JPH07225942A - 磁気カード - Google Patents
磁気カードInfo
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- JPH07225942A JPH07225942A JP6039300A JP3930094A JPH07225942A JP H07225942 A JPH07225942 A JP H07225942A JP 6039300 A JP6039300 A JP 6039300A JP 3930094 A JP3930094 A JP 3930094A JP H07225942 A JPH07225942 A JP H07225942A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 偽造不可能な磁気カードを提供すること。
【構成】 少なくとも2層の磁性層の少なくとも1つに
は、他の磁性層に記録された信号による磁界並びに配向
磁界の影響により形成された書換不能な固定信号が少な
くともカード処理装置による読み取り方向に沿った中心
線に対して磁気記録トラック位置と略対称位置に設けら
れている。
は、他の磁性層に記録された信号による磁界並びに配向
磁界の影響により形成された書換不能な固定信号が少な
くともカード処理装置による読み取り方向に沿った中心
線に対して磁気記録トラック位置と略対称位置に設けら
れている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリペイドカード等とし
て利用される磁気カードに関するものであり、特に不正
使用を防止する磁気カードに関するものである。
て利用される磁気カードに関するものであり、特に不正
使用を防止する磁気カードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年急速に普及したプリペイドカードを
はじめとする各種磁気カードは、その普及にともなって
偽造・変造などの不正使用に対する安全性が強く求めら
れるようになってきている。不正使用の方法としては、
使用済みカードの磁気記録情報を不正に書き換えるもの
が多いが、それを防ぐ方策としてはカードの使用に応じ
てカードの一部にパンチ孔を穿孔し、磁気記録情報とパ
ンチ孔の個数や場所との照合を行う方法が知られてい
る。
はじめとする各種磁気カードは、その普及にともなって
偽造・変造などの不正使用に対する安全性が強く求めら
れるようになってきている。不正使用の方法としては、
使用済みカードの磁気記録情報を不正に書き換えるもの
が多いが、それを防ぐ方策としてはカードの使用に応じ
てカードの一部にパンチ孔を穿孔し、磁気記録情報とパ
ンチ孔の個数や場所との照合を行う方法が知られてい
る。
【0003】しかし、現在数多く使用されているプリペ
イドカードなどの磁気カードは、その多くがカードの一
方の面の全面にわたり磁気記録層を有し、かつパンチ孔
位置は、カードの走行方向と平行にカードの上端部近傍
または下端部近傍に設けられており、カードの中心付近
には設けられていない。そのため、所定のパンチ孔が既
に穿孔された使用済みカードであっても、カードを逆向
きに挿入してカードの中心線に対して正規のトラック位
置と略対称の位置に、例えば他のカードの磁気記録情報
を複写するなどの手段で磁気記録情報を記録することに
よってカードを偽造することが可能であった。
イドカードなどの磁気カードは、その多くがカードの一
方の面の全面にわたり磁気記録層を有し、かつパンチ孔
位置は、カードの走行方向と平行にカードの上端部近傍
または下端部近傍に設けられており、カードの中心付近
には設けられていない。そのため、所定のパンチ孔が既
に穿孔された使用済みカードであっても、カードを逆向
きに挿入してカードの中心線に対して正規のトラック位
置と略対称の位置に、例えば他のカードの磁気記録情報
を複写するなどの手段で磁気記録情報を記録することに
よってカードを偽造することが可能であった。
【0004】この方法による偽造を防ぐために、例えば
特開平3−272071号公報に開示されているよう
に、カードを逆向きに挿入したときに情報トラック位置
となる部位を磁気記録再生できないように、印刷などの
方法で磁性体の一部を覆ってしまう方法やエンボス加工
を行う方法、また磁性体の一部に凹嵌部を設けておく方
法などが提案されている。
特開平3−272071号公報に開示されているよう
に、カードを逆向きに挿入したときに情報トラック位置
となる部位を磁気記録再生できないように、印刷などの
方法で磁性体の一部を覆ってしまう方法やエンボス加工
を行う方法、また磁性体の一部に凹嵌部を設けておく方
法などが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カード
にエンボス加工を施したり、磁性体上を印刷などによっ
て覆ったり、磁性体に凹嵌部を設けたりすることは、製
造工程が複雑になりコスト高を招くとともにカードの外
