JPH07227395A - 超音波診断治療システム - Google Patents
超音波診断治療システムInfo
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- JPH07227395A JPH07227395A JP6257158A JP25715894A JPH07227395A JP H07227395 A JPH07227395 A JP H07227395A JP 6257158 A JP6257158 A JP 6257158A JP 25715894 A JP25715894 A JP 25715894A JP H07227395 A JPH07227395 A JP H07227395A
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- treatment
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 体腔内に挿入して深部臓器の超音波による診
断及び高温治療を行うのに適した超音波診断治療システ
ムを提供すること。 【構成】 体腔内に挿入可能な細長の挿入部21の先端
側に、湾曲自在の湾曲部23と、この湾曲部23に隣接
した先端部22とを設け、この先端部22の内部には長
手方向に2つの凹面集束型の治療用超音波振動子50を
配置すると共に、治療用超音波振動子50の間の中央位
置に観測用の超音波振動子部分53が位置するように観
測用細径超音波プローブ52を収納して超音波プローブ
を構成した。
断及び高温治療を行うのに適した超音波診断治療システ
ムを提供すること。 【構成】 体腔内に挿入可能な細長の挿入部21の先端
側に、湾曲自在の湾曲部23と、この湾曲部23に隣接
した先端部22とを設け、この先端部22の内部には長
手方向に2つの凹面集束型の治療用超音波振動子50を
配置すると共に、治療用超音波振動子50の間の中央位
置に観測用の超音波振動子部分53が位置するように観
測用細径超音波プローブ52を収納して超音波プローブ
を構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、体腔内において超音
波診断と集束超音波による治療とを行う超音波プローブ
を有する超音波診断治療システムに関する。
波診断と集束超音波による治療とを行う超音波プローブ
を有する超音波診断治療システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、超音波振動子から生体組織内に
超音波パルスを繰り返し送信し、生体組織から反射され
る超音波パルスのエコーを、同一あるいは別体に設けた
超音波振動子で受信して、この超音波パルスを送受信す
る方向を徐々にずらすことによって、生体内の複数の方
向から収集した情報を可視像の超音波断層画像として表
示する超音波診断装置が、従来より種々提案されてい
る。
超音波パルスを繰り返し送信し、生体組織から反射され
る超音波パルスのエコーを、同一あるいは別体に設けた
超音波振動子で受信して、この超音波パルスを送受信す
る方向を徐々にずらすことによって、生体内の複数の方
向から収集した情報を可視像の超音波断層画像として表
示する超音波診断装置が、従来より種々提案されてい
る。
【0003】これらの超音波診断装置は、体外式超音波
プローブによるものが一般的であるが、内視鏡に組み合
わせたものや、細径の超音波プローブ、体腔内に挿入す
る体腔内超音波プローブ等の体内式超音波プローブも広
く用いられている。
プローブによるものが一般的であるが、内視鏡に組み合
わせたものや、細径の超音波プローブ、体腔内に挿入す
る体腔内超音波プローブ等の体内式超音波プローブも広
く用いられている。
【0004】一方、結石破砕装置や超音波温熱治療装置
等、集束した超音波により種々の治療を行う超音波治療
装置も種々提案されている。これらの超音波による治療
装置の中には、集束した高強度の超音波により癌細胞な
どの生体組織を瞬時に高温焼灼して治療する超音波高温
治療装置がある。
等、集束した超音波により種々の治療を行う超音波治療
装置も種々提案されている。これらの超音波による治療
装置の中には、集束した高強度の超音波により癌細胞な
どの生体組織を瞬時に高温焼灼して治療する超音波高温
治療装置がある。
【0005】この超音波高温治療装置は、高強度の集束
超音波を得るため、大きな開口の超音波振動子を有する
体外アプリケータから目的部位に集束させるもののほか
に、比較的小型の超音波振動子を内蔵し、直腸に挿入し
て肥大した前立腺を治療する体腔内プローブも知られて
いる。
超音波を得るため、大きな開口の超音波振動子を有する
体外アプリケータから目的部位に集束させるもののほか
に、比較的小型の超音波振動子を内蔵し、直腸に挿入し
て肥大した前立腺を治療する体腔内プローブも知られて
いる。
【0006】また、これらの超音波高温治療装置には、
深部治療部位(焦点)の位置決めを行うための位置決め
手段として、例えば超音波断層像を得る超音波診断装置
等が組み合わされている。したがって、前記体外アプリ
ケータや体腔内プローブに焦点位置決め用の診断用超音
波振動子が内蔵されているものもある。
深部治療部位(焦点)の位置決めを行うための位置決め
手段として、例えば超音波断層像を得る超音波診断装置
等が組み合わされている。したがって、前記体外アプリ
ケータや体腔内プローブに焦点位置決め用の診断用超音
波振動子が内蔵されているものもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の超音
波高温治療装置、特に体腔内プローブを直腸内に挿入し
前立腺を治療するようなものにおいては、プローブが太
く、硬性であるため、その適用が極めて限られ、直腸以
外の管腔に挿入して治療することが困難である。したが
って、上部消化管,下部消化管,腹腔などに挿入して超
音波による診断並びに高温治療を行うことが非常に難し
いという問題点があった。
波高温治療装置、特に体腔内プローブを直腸内に挿入し
前立腺を治療するようなものにおいては、プローブが太
く、硬性であるため、その適用が極めて限られ、直腸以
外の管腔に挿入して治療することが困難である。したが
って、上部消化管,下部消化管,腹腔などに挿入して超
音波による診断並びに高温治療を行うことが非常に難し
いという問題点があった。
【0008】本発明は、従来の超音波高温治療装置にお
ける上記問題点を解消するためになされたものであり、
上部消化管,下部消化管,腹腔などの体腔内に挿入し
て、深部臓器の超音波による診断並びに高温治療を行う
ことが容易な超音波プローブを有する超音波診断治療シ
ステムを提供することを目的とする。
ける上記問題点を解消するためになされたものであり、
上部消化管,下部消化管,腹腔などの体腔内に挿入し
て、深部臓器の超音波による診断並びに高温治療を行う
ことが容易な超音波プローブを有する超音波診断治療シ
ステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】上記問題点を
解決するために、本発明は、体腔内に挿入可能な細管を
有する超音波診断治療システムにおいて、前記細管が湾
曲部を備え、前記細管の先端部に超音波診断画像を得る
ための超音波振動子と、超音波治療のための集束型超音
波振動子とを具備するものである。
解決するために、本発明は、体腔内に挿入可能な細管を
有する超音波診断治療システムにおいて、前記細管が湾
曲部を備え、前記細管の先端部に超音波診断画像を得る
ための超音波振動子と、超音波治療のための集束型超音
波振動子とを具備するものである。
【0010】このように構成した超音波診断治療システ
ムにおいては、体腔内に挿入可能で湾曲部を有する細管
の先端部に、超音波診断画像を得るための超音波振動子
と、超音波治療のための集束型超音波振動子を備えてい
るので、体腔内に細管を挿入して体腔内深部の超音波診
断画像下での超音波治療を行うことが可能となる。
ムにおいては、体腔内に挿入可能で湾曲部を有する細管
の先端部に、超音波診断画像を得るための超音波振動子
と、超音波治療のための集束型超音波振動子を備えてい
るので、体腔内に細管を挿入して体腔内深部の超音波診
断画像下での超音波治療を行うことが可能となる。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例を具体的に説明する。図
1ないし図5は本発明の第1実施例に係り、図1
(A)、(B)は腹腔内用超音波プローブの外観を平面
図及び側面図で示し、図2は第1実施例の超音波診断治
療システムの全体構成を示し、図3は超音波プローブの
先端側の構成を示し、図4は第1実施例の使用態様を示
