6
を用いて、本発明に係る第2の実施例として、T型ゲー
ト電極を形成するためのX線マスクの製造方法について
説明する。
【0056】まず、図2に示すように、土台となるシリ
コン基板1の上にX線マスク基板2をSiCなどで形成
し、さらに吸収体3を例えばTaで厚みt1 となるよう
に形成し、その上にレジスト4aを1μmの厚さになる
ように形成する。なお、吸収体3の厚みt1 は、例えば
0.7μmである。
【0057】次に、電子ビーム露光法または光学露光法
により、レジスト4aの所定部分を露光して完全に除去
し、図3に示すようなT型ゲート電極の上部パターンに
相当する開口部H1 を形成する。この開口部H1 の開口
長は、等倍露光の場合1〜0.4μm程度に形成され
る。このとき次の露光工程用の合わせマークを同時に形
成しておく。この合わせマークは図3の領域外に形成さ
れる。
【0058】次に、図4に示すように、このレジスト4
aをマスクとしてC2 F6 ガス、CBrF3 ガスを用い
た反応性イオンエッチング(以下RIEと略記)法によ
り、吸収体3のエッチングを行い、吸収体3の厚みがt
2 、例えば0.2μm、になるように加工して、T型ゲ
ート電極の上部パターンに相当する開口部H0 を形成す
る。
【0059】次に、図5に示すようにレジスト4aを除
去した後、レジスト4bを塗布形成し、前工程で形成し
た合わせマークを用いて、電子ビーム露光法によりパタ
ーンの重ね合わせを行い、レジスト4bにT型ゲート電
極の下部パターンに合わせて開口部H2 を形成する。
【0060】次に図6に示すように、このレジスト4b
をマスクとして、前述したRIE法により、吸収体3の
厚みがt2 、すなわち0.2μmである部分を長さL3
に渡ってエッチングにより除去して、開口部Hを形成す
る。最後に、レジスト4bを除去し、シリコン基板1を
裏面からフッ酸等でエッチングにより除去して、図1に
示すような、開口長L3でマスク基板2まで貫通した開
口部Hを有するX線マスクAが完成する。
【0061】この場合、合わせマークを用いることで、
T型ゲート電極の上部と下部のパターンの重ね合わせ精
度は0.1μm以内に収めることができる。
【0062】<第3の実施例> <X線マスクBの構成 ポジ型>本発明に係る第3の実
施例として、T型ゲート電極を形成するためのX線マス
クBの構成を図7を用いて説明する。
【0063】図7は、X線マスクBを示す断面図であ
る。図7において、X線マスクBはX線の透過率が高い
SiC等で形成されたマスク基板2の上に、吸収体3a
および3bが順に形成されている。吸収体3aおよび3
bはX線の吸収係数が異なる材質、例えばTa(タンタ
ル)および、Au(金)などで形成されている。
【0064】吸収体3aと3bが重なった両端部は厚さ
t1 となり、吸収体3aだけの中央部の厚さはt2 で開
口部H0 となっている。中心部はマスク基板2が露呈す
る開口長L3の開口部Hとなっている。なお、本実施例
のX線マスクはポジ型レジストの感光用マスクとして使
用される。
【0065】<第4の実施例> <X線マスクBの製造方法 ポジ型>次に、図8〜図1
3を用いて、本発明に係る第4の実施例として、T型ゲ
ート電極を形成するためのX線マスクの製造方法につい
て説明する。
【0066】まず、図8に示すように、土台となるシリ
コン基板1の上にX線マスク基板2をSiCなどで形成
し、さらに吸収体3aを例えばTaで厚みt2 となるよ
うに形成し、その上にレジスト4cを例えば0.5μm
の厚さに形成する。なお、吸収体3aの厚みt2 は、例
えば0.2μmである。
【0067】次に、電子ビーム露光法により、レジスト
4cの所定部分を完全に除去して、図9に示すようなT
型ゲート電極の下部パターンに相当する開口部H2 を形
成する。この開口部H2 の開口長は等倍露光の場合、
0.1μmとなるように形成される。
【0068】次に、このレジスト4cをマスクとして、
C2 F6 ガス、CBrF3 ガスを用いたRIE法によ
り、吸収体3aのエッチングを行い、図10に示すよう
な、開口長L3でマスク基板2まで貫通した開口部Hを
形成する。このとき次の露光工程用の合わせマークを同
時に形成しておく。
【0069】次に図11に示すように、レジスト4cを
除去した後に、レジスト4dを塗布し、電子ビーム露光
法により、開口部Hを覆うように形成する。これは、T
型ゲート電極の下部パターンを保護した状態で、上部パ
ターンに相当する開口部H0を形成するためのレジスト
となるので、開口部H0 の開口長に合わせて形成され
る。このとき、前工程で形成した合わせマークを用い
て、電子ビーム露光法によりパターンの重ね合わせを行
うことで、必要な重ね合わせ精度が得られる。
【0070】次に、図12に示すように吸収体3aおよ
びレジスト4dの上に電子ビーム蒸着によりAuを0.
5μmの厚みに蒸着し、レジスト4dと共にリフトオフ
することにより、T型ゲート電極の上部パターンを構成
する吸収体3bを形成する。
【0071】次に、シリコン基板1を裏面からフッ酸等
でエッチングにより除去して、図13に示すような、開
口長がL3で、マスク基板2まで貫通した開口部Hを有
し、吸収体が2層で構成されたX線マスクBが完成す
る。
【0072】なお、吸収体3bは、電解メッキ法を用い
てAu層を形成して、レジスト4dと共にリフトオフす
ることにより形成しても良い。
【0073】<第5の実施例> <X線マスクAまたはBを用いた露光方法 ポジ型>次
に、図14〜図17を用いて、本発明に係る第5の実施
例として、X線マスクAあるいはBを用いた露光方法に
ついて説明する。
【0074】例えば図14に示すように、X線マスクA
に対し上方(吸収体側)からピーク波長5〜9オングス
トロームのX線10を照射する。吸収体3の厚さが場所
によって異なるので、照射されたX線の吸収量は場所に
よって異なり、マスク基板2を透過した後のX線量も場
所によって異なる。以下に、図15および図16を用い
てこれを説明する。
【0075】図15は、X線マスクAのX線に対する透
過率を示す図である。図15の縦軸は、吸収体3の開口
部Hを透過するX線の透過量を1として規格化した透過
率を示し、横軸は図14の紙面に対して横方向の位置を
示す。
【0076】吸収体3の厚さがt1 の端部では、X線を
完全に遮蔽しているため透過率は0であり、開口部Hで
の透過率は1である。これに対して吸収体3の厚さがt
2 の開口部H0 での透過率Aは、吸収体3の厚みに対し
て次式で表される。
【0077】
【数1】
【0078】この透過率Aの値は、0.6〜0.8がポ
ジ型レジストでのレジストパターン形成に最適であり、
吸収体の厚みt2 はt1 の1/2以下である必要があ
る。
【0079】図16にマスク通過後のX線の光強度を示
す。縦軸は吸収体3の開口部Hを透過する光の強度を1
として、規格化した光強度を示し、横軸は図14の紙面
に対して横方向の位置を示す。吸収体3の厚さがt1 の
両端部では、X線を完全に遮蔽しているため、該両端部
を通過後の光強度は0となり、レジストにはX線は到達
しない。
【0080】一方、開口部Hを通過後の光強度は1とな
り、所定の露光量で露光したときこの部分は感光する。
これに対して吸収体3の厚さがt2 の開口部H0 では、
図15に示したように透過率は1よりも小さい透過率A
なので、光強度は1よりも小さい光強度Bとなり、所定
の露光量を与えたときでもレジストが完全に感光するこ
とができず、現像後には一定の厚さでレジストが残るこ
とになる。
【0081】具体的には、半導体基板21上に単層のレ
ジスト4を、例えば厚さ1μmのPMMA(ポリメタク
リル酸メチル)で形成し、このX線マスクAの上方(吸
収体側)からX線10を照射して露光を行うと、図17
に示すように、T型ゲート電極のゲート長に対応する下
部電極パターンの長さL1が0.1μmである開口部H
T1と、開口長がL2の開口部HT2を有するレジストパタ
ーンを形成することができる。なお図17では、エピタ
キシャル成長法などにより形成した活性層は省略されて
いる。
【0082】X線露光法は、数オングストロームの波長
を用いるので、回折による像のボケを低減し、レジスト
やその下の基板から放出される二次電子の飛程が短いの
で解像性に優れた露光方法である。また、X線はレジス
トに対する透過率が高いので本実施例のような、単層で
膜厚の厚いレジストに対しても優れた解像性を示す。ま
た、本実施例では、開口部H2 の開口長を0.1μmと
して等倍露光により、T型ゲート電極のゲート長に対応
する下部電極パターンの長さL1が0.1μmとなる例
を示したが、この開口部H2 の開口長を1.0μmとし
て、1/10縮小露光を行うことにより、下部電極パタ
ーンの長さL1を0.1μmとしても良く、さらに縮小
率を上げて下部電極パターンの長さL1を0.1μmよ
りも小さく形成することもできる。このような微細な加
工が可能であるのは、上述したように波長が数オングス
トロームのX線を用いるからであり、従来の露光方法で
は得られなかった微細なゲート長を得ることができる。
【0083】この、レジストパターンを有するレジスト
4の全面にゲート電極用の金属を蒸着した後、リフトオ
フすることにより図89に示すようにゲート長LgのT
型ゲート電極26が形成される。なお、下部電極パター
ンの長さL1はゲート長Lgよりも若干広く形成され
る。
【0084】<第6の実施例> <X線マスクAまたはBを用いた露光方法の他の例 ポ
