JPH0722380Y2 - 自動車用ブロック床板 - Google Patents

自動車用ブロック床板

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JPH0722380Y2
JPH0722380Y2 JP10137591U JP10137591U JPH0722380Y2 JP H0722380 Y2 JPH0722380 Y2 JP H0722380Y2 JP 10137591 U JP10137591 U JP 10137591U JP 10137591 U JP10137591 U JP 10137591U JP H0722380 Y2 JPH0722380 Y2 JP H0722380Y2
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floor
floor plate
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JP10137591U
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JPH0542058U (ja
Inventor
鍵谷尚賢
Original Assignee
株式会社ワールド・リバティ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、トラックやコンテナー
の床部分を構成する、自動車用ブロック床板に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】今日まで、トラックやコンテナーの床部
分は、シャシー上に固定された根太に床材を張り付ける
ことによって形成されてきており、一般的な自動車用床
材としては、アピトン材(南洋産木材)をフローリング
加工したものや、ベニヤ板等がある。そして、これらの
床材は、いずれも根太の上に配置した後、床材の表面側
から釘を打ち付けることによって固定される。
【0003】しかしながら、ベニヤ板を使用して形成さ
れた床部分にあっては、荷重に対する強度が不充分であ
るという問題点があるために、現在、最も大量に使用さ
れている床板は、アピトン材を加工したものとなってい
る。このアピトン材は、自動車用床板としての充分な強
度と適度な弾力性を有しており、非常に適したものでは
あるが、最近では、アピトン材を得るために各地で行わ
れている森林伐採が、熱帯雨林の破壊につながることか
ら世界的に問題となっており、このような問題点を解決
する床材の開発が望まれている。
【0004】そこで、アピトン材を使用することなく、
床板の重量の軽量化を達成できる床材としてアルミニウ
ムが検討され、アルミニウム製の自動車用床板も提案さ
れてきているが、板状のアルミニウム製のものは、充分
な強度を持たず、弾力性があまりないために衝撃により
表面が凹み易く、厚板状にする必要がある。又、高価な
ものになるという欠点もある。
【0005】又、トラックの場合には、雨天時に、荷台
の下側から舞い上がった水が、床板を通過して荷台の上
にまで達するという問題があり、このような問題を解決
するために、これまでは床板を二重に張り付けたり、鉄
板やプラスチック板等を床板の下に取り付けたりしてき
た。ところが、このような構造のものでは、床板を固定
するのに多くのリベットが必要となるので、床板の張り
付け作業が非常に手間がかかる。又、床を二重構造とす
ることにより、床自体の重量が大きくなるという欠点が
ある。上述の如く、これまでに、トラックやコンテナー
の床部分を構成するのに適した自動車用床板は提案され
ていない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記の問題
点を解決し、アピトン材を使用することなく、安価に、
しかも、簡単に床板の張り付け作業を行うことのできる
自動車用床板を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の自動車用ブロッ
ク床板は、帯状のアルミニウム板の表面に、木材からな
る床板本体が接着されて一体化しており、アルミニウム
板の長手方向両側部には、それぞれ嵌合部が設けられて
いて、嵌合部の形状が、これらを互いに密着して嵌め合
わせ可能なものであり、しかも嵌め合わせた際に、表裏
両面が平板状になるものであることを特徴とする。又、
本考案は、上記ブロック床板の嵌合部の横断面形状が、
それぞれ外側に向かって傾斜したU字状及び逆U字状で
あることを特徴とするものでもある。
