JPH07228014A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH07228014A
JPH07228014A JP4504094A JP4504094A JPH07228014A JP H07228014 A JPH07228014 A JP H07228014A JP 4504094 A JP4504094 A JP 4504094A JP 4504094 A JP4504094 A JP 4504094A JP H07228014 A JPH07228014 A JP H07228014A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 活字輪の位置を検知するセンサが1つで済む
印字装置を提供する。 【構成】 活字輪10の原点位置に対応する第1の検知
部Sh、及び、活字輪10の活字位置に対応する第2の
被検知部Sは、被検知部材14Aの同一円周上に形成さ
れるとともに、ステッピングモータ30の第1及び第2
の励磁相に対応する回転角度位置にそれぞれ形成され
る。センサ手段30は、第1及び第2の被検知部Sh,
Sを検知し得る位置に設けられる。活字輪10の原点位
置は、第1の励磁相の励磁信号φ2と検知信号Dとに基
づいて識別される。活字輪の活字位置は、第2の励磁相
の励磁信号φ4と検知信号Dとに基づいて識別される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、活字輪によって印字動
作を行う印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の活字を備えた活字輪を回転
制御することにより、所望の活字を選択して印字を行う
印字装置がある。このような印字装置は、例えば、図5
に示すような構成となっている。すなわち、偏平な円柱
体である活字輪10の外周面上には、複数の活字、例え
ば、“0”〜“9”の10個の活字(図示せず)が、活
字輪10の中心軸を中心として所定の回転角度毎に形成
されている。
【0003】活字輪10の中心孔10aには、ステッピ
ングモータ12の回転軸12aの上部が結合されてお
り、活字輪10は、ステッピングモータ12に与えられ
る駆動信号によって任意の回転角度分だけ回転されるよ
うになっている。回転軸12aの下部には、円板状の被
検知板14が、回転軸12aの回転角度を検知するため
に結合されている。
【0004】図6に示すように、被検知板14には、活
字輪10に形成された活字の位置に対応する活字スリッ
トSが同一円周上に形成されている。活字輪10の複数
の活字の内の1つが印字ハンマー16と対面する位置に
位置決めされた際に、当該活字に対応する活字スリット
Sは、透過型光センサである活字位置センサ18によっ
て検知されるようになっている。なお、このときの活字
輪10の位置を活字位置という。
【0005】また、被検知板14には、上記活字スリッ
トSが形成されている円周と異なる半径の円周上に原点
スリットSgが形成されている。この原点スリットSg
は、活字輪10が原点位置に位置決めされた際に、透過
光型の光センサである原点位置センサ20によって検知
されるようになっている。
【0006】活字輪10と、用紙Pとの間には、予めイ
ンクリボン(図示せず)が配置されている。活字輪10
を回転することにより所望の活字を印字ハンマー16に
対面する位置に位置決めし、印字ハンマー16を周知の
駆動機構によって矢印F方向に弾発する。これにより、
用紙Pは、印字ハンマー16による押圧力によってイン
クリボン及び活字に衝撃的に押圧されることにより、当
該活字によってインクが付着され印字動作がなされる。
【0007】このような印字装置における活字の選択動
作は次のようになされている。すなわち、電源投入時
に、ステッピングモータ12を回転させて活字輪10を
回転させ、原点位置センサ20により被検知板14の原
点スリットSgを検知して活字輪10の原点位置を確認
する。次に、所望の活字による印字をするために必要な
活字輪10の回転角度を上記原点位置を基準位置として
求める。その回転角度に相当するステップ数の駆動パル
ス信号に基づいてステッピングモータ12を回転させる
ことによって、活字輪10を所望の活字による印字がで
きる活字位置に移動させる。
