JPH07226801A - ドアホンシステム - Google Patents

ドアホンシステム

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JPH07226801A
JPH07226801A JP1739094A JP1739094A JPH07226801A JP H07226801 A JPH07226801 A JP H07226801A JP 1739094 A JP1739094 A JP 1739094A JP 1739094 A JP1739094 A JP 1739094A JP H07226801 A JPH07226801 A JP H07226801A
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JP
Japan
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intercom
voice
mode
indoor unit
circuit
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JP1739094A
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English (en)
Inventor
Tatsuro Shibata
達朗 柴田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 来客時に、ドアホン室内機の呼び出し後、住
居人の音声を検出することにより、ドアホン室外機とド
アホン室内機との間の通話回路を接続し、来客と住居人
とが相互通話を行えるようにする。 【構成】 来客は、ドアホン室外機1からドアホン室内
機10を介して訪問先の住居人を呼び出す。ドアホン室
内機10は、呼出音により、住居人に来客を伝える。住
居人はその呼出音に対し、『は〜い』等の音声で応答す
る。その音声は音声検出回路17で検出され、この結
果、駆動回路16によりスイッチ回路15が切り換えら
れる。この切り換え後、ドアホン室外機1とドアホン室
内機10との間の通話回路が接続され、来客と住居人と
の相互通話が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、玄関先等の来客と宅
内の住居人とがインターホン通話を行うためのドアホン
システム(インターホンシステム)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のドアホンシステムとして
は、例えば、特開昭61−98059号公報記載のもの
が知られている。同ドアホンシステムは、ドアホン室内
機の前面パネルに、送受信兼用のスピーカと、赤外線感
知素子や超音波感知素子等を用いて人体を検出するセン
サ(人体検出センサ)とを備えている。同ドアホンシス
テムにおいて、来客がドアホン室外機の押ボタンスイッ
チを押すと、ドアホン室内機では、来客を伝える呼出音
をスピーカから出力する。そして、その呼出音に気付い
た宅内の人がドアホン室内機に近づくと、ドアホン室内
機では、その宅内の人をセンサで検出し、ドアホン室外
機とドアホン室内機との間の互いの通話回路を接続す
る。この結果、その宅内の人はドアホン室内機に触れる
ことなく、来客と相互通話できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のドアホンシ
ステムでは、人体をセンサで検出してドアホン室内機と
ドアホン室内機とを接続して相互通話するように構成さ
れている。ところが、人体をセンサで検出しているた
め、そのセンサによる性能のバラツキ、またそのセンサ
の温度に対する性能の変化等により、人体を検出してか
ら動作するまでに時間を要する。例えば、上記センサを
用いたトイレ自動水栓の場合、手を洗う人が手を蛇口に
出したときに、水がすぐに出るものと、水がすぐ出てこ
ないものがある。また、センサを用いた場合、センサの
人体検知範囲に、検出する必要のないものがあっても、
そのセンサが人体として誤検出することがある。この人
体を誤検出する例として、例えば、上記人体検知範囲で
植物の葉や枝が風にゆれて誤検出する場合、また、犬や
猫のペットが上記人体検知範囲に入って誤検出する場合
がある。
【0004】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、来客によるドアホン室内機の呼出後、確実に速
くドアホン室外機とドアホン室内機とを接続して相互通
