JPH0722425Y2 - 脱気断熱防水構造 - Google Patents
脱気断熱防水構造Info
- Publication number
- JPH0722425Y2 JPH0722425Y2 JP1987083044U JP8304487U JPH0722425Y2 JP H0722425 Y2 JPH0722425 Y2 JP H0722425Y2 JP 1987083044 U JP1987083044 U JP 1987083044U JP 8304487 U JP8304487 U JP 8304487U JP H0722425 Y2 JPH0722425 Y2 JP H0722425Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- waterproof
- deaeration
- air
- closed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Building Environments (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は脱気断熱防水構造に関する。
従来、建築構造物の屋上、ベランダ、床及び廊下等の防
水を行うためのコンクリート等の下地面上に高分子シー
トと貼着されることが行われている。
水を行うためのコンクリート等の下地面上に高分子シー
トと貼着されることが行われている。
上記防水施工を行う場合、下地面に含まれる水分あるい
は防水シート敷設時に巻き込まれた空気によって下地面
と防水シートとの間にふくれが生じ、これが界面に沿っ
て幅方向に拡散移動して行くことによって、シートが下
地面から剥離してしまうことがある問題があった。
は防水シート敷設時に巻き込まれた空気によって下地面
と防水シートとの間にふくれが生じ、これが界面に沿っ
て幅方向に拡散移動して行くことによって、シートが下
地面から剥離してしまうことがある問題があった。
従って、従来下地面上に防水シートを貼着する場合、下
地面に含まれる水分が7%〜8%程度にまで乾燥してい
るのを確認後、空気巻き込みの無いよう注意しつつ防水
シートの貼着作業を行うといった作業手順が採られる。
地面に含まれる水分が7%〜8%程度にまで乾燥してい
るのを確認後、空気巻き込みの無いよう注意しつつ防水
シートの貼着作業を行うといった作業手順が採られる。
そして、シート貼着時空気の巻き込みを防止するため下
地面に対面するシート裏面に亀甲状等の凹溝を設け、こ
の凹溝を伝って空気を排出出来るようにすることや、下
地面対する層を連続気泡等の通気性層とし、この通気性
層を介して巻き込み空気の排出を行いふくれやこれに起
因する剥離を防止すること(例えば特開昭61-57754号公
報)が提案されている。
地面に対面するシート裏面に亀甲状等の凹溝を設け、こ
の凹溝を伝って空気を排出出来るようにすることや、下
地面対する層を連続気泡等の通気性層とし、この通気性
層を介して巻き込み空気の排出を行いふくれやこれに起
因する剥離を防止すること(例えば特開昭61-57754号公
報)が提案されている。
しかしながら、下地面が水分含有率7%〜8%にまで乾
燥したかどうかの判別は実際問題として困難であり、ま
た工期の都合上かかる乾燥状態となるまで待てない場合
が有り、さらに、空気排出用凹溝を有した防水シートで
あっても、下地面に接着する際に接着剤が凹溝内に充満
し溝が埋もれてしまう結果充分な空気排出効果が無くな
るといった問題が有り、また、この場合、接着剤が揮発
性溶剤を用いたものにあっては、いかに下地面の乾燥等
に注意しても接着剤自体より溶剤が揮発するのでこれが
ふくれの原因となる欠点が有った。
燥したかどうかの判別は実際問題として困難であり、ま
た工期の都合上かかる乾燥状態となるまで待てない場合
が有り、さらに、空気排出用凹溝を有した防水シートで
あっても、下地面に接着する際に接着剤が凹溝内に充満
し溝が埋もれてしまう結果充分な空気排出効果が無くな
るといった問題が有り、また、この場合、接着剤が揮発
性溶剤を用いたものにあっては、いかに下地面の乾燥等
に注意しても接着剤自体より溶剤が揮発するのでこれが
ふくれの原因となる欠点が有った。
また、下地面に対する層を連続気泡発泡体よりなる通気
性層とし、この通気性層を介して巻き込み空気の排出を
行うものにあっては、断熱及び防水のため通気性層上に
非通気性の独立気泡発泡層及び防水ゴムシート等を貼着
する必要があるため、非通気性の独立気泡発泡層と防水
ゴムシートとの界面に空気巻き込みのおそれが有り、非
通気性の独立気泡発泡層と防水ゴムシートとの剥離防止
が達成できないといった問題があった。
性層とし、この通気性層を介して巻き込み空気の排出を
行うものにあっては、断熱及び防水のため通気性層上に
非通気性の独立気泡発泡層及び防水ゴムシート等を貼着
