JPH072232A - 製袋包装機におけるシール温度設定装置 - Google Patents

製袋包装機におけるシール温度設定装置

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JPH072232A
JPH072232A JP6044985A JP4498594A JPH072232A JP H072232 A JPH072232 A JP H072232A JP 6044985 A JP6044985 A JP 6044985A JP 4498594 A JP4498594 A JP 4498594A JP H072232 A JPH072232 A JP H072232A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 包装機の各ヒータに対するシール温度設定操
作を容易にすること。 【構成】 包材種別指定手段11により包材sの材質や
サイズ等を指定すると、選定手段13は、これに対応す
るシール温度データを温度データ格納手段12から選定
し、基準温度設定手段14を介して縦シール用ヒータ1
の温度を基準温度として設定するとともに、温度設定手
段15は、この基準温度に予め設定した温度を付加して
横シール用の前ヒータ5と後ヒータ6の温度を設定する
ようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製袋包装機におけるシー
ル温度の設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性の帯状包材をフォーマによって
筒状に曲成しながら充填シリンダの周面に沿わせて移送
し、この間に重ね合わされた縦の縁同士をシールすると
ともに、充填シリンダの下方で袋の天に当る部分とつぎ
の袋の地に当る部分とを同時にシールするようにした、
いわゆる縦型ピロー包装機には、縦の縁同士をシールす
る縦シール用ヒータと、天と地の部分を挟んでシールす
る前後2つの横シール用ヒータの、都合3個のヒータが
用いられている。
【0003】これらの各ヒータの温度については、一般
に、厚みの変化のない部分をシールする縦シール用ヒー
タよりも、縦の重なり部分を十分に溶着しなければなら
ない横シール用ヒータの方を高めに設定するようにして
おり、また、前後の横シール用ヒータについては、縦の
重なり部分を直接シールしなければならない前ヒータの
方を後のヒータよりも高めに設定するようにしている。
【0004】これらのヒータの温度設定については、こ
れまで各ヒータの温度を表示するそれぞれの温度計を見
ながら、作業者が包材の材質やサイズ等に応じてその都
度上記した条件を加味しつつ該当する各つまみを個々に
操作するなどして行っていたため、その作業がきわめて
煩わしかったばかりでなく、個人差や操作ミスが介入す
る虞れを有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
包材の材質、サイズを指定することにより、各ヒータの
温度を自動的に設定することのできる新たな装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するための製袋包装機におけるシール
温度設定装置として、包材の種類別の温度データを格納
する手段と、指定された包材の種類に応じて格納手段か
ら対応するシール温度データを選定してシール用ヒータ
のいずれか1つのヒータの温度を基準温度として設定す
る手段と、設定手段により設定した基準温度と別に設定
した値とから他のシール用ヒータの温度を設定する手段
とにより、包材の材質やサイズ等を指定することによっ
て全てのシール用ヒータの温度を同時に設定できるよう
にしたものである。
【0007】
【実施例】そこで以下に図示した実施例について説明す
る。図1は本発明の一実施例を示したものである。図に
おいて符号1は、フォーマ2によって曲成されつつ充填
シリンダ3の周面に沿って送り込まれてきた包材sに対
し、その重なり合った縦の縁同士を熱溶着する縦シール
用ヒータで、ここで筒状に形成された包材sは、プルダ
ウンベルト7によりその下方に引降ろされた上、互いに
接合、離間し合うよう動作する前後の横シール用ヒータ
5、6により天の部分と地の部分を同時に溶着されるよ
うに構成されている。
【0008】ところで、図中符号10は、縦シール用ヒ
ータ1の温度T1 を基準温度として設定するとともに、
この基準温度をもとに横シール用の前後のヒータ5、6
の温度T2 、T3 を設定する設定回路で、ここには、操
作パネルのような包材sの種別を指定する手段11から
成形すべき袋に使用される包材sの材質や厚みあるいは
サイズ等の包材種別指定信号と、縦シール用ヒータ1の
温度を検出するヒータ温度検出手段16から検出温度に
相当する信号がそれぞれ入力するように構成されてい
る。
【0009】12は、包材sの材質や厚みあるいはサイ
ズ別に必要な縦シール用ヒータ1の温度データを格納し
た温度データ格納手段で、包材種別指定手段11から包
材の種別指定信号が入力すると、選定手段13は温度デ
ータ格納手段12から対応するシール温度データを読み
出し、この温度データを基準温度設定手段14に出力し
てその温度を表示器18に表示するとともに、縦シール
用ヒータ1へ供給する電力、つまりここに供給する基準
