JPH07224925A - 自動変速機のライン圧制御装置 - Google Patents

自動変速機のライン圧制御装置

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JPH07224925A
JPH07224925A JP3416994A JP3416994A JPH07224925A JP H07224925 A JPH07224925 A JP H07224925A JP 3416994 A JP3416994 A JP 3416994A JP 3416994 A JP3416994 A JP 3416994A JP H07224925 A JPH07224925 A JP H07224925A
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lockup
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signal
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JP3416994A
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Tatsuo Wakahara
龍雄 若原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロックアップクラッチ締結時のオイルポンプ
の効率を向上する。また、これに伴ってロックアップ機
構の作動によってショックなどの不具合が発生しないよ
うにする。 【構成】 オイルポンプ10と、オイルポンプ10の吐
出圧を制御するライン圧制御手段14と、ロックアップ
機構の作動を制御するロックアップ制御手段28と、ロ
ックアップ制御手段28へ指令信号を出力するロックア
ップ指令手段30と、ロックアップ指令手段30からの
信号をロックアップ指令時には時間遅れを与え、ロック
アップ解除時には時間遅れを与えることなく、ライン圧
制御手段14にこれによって調圧される油圧を低減する
方向に信号を与えるディレイ手段20、22と、を有し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロックアップ機構を備
えた自動変速機のライン圧制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の自動変速機のライン圧制御装置と
して、「オートマチックトランスアクスルRN4F03
A型 整備要領書」(日産自動車株式会社発行)に示さ
れるものがある。これは、ロックアップ機構を制御する
ロックアップコントロール弁及びこのロックアップコン
トロール弁の切り換えを制御するロックアップソレノイ
ドを有している。運転条件に応じてロックアップソレノ
イドを作動させることにより、ロックアップ機構の締
結、解放が制御される。ロックアップ機構は、一般に発
進時に解放状態とされ、走行状態において締結状態とさ
れる。なお、ライン圧の制御は、ロックアップ機構の制
御とは無関係に行われている。したがって、ロックアッ
プ機構が締結されていても解放されていてもライン圧は
変化しない。すなわち、ライン圧は、ロックアップ機構
が解放状態であってトルクコンバータのトルク増大作用
が行われている場合にもクラッチなどの摩擦締結要素が
滑らないように比較的高く設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものにおいては、ロックアップ機構の作動とは無関
係にライン圧が設定されているため、ライン圧はトルク
コンバータのトルク比を考慮して高く設定されている。
しかし、ロックアップ状態においては、トルクコンバー
タのトルク増大作用が行われないのでライン圧は必要以
上に高くなっていることになる。このため、オイルポン
プの負荷が増大し、燃料消費率が悪化している。本発明
は、このような課題を解決することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロックアップ
クラッチ締結時にはライン圧を低下させることにより上
記課題を解決すると共に、ライン圧の切換えに伴ってシ
ョックが増大したりすることがないようにする。すなわ
ち、本発明による自動変速機のライン圧制御装置は、オ
イルポンプと、オイルポンプの吐出圧を制御するライン
圧制御手段と、ロックアップ機構の作動を制御するロッ
クアップ制御手段と、ロックアップ制御手段へ指令信号
を出力するロックアップ指令手段と、ロックアップ指令
手段からの信号をロックアップ指令時には時間遅れを与
え、ロックアップ解除時には時間遅れを与えることな
く、ライン圧制御手段にこれによって調圧される油圧を
低減する方向に信号を与えるディレイ手段と、を有して
いる。また、油圧バルブを用いて構成すると次のように
なる。すなわち、オイルポンプと、オイルポンプの吐出