し、図5は観察及び治療のための超音波送出の様子を示
す。
1ないし図5は本発明の第1実施例に係り、図1
(A)、(B)は腹腔内用超音波プローブの外観を平面
図及び側面図で示し、図2は第1実施例の超音波診断治
療システムの全体構成を示し、図3は超音波プローブの
先端側の構成を示し、図4は第1実施例の使用態様を示
し、図5は観察及び治療のための超音波送出の様子を示
す。
【0012】(第1実施例)図2に示すように第1実施
例の超音波診断治療システム1は、超音波による観測及
び治療を行うための(観測用超音波振動子53及び治療
用超音波振動子50からなる)超音波観測治療手段を備
えた超音波プローブ20と、この超音波プローブ20に
内蔵された観測用超音波振動子53に対する信号処理を
行う信号処理手段と、治療用超音波振動子50を駆動す
る駆動手段とを内蔵した超音波診断治療装置2と、観測
用超音波振動子53に対する信号処理により生成した超
音波映像信号を表示する表示手段としてのカラーモニタ
3と、超音波プローブ20の先端部22に着脱自在のバ
ルーン40に超音波伝達媒体を供給する伝達媒体注入器
4とから構成される。
例の超音波診断治療システム1は、超音波による観測及
び治療を行うための(観測用超音波振動子53及び治療
用超音波振動子50からなる)超音波観測治療手段を備
えた超音波プローブ20と、この超音波プローブ20に
内蔵された観測用超音波振動子53に対する信号処理を
行う信号処理手段と、治療用超音波振動子50を駆動す
る駆動手段とを内蔵した超音波診断治療装置2と、観測
用超音波振動子53に対する信号処理により生成した超
音波映像信号を表示する表示手段としてのカラーモニタ
3と、超音波プローブ20の先端部22に着脱自在のバ
ルーン40に超音波伝達媒体を供給する伝達媒体注入器
4とから構成される。
【0013】図1に示すように超音波プローブ20は体
腔内に挿入できるように細い管(つまり細管)状になっ
た挿入部21と、この挿入部21の後端に形成され、術
者が把持する第1の把持部32と、この把持部32の後
方に隣接して形成され、湾曲操作を行う太幅の操作部3
0と、この操作部30の後方に隣接して形成された第2
の把持部33と、この把持部33から延出されたコード
34を有する。図2に示すようにコード34の端部に設
けたコネクタ5を超音波診断治療装置2に着脱自在で接
続することができる。
腔内に挿入できるように細い管(つまり細管)状になっ
た挿入部21と、この挿入部21の後端に形成され、術
者が把持する第1の把持部32と、この把持部32の後
方に隣接して形成され、湾曲操作を行う太幅の操作部3
0と、この操作部30の後方に隣接して形成された第2
の把持部33と、この把持部33から延出されたコード
34を有する。図2に示すようにコード34の端部に設
けたコネクタ5を超音波診断治療装置2に着脱自在で接
続することができる。
【0014】この実施例における挿入部21は、観測用
超音波振動子と凹面集束型の治療用超音波振動子を内蔵
する先端部22と、この先端部22の後端に隣接して形
成された湾曲自在の湾曲部23と、この湾曲部23の後
端から第1の把持部32の前端に至る長尺で、硬性の挿
入管24とから構成される。
超音波振動子と凹面集束型の治療用超音波振動子を内蔵
する先端部22と、この先端部22の後端に隣接して形
成された湾曲自在の湾曲部23と、この湾曲部23の後
端から第1の把持部32の前端に至る長尺で、硬性の挿
入管24とから構成される。
【0015】そして前記操作部30に設けられた湾曲操
作ノブ31を回動する操作を行うことにより、湾曲部2
3を上下、左右の任意の方向に湾曲することができる。
作ノブ31を回動する操作を行うことにより、湾曲部2
3を上下、左右の任意の方向に湾曲することができる。
【0016】また、先端部22には音響カップリングを
果たす超音波伝達媒体7を封入するバルーン40が装着
可能で、超音波伝達媒体7は第2の把持部33に設けた
注入ポート35に接続されるチューブ6を介して注入器
4から超音波伝達媒体7を注入可能であり、注入ポート
35に注入された伝達媒体7は超音波プローブ20内の
管路8を介してバルーン40内に供給されるようになっ
ている。
果たす超音波伝達媒体7を封入するバルーン40が装着
可能で、超音波伝達媒体7は第2の把持部33に設けた
注入ポート35に接続されるチューブ6を介して注入器
4から超音波伝達媒体7を注入可能であり、注入ポート
35に注入された伝達媒体7は超音波プローブ20内の
管路8を介してバルーン40内に供給されるようになっ
ている。
【0017】観測用超音波振動子53に接続された信号
線12は挿入部21内では例えばシャフト9内に挿通さ
れ、シャフト9の後端の回転支持部でシャフト9の外に
延出され、コード34内を経て超音波治療診断装置2内
の送信パルス発生回路13及び受信処理回路14に接続
される。送信パルス発生回路13は観測用超音波を出射
(送波)させるための送信パルスを発生し、信号線12
を介して観測用超音波振動子53に印加し、この観測用
超音波振動子53を励振させて観測用超音波を放射状に
出射させる。
線12は挿入部21内では例えばシャフト9内に挿通さ
れ、シャフト9の後端の回転支持部でシャフト9の外に
延出され、コード34内を経て超音波治療診断装置2内
の送信パルス発生回路13及び受信処理回路14に接続
される。送信パルス発生回路13は観測用超音波を出射
(送波)させるための送信パルスを発生し、信号線12
を介して観測用超音波振動子53に印加し、この観測用
超音波振動子53を励振させて観測用超音波を放射状に
出射させる。
【0018】音響インピーダンスの異なる部位で反射さ
れ、観測用超音波振動子53で受信された超音波は観測
用超音波振動子53で電気信号に変換され、信号線12
を経て受信処理回路14で信号処理されて映像信号に変
換される。この映像信号はデジタルスキャンコンバータ
(DSCと略記)15により標準的な映像信号に変換さ
れ、カラーモニタ3に入力され、カラーモニタ3の表示
面に超音波断層画像43が表示される。
れ、観測用超音波振動子53で受信された超音波は観測
用超音波振動子53で電気信号に変換され、信号線12
を経て受信処理回路14で信号処理されて映像信号に変
換される。この映像信号はデジタルスキャンコンバータ
(DSCと略記)15により標準的な映像信号に変換さ
れ、カラーモニタ3に入力され、カラーモニタ3の表示
面に超音波断層画像43が表示される。
【0019】また、超音波診断治療装置2内には治療用
超音波振動子50の集束位置(或いは集束点)62に対
応する画像位置に焦点マーカ64を表示するための焦点
マーカ発生回路44が設けてあり、このマーカ信号は混
合器45でDSC15から出力される映像信号にスーパ
インポーズされ、カラーモニタ3の表示面に超音波断層
画像43と共に表示される。
超音波振動子50の集束位置(或いは集束点)62に対
応する画像位置に焦点マーカ64を表示するための焦点
マーカ発生回路44が設けてあり、このマーカ信号は混
合器45でDSC15から出力される映像信号にスーパ
インポーズされ、カラーモニタ3の表示面に超音波断層
画像43と共に表示される。
【0020】モータ10の回転軸にはロータリエンコー
ダ16が取り付けられ、このロータリエンコーダ16に
より回転軸の回転量、つまり観測用超音波振動子53の
スキャン方向の角度を検出する。このロータリエンコー
ダ16で検出された回転量(回転角)に対応する角度信
号はコード34内の信号線を経て超音波治療診断装置2
内のコントローラ17に入力される。
ダ16が取り付けられ、このロータリエンコーダ16に
より回転軸の回転量、つまり観測用超音波振動子53の
スキャン方向の角度を検出する。このロータリエンコー
ダ16で検出された回転量(回転角)に対応する角度信
号はコード34内の信号線を経て超音波治療診断装置2
内のコントローラ17に入力される。
【0021】このコントローラ17は角度信号に応じて
送信パルス発生回路13から出力される送信パルスのタ
イミング及び受信処理回路14の信号処理のタイミング
を制御するタイミング信号を出力する。
送信パルス発生回路13から出力される送信パルスのタ
イミング及び受信処理回路14の信号処理のタイミング
を制御するタイミング信号を出力する。
【0022】先端部22に内蔵された凹面集束型の治療
用超音波振動子50も挿入部21内等を挿通された信号
線18と接続され、この信号線18は超音波治療診断装
置2内の駆動信号発生回路19と接続される。この駆動
信号発生回路19は治療用超音波振動子50を駆動する
駆動信号を発生する。
用超音波振動子50も挿入部21内等を挿通された信号
線18と接続され、この信号線18は超音波治療診断装
置2内の駆動信号発生回路19と接続される。この駆動
