JPH07224788A - 多翼送風機 - Google Patents
多翼送風機Info
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- JPH07224788A JPH07224788A JP1674394A JP1674394A JPH07224788A JP H07224788 A JPH07224788 A JP H07224788A JP 1674394 A JP1674394 A JP 1674394A JP 1674394 A JP1674394 A JP 1674394A JP H07224788 A JPH07224788 A JP H07224788A
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- Japan
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- nose
- impeller
- gap
- side end
- nose portion
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- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 15
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 9
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 翼車の回転によって生じる異音(サイレン
音)を低減するとともに、ファン効率の低下を小さくし
た多翼送風機の提供。 【構成】 通風路の起点となるノーズ部10は、翼6出
口での風速分布に対応して、ノーズ部10の高さ方向に
おいて、風速の大きい空気流が当たる中間部10aでの
ノーズ部10と翼車2との半径方向のギャップを大きく
し、その中間部10aからノーズ部10の両端部(吸込
口側端部とモータ側端部)へ向かって次第にギャップが
小さくなる様な形状に設けられている。また、ノーズ部
10の曲率半径(ノーズR)は、ノーズ部10の両端部
より中間部10aの方が大きくなるように設けられてい
る。
音)を低減するとともに、ファン効率の低下を小さくし
た多翼送風機の提供。 【構成】 通風路の起点となるノーズ部10は、翼6出
口での風速分布に対応して、ノーズ部10の高さ方向に
おいて、風速の大きい空気流が当たる中間部10aでの
ノーズ部10と翼車2との半径方向のギャップを大きく
し、その中間部10aからノーズ部10の両端部(吸込
口側端部とモータ側端部)へ向かって次第にギャップが
小さくなる様な形状に設けられている。また、ノーズ部
10の曲率半径(ノーズR)は、ノーズ部10の両端部
より中間部10aの方が大きくなるように設けられてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクロールケーシング
を備えた多翼送風機に関し、例えば自動車用空気調和装
置に用いて好適なものである。
を備えた多翼送風機に関し、例えば自動車用空気調和装
置に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】多翼送風機は、多数の翼が周方向に等間
隔に配置された遠心式翼車(以下翼車と略す)と、この
翼車を回転するモータと、翼車の周囲に渦巻状の通風路
を形成するスクロールケーシングより成り、小型軽量に
して高圧力および大風量が可能であることから、自動車
用空気調和装置を始め、各種の流体機器に利用されてい
る。この多翼送風機は、翼車の外周(翼出口)における
風速分布が均一ではなく、図26に示すように、翼10
0の前後と翼間とで風速差ΔVが生じ、翼間の方が風速
が大きくなる。このため、翼100出口において各翼間
毎に空気の塊が形成されて、この空気の塊がスクロール
ケーシングのノーズ部200にパルス的に衝突すること
により、異音(サイレン音)が発生する。
隔に配置された遠心式翼車(以下翼車と略す)と、この
翼車を回転するモータと、翼車の周囲に渦巻状の通風路
を形成するスクロールケーシングより成り、小型軽量に
して高圧力および大風量が可能であることから、自動車
用空気調和装置を始め、各種の流体機器に利用されてい
る。この多翼送風機は、翼車の外周(翼出口)における
風速分布が均一ではなく、図26に示すように、翼10
0の前後と翼間とで風速差ΔVが生じ、翼間の方が風速
が大きくなる。このため、翼100出口において各翼間
毎に空気の塊が形成されて、この空気の塊がスクロール
ケーシングのノーズ部200にパルス的に衝突すること
により、異音(サイレン音)が発生する。
【0003】そこで、サイレン音を低減する対策として
は、図27に示すように、ノーズギャップ(ノーズ部2
00と翼車300とのギャップ)を大きくしたり、図2
8に示すように、翼車300の回転方向に対してノーズ
部200を斜めに形成する方法が公知である。ノーズギ
ャップを大きくした場合は、各翼間毎に形成される空気
の塊が拡散して合流することから、翼車300の回転方
向において風速差ΔVが小さくなって、風速分布が均一
化する。このため、ノーズギャップが大きくなる程、サ
イレン音のピーク値が低減する。また、翼車300の回
転方向に対してノーズ部200を斜めに形成した場合
は、ノーズ部200が翼車300の回転方向に所定の長
さを持つことから、各翼間に発生する空気の塊が回転方
向に所定の長さに渡ってノーズ部200を通過するた
め、パルス的なサイレン音のピーク値を低減することが
できる。
は、図27に示すように、ノーズギャップ(ノーズ部2
00と翼車300とのギャップ)を大きくしたり、図2
8に示すように、翼車300の回転方向に対してノーズ
部200を斜めに形成する方法が公知である。ノーズギ
ャップを大きくした場合は、各翼間毎に形成される空気
の塊が拡散して合流することから、翼車300の回転方
向において風速差ΔVが小さくなって、風速分布が均一
化する。このため、ノーズギャップが大きくなる程、サ
イレン音のピーク値が低減する。また、翼車300の回
転方向に対してノーズ部200を斜めに形成した場合
は、ノーズ部200が翼車300の回転方向に所定の長
さを持つことから、各翼間に発生する空気の塊が回転方
向に所定の長さに渡ってノーズ部200を通過するた
め、パルス的なサイレン音のピーク値を低減することが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ノーズギャ
ップを大きくしたり、ノーズ部200を斜めに設けた場
合には、風量および全圧の低下に伴ってファン効率の低
