JPH07228444A - エレベーターの監視装置及び制御装置 - Google Patents
エレベーターの監視装置及び制御装置Info
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- JPH07228444A JPH07228444A JP6018433A JP1843394A JPH07228444A JP H07228444 A JPH07228444 A JP H07228444A JP 6018433 A JP6018433 A JP 6018433A JP 1843394 A JP1843394 A JP 1843394A JP H07228444 A JPH07228444 A JP H07228444A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 エレベーターが停止するような故障状態にな
る前に、経年変化等の兆候を検出し適切な対応を行わせ
て、顧客への影響を極力少なくする。 【構成】 エレベーター制御装置から速度信号6を受
け、この速度信号6を基準パターンとして記憶する基準
パターン記憶手段1と、速度パターン6を通常パターン
として記憶する通常パターン記憶手段2と、これらの記
憶手段1、2の内容を比較する比較手段3と、比較結果
により診断を行う診断手段4と、診断結果に基づいて、
エレベーター制御装置に停止指令8を発し、監視センタ
等に発報信号9を発する制限手段5とを備える。診断手
段4は、正常、警報、異常の各レベルの状態を診断す
る。制限手段5は、警報状態のとき監視センタ等に発報
信号を発し、異常状態のとき、監視センタ等に発報信号
を発すると共に、エレベーター制御装置に停止を指令す
る。
る前に、経年変化等の兆候を検出し適切な対応を行わせ
て、顧客への影響を極力少なくする。 【構成】 エレベーター制御装置から速度信号6を受
け、この速度信号6を基準パターンとして記憶する基準
パターン記憶手段1と、速度パターン6を通常パターン
として記憶する通常パターン記憶手段2と、これらの記
憶手段1、2の内容を比較する比較手段3と、比較結果
により診断を行う診断手段4と、診断結果に基づいて、
エレベーター制御装置に停止指令8を発し、監視センタ
等に発報信号9を発する制限手段5とを備える。診断手
段4は、正常、警報、異常の各レベルの状態を診断す
る。制限手段5は、警報状態のとき監視センタ等に発報
信号を発し、異常状態のとき、監視センタ等に発報信号
を発すると共に、エレベーター制御装置に停止を指令す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベーターの監視装
置及び制御装置に係り、特に、マイコンにより制御され
るエレベーターの監視装置、制御装置に関する。
置及び制御装置に係り、特に、マイコンにより制御され
るエレベーターの監視装置、制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベーターの故障検出装置に関する従
来技術として、例えば、乗りかごに対する速度指令値と
乗りかごの実速度との偏差を用いて、制御が正常に行わ
れているか否かを判定して故障を検出するという技術が
知られている。この従来技術は、速度指令値に対して実
速度が過剰速度となっているときのマージンを小さく取
り、不足速度時となっているときのマージンを大きく取
って、正常か故障かを診断している。
来技術として、例えば、乗りかごに対する速度指令値と
乗りかごの実速度との偏差を用いて、制御が正常に行わ
れているか否かを判定して故障を検出するという技術が
知られている。この従来技術は、速度指令値に対して実
速度が過剰速度となっているときのマージンを小さく取
り、不足速度時となっているときのマージンを大きく取
って、正常か故障かを診断している。
【0003】また、電動機制御装置の故障診断装置に関
する従来技術として、例えば、特開平1−291682
号公報等に記載された技術が知られている。この従来技
術は、制御装置からの制御信号を用いて異なる態様の外
乱トルクの推定値を求め、求められた各外乱トルクの推
定値の偏差から、制御装置が正常か異常かを検出し、合
わせてその原因を判別するというものである。
する従来技術として、例えば、特開平1−291682
号公報等に記載された技術が知られている。この従来技