ジ型>次に、図18〜図20を用いて、本発明に係る第
6の実施例として、X線マスクAあるいはBを用いた露
光方法の他の例について説明する。
【0085】まず、図18に示すように、例えば第1の
実施例で説明した構造のX線マスクAを準備する。
【0086】次に、図19に示すように、半導体基板2
1上に比較的感度の低いポジ型の電子ビーム用レジスト
23を2000オングストロームの膜厚で形成し、この
電子ビーム用レジスト23上に比較的感度の高いポジ型
の電子ビーム用レジスト24を7000オングストロー
ムの膜厚で形成する。なお、X線露光法では、X線に対
する感度も電子ビームに対する感度と同様の傾向を示す
ので、電子ビーム用レジストを転用する。
【0087】次に、図18に示すようにX線マスクAに
対し、上方(吸収体側)からピーク波長5〜9オングス
トロームのX線10を照射する。このときの照射量は電
子ビーム用レジスト23に、T型ゲート電極の下部パタ
ーンが形成可能な照射量でX線10を1回だけ照射す
る。
【0088】このとき、X線マスクAを透過したX線1
0の、T型ゲート電極の上部パターンに相当する部分で
の光強度は、図16を用いて説明したように光強度Bで
あり、下部パターンに相当する部分の光強度1よりも小
さいが、電子ビーム用レジスト24は感度が高いので露
光された部分は完全に感光される。一方、電子ビーム用
レジスト23は感度が低いため、光強度BのX線10で
は感光されないので、現像によって電子ビーム用レジス
ト24は除去されて、図20に示すような開口長L2の
開口部HT2となるが、その下の電子ビーム用レジスト2
3はほとんど除去されない。
【0089】しかし、X線マスクAを透過したX線10
の、T型ゲート電極の下部パターンに相当する部分の光
強度は1であり、電子ビーム用レジスト24だけでな
く、電子ビーム用レジスト23も完全に感光されるの
で、現像により電子ビーム用レジスト23も解像され開
口長L1の開口部HT1となり、半導体基板21を露呈し
て、図20に示すような2層構造のレジストパターンが
得られる。このような2層構造のレジストパターンは、
図17に示した単層構造のレジストパターンに比べて、
電子ビーム用レジスト23の厚さを決めることでT型ゲ
ート電極上部の基板からの高さを定めることが容易であ
る。
【0090】このような2層構造のレジストパターンの
全面に、ゲート電極用の金属を蒸着した後、リフトオフ
することにより図89に示すようにゲート長LgのT型
ゲート電極26が形成される。なお、下部電極パターン
の長さL1はゲート長Lgよりも若干広く形成される。
【0091】<第7の実施例> <X線マスクCの構成 ネガ型>本発明に係る第7の実
施例として、T型ゲート電極を形成するためのX線マス
クCの構成を図21を用いて説明する。なお、本実施例
のX線マスクはネガ型レジストの感光用マスクとして使
用される。
【0092】図21は、X線マスクCを示す断面図であ
る。図21において、X線マスクCはX線の透過率が高
いSiC等で形成されたマスク基板2の上に、X線の吸
収係数の高いTa(タンタル)、Au(金)などの吸収
体3cが形成されている。吸収体3cはT字形状をなし
ている。T字の頭部に該当する部分を以後T字上部と呼
称し、T字の足部に該当する部分を以後T字下部と呼称
する。
【0093】吸収体3cの中央部分は、T字上部の表面
からマスク基板2に接するT字下部までの厚さがt1 で
最も厚く形成され、T字上部のその他の部分はt1 より
も薄く厚さt2 で形成されている。また、T字下部が接
する部分以外のマスク基板2上には吸収体3cは形成さ
れていない。
【0094】吸収体3cの中央部分の厚さt1 の値は、
X線を完全に遮断するように決定され、その厚さは例え
ば0.7μmである。また、吸収体3cの厚さt2 の部
分は、X線を一部透過させるように厚みが決定され、そ
の厚さは、例えば0.5μmである。また、T字下部の
長さL3は、後の露光工程において等倍露光を行う場合
は0.1μm、1/10縮小露光を行う場合は1μmと
する。
【0095】<第8の実施例> <X線マスクの製造方法 ネガ型>本発明に係る第8の
実施例として、X線マスクCの製造方法を図22〜図2
4を用いて説明する。まず、図22に示すように、土台
となるシリコン基板1の上にX線マスク基板2をSiC
などで形成し、さらに、比較的感度の低いポジ型のレジ
スト23aを2000オングストロームの膜厚で形成
し、このレジスト23a上に比較的感度の高いレジスト
24aを7000オングストロームの膜厚で形成する。
【0096】次に、電子ビーム露光法により、レジスト
23aおよび24aの所定部分を完全に除去して、図2
3に示すように、開口部H1 およびH2 を形成して、T
字型の吸収体3cの凹型パターンを形成する。これは従
来からの既存技術により形成されるが、シリコン基板1
による電子の後方散乱の発生が少ないため、T型ゲート
電極の下部パターンに相当する開口部H2 は、より微細
に加工することができる。
【0097】次に、吸収体3cとして、レジスト23a
および24aの全面に渡って0.7μmの厚さにAuを
電子ビーム蒸着する。その後、レジスト23aおよび2
4aと共にリフトオフすることにより、図24に示すよ
うに吸収体3cが形成される。最後に、シリコン基板1
を裏面からフッ酸等でエッチングにより除去して、図2
1に示すX線マスクCが完成する。
【0098】<第9の実施例> <X線マスクCを用いた露光方法 ネガ型>次に、図2
5〜図28を用いて、本発明に係る第9の実施例とし
て、X線マスクCを用いた露光方法について説明する。
【0099】図25に示すように、第7の実施例で説明
した構造のX線マスクCに対し、上方(吸収体側)から
ピーク波長5〜9オングストロームのX線10を照射す
る。吸収体3cの厚さが場所によって異なるので、照射
されたX線の吸収量は場所によって異なり、マスク基板
2を透過した後のX線量も場所によって異なる。以下
に、図26および図27を用いてこれを説明する。
【0100】図26は、X線マスクCのX線に対する透
過率を示す図である。図26の縦軸は、吸収体3cのT
字上部の直下を除く、マスク基板2上の吸収体3cが形
成されていない部分のX線の透過量を1として規格化し
た透過率を示し、横軸は図25の紙面に対して横方向の
位置を示す。
【0101】厚さがt1 の吸収体3cの中央部では、X
線を完全に遮断しているため透過率は0であり、吸収体
3c直下を除くマスク基板2上の吸収体3cが形成され
ていない部分の透過率は1である。これに対して吸収体
3cの厚さがt2 のT字上部の透過率Cは、吸収体3の
厚みに対して次式で表される。
【0102】
【数2】
【0103】この透過率Cは、0.2〜0.4がネガ型
レジストでのレジストパターン形成に最適であり、吸収
体の厚みt2 はt1 の1/2以上である必要がある。
【0104】図27にマスク通過後のX線の光強度を示
す。縦軸は吸収体3cのT字上部の直下を除く、マスク
基板2上の吸収体3cが形成されていない部分を透過す
るX線10の光強度を1として規格化した光強度を示
し、横軸は図25の紙面に対して横方向の位置を示す。
吸収体3cの厚さがt1 の中央部では、X線を完全に遮
断しているため光強度は0となり、レジストにはX線は
到達しない。また、吸収体3cのT字上部の直下を除
く、吸収体3cが形成されていない部分を透過するX線
の光強度は1である。
【0105】ネガ型のレジストをネガ化するのに十分な
量(以後所定の露光量と略記)のX線10を照射した場
合、X線マスクCを透過後に光強度が1となる部分のレ
ジストは、現像後も除去されずにネガ化して残る。これ
に対して吸収体3cの厚さがt2 のT字上部に対応する
部分では、図26に示したように、透過率が1よりも低
い透過率Cとなっているので、X線マスクCの透過後の
光強度は1よりも低い光強度Dとなり、所定の露光量の
X線10を照射したときには、現像後は部分的に除去さ
れ、光強度に応じた厚さ分のレジストがネガ化されて残
る。また、吸収体3cの厚さがt1 の中央部では光強度
は0なので、レジストにはX線は到達せず、レジストは
現像により完全に除去される。
【0106】具体的には、このX線マスクCを用いるこ
とにより、半導体基板21上に形成した単層のレジスト
30、例えば厚さ1μmのシプレー・ファーイースト株
式会社製の化学増幅型ネガ型レジストSAL601−E
R7をX線10で露光した場合、図28に示すような、
T型ゲート電極の上部パターンに相当する開口長L2の
開口部HT2および、開口長L1が0.1μmである下部
パターンに相当する開口部HT1を有する、レジストパタ
ーンを形成することができる。なお図28では、エピタ
キシャル成長法などにより形成した活性層は省略されて
いる。
【0107】次に、このレジストパターンを有するレジ
スト30の全面にゲート電極用の金属を蒸着した後、レ
ジスト30と共にリフトオフすることにより、図89に
示すような、ゲート長LgのT型ゲート電極26が形成
される。なお、開口部HT1の開口長L1はゲート長Lg
よりも若干広く形成される。
【0108】<第10の実施例> <X線マスクCを用いた露光方法の他の例 ネガ型>図
29〜図31を用いて、本発明に係る第10の実施例と
して、X線マスクCを用いた露光方法の他の例について
説明する。
【0109】図29に示すように、第7の実施例で説明
した構造のX線マスクCを準備する。
