JPH07223221A - ポリエステル樹脂ペレットの製造法 - Google Patents

ポリエステル樹脂ペレットの製造法

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JPH07223221A
JPH07223221A JP4053294A JP4053294A JPH07223221A JP H07223221 A JPH07223221 A JP H07223221A JP 4053294 A JP4053294 A JP 4053294A JP 4053294 A JP4053294 A JP 4053294A JP H07223221 A JPH07223221 A JP H07223221A
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JP
Japan
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resin
strand
polyester resin
pellets
cutting
Prior art date
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Pending
Application number
JP4053294A
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English (en)
Inventor
Kokichi Nishiyama
幸吉 西山
Yoji Ishihara
洋二 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Ester Co Ltd
Original Assignee
Nippon Ester Co Ltd
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Publication date
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 融点が 170℃以下で、かつガラス転移点が40
℃以下である結晶性の熱可塑性ポリエステル樹脂の溶融
物をストランド又はシート状に吐出し、冷却固化後切断
してペレットを製造する方法において、冷却固化後のス
トランド又はシート状物を延伸した後、切断する。 【効果】 切断が容易になるとともにペレットがブロッ
ク化するのを防止することができ、生産性を向上させる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低融点、低ガラス転移
点で、結晶性の熱可塑性ポリエステル樹脂のペレットを
製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】芳香族共重合ポリエステルや脂肪族ポリ
エステル等の低融点、低ガラス点で、結晶性の熱可塑性
ポリエステル樹脂は、ホットメルトバインダー用等とし
て使用されている。しかし、このようなポリエステル樹
脂は、重縮合反応後のペレット化に際し、切断が困難で
あるばかりでなく、ペレット状に切断した後に、ガラス
転移点以上に樹脂の温度が上昇すると、ペレットがブロ
ック化現象を起こすという問題があった。従来、この問
題を解決するために、結晶化を促進させる大型の冷却水
槽付き払出し装置を使用したり、ペレットを低温で貯蔵
したりすることが必要であり、生産性の向上を図る上で
大きな障害となっていた。特公昭39− 15443号公報に
は、ポリエチレンテレフタレート (少量の共重合成分を
含有するものを含む) のような高融点のポリエステル樹
脂からペレットを製造する際に、ストランド又はシート
状物を、その後の乾燥等の高温処理におけるペレットの
変形、密着を防止し得る程度に延伸してから切断する方
法が開示されている。しかし、この公報には、低融点、
低ガラス転移点で、結晶性の熱可塑性ポリエステル樹脂
に適用した場合にどのような効果が奏されるかは明らか
にされていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、低融点、低
ガラス転移点で、結晶性の熱可塑性ポリエステル樹脂か
らペレットを製造する際に、切断を容易にするとともに
ペレットがブロック化するのを防止することができ、生
産性を向上させることができるポリエステル樹脂ペレッ
トの製造法を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するもので、その要旨は、融点が 170℃以下で、か
つガラス転移点が40℃以下である結晶性の熱可塑性ポリ
エステル樹脂の溶融物をストランド又はシート状に吐出
し、冷却固化後切断してペレットを製造する方法におい
て、冷却固化後のストランド又はシート状物を延伸した
後、切断することを特徴とするポリエステル樹脂ペレッ
トの製造法にある。
【0005】本発明の対象となるポリエステル樹脂は、
融点が 170℃以下で、かつガラス転移点が40℃以下であ
る結晶性の熱可塑性ポリエステル樹脂である。このよう
なポリエステル樹脂の具体例としては、ポリエチレンテ
レフタレートに1,4−ブタンジオールのようなエチレン
グリコール以外のグリコールやε−カプロラクトンのよ
うなラクトン又はヒドロキシカルボン酸を共重合したも
の、ドデカンジカルボン酸のような長鎖脂肪族ジカルボ
ン酸とエチレングリコールのようなグリコールとからの
脂肪族ポリエステル等が挙げられる。
【0006】本発明においては、まず、上記のようなポ
リエステル樹脂の溶融物(通常、重縮合反応器からのも
の)を口金を通してストランド又はシート状に吐出し、
冷却固化させる。次いで、冷却固化したストランド又は
シート状物を延伸した後、ペレット状に切断する。延伸
は、ポリエステル樹脂の分子が配向し、切断し易くな
り、かつペレット化した後、ブロック化し難くなる程度
に行えばよく、樹脂の種類に応じて適当な延伸倍率とす
る必要があるが、通常、2〜10倍の延伸倍率が採用され
る。シート状物の場合、縦横両方向に延伸してもよい
が、通常、縦方向(吐出方向)に延伸すれば十分であ