【0008】このとき、活字輪10が所望の活字位置に
移動されたか否かを確認する必要がある。この確認動作
は次のようになされる。すなわち、所望の活字を上記基
準位置(原点位置)から活字位置に移動させる際に、活
字位置センサ18によって検知されるべき活字スリット
Sの数(基準計数値)を予め求めておく。次いで、被検
知板14を実際に回転させた際に、活字位置センサ18
によって検知された活字スリットSの数(実測計数値)
をカウンタ等により計数する。そして、上記基準計数値
と、実測計数値とを比較し、両者が一致すれば、所望の
活字が活字位置に位置決めされたと判定し、両者が一致
しなければ、その位置決めが失敗したと判定する。すな
わち、活字位置センサ18によって検知される活字スリ
ットSの数は、活字輪10の回転角度に対応しているの
で、活字輪10の位置決めが正しくなされたか否かを、
活字スリットSの計数値に基づいて判定することができ
る。
【0009】なお、上述した活字選択動作及び印字動作
が終了した後、引き続いて活字選択動作を行う際には、
上記動作の終了時点における活字輪10の位置を基準位
置として上述と同様な活字選択動作を行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来装置
にあっては、活字輪10の原点位置及び活字位置を識別
するために、被検知板14の異なる2つの円周上に、そ
れぞれ、原点スリットSg及び活字スリットSを形成し
なければならず、このため、活字スリットSを検知する
活字位置センサ18と、原点スリットSgを検知する原
点位置センサ20とを別々に設けなければならなかっ
た。したがって、センサが2個必要となり部品費用がか
かった。また、2個のセンサの取付け及び調整のための
工数がかかるため、印字装置の製造コストがかさむ欠点
があった。本発明は、このような事情に基づいてなされ
たもので、その目的は、活字輪の位置を識別するための
センサが1つで済み、安価に製造できる印字装置を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の印字装置は、活
字輪と、活字輪を回転駆動するステッピングモータと、
活字輪の原点位置に対応して形成された第1の被検知
部、及び、活字輪の活字位置のそれぞれに対応して形成
された第2の被検知部を有してステッピングモータの回
転軸に結合される被検知部材と、第1及び第2の被検知
部を検知するセンサ手段とを有し、センサ手段の検知信
号に基づいて、活字輪を原点位置及び活字位置に移動さ
せて印字動作を行うものにおいて、第1及び第2の被検
知部は、被検知部材の同一円周上に形成され、第1の被
検知部は、被検知部材の、ステッピングモータの第1の
励磁相に対応する回転角度位置に形成され、第2の被検
知部は、被検知部材の、ステッピングモータの第1の励
磁相とは異なる第2の励磁相に対応する回転角度位置に
形成され、センサ手段は、第1及び第2の被検知部を検
知し得る位置に設けられ、活字輪の原点位置を第1の励
磁相の状態と検知信号とに基づいて識別するとともに、
活字輪の活字位置を第2の励磁相の状態と検知信号とに
基づいて識別する制御手段を具備したことを特徴として
いる。
【0012】また、本発明の印字装置では、制御手段
は、ステッピングモータの第1の励磁相を励磁させる第
1の励磁信号と検知信号とがいずれも有効であるとき
に、活字輪が原点位置にあると判断し、ステッピングモ
ータの第2の励磁相を励磁させる第2の励磁信号と検知
信号とがいずれも有効であるときに、活字輪が活字位置
にあると判断することを特徴としている。
【0013】さらに、本発明の印字装置は、第2の励磁
信号と検知信号とがいずれも有効であるときに計数動作
を行う計数手段を具備し、制御手段は、活字輪の回転角
度位置の適否を計数手段の計数値に基づいて判断するこ
とを特徴としている。
【0014】
【作用】第1及び第2の被検知部は、被検知部材の同一
円周上において、ステッピングモータの第1及び第2の
励磁相にそれぞれ対応する位置に形成されている。した
がって、第1及び第2の被検知部を検知するためのセン
サ手段は1個でよい。第1の検知部の回転角度位置は、
第1の被検知部がセンサ手段で検知されるときに第1の
励磁相が有効状態となるように設定されている。したが
って、第1の励磁相と、検知信号とがいずれも有効状態