話できるドアホンシステムを提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載のドアホンシステムは、玄関先又は門
扉に設置されるドアホン室外機と、住宅内に設置される
ドアホン室内機との間で相互通話を行うドアホンシステ
ムであって、上記ドアホン室内機には、人の音声又は生
活音を検出する人音検出手段と、上記ドアホン室内機と
ドアホン室外機との間の状態を、人を呼び出す呼出モー
ド又は相互で通話を行う相互通話モードに切り換えるモ
ード切換手段と、来客時、上記ドアホン室外機からドア
ホン室内機に向けて呼出信号が送出された後に、上記人
音検出手段によって人の音声又は生活音が検出される
と、上記モード切換手段を制御して、呼出モードから相
互通話モードに切り換える制御手段とを備えてなること
を特徴としている。
【0006】また、請求項2記載のドアホンシステム
は、玄関先又は門扉に設置されるドアホン室外機と、住
宅内に設置されるドアホン室内機との間で相互通話を行
うドアホンシステムであって、上記ドアホン室内機に
は、人が話す言葉の内容を検出する人音検出手段と、上
記ドアホン室内機とドアホン室外機との間の状態を、人
を呼び出す呼出モード又は相互で通話を行う相互通話モ
ードに切り換えるモード切換手段と、来客時、上記ドア
ホン室外機からドアホン室内機に向けて呼出信号が送出
された後に、上記人音検出手段によって人の所定の言葉
が検出されると、上記モード切換手段を制御して、呼出
モードから相互通話モードに切り換える制御手段とを備
えてなることを特徴としている。
【0007】また、請求項3記載のドアホンシステム
は、上記制御手段は、相互通話モード状態のときに、上
記人音検出手段で人の音声又は生活音が検出されている
か否かを常時監視し、上記人の音声又は生活音を所定の
時間検出しない場合に、上記モード切換手段を制御し
て、相互通話モードから呼出モードに切り換えることを
特徴としている。
【0008】さらにまた、請求項4記載のドアホンシス
テムは、玄関先又は門扉に設置されるドアホン室外機
と、住宅内に設置されるドアホン室内機との間で相互通
話を行うドアホンシステムであって、上記ドアホン室内
機には、人の音声を検出する人音検出手段と、上記ドア
ホン室内機とドアホン室外機との間の状態を、人を呼び
出す呼出モード又は相互で通話を行う相互通話モードに
切り換えるモード切換手段と、来客時、上記ドアホン室
外機からドアホン室内機に向けて呼出信号が送出された
後に、上記人音検出手段によって人の音声が検出される
と、上記モード切換手段を制御して、呼出モードから相
互通話モードに切り換えるとともに、上記人音検出手段
で人の音声が検出されているか否かを常時監視し、上記
音声から所定の言葉が検出されると、上記モード切換手
段を制御して、相互通話モードから呼出モードに切り換
える制御手段とを備えてなることを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1記載の構成においては、まず、ドアホ
ン室外機とドアホン室内機との間は通話回路が遮断さ
れ、来客が押ボタンスイッチにより宅内の人を呼び出せ
る呼出モードの状態になっている。来客は、訪問する家
の玄関先、門扉等に設けられたドアホン室外機から押ボ
タンスイッチを押して、住居人をドアホン室内機の呼出
音で呼び出す。これとほぼ同時に、上記ドアホン室内機
の制御手段は、人音検出手段を人の音声又は生活音を検
出できる状態(待機状態)にする。そして、住居人がそ
の呼出音に気付いて、例えば『は〜い』と返事をする
と、制御手段は、人(住居人)の発した音(『は〜い』
という音声)を人音検出手段で検出し、モード切換手段
を制御して、上記ドアホン室外機とドアホン室内機との
間の状態を、上記ドアホン室外機とドアホン室内機との
間の通話回路が遮断された呼出モードから、上記ドアホ
ン室外機とドアホン室内機との間の通話回路が接続され
た相互接続モードに切り換える。このようにすることに
より、来客による呼び出し時、住居人は、例えば台所や
浴室に居て手が濡れていても、手をドアホン室内機の本
体に触れることなく、来客と相互通話することができ
る。
【0010】請求項2記載の構成においては、来客が、
住居人をドアホン室内機の呼出音で呼び出すと、制御手
段は、ドアホン室内機を人音検出手段で人の音声又は生
活音を検出できる待機状態にする。そして、住居人がそ
の呼出音に気付いて、例えば『は〜い』と返事をすると
その言葉は人音検出手段で検出され、その『は〜い』と
いう言葉が予め登録されているものか否かを判断し、登
録されているものであれば、モード切換手段を制御し
て、上記ドアホン室外機とドアホン室内機との間の通話