【0110】次に、図30に示すように、半導体基板2
1上に比較的感度の高いネガ型のレジスト40、例えば
シプレー・ファーイースト株式会社製の化学増幅型ネガ
型レジストSAL601−ER7、を2000オングス
トロームの厚さで形成し、さらに、このレジスト40上
に比較的感度の低いネガ型のレジスト50、例えばイメ
ージリバーサルレジスト、を7000オングストローム
の厚さで形成する。
【0111】X線露光法では、X線に対する感度も電子
ビームに対する感度と同様の傾向を示すので、レジスト
40および50には電子ビーム用レジストを転用する。
【0112】次に、X線マスクCに対し、上方(吸収体
側)からピーク波長5〜9オングストロームのX線10
を照射する。このときの照射量はレジスト50にT型ゲ
ート電極の下部パターンが1回の照射で形成可能な照射
量であって、X線マスクCを透過後に光強度が1となる
部分のレジスト50は現像後も除去されずにネガ化して
残る。
【0113】このとき、X線マスクCを透過したX線1
0の、T型ゲート電極の上部パターンに相当する部分で
の光強度は、図27を用いて説明したように光強度Dで
あり、X線10は完全に遮断されていないが、レジスト
50は感度が低いためネガ化されず、現像により完全に
除去され開口長L2の開口部HT2となる。
【0114】一方、レジスト40のT型ゲート電極の下
部パターンに相当する部分は、吸収体3cの厚さt1 の
中央部により、X線10は完全に遮断されているのでネ
ガ化されず、現像により完全に除去され、開口長L1の
開口部HT1となり、半導体基板21を露呈して、図31
に示すような2層構造のレジストパターンが得られる。
【0115】このような2層構造のレジストパターン
は、図28に示した単層構造のレジストパターンに比べ
て、レジスト40の厚さを決めることでT型ゲート電極
上部の基板からの高さを定めることが容易である。
【0116】次に、レジスト40および50の全面にゲ
ート電極用の金属を蒸着した後、レジスト40および5
0と共にリフトオフすることにより、図89に示すよう
な、ゲート長LgのT型ゲート電極26が形成される。
なお、開口部HT1の長さL1はゲート長Lgよりも若干
広く形成される。
【0117】<第11の実施例> <X線マスクDの構成 ネガ型>本発明に係る第11の
実施例として、T型ゲート電極を形成するためのX線マ
スクDの構成を図32を用いて説明する。なお、本実施
例のX線マスクはネガ型レジストの感光用マスクとして
使用される。
【0118】図32は、X線マスクDを示す断面図であ
る。図32において、X線マスクDはX線の透過率が高
いSiC等で形成されたマスク基板2の上に、X線の吸
収係数の高いTa(タンタル)、Au(金)などの吸収
体3dが形成されている。吸収体3dは逆T字形状をな
している。ここで、突出した部分を以後凸部と呼称し、
該凸部よりも広く形成され、頭部を支える部分を以後基
部と呼称する。
【0119】吸収体3dの中央部分である、凸部の表面
からマスク基板2に接する基部下面までの厚さはt1 で
最も厚く形成され、基部のその他の部分はt1 よりも薄
く厚さt2 で形成されている。マスク基板2上のその他
の部分には吸収体3dは形成されていない。
【0120】なお、このX線マスクDを用いることによ
っても、第10の実施例と同様に、ネガ型レジストにT
型ゲート電極のレジストパターンを形成することができ
る。
【0121】<第12の実施例> <X線マスクDの製造方法 ネガ型>本発明に係る第1
2の実施例として、X線マスクDの製造方法を図33〜
図36を用いて説明する。まず、図33に示すように、
土台となるシリコン基板1の上にX線マスク基板2をS
iCなどで形成し、さらに、吸収体3dとしてTaを厚
みがt1 、例えば0.7μm、となるようにスパッタ蒸
着し、その上にSiO2 などの絶縁膜7を0.2μmの
厚さに形成する。
【0122】次に、絶縁膜7の上にT型ゲート電極の上
部パターンに相当する長さのレジスト4eを形成し、レ
ジスト4eをマスクとして、絶縁膜7および吸収体3d
をC2 F6 ガスおよびCBrF3 ガスを用いてRIE法
によりエッチングし、図34に示す構造を得る。
【0123】次に、レジスト4eを除去した後、フッ酸
などによるウェットエッチング法により、絶縁膜7をT
型ゲート電極の下部パターンに相当する長さL3になる
までサイドエッチングして、図35に示す構造を得る。
【0124】次に、この絶縁膜7をマスクとして、CB
rF3 ガスによりRIEエッチングを施して、図36に
示すように基部が所望の厚さt2 となるように加工する
ことで、吸収体3dが逆T字形状に加工される。
【0125】最後に、シリコン基板1を裏面からフッ酸
等でエッチングにより除去して、図32に示すX線マス
クDが完成する。
【0126】<第13の実施例> <X線マスクEの構成 ネガ型>本発明に係る第13の
実施例として、T型ゲート電極を形成するためのX線マ
スクEの構成を図37を用いて説明する。なお、本実施
例のX線マスクはネガ型レジストの感光用マスクとして
使用される。
【0127】図37は、X線マスクEを示す断面図であ
る。図37において、X線マスクEはX線の透過率が高
いSiC等で形成されたマスク基板2の上に、X線の吸
収係数の高いTa(タンタル)、Au(金)などの吸収
体3d1 および3d2 が形成されている。吸収体3d1
および3d2 は逆T字形状をなしている。
【0128】吸収体3d1 と吸収体3d2 が重なった部
分の厚さはt1 で最も厚く形成され、吸収体3d1 は厚
さt2 で形成されている。マスク基板2上のその他の部
分には吸収体は形成されていない。
【0129】<第14の実施例> <X線マスクEの製造方法 ネガ型>本発明に係る第1
4の実施例として、X線マスクEの製造方法を図38〜
図41を用いて説明する。まず、図38に示すように、
土台となるシリコン基板1の上にX線マスク基板2をS
iCなどで形成し、さらにその上にレジスト4fを塗布
し、T型ゲート電極の上部パターンに合わせてレジスト
4fを加工して、T型ゲート電極の上部パターンに相当
する開口部H1 を設ける。
【0130】次に、電子ビーム蒸着により吸収体3d1
として、Auをt2 の厚さ、例えば0.5μm、に形成
し、レジスト4fと共にリフトオフを行うことにより、
図39に示すように吸収体3d1 が形成される。
【0131】次に、図40に示すように、吸収体3d1
を覆うようにX線マスク基板2の全体にレジスト4gを
塗布し、電子ビーム露光法などにより、T型ゲート電極
の下部パターンに合わせてレジスト4gを加工して、基
部3d1 に達する開口部H2を設ける。
【0132】次に、吸収体3d2 を形成するために、レ
ジスト4gの上から電子ビーム蒸着を行い、厚みがt1
−t2 である、AuまたはTaなどの層を形成する。
【0133】次に、レジスト4gと共にリフトオフを行
うことで、図41に示すような構造を得る。ここで、吸
収体3d2 の厚み、t1 −t2 は、例えば0.2μmで
ある。最後に、シリコン基板1を裏面からフッ酸等でエ
ッチングすることで、図37に示すようなX線マスクE
が完成する。
【0134】なお、吸収体3d2 と吸収体3d1 は完成
後には、図32で示した吸収体3dと同様の形状とな
り、材質を同じにすればX線10の吸収に関しても同様
の特性を示し、このX線マスクEを用いることによって
も、第10の実施例と同様に、ネガ型レジストにT型ゲ
ート電極のレジストパターンを形成することができる。
【0135】<第15の実施例> <X線マスクFの構成 ポジ型>本発明に係る第15の
実施例として、T型ゲート電極を形成するためのX線マ
スクFの構成を図42を用いて説明する。なお、本実施
例のX線マスクFはポジ型レジストの感光用マスクとし
て使用される。
【0136】図42は、本実施例のX線マスクFを示す
断面図である。図42において、X線マスクFは、X線
の透過率が高いSiC等で形成されたマスク基板2の上
に、両端部には、X線の吸収係数の高いTa(タンタ
ル)あるいはAu(金)などで吸収体3eが形成され、
マスク基板2の中央部には、X線の吸収係数が低い、例
えばTi(チタン)などの金属で吸収体3fが形成され
ている。吸収体3fの中央には、マスク基板2に達する
開口長L3の開口部Hが設けられている。
【0137】吸収体3eはX線を完全に遮断する厚み、
例えば1μmの厚さに形成されている。また、吸収体3
fは吸収体3eと同様の厚さで形成されている。
【0138】<第16の実施例> <X線マスクFの製造方法 ポジ型>本発明に係る第1
6の実施例として、X線マスクFの製造方法を図43〜
図48を用いて説明する。まず、図43に示すように、
土台となるシリコン基板1の上にX線マスク基板2をS
iCなどで形成し、さらにその上にT型ゲート電極の上
部パターンに合わせたレジスト4hを形成する。
【0139】次に、図44に示すように吸収体3eを形
成するために、レジスト4hの上から電子ビーム蒸着を
行い、例えば厚みが1μmのAuまたはTaなどの層を
形成する。
【0140】次に、レジスト4hと共にリフトオフを行
うことで、図45に示すような中央部に開口部H0 を有
する構造を得る。
【0141】次に図46に示すように、開口部H0 に、
例えばメタルCVD(化学気相成長)法で、Ti(チタ
ン)あるいはCu(銅)などのX線の吸収係数が低い物
質を埋め込んで、吸収体3fを形成する。
【0142】次に図47に示すように、吸収体3eおよ