観を著しく損なうという欠点を有している。また、カー
ドの厚さが部分的に異なることになるため、多数のカー
ドを積み重ねたときに傾きが生じ、カード製造の際やエ
ンコード作業などに支障をきたすという欠点も有してい
る。本発明は上述の問題点に鑑みなされたもので、本発
明の目的は、基体上の少なくとも一方の面の全面にわた
り磁気記録層が形成されている磁気カードの使用時にお
いて、定められた挿入方向以外で不正に使用されること
を防止することにある。
にエンボス加工を施したり、磁性体上を印刷などによっ
て覆ったり、磁性体に凹嵌部を設けたりすることは、製
造工程が複雑になりコスト高を招くとともにカードの外
観を著しく損なうという欠点を有している。また、カー
ドの厚さが部分的に異なることになるため、多数のカー
ドを積み重ねたときに傾きが生じ、カード製造の際やエ
ンコード作業などに支障をきたすという欠点も有してい
る。本発明は上述の問題点に鑑みなされたもので、本発
明の目的は、基体上の少なくとも一方の面の全面にわた
り磁気記録層が形成されている磁気カードの使用時にお
いて、定められた挿入方向以外で不正に使用されること
を防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、非磁性基体上の少なくとも一方の面全面に
磁気記録層が設けられ、前記磁気記録層には磁気情報を
記録した磁気記録トラックが設けてあり、且つ前記磁気
記録層の少なくとも一部には、少なくとも2つの磁性層
を積層してなる磁気カードにおいて、前記磁性層の少な
くとも1つには、他の磁性層に記録された信号による磁
界並びに配向磁界の影響により形成された書換不能な固
定信号が少なくともカード処理装置による読み取り方向
に沿った中心線に対して磁気記録トラック位置と略対称
位置に設けるものである。前記の書換不能な固定信号
は、特定の領域における単位面積あたりの磁気出力が隣
接する他の領域と異なることにより形成されているもの
で、例えば、特定の領域における単位体積あたりの磁性
粒子の含有率が隣接する他の領域と異なることにより形
成されている。
するために、非磁性基体上の少なくとも一方の面全面に
磁気記録層が設けられ、前記磁気記録層には磁気情報を
記録した磁気記録トラックが設けてあり、且つ前記磁気
記録層の少なくとも一部には、少なくとも2つの磁性層
を積層してなる磁気カードにおいて、前記磁性層の少な
くとも1つには、他の磁性層に記録された信号による磁
界並びに配向磁界の影響により形成された書換不能な固
定信号が少なくともカード処理装置による読み取り方向
に沿った中心線に対して磁気記録トラック位置と略対称
位置に設けるものである。前記の書換不能な固定信号
は、特定の領域における単位面積あたりの磁気出力が隣
接する他の領域と異なることにより形成されているもの
で、例えば、特定の領域における単位体積あたりの磁性
粒子の含有率が隣接する他の領域と異なることにより形
成されている。
【0007】添付図面に基づいて本発明を詳細に説明す
る。図1は本発明の磁気カード1の平面図である。磁気
カード1はポリエチレンテレフタレート等の非磁性基体
2の一方の面の全面に、第1の磁性層3としてγFe2
O3 、Co被着γFe2 O3、バリウムフェライト等の
磁性粉を高分子樹脂バインダ中に分散した磁性塗料が公
知の方法で4〜20μm程度の厚みとなるよう均一に塗
布されている。その上に第2の磁性層4として第1の磁
性層3とは異なる保磁力の磁性粉末を高分子樹脂バイン
ダ中に分散した磁性塗料がやはり公知の方法で塗布され
ている。
る。図1は本発明の磁気カード1の平面図である。磁気
カード1はポリエチレンテレフタレート等の非磁性基体
2の一方の面の全面に、第1の磁性層3としてγFe2
O3 、Co被着γFe2 O3、バリウムフェライト等の
磁性粉を高分子樹脂バインダ中に分散した磁性塗料が公
知の方法で4〜20μm程度の厚みとなるよう均一に塗
布されている。その上に第2の磁性層4として第1の磁
性層3とは異なる保磁力の磁性粉末を高分子樹脂バイン
ダ中に分散した磁性塗料がやはり公知の方法で塗布され
ている。
【0008】図1において、参照番号5は磁気記録トラ
ックであり、カード処理装置(図示せず)に正規の読み
取り方向(図1ではAの方向)で挿入したときに、前記
カード処理装置の磁気ヘッドが走査する部分である。参
照番号6は、磁気カード1を正規の読み取り方向とは逆
の向き(図1ではA’の方向)に挿入したときにカード
処理装置の磁気ヘッドが走査する部分であり、磁気記録
トラック5とカードの読み取り方向に沿った中心線7に
対して略対称の位置にある。
ックであり、カード処理装置(図示せず)に正規の読み
取り方向(図1ではAの方向)で挿入したときに、前記
カード処理装置の磁気ヘッドが走査する部分である。参
照番号6は、磁気カード1を正規の読み取り方向とは逆
の向き(図1ではA’の方向)に挿入したときにカード
処理装置の磁気ヘッドが走査する部分であり、磁気記録
トラック5とカードの読み取り方向に沿った中心線7に