であれば、活字輪が原点位置にあると識別できる。第2
の検知部の回転角度位置は、第2の被検知部がセンサ手
段で検知されるときに第2の励磁相が有効状態となるよ
うに設定されている。したがって、第2の励磁相と、セ
ンサ手段の検知信号とがいずれも有効状態であれば活字
輪が活字位置にあると識別できる。
【0015】第1及び第2の励磁相の状態は、励磁相に
対応する励磁信号の状態に基づいて判断することができ
る。
【0016】第2の励磁信号と検知信号とがいずれも有
効である度、すなわち活字輪が活字位置にあると識別さ
れる度に計集手段で計数を行う場合には、その計数手段
の計数値に基づいて、活字輪が意図した回転角度位置に
あるか否かを判断することができる。
【0017】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の印字装置の一実施例を示す要部の
分解斜視図であり、図2は、同実施例における被検知板
14Aの平面図であり、図3は、同実施例における制御
ブロック図である。図1〜3において、従来例を示す図
5,6と同一または相当する部材には同一の符号を付
し、その説明を省略する。
【0018】図1において、ステッピングモータ12の
回転軸12aの下部には、被検知部材を構成する円板状
の被検知板14Aが結合されている。後述するように、
被検知板14Aの同一円周上には、第1及び第2の被検
知部を構成する原点スリットShと、活字スリットSと
がそれぞれ形成されている。このため、これらのスリッ
トS,Shを検知するためのセンサ手段を構成する兼用
センサ30が1組のみ配置されている。
【0019】図2に示すように、活字スリットSは、被
検知板14Aの同一円周上において、活字輪10(図1
にのみ示す)に形成された活字の位置に対応して所定の
回転角度間隔で設けられている。また、その円周上の1
か所には、原点位置に対応する原点スリットShが上記
所定の回転角度間隔とは異なる間隔をもって活字スリッ
トSの間に設けられている。
【0020】ところで、ステッピングモータ12が4つ
の励磁相、すなわちA相,Aバー相,B相,及びBバー
相を有する2相のステッピングモータであり、これを1
相励磁方式で駆動する場合には、4つの励磁相に対応す
る固定子巻線に順次励磁電流を供給する。この場合に
は、常に、いずれか1つの励磁相に対応する固定子巻線
にのみ励磁電流が供給されることにより、回転軸は、当
該励磁相に対応する回転角度位置にまで回転される。し
たがって、回転軸12aは、その回転状態及び停止状態
のいずれにおいても、励磁電流が供給されている励磁相
に対応する回転角度位置にある。
【0021】図2において、L1,L2,L3,L4
は、ステッピングモータ12の4つの励磁相(A相,A
バー相,B相,Bバー相)に対応する回転角度位置を示
す。被検知板14A上において、活字スリットSは、例
えば特定の励磁相に対応する回転角度位置L4に形成さ
れており、一方、原点スリットShは、上記活字スリッ
トSの回転角度位置L4とは異なる励磁相に対応する回
転角度位置L2に1個だけ形成されている。すなわち、
原点スリットShの回転角度位置は、原点スリットSh
が兼用センサ30で検知されるときに、ステッピングモ
ータ12の第1の励磁相、例えばAバー相が有効状態と
なるように設定されている。一方、活字スリットSの回
転角度位置は、活字スリットSが兼用センサ30で検知
される回転角度位置にあるときに、第2の励磁相、例え
ばBバー相が有効状態となるなるように設定されてい
る。
【0022】図3において、制御手段22は、周知の中
央処理装置(CPU)、制御プログラムを格納するRO
M、種々のデータを一時的に格納するRAM、及び周知
のインターフェース回路等(いずれも図示せず)を含む
ものであり、バスBを介してポート24に接続されてい
る。また、制御手段22は、表示手段(図示せず)に種
々の表示動作を行わせることにより、印字装置の使用者
に対して動作状態を認識させるようになっている。
【0023】制御手段22は、ステッピングモータ12
を意図した回転角度分だけ駆動させるために、上記回転
角度分のステップ数に対応する駆動パルス信号をポート
24を経由してモータ制御手段26に与える。モータ制
御手段26は、与えられた駆動パルス信号に基づいて4
相の励磁信号φ1〜φ4を駆動手段28に与える。駆動