回路の接続状態を呼出モードから相互通話モードに切り
換える。このようにすることにより、来客による呼び出
し時、住居人は、例えば台所や浴室に居て手が濡れてい
ても、手をドアホン室内機の本体に触れることなく、来
客と相互通話することができる。また、音声の検出を人
の言葉で行っているため、上記請求項1記載のものより
も、検出が確実である。
【0011】請求項3記載の構成においては、来客と住
居人とが相互通話をしている間、制御手段は、人音検出
手段により、住居人の音声又は生活音を監視している。
そして、音が所定の時間検出されない場合に、上記モー
ド切換手段を制御して、ドアホン室外機とドアホン室内
機との間の通話回路の接続状態を相互通話モードから呼
出モードに切り換える。このようにして、来客と住居人
との相互通話終了を検出し、ドアホン室外機とドアホン
室内機との間の通話回路をスイッチ操作をすることな
く、遮断できる。したがって、住居人は、手をドアホン
室内機の本体に触れることなく、来客と相互通話するこ
とができるとともに、相互通話を終了できる。
【0012】請求項4記載の構成においては、来客と住
居人とが相互通話をしている間、制御手段は、人音検出
手段により、住居人の音声を監視している。そして、所
定の言葉、例えば来客が知り合いの人である場合、『ち
ょっとお待ち下さい』と住居人が話すと、制御手段は、
人音検出手段で住居人が話す言葉(『ちょっとお待ち下
さい』)を検出し、その言葉が所定の登録された言葉で
ある場合は、上記モード切換手段を制御して、ドアホン
室外機とドアホン室内機との間の通話回路の接続状態を
相互通話モードから呼出モードに切り換える。このよう
にして、来客と住居人との相互通話終了を検出し、ドア
ホン室外機とドアホン室内機との間の通話回路をスイッ
チ操作をすることなく遮断できる。したがって、住居人
は、手をドアホン室内機の本体に触れることなく、来客
と相互通話することができるとともに、相互通話をすぐ
に終了できる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例であるドアホンシステム
の概略回路構成を示し、図2は同ドアホンシステムのド
アホン室外機の概略回路構成を示している。また、図3
はドアホン室内機の外観を示している。同ドアホンシス
テムは、ドアホン室外機1と、ドアホン室内機10とか
ら構成され、ドアホン室外機1とドアホン室内機10と
は通信線25で接続されている。ドアホン室内機10
は、スイッチ回路15、駆動回路16及び制御回路24
と対応するモード切換手段と、音声検出回路17と対応
する人音検出手段と、制御回路18と対応する制御手段
とを備えている。ドアホン室外機1において、同ドアホ
ン室外機1の前面パネル2には、ビデオカメラ3と、ス
ピーカ4と、押ボタンスイッチ5と、マイクロホン6が
取り付けられ、これらの各部は、図2の各回路ブロック
に接続されている。ビデオカメラ3は、例えばCCD等
の固定撮像素子から成り、来客の姿をビデオ信号に変換
する。
【0014】スピーカ4はドアホン室内機10から送信
されてきた住居人の音声信号を音声として出力する。押
ボタンスイッチ5は、来客がドアホン室外機1からドア
ホン室内機10を呼び出すためのスイッチであり、来客
により押されたスイッチのオン・オフはパルス発生回路
7で検出される。マイクロホン6は来客の音声を電気信
号に変換して、変調・復調回路8に送出する。パルス発
生回路7は押ボタンスイッチ5のオン・オフを検出し、
オンの場合は、所定の周波数の呼出信号又は所定のデー
タパルス(2進数値)を変調・復調回路8に送出する。
変調・復調回路8は、ビデオカメラ3からのビデオ信
号、マイクロホン6からの来客の音声信号及びパルス発
生回路7からの呼出信号を、所定の周波数の搬送波で例
えば振幅変調し、通信線25を介してドアホン室内機1
0に送信する。また、変調・復調回路8はドアホン室内
機10から送信されてきた住居人の音声信号を復調す
る。制御回路9は変調・復調回路8における音声信号等
の信号の送信・受信の制御をするとともに、ドアホン室
外機1の各部を一括して制御する。
【0015】次に、ドアホン室内機10において、変調
・復調回路11はドアホン室外機1から変調され送信さ
れてきた呼出信号を復調するとともに、住居人がドアホ
ン室内機10で応答後、ドアホン室外機1から変調され
送信されてきた来客の映像信号や音声信号を復調する。
また、変調・復調回路11はマイクロホン20から入力
された音声信号を搬送波で振幅変調してドアホン室外機
1に送信する。映像信号表示回路12は、液晶ディスプ
レイを有し、ドアホン室外機1から入力した来客の映像
を液晶ディスプレイに表示する。増幅回路13は、音声