対して略対称の位置にある。
【0009】図3は磁気記録トラック5の横断面図(図
1のX−X’断面)であり、図2は対称位置トラック6
の横断面図(図1のY−Y’断面)である。図2、図3
とも非磁性基体2の上に第1の磁性層3及び第2の磁性
層4とが順次積層されている。図2において第2の磁性
層4は、単位面積あたりの磁気出力が高い部分41と単
位面積あたりの磁気出力が低い部分42とが、所定の寸
法で交互に形成されている。
1のX−X’断面)であり、図2は対称位置トラック6
の横断面図(図1のY−Y’断面)である。図2、図3
とも非磁性基体2の上に第1の磁性層3及び第2の磁性
層4とが順次積層されている。図2において第2の磁性
層4は、単位面積あたりの磁気出力が高い部分41と単
位面積あたりの磁気出力が低い部分42とが、所定の寸
法で交互に形成されている。
【0010】図4は本発明の磁気カード1を製造する過
程を模式的に示したものである。図4の(a)は、第2
の磁性層が塗布される直前の対称位置トラック6の部分
の状態を示したものであり、第1の磁性層3には任意の
信号が、参照番号31、32に示したように、所定の長
さで磁気記録されている。この信号は、例えばカードの
読み取り方向に対して所定の領域での残留磁化の極性が
交互に反転するよう、通常の磁気ヘッドとカード搬送手
段を用いて磁気記録されている。この信号は、本来は磁
気記録トラック5に記録されるべき正規の情報信号と重
畳されたときに、正規の情報の正しい読み取りを妨害す
るためのものであり、ランダムな信号でよいがカードを
特定するための情報などの任意の情報がRZ、PWM、
FM、PM、MFMなど公知の方式で符号化されていて
もよい。一方、磁気記録トラック5の部分では第1の磁
性層3は交流的または直流的に消去されている必要があ
る。
程を模式的に示したものである。図4の(a)は、第2
の磁性層が塗布される直前の対称位置トラック6の部分
の状態を示したものであり、第1の磁性層3には任意の
信号が、参照番号31、32に示したように、所定の長
さで磁気記録されている。この信号は、例えばカードの
読み取り方向に対して所定の領域での残留磁化の極性が
交互に反転するよう、通常の磁気ヘッドとカード搬送手
段を用いて磁気記録されている。この信号は、本来は磁
気記録トラック5に記録されるべき正規の情報信号と重
畳されたときに、正規の情報の正しい読み取りを妨害す
るためのものであり、ランダムな信号でよいがカードを
特定するための情報などの任意の情報がRZ、PWM、
FM、PM、MFMなど公知の方式で符号化されていて
もよい。一方、磁気記録トラック5の部分では第1の磁
性層3は交流的または直流的に消去されている必要があ
る。
【0011】このように対称位置トラック6の部分が磁
気記録された第1の磁性層3の上に、第2の磁性塗料を
公知の方法で均一に塗布し、第2の磁性塗料が乾燥固化
する前に所定の方向及び強さの磁界中を通すことにより
配向をかける。図4の(b)は第2の磁性塗料を塗布し
た直後で、配向磁界がかかっているときの対称位置トラ
ック6の第2の磁性層4に加わる磁界の強さを模式的に
表したものである。参照番号41で示した箇所では、第
1の磁性層3から発生する信号磁界の向きと配向磁界の
向き(図4の(b)では右向きの矢印で表示)が一致す
るので第2の磁性層4に加わる磁界の強さはより強くな
っている。参照番号42で示した箇所では、第1の磁性
層3から発生する信号磁界の向きと配向磁界の向きとが
打ち消しあって第2の磁性層4に加わる磁界の強さが弱
くなっている。つまり第2の磁性層4には、第1の磁性
層3に記録された信号の極性に従って、強い磁界が加わ
る箇所41と弱い磁界が加わる箇所42とが交互に現れ
る。一般に流動状態にある磁性粒子は、磁界の強い箇所
に集中するので、第2の磁性塗料中の磁性粒子は、図4
の(c)に示すようにより強い磁界が加わった箇所41
に集中する。
気記録された第1の磁性層3の上に、第2の磁性塗料を
公知の方法で均一に塗布し、第2の磁性塗料が乾燥固化
する前に所定の方向及び強さの磁界中を通すことにより
配向をかける。図4の(b)は第2の磁性塗料を塗布し
た直後で、配向磁界がかかっているときの対称位置トラ
ック6の第2の磁性層4に加わる磁界の強さを模式的に
表したものである。参照番号41で示した箇所では、第
1の磁性層3から発生する信号磁界の向きと配向磁界の
向き(図4の(b)では右向きの矢印で表示)が一致す
るので第2の磁性層4に加わる磁界の強さはより強くな
っている。参照番号42で示した箇所では、第1の磁性
層3から発生する信号磁界の向きと配向磁界の向きとが
打ち消しあって第2の磁性層4に加わる磁界の強さが弱
くなっている。つまり第2の磁性層4には、第1の磁性
層3に記録された信号の極性に従って、強い磁界が加わ
る箇所41と弱い磁界が加わる箇所42とが交互に現れ
る。一般に流動状態にある磁性粒子は、磁界の強い箇所
に集中するので、第2の磁性塗料中の磁性粒子は、図4
の(c)に示すようにより強い磁界が加わった箇所41
