JPH07224045A - ピリダジノン誘導体,その製法及びその用途 - Google Patents
ピリダジノン誘導体,その製法及びその用途Info
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- JPH07224045A JPH07224045A JP33420994A JP33420994A JPH07224045A JP H07224045 A JPH07224045 A JP H07224045A JP 33420994 A JP33420994 A JP 33420994A JP 33420994 A JP33420994 A JP 33420994A JP H07224045 A JPH07224045 A JP H07224045A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 一般式(I);
【化1】
〔式中,R1 はH又は環内にヘテロ原子を有していても
よい脂肪族環状アミノ基で置換されたメチル基を示し,
X1 及びX2 はH,ハロゲン,C1 〜C6 アルキル基,
C1 〜C6 アルコキシ基,シアノ基,ニトロ基又は-CN
(O)R2R3(R2 及びR3 は同一又は異なってC1 〜C6
アルキル基を示す)を示し,Yはハロゲン原子を示し,
ZはC1 〜C6 アルコキシ基を示し,lは0又は1〜3
の整数を示し,AはCH又はNを示し,mは0,1又は
2の整数を示し,nは1〜8の整数を示す。〕で表され
るピリダジノン誘導体,その製法並びに該 誘導体を有
効成分とする血小板凝集抑制剤。 【効果】 血小板凝集阻害作用を有しており心筋梗塞,
肺塞栓症,末梢動脈塞栓症,脳血栓,脳梗塞などの循環
器障害の治療剤として有用である。
よい脂肪族環状アミノ基で置換されたメチル基を示し,
X1 及びX2 はH,ハロゲン,C1 〜C6 アルキル基,
C1 〜C6 アルコキシ基,シアノ基,ニトロ基又は-CN
(O)R2R3(R2 及びR3 は同一又は異なってC1 〜C6
アルキル基を示す)を示し,Yはハロゲン原子を示し,
ZはC1 〜C6 アルコキシ基を示し,lは0又は1〜3
の整数を示し,AはCH又はNを示し,mは0,1又は
2の整数を示し,nは1〜8の整数を示す。〕で表され
るピリダジノン誘導体,その製法並びに該 誘導体を有
効成分とする血小板凝集抑制剤。 【効果】 血小板凝集阻害作用を有しており心筋梗塞,
肺塞栓症,末梢動脈塞栓症,脳血栓,脳梗塞などの循環
器障害の治療剤として有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は優れた血小板凝集阻害作
用を有するピリダジノン誘導体またはその薬理学的に許
容できる塩に関する。本発明化合物は,血小板凝集阻害
作用を有しており心筋梗塞,肺塞栓症,末梢動脈塞栓
症,脳血栓,脳梗塞などの循環器障害の治療剤として有
用である。
用を有するピリダジノン誘導体またはその薬理学的に許
容できる塩に関する。本発明化合物は,血小板凝集阻害
作用を有しており心筋梗塞,肺塞栓症,末梢動脈塞栓
症,脳血栓,脳梗塞などの循環器障害の治療剤として有
用である。
【0002】
【従来の技術】近年,脳梗塞,心筋梗塞などの循環器障
害の大きな原因として血栓症があげられている。それら
の予防,治療手段として,血小板機能を低下させる血小
板凝集抑制剤を用いた療法が広くおこなわれる様になっ
てきた。しかしながらその歴史は比較的新しく,今後優
れた薬剤の開発が期待されている。特開昭63−301
87号,特開平2−256668号,ヨーロッパ特許公
開公報0275997号及び同0376079号,米国
特許第4978665号及び同5011839号にはピ
リダジノン誘導体がSRS−A(slow reactingsubstan
ce of Anaflaxis) に対する強い拮抗作用を有すること
が示されているが,血小板凝集抑制作用については言及
していない。また,特開平5−112454号及び国際
特許出願公開WO91/16314号に記載されている
ように,血小板凝集阻害剤として既に知られているもの
もあるがそれらの効果も充分なものとはいえない。
害の大きな原因として血栓症があげられている。それら
の予防,治療手段として,血小板機能を低下させる血小
板凝集抑制剤を用いた療法が広くおこなわれる様になっ
てきた。しかしながらその歴史は比較的新しく,今後優
れた薬剤の開発が期待されている。特開昭63−301
87号,特開平2−256668号,ヨーロッパ特許公
開公報0275997号及び同0376079号,米国
特許第4978665号及び同5011839号にはピ
リダジノン誘導体がSRS−A(slow reactingsubstan
ce of Anaflaxis) に対する強い拮抗作用を有すること
が示されているが,血小板凝集抑制作用については言及
していない。また,特開平5−112454号及び国際
特許出願公開WO91/16314号に記載されている
ように,血小板凝集阻害剤として既に知られているもの
もあるがそれらの効果も充分なものとはいえない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは,このよ
うな実状において,新規なピリダジノン誘導体を鋭意合
成し,その薬理活性を検討した結果,一般式(I);
うな実状において,新規なピリダジノン誘導体を鋭意合
成し,その薬理活性を検討した結果,一般式(I);
【化9】 〔式中,R1 は水素原子又は環内にヘテロ原子を有して
いてもよい脂肪族環状アミノ基で置換されたメチル基を