下を招くという問題が生じる。本発明は、上記事情に基
づいて成されたもので、その目的は、翼車の回転時に生
じる異音を低減するとともに、その異音の低減に伴うフ
ァン効率の低下を小さくした多翼送風機の提供にある。
ップを大きくしたり、ノーズ部200を斜めに設けた場
合には、風量および全圧の低下に伴ってファン効率の低
下を招くという問題が生じる。本発明は、上記事情に基
づいて成されたもので、その目的は、翼車の回転時に生
じる異音を低減するとともに、その異音の低減に伴うフ
ァン効率の低下を小さくした多翼送風機の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1では、多数の翼が周方向に一定の間隔で配
置されて成る翼車と、この翼車の周囲にノーズ部を起点
として渦巻状の通風路を形成し、前記翼車の高さ方向に
おける片面に空気の吸込口が設けられたスクロールケー
シングと、前記翼車の高さ方向において前記吸込口と反
対側に配されて、前記翼車に回転力を与えるモータとを
備え、前記ノーズ部は、前記翼出口での風速分布に対応
して、風速の大きい空気流が当たる部分では、前記翼車
との間に設定される半径方向のギャップが大きくなり、
風速の小さい空気流が当たる部分では、前記ギャップが
小さくなる様な形状に設けられたことを技術的手段とす
る。
に、請求項1では、多数の翼が周方向に一定の間隔で配
置されて成る翼車と、この翼車の周囲にノーズ部を起点
として渦巻状の通風路を形成し、前記翼車の高さ方向に
おける片面に空気の吸込口が設けられたスクロールケー
シングと、前記翼車の高さ方向において前記吸込口と反
対側に配されて、前記翼車に回転力を与えるモータとを
備え、前記ノーズ部は、前記翼出口での風速分布に対応
して、風速の大きい空気流が当たる部分では、前記翼車
との間に設定される半径方向のギャップが大きくなり、
風速の小さい空気流が当たる部分では、前記ギャップが
小さくなる様な形状に設けられたことを技術的手段とす
る。
【0006】請求項2では、請求項1記載の多翼送風機
において、前記ノーズ部は、前記翼車の高さ方向におい
て前記ノーズ部の前記吸込口側端部と前記モータ側端部
との間の中間部で前記ギャップが大きく、その中間部か
ら前記吸込口側端部および前記モータ側端部へ向かって
前記ギャップが次第に小さくなるような形状に設けられ
たことを技術的手段とする。
において、前記ノーズ部は、前記翼車の高さ方向におい
て前記ノーズ部の前記吸込口側端部と前記モータ側端部
との間の中間部で前記ギャップが大きく、その中間部か
ら前記吸込口側端部および前記モータ側端部へ向かって
前記ギャップが次第に小さくなるような形状に設けられ
たことを技術的手段とする。
【0007】請求項3では、請求項1または2記載の多
翼送風機において、前記ノーズ部の前記吸込口側端部で
の前記ギャップをL1 、前記ノーズ部の前記モータ側端
部での前記ギャップをL2 、前記ノーズ部の前記中間部
での前記ギャップをL3 、および前記翼車の外径をDと
して、 0.06×D<L0 <0.08×D この関係を満足する前記L0 を基準値とした場合に、前
記L1 、前記L2 、前記L3 と前記L0 との間で以下の
関係が成り立つことを技術的手段とする。 L1 >0.6×L0 、L2 >0.7×L0 、および1.
1×L0 <L3 <1.7×L0
翼送風機において、前記ノーズ部の前記吸込口側端部で
の前記ギャップをL1 、前記ノーズ部の前記モータ側端
部での前記ギャップをL2 、前記ノーズ部の前記中間部
での前記ギャップをL3 、および前記翼車の外径をDと
して、 0.06×D<L0 <0.08×D この関係を満足する前記L0 を基準値とした場合に、前
記L1 、前記L2 、前記L3 と前記L0 との間で以下の
関係が成り立つことを技術的手段とする。 L1 >0.6×L0 、L2 >0.7×L0 、および1.
1×L0 <L3 <1.7×L0
【0008】請求項4では、多数の翼が周方向に一定の
間隔で配置されて成る翼車と、この翼車の周囲にノーズ
部を起点として渦巻状の通風路を形成し、前記翼車の高
さ方向における両面に空気の吸込口が設けられたスクロ
ールケーシングと、前記翼車の高さ方向において一方の
前記吸込口と反対側に配されて、前記翼車に回転力を与
えるモータとを備え、前記ノーズ部は、前記翼出口での
風速分布に対応して、風速の大きい空気流が当たる部分
では、前記翼車との間に設定される半径方向のギャップ
が大きくなり、風速の小さい空気流が当たる部分では、
前記ギャップが小さくなる様な形状に設けられたことを
技術的手段とする。
間隔で配置されて成る翼車と、この翼車の周囲にノーズ
部を起点として渦巻状の通風路を形成し、前記翼車の高
さ方向における両面に空気の吸込口が設けられたスクロ
ールケーシングと、前記翼車の高さ方向において一方の
前記吸込口と反対側に配されて、前記翼車に回転力を与
えるモータとを備え、前記ノーズ部は、前記翼出口での
風速分布に対応して、風速の大きい空気流が当たる部分
では、前記翼車との間に設定される半径方向のギャップ
が大きくなり、風速の小さい空気流が当たる部分では、
前記ギャップが小さくなる様な形状に設けられたことを
技術的手段とする。
【0009】請求項5では、請求項4記載の多翼送風機
において、前記ノーズ部は、前記翼車の高さ方向におい
て前記ノーズ部の中央部と一方の前記吸込口側端部の
間、および前記中央部と前記モータ側端部との間の各中
間部で前記ギャップが大きく、前記各中間部から一方の
前記吸込口側端部、前記モータ側端部、および前記中央
部へ向かって前記ギャップが次第に小さくなるような形
状に設けられたことを技術的手段とする。
において、前記ノーズ部は、前記翼車の高さ方向におい
て前記ノーズ部の中央部と一方の前記吸込口側端部の
間、および前記中央部と前記モータ側端部との間の各中
間部で前記ギャップが大きく、前記各中間部から一方の
前記吸込口側端部、前記モータ側端部、および前記中央
部へ向かって前記ギャップが次第に小さくなるような形
状に設けられたことを技術的手段とする。
【0010】請求項6では、請求項4または5記載の多
翼送風機において、前記ノーズ部の前記吸込口側端部で
の前記ギャップをL1 、前記ノーズ部の前記モータ側端
部での前記ギャップをL2 、前記ノーズ部の前記各中間
部での前記ギャップをL3 、および前記翼車の外径をD
として、 0.06×D<L0 <0.08×D この関係を満足する前記L0 を基準値とした場合に、前
記L1 、前記L2 、前記L3 と前記L0 との間で以下の
関係が成り立つことを技術的手段とする。 L1 >0.6×L0 、L2 >0.7×L0 、および1.