信号発生回路19は治療用超音波振動子50を駆動する
駆動信号を発生する。
【0023】この駆動信号は観測用超音波振動子53を
駆動する送信パルスの信号レベルより大きい信号レベル
であり、かつ治療用超音波振動子50は観測用超音波振
動子53の面積サイズよりはるかに大きい凹面形状にさ
れ、この凹面形状の各部は設定された集束点を中心とす
る曲率半径の球面上に存在するように形成されている。
駆動する送信パルスの信号レベルより大きい信号レベル
であり、かつ治療用超音波振動子50は観測用超音波振
動子53の面積サイズよりはるかに大きい凹面形状にさ
れ、この凹面形状の各部は設定された集束点を中心とす
る曲率半径の球面上に存在するように形成されている。
【0024】そして、この凹面形状の治療用超音波振動
子50から出射される治療用超音波ビームは凹面状の波
面を形成して凹面中央に対向する方向に進行し、かつ進
行と共に、超音波ビームが次第に集束され、集束点で最
も超音波ビームのエネルギが高くなるように設定されて
いる。従って、この集束点を病変組織に設定した状態で
治療用超音波振動子50に駆動信号を印加することによ
って、病変組織を集束された超音波ビームで焼灼して壊
死させる治療処置を行うことができるようにしている。
子50から出射される治療用超音波ビームは凹面状の波
面を形成して凹面中央に対向する方向に進行し、かつ進
行と共に、超音波ビームが次第に集束され、集束点で最
も超音波ビームのエネルギが高くなるように設定されて
いる。従って、この集束点を病変組織に設定した状態で
治療用超音波振動子50に駆動信号を印加することによ
って、病変組織を集束された超音波ビームで焼灼して壊
死させる治療処置を行うことができるようにしている。
【0025】また、コントローラ17には例えばキーボ
ード26及びフットスイッチ27とが接続されており、
キーボード26からのレベル設定のキー入力を行うこと
により駆動信号発生回路19から出力される駆動信号の
レベルを可変設定することができる。
ード26及びフットスイッチ27とが接続されており、
キーボード26からのレベル設定のキー入力を行うこと
により駆動信号発生回路19から出力される駆動信号の
レベルを可変設定することができる。
【0026】また、フットスイッチ27を踏んでスイッ
チをON或いはOFFすることにより、コントローラ1
7は駆動信号発生回路19から駆動信号の出力或いは出
力停止を行うことができる。
チをON或いはOFFすることにより、コントローラ1
7は駆動信号発生回路19から駆動信号の出力或いは出
力停止を行うことができる。
【0027】図2に示すように湾曲部23はほぼリング
形状の駒28,28,…が挿入部21の長手方向に回動
自在に連結されている。先端の駒28には湾曲操作用の
ワイヤ29、29が溶接などで固着され、湾曲部23後
方の挿入部21内を挿通されたこれらワイヤ29、29
の後端は、湾曲操作ノブ31の基端が取り付けられた回
転部材37に固定され、湾曲機構が構成されている。そ
して、湾曲操作ノブ31を回動する操作を行うことによ
り、回転部材37が回転し、この回転と共に対のワイヤ
29、29の一方が牽引され(或いは引っ張られ)、他
方が弛緩され(或いは繰り出され)て対のワイヤ29、
29が進退(或いは前後に)移動し、牽引された側に湾
曲部23の駒28を湾曲させることができる。
形状の駒28,28,…が挿入部21の長手方向に回動
自在に連結されている。先端の駒28には湾曲操作用の
ワイヤ29、29が溶接などで固着され、湾曲部23後
方の挿入部21内を挿通されたこれらワイヤ29、29
の後端は、湾曲操作ノブ31の基端が取り付けられた回
転部材37に固定され、湾曲機構が構成されている。そ
して、湾曲操作ノブ31を回動する操作を行うことによ
り、回転部材37が回転し、この回転と共に対のワイヤ
29、29の一方が牽引され(或いは引っ張られ)、他
方が弛緩され(或いは繰り出され)て対のワイヤ29、
29が進退(或いは前後に)移動し、牽引された側に湾
曲部23の駒28を湾曲させることができる。
【0028】図3に示すようにこの実施例では先端部2
2のほぼ中央部に形成した超音波観測手段内蔵部51′
には、一般的な観測用細径超音波プローブ52の超音波
振動子部分53′が内蔵されている(図2では観測用細
径超音波プローブ52の内部構造で示し、観測用超音波
振動子53が観測用超音波振動子収納部51内に内蔵さ
れている)。この観測用超音波収納部51の両側の各治
療用超音波振動子収納部57内には治療用超音波振動子
50が内蔵されている。
2のほぼ中央部に形成した超音波観測手段内蔵部51′
には、一般的な観測用細径超音波プローブ52の超音波
振動子部分53′が内蔵されている(図2では観測用細
径超音波プローブ52の内部構造で示し、観測用超音波
振動子53が観測用超音波振動子収納部51内に内蔵さ
れている)。この観測用超音波収納部51の両側の各治
療用超音波振動子収納部57内には治療用超音波振動子
50が内蔵されている。
【0029】超音波観測手段内蔵部51′には、一般的
な観測用細径超音波プローブ52の超音波振動子部分5
3が内蔵されている。この観測用細径超音波プローブ5
2はメカニカルセクタスキャン型或いはメカニカルラジ
アルスキャン型の観測プローブである。また、前記凹面
集束型振動子50の放射面が面する先端部22の内部空
間、並びに超音波観測手段内蔵部51′内には超音波伝
達媒体7が封入され、超音波送出用窓を経て超音波を送
出できるようにしている。
な観測用細径超音波プローブ52の超音波振動子部分5
3が内蔵されている。この観測用細径超音波プローブ5
2はメカニカルセクタスキャン型或いはメカニカルラジ
アルスキャン型の観測プローブである。また、前記凹面
集束型振動子50の放射面が面する先端部22の内部空
間、並びに超音波観測手段内蔵部51′内には超音波伝
達媒体7が封入され、超音波送出用窓を経て超音波を送
出できるようにしている。
【0030】さらにこの実施例では観測用超音波振動子
53による超音波走査範囲或いは超音波観測領域範囲6
0(図5参照)内の所定の位置に治療用超音波振動子5
0による集束点62(図5参照)が位置するような位置
決め手段として観測用超音波振動子53及び治療用超音
波振動子50の相対的な位置決めが予め行われている。
53による超音波走査範囲或いは超音波観測領域範囲6
0(図5参照)内の所定の位置に治療用超音波振動子5
0による集束点62(図5参照)が位置するような位置
決め手段として観測用超音波振動子53及び治療用超音
波振動子50の相対的な位置決めが予め行われている。
【0031】具体的には図2或いは図3に示すように凹
面型治療用超音波振動子50を長手方向に2等分割し
て、長手方向に少しのスペースが形成されるように(長
手方向に左右)対称的に配置し、その間のスペース部分
に観測用超音波振動子51を配置している。そして、例
えば、観測用超音波振動子51による超音波走査範囲6
0の中央角度で超音波が放射される放射線上に集束点6
2が位置するようにメカニカルな位置決めが予め行われ
ている。
面型治療用超音波振動子50を長手方向に2等分割し
て、長手方向に少しのスペースが形成されるように(長
手方向に左右)対称的に配置し、その間のスペース部分
に観測用超音波振動子51を配置している。そして、例
えば、観測用超音波振動子51による超音波走査範囲6
0の中央角度で超音波が放射される放射線上に集束点6
2が位置するようにメカニカルな位置決めが予め行われ
ている。
【0032】従って、上記焦点マーカ64はメカニカル
に設定された観測用超音波振動子53及び治療用超音波
振動子50の相対的な位置決め状態に対応して、超音波
走査範囲60に対応する超音波断層画像43上で集束点
62の位置が確認できるように(集束点62に対応する
画像上での)焦点マーカ64を表示するようにしてい
る。なお、観測超音波振動子53及び治療兼用超音波振
動子50は後述する図18(b)に示す断面構造と殆ど
同じ構造でそれぞれ形成できる。
に設定された観測用超音波振動子53及び治療用超音波
振動子50の相対的な位置決め状態に対応して、超音波
走査範囲60に対応する超音波断層画像43上で集束点
62の位置が確認できるように(集束点62に対応する
画像上での)焦点マーカ64を表示するようにしてい
る。なお、観測超音波振動子53及び治療兼用超音波振
動子50は後述する図18(b)に示す断面構造と殆ど
同じ構造でそれぞれ形成できる。
【0033】以上のように構成された超音波プローブ2
0は、図4に示すように、気腹された腹腔内にトラカー
ルを介して挿入され、湾曲操作を行いながら先端部22
を治療する臓器の表面に接触させる。次に、超音波診断
治療測装置2の送信パルス発生回路13からの送信パル