信号を適度な音質にする図示しないフィルタ回路を有
し、変調・復調回路11から入力した来客の音声信号を
増幅して、スピーカ19で出力する。このとき、スピー
カ19から出力される音は適当な音量や音質となってい
る。呼出音送出回路14は、変調・復調回路11から入
力した信号から来客の呼出信号を検出し、所定の呼出信
号である場合は、呼出音信号をスイッチ回路15を介し
てスピーカ19に出力する。また、呼出信号でない場合
は、呼出音信号は出力しない。
【0016】スイッチ回路15は、トランジスタ素子や
サイリスタ素子を用いたスイッチであり、音声が検出さ
れる前は、呼出音送出回路14とスピーカ19とを接続
して来客が呼び出しを行うのを待機する。このとき、ド
アホン室外機1とドアホン室内機10との間の通話回路
は遮断状態にある(呼出モード)。また、スイッチ回路
15は、音声が検出された後に、呼出音送出回路14と
スピーカ19とを切り離して、スピーカ19と増幅回路
13との接続に切り換えるとともに、変調・復調回路1
1とマイクロホン20とを接続する(相互接続モー
ド)。このようにして、ドアホン室外機1のマイクロホ
ン6が、変調・復調回路8、通信線25、ドアホン室内
機10の変調・復調回路11、増幅回路13を介してス
ピーカ19と接続されることにより、さらに、ドアホン
室内機10のマイクロホン20が、変調・復調回路1
1、通信線25、ドアホン室外機1の変調・復調回路8
を介してスピーカ4と接続されることにより、ドアホン
室内機1とドアホン室外機10との間で互いの通話回路
が接続される。駆動回路16は、上記スイッチ回路15
の接続又は遮断を指示する。音声検出回路17は、来客
による呼出後、音声を検出する待機状態となり、マイク
ロホン20から入力された住居人の音声信号が所定の周
波数帯域で所定の音圧レベルの信号である場合に、駆動
回路16に伝える。すなわち、その音声信号からドアホ
ン室内機10で通話する住居人の音声を検出する。制御
回路18は、変調・復調回路11により音声信号の送信
や受信の制御をするとともに、ドアホン室内機10の各
部を一括して制御する。スピーカ19は、スイッチ回路
15が音声検出前の接続状態では、呼出音送出回路14
から呼出音信号を入力するのを待機し、呼出音信号が入
力されると、呼出音として出力し、住居人に来客を伝え
る。また、スイッチ回路15が音声検出後の接続状態で
は、増幅回路13からの訪問客による音声信号を音に変
換して出力する。
【0017】マイクロホン20は、スイッチ回路15が
音声検出前の接続状態では、住居人が発声する音声を音
声信号に変換して音声検出回路17に出力し、また、ス
イッチ回路15が音声検出後の接続状態では、変調・復
調回路11に住居人の音声信号を出力する。タイマ回路
24は、来客によってドアホン室外機1の押ボタンスイ
ッチ5が押され、ドアホン室外機からの呼出信号が呼出
音送出回路14で検出されると、音声検出回路17に音
声検出待機開始を指示するとともに、所定の時間、例え
ば10秒カウントする。この音声検出開始状態では、音
声検出回路17はマイクロホン20から住居人の音声が
入力するのを待機する。さらに、タイマ24回路は、音
声検出回路17で音声が検出されると、予め定められた
時間、例えば30秒を計測する。この時間内に、音声検
出回路17で音声が検出されなければ、ドアホン室外機
1とドアホン室内機10との間で通話回路が遮断され、
相互通話が終了する。また、ドアホン室内機10のパネ
ル30において、このパネル30の前面パネル31に
は、上記映像信号表示回路12の表示画面12aと、音
声を検出するマイクロホン20と、スピーカ19とが配
置され取り付けられている。この場合、マイクロホン2
0の取り付け位置は、スピーカ19から出力される音の
影響が最も少ない前面パネルの位置である。
【0018】図4は上記ドアホン室内機の音声検出回路
の一例を示している。同図において、バンドパスフィル
タ21は、マイクロホン20から入力した音声信号の
内、例えば100Hz〜3.5kHzの周波数範囲で所
定のレベル以上の音声信号を通過させ、この通過させた
音声信号を整流して、コンパレータ23に出力する。す
なわち、人の声の周波数範囲は約100Hz〜7kHz
なので、この周波数範囲の信号で、例えばその電圧が3
mV以上の音声信号を検出して、整流する。このことに
より、人の音声を確実に検出し、音声信号の周囲の雑音
を除去する。基準電圧回路22は、例えば安定化電源か
ら供給される直流電圧であり、コンパレータ23の基準
電圧となる。コンパレータ23は、バンドパスフィルタ
21の出力と基準電圧回路22の基準電圧とを比較し、
バンドパスフィルタ21の信号が大きいときは、例えば