1×L0 <L3 <1.7×L0
翼送風機において、前記ノーズ部の前記吸込口側端部で
の前記ギャップをL1 、前記ノーズ部の前記モータ側端
部での前記ギャップをL2 、前記ノーズ部の前記各中間
部での前記ギャップをL3 、および前記翼車の外径をD
として、 0.06×D<L0 <0.08×D この関係を満足する前記L0 を基準値とした場合に、前
記L1 、前記L2 、前記L3 と前記L0 との間で以下の
関係が成り立つことを技術的手段とする。 L1 >0.6×L0 、L2 >0.7×L0 、および1.
1×L0 <L3 <1.7×L0
【0011】
【作用】請求項1では、スクロールケーシングのノーズ
部と翼車との半径方向のギャップが翼車の高さ方向で一
定ではなく、翼出口の風速分布に対応して設定されてい
る。従って、ノーズ部は、風速の大きい空気流が当たる
部分でギャップが大きくなり、風速の小さい空気流が当
たる部分でギャップが小さくなる様な形状に設けられて
いる。
部と翼車との半径方向のギャップが翼車の高さ方向で一
定ではなく、翼出口の風速分布に対応して設定されてい
る。従って、ノーズ部は、風速の大きい空気流が当たる
部分でギャップが大きくなり、風速の小さい空気流が当
たる部分でギャップが小さくなる様な形状に設けられて
いる。
【0012】請求項2では、請求項1に示すノーズ部
が、翼車の高さ方向における吸込口側端部とモータ側端
部との間の中間部でギャップが大きく、その中間部から
吸込口側端部およびモータ側端部へ向かってギャップが
次第に小さくなるような形状に設けられている。
が、翼車の高さ方向における吸込口側端部とモータ側端
部との間の中間部でギャップが大きく、その中間部から
吸込口側端部およびモータ側端部へ向かってギャップが
次第に小さくなるような形状に設けられている。
【0013】請求項3では、請求項1または2に示す多
翼送風機において、翼車の高さ方向におけるノーズ部の
両端部(吸込口側端部とモータ側端部)および中間部で
のギャップが、基準値L0 によって規定される。なお、
基準値L0 は、翼車の高さ方向でギャップを一定とした
場合のノーズ形状において、翼車の外径Dによって規定
されるものである。
翼送風機において、翼車の高さ方向におけるノーズ部の
両端部(吸込口側端部とモータ側端部)および中間部で
のギャップが、基準値L0 によって規定される。なお、
基準値L0 は、翼車の高さ方向でギャップを一定とした
場合のノーズ形状において、翼車の外径Dによって規定
されるものである。
【0014】請求項4では、スクロールケーシングのノ
ーズ部と翼車との半径方向のギャップが翼車の高さ方向
で一定ではなく、翼出口の風速分布に対応して設定され
ている。従って、ノーズ部は、風速の大きい空気流が当
たる部分でギャップが大きくなり、風速の小さい空気流
が当たる部分でギャップが小さくなる様な形状に設けら
れている。
ーズ部と翼車との半径方向のギャップが翼車の高さ方向
で一定ではなく、翼出口の風速分布に対応して設定され
ている。従って、ノーズ部は、風速の大きい空気流が当
たる部分でギャップが大きくなり、風速の小さい空気流
が当たる部分でギャップが小さくなる様な形状に設けら
れている。
【0015】請求項5では、請求項4に示すノーズ部
が、翼車の高さ方向における中央部と一方の吸込口側端
部との間、および中央部とモータ側端部との間の各中間
部でギャップが大きく、中間部から一方の吸込口側端
部、モータ側端部、および中央部へ向かってギャップが
次第に小さくなる様な形状に設けられている。
が、翼車の高さ方向における中央部と一方の吸込口側端
部との間、および中央部とモータ側端部との間の各中間
部でギャップが大きく、中間部から一方の吸込口側端
部、モータ側端部、および中央部へ向かってギャップが
次第に小さくなる様な形状に設けられている。
【0016】請求項6では、請求項4または5に示す多
翼送風機において、翼車の高さ方向におけるノーズ部の
両端部(一方の吸込口側端部とモータ側端部)および各
中間部でのギャップが、基準値L0 によって規定され
る。なお、基準値L0 は、翼車の高さ方向でギャップを
一定とした場合のノーズ形状において、翼車の外径Dに
よって規定されるものである。
翼送風機において、翼車の高さ方向におけるノーズ部の
両端部(一方の吸込口側端部とモータ側端部)および各
中間部でのギャップが、基準値L0 によって規定され
る。なお、基準値L0 は、翼車の高さ方向でギャップを
一定とした場合のノーズ形状において、翼車の外径Dに
よって規定されるものである。
【0017】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図1〜図8を基に
説明する。図1はスクロールケーシングのノーズ部を示
す斜視図である。本実施例の多翼送風機1は、図2およ
び図3(図2のA−A断面図)に示すように、翼車2、
スクロールケーシング(以下ケーシングと略す)3、お
よびモータ4より成る。
説明する。図1はスクロールケーシングのノーズ部を示
す斜視図である。本実施例の多翼送風機1は、図2およ
び図3(図2のA−A断面図)に示すように、翼車2、
スクロールケーシング(以下ケーシングと略す)3、お
よびモータ4より成る。
【0018】翼車2は、モータ4の回転力が伝達される
底プレート5、この底プレート5に固定された多数の翼
6、および各翼6を保持する環状の保持リング7より構
成されている。底プレート5は、中央部に設けられたボ
ス部5aにモータ4の回転軸4aが嵌め合わされて、ナ
ット8の締め付けによって回転軸4aに固定されてい
る。この底プレート5は、モータ4の飛び出しを少なく
するために、ボス部5aを有する中央部の方が外周部よ
り内側へ窪んだ形状に設けられている。翼6は、断面形
状が円弧状(図1参照)を呈し、底プレート5の外周端
部に一定のピッチで環状に配置されている。保持リング
7は、各翼6の上端部(底プレート5と反対側)を連結
して、各翼6を等間隔に保持する。
底プレート5、この底プレート5に固定された多数の翼