スを観測用細径超音波プローブ52の観測用超音波振動
子53に印加して観測用超音波を臓器側に出射する。
0は、図4に示すように、気腹された腹腔内にトラカー
ルを介して挿入され、湾曲操作を行いながら先端部22
を治療する臓器の表面に接触させる。次に、超音波診断
治療測装置2の送信パルス発生回路13からの送信パル
スを観測用細径超音波プローブ52の観測用超音波振動
子53に印加して観測用超音波を臓器側に出射する。
【0034】この場合、観測用超音波振動子53はモー
タ10により例えば設定された角度内で往復回転される
ことによって、図5の符号60で示す超音波観測領域範
囲で超音波が断続的に放射されると共に、反射超音波が
観測用超音波振動子53で受信され、電気信号に変換さ
れる。超音波観測領域範囲60で送信及び受信された信
号は受信処理回路14で信号処理され、図2に示すよう
にDSC15を経てカラーモニタ3の表示面に臓器内部
の超音波による断層画像、つまり超音波断層画像43と
して描出されることになる。
タ10により例えば設定された角度内で往復回転される
ことによって、図5の符号60で示す超音波観測領域範
囲で超音波が断続的に放射されると共に、反射超音波が
観測用超音波振動子53で受信され、電気信号に変換さ
れる。超音波観測領域範囲60で送信及び受信された信
号は受信処理回路14で信号処理され、図2に示すよう
にDSC15を経てカラーモニタ3の表示面に臓器内部
の超音波による断層画像、つまり超音波断層画像43と
して描出されることになる。
【0035】そして、超音波診断画像43上に病変部6
3が描出されるように先端部22を移動などする。そし
て、超音波診断画像43上に病変部63が描出されるよ
うになったら、診断画像43上にスーパインポーズして
表示されている焦点マーカ64を病変部の位置に合わせ
る或いは重なるように湾曲部23の湾曲或いは先端部2
2の位置調整等して位置決め設定を行う。
3が描出されるように先端部22を移動などする。そし
て、超音波診断画像43上に病変部63が描出されるよ
うになったら、診断画像43上にスーパインポーズして
表示されている焦点マーカ64を病変部の位置に合わせ
る或いは重なるように湾曲部23の湾曲或いは先端部2
2の位置調整等して位置決め設定を行う。
【0036】この位置決め設定の後、駆動信号発生回路
19により必要な強度の治療用集束超音波を凹面集束型
振動子50から照射する。この高強度治療用超音波によ
り焦点位置の病変部63は急激に温度上昇し、病変組織
を焼灼することができる。
19により必要な強度の治療用集束超音波を凹面集束型
振動子50から照射する。この高強度治療用超音波によ
り焦点位置の病変部63は急激に温度上昇し、病変組織
を焼灼することができる。
【0037】この焼灼による組織の蛋白質変性の様子を
超音波診断画像43上で観測しながら、病変細胞の壊死
を起こすのに必要なだけの蛋白質変性が進むまで、高強
度治療用超音波照射する。その後に、高強度治療用超音
波の照射を停止し、治療の達成度を超音波診断画像43
上で確認し、不十分な場合は追加照射を、別の部分への
照射が必要な場合は先と同様にして治療を続け、全ての
治療を終了させる。
超音波診断画像43上で観測しながら、病変細胞の壊死
を起こすのに必要なだけの蛋白質変性が進むまで、高強
度治療用超音波照射する。その後に、高強度治療用超音
波の照射を停止し、治療の達成度を超音波診断画像43
上で確認し、不十分な場合は追加照射を、別の部分への
照射が必要な場合は先と同様にして治療を続け、全ての
治療を終了させる。
【0038】主に図2を参照して説明したが、図5にも
この様子を模擬的に示している。図6に示すように、超
音波観測領域60内に病変部63を捕らえた後、治療用
超音波振動子50による治療用集束超音波ビーム61内
の集束点62が病変部63に位置するよう、超音波診断
画像43上に表示される焦点マーカー64と病変部63
の超音波像を参考にして、超音波プローブ20の位置を
湾曲操作などにより設定する。
この様子を模擬的に示している。図6に示すように、超
音波観測領域60内に病変部63を捕らえた後、治療用
超音波振動子50による治療用集束超音波ビーム61内
の集束点62が病変部63に位置するよう、超音波診断
画像43上に表示される焦点マーカー64と病変部63
の超音波像を参考にして、超音波プローブ20の位置を
湾曲操作などにより設定する。
【0039】焦点の位置決めが完了した後、駆動信号発
生回路19により必要な強度の治療用集束超音波を凹面
集束型振動子50から照射し、この高強度治療用超音波
により病変部63の組織を焼灼する。
生回路19により必要な強度の治療用集束超音波を凹面
集束型振動子50から照射し、この高強度治療用超音波
により病変部63の組織を焼灼する。
【0040】以上のよう第1実施例によれば、超音波観
測機能及び超音波高温治療機能と、挿入及び湾曲機能を
有する超音波プローブにより、腹腔内に超音波プローブ
を挿入して、深部臓器の超音波診断画像を得られる状態
で、超音波高温治療を行うことができる。
測機能及び超音波高温治療機能と、挿入及び湾曲機能を
有する超音波プローブにより、腹腔内に超音波プローブ
を挿入して、深部臓器の超音波診断画像を得られる状態
で、超音波高温治療を行うことができる。
【0041】より具体的には超音波プローブは細長の挿
入部の先端側に、湾曲自在の湾曲部、観測用超音波振動
子及び治療用超音波振動子とをそれぞれ設けているの
で、湾曲部を湾曲させることにより焼灼対象部位側に観
測用超音波及び治療用超音波を照射できる状態に設定す
ることが容易にできる。また、観測用超音波による超音
波診断画像上の所定の位置に治療用超音波の集束点が表
示されるように焦点マーカを表示できるようにしている
ので、焦点マーカの位置に病変部などの焼灼対象部位を
設定して治療用超音波の照射により、その部位を焼灼で
きると共に、その部位の状態を超音波診断画像上で観察
できる。従って、適切な焼灼量で治療処置することが容
易にできる。
入部の先端側に、湾曲自在の湾曲部、観測用超音波振動
子及び治療用超音波振動子とをそれぞれ設けているの
で、湾曲部を湾曲させることにより焼灼対象部位側に観
測用超音波及び治療用超音波を照射できる状態に設定す
ることが容易にできる。また、観測用超音波による超音
波診断画像上の所定の位置に治療用超音波の集束点が表
示されるように焦点マーカを表示できるようにしている
ので、焦点マーカの位置に病変部などの焼灼対象部位を
設定して治療用超音波の照射により、その部位を焼灼で
きると共に、その部位の状態を超音波診断画像上で観察
できる。従って、適切な焼灼量で治療処置することが容
易にできる。
【0042】(第2実施例)次に第2実施例について説
明する。図6は、第2実施例の主要部を示す図で、図5
に示した第1実施例と同一又は対応する構成要素には同
一符号を付して示している。この実施例は、超音波プロ
ーブ20の先端部22に設けられる超音波観測手段を電
子ラジアルアレイ型超音波振動子54としたものであ
り、第1実施例と同様の作用効果を得ることができるだ
けでなく、メカニカルスキャンに特有の画像移送のずれ
が起こらないため、超音波診断画像上での焦点の病変部
への位置決めが極めて正確になるという効果を有する。
明する。図6は、第2実施例の主要部を示す図で、図5
に示した第1実施例と同一又は対応する構成要素には同
一符号を付して示している。この実施例は、超音波プロ
ーブ20の先端部22に設けられる超音波観測手段を電
子ラジアルアレイ型超音波振動子54としたものであ
り、第1実施例と同様の作用効果を得ることができるだ
けでなく、メカニカルスキャンに特有の画像移送のずれ
が起こらないため、超音波診断画像上での焦点の病変部
への位置決めが極めて正確になるという効果を有する。
【0043】(第3実施例)次に第3実施例について説
明する。図7は第3実施例を示し、図1に示した第1実
施例と同一又は対応する構成要素には同一符号を付して
示している。 この実施例では、超音波プローブ20の
先端部22には、先の第1及び第2実施例と同様に、治
療用凹面集束型振動子(図示せず)が内蔵されており、
この先端部22と湾曲部23との間に、観測用超音波用
振動子としてコンベックス型超音波振動子アレイ55が
設けられている。
明する。図7は第3実施例を示し、図1に示した第1実
施例と同一又は対応する構成要素には同一符号を付して
示している。 この実施例では、超音波プローブ20の
先端部22には、先の第1及び第2実施例と同様に、治
療用凹面集束型振動子(図示せず)が内蔵されており、
この先端部22と湾曲部23との間に、観測用超音波用
振動子としてコンベックス型超音波振動子アレイ55が
設けられている。