音声を検知したことを伝える「H」信号を駆動回路16
に出力し、基準電圧回路22の信号が大きいときは、
「L」信号を駆動回路16に出力する。
【0019】次に、同ドアホンシステムの動作について
説明する。図5は、同ドアホンシステムのドアホン室内
機についての制御動作を説明するフローチャートであ
る。まず、ドアホン室内機10では、呼出音送出回路1
4とスピーカ19とがスイッチ回路15を介して接続さ
れ、変調・復調回路11とマイクロホン20とが遮断さ
れて呼出モードになっている。来客は玄関先に設けられ
たドアホン室外機1の押ボタンスイッチ5を押す。ドア
ホン室外機1(図2)では、パルス発生回路7が押ボタ
ンスイッチ5が押されたのを検出して、所定の周波数の
呼出信号を出力し、変調・復調回路8がその呼出信号を
変調して通信線25を介してドアホン室内機10に送信
する。一方、ドアホン室内機10では、制御回路18の
制御により、各部が次のように動作する。まず、変調・
復調回路11は、ドアホン室外機1から送信されてきた
呼出信号を受信する(ステップS10)。呼出音送出回
路14は変調・復調回路11で復調されたその呼出信号
をスピーカ19に出力して(ステップS11)、来客を
伝える。このとき、スピーカ19からは、例えば『ピン
ポン〜』の呼出音が出力される。これとともに、タイマ
回路24は、所定の時間、例えば10秒のカウントを開
始するとともに、音声検出回路17に待機信号を出力し
て音声検出回路17を音声入力を待機する待機状態にす
る(ステップS12)。この待機状態は、その10秒の
間続けられ(ステップS12、ステップS13でNO、
ステップS14でNO)、その10秒の間に音声が検出
されなければ(ステップS14でYES)、処理を終了
して呼出モードに戻り、次の来客による呼び出しを待
つ。
【0020】住居人がその呼出音で来客を知り、ドアホ
ン室内機10に近いところから、または、ドアホン室内
機10から離れたところで『は〜い』と、応答する。そ
の応答した音声は、マイクロホン20で電気信号に変換
され、音声検出回路17に入力される。音声検出回路1
7は、図4のバンドパスフィルタ21を通過した電気信
号から、所定のレベルの音声信号をコンパレータ23で
検出することにより、住居人の音声を検出する。音声検
出回路17は、上記待機期間中に住居人の音声を検出す
ると(ステップS13でYES)、駆動回路16を介し
てスイッチ回路15を切り換え(ステップS15)、こ
の結果、ドアホン室外機とドアホン室内機との間の通話
回路が接続され、相互通話が成立する(ステップS1
6)。すなわち、スイッチ回路15では、相互通話モー
ドとなり、スピーカ19が呼出音送出回路14から増幅
回路13に接続が切り換えられ、増幅回路13とマイク
ロホン20が接続される。そして、ドアホン室内機1と
ドアホン室外機10との間で互いの通話回路が接続され
る。
【0021】住居人は、ドアホン室内機10のマイクロ
ホン20から、『どちら様でしょうか?』と、ドアホン
室外機1の来客に応答する。この音声は、マイクロホン
20、変調・復調回路11、通信線25、ドアホン室外
機1の変調・復調回路8を介して、スピーカ4から出力
される。来客は、『どちら様でしょうか?』の住居人の
声を聞いて、『山本ですが…』と答え、来客と住居人と
の相互通話が開始される。ドアホン室内機10では、音
声検出回路17がマイクロホン20から入力される音声
信号を監視し、人の音声が検出されれば(ステップS1
7でYES)、相互通話成立の状態を続ける(ステップ
S16,S17)。また、音声検出回路17は、人の音
声が検出されなければ(ステップS17でNO)、タイ
マ回路24により30秒の時間をカウント(計測)し
(ステップS18、ステップS19でNO)、30秒
間、人の音声が検出されなければ(ステップS18でY
ES)、駆動回路16によりスイッチ回路15を切り換
える(ステップS20)。この結果、スイッチ回路15
では、スピーカ19の接続が増幅回路13から呼出音送
出回路14に切り換えられ、増幅回路13とマイクロホ
ン20が遮断される。そして、ドアホン室外機1とドア
ホン室内機10との間の相互通話が解除される(ステッ
プS21)。
【0022】なお、上記実施例では、来客を検出して自
動で相互通話できる構成について説明したが、実際に
は、手動で相互通話することも可能である。例えば、ド
アホン室内機に押ボタンスイッチを設け、この押ボタン
スイッチを押した場合は、ドアホン室外機とドアホン室
内機との間を相互通話モードに強制的にすることも可能
である。これにより、装置内部の故障で相互通話モード
にできない場合でも、通話することができる。また、相