6、および各翼6を保持する環状の保持リング7より構
成されている。底プレート5は、中央部に設けられたボ
ス部5aにモータ4の回転軸4aが嵌め合わされて、ナ
ット8の締め付けによって回転軸4aに固定されてい
る。この底プレート5は、モータ4の飛び出しを少なく
するために、ボス部5aを有する中央部の方が外周部よ
り内側へ窪んだ形状に設けられている。翼6は、断面形
状が円弧状(図1参照)を呈し、底プレート5の外周端
部に一定のピッチで環状に配置されている。保持リング
7は、各翼6の上端部(底プレート5と反対側)を連結
して、各翼6を等間隔に保持する。
【0019】ケーシング3は、翼車2の周囲に渦巻状の
通風路Sを形成するもので、通風路Sの幅方向(図3の
上下方向)に二分割されており、空気の吸込口を成すベ
ルマウス9が形成された上側ケーシング3aと、モータ
4を支持する下側ケーシング3bとから成る。このケー
シング3は、図2に示すように、通風路Sの渦巻き部分
が、通風路Sの起点となるノーズ部10の一点を巻き始
めとして、そのノーズ部10の一点より、一定の拡がり
角で形成されたスクロール曲線で構成されている。
通風路Sを形成するもので、通風路Sの幅方向(図3の
上下方向)に二分割されており、空気の吸込口を成すベ
ルマウス9が形成された上側ケーシング3aと、モータ
4を支持する下側ケーシング3bとから成る。このケー
シング3は、図2に示すように、通風路Sの渦巻き部分
が、通風路Sの起点となるノーズ部10の一点を巻き始
めとして、そのノーズ部10の一点より、一定の拡がり
角で形成されたスクロール曲線で構成されている。
【0020】モータ4は、ケーシング3のベルマウス9
と反対側に配されて、回転軸4aに嵌め合わされた底プ
レート5に回転力を伝達して翼車2を回転させる。
と反対側に配されて、回転軸4aに嵌め合わされた底プ
レート5に回転力を伝達して翼車2を回転させる。
【0021】続いて、ケーシング3のノーズ部10につ
いて詳述する。一般に、翼車2の回転によって生じる空
気流の翼6出口における風速分布は、図4に示すよう
に、翼車2の高さ方向(図4の上下方向)において、ベ
ルマウス9より吸い込まれた空気が滑らかに流れる翼6
出口の中央部で最も大きくなり、空気の流れ方向が大き
く変化する翼6出口の上部側、および底プレート5に沿
って流れるために抵抗が大きくなる翼6出口の下部側で
は風速が小さくなることが知られている。
いて詳述する。一般に、翼車2の回転によって生じる空
気流の翼6出口における風速分布は、図4に示すよう
に、翼車2の高さ方向(図4の上下方向)において、ベ
ルマウス9より吸い込まれた空気が滑らかに流れる翼6
出口の中央部で最も大きくなり、空気の流れ方向が大き
く変化する翼6出口の上部側、および底プレート5に沿
って流れるために抵抗が大きくなる翼6出口の下部側で
は風速が小さくなることが知られている。
【0022】そこで、本実施例のノーズ部10は、翼6
出口での風速分布に対応して、図5に示すように、ノー
ズ部10の高さ方向(図5の上下方向)において、最も
風速の大きい空気流が当たる部分(以下中間部10aと
言う)でのノーズ部10と翼車2との半径方向のギャッ
プ(以下ノーズGと言う)を大きくし、その中間部10
aからノーズ部10の両端部へ向かって次第にノーズG
が小さくなるような形状に設けられている。なお、中間
部10aの位置は、ベルマウス9より吸い込まれた空気
が翼6出口より斜め下方へ向かって流れるため、ノーズ
部10の中央部よりやや下側(モータ4側端部寄り)で
ある。
出口での風速分布に対応して、図5に示すように、ノー
ズ部10の高さ方向(図5の上下方向)において、最も
風速の大きい空気流が当たる部分(以下中間部10aと
言う)でのノーズ部10と翼車2との半径方向のギャッ
プ(以下ノーズGと言う)を大きくし、その中間部10
aからノーズ部10の両端部へ向かって次第にノーズG
が小さくなるような形状に設けられている。なお、中間
部10aの位置は、ベルマウス9より吸い込まれた空気
が翼6出口より斜め下方へ向かって流れるため、ノーズ
部10の中央部よりやや下側(モータ4側端部寄り)で
ある。
【0023】また、ノーズ部10の高さ方向でノーズG
が一定である従来のノーズ部形状(図6に破線で示す形
状)では、ファン効率および騒音等の面から、最適なノ
ーズG(L0 )が下記の関係によって規定される。但
し、翼車2の外径をDとする(図6参照)。
が一定である従来のノーズ部形状(図6に破線で示す形
状)では、ファン効率および騒音等の面から、最適なノ
ーズG(L0 )が下記の関係によって規定される。但
し、翼車2の外径をDとする(図6参照)。
【数1】0.06D<L0 <0.08D
【0024】これに対して、本実施例のノーズ部10
は、図6に示すように、吸込口側端部でのノーズGをL
1 、モータ4側端部でのノーズGをL2 、および中間部
10aでのノーズGをL3 とすると、L1 、L2 、およ
びL3 は、上記L0 との間で下記の関係(数2〜数4)
を満足するように規定されている。
は、図6に示すように、吸込口側端部でのノーズGをL
1 、モータ4側端部でのノーズGをL2 、および中間部
10aでのノーズGをL3 とすると、L1 、L2 、およ
びL3 は、上記L0 との間で下記の関係(数2〜数4)
を満足するように規定されている。
【0025】
【数2】L1 >0.6×L0
【数3】L2 >0.7×L0
【数4】1.1×L0 <L3 <1.7×L0
【0026】但し、ノーズ部10より通風路Sの下流で
は、ノーズ部10から下流に向かうに従って、翼車2と
ケーシング3の内壁面とのギャップが通風路Sの幅方向
において次第に一定となるように設けられている。そし
て、ノーズ部10からギャップが一定となるまでの間に
おいて、ギャップが最大となる位置は、図8に示すよう
に、ノーズ部10の中間部10aから次第に低い位置へ
移動するように設けられている。なお、図8は、図7に
示す各点(〜)置に対応する位置でのケーシング3
の内壁面形状を示す(最大ギャップ位置の移動方向を示