【0044】このコンベックス型超音波振動子アレイ5
5の超音波観測領域60は先端部22の方向へ、いわゆ
る前方斜視型にオフセットされているため、先端部22
の治療用集束型振動子による集束超音波ビーム61の焦
点62を超音波診断画像内に捕らえ、これのマーカを診
断画像上に表示することが可能である。したがって、本
実施例によれば、先端部において超音波治療を行う手段
と超音波観測を行う手段を分離して設けることが可能に
なるため、超音波プローブの先端部の構成が簡単になる
という効果の他に、治療用凹面集束型振動子の開口径を
大きくして、超音波高温治療のための超音波強度を更に
強くして、治療効率をより向上させる効果も得られるよ
うになる。
5の超音波観測領域60は先端部22の方向へ、いわゆ
る前方斜視型にオフセットされているため、先端部22
の治療用集束型振動子による集束超音波ビーム61の焦
点62を超音波診断画像内に捕らえ、これのマーカを診
断画像上に表示することが可能である。したがって、本
実施例によれば、先端部において超音波治療を行う手段
と超音波観測を行う手段を分離して設けることが可能に
なるため、超音波プローブの先端部の構成が簡単になる
という効果の他に、治療用凹面集束型振動子の開口径を
大きくして、超音波高温治療のための超音波強度を更に
強くして、治療効率をより向上させる効果も得られるよ
うになる。
【0045】(第4実施例)次に第4実施例について説
明する。図8は、第4実施例の要部を示す図で、図1に
示した第1実施例と同一又は対応する部材には同一符号
を付して示している。この実施例においては、超音波プ
ローブ20の先端部22の中心軸上に電子リニアスキャ
ン超音波振動子アレイ56が設けられており、その両側
に治療用凹面集束型振動子50が設けられている。
明する。図8は、第4実施例の要部を示す図で、図1に
示した第1実施例と同一又は対応する部材には同一符号
を付して示している。この実施例においては、超音波プ
ローブ20の先端部22の中心軸上に電子リニアスキャ
ン超音波振動子アレイ56が設けられており、その両側
に治療用凹面集束型振動子50が設けられている。
【0046】このような構成によっても、基本的な作用
効果は同一であり、更に第2実施例において超音波観測
手段を電子ラジアルスキャン型振動子とした場合と同様
に、先端部において治療用と診断用の振動子を実用的に
組み合わせることが可能である。
効果は同一であり、更に第2実施例において超音波観測
手段を電子ラジアルスキャン型振動子とした場合と同様
に、先端部において治療用と診断用の振動子を実用的に
組み合わせることが可能である。
【0047】(第5実施例)次に第5実施例について説
明する。図9は第5実施例の使用状態を示す模式図であ
る。この実施例は、第1〜第4実施例で示した超音波プ
ローブ20の先端部22を、前方斜視の光学系を有する
軟性内視鏡70の先端に組み合わせて構成した超音波内
視鏡71である。
明する。図9は第5実施例の使用状態を示す模式図であ
る。この実施例は、第1〜第4実施例で示した超音波プ
ローブ20の先端部22を、前方斜視の光学系を有する
軟性内視鏡70の先端に組み合わせて構成した超音波内
視鏡71である。
【0048】例えば第1実施例で示した超音波プローブ
20の先端部22を前方斜視の光学系を有する軟性内視
鏡70の先端側に設けた構造の超音波内視鏡71の先端
側の構成を図10に示し、この超音波内視鏡71を用い
た超音波診断治療システム72を図11に示す。
20の先端部22を前方斜視の光学系を有する軟性内視
鏡70の先端側に設けた構造の超音波内視鏡71の先端
側の構成を図10に示し、この超音波内視鏡71を用い
た超音波診断治療システム72を図11に示す。
【0049】図11の超音波診断治療システム72は図
2の超音波診断治療システム1において、超音波プロー
ブ20の代わりに超音波内視鏡71が用いられ、かつ超
音波内視鏡71のライトガイドに照明光を供給する光源
装置73を備えた構成である。
2の超音波診断治療システム1において、超音波プロー
ブ20の代わりに超音波内視鏡71が用いられ、かつ超
音波内視鏡71のライトガイドに照明光を供給する光源
装置73を備えた構成である。
【0050】超音波内視鏡71は超音波プローブ20の
先端部にさらに光学的観察手段として照明光学系74お
よび観察光学系75が設けてある。
先端部にさらに光学的観察手段として照明光学系74お
よび観察光学系75が設けてある。
【0051】つまり、光源装置73内のランプ76の照
明光はライトガイド77により伝送され、先端部22に
固定された先端面からさらにこの先端面に対向する観察
窓に取り付けられた照明光学系74を経て斜め前方に出
射され、斜め前方の被写体側を照明する。
明光はライトガイド77により伝送され、先端部22に
固定された先端面からさらにこの先端面に対向する観察
窓に取り付けられた照明光学系74を経て斜め前方に出
射され、斜め前方の被写体側を照明する。
【0052】照明された被写体は観察窓に隣接して設け
られた観察窓に取り付けられた観察光学系75によりそ
の焦点面に結像される。この焦点面には可撓性のファイ
バ束で形成したイメージガイド78の先端面が配置され
ている。このイメージガイド78は挿入部21内及び操
作部30内を挿通され、その後端は操作部30の後端に
設けられた接眼部79付近に配置され、先端面の像を後
端面に伝送する。後端面に伝送された像を接眼部79の
接眼窓に取り付けた接眼光学系79aを介して観察する
ことができる。
られた観察窓に取り付けられた観察光学系75によりそ
の焦点面に結像される。この焦点面には可撓性のファイ
バ束で形成したイメージガイド78の先端面が配置され
ている。このイメージガイド78は挿入部21内及び操
作部30内を挿通され、その後端は操作部30の後端に
設けられた接眼部79付近に配置され、先端面の像を後
端面に伝送する。後端面に伝送された像を接眼部79の
接眼窓に取り付けた接眼光学系79aを介して観察する
ことができる。
【0053】なお、この実施例では注入ポート35はラ
イトガイドコネクタ77aに設けてある。その他の構成
は第1実施例と同様であり、同じ構成要素には同じ符号
を付けてその説明を省略する。
イトガイドコネクタ77aに設けてある。その他の構成
は第1実施例と同様であり、同じ構成要素には同じ符号
を付けてその説明を省略する。
【0054】この実施例によれば、光学的に観察する手
段があるので、対象とする臓器或いは患部などの部位に
対して超音波で観察或いは治療する場合に、その対象と
する部位に超音波を出射して観察及び治療できる状態に
先端部22を設定することが容易となる。
段があるので、対象とする臓器或いは患部などの部位に
対して超音波で観察或いは治療する場合に、その対象と
する部位に超音波を出射して観察及び治療できる状態に
先端部22を設定することが容易となる。
【0055】また、例えば腹腔内に挿入して治療する場
合においても、光学的観察のための内視鏡を挿入する孔
を、超音波による治療のための孔の他に設けることを必
要としないので、患者にとっての苦痛を軽減できる。
合においても、光学的観察のための内視鏡を挿入する孔
を、超音波による治療のための孔の他に設けることを必
要としないので、患者にとっての苦痛を軽減できる。
【0056】図9及び図10では第1実施例で示した超
音波プローブ20の先端部22を組み合わせた前方斜視
の光学系を有する軟性内視鏡70の場合を示したが、他
の実施例と組み合わせて構成することもできる。
音波プローブ20の先端部22を組み合わせた前方斜視
の光学系を有する軟性内視鏡70の場合を示したが、他
の実施例と組み合わせて構成することもできる。
【0057】具体的には、図6,図7,図8に示した第
2,第3,第4実施例の先端部を内視鏡70の先端にそ
れぞれ組み合わせたものは、図12,図13,図14に
示している。
2,第3,第4実施例の先端部を内視鏡70の先端にそ
れぞれ組み合わせたものは、図12,図13,図14に
示している。
【0058】このような構成の超音波診断治療システム
によれば、光学画像のガイド下で先端部を上部ないし下
部消化管へ挿入して、消化管壁の奥の深部臓器を、超音
波診断画像のガイド下で超音波高温治療を行うことが可
能になる。したがって、本発明の超音波診断治療システ
ムの適用を飛躍的に拡大させることができる。
によれば、光学画像のガイド下で先端部を上部ないし下
部消化管へ挿入して、消化管壁の奥の深部臓器を、超音
波診断画像のガイド下で超音波高温治療を行うことが可
能になる。したがって、本発明の超音波診断治療システ
ムの適用を飛躍的に拡大させることができる。
【0059】次に本発明の第6実施例を説明する。先に
示した実施例では、観測用超音波プローブ、コンベック