示し,X1 及びX2 は同一又は異なって水素原子,ハロ
ゲン原子,C1 〜C6 アルキル基,C1 〜C6 アルコキ
シ基,シアノ基,ニトロ基又は
いてもよい脂肪族環状アミノ基で置換されたメチル基を
示し,X1 及びX2 は同一又は異なって水素原子,ハロ
ゲン原子,C1 〜C6 アルキル基,C1 〜C6 アルコキ
シ基,シアノ基,ニトロ基又は
【化10】 (R2 及びR3 は同一又は異なってC1 〜C6 アルキル
基を示す)を示し,Yはハロゲン原子を示し,ZはC1
〜C6 アルコキシ基を示し,lは0又は1〜3の整数を
示し,AはCH又はNを示し,mは0,1又は2の整数
を示し,nは1〜8の整数を示す。〕で表されるピリダ
ジノン誘導体が優れた血小板凝集抑制作用を示すことを
見出し,本発明を完成させるに到った。
基を示す)を示し,Yはハロゲン原子を示し,ZはC1
〜C6 アルコキシ基を示し,lは0又は1〜3の整数を
示し,AはCH又はNを示し,mは0,1又は2の整数
を示し,nは1〜8の整数を示す。〕で表されるピリダ
ジノン誘導体が優れた血小板凝集抑制作用を示すことを
見出し,本発明を完成させるに到った。
【0004】前記一般式(I)の定義において,C1 〜
C6 アルキル基とはメチル,エチル,イソプロピル,n
−プロピル,n−ブチル,i−ブチル,s−ブチル,n
−ペンチル,n−ヘキシル等が,C1 〜C6 アルコキシ
基とはメトキシ,エトキシ,n−プロポキシ,n−ブト
キシ,i−ブトキシ,s−ブトキシ,n−ペンチルオキ
シ,n−ヘキシルオキシ等が,ハロゲン原子としては,
フッ素原子,塩素原子,臭素原子,ヨー素原子等が挙げ
られる。
C6 アルキル基とはメチル,エチル,イソプロピル,n
−プロピル,n−ブチル,i−ブチル,s−ブチル,n
−ペンチル,n−ヘキシル等が,C1 〜C6 アルコキシ
基とはメトキシ,エトキシ,n−プロポキシ,n−ブト
キシ,i−ブトキシ,s−ブトキシ,n−ペンチルオキ
シ,n−ヘキシルオキシ等が,ハロゲン原子としては,
フッ素原子,塩素原子,臭素原子,ヨー素原子等が挙げ
られる。
【0005】本発明の一般式(I)で表される化合物は
そのままで,あるいはその酸付加塩の形状で血小板凝集
抑制剤として使用することができるが,用いられる酸と
しては,塩酸,硫酸,硝酸等の無機酸,シュウ酸,メタ
ンスルホン酸等の有機酸が挙げられる。
そのままで,あるいはその酸付加塩の形状で血小板凝集
抑制剤として使用することができるが,用いられる酸と
しては,塩酸,硫酸,硝酸等の無機酸,シュウ酸,メタ
ンスルホン酸等の有機酸が挙げられる。
【0006】一般式(I)で表される化合物は,例えば
下記に示す方法により合成することができる。
下記に示す方法により合成することができる。
【化11】 (式中,R1 ,X1 ,X2 ,Y,Z,A,l,m及びn
は前記に同じ,Y’はハロゲン原子を示す。)
は前記に同じ,Y’はハロゲン原子を示す。)
【0007】式(I)の化合物のうちmが1又は2であ
る化合物は次式に示す方法によっても合成することがで
きる。
る化合物は次式に示す方法によっても合成することがで
きる。
【化12】 (式中,R1 ,X1 ,X2 ,Y,Z,A,l及びnは前
記に同じ,m’は1又は2の整数を示す)
記に同じ,m’は1又は2の整数を示す)
【0008】1)化合物(I)の製法 一般式(II)で表される化合物と一般式(V)で表され
る化合物をテトラヒドロフラン,ジオキサン,ジメチル
ホルムアミド,ジメチルアセトアミド,アセトニトリ
ル,N−メチルピロリドン,水あるいはこれらの混合溶
媒中で当量あるいは過剰量の炭酸水素ナトリウム,炭酸
ナトリウム等のアルカリ金属塩,トリエチルアミン,ジ
イソプロピルエチルアミン,ピリジン,4−ジメチルア
ミノピリジン,ジアザビシクロウンデセン等の有機塩基
の存在下に50℃から150℃の温度で,3時間から2
4時間反応させると一般式(I)で表される化合物が得
られる。この反応は 等モル反応であるので,一般式
(V)で表される化合物は一般式(II)で表される化合
物に対して等モル用いればよいが過剰に用いてもよい。
また,式(V)を塩基として用いる場合,2当量以上の
(V)を用いるとよい。
る化合物をテトラヒドロフラン,ジオキサン,ジメチル
ホルムアミド,ジメチルアセトアミド,アセトニトリ
ル,N−メチルピロリドン,水あるいはこれらの混合溶
媒中で当量あるいは過剰量の炭酸水素ナトリウム,炭酸
ナトリウム等のアルカリ金属塩,トリエチルアミン,ジ
イソプロピルエチルアミン,ピリジン,4−ジメチルア
ミノピリジン,ジアザビシクロウンデセン等の有機塩基
の存在下に50℃から150℃の温度で,3時間から2
4時間反応させると一般式(I)で表される化合物が得
られる。この反応は 等モル反応であるので,一般式
(V)で表される化合物は一般式(II)で表される化合
物に対して等モル用いればよいが過剰に用いてもよい。
また,式(V)を塩基として用いる場合,2当量以上の
(V)を用いるとよい。
【0009】2)化合物(I−b)の製法 一般式(I−a’)で表される化合物と1〜3当量の過
酸化水素,過酢酸,メタクロロ過安息香酸,過ギ酸,過
マンガン酸カリウム,クロム酸,重クロム酸カリウム等
の酸化剤を水,酢酸,ギ酸,ジクロロメタン,クロロホ
ルム,エーテル,ベンゼン等の溶媒中で0℃から150
℃の温度で1時間から24時間反応させると一般式(I
−b)で表される化合物が得られる。
酸化水素,過酢酸,メタクロロ過安息香酸,過ギ酸,過
マンガン酸カリウム,クロム酸,重クロム酸カリウム等
の酸化剤を水,酢酸,ギ酸,ジクロロメタン,クロロホ