術は、制御装置からの制御信号を用いて異なる態様の外
乱トルクの推定値を求め、求められた各外乱トルクの推
定値の偏差から、制御装置が正常か異常かを検出し、合
わせてその原因を判別するというものである。
【0004】さらに、エレベーターの監視装置に関する
従来技術として、特開平5−108982号公報等に記
載された技術が知られている。この従来技術は、エレベ
ーター制御装置に接続された端末装置が、エレベーター
制御盤に設けられたマイコン基板の動作を監視し、マイ
コン基板の故障を検出すると、監視センタへ異常発報を
行うというものである。また、この従来技術は、前記異
常発報時に、故障復旧時間を短縮するために使用可能な
情報(確認番号、顧客名、機種、規格等)を合わせて送
信するというものである。
従来技術として、特開平5−108982号公報等に記
載された技術が知られている。この従来技術は、エレベ
ーター制御装置に接続された端末装置が、エレベーター
制御盤に設けられたマイコン基板の動作を監視し、マイ
コン基板の故障を検出すると、監視センタへ異常発報を
行うというものである。また、この従来技術は、前記異
常発報時に、故障復旧時間を短縮するために使用可能な
情報(確認番号、顧客名、機種、規格等)を合わせて送
信するというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術は、
何れも、故障(あるいは異常)か正常かのみの判断を行
うものであり、故障が発生しなければ異常と見做すこと
ができず、異常の兆候が現われていても故障ではないた
めに正常と判断し、結果的に、エレベーターが停止せざ
るを得ない故障にまでこの兆候が発展した時点で初めて
異常と判断するものである。
何れも、故障(あるいは異常)か正常かのみの判断を行
うものであり、故障が発生しなければ異常と見做すこと
ができず、異常の兆候が現われていても故障ではないた
めに正常と判断し、結果的に、エレベーターが停止せざ
るを得ない故障にまでこの兆候が発展した時点で初めて
異常と判断するものである。
【0006】すなわち、前述の従来技術は、何れも、異
常の兆候を的確に捕らえることができず、異常の兆候が
故障にまで到らない限り、保守を行わせることができな
いという問題点を有している。
常の兆候を的確に捕らえることができず、異常の兆候が
故障にまで到らない限り、保守を行わせることができな
いという問題点を有している。
【0007】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
点を解決し、エレベーターが停止せざるを得なくなるよ
うな故障(異常)状態になる前に、経年変化などの兆候
をいち早くとらえその状況に応じて適切な対応(保守会
社への連絡、運転時の指令値変更による状態の悪化防止
等)を取ることができ、エレベーターの故障停止による
顧客への影響を極力少なくすることができるエレベータ
ーの監視装置、及び、監視装置の監視結果を使用するエ
レベーターの制御装置を提供することにある。
点を解決し、エレベーターが停止せざるを得なくなるよ
うな故障(異常)状態になる前に、経年変化などの兆候
をいち早くとらえその状況に応じて適切な対応(保守会
社への連絡、運転時の指令値変更による状態の悪化防止
等)を取ることができ、エレベーターの故障停止による
顧客への影響を極力少なくすることができるエレベータ
ーの監視装置、及び、監視装置の監視結果を使用するエ
レベーターの制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、エレベーターの据付け時あるいは定期検査時のエレ
ベーターの調整終了後の運転時における指令値と計測値
との偏差、計測値の少なくとも一方を、起動から停止ま
で記憶する基準パターン記憶手段と、通常運転時の指令
値と計測値との偏差、計測値の何れか一方を、起動から
停止まで記憶する通常パターン記憶手段と、記憶されて
いる前記基準パターンと通常の運転時に記憶した前記通
常パターンとを比較する比較手段と、該比較手段による
比較結果に応じてエレベーター運転状態を少なくとも3
段階(例えば、正常、警告、停止の3段階)に分て診断
する診断手段と、診断結果に応じてエレベーターの運転
に制限を加える制限手段とを備えることにより達成され
る。
は、エレベーターの据付け時あるいは定期検査時のエレ