ス型アレイ、電子ラジアルアレイやリニアアレイ等によ
る超音波診断画像を得るための超音波振動子と、超音波
治療のための集束型超音波振動子とを別体とし、これら
を組み合わせて使用していた。
示した実施例では、観測用超音波プローブ、コンベック
ス型アレイ、電子ラジアルアレイやリニアアレイ等によ
る超音波診断画像を得るための超音波振動子と、超音波
治療のための集束型超音波振動子とを別体とし、これら
を組み合わせて使用していた。
【0060】本発明の目的を達成し、先の実施例と同様
の効果を得る構成としては、超音波診断画像を得るため
の超音波振動子と、超音波治療のための集束型超音波振
動子とを一体化した観測・治療兼用超音波振動子として
も良い。
の効果を得る構成としては、超音波診断画像を得るため
の超音波振動子と、超音波治療のための集束型超音波振
動子とを一体化した観測・治療兼用超音波振動子として
も良い。
【0061】(第6実施例)次に本発明の第6実施例を
説明する。先に示した実施例では、観測用超音波プロー
ブ、コンベックス型アレイ、電子ラジアルアレイやリニ
アアレイ等による超音波診断画像を得るための超音波振
動子と、超音波治療のための集束型超音波振動子とを別
体とし、これらを組み合わせて使用していた。
説明する。先に示した実施例では、観測用超音波プロー
ブ、コンベックス型アレイ、電子ラジアルアレイやリニ
アアレイ等による超音波診断画像を得るための超音波振
動子と、超音波治療のための集束型超音波振動子とを別
体とし、これらを組み合わせて使用していた。
【0062】本発明の目的を達成し、先の実施例と同様
の効果を得る構成としては、超音波診断画像を得るため
の超音波振動子と、超音波治療のための集束型超音波振
動子とを一体化した観測・治療兼用超音波振動子として
も良い。
の効果を得る構成としては、超音波診断画像を得るため
の超音波振動子と、超音波治療のための集束型超音波振
動子とを一体化した観測・治療兼用超音波振動子として
も良い。
【0063】図15は先端部22に観測・治療兼用超音
波振動子80を組み込んだ超音波プローブ20の構成を
示す。
波振動子80を組み込んだ超音波プローブ20の構成を
示す。
【0064】観測・治療兼用超音波振動子80は音響透
過率の高い音響窓を設けた先端部の中に設けられ、振動
子80の先端側端部が回転可能(回転自在)となるよう
に、先端部22の先端内壁面にピン90によって取り付
けられている。この振動子80の基端部は超音波プロー
ブ20の内に挿通されるフレキシブルシャフト91の先
端が、先端部22内部の水密状態を維持するパッキン付
きベアリング92を介して先端部22に取付らえれてい
る。
過率の高い音響窓を設けた先端部の中に設けられ、振動
子80の先端側端部が回転可能(回転自在)となるよう
に、先端部22の先端内壁面にピン90によって取り付
けられている。この振動子80の基端部は超音波プロー
ブ20の内に挿通されるフレキシブルシャフト91の先
端が、先端部22内部の水密状態を維持するパッキン付
きベアリング92を介して先端部22に取付らえれてい
る。
【0065】また、フレキシブルシャフト91は図示し
ない回転駆動手段となるモータに接続され、モータの回
転によりピン90及びフレキシブルシャフト91の軸の
回りで、図15の符号65aで示すようにセクタ状に往
復回転(或いは回転的振動)、或いは符号65bで示す
ように回転駆動される。セクタ状に往復回転された場合
には2点鎖線で示すようにメカニカルセクタスキャンに
よるセクタ画像60a(実際にはモニタ画面に表示され
る)が得られることになり、回転された場合には細線で
示すようにメカニカルラジアルスキャンによるラジアル
画像60bが得られることになる。
ない回転駆動手段となるモータに接続され、モータの回
転によりピン90及びフレキシブルシャフト91の軸の
回りで、図15の符号65aで示すようにセクタ状に往
復回転(或いは回転的振動)、或いは符号65bで示す
ように回転駆動される。セクタ状に往復回転された場合
には2点鎖線で示すようにメカニカルセクタスキャンに
よるセクタ画像60a(実際にはモニタ画面に表示され
る)が得られることになり、回転された場合には細線で
示すようにメカニカルラジアルスキャンによるラジアル
画像60bが得られることになる。
【0066】図16は観測・治療兼用超音波振動子80
の外観を示す。凹面形状に形成された振動子放射面81
は治療用超音波と観測用超音波とを放射する。この放射
面81において、例えば中心部の符号82で示す小さい
サイズの四角(或いは円形)の領域が観測用超音波を放
射する観測用超音波放射領域であり、振動子放射面81
におけるこれ以外の広い領域が治療用超音波を放射する
治療用超音波放射領域である。
の外観を示す。凹面形状に形成された振動子放射面81
は治療用超音波と観測用超音波とを放射する。この放射
面81において、例えば中心部の符号82で示す小さい
サイズの四角(或いは円形)の領域が観測用超音波を放
射する観測用超音波放射領域であり、振動子放射面81
におけるこれ以外の広い領域が治療用超音波を放射する
治療用超音波放射領域である。
【0067】図17(a)は観測・治療兼用超音波振動
子80を構成する超音波トランスジューサ或いは圧電素
子の構造を示す。凹面型圧電素子83の中心部の領域に
は、この領域が観測用超音波を放射するのに好適な状態
となるように、整合層85と、バッキング層86が設け
てある。また、この中心領域以外の領域は治療用超音波
を高い効率で放射するのに好適な整合層84が設けられ
ている。
子80を構成する超音波トランスジューサ或いは圧電素
子の構造を示す。凹面型圧電素子83の中心部の領域に
は、この領域が観測用超音波を放射するのに好適な状態
となるように、整合層85と、バッキング層86が設け
てある。また、この中心領域以外の領域は治療用超音波
を高い効率で放射するのに好適な整合層84が設けられ
ている。
【0068】図17(a)で示す構造の代わりに図17
(b)で示すような構造にしても良い。この図17
(b)では凹面型圧電素子83における観測用超音波を
放射する中心部の領域にのみ整合層85、バッキング層
86を設けた構造にしている。
(b)で示すような構造にしても良い。この図17
(b)では凹面型圧電素子83における観測用超音波を
放射する中心部の領域にのみ整合層85、バッキング層
86を設けた構造にしている。
【0069】また、図17(a)或いは図17(b)の
代わりに、図17(c)に示すように凹面型圧電素子8
3の放射面全面に観測用及び治療用超音波を放射するの
に好適な整合層87を設け、圧電素子83の裏面中心の
領域には観測用超音波を放射するのに好適なバッキング
86を設け、この領域以外の領域には治療用超音波を放
射するのに好適なバッキング88を設けた構成にしても
良い。
代わりに、図17(c)に示すように凹面型圧電素子8
3の放射面全面に観測用及び治療用超音波を放射するの
に好適な整合層87を設け、圧電素子83の裏面中心の
領域には観測用超音波を放射するのに好適なバッキング
86を設け、この領域以外の領域には治療用超音波を放
射するのに好適なバッキング88を設けた構成にしても
良い。
【0070】また、観測・治療兼用超音波振動子80は
図18(a)に示すように治療用超音波振動子95の放
射面96の中心部に、観測用超音波振動子97を組み込
んだものでも良い。
図18(a)に示すように治療用超音波振動子95の放
射面96の中心部に、観測用超音波振動子97を組み込
んだものでも良い。
【0071】図18(a)の断面の構造を図18(b)
に示す。凹面型治療用超音波振動子95の中心部に設け
た円形の孔にはこの孔の内径を外径とする円板形状の観
測用超音波振動子97がほぼ嵌合するように挿入され、
接着剤等で固着されている。治療用超音波振動子95を
構成する圧電素子83aの両面には駆動信号が印加され
る電極98a,98bが状着などで固着されている。こ
の圧電素子83aの凹面側、つまり放射面側には治療用
超音波を高い効率で放射するのに好適な整合層84が設
けられている。この圧電素子83aの裏面側にはバッキ
ング層86が設けてある。
に示す。凹面型治療用超音波振動子95の中心部に設け
た円形の孔にはこの孔の内径を外径とする円板形状の観
測用超音波振動子97がほぼ嵌合するように挿入され、
接着剤等で固着されている。治療用超音波振動子95を
構成する圧電素子83aの両面には駆動信号が印加され
る電極98a,98bが状着などで固着されている。こ
の圧電素子83aの凹面側、つまり放射面側には治療用
超音波を高い効率で放射するのに好適な整合層84が設
けられている。この圧電素子83aの裏面側にはバッキ
ング層86が設けてある。
【0072】また、観測用超音波振動子97を構成する