ルム,エーテル,ベンゼン等の溶媒中で0℃から150
℃の温度で1時間から24時間反応させると一般式(I
−b)で表される化合物が得られる。
【0010】3)化合物(I−c)の製法 一般式(I)で表される化合物のうちR1 が環内にヘテ
ロ原子を有していてもよい脂肪族環状アミノ基で置換さ
れたメチル基である化合物は,次式に従って合成するこ
ともできる。
ロ原子を有していてもよい脂肪族環状アミノ基で置換さ
れたメチル基である化合物は,次式に従って合成するこ
ともできる。
【化13】 〔式中,X1 ,X2 ,Y,Z,A,l,m及びnは前記
に同じ,R1'は環内にヘテロ原子を有していてもよい脂
肪族環状アミノ基で置換されたメチル基を示し,Bは
O,S,CH2 又はNR4 (R4 はC1 〜C 4のアルキ
ル基を示し,p及びqは1乃至3の整数を示す)を示
し,kは1若しくは3の整数を示す。〕
に同じ,R1'は環内にヘテロ原子を有していてもよい脂
肪族環状アミノ基で置換されたメチル基を示し,Bは
O,S,CH2 又はNR4 (R4 はC1 〜C 4のアルキ
ル基を示し,p及びqは1乃至3の整数を示す)を示
し,kは1若しくは3の整数を示す。〕
【0011】即ち,ホルマリン水溶液あるいはパラホル
ムアルデヒドと0.8〜1当量の一般式(VI)で表され
る化合物をペンタン,n−ヘキサン,ベンゼン,ジクロ
ロメタン,クロロホルム,四塩化炭素,メタノール,エ
タノール,プロパノール,テトラヒドロフラン,ジオキ
サン,ジメチルホルムアミド,ジメチルアセトアミドあ
るいはこれらの混合溶媒中で触媒量の塩酸あるいはパラ
トルエンスルホン酸の様な酸の存在下,非存在下に0〜
100℃の温度で10〜50時間反応させ,次いで,一
般式(I−c’)で表される化合物を反応混合物に対し
て0.1〜1当量加えさらに10〜50時間同温で反応
させることによって一般式(I−c)で表される化合物
が得られる。
ムアルデヒドと0.8〜1当量の一般式(VI)で表され
る化合物をペンタン,n−ヘキサン,ベンゼン,ジクロ
ロメタン,クロロホルム,四塩化炭素,メタノール,エ
タノール,プロパノール,テトラヒドロフラン,ジオキ
サン,ジメチルホルムアミド,ジメチルアセトアミドあ
るいはこれらの混合溶媒中で触媒量の塩酸あるいはパラ
トルエンスルホン酸の様な酸の存在下,非存在下に0〜
100℃の温度で10〜50時間反応させ,次いで,一
般式(I−c’)で表される化合物を反応混合物に対し
て0.1〜1当量加えさらに10〜50時間同温で反応
させることによって一般式(I−c)で表される化合物
が得られる。
【0012】本発明で使用される一般式(II)で表され
る化合物は下記反応式に従って合成することができる。
る化合物は下記反応式に従って合成することができる。
【化14】 (式中R1 ,X1 ,X2 ,Y,A,B,m及びnは前記
に同じ,Y’はハロゲン原子を示し,Wはハロゲン原
子,メシルオキシ基又はトシルオキシ基を示す。)
に同じ,Y’はハロゲン原子を示し,Wはハロゲン原
子,メシルオキシ基又はトシルオキシ基を示す。)
【0013】即ち,一般式(III) で表される化合物と一
般式(IV)で表される化合物をジメチルエーテル,ジエ
チルエーテル,ジオキサン ,テトラヒドロフラン,ジ
メチルホルムアミド,ジメチルアセトアミド,ジメチル
スルホキシド,ヘキサメチルリン酸トリアミド,等の溶
媒中で当量あるいは過剰量の炭酸水素ナトリウム,炭酸
ナトリウム,炭酸カリウム,水酸化ナトリウム,水酸化
カリウム等のアルカリ金属塩,トリエチルアミン,ジイ
ソプロピルエチルアミン,ピリジン,4−ジメチルアミ
ノピリジン,ジアザビシクロウンデセン等の有機塩基,
ソディウムメトキサイド,ソディウムエトキサイドの存
在下に0℃から150℃の温度で3時間から24時間反
応させると一般式(II)で表される化合物が得られる。
この反応は等モル反応であるので,一般式(IV)で表さ
れる化合物は一般式(III) で表される化合物に対して等
モル用いればよいが過剰に用いてもよい。
般式(IV)で表される化合物をジメチルエーテル,ジエ
チルエーテル,ジオキサン ,テトラヒドロフラン,ジ
メチルホルムアミド,ジメチルアセトアミド,ジメチル
スルホキシド,ヘキサメチルリン酸トリアミド,等の溶
媒中で当量あるいは過剰量の炭酸水素ナトリウム,炭酸
ナトリウム,炭酸カリウム,水酸化ナトリウム,水酸化
カリウム等のアルカリ金属塩,トリエチルアミン,ジイ
ソプロピルエチルアミン,ピリジン,4−ジメチルアミ
ノピリジン,ジアザビシクロウンデセン等の有機塩基,
ソディウムメトキサイド,ソディウムエトキサイドの存
在下に0℃から150℃の温度で3時間から24時間反
応させると一般式(II)で表される化合物が得られる。
この反応は等モル反応であるので,一般式(IV)で表さ
れる化合物は一般式(III) で表される化合物に対して等
モル用いればよいが過剰に用いてもよい。
【0014】一般式(II)で表される化合物の合成原料
であるである式(III) の化合物は,例えば Angew.Chem.
internat.Edit 4 巻 300頁 (1965),式(IV)の化合物
は,例えば Org,SynthIII ,187(1955) に記載の方法で
合成することができる。第1表に本発明化合物の代表例
を示すが,本発明はこれらのみに限定されるものではな
い。表中,Meはメチル基,Etはエチル基,Q1 はモ
ルフォリノメチル基,Q2 は4−メチルピペリジジンー
1ーイルメチル基を表し、Q3 は下記の基を表す。
であるである式(III) の化合物は,例えば Angew.Chem.
