JPH07224864A - 油圧クラッチの作動方法及びその装置 - Google Patents
油圧クラッチの作動方法及びその装置Info
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- JPH07224864A JPH07224864A JP6016555A JP1655594A JPH07224864A JP H07224864 A JPH07224864 A JP H07224864A JP 6016555 A JP6016555 A JP 6016555A JP 1655594 A JP1655594 A JP 1655594A JP H07224864 A JPH07224864 A JP H07224864A
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- oil
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- clutch
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D25/00—Fluid-actuated clutches
- F16D25/10—Clutch systems with a plurality of fluid-actuated clutches
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D25/00—Fluid-actuated clutches
- F16D25/06—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch
- F16D25/062—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces
- F16D25/063—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially
- F16D25/0635—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially with flat friction surfaces, e.g. discs
- F16D25/0638—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially with flat friction surfaces, e.g. discs with more than two discs, e.g. multiple lamellae
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 クラッチボディ3内に一対のピストン5を設
けると共に作動油室4を形成し、各ピストン5の押動及
び戻しをすべく各作動油室4への圧油供給及び解除を行
う油圧切り換え弁2を各作動油室4に接続する。前記ク
ラッチボディ3と各ピストン5との間にピストン5を戻
す方向に油圧を与える戻し油室9を形成し、各戻し油室
9と油圧切り換え弁2との間に、一方の作動油室4に圧
油を供給したとき他方の戻し油室9に、また両作動油室
4への圧油供給を解除したときに両方の戻し油室9にそ
れぞれ圧油を供給する戻し油路24を形成する。 【効果】 クラッチ入り作用をしないピストン5を強制
的に戻すことができ、圧油が供給されない作動油室4か
ら残存油を押し出して、残存油による非作動側のピスト
ン5の移動を防止し、切り状態の油圧クラッチの発熱を
防止できる。
けると共に作動油室4を形成し、各ピストン5の押動及
び戻しをすべく各作動油室4への圧油供給及び解除を行
う油圧切り換え弁2を各作動油室4に接続する。前記ク
ラッチボディ3と各ピストン5との間にピストン5を戻
す方向に油圧を与える戻し油室9を形成し、各戻し油室
9と油圧切り換え弁2との間に、一方の作動油室4に圧
油を供給したとき他方の戻し油室9に、また両作動油室
4への圧油供給を解除したときに両方の戻し油室9にそ
れぞれ圧油を供給する戻し油路24を形成する。 【効果】 クラッチ入り作用をしないピストン5を強制
的に戻すことができ、圧油が供給されない作動油室4か
ら残存油を押し出して、残存油による非作動側のピスト
ン5の移動を防止し、切り状態の油圧クラッチの発熱を
防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタ等の走行車両
の変速機構等に使用されている油圧クラッチの作動方法
及びその装置に関する。
の変速機構等に使用されている油圧クラッチの作動方法
及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、トラクタのトランスミッション