圧電素子83bの両面にも駆動パルスが印加される電極
99a,99bが状着などで固着されている。この圧電
素子83bの凹面側、つまり放射面側には観測用超音波
を高い効率で放射するのに好適な整合層85が設けられ
ている。この圧電素子83bの裏面側にはバッキング層
86が設けてある。
圧電素子83bの両面にも駆動パルスが印加される電極
99a,99bが状着などで固着されている。この圧電
素子83bの凹面側、つまり放射面側には観測用超音波
を高い効率で放射するのに好適な整合層85が設けられ
ている。この圧電素子83bの裏面側にはバッキング層
86が設けてある。
【0073】例えば放射面側の電極98a,99aはG
NDに接続され、裏面側の電極98b、99bに駆動信
号或いは送信パルスが印加される信号線18、12にそ
れぞれ接続されるようにしている。
NDに接続され、裏面側の電極98b、99bに駆動信
号或いは送信パルスが印加される信号線18、12にそ
れぞれ接続されるようにしている。
【0074】観測・治療兼用超音波振動子80は図19
に示すように治療用超音波振動子95の裏面中心部に、
観測用超音波振動子97を組み込んだもの或いは裏面中
心部に取り付ける等して組み合わせたものでも良い。
に示すように治療用超音波振動子95の裏面中心部に、
観測用超音波振動子97を組み込んだもの或いは裏面中
心部に取り付ける等して組み合わせたものでも良い。
【0075】また、図20は軟性内視鏡70の先端部2
2に観測・治療兼用超音波振動子80を組み込んだ超音
波内視鏡71の構成を示し、図15の場合と同様に駆動
される。
2に観測・治療兼用超音波振動子80を組み込んだ超音
波内視鏡71の構成を示し、図15の場合と同様に駆動
される。
【0076】次に作用を説明する。上記構成の観測・治
療兼用超音波振動子80を図15或いは図20で符号6
5aで示すように往復回転させてメカニカルセクタスキ
ャン若しくは符号65bで示すように回転させてメカニ
カルラジアルスキャンさせると共に、観測用超音波を放
射して超音波診断画像となる超音波診断用セクタ画像6
0a或いは超音波診断用ラジアル画像60bを得る。
療兼用超音波振動子80を図15或いは図20で符号6
5aで示すように往復回転させてメカニカルセクタスキ
ャン若しくは符号65bで示すように回転させてメカニ
カルラジアルスキャンさせると共に、観測用超音波を放
射して超音波診断画像となる超音波診断用セクタ画像6
0a或いは超音波診断用ラジアル画像60bを得る。
【0077】この時、観測・治療兼用超音波振動子80
の圧電素子83の中心部分に設けられている整合層85
等とバッキング層86により、広帯域の超音波パルスが
断続的に放射され、かつ反射された反射超音波が受信さ
れて超音波診断画像の生成に利用されることになる。
の圧電素子83の中心部分に設けられている整合層85
等とバッキング層86により、広帯域の超音波パルスが
断続的に放射され、かつ反射された反射超音波が受信さ
れて超音波診断画像の生成に利用されることになる。
【0078】そして、超音波診断画像で病変部の描出を
行い、診断画像上に表示されている焦点マーカを病変部
に合わせる等して位置設定を行った後、観測・治療兼用
超音波振動子80をその焦点が設定位置(角度)を指向
するようにして、振動子80の往復回転或いは回転を停
止させる。
行い、診断画像上に表示されている焦点マーカを病変部
に合わせる等して位置設定を行った後、観測・治療兼用
超音波振動子80をその焦点が設定位置(角度)を指向
するようにして、振動子80の往復回転或いは回転を停
止させる。
【0079】しかる後に、観測・治療兼用超音波振動子
80の中心部領域の観測機能部以外の部分を連続波ない
し断続波で駆動して、治療用超音波を放射する。この
時、観測・治療兼用超音波振動子80の圧電素子中心部
の周辺には、前述の説明のように狭帯域の超音波を放射
するのに好適な構成にしているので、高効率で高強度の
超音波が放射される。
80の中心部領域の観測機能部以外の部分を連続波ない
し断続波で駆動して、治療用超音波を放射する。この
時、観測・治療兼用超音波振動子80の圧電素子中心部
の周辺には、前述の説明のように狭帯域の超音波を放射
するのに好適な構成にしているので、高効率で高強度の
超音波が放射される。
【0080】治療用の集束超音波を病変部に照射した
後、上述した超音波観測を再度行い、高温焼灼の程度を
超音波診断画像上に確認する。この第6実施例によれ
ば、観測用と治療用とを兼用する観測・治療兼用超音波
振動子80を用いているので、別体の各振動子を組み込
む場合よりも簡単に先端部に組み込むことができる。
後、上述した超音波観測を再度行い、高温焼灼の程度を
超音波診断画像上に確認する。この第6実施例によれ
ば、観測用と治療用とを兼用する観測・治療兼用超音波
振動子80を用いているので、別体の各振動子を組み込
む場合よりも簡単に先端部に組み込むことができる。
【0081】また、別体の場合のように各振動子を相対
的に適正な位置に設定する調整作業も殆ど必要でない。
つまり、別体の場合には観測用超音波振動子による観察
範囲の所定の位置に治療用超音波の集束点が位置するよ
うに相互の振動子の位置を調整することが必要となる
が、第6実施例のように一体化した場合には、例えば単
一の曲率半径の凹面で圧電素子83を構成し、その中央
部の一部のほぼ平面に近い部分を観測用超音波振動子と
して使用し、残りの部分を治療用超音波振動子として使
用すると、自動的に観測用超音波振動子による観測範囲
の所定の位置に治療用超音波の集束点が位置することに
なる。
的に適正な位置に設定する調整作業も殆ど必要でない。
つまり、別体の場合には観測用超音波振動子による観察
範囲の所定の位置に治療用超音波の集束点が位置するよ
うに相互の振動子の位置を調整することが必要となる
が、第6実施例のように一体化した場合には、例えば単
一の曲率半径の凹面で圧電素子83を構成し、その中央
部の一部のほぼ平面に近い部分を観測用超音波振動子と
して使用し、残りの部分を治療用超音波振動子として使
用すると、自動的に観測用超音波振動子による観測範囲
の所定の位置に治療用超音波の集束点が位置することに
なる。
【0082】[付記] 1.体腔内に挿入可能な細長の挿入部の先端側に、湾曲
自在の湾曲部、超音波画像を得るために観測用超音波を
送受波する観測用超音波振動子及び対象部位に対して治
療を行うための超音波を集束して照射する治療用超音波
振動子とをそれぞれ設けた超音波観測治療手段と;前記
観測用超音波振動子を駆動する信号を生成すると共に、
前記観測用超音波振動子で受信した超音波に対して画像
を生成する信号処理を行う信号処理手段と;前記治療用
超音波振動子を駆動し、治療用の超音波を生成するため
の駆動信号を生成する駆動手段と;前記信号処理手段で
生成された映像信号を表示する表示手段と;から構成さ
れる超音波診断治療システム。超音波観測治療手段は細
長の挿入部の先端側に、湾曲自在の湾曲部、観測用超音
波振動子及び治療用超音波振動子とをそれぞれ設けてい
るので、湾曲部を湾曲させることにより対象部位側に観
測用超音波及び治療用超音波を照射できる状態に設定す
ることが容易にでき、さらに観測用超音波による超音波
診断画像で治療用超音波が照射された部位の状態を観察
できる。
自在の湾曲部、超音波画像を得るために観測用超音波を
送受波する観測用超音波振動子及び対象部位に対して治
療を行うための超音波を集束して照射する治療用超音波
振動子とをそれぞれ設けた超音波観測治療手段と;前記
観測用超音波振動子を駆動する信号を生成すると共に、
前記観測用超音波振動子で受信した超音波に対して画像
を生成する信号処理を行う信号処理手段と;前記治療用
超音波振動子を駆動し、治療用の超音波を生成するため
の駆動信号を生成する駆動手段と;前記信号処理手段で
生成された映像信号を表示する表示手段と;から構成さ
れる超音波診断治療システム。超音波観測治療手段は細
長の挿入部の先端側に、湾曲自在の湾曲部、観測用超音
波振動子及び治療用超音波振動子とをそれぞれ設けてい
るので、湾曲部を湾曲させることにより対象部位側に観
測用超音波及び治療用超音波を照射できる状態に設定す
ることが容易にでき、さらに観測用超音波による超音波
診断画像で治療用超音波が照射された部位の状態を観察
できる。
【0083】2.体腔内に挿入可能な細長の挿入部と、
前記挿入部の先端側に配置され、対象部位に対して治療
を行うための治療用超音波を集束するように出射する治
療用超音波トランスジューサと、前記挿入部の先端側に
配置され、超音波画像を得るために設定された走査範囲
にわたって観測用超音波を送受波する観測用超音波トラ
ンスジューサと、前記走査範囲の所定の位置に前記治療
用超音波の集束点を設定する位置決め手段と、を有する