する必要があるため、非通気性の独立気泡発泡層と防水
ゴムシートとの界面に空気巻き込みのおそれが有り、非
通気性の独立気泡発泡層と防水ゴムシートとの剥離防止
が達成できないといった問題があった。
この考案は上記問題点に鑑み、下地面の乾燥状態あるい
は接着剤の種類等にかかわらず貼着可能であると共に、
敷設施工後であってもふくれの原因となる空気等の排出
が自由に行え、しかも断熱、防水効果の高い脱気断熱防
水構造を提供することを目的としてなされたものであ
る。
は接着剤の種類等にかかわらず貼着可能であると共に、
敷設施工後であってもふくれの原因となる空気等の排出
が自由に行え、しかも断熱、防水効果の高い脱気断熱防
水構造を提供することを目的としてなされたものであ
る。
即ち、この考案の脱気断熱防水構造は防水下地面上に、
厚さ方向に貫通する多数の貫通孔が均一分散状に穿設さ
れた独立気泡発泡体から成るシートが貼着され、該シー
トの上面に通気性を有する層を介して防水シートが貼着
されてなることを特徴とするものである。
厚さ方向に貫通する多数の貫通孔が均一分散状に穿設さ
れた独立気泡発泡体から成るシートが貼着され、該シー
トの上面に通気性を有する層を介して防水シートが貼着
されてなることを特徴とするものである。
次に、この考案の脱気断熱防水構造を実施例により説明
する。
する。
第1図はこの考案の実施例の断面図、第2図は他の実施
例の断面図、第3図はさらに他の実施例の断面図であ
る。
例の断面図、第3図はさらに他の実施例の断面図であ
る。
この考案の脱気断熱防水構造はコンクリート、セメント
モルタルなどより成る下地面1上に、厚さ方向(矢印
X)に貫通する多数の貫通孔2…2が均一分散状に穿設
された独立気泡発泡体から成るシート3が接着剤を介し
貼着され、このシート3上に通気性を有する例えば連続
気泡発泡体からなるシート、不織布等などから成る層4
を介してゴム等の高分子から成る防水シート5が貼着さ
れて構成されている。
モルタルなどより成る下地面1上に、厚さ方向(矢印
X)に貫通する多数の貫通孔2…2が均一分散状に穿設
された独立気泡発泡体から成るシート3が接着剤を介し
貼着され、このシート3上に通気性を有する例えば連続
気泡発泡体からなるシート、不織布等などから成る層4
を介してゴム等の高分子から成る防水シート5が貼着さ
れて構成されている。
なお、図中6はシート3内に必要に応じ埋入される補強
層であって、シート3を展開し、敷設、貼着する際シー
ト3の伸びを防止するために埋入されるものである。
層であって、シート3を展開し、敷設、貼着する際シー
ト3の伸びを防止するために埋入されるものである。
また、上記においてシート3、通気性を有する層4、及
び防水シート5は、これらシート3,4及び5を順に施工
現場で積層していくことの他、シート3,4及び5を一体
に積層して成るものを予め製造し、これを敷設貼着して
も良い。
び防水シート5は、これらシート3,4及び5を順に施工
現場で積層していくことの他、シート3,4及び5を一体
に積層して成るものを予め製造し、これを敷設貼着して
も良い。
また、この考案の脱気断熱防水構造を実施する場合、下
地面との間の空気排出能をさらに良好にするため、第3
図のように脱気口7を設けても良い。
地面との間の空気排出能をさらに良好にするため、第3
図のように脱気口7を設けても良い。
この考案において、下地面と接するシート3は多数の貫
通孔2…2が均一分散状に穿設されているので、敷設時
に下地面との間に空気が巻き込まれ、あるいは施行後、
下地面より水分が蒸発してもこれら貫通孔2…2を通
じ、その上面の通気性層4へ抜け、この通気性層4を伝
って外部へと排出され、ふくれによる剥離を防止する。
通孔2…2が均一分散状に穿設されているので、敷設時
に下地面との間に空気が巻き込まれ、あるいは施行後、
下地面より水分が蒸発してもこれら貫通孔2…2を通
じ、その上面の通気性層4へ抜け、この通気性層4を伝
って外部へと排出され、ふくれによる剥離を防止する。
また、最上層の防水シート5を貼着する際も、その下層
となる層が通気性層であるから、空気が混入しても通気
性層4を通じてシート端部(図外)あるいは脱気口7
(第3図)より外部へと排出されるのである。
となる層が通気性層であるから、空気が混入しても通気
性層4を通じてシート端部(図外)あるいは脱気口7
(第3図)より外部へと排出されるのである。
また、シート3は独立気泡発泡体より成る層であるか
ら、断熱性も良い。
ら、断熱性も良い。
ちなみに、コンクリート打設後、2日間養生硬化させた
防水下地面1に30倍に発泡させた厚さ20mmの独立気泡ポ
リエチレンスポンジシートに厚さ方向に1mmφの貫通孔
を縦横20mmの間隔で穿設して成るシート3を水性コンタ
クト型接着剤を用いて貼り付け、更にこのシート3上に
厚さ2mmの連続気泡を有する通気性層4を接着し、次い
でその上にアクリル樹脂を主成分とした粘着層を有する