においては、主変速機構、副変速機構、超減速機構、前
輪変速機構、前後進切り換え機構等が備えられており、
各変速機構は油圧クラッチによって切り換え可能になっ
ている。このような変速機構に使用されている油圧クラ
ッチは、クラッチボディ内に一対のピストンを摺動自在
に設けると共にクラッチボディと各ピストンとの間に作
動油室を形成し、クラッチボディと一対の動力伝達部材
との間に各ピストンの押動によって圧接されて両者間の
動力伝達を可能にするドライブプレートとクラッチディ
スクとを配置し、各ピストンの押動及び戻しをすべく各
作動油室への圧油供給及び解除を行う油圧切り換え弁を
各作動油室に接続し、前記クラッチボディと各ピストン
との間にピストンを戻す方向に弾圧する戻しスプリング
を設けて構成されている。
においては、主変速機構、副変速機構、超減速機構、前
輪変速機構、前後進切り換え機構等が備えられており、
各変速機構は油圧クラッチによって切り換え可能になっ
ている。このような変速機構に使用されている油圧クラ
ッチは、クラッチボディ内に一対のピストンを摺動自在
に設けると共にクラッチボディと各ピストンとの間に作
動油室を形成し、クラッチボディと一対の動力伝達部材
との間に各ピストンの押動によって圧接されて両者間の
動力伝達を可能にするドライブプレートとクラッチディ
スクとを配置し、各ピストンの押動及び戻しをすべく各
作動油室への圧油供給及び解除を行う油圧切り換え弁を
各作動油室に接続し、前記クラッチボディと各ピストン
との間にピストンを戻す方向に弾圧する戻しスプリング
を設けて構成されている。
【0003】そして、油圧切り換え弁を介してクラッチ
ボディ内の一対の作動油室に圧油を供給しない状態から
どちらか一方に供給して、それに対応するピストンを押
動して、クラッチボディと動力伝達部材との間のドライ
ブプレートとクラッチディスクとを圧接し、圧油供給を
解除することによりピストンを戻しスプリングで押し戻
す。
ボディ内の一対の作動油室に圧油を供給しない状態から
どちらか一方に供給して、それに対応するピストンを押
動して、クラッチボディと動力伝達部材との間のドライ
ブプレートとクラッチディスクとを圧接し、圧油供給を
解除することによりピストンを戻しスプリングで押し戻
す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記作動油室は圧油を
供給しない状態でも作動油が残存しており、クラッチボ
ディはその動力伝達方向手前で動力の伝達が遮断されて
いない限り回転しており、クラッチボディの遠心力によ
って残存油は作動油室の外周側に寄せられ、その油圧に
よって非作動側のピストンが押動され、ドライブプレー
トとクラッチディスクとを接触させることがあり、2重
噛み合いまでにはならないが、ドライブプレートとクラ
ッチディスクとの摺接によって異常な発熱及び摩耗が生
じる。
供給しない状態でも作動油が残存しており、クラッチボ
ディはその動力伝達方向手前で動力の伝達が遮断されて
いない限り回転しており、クラッチボディの遠心力によ
って残存油は作動油室の外周側に寄せられ、その油圧に
よって非作動側のピストンが押動され、ドライブプレー
トとクラッチディスクとを接触させることがあり、2重
噛み合いまでにはならないが、ドライブプレートとクラ
ッチディスクとの摺接によって異常な発熱及び摩耗が生
じる。
【0005】本発明は、クラッチボディと各ピストンと
の間にピストンを戻す方向に油圧を与える戻し油室を形
成しておき、作動油室に圧油を供給しない側の戻し油室
に圧油を供給して、ピストンを強制的に戻すようにした
油圧クラッチの作動方法及びその装置を提供することを
目的とする。
の間にピストンを戻す方向に油圧を与える戻し油室を形
成しておき、作動油室に圧油を供給しない側の戻し油室
に圧油を供給して、ピストンを強制的に戻すようにした
油圧クラッチの作動方法及びその装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明方法における課題
解決のための具体的手段は、油圧切り換え弁2を介して
クラッチボディ3内の一対の作動油室4に圧油を供給し
ない状態からどちらか一方に供給して、それに対応する
ピストン5を押動してクラッチボディ3と動力伝達部材
6との間のドライブプレート7とクラッチディスク8と
を圧接し、圧油供給を解除することによりピストン5を
戻す油圧クラッチの作動方法において、前記クラッチボ
ディ3と各ピストン5との間にピストン5を戻す方向に
油圧を与える戻し油室9を形成しておき、一方又は両方
の作動油室4に圧油を供給しないときにその供給しない
側の戻し油室9に油圧切り換え弁2を介して圧油を供給
することである。
解決のための具体的手段は、油圧切り換え弁2を介して