す)。
は、ノーズ部10から下流に向かうに従って、翼車2と
ケーシング3の内壁面とのギャップが通風路Sの幅方向
において次第に一定となるように設けられている。そし
て、ノーズ部10からギャップが一定となるまでの間に
おいて、ギャップが最大となる位置は、図8に示すよう
に、ノーズ部10の中間部10aから次第に低い位置へ
移動するように設けられている。なお、図8は、図7に
示す各点(〜)置に対応する位置でのケーシング3
の内壁面形状を示す(最大ギャップ位置の移動方向を示
す)。
【0027】また、ノーズ部10は、図9に示すよう
に、その曲率半径(以下ノーズRと言う)が中間部10
aで最も大きく、ノーズ部10の両端部へ向かって次第
に小さくなるように設けられている。
に、その曲率半径(以下ノーズRと言う)が中間部10
aで最も大きく、ノーズ部10の両端部へ向かって次第
に小さくなるように設けられている。
【0028】次に、本実施例の作動を説明する。翼車2
の回転によってベルマウス9より吸い込まれた空気は、
翼6出口で図4に示すような風速分布を生じる。これに
対して、ケーシング3のノーズ部10は、最も風速の大
きい空気流が当たる中間部10aでのノーズGが、ノー
ズ部10の両端部でのノーズGより大きく、且つノーズ
Rが、ノーズ部10の両端部より中間部10aの方が大
きくなるように設けられている。
の回転によってベルマウス9より吸い込まれた空気は、
翼6出口で図4に示すような風速分布を生じる。これに
対して、ケーシング3のノーズ部10は、最も風速の大
きい空気流が当たる中間部10aでのノーズGが、ノー
ズ部10の両端部でのノーズGより大きく、且つノーズ
Rが、ノーズ部10の両端部より中間部10aの方が大
きくなるように設けられている。
【0029】一般に、ノーズGおよびノーズRと、サイ
レン音のピーク値低減量およびファン効率との関係は、
図10に示すように、ノーズGおよびノーズRが大きく
なる程、サイレン音のピーク値低減量は増大し(つまり
サイレン音が低下する)、ファン効率は低下することが
知られている。参考までに、多翼送風機1を車両用空調
装置に使用して測定したデータを図11および図12に
示す。図11に示すデータは、ノーズR=7.5mm(一
定)とした場合のノーズGとサイレン音ピーク値との関
係をFACEモード時とFOOTモード時とでそれぞれ
測定したものである。図12に示すデータは、ノーズG
を一定とした場合のノーズRとサイレン音ピーク値との
関係をFACEモード時とFOOTモード時とでそれぞ
れ測定したものである。但し、ケーシング3の拡がり角
=6.0°、各吹出口モード時の翼端平均出口風速は一
定とする。
レン音のピーク値低減量およびファン効率との関係は、
図10に示すように、ノーズGおよびノーズRが大きく
なる程、サイレン音のピーク値低減量は増大し(つまり
サイレン音が低下する)、ファン効率は低下することが
知られている。参考までに、多翼送風機1を車両用空調
装置に使用して測定したデータを図11および図12に
示す。図11に示すデータは、ノーズR=7.5mm(一
定)とした場合のノーズGとサイレン音ピーク値との関
係をFACEモード時とFOOTモード時とでそれぞれ
測定したものである。図12に示すデータは、ノーズG
を一定とした場合のノーズRとサイレン音ピーク値との
関係をFACEモード時とFOOTモード時とでそれぞ
れ測定したものである。但し、ケーシング3の拡がり角
=6.0°、各吹出口モード時の翼端平均出口風速は一
定とする。
【0030】上述のように、ノーズGおよびノーズRを
大きくすることで、サイレン音ピーク値を低減すること
ができるが、ファン効率の面からは、ノーズGおよびノ
ーズRを小さくした方が良い。そこで、本実施例のよう
に、風速の大きい空気流が当たる中間部10aでのノー
ズGおよびノーズRを、ノーズ部10の両端部より大き
くすることにより、効果的にサイレン音ピーク値の低減
を図ることができる(図13参照)。また、ノーズ部1
0の両端部では、中間部10aよりノーズGおよびノー
ズRが小さくなるように設定されていることから、ファ
ン効率の低下を少なくすることが可能である。
大きくすることで、サイレン音ピーク値を低減すること
ができるが、ファン効率の面からは、ノーズGおよびノ
ーズRを小さくした方が良い。そこで、本実施例のよう
に、風速の大きい空気流が当たる中間部10aでのノー
ズGおよびノーズRを、ノーズ部10の両端部より大き
くすることにより、効果的にサイレン音ピーク値の低減
を図ることができる(図13参照)。また、ノーズ部1
0の両端部では、中間部10aよりノーズGおよびノー
ズRが小さくなるように設定されていることから、ファ
ン効率の低下を少なくすることが可能である。
【0031】また、ノーズ部10より下流の最大ギャッ
プ位置が通風路Sを流れる空気流に沿って次第に低い位
置へ移動するように設けられていることから、ファン効
率の低下をより少なくすることができる。
プ位置が通風路Sを流れる空気流に沿って次第に低い位
置へ移動するように設けられていることから、ファン効
率の低下をより少なくすることができる。
【0032】ここで、ノーズ部10の高さ方向でノーズ
Gを一定とした従来のノーズ部形状(図14参照)と、
翼6出口の風速分布に対応してノーズGを設定した本発
明のノーズ部10形状(図15参照)とで、ノーズGと
サイレン音、全圧、およびファン効率との関係をFAC
Eモード時とFOOTモード時とでそれぞれ測定したデ
ータを図17〜図22に示す。但し、翼車2の外径D=
φ150、ノーズ部10の高さH=90mm、ノーズR=
9.0mm(一定)として、ノーズGは、図16に示すよ
うに、翼車2の回転中心A1 とノーズRの中心A2 とを
結んだ直線上での翼車2とノーズ部10とのギャップで
ある。
Gを一定とした従来のノーズ部形状(図14参照)と、
翼6出口の風速分布に対応してノーズGを設定した本発
明のノーズ部10形状(図15参照)とで、ノーズGと
サイレン音、全圧、およびファン効率との関係をFAC