圧を調整するライン圧調圧弁と、ロックアップ機構の作
動を制御するロックアップコントロール弁と、ロックア
ップコントロール弁の作動を制御するロックアップソレ
ノイドと、を有しており、ロックアップソレノイドとラ
イン圧調圧弁とが信号圧油路を介して接続されており、
信号圧油路の油圧はロックアップソレノイドがロックア
ップ状態を指令したときにライン圧調圧弁によって調圧
される油圧を低減するよう作用するように構成されてお
り、この信号圧油路に一方向オリフィス及びアキュムレ
ータが設けられており、これらはロックアップ締結指令
時にはロックアップソレノイドからライン圧調圧弁に作
用する油圧の立ち上がりを遅らせ、一方ロックアップ解
除指令時には油圧の立ち上がりを遅らせることなく、信
号圧が作用する向きに設けられている。
【0005】
【作用】ロックアップソレノイドがロックアップ機構の
解放を指令した状態では、ロックアップコントロール弁
が解放側に切り換わり、ロックアップクラッチ機構が解
放される。この状態では、信号圧油路には油圧が出力さ
れていない。したがって、ライン圧調圧弁は高いライン
圧を調圧する状態にある。すなわち、トルクコンバータ
のトルク増大作用に対応したトルクを伝達可能な油圧を
調整している。この状態からロックアップソレノイドが
切り換わると、ロックアップコントロール弁が切り換わ
り、ロックアップ機構が締結される。これと同時に、信
号圧油路に油圧が出力され、一方向オリフィスによる絞
り作用を受けた状態で油圧がライン圧調圧弁に作用す
る。アキュムレータが設けられているので、一方向オリ
フィスの絞り作用とアキュムレータの作用によってライ
ン圧調圧弁に作用する油圧の立ち上がりは遅れる。した
がって、ライン圧の上昇はロックアップ機構の締結が完
了した後で行われる。次に、このロックアップ締結状態
から解放する場合には、ロックアップソレノイドが逆方
向に切り換わる。これにより、ロックアップコントロー
ル弁も逆に切り換わり、ロックアップ機構が解放され
る。この場合には、信号圧油路の油圧は一方向オリフィ
スの絞り作用を受けることなく排出されるので、ライン
圧調圧弁の調圧作用は直ちに高圧状態に切り換わる。し
たがって、ライン圧が高い状態でロックアップ機構の解
除が行われるのでロックアップ機構の解除は急速に行わ
れ、ロックアップ機構のクラッチに滑りが発生する時間
は非常に短くなっている。これにより、クラッチの焼損
などが防止される。
【0006】26
【実施例】図1に実施例を示す。オイルポンプ10は、
ライン圧油路12に油圧を吐出するように設けられてい
る。ライン圧油路12には、これの油圧を調整可能なラ
イン圧調圧弁14(ライン圧制御手段)が設けられてい
る。ライン圧調圧弁14は、基本的にはエンジン負荷に
対応したスロットル圧に応じてライン圧油路12の油圧
を調整する。ライン圧調圧弁14には、油圧が作用した
ときこれによる調圧値を下げる向きに作用するポートに
信号圧油路16から接続されている。信号圧油路16
は、ロックアップ油路18から分岐したものであり、こ
の信号圧油路16には一方向オリフィス20及びアキュ
ムレータ22(ディレイ手段)が設けられている。な
お、一方向オリフィス20は、ロックアップ油路18か
らライン圧調圧弁14に油圧が作用するときに絞り作用
を発生する向きに配置されている。ロックアップ油路1
8は、一定圧調圧弁24とオリフィス26を介して接続
された油路であり、これの油圧はロックアップソレノイ
ド30(ロックアップ指令手段)によって調整される。
ロックアップ油路18は、ロックアップコントロール弁
28(ロックアップ制御手段)に作用しており、これを
切換え、ロックアップ機構の締結、解放を制御すること
ができる。
【0007】次に、この実施例の動作について説明す
る。まず、ロックアップ機構が締結される場合について
説明する。ロックアップ機構が解放された状態では、ロ
ックアップソレノイド30はオフとなっており、ロック
アップ油路18の油圧はロックアップソレノイド30か
らドレーンされている。このため、ロックアップコント
ロール弁28は、解放側に位置しており、ロックアップ
機構は解放されている。すなわち、トルクコンバータは
トルク増大作用を行う状態にある。ロックアップ油路1
8に油圧が作用していないため信号圧油路16にも油圧
は作用していない。このため、信号圧油路16の油圧は
ライン圧調圧弁14にも作用しておらず、ライン圧調圧
弁14は高い油圧を調圧する状態にある。これにより、
トルクコンバータのトルク増大作用に伴う増大したトル
クに対応したライン圧が得られている。この状態からロ
ックアップソレノイド30がオンになると、ロックアッ
プ油路18には一定圧調圧弁24によって調圧された一
定圧が作用する状態になる。これにより、ロックアップ
コントロール弁28は締結側に切り換わり、ロックアッ
プ機構が締結されることになる。この際、ロックアップ