手段28は、与えられた励磁信号φ1〜φ4に従って駆
動電流(励磁電流)Idをステッピングモータ12の各
励磁相の巻線に供給することによりステッピングモータ
12を回転駆動する。励磁信号φ1〜φ4は、前述した
4つの励磁相に対応するものである。したがって、各励
磁信号φ1〜φ4の状態を判定することにより、各励磁
相の有効状態を識別することができる。
【0024】兼用センサ30は、被検知板14Aの原点
スリットSh及び活字スリットSを検知する度に検知信
号Dを発生してANDゲート32,34に与える。AN
Dゲート32は、励磁信号φ2が有効であればゲートを
開く。したがって、活字輪10が原点位置、すなわち回
転角度位置L2にあれば、励磁信号φ2が有効となるの
で、原点スリットShを検知した兼用センサ30からの
検知信号DがANDゲート32を通過してポート24に
与えられる。制御手段22は、この検知信号Dの入力に
よって活字輪10が原点位置にあると識別できる。一
方、ANDゲート34は、励磁信号φ4が有効であれば
ゲートを開く。したがって、活字輪10が活字位置、す
なわち回転角度位置L4にあれば、励磁信号φ4が有効
となるため、活字スリットSを検知した兼用センサ30
からの検知信号DがANDゲート34を通過して計数手
段を構成するカウンタ36に与えられる。
【0025】カウンタ36は、そのANDゲート34か
ら供給される検知信号に基づいて計数を行い、その計数
結果をポート24を介して制御手段22に与える。制御
手段22は、上記計数結果と、ステッピングモータ12
を回転させるためにモータ制御手段26に与えた駆動パ
ルス信号PSのステップ数とを比較して、活字輪10が
所定の回転角度分だけ回転したか否かを判断することが
できる。
【0026】次に、活字選択動作について図1〜3を参
照して説明する。まず、印字装置の電源が投入されるこ
とにより、活字輪10を原点位置に位置決めする。制御
手段22は、ステッピングモータ12を所定角度回転さ
せるための駆動パルス信号PSを、ポート24経由でモ
ータ制御手段26に与える。モータ制御手段26が上記
駆動パルス信号PSに基づいて励磁信号φ1〜φ4をモ
ータ駆動手段28に与えることにより、モータ駆動手段
28から駆動電流Idがステッピングモータ12に供給
されて回転軸12aが回転する。
【0027】兼用センサ30は、被検知板14の原点ス
リットShを検知することにより検知信号DをANDゲ
ート32に与える。このとき、ANDゲート32には、
有効状態の励磁信号φ2が与えられているので、検知信
号Dはポート24経由で制御手段22に至る。これによ
り、制御手段22は、活字輪10が原点位置にあると判
断して、モータ制御手段26に与える駆動パルス信号P
Sを停止することにより、ステッピングモータ12の回
転を停止させる。この結果、活字輪10は原点位置に停
止される。
【0028】次に、制御手段22は、活字輪10を、所
望の活字を印字するための活字位置に移動させる選択動
作を行う。すなわち、活字輪10を上記原点位置から必
要な回転角度分だけ回転させるために、その回転角度分
に対応した駆動パルス信号PSをモータ制御手段26に
与える。この結果、上述と同様に、ステッピングモータ
12は、駆動電流Idが供給されることにより上記回転
角度分だけ回転して停止する。
【0029】兼用センサ30は、回転軸12aの回転動
作に伴って、被検知板14の活字スリットSを検知する
度に検知信号DをANDゲート32に与える。このと
き、ANDゲート34には、有効状態の励磁信号φ4が
与えられているので、検知信号Dがカウンタ36に供給
されて計数される。この計数結果は、ポート24経由で
制御手段22に与えられるので、制御手段22は、意図
した回転角度分だけ活字輪10が回転したか否かを判断
する。
【0030】計数結果と、意図した回転角度とが一致す
れば、活字輪10が、意図した正しい活字位置に位置決
めされたと判断し、引き続いて印字動作を実行する。も
し、計数結果と、意図した回転角度とが一致しなけれ
ば、活字輪10が、意図した回転角度分回転されていな
いと判断してリトライ動作、すなわち活字輪10を原点
位置に位置決めして再度上述した動作を行う。このリト
ライ動作は、印字装置の停止を防止するために行われる
ものであり、活字輪10が意図した回転角度分回転され