Eモード時とFOOTモード時とでそれぞれ測定したデ
ータを図17〜図22に示す。但し、翼車2の外径D=
φ150、ノーズ部10の高さH=90mm、ノーズR=
9.0mm(一定)として、ノーズGは、図16に示すよ
うに、翼車2の回転中心A1 とノーズRの中心A2 とを
結んだ直線上での翼車2とノーズ部10とのギャップで
ある。
【0033】また、本発明のノーズ部10形状は、ノー
ズGが最大となる中間部10aが、モータ4側端部(図
15の下端部)より30mmの位置であり、その中間部1
0aでのノーズGは、モータ4側端部でのノーズGより
2mm大きく、吸込口側端部(図15の上端部)でのノー
ズGより5mm大きくなるように設定されている。なお、
本発明のノーズ部10形状は、モータ4側端部でのノー
ズGを基準として測定したものである。
ズGが最大となる中間部10aが、モータ4側端部(図
15の下端部)より30mmの位置であり、その中間部1
0aでのノーズGは、モータ4側端部でのノーズGより
2mm大きく、吸込口側端部(図15の上端部)でのノー
ズGより5mm大きくなるように設定されている。なお、
本発明のノーズ部10形状は、モータ4側端部でのノー
ズGを基準として測定したものである。
【0034】次に、本発明の第2実施例を説明する。本
実施例では、ノーズ部10の加工性を向上させるため
に、ノーズ部10の高さ方向でノーズRを一定としたも
のである。但し、ノーズRは、サイレン音の低減を図る
上で、ノーズ部10の両端部のノーズRを大きくして、
中間部10aのノーズRに合わせた方が良い。
実施例では、ノーズ部10の加工性を向上させるため
に、ノーズ部10の高さ方向でノーズRを一定としたも
のである。但し、ノーズRは、サイレン音の低減を図る
上で、ノーズ部10の両端部のノーズRを大きくして、
中間部10aのノーズRに合わせた方が良い。
【0035】次に、本発明の第3実施例を説明する。図
23は最大ギャップ位置の移動方向を示す説明図であ
る。第1実施例では、ノーズ部10より下流の最大ギャ
ップ位置が、ノーズ部10より下流に向かって次第に低
い位置へ移動するように設けたが、本実施例では、最大
ギャップ位置が、ノーズ部10より下流に向かって同じ
位置で移動するように設けられている(図23参照)。
これにより、ケーシング3の加工が容易になる。
23は最大ギャップ位置の移動方向を示す説明図であ
る。第1実施例では、ノーズ部10より下流の最大ギャ
ップ位置が、ノーズ部10より下流に向かって次第に低
い位置へ移動するように設けたが、本実施例では、最大
ギャップ位置が、ノーズ部10より下流に向かって同じ
位置で移動するように設けられている(図23参照)。
これにより、ケーシング3の加工が容易になる。
【0036】次に、本発明の第4実施例を説明する。図
24はノーズ部10の形状を示す断面図である。第1実
施例では、ノーズGが最大となる中間部10aをノーズ
部10の中央部より下側(モータ4側端部寄り)とした
が、翼6出口での風速分布が図4に示す風速分布と異な
る場合は、その風速分布に応じて変更しても良い。例え
ば、最も風速の大きい空気流がノーズ部10の中央部よ
り吸込口側に当たる場合は、図24に示すように、ノー
ズ部10の中央部より上側(吸込口側端部寄り)でノー
ズGが最大となるように設けても良い。
24はノーズ部10の形状を示す断面図である。第1実
施例では、ノーズGが最大となる中間部10aをノーズ
部10の中央部より下側(モータ4側端部寄り)とした
が、翼6出口での風速分布が図4に示す風速分布と異な
る場合は、その風速分布に応じて変更しても良い。例え
ば、最も風速の大きい空気流がノーズ部10の中央部よ
り吸込口側に当たる場合は、図24に示すように、ノー
ズ部10の中央部より上側(吸込口側端部寄り)でノー
ズGが最大となるように設けても良い。
【0037】次に、本発明の第5実施例を説明する。図
25は多翼送風機1の模式断面図である。本実施例の多
翼送風機1は、ケーシング3の両面に吸込口9a、9b
が設けられたもので、ケーシング3内には2個の翼車2
が高さ方向に連結されている。この多翼送風機1は、ケ
ーシング3の両側から空気が吸い込まれるため、ケーシ
ング3のノーズ部10には、ノーズ部10の中央部より
一方の吸込口9a側とモータ4側とで、それぞれ風速の
大きい空気流が当たる。
25は多翼送風機1の模式断面図である。本実施例の多
翼送風機1は、ケーシング3の両面に吸込口9a、9b
が設けられたもので、ケーシング3内には2個の翼車2
が高さ方向に連結されている。この多翼送風機1は、ケ
ーシング3の両側から空気が吸い込まれるため、ケーシ
ング3のノーズ部10には、ノーズ部10の中央部より
一方の吸込口9a側とモータ4側とで、それぞれ風速の
大きい空気流が当たる。
【0038】そこで、ノーズ部10は、2個の翼車2の
境界となる中央部と一方の吸込口9a側端部との間で風
速の大きい空気流が当たる部分および中央部とモータ4
側端部(他方の吸込口9b側端部)との間で風速の大き
い空気流が当たる部分(以下中間部10aと言う)で、
それぞれノーズGを大きくし、一方の吸込口9a側端
部、モータ4側端部、および中央部でそれぞれノーズG
が小さくなるような形状に設けられている。
境界となる中央部と一方の吸込口9a側端部との間で風
速の大きい空気流が当たる部分および中央部とモータ4
側端部(他方の吸込口9b側端部)との間で風速の大き
い空気流が当たる部分(以下中間部10aと言う)で、
それぞれノーズGを大きくし、一方の吸込口9a側端
部、モータ4側端部、および中央部でそれぞれノーズG
が小さくなるような形状に設けられている。
【0039】このノーズ部10では、一方の吸込口9a
側端部でのノーズGをL1 、モータ4側端部でのノーズ
GをL2 、各中間部10aでのノーズGをL3 とする
と、L1 、L2 、およびL3 は、第1実施例で説明した
最適ノーズGであるL0 (図6参照)との間で下記の関
係(数5〜数7)を満足するように規定されている。
側端部でのノーズGをL1 、モータ4側端部でのノーズ