び3fの上にレジスト4iを塗布し、電子ビーム露光法
などにより、T型ゲート電極の下部パターンに合わせた
開口部H2 を設ける。
【0143】次に図48に示すように、レジスト4iを
マスクとしてRIE法などにより吸収体3fにエッチン
グを行い、T型ゲート電極の下部パターンに相当する、
開口長L3の開口部Hを形成する。
【0144】最後に、シリコン基板1を裏面からフッ酸
等でエッチングにより除去して、図42に示すX線マス
クFが完成する。
【0145】なお、このX線マスクFを用いて露光する
ことによっても、第5の実施例と同様に、ポジ型レジス
トにT型ゲート電極のレジストパターンを形成すること
ができる。
【0146】<第17の実施例> <X線マスクGの構成 ポジ型>本発明に係る第17の
実施例として、T型ゲート電極を形成するためのX線マ
スクGの構成を図49を用いて説明する。なお、本実施
例のX線マスクGはポジ型レジストの感光用マスクとし
て使用される。
【0147】図49は、本実施例のX線マスクGを示す
断面図である。図49において、X線マスクGは、X線
の透過率が高いSiC等で形成されたマスク基板2の上
に、両端部には、X線の吸収係数の高いTa(タンタ
ル)あるいはAu(金)などで吸収体3gが形成され、
マスク基板2の中央部には、X線の吸収係数が低い、例
えば絶縁膜であるSiOをサイドウォール形状に加工し
て、吸収体3hが形成されている。吸収体3hは、マス
ク基板2の表面においては、T型ゲート電極の下部パタ
ーンに相当する開口長L3であり、マスク基板2の表面
から離れるにつれて、SiOのサイドウォールの外壁に
沿って広がる開口部H3 を有している。
【0148】<第18の実施例> <X線マスクGの製造方法 ポジ型>本発明に係る第1
8の実施例として、X線マスクGの製造方法を図50〜
図54を用いて説明する。まず、図50に示すように、
土台となるシリコン基板1の上にX線マスク基板2をS
iCなどで形成し、さらにその上にT型ゲート電極の上
部パターンに合わせたレジスト4jを形成する。
【0149】次に、図51に示すように吸収体3gを形
成するために、レジスト4jの上から電子ビーム蒸着を
行い、例えば厚みが1μmのAuまたはTaなどの層を
形成する。
【0150】次に、レジスト4jと共にリフトオフを行
うことで、図52に示すような中央部に開口部H0 を有
する構造を得る。
【0151】次に、図53に示すように、開口部H0 お
よび吸収体3gの上に、吸収体3hを例えばプラズマC
VD法により、SiO層を形成する。
【0152】次に、図54に示すように、SiO層にR
IE法あるいはECR(電子サイクロトロン共鳴)を用
いたエッチング法によるエッチングを施し、SiOのサ
イドウォールにより、吸収体3hを形成し、 最後に、
シリコン基板1を裏面からフッ酸等でエッチングにより
除去して、図49に示すX線マスクGが完成する。
【0153】<第19の実施例> <X線マスクGを用いた露光方法 ポジ型>次に、図5
5〜図57を用いて、本発明に係る第19の実施例とし
て、X線マスクGを用いた露光方法について説明する。
【0154】例えば図55に示すように、X線マスクG
に対し上方(吸収体側)からピーク波長5〜9オングス
トロームのX線10を照射する。吸収体3gおよび3h
はX線の吸収係数が異なるので、照射されたX線の吸収
量は場所によって異なり、マスク基板2を透過した後の
X線量も場所によって異なる。
【0155】半導体基板21上に単層のレジスト4kを
形成し、このX線マスクGの上方(吸収体側)からX線
10を照射して露光した後に現像を行うと、図56に示
すように、半導体基板21近傍では、T型ゲート電極の
ゲート長に対応する下部電極パターンの長さがL1であ
って、マスク基板2の表面から離れるにつれて、SiO
のサイドウォールの外壁の形状を反映して広がる開口部
HT3が形成される。
【0156】最後に、この開口部HT3にゲート電極用の
金属を蒸着した後、リフトオフすることにより図57に
示すようにゲート長LgのT型ゲート電極26aが形成
される。なお、下部電極パターンの長さL1はゲート長
Lgよりも若干広く形成される。
【0157】なお図57では、エピタキシャル成長法な
どにより形成した活性層は省略されている。
【0158】<第20の実施例> <X線マスクIの構成 ネガ型>本発明に係る第20の
実施例として、T型ゲート電極を形成するためのX線マ
スクIの構成を図58を用いて説明する。なお、本実施
例のX線マスクIはネガ型レジストの感光用マスクとし
て使用される。
【0159】図58は、本実施例のX線マスクIを示す
断面図である。図53において、X線マスクIは、X線
の透過率が高いSiC等で形成されたマスク基板2の上
に、中央部にT型ゲート電極の下部パターンに相当する
長さL3でX線の吸収係数の高いTa(タンタル)ある
いはAu(金)などで吸収体3iが形成され、吸収体3
iを挟んで両側にはX線の吸収係数が低い、例えばTi
(チタン)などの金属で吸収体3jが形成されている。
【0160】吸収体3iはX線を完全に遮断する厚み、
例えば1μmの厚さに形成されている。また、吸収体3
jは吸収体3iと同様の厚さで形成されている。
【0161】<第21の実施例> <X線マスクIの製造方法 ネガ型>本発明に係る第2
1の実施例として、X線マスクIの製造方法を図59〜
図62を用いて説明する。
【0162】まず、図59に示すように、土台となるシ
リコン基板1の上にX線マスク基板2をSiCなどで形
成し、さらにその上にT型ゲート電極の上部パターンに
合わせて、X線の吸収係数が低い、例えばTi(チタ
ン)などの金属で吸収体3jを形成する。
【0163】次に図60に示すように、X線マスク基板
2の上に吸収体3jを覆うようにレジスト4lを塗布
し、電子ビーム露光法などにより、T型ゲート電極の下
部パターンに合わせた開口部H2 を設ける。
【0164】次に、レジスト4lをマスクとしてRIE
法などにより吸収体3jのエッチングを行い、図61に
示すように、T型ゲート電極の下部パターンに相当す
る、開口長L3の開口部Hを形成する。
【0165】次に、図62に示すように開口部H内に例
えば、電解メッキ法によりAu層を形成して吸収体3i
を形成し、最後に、シリコン基板1を裏面からフッ酸等
でエッチングにより除去して、図58に示すX線マスク
Iが完成する。
【0166】<第22の実施例> <X線マスクJの構成 ネガ型>本発明に係る第22の
実施例として、T型ゲート電極を形成するためのX線マ
スクJの構成を図63を用いて説明する。なお、本実施
例のX線マスクはネガ型レジストの感光用マスクとして
使用される。
【0167】図63は、本実施例のX線マスクJを示す
断面図である。図63において、X線マスクJは、X線
の透過率が高いSiC等で形成されたマスク基板2の上
に、中央部に長さL3のX線の吸収係数の高いTaある
いはAuなどで吸収体3kが形成され、吸収体3kを挟
んで両側にはX線の吸収係数が低い、例えば絶縁膜であ
るSiOをサイドウォール形状に加工して、吸収体3l
が形成されている。吸収体3lは、サイドウォールの外
壁が互いに外側になるように向かい合って形成されてい
る。
【0168】<第23の実施例> <X線マスクJの製造方法 ネガ型>本発明に係る第2
3の実施例として、X線マスクJの製造方法を図64〜
図66を用いて説明する。まず、図64に示すように、
土台となるシリコン基板1の上にX線マスク基板2をS
iCなどで形成し、その上にX線の吸収係数の高いTa
あるいはAuなどで吸収体3kを形成する。
【0169】次に、図65に示すように、X線マスク基
板2の上に、吸収体3kを覆うように、例えばプラズマ
CVD法によりSiO層を形成する。
【0170】次に、図66に示すように、SiO層にR
IE法あるいはECR(電子サイクロトロン共鳴)を用
いたエッチング法によるエッチングを施し、SiOのサ
イドウォールにより、吸収体3lを形成し、最後に、シ
リコン基板1を裏面からフッ酸等でエッチングにより除
去して、図63に示すX線マスクJが完成する。
【0171】<第24の実施例> <X線マスクJを用いた露光方法>次に、図67〜図6
9を用いて、本発明に係る第24の実施例として、X線
マスクJを用いた露光方法について説明する。
【0172】例えば図67に示すように、X線マスクJ
に対し上方(吸収体側)からピーク波長5〜9オングス
トロームのX線10を照射する。吸収体3kおよび3l
はX線の吸収係数が異なるので、照射されたX線の吸収
量は場所によって異なり、マスク基板2を透過した後の
X線量も場所によって異なる。
【0173】半導体基板21上に単層のレジスト4mを
形成し、このX線マスクJの上方(吸収体側)からX線
10を照射して露光した後に現像を行うと、図68に示
すように、半導体基板21近傍では、T型ゲート電極の
ゲート長に対応する下部電極パターンの長さがL1であ
って、マスク基板2の表面から離れるにつれて、SiO
のサイドウォールの外壁の形状を反映して広がる開口部
HT3が形成される。
【0174】最後に、この開口部HT3にゲート電極用の
金属を蒸着した後、リフトオフすることにより図69に
示すようにゲート長LgのT型ゲート電極26aが形成
される。なお、下部電極パターンの長さL1はゲート長
Lgよりも若干広く形成される。
【0175】なお図69では、エピタキシャル成長法な
どにより形成した活性層は省略されている。