互通話の後ドアホン室外機1の押ボタンスイッチ5は、
呼び出す機能のみを有するものとして説明したが、実際
には、この第1実施例の構成によれば、人が発する音声
を検出することにより、ドアホン室外機とドアホン室内
機とを接続して相互通話を行っているので、赤外線セン
サ素子等の人体検出センサを用いて相互通話させるもの
よりも速く確実に動作するとともに、人体検出センサの
ように、誤検出するようなことがなくなる。さらにま
た、住居人の音声を検出しているため、人体検出センサ
を用いたものより、人の検出範囲を広くできる。すなわ
ち、ドアホン室外機やドアホン室内機から通話をする住
居人が離れている場合は、人体検出センサでは検出でき
ないが、声なら検出できる(大きな声を出せば良い)。
このように、住居人は、浴室や台所に居て手が濡れてい
る場合に、ドアホン室内機に触れなくても、ドアホン室
外機とドアホン室内機との間において、相互通話や相互
通話の終了の操作ができる。
【0023】◇第2実施例 次に、この発明の第2実施例について説明する。図6は
この発明の第2実施例であるドアホンシステムのドアホ
ン室内機で用いられる音声検出回路を示している。上記
第1実施例では、音声を検出するのに、ある周波数範囲
で所定のレベルの音声信号を検出することにより行って
いたが、この第2実施例では、人の音声レベルで検出す
るのではなく、人が話す言葉で検出するようにする。図
6の音声検出回路40において、同音声検出回路は人音
検出手段と対応するとともに、音響フィルタ50と、電
気的に書き換え可能なEPROM51と、周波数比較回
路52と、CPU(中央処理装置)53とから構成され
ている。音響フィルタ50は、図1のマイクロホン20
から人の音声信号を入力し、その音声信号をいろいろな
周波数成分に分ける。EPROM51は、予め定められ
た言葉、例えば、『は〜い』、『どちら様』等の言葉の
のうち、周期性のある母音の周波数成分データを記憶し
ている。周波数比較回路52は、マイクロホン20から
の人の音声信号(周波数成分のデータ)を同様のデータ
であるか否かを比較する。CPU53は、マイクロホン
20から入力された『は〜い』、『どちら様』等の言葉
が予め登録された言葉であるか否かを判断する。また、
CPU53は、マイクロホン20から入力された言葉の
アクセントが多少異なる場合でも、登録された言葉であ
れば判断できる学習機能を持つようなプログラムを有し
ている。
【0024】音声検出回路40は、その言葉の内容が所
定の内容である場合に、駆動回路16に伝え、駆動回路
16によりスイッチ回路15を切り換える。スイッチ回
路15は、初期状態では、変調・復調回路11とマイク
ロホン20との間が遮断状態、呼出音送出回路14とス
ピーカ19との間が接続状態である。このとき、ドアホ
ン室外機1とドアホン室内機との間の通話回路が遮断さ
れた状態(呼出モード)にある。呼出音送出回路14に
呼出音信号が入力されると、駆動回路16により、ま
ず、変調・復調回路11とマイクロホン20との間が接
続状態となって、音声検出の待機状態となり、次に音声
検出回路17で住居人の言葉が検出された後に、増幅回
路13とスピーカ19とが接続される。このとき、ドア
ホン室外機1とドアホン室内機10との間の通話回路が
遮断された状態(呼出モード)にある。その後、来客と
住居人との通話が終了し、住居人が『ちょっと待って下
さい』等の予め登録された言葉を話したときは、音声検
出回路17がその声を検出し、スイッチ回路15では、
変調・復調回路11とマイクロホン20とを遮断状態と
なり、スピーカ19が増幅回路13から呼出音送出回路
14に切り換えらえる(呼出モード)。また、音声検出
回路17がその声を検出できないときは、予め定められ
たタイマ回路24の設定時間後に、相互通話モードから
呼出モードに切り替わる。
【0025】次に、このドアホンシステムの動作につい
て説明する。来客があると、ドアホン室内機10では、
呼出音を発生させて来客を住居人に伝える(音声検出の
待機状態)とともに、スイッチ回路15により、変調・
復調回路11とマイクロホン20が接続される。住居人
は『は〜い』と返事をすると、この声はドアホン室外機
1から来客に伝わる。また、その声は音声検出回路40
はその言葉が予め登録されたものであれば、スイッチ回
路15により、ドアホン室外機1とドアホン室内機10
との間の通話回路を遮断する呼出モードから、ドアホン
室外機1とドアホン室内機10との間の通話回路を接続
する相互通話モードに切り換える。また、相互通話が終
了した時は、『ちょっと待って下さい』等の予め登録さ
れた言葉を住居人が話すことにより、音声検出回路40