に集中する。
【0012】第2の磁性塗料を塗布し配向をかけた後、
公知の方法により第2の磁性層は乾燥固化される。この
結果、第2の磁性層4には磁性粒子が集中して磁性粒子
の含有率が高く、よって単位面積あたりの磁気出力が高
い箇所41と、磁性粒子の含有率が低くよって単位面積
あたりの磁気出力が低い箇所42とが交互に形成され
る。このようにして、第1の磁性層3に記録された信号
が、単位体積中の磁性粒子の含有率の違いによる固定信
号パターンとして、第2の磁性層4に複製される。こう
して作成された固定信号パターンは、磁気カードの磁性
層の製造過程において形成される磁性体の局部集中によ
るものなので、カード処理装置などで後から消去したり
書き換えたりすることは全く不可能である。
公知の方法により第2の磁性層は乾燥固化される。この
結果、第2の磁性層4には磁性粒子が集中して磁性粒子
の含有率が高く、よって単位面積あたりの磁気出力が高
い箇所41と、磁性粒子の含有率が低くよって単位面積
あたりの磁気出力が低い箇所42とが交互に形成され
る。このようにして、第1の磁性層3に記録された信号
が、単位体積中の磁性粒子の含有率の違いによる固定信
号パターンとして、第2の磁性層4に複製される。こう
して作成された固定信号パターンは、磁気カードの磁性
層の製造過程において形成される磁性体の局部集中によ
るものなので、カード処理装置などで後から消去したり
書き換えたりすることは全く不可能である。
【0013】一方、磁気記録トラック5の部分は、第1
の磁性層3が消磁状態にあるのでここからは信号磁界が
発生していない。従って、第2の磁性塗料を塗布し配向
磁界をかけたときに磁性粒子は配向磁界の影響によって
一方向に配列されるが局部的な集中は起こらない。よっ
て、磁性粒子の分布状態が均一な第2の磁性層4が得ら
れる。
の磁性層3が消磁状態にあるのでここからは信号磁界が
発生していない。従って、第2の磁性塗料を塗布し配向
磁界をかけたときに磁性粒子は配向磁界の影響によって
一方向に配列されるが局部的な集中は起こらない。よっ
て、磁性粒子の分布状態が均一な第2の磁性層4が得ら
れる。
【0014】第2の磁性層4に使用される磁性粉として
は、第1の磁性層3に記録された信号から発生する磁界
によって磁化されるものであればよいが、特にパーマロ
イ、センダスト、アモルファスなどの鱗片状高透磁率磁
性金属粉や鉄粉などの軟磁性金属粉、及びMn−Zn、
Ni−Znなどの軟磁性フェライト粉を使用することが
好ましい。γFe2 O3 、Fe3 O4 、Co被着γFe
2 O3 、バリウムフェライト、ストロンチウムフェライ
トなどの、各種磁気記録媒体の情報記録用として用いら
れる材料であっても、塗料状態においては磁性粒子の流
動性が高いので、配向磁界の強度を適度に選択すること
により、第1の磁性層3に磁気記録された信号によって
磁性粒子の集中が起こるので使用が可能である。
は、第1の磁性層3に記録された信号から発生する磁界
によって磁化されるものであればよいが、特にパーマロ
イ、センダスト、アモルファスなどの鱗片状高透磁率磁
性金属粉や鉄粉などの軟磁性金属粉、及びMn−Zn、
Ni−Znなどの軟磁性フェライト粉を使用することが
好ましい。γFe2 O3 、Fe3 O4 、Co被着γFe
2 O3 、バリウムフェライト、ストロンチウムフェライ
トなどの、各種磁気記録媒体の情報記録用として用いら
れる材料であっても、塗料状態においては磁性粒子の流
動性が高いので、配向磁界の強度を適度に選択すること
により、第1の磁性層3に磁気記録された信号によって
磁性粒子の集中が起こるので使用が可能である。
【0015】磁性塗料の流体での保磁力は、磁性粒子の
形状にもよるが、一般には乾燥固化した後の保磁力に比
べてかなり低いことが知られている。従って第2の磁性
層4の乾燥固化後の保磁力が、第1の磁性層3の乾燥固
化後の保磁力よりも必ずしも低い必要はなく、第1の磁
性層3と第2の磁性層4とが同じ保磁力であってもよ
い。しかしながら、第2の磁性層4はカード処理装置に
よって容易に磁化されなければ本発明の目的を達し得な
いので、第2の磁性層に使用される磁性粉の保磁力の上
限は4000Oe程度である。
形状にもよるが、一般には乾燥固化した後の保磁力に比
べてかなり低いことが知られている。従って第2の磁性
層4の乾燥固化後の保磁力が、第1の磁性層3の乾燥固
化後の保磁力よりも必ずしも低い必要はなく、第1の磁
性層3と第2の磁性層4とが同じ保磁力であってもよ
い。しかしながら、第2の磁性層4はカード処理装置に
よって容易に磁化されなければ本発明の目的を達し得な
いので、第2の磁性層に使用される磁性粉の保磁力の上
限は4000Oe程度である。
【0016】配向磁界として印加する磁界は、直流でも
交流でもよく、何れの場合も無配向のときより磁性粒子
が集中する効果が高いが、直流磁界の場合は特に顕著で
あり好ましい。なお交流磁界の場合は図5に示すよう
に、磁性粒子は第1の磁性層3に記録された信号の磁化