【0176】<第25の実施例> <X線マスクKの構成 ネガ型>本発明に係る第25の
実施例として、空中配線を形成するためのX線マスクの
構成を図70を用いて説明する。なお、本実施例のX線
マスクはポジ型レジストの感光用マスクとして使用され
る。
【0177】図70は、本実施例に係るX線マスクKを
示す断面図である。図70において、X線マスクKはX
線の透過率が高いSiC等で形成されたマスク基板2の
上に、X線の吸収係数の高いTa(タンタル)あるいは
Au(金)などで、吸収体3mが形成されている。両端
部の吸収体3mは、厚さt1 で比較的厚く形成されてい
る。該端部に続いて、吸収体3mが存在せずマスク基板
2が露呈した領域が設けられ、該領域に挟まれた中央部
には、吸収体3mが厚さt2 で比較的薄く形成されてい
る。
【0178】端部の吸収体3mはX線を完全に遮断する
だけの厚みを有し、その厚さt1 は、例えば0.7μm
である。また、中央部の吸収体3mはX線を一部透過さ
せる厚みを有し、その厚さt2 は、例えば0.2μmで
ある。
【0179】<第26の実施例> <X線マスクKの製造方法 ポジ型>本発明に係る第2
6の実施例として、X線マスクKの製造方法を図71〜
図73を用いて説明する。まず、土台となるシリコン基
板1の上にX線マスク基板2をSiCなどで形成し、さ
らにその上にレジスト4nを塗布し、空中配線の長さに
合わせてレジスト4nを凸状に加工する。
【0180】次に、図71に示すように、レジストnの
上に電子ビーム蒸着により吸収体3mとして、例えばA
uをt1 の厚さ、例えば0.7μm、に形成する。レジ
スト4nと共にリフトオフを行うことにより、両端部に
吸収体3mが形成され、吸収体3mの間には空中配線の
長さに相当する開口部が形成される。
【0181】次に、該開口部および両端部の吸収体3m
の上にレジス4oを塗布し、図72に示すように、両端
部の吸収体3m間の中央部に、吸収体3mから離れた位
置に、電子ビーム露光法などにより、開口部H4 を形成
する。この開口部H4 は中央部に吸収体3mを形成する
ためのもので、中央部の吸収体3mの長さに合わせて形
成される。
【0182】次に、図73に示すように、レジスト4o
の上から電子ビーム蒸着を行い、厚みがt1 、例えば
0.2μmのAuの層を形成する。
【0183】次に、レジスト4oと共にリフトオフを行
い、最後に、シリコン基板1を裏面からフッ酸等でエッ
チングすることで、図70に示すようなX線マスクEが
完成する。
【0184】<第27の実施例> <X線マスクKを用いた露光方法 ネガ型>図74〜図
78を用いて、本発明に係る第27の実施例として、X
線マスクKを用いた露光方法について説明する。
【0185】図74に示すように、第25の実施例で説
明した構造のX線マスクKを準備する。X線マスクKに
対し、上方(吸収体側)からピーク波長5〜9オングス
トロームのX線10を照射した場合、吸収体3mの厚さ
が場所によって異なるので、照射されたX線10の吸収
量は場所によって異なり、マスク基板2を透過した後の
X線量も場所によって異なる。吸収体3mの厚さがt1
の端部では、X線が完全に遮断され、吸収体3mの厚さ
がt2 の中央部では、X線は完全に遮断されず一部透過
する。一方、吸収体3mを設けない部分は、ほぼ全ての
X線を透過する。
【0186】具体的な露光方法は、図75に示すように
半導体基板21上に単層の化学増幅型のレジスト4pを
2〜8μmの厚さで塗布し、このX線マスクKの上方
(吸収体側)からX線10を照射して露光を行うと、吸
収体3mの厚さがt1 の端部に対応する部分のレジスト
4pは感光されないので、現像しても除去されず、吸収
体3mの厚さがt2 の中央部に対応する部分のレジスト
4pは部分的に感光し、現像により感光部分だけが除去
され、レジスト4pの一部が残る。また、吸収体3mが
設けられていない部分に対応する部分のレジスト4pは
完全に感光され、現像により完全に除去され半導体基板
21が露呈して、図76に示すような構成になる。
【0187】次に図77に示すように、レジストパター
ンの全面に、空中配線60用の金属を蒸着した後、レジ
スト4pと共にリフトオフすることにより、図78に示
すように、半導体基板21の中央部分のレジスト4pを
跨いで、半導体基板21が露呈した部分を繋ぐように空
中配線60が形成される。
【0188】通常の光学露光法では焦点深度が浅いた
め、段差が大きい空中配線を形成する場合には、安定に
空中配線のレジストパターンが形成できなかった。本実
施例で示すX線マスクKを用いることにより、1回のX
線露光により高アスペクト比のレジストパターンの形成
が容易となるため、安定に形成が可能となる。また、配
線の高さは、吸収体3mの中央部分の厚みt2 を変える
ことにより調整することができる。
【0189】<第28の実施例> <X線マスクLの構成 ネガ型>本発明に係る第28の
実施例として、空中配線を形成するためのX線マスクL
の構成を図79を用いて説明する。なお、本実施例のX
線マスクLはネガ型レジストの感光用マスクとして使用
される。
【0190】図79は、本実施例のX線マスクLを示す
断面図である。図79において、X線マスクLはX線の
透過率が高いSiC等で形成されたマスク基板2の上
に、X線の吸収係数の高いTa(タンタル)あるいはA
u(金)などで、吸収体3nが形成されている。吸収体
3nは、マスク基板2の中央に、厚さt2 で比較的薄く
形成された中央部と、該中央部の吸収体の両端に接して
形成された、厚さt1 で比較的厚く形成された端部とに
よって構成されている。マスク基板2上の端部は、吸収
体3nが存在しない領域となっている。
【0191】<第29の実施例> <X線マスクLの製造方法 ネガ型>本発明に係る第2
9の実施例として、X線マスクLの製造方法を図80〜
図82を用いて説明する。まず、図80に示すように、
土台となるシリコン基板1の上にX線マスク基板2をS
iCなどで形成し、さらにその上にレジスト4qを塗布
し、電子ビーム露光法などにより、空中配線の長さに合
わせてレジスト4qに2つの開口部を設ける。
【0192】次に、レジスト4qの上に電子ビーム蒸着
により吸収体3nとして、例えばAuをt1 の厚さ、例
えば0.7μm、に形成し、レジスト4qと共にリフト
オフを行うことにより、吸収体3nの端部が形成され
る。
【0193】次に、図81に示すように、吸収体3nの
端部を覆うようにレジスト4rを塗布し、電子ビーム露
光法などにより、吸収体3nの端部間に開口部を形成す
る。次に、レジスト4rの上に電子ビーム蒸着により、
例えばAuをt1 の厚さ、例えば0.5μm、に形成
し、レジスト4rと共にリフトオフを行うことにより、
図82に示すように吸収体3nの中央部が形成される。
【0194】最後に、シリコン基板1を裏面からフッ酸
等でエッチングすることで、図79に示すようなX線マ
スクLが完成する。
【0195】<第30の実施例> <X線マスクLを用いた露光方法 ネガ型>図83〜図
85を用いて、本発明に係る第30の実施例として、X
線マスクLを用いた露光方法について説明する。
【0196】図83に示すように、第28実施例で説明
した構造のX線マスクLを準備する。このような構成の
X線マスクLに対し、上方(吸収体側)からピーク波長
5〜9オングストロームのX線10を照射すると、吸収
体3nの厚さが場所によって異なるので、照射されたX
線の吸収量は場所によって異なり、マスク基板2を透過
した後のX線量も場所によって異なる。吸収体3nの厚
さがt1 で比較的厚い中央端部では、X線10が完全に
遮断され、吸収体3nの厚さがt2 で比較的薄い中央部
では、X線10は完全に遮断されず一部透過する。一方
吸収体3nを設けないマスク基板2上の端部では、ほぼ
全てのX10線を透過する。
【0197】具体的な露光方法は、図84に示すように
半導体基板21上にネガ型の化学増幅型のレジスト4s
を単層で、2〜3μmの厚さで塗布し、このX線マスク
Lの上方(吸収体側)からX線10を照射して露光を行
うと、吸収体3nの厚さがt1 の中央端部に対応する部
分のレジスト4sは感光されないので、現像によって完
全に除去され半導体基板21が露呈して、図85に示す
ような構成になる。一方、吸収体3nの厚さがt2 の中
央部に対応する部分のレジスト4sは部分的に感光する
ので、現像により感光部分が除去され、一部がネガ化し
て残る。また、吸収体3nが設けられていない、マスク
基板2上の端部に対応する部分のレジスト4sは完全に
感光され、現像により完全にネガ化されて残る。
【0198】次に、このような構成のレジストパターン
の全面に、空中配線用の金属を蒸着した後、リフトオフ
することにより、図78に示すように、半導体基板21
の中央部分の空間を跨いで、半導体基板21が露呈した
部分を繋ぐように空中配線60が形成される。
【0199】
【発明の効果】請求項1記載のX線マスクによれば、該
マスクを介してX線を照射すれば、場所によって異なっ
た露光量を得ることができるので、露光量を調整するこ
とで所定の露光パターンを得ることができ、X線による
解像度の高い露光を行うことができる。
【0200】請求項2記載のX線マスクによれば、X線
を完全に遮断する領域と、所定量のX線を透過させる領
域とで吸収体の厚さを変えて露光量を調整することで所
定の露光パターンを得ることができ、X線による解像度
の高い露光を行うことができる。
【0201】請求項3記載のX線マスクによれば、該マ