でドアホン室外機1とドアホン室内機10との間の接続
状態を、相互通話モードから呼出モードに切り換え、相
互通話を終了する。このように、この第2実施例の構成
によれば、上記第1実施例の効果とほぼ同様の効果を得
ることができる。加えて、住居人が所定の言葉を発する
ことにより、相互通話を終了させることができる。
【0026】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。上述の実施例にお
いては、ドアホン室内機10の前面パネルにスピーカ1
9とマイクロホン20aとを取り付けた場合について述
べたが、これに限らず、例えば、図7に示すように、ス
ピーカ19のみを前面パネルに設置し、マイクロホン2
0aはケース底面に設置するようにしても良い。このよ
うにすれば、スピーカ19からの出力音がマイクロホン
20aに混入することを回避できる。また、ドアホン室
内機10の前面パネルにスピーカ19とマイクロホン2
0aとを取り付けた場合でも、フィルタ回路をマイクロ
ホン20aの入力側に設けることにより、スピーカ19
からの出力音がマイクロホン20aに混入することを回
避できる。例えば、上記実施例において、音声を検出し
て相互通話ができる機能をドアホン室内機に設けた例に
ついて説明したが、これに限らずドアホン室外機に設け
てもよい。この場合、ドアホン室外機は、来客の音声を
音声検出回路等で検出し、ドアホン室内機から呼出音で
話者に伝える。そして、その後ドアホン室外機とドアホ
ン室内機とを接続して、相互通話を可能とする。音声検
出回路が検出する音声の音声帯域幅を300Hz〜3.
5KHzとして説明してきたが、この範囲に限るもので
はなく、人の音声の音声帯域幅(約100Hz〜7KH
z)の範囲で自由に設定できる。また、呼出音について
は、ピンポン音を発生するものに限らず、メロディ音を
発生させるものや、音声で知らせるものでも良い。さら
にまた、ドアホン室内機から発する呼出音については、
住居人に来客を伝えることができればよいので、音の代
わりに、光の点滅で呼び出すようにしてもよい。このよ
うにすれば、音に耳を傾けなくても、光の点滅で呼び出
しを知覚できるので、老人や耳の不自由な人にも有用で
ある。また、ドアホン室内機は、ドアホン室外機との間
で相互通話のみを行うドアホン専用機に限らず、宅内交
換機を備え、外線電話、内線電話、火災報知、ガス漏れ
報知並びにドアホン通話を行うことができる多機能電話
装置でもよい。加えて、複数のドアホン室内機のうち、
任意の一つをドアホン室内親機とし、他を、ドアホン室
内親機によって制御されるドアホン室内子機としてもよ
い。また、上述の実施例では、人が発する音声を検出す
る例について説明したが、ドアホン室内機が配置してい
る場所の床面が、人が歩くと音がする場合は、住居人が
ドアホン室内機に近づく足音(生活音)や、住居人がド
アホン室内機から遠ざかる足音を、床面近くに配置した
マイクロホンで検出して、ドアホン室外機とドアホン室
内機との間の通話回路の接続や遮断を行うことも可能で
ある。すなわち、ドアホン室内機に住居人が近づくとき
は、呼出モードから相互通話モードに切り換えて上記通
話回路を接続し、ドアホン室内機から住居人が遠ざかる
ときは、相互通話モードから呼出モードに切り換えて上
記通話回路を遮断する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、上記請求項1記載
の構成によれば、来客時に、ドアホン室内機からの呼出
音に住居人が応答すると、その音声により、ドアホン室
外機とドアホン室内機との間が相互通話できるような構
成としたので、住居人は、ドアホン室内機に全く触れる
ことなく、速く確実に相互通話ができる。また、人の音
声を検出して相互通話状態にするようにしているので、
赤外線センサ素子等の人体検出センサを用いたもののよ
うに、ペット等を誤検出して動作して、相互通話状態に
なるようなことがない。また、請求項2記載の構成によ
れば、住居人が話す言葉の内容を検出して、ドアホン室
外機とドアホン室内機との間が相互通話できるような構
成としたので、住居人は、ドアホン室内機に全く触れる
ことなく、速く確実に相互通話ができる。また、音の検
出を人が話す言葉の内容で行っているため、上記請求項
1記載の構成よりも、住居人を確実に検出できる。ま
た、請求項3記載の構成によれば、音を所定時間検出し
ない場合に、相互通話モードから呼出モードに切り換え
るような構成としたので、住居人が、客と住居人の相互
通話後に、手をドアホン室内機の本体に触れることな
く、相互通話を終了できる。さらにまた、請求項4記載
の構成によれば、人の話す言葉が所定の言葉である場合