internat.Edit 4 巻 300頁 (1965),式(IV)の化合物
は,例えば Org,SynthIII ,187(1955) に記載の方法で
合成することができる。第1表に本発明化合物の代表例
を示すが,本発明はこれらのみに限定されるものではな
い。表中,Meはメチル基,Etはエチル基,Q1 はモ
ルフォリノメチル基,Q2 は4−メチルピペリジジンー
1ーイルメチル基を表し、Q3 は下記の基を表す。
【化15】
【0015】第1表
【化16】
【0016】
【0017】
【0018】
【実施例】以下に本発明の実施例及び原料化合物の合成
例を示すが,本発明はこれらのみに限定されるものでは
ない。
例を示すが,本発明はこれらのみに限定されるものでは
ない。
【0019】合成例 4,5−ジクロロ−6−〔3−(フェニルチオ)プロピ
ルオキシ〕−3(2H)−ピリダジノン(原料化合物)
の合成 1−ブロモ−3−フェニルチオプロパン1.57gと
4,5−ジクロロ−6−ヒドロキシ−3(2H)−ピリ
ダジノン2gおよびトリエチルアミン1.3gをジメチ
ルホルムアミドに溶解し,室温で24時間攪拌した。反
応液を水にあけ生じた結晶をろ取し,よく水洗した。エ
タノールで再結晶し目的物1.5gを得た。 収率52
%,融点187〜188℃
ルオキシ〕−3(2H)−ピリダジノン(原料化合物)
の合成 1−ブロモ−3−フェニルチオプロパン1.57gと
4,5−ジクロロ−6−ヒドロキシ−3(2H)−ピリ
ダジノン2gおよびトリエチルアミン1.3gをジメチ
ルホルムアミドに溶解し,室温で24時間攪拌した。反
応液を水にあけ生じた結晶をろ取し,よく水洗した。エ
タノールで再結晶し目的物1.5gを得た。 収率52
%,融点187〜188℃
【0020】実施例1 4−クロロ−6−〔3−(フェニルチオ)プロピルオキ
シ〕−5−(3−ピコリルアミノ)−3(2H)−ピリ
ダジノン(化合物2)の合成 4,5−ジクロロ−6−〔3−(フェニルチオ)プロピ
ルオキシ〕−3(2H)−ピリダジノン0.3g,3−
ピコリルアミン0.243gを水−ジオキサン(1:
1)の混合溶媒に溶かし8時間還流した。反応終了後,
反応液を水にあけ酢酸エチルで抽出した。水洗,乾燥後
溶媒を留去して得た結晶をイソプロパノールで再結晶し
て目的物0.273gを得た。 収率73%,融点15
2〜155℃
シ〕−5−(3−ピコリルアミノ)−3(2H)−ピリ
ダジノン(化合物2)の合成 4,5−ジクロロ−6−〔3−(フェニルチオ)プロピ
ルオキシ〕−3(2H)−ピリダジノン0.3g,3−
ピコリルアミン0.243gを水−ジオキサン(1:
1)の混合溶媒に溶かし8時間還流した。反応終了後,
反応液を水にあけ酢酸エチルで抽出した。水洗,乾燥後
溶媒を留去して得た結晶をイソプロパノールで再結晶し
て目的物0.273gを得た。 収率73%,融点15
2〜155℃
【0021】実施例2 4−ブロモ−5−(3,4−ジメトキシフェニルメチル
アミノ)−6−〔2−(フェニルスルフィニル)エチル
オキシ〕−3(2H)−ピリダジノン(化合物8)の合
成 4−ブロモ−5−(3,4−ジメトキシフェニルメチル
アミノ)−6−〔2−(フェニルチオ)エチルオキシ〕
−3(2H)−ピリダジノン3.0gをジクロロメタン
50mlに溶解し氷冷した。氷冷下,メタ過安息香酸1.
26gのジクロロメタン溶液20mlを滴下した。滴下
後,30分同温で攪拌後,反応液にチオ硫酸ナトリウム
水溶液を加え,過剰の過酸を除いた後,ジクロロメタン
で抽出した。硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を留去して
得た粗結晶をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製し目的物2.3gを得た。(収率72%,融点144
〜145℃)
アミノ)−6−〔2−(フェニルスルフィニル)エチル
オキシ〕−3(2H)−ピリダジノン(化合物8)の合
成 4−ブロモ−5−(3,4−ジメトキシフェニルメチル
アミノ)−6−〔2−(フェニルチオ)エチルオキシ〕
−3(2H)−ピリダジノン3.0gをジクロロメタン
50mlに溶解し氷冷した。氷冷下,メタ過安息香酸1.
26gのジクロロメタン溶液20mlを滴下した。滴下
後,30分同温で攪拌後,反応液にチオ硫酸ナトリウム
水溶液を加え,過剰の過酸を除いた後,ジクロロメタン
で抽出した。硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を留去して
得た粗結晶をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製し目的物2.3gを得た。(収率72%,融点144
〜145℃)
【0022】実施例3 4−ブロモ−5−(3,4−ジメトキシフェニルメチル
アミノ)−6−〔2−(フェニルスルホニル)エチルオ
キシ〕−3(2H)−ピリダジノン(化合物10)の合
成 4−ブロモ−5−(3,4−ジメトキシフェニルメチル
アミノ)−6−〔2ー(フェニルチオ)エチルオキシ〕
−3(2H)−ピリダジノン0.4gとメタ過安息香酸
0.35gをジクロロメタンに溶解し室温で7時間攪拌
した。反応液にチオ硫酸ナトリウム水溶液を加え,過剰
の過酸を除いた後,ジクロロメタンで抽出した。硫酸マ
グネシウムで乾燥後溶媒を留去して,目的物の粗結晶を
得た。これをエーテル,酢酸エチルでよく洗い目的物
0.3gを得た。(収率72%,融点190〜192
℃)
アミノ)−6−〔2−(フェニルスルホニル)エチルオ
キシ〕−3(2H)−ピリダジノン(化合物10)の合
成 4−ブロモ−5−(3,4−ジメトキシフェニルメチル
アミノ)−6−〔2ー(フェニルチオ)エチルオキシ〕
−3(2H)−ピリダジノン0.4gとメタ過安息香酸
0.35gをジクロロメタンに溶解し室温で7時間攪拌
した。反応液にチオ硫酸ナトリウム水溶液を加え,過剰
の過酸を除いた後,ジクロロメタンで抽出した。硫酸マ
グネシウムで乾燥後溶媒を留去して,目的物の粗結晶を
得た。これをエーテル,酢酸エチルでよく洗い目的物
0.3gを得た。(収率72%,融点190〜192
℃)
【0023】実施例4 4−ブロモ−5−(3,4−ジメトキシフェニルメチル