【0008】まず、本考案の自動車用ブロック床板の構
造を図面に例示して説明する。図1は、本考案の自動車
用ブロック床板の好ましい一例における横断面構造を表
す図であり、図2は、図1に示した本考案のブロック床
板を順次配列させ、根太6の上に固定した際の状態を表
す図である。
【0009】図1に示されるように、本考案の自動車用
ブロック床板1は、帯状のアルミニウム板3の表面に、
木材でできた床板本体2が接着されて一体化した横断面
構造を有するものであって、このアルミニウム板3と床
板本体2は、それぞれ細長く延びたものとなっている。
そして、このアルミニウム板3の長手方向両側部には、
嵌合部4a及び4bがそれぞれ設けられていて、嵌合部
4a及び4bは、これらを互いに密着して嵌め合わせる
ことが可能な形状を有している。このために、本考案の
自動車用ブロック床板を配列させた際、嵌合部4a、4
bが、隣接して配置されるブロック床板の嵌合部4b、
4aと嵌め合わさり、一体化された床面が形成できる。
尚、本考案のブロック床板においては、嵌合部4aと4
bとを互いに嵌め合わせた際、一体化して形成される床
の表裏両面が平板状になるので、凹凸のない床面が得ら
れるという利点がある。
【0010】本考案では、嵌合部4a及び4bの横断面
形状が特に限定されるものではないが、図1に示される
ような、外側に向かって傾斜したU字状及び逆U字状で
あることが好ましく、この場合の傾斜角度としては30
°前後が好ましい。そして、このような横断面形状を有
するブロック床板の場合には、図2に示されるようにし
て、アルミニウム板3側が根太6の上に載るように順に
並べて配置し、隣接するブロック床板の嵌合部4a及び
4bと互いに嵌め合わせるだけで簡単に床面が形成で
き、しかも、このような嵌合部の嵌め合わせにより得ら
れる床全体が、垂直方向の負荷にも水平方向の負荷に
も、大きな抵抗力を示す。尚、本考案の自動車用ブロッ
ク床板を固定する際には、図2のように、木材でできた
床板本体2側から釘5を簡単に打ち付けるだけで良いの
で、ブロック床板の張り付け作業が非常に容易である。
もちろん、この場合において、釘5の代わりにネジビス
等を用いても良い。
【0011】更に、本考案では、床板の張り付けること
により形成される床面が、根太6側にアルミニウム板3
が配置された構造となるために、たとえ下方から雨水が
跳ね上がっても、床板本体2側に進入せず、しかも嵌合
部4a及び4bが互いに密着して嵌め合わせることが可
能な形状なので、完全に雨水を遮断することができる。
よって、雨天時において荷台の下側から舞い上がった水
が、直接、荷台に入り込むのを防止でき、従来の木材か
らなる床板のような腐食が起こらず、鉄板やプラスチッ
ク板等を床板の下に張り付ける必要がない。特に、嵌合
部4a、4bの断面形状を、外側に向かって傾斜させる
ことにより、嵌め合わせ部分の強度を増加させることが
でき、又、嵌め合わせ部分の歪みが発生しないようにな
る。
【0012】又、本考案の自動車用ブロック床板1は、
木材でできた床板本体2とアルミニウム板3とが一体化
された構造であるために、木材の利点(価格、弾性力、
使い易さ)と、アルミニウム板の利点(強度)の両方を
合わせ持ち、床板本体2とアルミニウム板3とを貼り合
わせる際には、市販の接着剤が広く利用できる。特に、
本考案のブロック床板にあっては、表面が木材であるた
めに、従来のアルミ床板の場合のような、衝撃による凹
みが生じにくいという利点がある。本考案のブロック床
板における床板本体2を構成する木材の種類としては、
特に限定されるものではなく、アピトン材以外に、例え
ば松材や集成材、フィンガー材等が広く使用できる。
尚、床板本体2の表面には、木材の腐食を完全に防止す
る目的で塗装を行っても良い。
【0013】本考案では、配列されるブロック床板の数
が限定されるものではなく、ブロック床板の一枚の幅及
び厚みも、トラックやコンテナーの用途等により自由に
選択することができるが、最適な幅としては10〜20
cm程度であり、最適な厚さとしては、トラック用では
16〜24mm程度、コンテナー用では30mm程度で
ある。そして、このようなブロック床板を、必要とされ
る床面の大きさに応じて根太の上に適宜配列するだけで
良い。又、厚みを大きくしてアオリ用材にも利用するこ
とができる。次に、本考案の実施例を示す。
【0014】
【実施例】厚さが約1.2mm、幅が約11cm、長さ
が約5mである帯状のアルミニウム板の長手方向両側部
に、図1に示されるような、外側に向かって30°の角