たと判断されるまで、適宜設定される所定回数、例えば
3回行われる。もし、上記リトライ動作を所定回数繰り
返しても、活字輪10が意図した回転角度分回転された
と判断されなければ、印字動作を中止して、その旨を所
定の表示方法によって使用者に知らせる。選択した活字
の印字動作が終了した後は、同様な手順で活字の選択動
作及び印字動作がなされる。
【0031】上述の実施例では、活字輪10の原点位置
を、ステッピングモータ12の4つの励磁相の中から選
択した1つの励磁相に対応させ、活字輪10の活字位置
を、他の1つの励磁相に対応させているため、残り2つ
の励磁相については利用されていない。しかしながら、
活字を、活字輪10の、残り2つの励磁相のいずれか一
方、あるいはその両方に対応する回転角度位置に形成す
るとともに、第2の被検知部を、被検知部材の、上記残
り2つの励磁相のいずれか一方、あるいはその両方に対
応する回転角度位置に形成することもできる。この場合
には、図4に示すように、上記励磁信号φ1及びφ2に
対応して、ANDゲート42,46及びカウンタ40,
44を設け、制御手段22がカウンタ36,40,44
の計数値に基づいて活字輪10の活字位置を識別するよ
うに構成すればよい。
【0032】上述の実施例によれば、センサ手段を構成
する兼用センサ30として透過型の光センサを用いた
が、反射型の光センサでもよい。第1及び第2の被検知
部を構成する原点スリットSh及び活字スリットSは、
切欠状のスリットとしたが、光線が透過し得る孔でもよ
い。また、第1及び第2の被検知部を、センサ手段の光
線を遮光する凸片状とし、被検知部材の被検知部以外
を、光線が透過し得る形状としてもよい。
【0033】なお、ステッピングモータ12の複数の励
磁相の中のどの励磁相を第1及び第2の励磁相として使
用するかは、実施例に限られるものではなく、任意に選
択して組み合わせることができる。また、励磁相と、第
1及び第2の被検知部Sh,Sとの組み合わせも、実施
例に限られるものではなく、任意に選択して組み合わせ
ることができる。ただし、第1及び第2の被検知部を、
被検知部材の、選択された励磁相に対応する回転角度位
置に形成する必要がある。
【0034】本実施例では、2相のステッピングモータ
12を1相励磁方式で駆動する場合について説明した
が、ステッピングモータの相数は2相以外でもよく、ま
た、1相励磁方式以外の励磁方式で駆動してもよい。た
だし、この場合においても、第1及び第2の被検知部
を、被検知部材の、選択された励磁相に対応する回転角
度位置に形成する必要がある。
【0035】本実施例では、第2の励磁信号を計数する
計数手段としてカウンタ36を設けたが、カウンタ36
を省略してANDゲート34の出力信号をポート24に
直接入力し、制御手段22内部において、上記カウンタ
36と同様な計数動作をするようにしてもよい。さら
に、カウンタ36及びANDゲート34の両者を省略
し、兼用センサ30と、第2の励磁信号とをポート24
に直接入力し、制御手段22内部において、上記AND
ゲート34及びカウンタ36と同様な論理演算及び計数
動作をするようにしてもよい。
【0036】以上本実施例によれば、原点スリットSh
及び活字スリットSは、被検知部材14Aの同一円周上
において、ステッピングモータ12の第1及び第2の励
磁相に対応する位置にそれぞれ形成されている。したが
って、原点スリットSh及び活字スリットSを検知する
ための兼用センサ30は1個でよい。
【0037】また、原点スリットShの回転角度位置
は、原点スリットShが兼用センサ30で検知されると
きにステッピングモータ12の第1の励磁相が有効状態
となるように設定されている。したがって、第1の励磁
相と、検知信号Dとがいずれも有効状態であれば、活字
輪10が原点位置にあると識別できる。この際、ステッ
ピングモータの第1の励磁相の状態は、第1の励磁相に
対応する励磁信号φ2の状態に基づいて判断することが
できる。
【0038】一方、活字スリットSの回転角度位置は、
活字スリットSが兼用センサ30で検知される回転角度
位置にあるときに第2の励磁相が有効状態となるなるよ
うに設定されている。したがって、第2の励磁相と、検
知信号Dとがいずれも有効状態であれば活字輪10が活
字位置にあると識別できる。この際、ステッピングモー
タの第2の励磁相の状態は、第2の励磁相に対応する励