が反転する箇所に集中する。印加する磁界の強さとして
は、第2の磁性塗料の流体での保磁力の2.5倍より大
きく、且つ第1の磁性層3に記録した信号が消去されな
いように第1の磁性層3の保磁力より小さい値が選ばれ
る。
交流でもよく、何れの場合も無配向のときより磁性粒子
が集中する効果が高いが、直流磁界の場合は特に顕著で
あり好ましい。なお交流磁界の場合は図5に示すよう
に、磁性粒子は第1の磁性層3に記録された信号の磁化
が反転する箇所に集中する。印加する磁界の強さとして
は、第2の磁性塗料の流体での保磁力の2.5倍より大
きく、且つ第1の磁性層3に記録した信号が消去されな
いように第1の磁性層3の保磁力より小さい値が選ばれ
る。
【0017】このようにして得られた磁気カード1を、
カード処理装置によって所定の信号を記録した後に読み
取りを行うと、正規の挿入方向(A)で使用される磁気
記録トラック5では何ら問題はないが、逆方向挿入
(A’)で使用される対称位置トラック6では第2の磁
性層4に、前記第1の磁性層3に記録された信号磁界の
影響により作製された単位面積あたりの磁気出力が高い
箇所41と単位面積あたりの磁気出力が低い箇所42と
で構成される書換不能の信号が記録されているため、カ
ード処理装置によって第1の磁性層3に記録された信号
の再生波形は、第2の磁性層4に記録された固定信号に
よる波形の干渉を受け正しく読み取ることが出来ない。
かくして、本発明の磁気カード1は正規の挿入方向
(A)でのみカード処理装置での記録再生を保証し、逆
方向(A’)の挿入による不正なカード使用を防止する
ものである。
カード処理装置によって所定の信号を記録した後に読み
取りを行うと、正規の挿入方向(A)で使用される磁気
記録トラック5では何ら問題はないが、逆方向挿入
(A’)で使用される対称位置トラック6では第2の磁
性層4に、前記第1の磁性層3に記録された信号磁界の
影響により作製された単位面積あたりの磁気出力が高い
箇所41と単位面積あたりの磁気出力が低い箇所42と
で構成される書換不能の信号が記録されているため、カ
ード処理装置によって第1の磁性層3に記録された信号
の再生波形は、第2の磁性層4に記録された固定信号に
よる波形の干渉を受け正しく読み取ることが出来ない。
かくして、本発明の磁気カード1は正規の挿入方向
(A)でのみカード処理装置での記録再生を保証し、逆
方向(A’)の挿入による不正なカード使用を防止する
ものである。
【0018】なお第2の磁性層4に記録された固定信号
は、カード処理装置で第2の磁性層4に任意の信号を記
録したときの単位面積あたりの磁気出力の高い部分での
出力と低い部分での出力の差として、またはその境界部
分での残留磁化の差としてあらわれるので、第2の磁性
層4はカード処理装置によって容易に磁化することが出
来る保磁力でなければならないので、第2の磁性層に使
用される磁性粉の保磁力の上限は上述のように4000
Oe程度である。
は、カード処理装置で第2の磁性層4に任意の信号を記
録したときの単位面積あたりの磁気出力の高い部分での
出力と低い部分での出力の差として、またはその境界部
分での残留磁化の差としてあらわれるので、第2の磁性
層4はカード処理装置によって容易に磁化することが出
来る保磁力でなければならないので、第2の磁性層に使
用される磁性粉の保磁力の上限は上述のように4000
Oe程度である。
【0019】本発明の磁気カードの製造過程において、
先に述べた乾燥固化前の第2の磁性塗料中の磁性粒子が
配向磁界によって集中する効果は、第1の磁性層3に記
録した信号磁界の強さ即ち第1の磁性層3の残留磁束値
に依存する。第2の磁性層6の磁性粒子を効果的に集中
させるには、第1の磁性層3の残留磁束値は大きいほど
好ましい。
先に述べた乾燥固化前の第2の磁性塗料中の磁性粒子が
配向磁界によって集中する効果は、第1の磁性層3に記
録した信号磁界の強さ即ち第1の磁性層3の残留磁束値
に依存する。第2の磁性層6の磁性粒子を効果的に集中
させるには、第1の磁性層3の残留磁束値は大きいほど
好ましい。
【0020】図6は保磁力が2750Oeのバリウムフ
ェライトを第1の磁性層とし、また第2の磁性層として
保磁力が20Oe以下のFe−Si合金系の高透磁率磁
性粉で作製した磁性塗料を厚さ10μmに塗布したとき
に、第1の磁性層の残留磁束の値に対する第2の磁性層
に形成された210FCIの固定信号の出力レベルの関
係を示す図である。縦軸の出力レベルは任意目盛りとし
てある。図6から第1の磁性層の残留磁束は、特に0.
5maxwell/cm以上で固定信号の出力が高くなることがわ
かる。
ェライトを第1の磁性層とし、また第2の磁性層として
保磁力が20Oe以下のFe−Si合金系の高透磁率磁
性粉で作製した磁性塗料を厚さ10μmに塗布したとき
に、第1の磁性層の残留磁束の値に対する第2の磁性層
に形成された210FCIの固定信号の出力レベルの関
係を示す図である。縦軸の出力レベルは任意目盛りとし
てある。図6から第1の磁性層の残留磁束は、特に0.