電圧もしくは基準電流を設定するように構成されてい
る。
【0010】これに対して図中符号15は、縦シール用
ヒータ1の温度T1 、つまり基準温度をもとに、各横シ
ール用ヒータ5、6の温度T2 、T3 を設定する温度設
定手段で、縦シール用ヒータ1の温度T1 に対し、横シ
ール用前ヒータ5の温度T2が、T2 =T1 +5〜10
℃となるよう、また、横シール用後ヒータ6の温度T3
が、T3 =T1 +2〜5℃となるよう、図2に示したよ
うに、一義的にそれぞれ温度ΔT2 、ΔT3 を加えて、
各横シール用ヒータ5、6の温度T2 、T3 を設定する
ように、つまりこれらのヒータ5、6に供給する電力を
設定するように機能する。
【0011】一方、図1に示したヒータ温度検出手段1
6及び比較手段17は、縦シール用ヒータ1の温度を検
出して基準温度設定手段14が設定した温度を補正する
ためのフィードバック回路で、縦シール用ヒータの温度
検出手段16により検出された出力信号は、選定手段1
3からの出力信号とともに比較手段17に入力して比較
された上、その比較信号は基準温度設定手段14に入力
し、ここでその差が最小になるように縦シール用ヒータ
1の温度T1 を補正するように構成されている。
【0012】このように構成された装置において、い
ま、これから作成すべき袋が決められると、オペレータ
は、図示しない操作パネル、つまり包材種別指定手段1
1を操作して、使用する包材sの材質や厚みやサイズ、
場合よっては包装速度、さらには合掌張りであるか封筒
張りであるかといった包装形態等について指定する。
【0013】そして、この包材種別信号が設定回路10
に入力すると、設定回路10は、選定手段13を介して
温度データ格納手段12から対応するシール温度データ
を選定し、このデータ信号を基準温度設定手段14に出
力する。
【0014】一方、基準温度設定手段14は、入力した
温度データ信号をもとに縦シール用ヒータ1に供給すべ
き電力、つまり電圧あるいは電流を設定し、また、温度
設定手段15は、基準温度設定手段14からの基準温度
信号をもとに、横シール用前ヒータ5については、その
温度T2 がさらにこれより5〜10℃高くなるように、
横シール用後ヒータ6については、その温度T3 がさら
に2〜5℃高くなるように、一義的に決められた各温度
ΔT2 、ΔT3 を加算して、前後の横シール用ヒータ
5、6の温度T2 、T3 を設定する。
【0015】他方、このようにして装置が作動を始める
と、フィードバック回路は、縦シール用ヒータ1の温度
をヒータ温度検出手段16により検出して、この検出信
号を比較手段17に出力し、さらに比較手段17は、こ
の検出信号と選定手段13からの信号とを比較した上、
例えば縦シール用ヒータ1を取り巻く外的な環境の変化
により両者の間に差が出たような場合には、その差信号
を基準温度設定手段14に出力し、この差信号をもとに
縦シール用ヒータ1の温度T1 を補正する。
【0016】なお、図は省略しているが、横シール用の
各ヒータ5、6にもこれらの温度を検出するシール温度
検出手段が設けられていて、これらの検出出力により横
シール用ヒータ5、6の温度T2 、T3 をも補正できる
ように構成されている。
【0017】図3は、温度設定手段15についての別の
設定態様を示したもので、例えば封筒張り形式の包装物
を作る場合には、前後の横シール用ヒータ5、6の温度
2、T3 を実際上特に変える必要はないから、このよ
うな場合には、基準温度設定手段14により設定された
縦シール用ヒータ1の温度T1 をもとに、前後の横シー
ル用ヒータ5、6が必要とする温度ΔTを加算して、こ
れらの温度T2 、T3(T2 =T3 )を設定する。
【0018】この実施例は、基準温度として縦シール用
ヒータ1の温度T1 を設定するようにしたものである
が、図4は、基準温度設定手段14によって横シール用
前ヒータ5の温度T2 を設定するようにした本発明の別
の実施例を示したものである。この実施例は、基準温度
設定手段14によって横シール用前ヒータ5の温度T2
を基準温度として設定する一方、温度設定手段15は、
この基準温度をもとに、横シール用後ヒータ6に対して
は、前ヒータ5の温度T2 より3〜5℃低くなるように
減算して(T3 =T2 −ΔT3 )、その温度T3 を横シ
ール用後ヒータ6の温度となし、また縦シール用ヒータ
1に対しては、前ヒータ5の温度T2 から5〜10℃減
算して(T1 =T2 −ΔT1 )、その温度T1 を縦シー
ル用ヒータ1の温度とするようにしたものである。
【0019】一方、図5は、温度表示に関する本発明の
他の実施例を示したもので、この実施例における表示器
18は、切換器19を介して基準温度設定手段14及び
温度設定手段15からの各出力信号を入力するように構
成されていて、切換器19により各出力信号の1つを選
択することによって、表示器18上に該当するヒータ名
と、その設定温度T1 〜T3 を表示することができるよ
うに構成したものである。
【0020】またさらに、図6に示した実施例は、基準
温度設定手段14に縦シール専用の温度表示器18Aを
接続して、これに基準温度としての縦シール用ヒータ1
の温度T1 を表示させる一方、温度設定手段15には切
換器19を介して横シール専用の温度表示器18Bを接
続させ、この切換器19を操作することにより前後の横
シール用ヒータ5、6のうちの選択された一方の温度T