磁信号φ4の状態に基づいて判断することができる。
【0039】第2の励磁信号φ4と、検知信号Dとがい
ずれも有効である度、すなわち活字輪10が活字位置に
あると判断される度にカウンタ36で計数を行うことに
より、その計数値に基づいて、活字輪10が意図した回
転角度位置にあるか否かを判断することができる。
【0040】したがって、従来と違って、被検知板14
Aの被検知部Sh,Sを検知する兼用センサ30は1個
のみでよいため、部品点数が削減されるばかりでなく、
センサ30の取付け及び調整のための工数も低減される
ので、印字装置を低コストで製造することができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の印字装置に
よれば、活字輪の位置を検知するためのセンサが1個で
済むため、部品点数が削減されるばかりでなく、センサ
の取付け及び調整のための工数が低減されるので、製造
コストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印字装置の一実施例を示す要部の分解
斜視図である。
【図2】同実施例における被検知板の平面図である。
【図3】同実施例における制御ブロック図である。
【図4】他の実施例を示す制御ブロック図である。
【図5】従来の印字装置の一例を示す要部の分解斜視図
である。
【図6】従来の印字装置における被検知板の平面図であ
る。
【符号の説明】
10 活字輪 12 ステッピングモータ 12a 回転軸 14A 被検知板(被検知部材) 22 制御手段 30 兼用センサ(センサ手段) 36 カウンタ(計数手段) Sh 原点スリット(第1の被検知部) S 活字スリット(第2の被検知部) L1〜L4 励磁相に対応する回転角度位置 φ1〜φ4 励磁信号 φ2 第1の励磁信号 φ4 第2の励磁信号 D 検知信号 PS 駆動パルス信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】活字輪と、前記活字輪を回転駆動するステ
    ッピングモータと、前記活字輪の原点位置に対応して形
    成された第1の被検知部、及び、前記活字輪の活字位置
    のそれぞれに対応して形成された第2の被検知部を有し
    て前記ステッピングモータの回転軸に結合される被検知
    部材と、前記第1及び第2の被検知部を検知するセンサ
    手段とを有し、前記センサ手段の検知信号に基づいて、
    前記活字輪を原点位置及び活字位置に移動させて印字動
    作を行う印字装置において、 前記第1及び第2の被検知部は、前記被検知部材の同一
    円周上に形成され、 前記第1の被検知部は、前記被検知部材の、前記ステッ
    ピングモータの第1の励磁相に対応する回転角度位置に
    形成され、 前記第2の被検知部は、前記被検知部材の、前記ステッ
    ピングモータの前記第1の励磁相とは異なる第2の励磁
    相に対応する回転角度位置に形成され、 前記センサ手段は、前記第1及び第2の被検知部を検知
    し得る位置に設けられ、 前記活字輪の原点位置を前記
    第1の励磁相の状態と前記検知信号とに基づいて識別す
    るとともに、前記活字輪の活字位置を前記第2の励磁相
    の状態と前記検知信号とに基づいて識別する制御手段を
    具備したこと、 を特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】制御手段は、ステッピングモータの第1の
    励磁相を励磁させる第1の励磁信号と検知信号とがいず
    れも有効であるときに、活字輪が原点位置にあると判断
    し、前記ステッピングモータの第2の励磁相を励磁させ
    る第2の励磁信号と検知信号とがいずれも有効であると
    きに、前記活字輪が活字位置にあると判断すること、 を特徴とする請求項1記載の印字装置。
  3. 【請求項3】第2の励磁信号と検知信号とがいずれも有
    効であるときに計数動作を行う計数手段を具備し、制御
    手段は、前記活字輪の回転角度位置の適否を前記計数手
    段の計数値に基づいて判断することを特徴とする請求項
    2記載の印字装置。
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