スクを介してポジ型レジストにX線を照射することによ
り、X線による解像度の高い露光をポジ型レジストに対
して行うことができる。
【0202】請求項4記載のX線マスクによれば、該マ
スクを介してポジ型レジストにX線を照射することによ
り、T字型のレジストパターンの形成に適した露光パタ
ーンが、X線による解像度の高い露光パターンとして一
度の照射で再現性良く形成される。
【0203】請求項5記載のX線マスクによれば、該マ
スクを介してポジ型レジストにX線を照射することによ
り、アスペクト比の高い空中配線のレジストパターンの
形成に適した露光パターンが、X線による解像度の高い
露光パターンとして一度の照射で再現性良く形成され
る。
【0204】請求項6記載のX線マスクによれば、該マ
スクを介してネガ型レジストにX線を照射することによ
り、X線による解像度の高い露光をネガ型レジストに対
して行うことができる。
【0205】請求項7あるいは請求項8に記載のX線マ
スクによれば、該マスクを介してネガ型レジストにX線
を照射することにより、T字型のレジストパターンの形
成に適した露光パターンが、X線による解像度の高い露
光パターンとして一度の照射で再現性良く形成すること
ができる。
【0206】請求項9記載のX線マスクによれば、該マ
スクを介してネガ型レジストにX線を照射することによ
り、アスペクト比の高い空中配線のレジストパターンの
形成に適した露光パターンが、X線による解像度の高い
露光パターンとして一度の照射で再現性良く形成するこ
とができる。
【0207】請求項10記載のX線マスクによれば、請
求項3〜請求項5の何れかに記載のX線マスクの、所定
量のX線を透過する吸収体の厚さを、X線を完全に遮断
する吸収体の半分以下の厚さで吸収体を形成することに
よって、効率よくポジ型レジストを部分的に露光するこ
とができる。
【0208】請求項11記載のX線マスクによれば、請
求項7〜請求項9の何れかに記載のX線マスクの、所定
量のX線を透過する吸収体の厚さを、X線を完全に遮断
する吸収体の半分以下の厚さで吸収体を形成することに
よって、効率よくネガ型レジストを部分的に露光するこ
とができる。
【0209】請求項12記載のX線マスクによれば、X
線を完全に遮断する領域と、所定量のX線を透過させる
領域とで、X線の吸収係数が異なる第1および第2の吸
収体を使い分けて露光量を調整することで、所定の露光
パターンを得ることができ、X線による解像度の高い露
光を行うことができる。
【0210】請求項13記載のX線マスクの製造方法に
よれば、請求項2〜9の何れかに記載のX線マスクの製
造に適した方法を得ることができ、該方法により加工精
度の高いX線マスクを効率よく製造することができる。
【0211】請求項14または15記載のX線マスクの
製造方法によれば、請求項12記載のX線マスクの製造
に適した製造方法を得ることができ、該方法により加工
精度の高いX線マスクを効率よく製造することができ
る。
【0212】請求項16記載の露光方法によれば、請求
項4記載のX線マスクの上部からX線を照射すること
で、ポジ型レジスト上に、T字型のレジストパターンの
形成に適した露光パターンが、X線による解像度の高い
露光パターンとして一度の照射で再現性良く形成される
ので、レジストパターンの高密度化によってもスループ
ットを低下させずに露光パターンを得ることができる。
【0213】請求項17記載の露光方法によれば、請求
項5記載のX線マスクの上部からX線を照射すること
で、ポジ型レジスト上に、アスペクト比の高い空中配線
のレジストパターンの形成に適した露光パターンが、X
線による解像度の高い露光パターンとして一度の照射で
再現性良く形成されるので、レジストパターンの高密度
化によってもスループットを低下させずに露光パターン
を得ることができる。
【0214】請求項18または請求項19記載の露光方
法によれば、請求項7記載のX線マスクの上部からX線
を照射することで、ネガ型レジスト上に、T字型のレジ
ストパターンの形成に適した露光パターンが、X線によ
る解像度の高い露光パターンとして一度の照射で再現性
良く形成されるので、レジストパターンの高密度化によ
ってもスループットを低下させずに露光パターンを得る
ことができる。
【0215】請求項20記載の露光方法によれば、請求
項9記載のX線マスクの上部からX線を照射すること
で、ネガ型レジスト上に、アスペクト比の高い空中配線
のレジストパターンの形成に適した露光パターンが、X
線による解像度の高い露光パターンとして一度の照射で
再現性良く形成されるので、レジストパターンの高密度
化によってもスループットを低下させずに露光パターン
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施例として、X線マスク
の構成を示す断面図である。
【図2】本発明に係る第2の実施例として、X線マスク
の製造工程を示す断面図である。
【図3】本発明に係る第2の実施例として、X線マスク
の製造工程を示す断面図である。
【図4】本発明に係る第2の実施例として、X線マスク
の製造工程を示す断面図である。
【図5】本発明に係る第2の実施例として、X線マスク
の製造工程を示す断面図である。
【図6】本発明に係る第2の実施例として、X線マスク
の製造工程を示す断面図である。
【図7】本発明に係る第3の実施例として、X線マスク
の構成を示す断面図である。
【図8】本発明に係る第4の実施例として、X線マスク
の製造工程を示す断面図である。
【図9】本発明に係る第4の実施例として、X線マスク
の製造工程を示す断面図である。
【図10】本発明に係る第4の実施例として、X線マス
クの製造工程を示す断面図である。
【図11】本発明に係る第4の実施例として、X線マス
クの製造工程を示す断面図である。
【図12】本発明に係る第4の実施例として、X線マス
クの製造工程を示す断面図である。
【図13】本発明に係る第4の実施例として、X線マス
クの製造工程を示す断面図である。
【図14】本発明に係る第5の実施例として、X線マス
クを用いた露光方法を説明するための断面図である。
【図15】本発明に係る第5の実施例として、X線マス
クを用いた露光方法におけるX線の透過率を示す図であ
る。
【図16】本発明に係る第5の実施例として、X線マス
クを用いた露光方法におけるX線の強度を示す図であ
る。
【図17】本発明に係る第5の実施例として、X線マス
クを用いた露光方法を説明するための断面図である。
【図18】本発明に係る第6の実施例として、X線マス
クを用いた露光方法を説明するための断面図である。
【図19】本発明に係る第6の実施例として、X線マス
クを用いた露光方法を説明するための断面図である。
【図20】本発明に係る第6の実施例として、X線マス
クを用いた露光方法を説明するための断面図である。
【図21】本発明に係る第7の実施例として、X線マス
クの構成を示す断面図である。
【図22】本発明に係る第8の実施例として、X線マス
クの製造工程を示す断面図である。
【図23】本発明に係る第8の実施例として、X線マス
クの製造工程を示す断面図である。
【図24】本発明に係る第8の実施例として、X線マス
クの製造工程を示す断面図である。
【図25】本発明に係る第9の実施例として、X線マス
クを用いた露光方法を説明するための断面図である。
【図26】本発明に係る第9の実施例として、X線マス
クを用いた露光方法におけるX線の透過率を示す図であ
る。
【図27】本発明に係る第9の実施例として、X線マス
クを用いた露光方法におけるX線の強度を示す図であ
る。
【図28】本発明に係る第9の実施例として、X線マス
クを用いた露光方法を説明するための断面図である。
【図29】本発明に係る第10の実施例として、X線マ
スクを用いた露光方法を説明するための断面図である。
【図30】本発明に係る第10の実施例として、X線マ
スクを用いた露光方法を説明するための断面図である。
【図31】本発明に係る第10の実施例として、X線マ
スクを用いた露光方法を説明するための断面図である。
【図32】本発明に係る第11の実施例として、X線マ
スクの構成を示す断面図である。
【図33】本発明に係る第12の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図34】本発明に係る第12の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図35】本発明に係る第12の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図36】本発明に係る第12の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図37】本発明に係る第13の実施例として、X線マ
スクの構成を示す断面図である。
【図38】本発明に係る第14の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図39】本発明に係る第14の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図40】本発明に係る第14の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図41】本発明に係る第14の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図42】本発明に係る第15の実施例として、X線マ