アミノ)−6−〔2ー(4−フルオロフェニルチオ)エ
チルオキシ〕−2−(4−メチルピペラジン−1−イル
メチル)−3(2H)−ピリダジノン(化合物17)の
合成 パラホルムアルデヒド0.3gとN−メチルピペラジン
0.86gをジクロロメタン10mlに溶解し室温で24
時間攪拌した。そこへ,4−ブロモ−5−(3,4−ジ
メトキシフェニルメチルアミノ)−6−〔2−(4−フ
ルオロフェニルチオ)エチルオキシ〕−3(2H)−ピ
リダジノン0.51gを加え更に12時間攪拌した。溶
媒を減圧留去しエーテルを加えることによって目的物
0.41gを得た。 収率69%,融点117〜118
℃
アミノ)−6−〔2ー(4−フルオロフェニルチオ)エ
チルオキシ〕−2−(4−メチルピペラジン−1−イル
メチル)−3(2H)−ピリダジノン(化合物17)の
合成 パラホルムアルデヒド0.3gとN−メチルピペラジン
0.86gをジクロロメタン10mlに溶解し室温で24
時間攪拌した。そこへ,4−ブロモ−5−(3,4−ジ
メトキシフェニルメチルアミノ)−6−〔2−(4−フ
ルオロフェニルチオ)エチルオキシ〕−3(2H)−ピ
リダジノン0.51gを加え更に12時間攪拌した。溶
媒を減圧留去しエーテルを加えることによって目的物
0.41gを得た。 収率69%,融点117〜118
℃
【0024】実施例5 4−ブロモ−5−(3,4−ジメトキシフェニルメチル
アミノ)−6−〔2−(p−トリルスルフィニル)エチ
ルオキシ〕−3(2H)−ピリダジノン(化合物30)
の合成 4−ブロモ−5−(3,4−ジメトキシフェニルメチル
アミノ)−6−〔2−(p−トリルチオ)エチルオキ
シ〕−3(2H)−ピリダジノン0.25gをジクロロ
メタン20mlに溶解した。そこへ,同温度でメタクロロ
過安息香酸0.11gのジクロロメタン5ml溶液を滴下
した。ジクロロメタンで抽出し,飽和チオ硫酸ソーダ水
溶液,飽和食塩水で洗った後,硫酸マグネシウムで乾燥
した。溶媒留去後得た残査をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーで精製して目的物を0.18gを得た。 収
率70%,融点139〜140℃
アミノ)−6−〔2−(p−トリルスルフィニル)エチ
ルオキシ〕−3(2H)−ピリダジノン(化合物30)
の合成 4−ブロモ−5−(3,4−ジメトキシフェニルメチル
アミノ)−6−〔2−(p−トリルチオ)エチルオキ
シ〕−3(2H)−ピリダジノン0.25gをジクロロ
メタン20mlに溶解した。そこへ,同温度でメタクロロ
過安息香酸0.11gのジクロロメタン5ml溶液を滴下
した。ジクロロメタンで抽出し,飽和チオ硫酸ソーダ水
溶液,飽和食塩水で洗った後,硫酸マグネシウムで乾燥
した。溶媒留去後得た残査をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーで精製して目的物を0.18gを得た。 収
率70%,融点139〜140℃
【0025】実施例6 4−ブロモ−6−〔2−(2−クロロフェニルスルフィ
ニル)エチルオキシ〕−5−(3,4−ジメトキシフェ
ニルメチルアミノ)3(2H)−ピリダジノン(化合物
19)の合成 4−ブロモ−6−〔2−(2−クロロフェニルチオ)エ
チルオキシ〕−5−(3,4−ジメトキシフェニルメチ
ルアミノ)3(2H)−ピリダジノン0.4gをジクロ
ロメタン30mlに溶解し,そこへメタクロロ過安息香酸
0.146gのジクロロメタン5ml溶液を滴下した。滴
下終了後ただちに飽和チオ硫酸ソーダ水溶液を加え,過
剰の過酸を除いた。反応液をジクロロメタンで抽出し,
飽和食塩水で洗浄後,硫酸マグネシウムで乾燥した。溶
媒を留去後得た残査をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製して目的物を0.34gを得た。 収率83
%,融点183〜185℃
ニル)エチルオキシ〕−5−(3,4−ジメトキシフェ
ニルメチルアミノ)3(2H)−ピリダジノン(化合物
19)の合成 4−ブロモ−6−〔2−(2−クロロフェニルチオ)エ
チルオキシ〕−5−(3,4−ジメトキシフェニルメチ
ルアミノ)3(2H)−ピリダジノン0.4gをジクロ
ロメタン30mlに溶解し,そこへメタクロロ過安息香酸
0.146gのジクロロメタン5ml溶液を滴下した。滴
下終了後ただちに飽和チオ硫酸ソーダ水溶液を加え,過
剰の過酸を除いた。反応液をジクロロメタンで抽出し,
飽和食塩水で洗浄後,硫酸マグネシウムで乾燥した。溶
媒を留去後得た残査をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製して目的物を0.34gを得た。 収率83
%,融点183〜185℃
【0026】実施例7 4−ブロモ−5−(3,4−ジメトキシフェニルメチル
アミノ)−6−〔2−(4−ニトロフェニルチオ)エチ
ルオキシ〕−3(2H)−ピリダジノン(化合物39)
の合成 4,5−ジブロモ−6−〔2−(4−ニトロフェニルチ
オ)エチルオキシ〕−3(2H)−ピリダジノン1.5
gを3,4−ジメトキシベンジルアミン1.32gを水
−ジオキサン(1:1)の混合溶媒40mlに溶かし7時
間還流した。室温まで放冷後生じた結晶をロ取し,ジオ
キサンで再結晶して目的物を1.1gを得た。 収率6
0%,融点170ー171℃
アミノ)−6−〔2−(4−ニトロフェニルチオ)エチ
ルオキシ〕−3(2H)−ピリダジノン(化合物39)
の合成 4,5−ジブロモ−6−〔2−(4−ニトロフェニルチ
オ)エチルオキシ〕−3(2H)−ピリダジノン1.5
gを3,4−ジメトキシベンジルアミン1.32gを水
−ジオキサン(1:1)の混合溶媒40mlに溶かし7時
間還流した。室温まで放冷後生じた結晶をロ取し,ジオ
キサンで再結晶して目的物を1.1gを得た。 収率6
0%,融点170ー171℃
【0027】実施例8 4−ブロモ−6−〔2−(4−フルオロフェニルスルホ
ニル)エチルオキシ〕−5−(3,4−ジメトキシフェ
ニルメチルアミノ)3(2H)−ピリダジノン(化合物
16)の合成 4−ブロモ−6−〔2−(4−フルオロフェニルチオ)
エチルオキシ〕−5−(3,4−ジメトキシフェニルメ
チルアミノ)3(2H)−ピリダジノン0.4gをジク
ロロメタン40mlに溶解し,そこへ室温でメタクロロ過