超音波プローブ。観測用超音波トランスジューサによる
走査範囲の所定の位置に治療用超音波の集束点を設定す
る位置決め手段を設けているので、走査範囲の所定の位
置に病変部を設定した状態で治療用超音波を照射するこ
とにより、病変部の組織を高温焼灼できる。
前記挿入部の先端側に配置され、対象部位に対して治療
を行うための治療用超音波を集束するように出射する治
療用超音波トランスジューサと、前記挿入部の先端側に
配置され、超音波画像を得るために設定された走査範囲
にわたって観測用超音波を送受波する観測用超音波トラ
ンスジューサと、前記走査範囲の所定の位置に前記治療
用超音波の集束点を設定する位置決め手段と、を有する
超音波プローブ。観測用超音波トランスジューサによる
走査範囲の所定の位置に治療用超音波の集束点を設定す
る位置決め手段を設けているので、走査範囲の所定の位
置に病変部を設定した状態で治療用超音波を照射するこ
とにより、病変部の組織を高温焼灼できる。
【0084】
【発明の効果】以上実施例に基づいて説明したように、
本発明によれば、体腔内に挿入可能で湾曲部を有する細
管の先端部に、超音波診断用の超音波振動子と、超音波
治療用の集束型超音波振動子とを備えているので、体腔
内に細管を挿入して体腔内深部の超音波診断画像下での
超音波治療を行うことができる。また細管の湾曲機能に
より細管先端部を生体組織に密着させることができ、更
に集束型超音波素子からの治療用集束超音波の焦点の位
置決めの操作性が大幅に向上する。更にまた、軟性,硬
性のプローブを実現することが可能であるため、超音波
治療の適用を大幅に拡大できる。
本発明によれば、体腔内に挿入可能で湾曲部を有する細
管の先端部に、超音波診断用の超音波振動子と、超音波
治療用の集束型超音波振動子とを備えているので、体腔
内に細管を挿入して体腔内深部の超音波診断画像下での
超音波治療を行うことができる。また細管の湾曲機能に
より細管先端部を生体組織に密着させることができ、更
に集束型超音波素子からの治療用集束超音波の焦点の位
置決めの操作性が大幅に向上する。更にまた、軟性,硬
性のプローブを実現することが可能であるため、超音波
治療の適用を大幅に拡大できる。
【図1】本発明の第1実施例における超音波プローブの
外観を示す平面図及び側面図。
外観を示す平面図及び側面図。
【図2】本発明の第1実施例の超音波診断治療システム
の全体構成図。
の全体構成図。
【図3】図1に示した第1実施例における先端部の構成
を示す断面図。
を示す断面図。
【図4】第1実施例の超音波プローブの使用態様を示す
図。
図。
【図5】第1実施例の超音波プローブの先端部からの超
音波送出状態を示す図。
音波送出状態を示す図。
【図6】本発明の第2実施例における超音波プローブの
先端部を示す図。
先端部を示す図。
【図7】本発明の第3実施例を示す側面図。
【図8】本発明の第4実施例における先端部を示す図。
【図9】本発明の第5実施例における使用態様を示す模
式図。
式図。
【図10】第5実施例の超音波プローブの先端側の具体
的な構成例を示す図。
的な構成例を示す図。
【図11】第5実施例の超音波診断治療システムの全体
構成図。
構成図。
【図12】第5実施例における他の構成例を示す図。
【図13】第5実施例における他の構成例を示す図。
【図14】第5実施例おける他の構成例を示す図。
【図15】本発明の第6実施例における超音波プローブ
の先端側の構成を示す図。
の先端側の構成を示す図。
【図16】図15における観測・治療兼用超音波振動子
の外観を示す図。
の外観を示す図。
【図17】観測・治療兼用超音波振動子の断面図。
【図18】図16とは異なる構成例の観測・治療兼用超
音波振動子を示す図。
音波振動子を示す図。
【図19】図16とは異なる構成例の観測・治療兼用超
音波振動子を示す図。
音波振動子を示す図。
【図20】図15とは異なる構成例の超音波プローブの
先端側を示す図。
先端側を示す図。
1…超音波診断治療システム 2…超音波診断治療装置 3…カラーモニタ 20…超音波プローブ 21…挿入部 22…先端部 23…湾曲部 24…挿入管 30…操作部 31…湾曲操作ノブ 32…第1の把持部 33…第2の把持部 40…バルーン 50…治療用凹面集束型振動子 51…超音波観測手段内蔵部 52…観測用細径超音波プローブ 53…超音波振動子部分 54…電子ラジアルアレイ型超音波振動子 55…コンベックス型超音波振動子アレイ 56…電子リニアスキャン超音波振動子 60…超音波観測領域 61…集束超音波ビーム 62…集束焦点 63…病変部 64…焦点マーカ
Claims (1)
- 【請求項1】 体腔内に挿入可能な細管を有する超音波
診断治療システムにおいて、前記細管が湾曲部を有し、
前記細管の先端部に超音波診断画像を得るための超音波
振動子と、超音波治療のための集束型超音波振動子とを
具備することを特徴とする超音波診断治療システム。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6257158A JPH07227395A (ja) | 1993-12-24 | 1994-10-21 | 超音波診断治療システム |
| US08/363,621 US5471988A (en) | 1993-12-24 | 1994-12-23 | Ultrasonic diagnosis and therapy system in which focusing point of therapeutic ultrasonic wave is locked at predetermined position within observation ultrasonic scanning range |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34593493 | 1993-12-24 | ||
| JP5-345934 | 1993-12-24 | ||
| JP6257158A JPH07227395A (ja) | 1993-12-24 | 1994-10-21 | 超音波診断治療システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07227395A true JPH07227395A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=26543081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6257158A Withdrawn JPH07227395A (ja) | 1993-12-24 | 1994-10-21 | 超音波診断治療システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07227395A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005040300A (ja) * | 2003-07-28 | 2005-02-17 | Terumo Corp | エネルギー治療装置 |
| JP2008535545A (ja) * | 2005-03-15 | 2008-09-04 | エダップ エス アー | 撮影用トランスデューサを治療用超音波トランスデューサに内蔵した体腔内治療用プローブ |
| JP2009505768A (ja) * | 2005-08-30 | 2009-02-12 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 複合撮像及び治療トランスデューサ |
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| WO2014156766A1 (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-02 | オリンパス株式会社 | 超音波治療装置 |
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| WO2020152791A1 (ja) * | 2019-01-22 | 2020-07-30 | オリンパス株式会社 | 超音波内視鏡及び内視鏡システム |
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-
1994
- 1994-10-21 JP JP6257158A patent/JPH07227395A/ja not_active Withdrawn
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