2 、T3 を該当するヒータ名とともに表示できるように
構成したものである。
【0021】ところで、上述した実施例は、基準温度設
定手段14によって特定の1つのシール用ヒータの温度
を基準温度Tとして設定し、これに他のシール用ヒータ
として予め設定された温度ΔTを加算するか減算するか
によって、他のシール用ヒータの温度を設定するように
したものであるが、設定された基準温度をもとに、これ
に別途設定した係数を乗算することによっても他のシー
ル用ヒータの温度を設定することができる。
【0022】図7は、この温度設定用として構成した本
発明のさらに別の実施例を示したものである。
【0023】この設定回路20における選定手段23
は、包材種別指定手段21からの指定信号を受けて温度
データ格納手段22から対応するシール温度データと対
応する係数データを読み出し、シール温度データを基準
温度設定手段24に出力するとともに、対応する係数デ
ータを演算手段26に出力し、基準温度設定手段24
は、シール温度データをもとに縦シール用ヒータ1に供
給する電力を設定するとともに、この基準温度データを
演算手段26に出力する。
【0024】そして、演算手段26は、選定手段23か
ら入力した指定包材別の係数αに横シール用前ヒータ5
と後ヒータ6の係数を加味して係数α1 、α2 となした
上、これを基準温度設定手段24から入力した基準温度
1 に掛合わせることによって、横シール用前ヒータ5
と後ヒータ6の各温度T2 、T3 を決定し、これらの信
号を温度設定手段25に出力して横シール用前ヒータ5
と後ヒータ6とに供給する電力を設定するようにしたも
ので、図8は、この温度設定態様を示したものである。
【0025】なお、この実施例では指定した包材別の係
数αを用いるようにしているが、他のシール用ヒータに
要求される一定の係数を用いるようにして演算手段26
を簡素化することもできる。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、指定
された包材の種類別信号をもとに対応するシール温度デ
ータを選定して、シール用ヒータの1つの温度を基準温
度として設定するとともに、この設定した基準温度と、
別に設定した値とから他のシール用ヒータの温度を設定
するようにしたので、使用する包材の材質やサイズ毎に
各シール用ヒータの温度を設定しなければならなかった
この種の包装機の温度設定操作を、単に包材の種別指定
操作のみによって可能とすることができて、その操作を
著しく簡素化することができるとともに、指定ミス等に
よって生じる不良製品の発生を皆無にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す装置のブロック図であ
る。
【図2】同上装置による温度設定態様を示した図であ
る。
【図3】同上装置による他の温度設定態様を示した図で
ある。
【図4】同上装置によるさらに別の温度設定態様を示し
た図である。
【図5】温度表示手段に関する実施例を示した図であ
る。
【図6】温度表示手段に関する別の実施例を示した図で
ある。
【図7】本発明の他の実施例を示す装置のブロック図で
ある。
【図8】同上装置による温度設定態様を示した図であ
る。
【符号の説明】
1 縦シール用ヒータ 3 充填シリンダ 5 横シール用前ヒータ 6 横シール用後ヒータ 10、20 設定回路 s 包材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包材の種類別の温度データを格納する手
    段と、指定された包材の種類に応じて上記格納手段から
    対応するシール温度データを選定してシール用ヒータの
    いずれか1つのヒータの温度を基準温度として設定する
    手段と、該設定手段により設定した上記基準温度と別に
    設定した値とから他のシール用ヒータの温度を設定する
    手段とを備えた製袋包装機におけるシール温度設定装
    置。
  2. 【請求項2】 上記他のシール用ヒータの温度設定手段
    が、上記基準温度に予め設定した温度を加算、減算して
    設定する手段であることを特徴とする請求項1記載の製
    袋包装機におけるシール温度設定装置。
  3. 【請求項3】 上記他のシール用ヒータの温度設定手段
    が、上記基準温度に別に設定した係数を乗算して設定す
    る手段であることを特徴とする請求項1記載の製袋包装
    機におけるシール温度設定装置。
  4. 【請求項4】 シール用ヒータの温度検出信号をもと
    に、上記基準温度設定手段もしくは上記他のシール用ヒ
    ータの温度設定手段が設定した温度のうち、該当するヒ
    ータの温度を補正する手段を備えていることを特徴とす
    る請求項1記載の製袋包装機におけるシール温度設定装
    置。
  5. 【請求項5】 上記基準温度設定手段及び上記他のシー
    ル用ヒータの温度設定手段のうちの少なくとも1つの出
    力信号を受けて、該当するシール用ヒータの温度を表示
    する手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の製袋
    包装機におけるシール温度設定装置。
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