クラッチボディ3内の一対の作動油室4に圧油を供給し
ない状態からどちらか一方に供給して、それに対応する
ピストン5を押動してクラッチボディ3と動力伝達部材
6との間のドライブプレート7とクラッチディスク8と
を圧接し、圧油供給を解除することによりピストン5を
戻す油圧クラッチの作動方法において、前記クラッチボ
ディ3と各ピストン5との間にピストン5を戻す方向に
油圧を与える戻し油室9を形成しておき、一方又は両方
の作動油室4に圧油を供給しないときにその供給しない
側の戻し油室9に油圧切り換え弁2を介して圧油を供給
することである。
【0007】本発明装置における課題解決のための具体
的手段は、クラッチボディ3内に一対のピストン5を摺
動自在に設けると共にクラッチボディ3と各ピストン5
との間に作動油室4を形成し、クラッチボディ3と一対
の動力伝達部材6との間に各ピストン5の押動によって
圧接されて両者間の動力伝達を可能にするドライブプレ
ート7とクラッチディスク8とを配置し、各ピストン5
の押動及び戻しをすべく各作動油室4への圧油供給及び
解除を行う油圧切り換え弁2を各作動油室4に接続した
油圧クラッチの作動装置において、前記クラッチボディ
3と各ピストン5との間にピストン5を戻す方向に油圧
を与える戻し油室9を形成し、各戻し油室9と油圧切り
換え弁2との間に、一方の作動油室4に圧油を供給した
とき他方の戻し油室9に、また両作動油室4への圧油供
給を解除したときに両方の戻し油室9にそれぞれ圧油を
供給する戻し油路24を形成していることである。
的手段は、クラッチボディ3内に一対のピストン5を摺
動自在に設けると共にクラッチボディ3と各ピストン5
との間に作動油室4を形成し、クラッチボディ3と一対
の動力伝達部材6との間に各ピストン5の押動によって
圧接されて両者間の動力伝達を可能にするドライブプレ
ート7とクラッチディスク8とを配置し、各ピストン5
の押動及び戻しをすべく各作動油室4への圧油供給及び
解除を行う油圧切り換え弁2を各作動油室4に接続した
油圧クラッチの作動装置において、前記クラッチボディ
3と各ピストン5との間にピストン5を戻す方向に油圧
を与える戻し油室9を形成し、各戻し油室9と油圧切り
換え弁2との間に、一方の作動油室4に圧油を供給した
とき他方の戻し油室9に、また両作動油室4への圧油供
給を解除したときに両方の戻し油室9にそれぞれ圧油を
供給する戻し油路24を形成していることである。
【0008】
【作用】油圧切り換え弁2を介してクラッチボディ3内
の一対の作動油室4に圧油を供給しない状態からどちら
か一方に供給して、それに対応するピストン5を押動し
てクラッチボディ3と動力伝達部材6との間のドライブ
プレート7とクラッチディスク8とを圧接し、クラッチ
入り状態にし、圧油供給を解除することによりピストン
5を戻して、クラッチ切り状態にする。
の一対の作動油室4に圧油を供給しない状態からどちら
か一方に供給して、それに対応するピストン5を押動し
てクラッチボディ3と動力伝達部材6との間のドライブ
プレート7とクラッチディスク8とを圧接し、クラッチ
入り状態にし、圧油供給を解除することによりピストン
5を戻して、クラッチ切り状態にする。
【0009】これと同時に、クラッチ切り状態、即ち、
作動油室4に圧油を供給しない側では、クラッチボディ
3と各ピストン5との間にピストン5を戻す方向に油圧
を与えるべく形成した戻し油室9に油圧切り換え弁2を
介して圧油が供給され、その圧油によってそのピストン
5が強制的に押し戻され、作動油室4の残存油によるピ
ストン5作動方向の移動が防止される。
作動油室4に圧油を供給しない側では、クラッチボディ
3と各ピストン5との間にピストン5を戻す方向に油圧
を与えるべく形成した戻し油室9に油圧切り換え弁2を
介して圧油が供給され、その圧油によってそのピストン
5が強制的に押し戻され、作動油室4の残存油によるピ
ストン5作動方向の移動が防止される。
【0010】両方の作動油室4に作動油が供給されない
ときは、両方の戻し油室9に油圧切り換え弁2を介して
作動油が供給され、その圧油によって両方のピストン5
が強制的に押し戻され、作動油室4の残存油によるピス
トン5作動方向の移動が防止される。
ときは、両方の戻し油室9に油圧切り換え弁2を介して
作動油が供給され、その圧油によって両方のピストン5
が強制的に押し戻され、作動油室4の残存油によるピス
トン5作動方向の移動が防止される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1、2において、11はトラクタの前輪変速機
構であり、駆動軸12とギヤ從動軸13とをギヤ(動力
伝達部材)6Aを介して直結する等速態様と、駆動軸1
2からギヤ6A、從動軸13に設けたギヤ(動力伝達部
材)6B及びこれらと噛合すあるカウンタ軸に設けた一
対のギヤ(図示せず)を介して増速動力を從動軸13に