安息香酸0.33gのジクロロメタン10ml溶液を滴下
し,7時間反応させた。反応液に飽和チオ硫酸ソーダ水
溶液を加え,過剰の過酸を除いた後,ジクロロメタンで
抽出した。水洗,乾燥後,溶媒を留去し得た結晶をジオ
キサンで再結晶し,目的物を0.25g得た。 収率6
9%,融点218〜220℃
ニル)エチルオキシ〕−5−(3,4−ジメトキシフェ
ニルメチルアミノ)3(2H)−ピリダジノン(化合物
16)の合成 4−ブロモ−6−〔2−(4−フルオロフェニルチオ)
エチルオキシ〕−5−(3,4−ジメトキシフェニルメ
チルアミノ)3(2H)−ピリダジノン0.4gをジク
ロロメタン40mlに溶解し,そこへ室温でメタクロロ過
安息香酸0.33gのジクロロメタン10ml溶液を滴下
し,7時間反応させた。反応液に飽和チオ硫酸ソーダ水
溶液を加え,過剰の過酸を除いた後,ジクロロメタンで
抽出した。水洗,乾燥後,溶媒を留去し得た結晶をジオ
キサンで再結晶し,目的物を0.25g得た。 収率6
9%,融点218〜220℃
【0028】本発明化合物を血小板凝集阻害剤として使
用する場合は,経口投与,若しくは非経口投与(筋肉
内,皮下,静脈内)により投与される。本発明化合物は
それ自体血小板凝集阻害剤となりうるので,組成物中に
活性成分は一般に0.01〜100%(重量)含まれ
る。投与量は症状,年齢,性別,体重,投与形態等によ
って異なるが,成人の場合通常1日あたり0.1〜10
00mgである。
用する場合は,経口投与,若しくは非経口投与(筋肉
内,皮下,静脈内)により投与される。本発明化合物は
それ自体血小板凝集阻害剤となりうるので,組成物中に
活性成分は一般に0.01〜100%(重量)含まれ
る。投与量は症状,年齢,性別,体重,投与形態等によ
って異なるが,成人の場合通常1日あたり0.1〜10
00mgである。
【0029】本発明化合物を製剤化するためには,製剤
の通常の方法で例えば散剤,顆粒,錠剤,糖衣錠,カプ
セル,ピル,懸濁剤,液剤,乳剤,アンプル,注射液,
等張液などとする。即ち,経口用固形製剤を調整する場
合は,主薬に,賦形剤更に必要に応じて結合剤,湿潤化
剤,崩壊剤,界面活性剤,滑沢剤,分散剤,矯味剤,矯
臭剤などを加えた後,常法により錠剤,被覆錠剤,顆
粒,カプセル剤などとする。使用される賦形剤として
は,例えば乳糖,ブドウ糖,ソルビット,コーンスター
チなどが,結合剤としては,例えばポリビニルアルコー
ル,ポリビニルエーテル,エチルセルロース,アラビア
ゴム,ゼラチン,ヒドロキシプロピルセルロース,ポリ
ビニルピロリドンなどが,崩壊剤としては炭酸カルシウ
ム,クエン酸カルシウム,デキストリンなどが,滑沢剤
としては,例えばステアリン酸マグネシウム,タルク,
ポリエチレングリコールなどが,着色剤としては,ココ
ア末,ハッカ脳芳香酸,ハッカ油などが挙げられる。こ
れらの錠剤,顆粒剤には糖衣,ゼラチン衣,その他必要
により適宜コーティングしてもよい。注射剤を製剤する
場合には,主薬に,必要によりpH調整剤,緩衝剤,界
面活性剤,溶解補助剤,溶剤,安定化剤,保存剤などを
添加し,常法により皮下,筋肉内,静脈内用注射剤とす
る。
の通常の方法で例えば散剤,顆粒,錠剤,糖衣錠,カプ
セル,ピル,懸濁剤,液剤,乳剤,アンプル,注射液,
等張液などとする。即ち,経口用固形製剤を調整する場
合は,主薬に,賦形剤更に必要に応じて結合剤,湿潤化
剤,崩壊剤,界面活性剤,滑沢剤,分散剤,矯味剤,矯
臭剤などを加えた後,常法により錠剤,被覆錠剤,顆
粒,カプセル剤などとする。使用される賦形剤として
は,例えば乳糖,ブドウ糖,ソルビット,コーンスター
チなどが,結合剤としては,例えばポリビニルアルコー
ル,ポリビニルエーテル,エチルセルロース,アラビア
ゴム,ゼラチン,ヒドロキシプロピルセルロース,ポリ
ビニルピロリドンなどが,崩壊剤としては炭酸カルシウ
ム,クエン酸カルシウム,デキストリンなどが,滑沢剤
としては,例えばステアリン酸マグネシウム,タルク,
ポリエチレングリコールなどが,着色剤としては,ココ
ア末,ハッカ脳芳香酸,ハッカ油などが挙げられる。こ
れらの錠剤,顆粒剤には糖衣,ゼラチン衣,その他必要
により適宜コーティングしてもよい。注射剤を製剤する
場合には,主薬に,必要によりpH調整剤,緩衝剤,界
面活性剤,溶解補助剤,溶剤,安定化剤,保存剤などを
添加し,常法により皮下,筋肉内,静脈内用注射剤とす
る。
【0030】次に処方例を示すが,本発明はこれらのみ
に限定されるものではない。尚,部は重量部を表す。 処方例1 本発明化合物 10部 ステアリン酸マグネシウム 10部 乳糖 80部 を均一に混合して粉末又は細粒状として散剤とする。
に限定されるものではない。尚,部は重量部を表す。 処方例1 本発明化合物 10部 ステアリン酸マグネシウム 10部 乳糖 80部 を均一に混合して粉末又は細粒状として散剤とする。
【0031】処方例2 本発明化合物 50部 澱粉 10部 乳糖 15部 エチルセルロース 20部 ポリビニルアルコール 5部 水 30部 を均一に混合捏和後,破砕造粒して篩別して顆粒剤とす
る。
る。
【0032】処方例3 処方例2で得られた顆粒剤99部にステアリン酸カルシ
ウム1部を混合し,圧縮成形して直径10mmの錠剤とす
る。 処方例4 本発明化合物 95部 ポリビニルアルコール 5部 水 30部 を用いて処方例2と同様にして顆粒剤とする。得られた
顆粒の90部に結晶セルロース10部を加えて圧縮成形
して,直径8mmの錠剤とする。更にこの錠剤に適当量の
シロップ,ゼラチン,沈降性炭酸カルシウムの混合懸濁
液及び着色剤を使用して糖衣錠とする。
ウム1部を混合し,圧縮成形して直径10mmの錠剤とす
る。 処方例4 本発明化合物 95部 ポリビニルアルコール 5部 水 30部 を用いて処方例2と同様にして顆粒剤とする。得られた
顆粒の90部に結晶セルロース10部を加えて圧縮成形
して,直径8mmの錠剤とする。更にこの錠剤に適当量の
シロップ,ゼラチン,沈降性炭酸カルシウムの混合懸濁
液及び着色剤を使用して糖衣錠とする。
【0033】処方例5 本発明化合物 0.5部 非イオン界面活性剤 2.5部 生理食塩水 97部 を加温混合後,滅菌して注射剤とする。 処方例6 処方例1で得た散剤を市販のカプセル容器に充填してカ