複合防水シートを貼り付けて6ヵ月間耐候試験を行なっ
たが、ふくれは全く発生せず、また、防水シート5表面
と防水下地面の温度差は日中最高気温時で20〜40℃と大
きく、断熱効果は充分であることが判明した。
防水下地面1に30倍に発泡させた厚さ20mmの独立気泡ポ
リエチレンスポンジシートに厚さ方向に1mmφの貫通孔
を縦横20mmの間隔で穿設して成るシート3を水性コンタ
クト型接着剤を用いて貼り付け、更にこのシート3上に
厚さ2mmの連続気泡を有する通気性層4を接着し、次い
でその上にアクリル樹脂を主成分とした粘着層を有する
複合防水シートを貼り付けて6ヵ月間耐候試験を行なっ
たが、ふくれは全く発生せず、また、防水シート5表面
と防水下地面の温度差は日中最高気温時で20〜40℃と大
きく、断熱効果は充分であることが判明した。
以上説明したように、この考案によれば防水シートの敷
設施工時又は施工後であっても、空気巻き込み等に原因
するシートのふくれ、剥れを確実に防止でき、しかも断
熱効果も優れるなど種々の効果を有する。
設施工時又は施工後であっても、空気巻き込み等に原因
するシートのふくれ、剥れを確実に防止でき、しかも断
熱効果も優れるなど種々の効果を有する。
第1図はこの考案の実施例の断面図、第2図は他の実施
例の断面図、第3図はさらに他の実施例の断面図であ
る。
例の断面図、第3図はさらに他の実施例の断面図であ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】防水下地面上に、厚さ方向に貫通する多数
の貫通孔が均一分散状に穿設された独立気泡発泡体から
成るシートが貼着され、該シートの上面に通気性を有す
る層を介して防水シートが貼着されてなることを特徴と
する脱気断熱防水構造。 - 【請求項2】独立気泡発泡体から成るシートが独立気泡
発泡体から成るシート中に補強層を一体に埋入してなる
ものである実用新案登録請求の範囲第1項記載の脱気断
熱防水構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987083044U JPH0722425Y2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | 脱気断熱防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987083044U JPH0722425Y2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | 脱気断熱防水構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63190423U JPS63190423U (ja) | 1988-12-07 |
| JPH0722425Y2 true JPH0722425Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=30936265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987083044U Expired - Lifetime JPH0722425Y2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | 脱気断熱防水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722425Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4688543B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2011-05-25 | アキレス株式会社 | 屋上及び屋根断熱防水工法用断熱積層体 |
| JP2008190205A (ja) * | 2007-02-05 | 2008-08-21 | Lonseal Corp | 防水断熱構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6088753A (ja) * | 1983-10-18 | 1985-05-18 | 菱華産業株式会社 | 建造物の防水シ−ト及び建造物の防水工法 |
| JPH045635Y2 (ja) * | 1985-07-31 | 1992-02-18 |
-
1987
- 1987-05-28 JP JP1987083044U patent/JPH0722425Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63190423U (ja) | 1988-12-07 |
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