伝達する倍速態様と、駆動軸12から從動軸13への動
力伝達を遮断する前輪非駆動態様とに、油圧クラッチ1
を介して切り換え可能になっている。
する。図1、2において、11はトラクタの前輪変速機
構であり、駆動軸12とギヤ從動軸13とをギヤ(動力
伝達部材)6Aを介して直結する等速態様と、駆動軸1
2からギヤ6A、從動軸13に設けたギヤ(動力伝達部
材)6B及びこれらと噛合すあるカウンタ軸に設けた一
対のギヤ(図示せず)を介して増速動力を從動軸13に
伝達する倍速態様と、駆動軸12から從動軸13への動
力伝達を遮断する前輪非駆動態様とに、油圧クラッチ1
を介して切り換え可能になっている。
【0012】油圧クラッチ1は左右(軸方向)対称状の
乾式多板クラッチであり、中央のクラッチボディ3が駆
動軸12に固定されており、このクラッチボディ3に対
して動力伝達部材6としてのギヤ6Aとギヤ6Bとを択
一的に固定又は両方共に固定しないことにより、前記3
態様を択一的に採るようにするものである。即ち、左側
がクラッチ入り状態で等速動力を伝達する等速クラッチ
部A、右側がクラッチ入り状態で等速動力を伝達する倍
速クラッチ部Bとなっている。
乾式多板クラッチであり、中央のクラッチボディ3が駆
動軸12に固定されており、このクラッチボディ3に対
して動力伝達部材6としてのギヤ6Aとギヤ6Bとを択
一的に固定又は両方共に固定しないことにより、前記3
態様を択一的に採るようにするものである。即ち、左側
がクラッチ入り状態で等速動力を伝達する等速クラッチ
部A、右側がクラッチ入り状態で等速動力を伝達する倍
速クラッチ部Bとなっている。
【0013】クラッチボディ3内には左右一対のピスト
ン5が摺動自在に設けられ、このクラッチボディ3と各
ピストン5との間に作動油室4が形成されており、この
作動油室4に作動油が供給されとピストン5がクラッチ
入り方向に押動される。クラッチボディ3と左右一対の
動力伝達部材6との間には、ドライブプレート7とクラ
ッチディスク8とが配置されており、ドライブプレート
7はクラッチボディ3に、クラッチディスク8は動力伝
達部材6にそれぞれ左右方向移動可能に支持され、それ
らはクラッチボディ3に位置固定されたプレッシャプレ
ート14によってバックアップされる。
ン5が摺動自在に設けられ、このクラッチボディ3と各
ピストン5との間に作動油室4が形成されており、この
作動油室4に作動油が供給されとピストン5がクラッチ
入り方向に押動される。クラッチボディ3と左右一対の
動力伝達部材6との間には、ドライブプレート7とクラ
ッチディスク8とが配置されており、ドライブプレート
7はクラッチボディ3に、クラッチディスク8は動力伝
達部材6にそれぞれ左右方向移動可能に支持され、それ
らはクラッチボディ3に位置固定されたプレッシャプレ
ート14によってバックアップされる。
【0014】各ピストン5が押動されると、ドライブプ
レート7とクラッチディスク8とがプレッシャプレート
14側に押動されて互いに圧接され、クラッチボディ3
から動力伝達部材6へ動力が伝達される。クラッチボデ
ィ3の端部には止め板15が設けられ、この止め板15
とピストン5との間には戻しスプリング16が配置され
ており、各ピストン5の押動はこの戻しスプリング16
に抗して行われ、その戻しスプリング16の弾発力で押
し戻される。
レート7とクラッチディスク8とがプレッシャプレート
14側に押動されて互いに圧接され、クラッチボディ3
から動力伝達部材6へ動力が伝達される。クラッチボデ
ィ3の端部には止め板15が設けられ、この止め板15
とピストン5との間には戻しスプリング16が配置され
ており、各ピストン5の押動はこの戻しスプリング16
に抗して行われ、その戻しスプリング16の弾発力で押
し戻される。
【0015】前記戻しスプリング16の径内側には、ク
ラッチボディ3の端部の止め板15を介して仕切り部材
19が設けられ、ピストン5の内周部側面には環状溝2
0が形成され、これらによって戻し油室9が形成されて
いる。この戻し油室9は作動油を供給することにより、
ピストン5を戻す方向、即ち、ピストン5でドライブプ
レート7とクラッチディスク8とを圧接させないように
油圧を与えるものである。
ラッチボディ3の端部の止め板15を介して仕切り部材
19が設けられ、ピストン5の内周部側面には環状溝2
0が形成され、これらによって戻し油室9が形成されて
いる。この戻し油室9は作動油を供給することにより、
ピストン5を戻す方向、即ち、ピストン5でドライブプ
レート7とクラッチディスク8とを圧接させないように
油圧を与えるものである。
【0016】前記作動油室4及び戻し油室9は、クラッ
チボディ3及び駆動軸12に形成した油路を介して3位
置電磁切り換え式の油圧切り換え弁2に接続され、この
油圧切り換え弁2は油圧ポンプ21及びドレン油路22