スクの構成を示す断面図である。
【図43】本発明に係る第16の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図44】本発明に係る第16の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図45】本発明に係る第16の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図46】本発明に係る第16の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図47】本発明に係る第16の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図48】本発明に係る第16の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図49】本発明に係る第17の実施例として、X線マ
スクの構成を示す断面図である。
【図50】本発明に係る第18の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図51】本発明に係る第18の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図52】本発明に係る第18の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図53】本発明に係る第18の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図54】本発明に係る第18の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図55】本発明に係る第19の実施例として、X線マ
スクを用いた露光方法を説明するための断面図である。
【図56】本発明に係る第19の実施例として、X線マ
スクを用いた露光方法を説明するための断面図である。
【図57】本発明に係る第19の実施例として、X線マ
スクを用いた露光方法を説明するための断面図である。
【図58】本発明に係る第20の実施例として、X線マ
スクの構成を示す断面図である。
【図59】本発明に係る第21の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図60】本発明に係る第21の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図61】本発明に係る第21の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図62】本発明に係る第21の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図63】本発明に係る第22の実施例として、X線マ
スクの構成を示す断面図である。
【図64】本発明に係る第23の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図65】本発明に係る第23の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図66】本発明に係る第23の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図67】本発明に係る第24の実施例として、X線マ
スクを用いた露光方法を説明するための断面図である。
【図68】本発明に係る第24の実施例として、X線マ
スクを用いた露光方法を説明するための断面図である。
【図69】本発明に係る第24の実施例として、X線マ
スクを用いた露光方法を説明するための断面図である。
【図70】本発明に係る第25の実施例として、X線マ
スクの構成を示す断面図である。
【図71】本発明に係る第26の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図72】本発明に係る第26の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図73】本発明に係る第26の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図74】本発明に係る第27の実施例として、X線マ
スクを用いた露光方法を説明するための断面図である。
【図75】本発明に係る第27の実施例として、X線マ
スクを用いた露光方法を説明するための断面図である。
【図76】本発明に係る第27の実施例として、X線マ
スクを用いた露光方法を説明するための断面図である。
【図77】本発明に係る第27の実施例として、X線マ
スクを用いた露光方法を説明するための断面図である。
【図78】本発明に係る第27の実施例として、X線マ
スクを用いた露光方法を説明するための断面図である。
【図79】本発明に係る第28の実施例として、X線マ
スクの構成を示す断面図である。
【図80】本発明に係る第29の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図81】本発明に係る第29の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図82】本発明に係る第29の実施例として、X線マ
スクの製造工程を示す断面図である。
【図83】本発明に係る第30の実施例として、X線マ
スクを用いた露光方法を説明するための断面図である。
【図84】本発明に係る第30の実施例として、X線マ
スクを用いた露光方法を説明するための断面図である。
【図85】本発明に係る第30の実施例として、X線マ
スクを用いた露光方法を説明するための断面図である。
【図86】従来の電子線による露光方法を説明するため
の断面図である。
【図87】従来の電子線による露光方法を説明するため
の断面図である。
【図88】従来の電子線による露光方法を説明するため
の断面図である。
【図89】従来の電子線による露光方法を説明するため
の断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 X線マスク基板 3、3d1 、3d2 、3a〜3n 吸収体 4a〜4s レジスト 7 絶縁膜 10 X線 H0 、H1 、H2 、H3 開口部 HT1、HT2、HT3 開口部 23a、50 低感度レジスト 24a、30、40 高感度レジスト 26a T型ゲート電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/812 9171−4M H01L 29/80 F

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線を吸収し遮断する吸収体によって、
    所定の露光パターンが形成されたX線マスクにおいて、 前記所定の露光パターンは、前記吸収体が設けられた領
    域と、前記吸収体が設けられていない領域とで構成さ
    れ、 前記吸収体が設られた領域は、前記吸収体を透過するX
    線の透過量が場所によって異なるように形成されている
    ことを特徴とするX線マスク。
  2. 【請求項2】 前記所定の露光パターンの前記吸収体が
    設られた領域は、X線を完全に遮断する領域と、所定量
    のX線を透過させる領域とで前記吸収体の厚さを変える
    ことで、前記吸収体を透過するX線の透過量が場所によ
    って異なるように形成されていることを特徴とする請求
    項1記載のX線マスク。
  3. 【請求項3】 前記所定の露光パターンは、ポジ型レジ
    ストを露光するパターンであり、 前記ポジ型レジストを完全に除去する領域に対応する領
    域には前記吸収体が設けられず、 前記ポジ型レジストを一部除去、あるいは除去せずに保
    存する領域に対応して厚さの異なる前記吸収体が設けら
    れたことを特徴とする請求項2記載のX線マスク。
  4. 【請求項4】 前記所定の露光パターンは、ポジ型レジ
    ストを露光するパターンであり、その断面形状は、 開口長の長い開口部である上部パターンと、開口長の狭
    い開口部である下部パターンとによって形成されたT字
    型の凹部が、所定の厚さの前記吸収体に設けられた形状
    であって、 前記下部パターンは前記吸収体が設けられていない領域
    であり、 前記上部パターンは前記吸収体が前記所定量のX線を透
    過する厚みを有する領域であり、 前記吸収体の前記所定の厚さは、前記X線を完全に遮断
    する厚さであることを特徴とする、請求項2記載のX線
    マスク。
  5. 【請求項5】 前記所定の露光パターンは、ポジ型レジ
    ストを露光するパターンであり、 前記所定量のX線を透過する厚みを有した吸収体で形成
    される領域と、該領域の両側に、前記吸収体が設けられ
    ていない領域を挟んで、前記X線を完全に遮断する厚み
    を有した吸収体で形成される領域とで構成されているこ
    とを特徴とする、請求項2記載のX線マスク。
  6. 【請求項6】 前記所定の露光パターンは、ネガ型レジ
    ストを露光するパターンであり、 前記ネガ型レジストを完全に保持する部分に対応する部
    分には前記吸収体が設けられず、 前記ネガ型レジストを一部除去、あるいは完全に除去す