プセルとする。次に本発明の有効性を証するために試験
例を示す。
プセルとする。次に本発明の有効性を証するために試験
例を示す。
【0034】試験例1 ウサギ耳静脈よりクエン酸ナトリウムを1/10容を含
むように採血し1,200rpmで10分間遠心後,そ
の上清を得て多血小板血漿(PRP)とした。さらに,
血液を3,000rpmで10分間遠心することにとり
乏血小板血漿(PPP)を得た。PRPの血小板数をP
PPで30万個/μlとなるように調整し,試験に供試
した。血小板凝集の測定はBornの比濁法に基づいた
aggregometer(HEMATRACERVI,二光バイオサイエンス
(株)を用いて行った。即ち,キュベットにPRP20
0μlを入れジメチルスルホキシドに溶解した薬物溶液
を1μlを添加して3分間インキュベートした後,AD
Pを2〜4μMとなるように添加して凝集を惹起した。
そして,その後のキュベット内の透過度の変化を記録し
た。結果はPRPの透過率を0%,PPPの透過率を1
00%としたときの凝集曲線における最大凝集時の透過
率を対照と比較して,凝集抑制率として第2表に示し
た。
むように採血し1,200rpmで10分間遠心後,そ
の上清を得て多血小板血漿(PRP)とした。さらに,
血液を3,000rpmで10分間遠心することにとり
乏血小板血漿(PPP)を得た。PRPの血小板数をP
PPで30万個/μlとなるように調整し,試験に供試
した。血小板凝集の測定はBornの比濁法に基づいた
aggregometer(HEMATRACERVI,二光バイオサイエンス
(株)を用いて行った。即ち,キュベットにPRP20
0μlを入れジメチルスルホキシドに溶解した薬物溶液
を1μlを添加して3分間インキュベートした後,AD
Pを2〜4μMとなるように添加して凝集を惹起した。
そして,その後のキュベット内の透過度の変化を記録し
た。結果はPRPの透過率を0%,PPPの透過率を1
00%としたときの凝集曲線における最大凝集時の透過
率を対照と比較して,凝集抑制率として第2表に示し
た。
【0035】 第2表 凝集抑制率(%) ─────────────────────────────── 投与量 化合物番号 10-7g /ml 10-6g /ml ─────────────────────────────── 1 37 100 2 27 100 4 100 100 6 100 100 ───────────────────────────────
【0036】 第2表(続き) ─────────────────────────────── 投与量 化合物番号 10-7g /ml 10-6g /ml ─────────────────────────────── 7 74 100 8 82 100 10 100 ─ 11 71 ─ 12 100 ─ 13 100 ─ 14 100 ─ 15 100 ─ 16 100 ─ 17 100 ─ 18 100 ─ 19 100 ─ 20 90 ─ 23 100 100 24 100 100 27 80 100 28 100 100 29 100 100 30 100 100 31 100 ─ 32 100 ─ 33 100 ─ ───────────────────────────────
【0037】 第2表(続き) ──────────────────────────────── 投与量 化合物番号 10-7g /ml 10-6g /ml ───────────────────────────────── 34 64 100 35 83 100 36 83 100 37 100 100 38 100 ─ 39 93 100 41 100 ─ ─────────────────────────────── 比較化合物A 84 100 比較化合物B 79 ─ ─────────────────────────────── 比較化合物として国際特許公開WO91/16314号
に開示された化合物を用いた。
に開示された化合物を用いた。
【0038】比較化合物A:
【化17】
【0039】比較化合物B:
【化18】
【0040】試験例2 ウサギ exo-vivo 試験 ジャパニーズホワイトウサギ(体重3.0〜4.0kg)
を18時間絶食し,2%アラビアゴム水溶液に懸濁した
被験薬を所定の用量で経口投与し,1時間,4時間後に
採血し,試験例1と同様の方法でPRPを調製し,AD
P誘発性の血小板凝集機能を測定した。抑制率は化合物
投与前のADPによる凝集率より算出した。
を18時間絶食し,2%アラビアゴム水溶液に懸濁した
被験薬を所定の用量で経口投与し,1時間,4時間後に
採血し,試験例1と同様の方法でPRPを調製し,AD
P誘発性の血小板凝集機能を測定した。抑制率は化合物
投与前のADPによる凝集率より算出した。
【0041】 第3表 ────────────────────────────────── 供試化合物 投与量(mg/kg) 平均抑制率(%)〔括弧内例数〕 化合物番号 1時間 4時間 ────────────────────────────────── 8 3 48〔3〕 23〔4〕 30 72〔3〕 70〔4〕 ────────────────────────────────── 比較化合物C 3 20〔3〕 23〔3〕 30 36〔3〕 35〔3〕 ────────────────────────────────── 比較化合物として国際特許公開WO91/16314号
に開示された化合物を用いた。
に開示された化合物を用いた。
【0042】比較化合物C:
【化19】
【0043】試験例3 マウス血小板減少抑制作用 4〜5時間絶食した6週齢の雄性 ddY系マウス(体重2
8〜31g)に,生理食塩液にて希釈したコラーゲン
(ホルム社製)0.5mg/kgを尾静脈より投与した。5
分後ペントパルビタール麻酔下下腿静脈より3.8%ク
エン酸ナトリウムを含むヘパリン処理したプラスチック
注射筒で血液を採取した。薬物はコラーゲン投与1時間
前に経口投与した。血小板数は Sysmex E-4000で測定し
た。抑制活性は正常マウスの血小板数を100,コント
ロールの血小板数を0とした時の血小板数の割合で示し
た。
8〜31g)に,生理食塩液にて希釈したコラーゲン
(ホルム社製)0.5mg/kgを尾静脈より投与した。5