5maxwell/cm以上で固定信号の出力が高くなることがわ
かる。
【0021】また、第2の磁性層4に形成された固定信
号パターンは、既に述べたように主に第1の磁性層3に
記録された信号から発生する磁界の影響によって形成さ
れるので、第2の磁性層4には第1の磁性層3に記録可
能な、いかなる記録密度でも固定信号を形成することが
できる。特に正規の情報信号の読み取りを妨害するとい
う目的のためには、固定信号の記録密度は正規の情報信
号の記録密度とほぼ同等とするのが好ましい。
号パターンは、既に述べたように主に第1の磁性層3に
記録された信号から発生する磁界の影響によって形成さ
れるので、第2の磁性層4には第1の磁性層3に記録可
能な、いかなる記録密度でも固定信号を形成することが
できる。特に正規の情報信号の読み取りを妨害するとい
う目的のためには、固定信号の記録密度は正規の情報信
号の記録密度とほぼ同等とするのが好ましい。
【0022】今までの説明では、第2の磁性層4は対称
位置トラック6の部分のみならず磁気記録トラック5の
部分を含む磁気記録層全域に設けるとしたが、本発明の
趣旨から磁気記録トラック5の部分には設けなくてもよ
い。また、3層以上の磁性層をもつ磁気カードにおいて
は、最下層の磁性層以外の任意の磁性層に、正規の情報
信号の正しい読み取りを妨害するための固定信号を形成
できることも明らかである。
位置トラック6の部分のみならず磁気記録トラック5の
部分を含む磁気記録層全域に設けるとしたが、本発明の
趣旨から磁気記録トラック5の部分には設けなくてもよ
い。また、3層以上の磁性層をもつ磁気カードにおいて
は、最下層の磁性層以外の任意の磁性層に、正規の情報
信号の正しい読み取りを妨害するための固定信号を形成
できることも明らかである。
【0023】更に、前記固定信号は対称位置トラック6
を含む磁気トラック5以外の磁気記録層全域に設けても
よい。この場合、定められた以外の方向にカードを挿入
して使用されるのを防止できるばかりでなく、磁気記録
層の任意の箇所を切りとり、貼り合わせることによりカ
ードを偽造することを防止できるので特に好ましい。
を含む磁気トラック5以外の磁気記録層全域に設けても
よい。この場合、定められた以外の方向にカードを挿入
して使用されるのを防止できるばかりでなく、磁気記録
層の任意の箇所を切りとり、貼り合わせることによりカ
ードを偽造することを防止できるので特に好ましい。
【0024】
【作用】本発明のように構成された磁気カードでは、第
2の磁性層を流動状態で塗布する際に、第1の磁性層に
記録された磁気記録情報から発生する信号の磁界と配向
磁界の作用を同時に受けて第2の磁性層の磁性粒子の含
有率の変動、ひいては単位面積あたりの出力が異なる書
き換え不能の信号を生じる。こうして第2の磁性層に記
録された情報は、媒体を識別するための情報或いはある
いは読取り妨害手段として利用できる。
2の磁性層を流動状態で塗布する際に、第1の磁性層に
記録された磁気記録情報から発生する信号の磁界と配向
磁界の作用を同時に受けて第2の磁性層の磁性粒子の含
有率の変動、ひいては単位面積あたりの出力が異なる書
き換え不能の信号を生じる。こうして第2の磁性層に記
録された情報は、媒体を識別するための情報或いはある
いは読取り妨害手段として利用できる。
【0025】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例を用いて
更に説明する。 実施例1 厚さ188μmの白色ポリエステルフィルム基体の片面
全面に、保磁力が2750Oeのバリウムフェライト磁
性粉をバインダー樹脂、分散剤、硬化剤、その他添加剤
と溶剤とを混合・分散して作製した磁気塗料をグラビア
法で塗布し、乾燥後の厚みが10μmで残留磁化が1.
3maxwell/cmの第1の磁性層を得た。前記第1の磁性層
に、カード処理装置の読み取り方向に沿った中心線に対
し磁気記録トラック位置と略対称の位置に相当する箇所
に、記録密度が200BPIの任意のFM変調信号を所
定の強さで記録した。その上に、保磁力が20Oe以下
の高透磁率のFe−Si系合金の鱗片状粉末をバインダ
ー樹脂、分散剤、硬化剤、その他添加剤と溶剤とを混合
・分散して作製した磁気塗料をグラビア法で塗布し、乾
燥前に500Oeの直流磁界で配向をかけ、乾燥後の厚
みが10μmの第2の磁性層を得た。
更に説明する。 実施例1 厚さ188μmの白色ポリエステルフィルム基体の片面
全面に、保磁力が2750Oeのバリウムフェライト磁
性粉をバインダー樹脂、分散剤、硬化剤、その他添加剤
と溶剤とを混合・分散して作製した磁気塗料をグラビア
法で塗布し、乾燥後の厚みが10μmで残留磁化が1.