    る領域に対応して厚さの異なる前記吸収体が設けられた
    ことを特徴とする請求項2記載のX線マスク。
  7. 【請求項7】 前記所定の露光パターンは、ネガ型レジ
    ストを露光するパターンであり、その断面形状は、 断面横方向の長さが長い上部パターンと、該上部パター
    ンの下部に設けられた、断面横方向の長さが短い下部パ
    ターンとによってT字型をなす形状であって、 前記上部パターンは、前記吸収体が前記所定量のX線を
    透過する厚みを有した領域であり、 前記上部パターンと下部パターンとが重なった部分は、
    前記X線を完全に遮断する厚みを有した領域であること
    を特徴とする、請求項2記載のX線マスク。
  8. 【請求項8】 前記所定の露光パターンは、ネガ型レジ
    ストを露光するパターンであり、その断面形状は、 断面横方向の長さが長い下部パターンと、該下部パター
    ンの上部に設けられた、断面横方向の長さが短い上部パ
    ターンとによって逆T字型をなす形状であって、 前記下部パターンは、前記吸収体が前記所定量のX線を
    透過する厚みを有した領域であり、 前記上部パターンと下部パターンとが重なった部分は、
    前記X線を完全に遮断する厚みを有した領域であること
    を特徴とする、請求項2記載のX線マスク。
  9. 【請求項9】 前記所定の露光パターンは、ネガ型レジ
    ストを露光するパターンであり、 前記所定量のX線を透過する厚みを有した吸収体で形成
    される領域と、該領域の両側に隣接して、前記X線を完
    全に遮断する厚みを有した吸収体で形成される領域とで
    構成されていることを特徴とする、請求項2記載のX線
    マスク。
  10. 【請求項10】 前記吸収体の、前記所定量のX線を透
    過させる厚さは、前記X線を完全に遮断する厚さの半分
    以下であることを特徴とする請求項3〜5の何れかに記
    載のX線マスク。
  11. 【請求項11】 前記吸収体の、前記所定量のX線を透
    過させる厚さは、前記X線を完全に遮断する厚さの半分
    以上であることを特徴とする請求項6〜8の何れかに記
    載のX線マスク。
  12. 【請求項12】 前記所定の露光パターンは、前記X線
    の吸収係数が異なる第1および第2の吸収体と、該第1
    および第2の吸収体が形成されない領域とで形成され、 前記X線を完全に遮断する領域は、前記第1の吸収体に
    よって形成され、 前記所定量のX線を透過させる領域は、前記第1の吸収
    体よりも吸収係数の小さい前記第2の吸収体によって形
    成されていることを特徴とする請求項1記載のX線マス
    ク。
  13. 【請求項13】 下地層を準備する工程と、 前記下地層の上に、X線に対して透明なX線マスク基板
    を形成する工程と、 前記X線マスク基板の上に、前記X線を完全に遮断する
    厚さの吸収体を形成する工程と、 前記X線吸収体を所定の厚さに達するまで選択的に除去
    して、所定量の前記X線を透過させる領域を形成する工
    程と、 前記X線マスク基板の表面に達するまで前記吸収体を選
    択的に除去して、前記吸収体が存在しない領域を形成す
    る工程と、 前記下地層を除去する工程と、を備えたX線マスクの製
    造方法。
  14. 【請求項14】 下地層を準備する工程と、 前記下地層の上に、X線に対して透明なX線マスク基板
    を形成する工程と、 前記X線マスク基板の上に、所定量の前記X線を透過さ
    せる厚さの第1の吸収体を形成する工程と、 前記X線マスク基板の表面に達するまで前記第1の吸収
    体を選択的に除去して、前記吸収体が存在しない領域を
    形成する工程と、 前記第1の吸収体の上に第2の吸収体を選択的に形成し
    て、前記X線を完全に遮断する領域を形成する工程と、 前記下地層を除去する工程と、を備えたX線マスクの製
    造方法。
  15. 【請求項15】 下地層を準備する工程と、 前記下地層の上に、X線に対して透明なX線マスク基板
    を形成する工程と、 前記X線マスク基板の上に、前記X線を完全に遮断する
    厚さの第1の吸収体を選択的に形成する工程と、 前記第1の吸収体が形成されていない領域に、前記第1
    の吸収体と同じ厚さで、所定量の前記X線を透過させる
    第2の吸収体を形成する工程と、 前記第2の吸収体を選択的に除去して、前記第2の吸収
    体が存在しない領域を形成する工程と、 前記下地層を除去する工程と、を備えたX線マスクの製
    造方法。
  16. 【請求項16】 請求項4記載のX線マスクを使用し
    て、ポジ型レジストにレジストパターンを露光する露光
    方法であって、前記X線マスクの上部からX線を照射し
    て現像することで、 前記下部パターンに対応する領域の前記ポジ型レジスト
    を完全に露光して完全に除去し、 前記上部パターンに対応する領域の前記ポジ型レジスト
    を部分的露光して表面から部分的に除去し、 前記所定の厚さを有する部分に対応する領域の前記ポジ
    型レジストは露光せずに保持して、前記ポジ型レジスト
    にT字型レジストパターンを形成することを特徴とする
    露光方法。
  17. 【請求項17】 請求項5記載のX線マスクを使用し
    て、ポジ型レジストにレジストパターンを露光する露光
    方法であって、前記X線マスクの上部からX線を照射し
    て現像することで、 前記所定量のX線を透過する厚みを有した吸収体で形成
    される領域に対応する領域の前記ネガ型レジストを部分
    的に露光して表面から部分的に除去し、 前記X線を完全に遮断する厚みを有した吸収体で形成さ
    れる領域に対応する領域の前記ポジ型レジストは露光せ
    ずに保持し、 前記吸収体が設けられていない領域に対応する領域の前
    記ポジ型レジストを完全に露光して完全に除去して、前
    記ポジ型レジストに、該レジストが部分的に除去された
    領域を跨いで、前記ポジ型レジストが完全に除去された
    領域を繋ぐ空中配線のレジストパターンを形成すること
    を特徴とする露光方法。
  18. 【請求項18】 請求項7記載のX線マスクを使用し
    て、ネガ型レジストにレジストパターンを露光する露光
    方法であって、前記X線マスクの上部からX線を照射し
    て現像することで、 前記上部パターンに対応する領域の前記ネガ型レジスト
    を部分的に露光して表面から部分的に除去し、 前記上部パターンと下部パターンとが重なった部分に対
    応する領域の前記ネガ型レジストを露光せずに完全に除
    去し、 前記T字型の吸収体が設けられた部分以外に対応する領
    域の前記ネガ型レジストは完全に露光して保持して、前
    記ネガ型レジストにT字型レジストパターンを形成する
    ことを特徴とする露光方法。
  19. 【請求項19】 請求項8記載のX線マスクを使用し
    て、ネガ型レジストにレジストパターンを露光する露光
    方法であって、前記X線マスクの上部からX線を照射し
    て現像することで、 前記下部パターンに対応する領域の前記ネガ型レジスト
    を部分的に露光して表面から部分的に除去し、 前記上部パターンと下部パターンとが重なった部分に対
    応する領域の前記ネガ型レジストを露光せずに完全に除
    去し、 前記T字型の吸収体が設けられた部分以外に対応する領
    域の前記ネガ型レジストを完全に露光して保持して、前
    記ネガ型レジストにT字型レジストパターンを形成する
    ことを特徴とする露光方法。
  20. 【請求項20】 請求項9記載のX線マスクを使用し
    て、ネガ型レジストにレジストパターンを露光する露光
    方法であって、前記X線マスクの上部からX線を照射し
    て現像することで、 前記所定量のX線を透過する厚みを有した吸収体で形成
    される領域に対応する領域の前記ネガ型レジストを部分
    的に露光して表面から部分的に除去し、 前記X線を完全に遮断する厚みを有した吸収体で形成さ
    れる領域に対応する領域の前記ネガ型レジストを露光せ
    ずに完全に除去し、 前記吸収体が設けられていない領域に対応する領域の前
    記ネガ型レジストを完全に露光して保持して、前記ネガ
    型レジストに、該レジストが部分的に除去された領域を
    跨いで、前記ネガ型レジストが完全に除去された領域を
    繋ぐ空中配線のレジストパターンを形成することを特徴
    とする露光方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002139842A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Fujitsu Ltd パターン形成方法と半導体装置

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JP2002139842A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Fujitsu Ltd パターン形成方法と半導体装置

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