度で傾斜したU字状及び逆U字状である横断面形状を有
する嵌合部をそれぞれ設け、このアルミニウム板の表面
に、厚さ約20mmの松材からなる床板本体を接着し
て、一体化し、図1に示される横断面構造の本考案の自
動車用ブロック床板を作製した。尚、アルミニウム板の
両側部に設けられた嵌合部の形状は、これらを互いに密
着して嵌め合わせ可能なものであって、しかも嵌め合わ
せた際に、ブロック床板の表裏両面が平板状になるよう
にした。
【0015】そして、上記のようにして作製した本考案
の自動車用ブロック床板を、アルミニウム板側がトラッ
クの横根太と接するようにして配置し、図2に示される
ように、松材からなる床板本体側から、長さ約50mm
の釘を打ち込んで横根太と固定した。その後、固定した
床板の嵌合部に、隣接して固定するブロック床板の嵌合
部を嵌め合わせ、同様に釘を用いて固定することによ
り、図2に示される断面構造を有するトラックの床部分
を形成させた。
【0016】
【考案の効果】本考案の自動車用ブロック床板では、ア
ルミニウム板の長手方向両側部に設けられた嵌合部が互
いに確実に固定できる形状であるために、これらを接合
して得られる床は十分な強度を有し、床板の張り付け作
業も簡単に行える。しかも、本考案では、ブロック床板
を構成する材質としてアルミニウムが使用されているの
で、衝撃がかかった際にも表面が凹みにくく、床板の腐
食を防止でき、自動車本体の耐久性を向上させることに
より、経済的にも多大な効果をもたらす。特に、嵌合部
を傾斜した断面形状とすることにより、嵌め合わせ部分
の強度を増加させることができ、歪みが発生しない。
【0017】又、本考案では、各嵌合部を嵌め合わせて
得られる床の表面が平板状になるので、意匠的にも優れ
たものである。更に、本考案においては、従来より床板
として大量に使用されてきたアピトン材を使用しなくて
も良く、安価な木材を使用することができるので、熱帯
雨林の保護にも寄与するという利点もある。尚、本考案
のブロック床板は、トラックの床板として使用できるだ
けでなく、コンテナーの床板としても使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の自動車用ブロック床板の好ま
しい一例における横断面構造を表す図である。
【図2】図1に示した本考案のブロック床板を順次配列
させ、根太6の上に固定した際の状態を表す図である。
【符号の説明】
1 自動車用ブロック床板 2 床板本体 3 アルミニウム板 4a、4b 嵌合部 5 釘 6 根太

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状のアルミニウム板3の表面に、木材
    からなる床板本体2が接着されて一体化しており、上記
    アルミニウム板3の長手方向両側部には、それぞれ嵌合
    部4a、4bが設けられていて、上記嵌合部4a、4b
    の形状が、これらを互いに密着して嵌め合わせ可能なも
    のであり、しかも嵌め合わせた際に、表裏両面が平板状
    になるものであることを特徴とする自動車用ブロック床
    板。
  2. 【請求項2】 上記嵌合部4a、4bの横断面形状が、
    外側に向かって傾斜したU字状、逆U字状であることを
    特徴とする、請求項1記載の自動車用ブロック床板。
JP10137591U 1991-11-11 1991-11-11 自動車用ブロック床板 Expired - Lifetime JPH0722380Y2 (ja)

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JP10137591U JPH0722380Y2 (ja) 1991-11-11 1991-11-11 自動車用ブロック床板

Applications Claiming Priority (1)

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JP10137591U JPH0722380Y2 (ja) 1991-11-11 1991-11-11 自動車用ブロック床板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0542058U JPH0542058U (ja) 1993-06-08
JPH0722380Y2 true JPH0722380Y2 (ja) 1995-05-24

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