に、相互通話モードから呼出モードに切り換えるような
構成としたので、住居人が、客と住居人の相互通話後
に、手をドアホン室内機の本体に触れることなく、相互
通話状態を終了させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例であるドアホンシステム
のシステム構成を示す回路ブロック図である。
【図2】同ドアホンシステムのドアホン室外機の回路ブ
ロック図である。
【図3】同ドアホンシステムにおけるドアホン室内機の
外観を示す外観図である。
【図4】同ドアホンシステムにおけるドアホン室内機の
音声検出回路の概略回路構成を示す回路ブロック図であ
る。
【図5】同ドアホンシステムの制御動作を示すフローチ
ャートである。
【図6】この発明の第2実施例であるドアホンシステム
の音声検出回路(ドアホン室内機)の概略回路構成を示
す回路ブロック図である。
【図7】図3と同様の外観図であり、異なる位置にマイ
クロホンが設けられた例を示す図である。
【符号の説明】
1 ドアホン室外機 10 ドアホン室内機 15 スイッチ回路(モード切換手段) 16 駆動回路(モード切換手段) 18 制御回路(制御手段) 24 タイマ回路(モード切換手段) 17,40 音声検出回路(人音検出手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玄関先又は門扉に設置されるドアホン室
    外機と、住宅内に設置されるドアホン室内機との間で相
    互通話を行うドアホンシステムであって、 前記ドアホン室内機には、人の音声又は生活音を検出す
    る人音検出手段と、前記ドアホン室内機とドアホン室外
    機との間の状態を、人を呼び出す呼出モード又は相互で
    通話を行う相互通話モードに切り換えるモード切換手段
    と、来客時、前記ドアホン室外機からドアホン室内機に
    向けて呼出信号が送出された後に、前記人音検出手段に
    よって人の音声又は生活音が検出されると、前記モード
    切換手段を制御して、呼出モードから相互通話モードに
    切り換える制御手段とを備えてなることを特徴とするド
    アホンシステム。
  2. 【請求項2】 玄関先又は門扉に設置されるドアホン室
    外機と、住宅内に設置されるドアホン室内機との間で相
    互通話を行うドアホンシステムであって、 前記ドアホン室内機には、人が話す言葉の内容を検出す
    る人音検出手段と、前記ドアホン室内機とドアホン室外
    機との間の状態を、人を呼び出す呼出モード又は相互で
    通話を行う相互通話モードに切り換えるモード切換手段
    と、来客時、前記ドアホン室外機からドアホン室内機に
    向けて呼出信号が送出された後に、前記人音検出手段に
    よって人の所定の言葉が検出されると、前記モード切換
    手段を制御して、呼出モードから相互通話モードに切り
    換える制御手段とを備えてなることを特徴とするドアホ
    ンシステム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、相互通話モード状態の
    ときに、前記人音検出手段において人の音声又は生活音
    が検出されているか否かを常時監視し、前記人の音声又
    は生活音を所定の時間検出しない場合に、 前記モード切換手段を制御して、相互通話モードから呼
    出モードに切り換えることを特徴とする請求項1又は2
    記載のドアホンシステム。
  4. 【請求項4】 玄関先又は門扉に設置されるドアホン室
    外機と、住宅内に設置されるドアホン室内機との間で相
    互通話を行うドアホンシステムであって、 前記ドアホン室内機には、人の音声を検出する人音検出
    手段と、前記ドアホン室内機とドアホン室外機との間の
    状態を、人を呼び出す呼出モード又は相互で通話を行う
    相互通話モードに切り換えるモード切換手段と、来客
    時、前記ドアホン室外機からドアホン室内機に向けて呼
    出信号が送出された後に、前記人音検出手段によって人
    の音声が検出されると、前記モード切換手段を制御し
    て、呼出モードから相互通話モードに切り換えるととも
    に、前記人音検出手段で音声が検出されているか否かを
    常時監視し、前記音声から所定の言葉が検出されると、
    前記モード切換手段を制御して、相互通話モードから呼
    出モードに切り換える制御手段とを備えてなることを特
    徴とするドアホンシステム。
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