に接続されている。油圧切り換え弁2は右側が等速位置
a、左側が倍速位置b、中間が中立位置cとなってお
り、この油圧切り換え弁2と各戻し油室9との間に、左
右の作動油室4を油圧ポンプ21及びドレン油路22に
接続する作動油路23A、23Bと、左右の戻し油室9
を油圧ポンプ21及びドレン油路22に接続する戻し油
路24A、24Bとが形成されている。
チボディ3及び駆動軸12に形成した油路を介して3位
置電磁切り換え式の油圧切り換え弁2に接続され、この
油圧切り換え弁2は油圧ポンプ21及びドレン油路22
に接続されている。油圧切り換え弁2は右側が等速位置
a、左側が倍速位置b、中間が中立位置cとなってお
り、この油圧切り換え弁2と各戻し油室9との間に、左
右の作動油室4を油圧ポンプ21及びドレン油路22に
接続する作動油路23A、23Bと、左右の戻し油室9
を油圧ポンプ21及びドレン油路22に接続する戻し油
路24A、24Bとが形成されている。
【0017】これに伴って、油圧切り換え弁2の等速位
置a及び倍速位置bには、作動油路23A、23Bと連
通するメインのポートの他に、戻し油路24A、24B
と連通するサブのポートe、fが形成され、サブポート
はメインポートと接続されており、また、中立位置cに
もサブポートe、fが形成され、作動油路23A、23
Bを油圧ポンプ21に接続可能になっている。
置a及び倍速位置bには、作動油路23A、23Bと連
通するメインのポートの他に、戻し油路24A、24B
と連通するサブのポートe、fが形成され、サブポート
はメインポートと接続されており、また、中立位置cに
もサブポートe、fが形成され、作動油路23A、23
Bを油圧ポンプ21に接続可能になっている。
【0018】そして、油圧切り換え弁2は、左右一方を
励磁して等速位置a又は倍速位置bにしたとき、作動油
路23A又は23Bを介して一方の作動油室4に油圧ポ
ンプ21からの圧油を供給し、圧油を供給した側(作動
側)のクラッチ部A又はBを入り状態にし、圧油を供給
しない側(非作動側)のクラッチ部B又はAの作動油室
4から排油をドレン油路22に流す。
励磁して等速位置a又は倍速位置bにしたとき、作動油
路23A又は23Bを介して一方の作動油室4に油圧ポ
ンプ21からの圧油を供給し、圧油を供給した側(作動
側)のクラッチ部A又はBを入り状態にし、圧油を供給
しない側(非作動側)のクラッチ部B又はAの作動油室
4から排油をドレン油路22に流す。
【0019】これと同時に油圧切り換え弁2は、油圧ポ
ンプ21からの圧油を戻し油路24B又は24Aを介し
て、圧油を供給しない側のクラッチ部B又はAの戻し油
室9にも供給し、クラッチ切り状態のクラッチ部B又は
Aのピストン5を強制的に押し戻す。また、油圧切り換
え弁2を中立位置cにすると、作動油路23A及び23
Bは共にドレン油路22に接続され、戻し油路24A、
24Bは共に油圧ポンプ21に接続され、両クラッチ部
A又はBを切り状態にし、両ピストン5を強制的に押し
戻す。
ンプ21からの圧油を戻し油路24B又は24Aを介し
て、圧油を供給しない側のクラッチ部B又はAの戻し油
室9にも供給し、クラッチ切り状態のクラッチ部B又は
Aのピストン5を強制的に押し戻す。また、油圧切り換
え弁2を中立位置cにすると、作動油路23A及び23
Bは共にドレン油路22に接続され、戻し油路24A、
24Bは共に油圧ポンプ21に接続され、両クラッチ部
A又はBを切り状態にし、両ピストン5を強制的に押し
戻す。
【0020】前記作動油室4に圧油を供給した側の戻し
油室9は、ピストン5がドライブプレート7を押動する
とき、その内部の油を戻し油路24B又は24Aを介し
て排油する。尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、種々変形することができる。例えば、前輪変
速機構11の代わりに、主変速機構、副変速機構、超減
速機構あるいは前後進切り換え機構、又はPTO系の変
速機構等の油圧クラッチに適用しても良く、戻しスプリ
ング16は強いて設けなくとも良く、動力伝達部材6は
ギヤの他に軸であっても良く、油圧切り換え弁2は手動
式でも良い。
油室9は、ピストン5がドライブプレート7を押動する
とき、その内部の油を戻し油路24B又は24Aを介し
て排油する。尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、種々変形することができる。例えば、前輪変
速機構11の代わりに、主変速機構、副変速機構、超減
速機構あるいは前後進切り換え機構、又はPTO系の変
速機構等の油圧クラッチに適用しても良く、戻しスプリ
ング16は強いて設けなくとも良く、動力伝達部材6は
ギヤの他に軸であっても良く、油圧切り換え弁2は手動
式でも良い。
【0021】図3、4は、作動油室4内の残存油を排除