GをL2 、各中間部10aでのノーズGをL3 とする
と、L1 、L2 、およびL3 は、第1実施例で説明した
最適ノーズGであるL0 (図6参照)との間で下記の関
係(数5〜数7)を満足するように規定されている。
【0040】
【数5】L1 >0.6×L0
【数6】L2 >0.7×L0
【数7】1.1×L0 <L3 <1.7×L0
【0041】但し、ノーズ部10より通風路Sの下流で
は、ノーズ部10から下流に向かうに従って、翼車2と
ケーシング3の内壁面とのギャップが通風路Sの幅方向
において次第に一定となるように設けられている。そし
て、ノーズ部10からギャップが一定となるまでの間に
おいて、ギャップが最大となる位置は、空気流に沿って
各中間部10aから次第に中央部寄りへ移動するように
設けられている。また、ノーズ部10でのノーズRは、
各中間部10aで最も大きく、ノーズ部10の中央部お
よび両端部へ向かって次第に小さくなるように設けられ
ている。
は、ノーズ部10から下流に向かうに従って、翼車2と
ケーシング3の内壁面とのギャップが通風路Sの幅方向
において次第に一定となるように設けられている。そし
て、ノーズ部10からギャップが一定となるまでの間に
おいて、ギャップが最大となる位置は、空気流に沿って
各中間部10aから次第に中央部寄りへ移動するように
設けられている。また、ノーズ部10でのノーズRは、
各中間部10aで最も大きく、ノーズ部10の中央部お
よび両端部へ向かって次第に小さくなるように設けられ
ている。
【0042】本実施例のように、スクロールケーシング
3の両面に空気の吸込口9a、9bが設けられている場
合でも、第1実施例と同様に、翼6出口での風速分布に
対応してノーズGを設定することにより、サイレン音の
低減を図ることができるとともに、ファン効率の低下を
少なくすることができる。
3の両面に空気の吸込口9a、9bが設けられている場
合でも、第1実施例と同様に、翼6出口での風速分布に
対応してノーズGを設定することにより、サイレン音の
低減を図ることができるとともに、ファン効率の低下を
少なくすることができる。
【0043】
【発明の効果】本発明の多翼送風機は、風速の大きい空
気流が当たるノーズ部でのギャップを大きくするように
設けたことでサイレン音の低減を図ることができる。ま
た、風速の小さい空気流が当たるノーズ部ではギャップ
が小さくなるように設けられていることから、ファン効
率の低下を少なくすることができる。
気流が当たるノーズ部でのギャップを大きくするように
設けたことでサイレン音の低減を図ることができる。ま
た、風速の小さい空気流が当たるノーズ部ではギャップ
が小さくなるように設けられていることから、ファン効
率の低下を少なくすることができる。
【図1】スクロールケーシングのノーズ部を示す斜視図
である。
である。
【図2】多翼送風機の断面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】翼出口での風速分布を示す図である。
【図5】ノーズ部の形状を示す断面図である。
【図6】従来のノーズ部形状と本実施例のノーズ部形状
とを示す断面図である。
とを示す断面図である。
【図7】ノーズ部近傍の断面図である。
【図8】最大ギャップ位置の移動方向を示す図である。
【図9】ノーズRを示すノーズ部の斜視図である。
【図10】ノーズG、ノーズRとサイレン音、ファン効
率との関係を示すグラフである。
率との関係を示すグラフである。
【図11】ノーズGとサイレン音ピーク値との関係を測
定したグラフである。
定したグラフである。
【図12】ノーズRとサイレン音ピーク値との関係を測
定したグラフである。
定したグラフである。
【図13】サイレン音発生周波数とサイレン音ピーク値
との関係を示すグラフである。
との関係を示すグラフである。
【図14】従来のノーズ部形状におけるノーズGを示す
図である。
図である。
【図15】本発明のノーズ部形状を示す図である。
【図16】ノーズGの位置を示す断面図である。
【図17】FACEモードにてノーズGとサイレン音と
の関係を測定したグラフである。
の関係を測定したグラフである。
【図18】FOOTモードにてノーズGとサイレン音と
の関係を測定したグラフである。
の関係を測定したグラフである。
【図19】FACEモードにてノーズGと全圧との関係
を測定したグラフである。
を測定したグラフである。
【図20】FOOTモードにてノーズGと全圧との関係
を測定したグラフである。
を測定したグラフである。
【図21】FACEモードにてノーズGとファン効率と
の関係を測定したグラフである。
の関係を測定したグラフである。
【図22】FOOTモードにてノーズGとファン効率と
の関係を測定したグラフである。
の関係を測定したグラフである。
【図23】最大ギャップ位置の移動方向を示す図である
(第3実施例)。
(第3実施例)。
【図24】ノーズ部形状を示す断面図である(第4実施
例)。
例)。
【図25】両吸込み型多翼送風機のノーズ部形状を示す
断面図である(第5実施例)。
断面図である(第5実施例)。
【図26】翼車の周方向における風速分布を示す図であ
る。
る。
【図27】ノーズGを大きくした場合の風速分布を示す
図である(従来技術)。
図である(従来技術)。
【図28】翼車に対してノーズ部を斜めに設けた場合の
図である(従来技術)。
図である(従来技術)。
1 多翼送風機 2 翼車 3 スクロールケーシング 4 モータ 6 翼 9 ベルマウス(吸込口) 9a 一方の吸込口 9b 他方の吸込口 10 ノーズ部 10a 中間部 S 通風路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 功治 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 亀岡 輝彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】多数の翼が周方向に一定の間隔で配置され