分後ペントパルビタール麻酔下下腿静脈より3.8%ク
エン酸ナトリウムを含むヘパリン処理したプラスチック
注射筒で血液を採取した。薬物はコラーゲン投与1時間
前に経口投与した。血小板数は Sysmex E-4000で測定し
た。抑制活性は正常マウスの血小板数を100,コント
ロールの血小板数を0とした時の血小板数の割合で示し
た。
【0044】 第4表 ──────────────────────────────────── 供試化合物 投与量 例数 平均抑制率(%) 化合物番号 (mg/kg) ──────────────────────────────────── 6 3.0 8 33.0 ** 8 3.0 8 45.0 *** 12 3.0 8 43.0 *** 14 3.0 8 23.3 ** 15 3.0 8 52.4 *** 16 3.0 8 35.7 *** 18 3.0 8 30.1 *** 19 3.0 8 33.8 ** 37 3.0 8 35.4 *** 38 3.0 8 21.8 * 39 3.0 8 30.4 ** 40 3.0 8 40.8 *** ──────────────────────────────────── 比較化合物C 3.0 8 27.4 ──────────────────────────────────── 注)*:5%の危険率で統計的に対照値と有為な差を認
めた。 **:1%の危険率で統計的に対照値と有為な差を認め
た。 ***:0.1%の危険率で統計的に対照値と有為な差
を認めた。
めた。 **:1%の危険率で統計的に対照値と有為な差を認め
た。 ***:0.1%の危険率で統計的に対照値と有為な差
を認めた。
【0045】
【発明の効果】本発明のピリダジノン誘導体は,血小板
凝集抑制作用を有しており心筋梗塞,肺塞栓症,末梢動
脈塞栓症,脳血栓,脳梗塞等の循環器用剤として有用で
ある。
凝集抑制作用を有しており心筋梗塞,肺塞栓症,末梢動
脈塞栓症,脳血栓,脳梗塞等の循環器用剤として有用で
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 一般式(I); 【化1】 〔式中,R1 は水素原子又は環内にヘテロ原子を有して
いてもよい脂肪族環状アミノ基で置換されたメチル基を
示し,X1 及びX2 は同一又は異なって水素原子,ハロ
ゲン原子,C1 〜C6 アルキル基,C1 〜C6 アルコキ
シ基,シアノ基,ニトロ基又は 【化2】 (R2 及びR3 は同一又は異なってC1 〜C6 アルキル
基を示す)を示し,Yはハロゲン原子を示し,ZはC1
〜C6 アルコキシ基を示し,lは0又は1〜3の整数を
示し,AはCH又はNを示し,mは0,1又は2の整数
を示し,nは1〜8の整数を示す。〕で表されるピリダ
ジノン誘導体。 - 【請求項2】一般式(II); 【化3】 〔式中,R1 は水素原子又は環内にヘテロ原子を有して
いてもよい脂肪族環状アミノ基で置換されたメチル基を
示し,X1 及びX2 は同一又は異なって水素原子,ハロ
ゲン原子,C1 〜C6 アルキル基,C1 〜C6 アルコキ
シ基,シアノ基,ニトロ基又は 【化4】 (R2 及びR3 は同一又は異なってC1 〜C6 アルキル
基を示す)を示し,Y及びY’はハロゲン原子を示し,
mは0,1又は2の整数を示し,nは1〜8の整数を示
す。〕で表される化合物と一般式(V); 【化5】 (式中,ZはC1 〜C6 アルコキシ基を示し,lは0又
は1〜3の整数を示し,AはCH又はNを示す)で表さ
れる化合物を反応させることを特徴とする一般式 (I) 【化6】 (式中,R1 ,X1 ,X2 ,Y,Z,A,l,m及びn
は前記に同じ)で表される化合物の製造方法。 - 【請求項3】一般式(I); 【化7】 〔式中,R1 は水素原子又は環内にヘテロ原子を有して
いてもよい脂肪族環状アミノ基で置換されたメチル基を
示し,X1 及びX2 は同一又は異なって水素原子,ハロ
ゲン原子,C1 〜C6 アルキル基,C1 〜C6 アルコキ
シ基,シアノ基,ニトロ基又は 【化8】 (R2 及びR3 は同一又は異なってC1 〜C6 アルキル
基を示す)を示し,Yはハロゲン原子を示し,ZはC1
〜C6 アルコキシ基を示し,lは0又は1〜3の整数を
示し,AはCH又はNを示し,mは0,1又は2の整数
を示し,nは1〜8の整数を示す。〕で表されるピリダ
ジノン誘導体を有効成分として含有することを特徴とす
る血小板凝集抑制剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33420994A JPH07224045A (ja) | 1993-12-16 | 1994-12-16 | ピリダジノン誘導体,その製法及びその用途 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-343405 | 1993-12-16 | ||
| JP34340593 | 1993-12-16 | ||
| JP33420994A JPH07224045A (ja) | 1993-12-16 | 1994-12-16 | ピリダジノン誘導体,その製法及びその用途 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07224045A true JPH07224045A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=26574776
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33420994A Pending JPH07224045A (ja) | 1993-12-16 | 1994-12-16 | ピリダジノン誘導体,その製法及びその用途 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07224045A (ja) |
-
1994
- 1994-12-16 JP JP33420994A patent/JPH07224045A/ja active Pending
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