3maxwell/cmの第1の磁性層を得た。前記第1の磁性層
に、カード処理装置の読み取り方向に沿った中心線に対
し磁気記録トラック位置と略対称の位置に相当する箇所
に、記録密度が200BPIの任意のFM変調信号を所
定の強さで記録した。その上に、保磁力が20Oe以下
の高透磁率のFe−Si系合金の鱗片状粉末をバインダ
ー樹脂、分散剤、硬化剤、その他添加剤と溶剤とを混合
・分散して作製した磁気塗料をグラビア法で塗布し、乾
燥前に500Oeの直流磁界で配向をかけ、乾燥後の厚
みが10μmの第2の磁性層を得た。
【0026】実施例2 実施例1において、第2の磁性層に保磁力が300Oe
のγFe2 O3 を使用し、配向磁界強度を800Oeと
し、乾燥後の厚みを6μmとした以外は、実施例1と同
様にした。
のγFe2 O3 を使用し、配向磁界強度を800Oeと
し、乾燥後の厚みを6μmとした以外は、実施例1と同
様にした。
【0027】実施例3 実施例1において、第2の磁性層に保磁力が650Oe
のCo被着γFe2 O3 を使用し、配向磁界強度を12
00Oeとし、乾燥後の厚みを6μmとした以外は、実
施例1と同様にした。
のCo被着γFe2 O3 を使用し、配向磁界強度を12
00Oeとし、乾燥後の厚みを6μmとした以外は、実
施例1と同様にした。
【0028】実施例4 実施例1において、第2の磁性層に保磁力が2750O
eのバリウムフェライトを使用し、配向磁界強度を15
00Oeとし、乾燥後の厚みを6μmとした以外は実施
例1と同様にした。
eのバリウムフェライトを使用し、配向磁界強度を15
00Oeとし、乾燥後の厚みを6μmとした以外は実施
例1と同様にした。
【0029】比較例1〜4 実施例1〜4において第1の磁性層を塗布後に、カード
処理装置の読み取り方向に沿った中心線に対し磁気記録
トラック位置に対して略対称の位置に相当する箇所には
何も記録しない以外は、実施例1〜4と同様にした。
処理装置の読み取り方向に沿った中心線に対し磁気記録
トラック位置に対して略対称の位置に相当する箇所には
何も記録しない以外は、実施例1〜4と同様にした。
【0030】実施例1〜4及び比較例1〜4で作製した
磁気シートを86×54mmのサイズに打ち抜き磁気カ
ードを得た。
磁気シートを86×54mmのサイズに打ち抜き磁気カ
ードを得た。
【0031】各実施例及び各比較例で得た磁気カード
を、保磁力が2750Oeの磁気カードを飽和記録でき
る磁気ヘッドを装着したカード処理装置に、正規の方向
に挿入し、磁気記録トラックに第2の磁性層を塗布する
前に第1の磁性層に記録した信号とは異なる任意のFM
信号(210BPI)を記録し再生信号を読み取った。
次いで、カードを逆方向に挿入し対称位置トラックに同
じ信号を記録し再生信号を読み取った。
を、保磁力が2750Oeの磁気カードを飽和記録でき
る磁気ヘッドを装着したカード処理装置に、正規の方向
に挿入し、磁気記録トラックに第2の磁性層を塗布する
前に第1の磁性層に記録した信号とは異なる任意のFM
信号(210BPI)を記録し再生信号を読み取った。
次いで、カードを逆方向に挿入し対称位置トラックに同
じ信号を記録し再生信号を読み取った。
【0032】結果は、実施例1〜4は何れの場合も、正
規の方向でカードを挿入し磁気記録トラックに信号を記
録再生した場合は正しく復調できたが、逆方向にカード
を挿入し対称位置トラックに信号を記録再生した場合は
正しく復調することが出来なかった。一方、比較例1〜
4はすべて正規の方向も逆方向もカード処理装置で記録
した信号は正しく復調することが出来た。
規の方向でカードを挿入し磁気記録トラックに信号を記
録再生した場合は正しく復調できたが、逆方向にカード
を挿入し対称位置トラックに信号を記録再生した場合は
正しく復調することが出来なかった。一方、比較例1〜
4はすべて正規の方向も逆方向もカード処理装置で記録
した信号は正しく復調することが出来た。
【0033】なお、本発明の磁気カードにおいては、第
2の磁性層の上に着色隠蔽層、印刷層、保護層などを適
宜設けてよいし、必要に応じて印字層を設けてもよいこ
とは明らかである。また、本発明の磁気カードの特徴
は、第1の磁性層に記録した信号から発生する磁界と配
向磁界の影響で第2の磁性層の磁性粒子を局部的に集中
させることにあるので、第1の磁性層と第2の磁性層と
は必ずしも互いに接合している必要はなく、本発明の趣
旨が生かせる範囲内の非磁性の中間層を第1の磁性層と
第2の磁性層の間に設けてもよい。
2の磁性層の上に着色隠蔽層、印刷層、保護層などを適
宜設けてよいし、必要に応じて印字層を設けてもよいこ
とは明らかである。また、本発明の磁気カードの特徴
は、第1の磁性層に記録した信号から発生する磁界と配
向磁界の影響で第2の磁性層の磁性粒子を局部的に集中
させることにあるので、第1の磁性層と第2の磁性層と
は必ずしも互いに接合している必要はなく、本発明の趣
旨が生かせる範囲内の非磁性の中間層を第1の磁性層と
第2の磁性層の間に設けてもよい。
【0034】
【表1】
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明の磁気カードは、正
規の挿入方向以外の方向で使用した場合にカード処理装
置の磁気ヘッドが走査する部分に、書換不能の固定信号
が記録されているので、書き込んだ磁気記録情報の読み
取りが妨害され、よって不正なカード使用を防止するこ
とが出来る。しかも前記固定信号は、磁性層の製造段階
で作り込まれるので、磁性層を破壊すること無しにカー
ド処理装置などで消去することは不可能なので、極めて
機密性が高い磁気カードを提供することが出来る。ま
た、従来技術のように磁性体上を覆うためにシルクスク
リーン印刷などを行ったり、エンボス加工を行うなど複
雑な工程を必要とせず、更に磁性体上にキズをつけたり
や凹嵌部を設けたりするようにカードの外観を著しく損
なうこともない。
規の挿入方向以外の方向で使用した場合にカード処理装