る。
【0007】次に、本発明の方法を図面を参照しながら
説明する。図1は、本発明のペレットの製造法の一例を
示す概略図である。重縮合反応器1からの溶融状態のポ
リエステル樹脂は、払い出し用口金2からストランド状
物3として連続的に吐出され、冷却水槽4中を矢印方向
に進行して冷却固化し、引取りローラ5で引取られる。
冷却固化したストランド状物は、引取りローラ5と回転
数が可変の延伸ローラ6との間で所定の倍率で延伸さ
れ、切断機7で切断され、ペレット8となる。
【0008】
【作用】本発明の方法によれば、切断前にストランド又
はシート状物を延伸するので、ポリエステル樹脂の分子
配向が上がり、結晶化が促進されるため、低融点、低ガ
ラス転移点のポリエステル樹脂でも切断が容易となり、
また、ペレットのブロック化が防止される。なお、非晶
性の熱可塑性ポリエステル樹脂では、切断前に延伸して
も、切断は容易になるものの、ペレットのブロック化を
防止する効果は奏されない。
【0009】
【実施例】次に、実施例により本発明を具体的に説明す
る。なお、実施例において特性値等は次のようにして求
めた。 (イ) 極限粘度〔η〕 フェノールと四塩化エタンとの等重量混合物を溶媒と
し、温度20℃で測定した。 (ロ) 融点、ガラス転移点、結晶化熱 パーキンエルマー社製の示差走査熱量計 DSC-7型を用
い、昇温速度20℃/分で測定した。 (ハ) ブロック化率 ペレット 500gを直径10cmのステンレス製容器に入れ、
上から 2.5g/cm2の荷重を加え、50℃の恒温槽中に5
時間放置後、ブロック化したペレットとブロック化しな
いペレットの重量を測定し、ブロック化率を求めた。
【0010】実施例1〜3、比較例1 テレフタル酸86モル、エチレングリコール 132モル、1,
4−ブタンジオール78モル及びε−カプロラクトン14モ
ルをエステル化反応器に仕込み、常圧下、250℃で6時
間攪拌しながら反応させた後、反応生成物を重縮合反応
器に移し、触媒としてテトラブチルチタネートをテレフ
タル酸1モルに対して1×10-4モル添加し、0.5 トル以
下の減圧下、260 ℃で 2.5時間重縮合反応を行ってポリ
エステル樹脂を得た。この共重合ポリエステル樹脂(ガ
ラス転移点=30℃、融点=162 ℃、極限粘度=0.80)
を、図1に示す重縮合反応器1から払出し口金2を通し
てストランド状物3として吐出し、水温が17℃の冷却水
槽4を通して冷却固化し、引取りローラ5で引取った。
次いで、引取りローラ5と延伸ローラ6との間で表1に
示した延伸倍率で延伸した後、切断機7で切断して表1
に示した大きさのペレット8を得た。なお、実施例1で
は、ブロック化率が8重量%であったが、ブロック化物
は手で触れるとすぐ崩れるものであった。
【0011】実施例4、比較例2 ドデカンジカルボン酸 100モル及びエチレングリコール
160モルをエステル化反応器に仕込み、常圧下、240 ℃
で4時間攪拌しながら反応させた後、反応生成物を重縮
合反応器に移し、触媒としてテトラブチルチタネートを
酸成分1モルに対して3×10-4モル添加し、0.5 トル以
下の減圧下、265 ℃で3時間重縮合反応を行ってポリエ
ステル樹脂を得た。この脂肪族ポリエステル樹脂(ガラ
ス転移点=−30℃、融点=85℃、極限粘度=1.76)を延
伸倍率を表1に示した倍率として、上記実施例と同様に
したペレット化した。なお、実施例4では、ブロック化
率が5重量%であったが、ブロック化物は手で触れると
すぐ崩れるものであった。
【0012】比較例3 テレフタル酸50モル、イソフタル酸50モル、エチレング
リコール87モル、ネオペンチルグリコール58モル及び分
子量1000のポリテトラメチレングリコールを生成ポリエ
ステルの 4.5重量%となる量でエステル化反応器に仕込
み、常圧下、240 ℃で6時間攪拌しながら反応させた
後、反応生成物を重縮合反応器に移し、触媒としてテト
ラブチルチタネートを酸成分1モルに対して3×10-4モ
ル添加し、0.5 トル以下の減圧下、245 ℃で2時間重縮
合反応を行ってポリエステル樹脂を得た。この共重合ポ
リエステル樹脂(非晶性、ガラス転移点=35℃、極限粘
度=0.95)を延伸倍率を4として、上記実施例と同様に
してペレット化した。
【0013】上記実施例及び比較例のポリエステル樹脂
の特性値及びブロック化率を表1に示す。
【0014】
【表1】
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、切断が困難で、さらに
ペレット状に切断できても、その後にブロック化現象を
起こすような低融点、低ガラス転移点で、結晶性の熱可
塑性ポリエステル樹脂からのペレット化が容易になり、
ペレットのブロック化が防止され、生産性を向上させる
ことができるポリエステル樹脂ペレットの製造法が提供
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポリエステル樹脂ペレットの製造法の
一例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 重縮合反応器 2 払出し口金 3 ストランド状物 4 冷却水槽 5 引取りローラ 6 延伸ローラ 7 切断機 8 ペレット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 融点が 170℃以下で、かつガラス転移点
    が40℃以下である結晶性の熱可塑性ポリエステル樹脂の
    溶融物をストランド又はシート状に吐出し、冷却固化後
    切断してペレットを製造する方法において、冷却固化後
    のストランド又はシート状物を延伸した後、切断するこ
    とを特徴とするポリエステル樹脂ペレットの製造法。
JP4053294A 1994-02-14 1994-02-14 ポリエステル樹脂ペレットの製造法 Pending JPH07223221A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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