油路18から信号圧油路16を介してライン圧調圧弁1
4に同じ一定圧が作用することになるが、この場合油圧
は一方向オリフィス20を通り、アキュムレータ22に
よる油圧の調整を受けた状態で変化することになる。し
たがって、アキュムレータ22のピストンが完全にスト
ロークを終了するまでライン圧調圧弁14に作用する油
圧は完全には上昇しない。すなわち、アキュムレータ2
2のピストンがストロークする時間だけライン圧調圧弁
14に信号圧油路16から作用する油圧に時間遅れが発
生する。したがって、ライン圧調圧弁14の調圧値は時
間遅れを伴って低下することになる。この時間遅れの間
にロックアップ機構が締結される。したがって、ロック
アップ機構は低い油圧の状態で締結される。このため、
締結に伴って大きいショックが発生することはない。
【0008】次に、ロックアップ機構が締結された状態
から解放される場合の動作について説明する。この場合
には、オンであったロックアップソレノイド30がオフ
とされる。これにより、ロックアップ油路18の油圧が
低下する。この結果、ロックアップコントロール弁28
が切り換わり、ロックアップ機構が解放される。ロック
アップ油路18の油圧が低下するため、信号圧油路16
の油圧も低下する。この場合には、一方向オリフィス2
0は絞り効果を発生しないため信号圧油路16の油圧は
急速に低下する。したがって、ライン圧調圧弁14は直
ちに高い油圧を調圧する状態となる。このライン圧の上
昇は、ロックアップ機構の解放動作の前に完了する。し
たがって、ロックアップ機構は高い油圧で解放されるこ
とになり、急速な解放動作が行われる。これにより、ロ
ックアップ機構の滑り時間が長くなってクラッチが焼損
するといった不具合の発生を防止することができる。
【0009】なお、上記実施例は、ロックアップソレノ
イド30による油圧をライン圧調圧弁14に作用させる
場合のものであるが、ロックアップソレノイドとは別に
ライン圧調圧用ソレノイドを有するものの場合には、両
ソレノイドの作動を制御する電子制御装置にディレイ手
段を設けることができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
と、ロックアップ機構締結時にライン圧を低減するよう
にしたので、オイルポンプの負荷が低減され、変速機の
効率を向上させることができる。また、ロックアップ機
構締結時に作動する時間遅れ手段を設けたので、ロック
アップ機構の滑りなどを発生することなく、上述のよう
なライン圧の制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【符号の説明】
10 オイルポンプ 14 ライン圧調圧弁(ライン圧制御手段) 16 信号圧油路 18 ロックアップ油路 20 一方向オリフィス(ディレイ手段) 22 アキュムレータ(ディレイ手段) 26 オリフィス 28 ロックアップコントロール弁(ロックアップ制御
手段) 30 ロックアップソレノイド(ロックアップ指令手
段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイルポンプと、オイルポンプの吐出圧
    を制御するライン圧制御手段と、ロックアップ機構の作
    動を制御するロックアップ制御手段と、ロックアップ制
    御手段へ指令信号を出力するロックアップ指令手段と、
    ロックアップ指令手段からの信号をロックアップ指令時
    には時間遅れを与え、ロックアップ解除時には時間遅れ
    を与えることなく、ライン圧制御手段にこれによって調
    圧される油圧を低減する方向に信号を与えるディレイ手
    段と、を有する自動変速機のライン圧制御装置。
  2. 【請求項2】 オイルポンプと、オイルポンプの吐出圧
    を調整するライン圧調圧弁と、ロックアップ機構の作動
    を制御するロックアップコントロール弁と、ロックアッ
    プコントロール弁の作動を制御するロックアップソレノ
    イドと、を有する自動変速機のライン圧制御装置におい
    て、 ロックアップソレノイドとライン圧調圧弁とが信号圧油
    路を介して接続されており、信号圧油路の油圧はロック
    アップソレノイドがロックアップ状態を指令したときに
    ライン圧調圧弁によって調圧される油圧を低減するよう
    作用するように構成されており、この信号圧油路に一方
    向オリフィス及びアキュムレータが設けられており、こ
    れらはロックアップ締結指令時にはロックアップソレノ
    イドからライン圧調圧弁に作用する油圧の立ち上がりを
    遅らせ、一方ロックアップ解除指令時には油圧の立ち上
    がりを遅らせることなく、信号圧が作用する向きに設け
    られていることを特徴とする自動変速機のライン圧制御
    装置。
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