する他の2例を示しており、図3に示す第1例は、ピス
トン5にオリフィス30と、このオリフィス30を最小
時の作動油室4とを連通する溝31とを形成し、最小時
の作動油室4内に残った油が遠心力で外周側に溜まるの
を、溝31及びオリフィス30を介して可及的に作動油
室4外に流出させるようになっており、作動油によるピ
ストン5押動には支障がでないようになっている。
する他の2例を示しており、図3に示す第1例は、ピス
トン5にオリフィス30と、このオリフィス30を最小
時の作動油室4とを連通する溝31とを形成し、最小時
の作動油室4内に残った油が遠心力で外周側に溜まるの
を、溝31及びオリフィス30を介して可及的に作動油
室4外に流出させるようになっており、作動油によるピ
ストン5押動には支障がでないようになっている。
【0022】図4に示す第2例は、クラッチボディ3に
左右作動油室4を外部に連通するオリフィス32と、こ
のオリフィス32を最小時の作動油室4と連通する溝3
3とを形成し、第1例と同様に、最小時の作動油室4内
に残った油が遠心力で外周側に溜まるのを、溝33及び
オリフィス32を介して可及的に作動油室4外に流出さ
せるようになっている。
左右作動油室4を外部に連通するオリフィス32と、こ
のオリフィス32を最小時の作動油室4と連通する溝3
3とを形成し、第1例と同様に、最小時の作動油室4内
に残った油が遠心力で外周側に溜まるのを、溝33及び
オリフィス32を介して可及的に作動油室4外に流出さ
せるようになっている。
【0023】図5はミッションケース内での油圧クラッ
チが配置されている部位における発熱防止構造の例を示
している。油圧クラッチ1を配置している部位がミッシ
ョンケース35の中間壁36、37で仕切られている場
合、支持杆38を介して油圧クラッチ1を包囲するカバ
ー39を設け、このカバー39で油圧クラッチ1によっ
て連れ回りされる油量を制限している。
チが配置されている部位における発熱防止構造の例を示
している。油圧クラッチ1を配置している部位がミッシ
ョンケース35の中間壁36、37で仕切られている場
合、支持杆38を介して油圧クラッチ1を包囲するカバ
ー39を設け、このカバー39で油圧クラッチ1によっ
て連れ回りされる油量を制限している。
【0024】また、油圧ポンプに連通するサクションパ
イプのミッションケース35側取り入れ口41に油吸引
案内具42を設け、この油吸引案内具42で油圧クラッ
チ1を配置している部位から油を吸引させて、その部位
の油量を減少させるようにしている。
イプのミッションケース35側取り入れ口41に油吸引
案内具42を設け、この油吸引案内具42で油圧クラッ
チ1を配置している部位から油を吸引させて、その部位
の油量を減少させるようにしている。
【0025】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、油圧切り
換え弁2を介して一対の作動油室4に圧油を供給しない
とき又はどちらか一方に供給したとき、作動油室4に圧
油を供給しない側の戻し油室9に油圧切り換え弁2を介
して圧油を供給するので、クラッチ入り作用をしないピ
ストン5を強制的に戻すことができ、圧油が供給されな
い作動油室4に作動油が残存していてもそれを押し出す
ことができ、残存油による非作動側のピストン5の移動
を防止することができ、切り状態の油圧クラッチの発熱
を防止できる。
換え弁2を介して一対の作動油室4に圧油を供給しない
とき又はどちらか一方に供給したとき、作動油室4に圧
油を供給しない側の戻し油室9に油圧切り換え弁2を介
して圧油を供給するので、クラッチ入り作用をしないピ
ストン5を強制的に戻すことができ、圧油が供給されな
い作動油室4に作動油が残存していてもそれを押し出す
ことができ、残存油による非作動側のピストン5の移動
を防止することができ、切り状態の油圧クラッチの発熱
を防止できる。
【図1】本発明の実施例を示す油圧回路図である。
【図2】同油圧クラッチの断面図である。
【図3】作動油室内の残存油を排除する第1例を示す断
面図である。
面図である。
【図4】作動油室内の残存油を排除する第2例を示す断
面図である。
面図である。
【図5】ミッションケース内の発熱防止構造の1例を示
す断面説明図である。
す断面説明図である。
1 油圧クラッチ 2 油圧切り換え弁 3 クラッチボディ 4 作動油室 5 ピストン 6 動力伝達部材 7 ドライブプレート 8 クラッチディスク 9 戻し油室 11 前輪変速機構 A 等速クラッチ部 B 倍速クラッチ部
Claims (2)
- 【請求項1】 油圧切り換え弁(2)を介してクラッチ
ボディ(3)内の一対の作動油室(4)に圧油を供給し
ない状態からどちらか一方に供給して、それに対応する
ピストン(5)を押動してクラッチボディ(3)と動力