置の磁気ヘッドが走査する部分に、書換不能の固定信号
が記録されているので、書き込んだ磁気記録情報の読み
取りが妨害され、よって不正なカード使用を防止するこ
とが出来る。しかも前記固定信号は、磁性層の製造段階
で作り込まれるので、磁性層を破壊すること無しにカー
ド処理装置などで消去することは不可能なので、極めて
機密性が高い磁気カードを提供することが出来る。ま
た、従来技術のように磁性体上を覆うためにシルクスク
リーン印刷などを行ったり、エンボス加工を行うなど複
雑な工程を必要とせず、更に磁性体上にキズをつけたり
や凹嵌部を設けたりするようにカードの外観を著しく損
なうこともない。
【図1】本発明の磁気カードの平面図である。
【図2】図1の磁気カードの対称位置トラック6のY−
Y’断面図である。
Y’断面図である。
【図3】図1の磁気カードの磁気記録トラック5のX−
X’断面図である。
X’断面図である。
【図4】本発明の磁気カード1を製造する過程を模式的
に示したものであり、(a)は、第2の磁性層が塗布さ
れる直前の対称位置トラック6の部分の状態を示す断面
図であり、(b)は第2の磁性層に一方向の磁界を作用
させながら固化する工程を示し、また(c)は固化後の
第2の磁性層の磁性粉末の局在状態を示す図である。
に示したものであり、(a)は、第2の磁性層が塗布さ
れる直前の対称位置トラック6の部分の状態を示す断面
図であり、(b)は第2の磁性層に一方向の磁界を作用
させながら固化する工程を示し、また(c)は固化後の
第2の磁性層の磁性粉末の局在状態を示す図である。
【図5】配向磁界が交流の場合の磁性粉末の局在状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図6】保磁力が2750Oeのバリウムフェライトを
第1の磁性層とし、また第2の磁性層として保磁力が2
0Oe以下のFe−Si合金系の高透磁率磁性粉で作製
した磁性塗料を厚さ10μmに塗布したときに、第1の
磁性層の残留磁束の値に対する第2の磁性層に形成され
た210FCIの固定信号の出力レベルの関係を示す図
である。縦軸の出力レベルは任意目盛りとしてある。
第1の磁性層とし、また第2の磁性層として保磁力が2
0Oe以下のFe−Si合金系の高透磁率磁性粉で作製
した磁性塗料を厚さ10μmに塗布したときに、第1の
磁性層の残留磁束の値に対する第2の磁性層に形成され
た210FCIの固定信号の出力レベルの関係を示す図
である。縦軸の出力レベルは任意目盛りとしてある。
1:磁気カード 2:非磁性基体 3:第1の磁性層 4:第2の磁性層 5:磁気記録トラック 6:対称位置トラック 31、32:第1の磁性層の記録信号磁化 41:第2の磁性層の記録出力が高い部分 42:第2の磁性層の記録出力が低い部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 狩野 智昭 東京都台東区台東1丁目5番1号東京磁気 印刷株式会社内 (72)発明者 神田 悦史 東京都台東区台東1丁目5番1号東京磁気 印刷株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 非磁性基体上の少なくとも一方の面全面
に磁気記録層が設けられ、前記磁気記録層には磁気情報
を記録した磁気記録トラックが設けてあり、且つ前記磁
気記録層の少なくとも一部には、少なくとも2つの磁性
層を積層してなる磁気カードにおいて、 前記磁性層の少なくとも1つには、他の磁性層に記録さ
れた信号による磁界並びに配向磁界の影響により形成さ
れた書換不能な固定信号が少なくともカード処理装置に
よる読み取り方向に沿った中心線に対して磁気記録トラ
ック位置と略対称位置に設けられていることを特徴とす
る磁気カード。 - 【請求項2】 前記書換不能な固定信号は、特定の領域
における単位面積あたりの磁気出力が隣接する他の領域
と異なることにより形成されていることを特徴とする請
求項1記載の磁気カード。 - 【請求項3】 前記書換不能な固定信号は、特定の領域
における単位体積あたりの磁性粒子の含有率が隣接する
他の領域と異なることにより形成されていることを特徴
とする請求項1または2記載の磁気カード。 - 【請求項4】 前記書換不能な固定信号は、媒体を識別
するための情報であることを特徴とする請求項1、2ま
たは3記載の磁気カード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6039300A JPH07225942A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 磁気カード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6039300A JPH07225942A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 磁気カード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07225942A true JPH07225942A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=12549281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6039300A Withdrawn JPH07225942A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 磁気カード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07225942A (ja) |
-
1994
- 1994-02-15 JP JP6039300A patent/JPH07225942A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010508 |