て成る翼車と、 この翼車の周囲にノーズ部を起点として渦巻状の通風路
を形成し、前記翼車の高さ方向における片面に空気の吸
込口が設けられたスクロールケーシングと、 前記翼車の高さ方向において前記吸込口と反対側に配さ
れて、前記翼車に回転力を与えるモータとを備え、 前記ノーズ部は、前記翼出口での風速分布に対応して、
風速の大きい空気流が当たる部分では、前記翼車との間
に設定される半径方向のギャップが大きくなり、風速の
小さい空気流が当たる部分では、前記ギャップが小さく
なる様な形状に設けられたことを特徴とする多翼送風
機。 - 【請求項2】請求項1記載の多翼送風機において、 前記ノーズ部は、前記翼車の高さ方向において前記ノー
ズ部の前記吸込口側端部と前記モータ側端部との間の中
間部で前記ギャップが大きく、その中間部から前記吸込
口側端部および前記モータ側端部へ向かって前記ギャッ
プが次第に小さくなるような形状に設けられたことを特
徴とする。 - 【請求項3】請求項1または2記載の多翼送風機におい
て、 前記ノーズ部の前記吸込口側端部での前記ギャップをL
1 、前記ノーズ部の前記モータ側端部での前記ギャップ
をL2 、前記ノーズ部の前記中間部での前記ギャップを
L3 、および前記翼車の外径をDとして、 0.06×D<L0 <0.08×D この関係を満足する前記L0 を基準値とした場合に、前
記L1 、前記L2 、前記L3 と前記L0 との間で以下の
関係が成り立つことを特徴とする。 L1 >0.6×L0 、L2 >0.7×L0 、および1.
1×L0 <L3 <1.7×L0 - 【請求項4】多数の翼が周方向に一定の間隔で配置され
て成る翼車と、 この翼車の周囲にノーズ部を起点として渦巻状の通風路
を形成し、前記翼車の高さ方向における両面に空気の吸
込口が設けられたスクロールケーシングと、 前記翼車の高さ方向において一方の前記吸込口と反対側
に配されて、前記翼車に回転力を与えるモータとを備
え、 前記ノーズ部は、前記翼出口での風速分布に対応して、
風速の大きい空気流が当たる部分では、前記翼車との間
に設定される半径方向のギャップが大きくなり、風速の
小さい空気流が当たる部分では、前記ギャップが小さく
なる様な形状に設けられたことを特徴とする多翼送風
機。 - 【請求項5】請求項4記載の多翼送風機において、 前記ノーズ部は、前記翼車の高さ方向において前記ノー
ズ部の中央部と一方の前記吸込口側端部の間、および前
記中央部と前記モータ側端部との間の各中間部で前記ギ
ャップが大きく、前記各中間部から一方の前記吸込口側
端部、前記モータ側端部、および前記中央部へ向かって
前記ギャップが次第に小さくなるような形状に設けられ
たことを特徴とする。 - 【請求項6】請求項4または5記載の多翼送風機におい
て、 前記ノーズ部の前記吸込口側端部での前記ギャップをL
1 、前記ノーズ部の前記モータ側端部での前記ギャップ
をL2 、前記ノーズ部の前記各中間部での前記ギャップ
をL3 、および前記翼車の外径をDとして、 0.06×D<L0 <0.08×D この関係を満足する前記L0 を基準値とした場合に、前
記L1 、前記L2 、前記L3 と前記L0 との間で以下の
関係が成り立つことを特徴とする。 L1 >0.6×L0 、L2 >0.7×L0 、および1.
1×L0 <L3 <1.7×L0
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1674394A JPH07224788A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 多翼送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1674394A JPH07224788A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 多翼送風機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07224788A true JPH07224788A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=11924757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1674394A Pending JPH07224788A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 多翼送風機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07224788A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002371997A (ja) * | 2001-06-13 | 2002-12-26 | Denso Corp | 遠心式送風機 |
| JP2007239538A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Denso Corp | 遠心式送風機 |
| JP2010025030A (ja) * | 2008-07-22 | 2010-02-04 | Nippon Soken Inc | 遠心式送風機 |
| CN106481574A (zh) * | 2015-08-26 | 2017-03-08 | Lg电子株式会社 | 离心式风机和包括其的空调机 |
| CN116201764A (zh) * | 2021-11-30 | 2023-06-02 | 广东美的制冷设备有限公司 | 风机组件及具有其的空调室外机 |
-
1994
- 1994-02-10 JP JP1674394A patent/JPH07224788A/ja active Pending
Cited By (7)
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