伝達部材(6)との間のドライブプレート(7)とクラ
ッチディスク(8)とを圧接し、圧油供給を解除するこ
とによりピストン(5)を戻す油圧クラッチの作動方法
において、 前記クラッチボディ(3)と各ピストン(5)との間に
ピストン(5)を戻す方向に油圧を与える戻し油室
(9)を形成しておき、一方又は両方の作動油室(4)
に圧油を供給しないときにその供給しない側の戻し油室
(9)に油圧切り換え弁(2)を介して圧油を供給する
ことを特徴とする油圧クラッチの作動方法。 - 【請求項2】 クラッチボディ(3)内に一対のピスト
ン(5)を摺動自在に設けると共にクラッチボディ
(3)と各ピストン(5)との間に作動油室(4)を形
成し、クラッチボディ(3)と一対の動力伝達部材
(6)との間に各ピストン(5)の押動によって圧接さ
れて両者間の動力伝達を可能にするドライブプレート
(7)とクラッチディスク(8)とを配置し、各ピスト
ン(5)の押動及び戻しをすべく各作動油室(4)への
圧油供給及び解除を行う油圧切り換え弁(2)を各作動
油室(4)に接続した油圧クラッチの作動装置におい
て、 前記クラッチボディ(3)と各ピストン(5)との間に
ピストン(5)を戻す方向に油圧を与える戻し油室
(9)を形成し、各戻し油室(9)と油圧切り換え弁
(2)との間に、一方の作動油室(4)に圧油を供給し
たとき他方の戻し油室(9)に、また両作動油室(4)
への圧油供給を解除したときに両方の戻し油室(9)に
それぞれ圧油を供給する戻し油路(24)を形成してい
ることを特徴とする油圧クラッチの作動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6016555A JPH07224864A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 油圧クラッチの作動方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6016555A JPH07224864A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 油圧クラッチの作動方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07224864A true JPH07224864A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=11919535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6016555A Pending JPH07224864A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 油圧クラッチの作動方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07224864A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006003840A1 (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-12 | Iseki & Co., Ltd. | 車両の変速装置 |
| JP2006312998A (ja) * | 2005-05-09 | 2006-11-16 | F C C:Kk | 動力伝達装置 |
| DE102023004925B3 (de) | 2023-11-29 | 2024-12-19 | Mercedes-Benz Group AG | Doppelkupplung und damit versehenes Antriebssystem |
-
1994
- 1994-02-10 JP JP6016555A patent/JPH07224864A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006003840A1 (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-12 | Iseki & Co., Ltd. | 車両の変速装置 |
| JP2006312998A (ja) * | 2005-05-09 | 2006-11-16 | F C C:Kk | 動力伝達装置 |
| DE102023004925B3 (de) | 2023-11-29 | 2024-12-19 | Mercedes-Benz Group AG | Doppelkupplung und damit versehenes Antriebssystem |
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