ベーターの調整終了後の運転時における指令値と計測値
との偏差、計測値の少なくとも一方を、起動から停止ま
で記憶する基準パターン記憶手段と、通常運転時の指令
値と計測値との偏差、計測値の何れか一方を、起動から
停止まで記憶する通常パターン記憶手段と、記憶されて
いる前記基準パターンと通常の運転時に記憶した前記通
常パターンとを比較する比較手段と、該比較手段による
比較結果に応じてエレベーター運転状態を少なくとも3
段階(例えば、正常、警告、停止の3段階)に分て診断
する診断手段と、診断結果に応じてエレベーターの運転
に制限を加える制限手段とを備えることにより達成され
る。
【0009】前述において、診断手段は、エレベーター
の運転状態を、例えば、正常、警告、停止の3段階に分
けて診断するものであり、また、制限手段は、例えば、
正常時には監視継続し、警告時には診断に用いた種々の
データを記憶すると共にエレベーターの監視センタに警
告を発報して、エレベーターの運転、監視を継続し、停
止時にはエレベーターを停止させると共にエレベーター
の監視センタに停止を発報して、エレベーターの運転、
監視を停止するものである。
の運転状態を、例えば、正常、警告、停止の3段階に分
けて診断するものであり、また、制限手段は、例えば、
正常時には監視継続し、警告時には診断に用いた種々の
データを記憶すると共にエレベーターの監視センタに警
告を発報して、エレベーターの運転、監視を継続し、停
止時にはエレベーターを停止させると共にエレベーター
の監視センタに停止を発報して、エレベーターの運転、
監視を停止するものである。
【0010】また、前記目的は、さらに、前記診断手段
によって得られた診断結果(監視結果)に基づいて、エ
レベーターの運転モードを変更(運転時の指令値変更、
例えば、診断結果が警告の場合、速度を通常よりも下げ
る等)する変更手段と、エレベーターの速度制御装置に
変更信号を出力する出力手段とを備え、これによりエレ
ベーターの運転を制御するようにすることにより達成さ
れる
によって得られた診断結果(監視結果)に基づいて、エ
レベーターの運転モードを変更(運転時の指令値変更、
例えば、診断結果が警告の場合、速度を通常よりも下げ
る等)する変更手段と、エレベーターの速度制御装置に
変更信号を出力する出力手段とを備え、これによりエレ
ベーターの運転を制御するようにすることにより達成さ
れる
【0011】
【作用】本発明は、前述のように構成されているので、
例えば、計測値を用いる場合、調整後の運転初期の計測
値パターンを基準として記憶している基準パターンと、
その後、通常運転時に計測した(あるいは、計測値を用
いて計算した)パターンである通常パターンとを比較手
段により比較することにより、通常パターンの基準パタ
ーンからの偏差を的確にとらえることができる。そし
て、本発明は、診断手段が、例えば、偏差の大きさによ
り正常、警告、停止の3段階の診断を行い、装置の結果
を用いて、制限手段により正常時には監視を継続し、警
告時には診断に用いた種々のデータを記憶すると共にエ
レベーターの監視センタ、保守会社等に警告発生を発報
して、エレベーターの運転、監視を継続し、停止時には
エレベーターを停止させると共にエレベーターの監視セ
ンタ、保守会社等に停止発生を発報して、エレベーター
の運転、監視を停止するようにすることができる。
例えば、計測値を用いる場合、調整後の運転初期の計測
値パターンを基準として記憶している基準パターンと、
その後、通常運転時に計測した(あるいは、計測値を用
いて計算した)パターンである通常パターンとを比較手
段により比較することにより、通常パターンの基準パタ
ーンからの偏差を的確にとらえることができる。そし
て、本発明は、診断手段が、例えば、偏差の大きさによ
り正常、警告、停止の3段階の診断を行い、装置の結果
を用いて、制限手段により正常時には監視を継続し、警
告時には診断に用いた種々のデータを記憶すると共にエ
レベーターの監視センタ、保守会社等に警告発生を発報
して、エレベーターの運転、監視を継続し、停止時には
エレベーターを停止させると共にエレベーターの監視セ
ンタ、保守会社等に停止発生を発報して、エレベーター
の運転、監視を停止するようにすることができる。
【0012】すなわち、本発明は、エレベーター制御系
に徐々に現われる経年変化等による小さな変化を、警告
段階でとらえて監視センタあるいは保守会社等に警告発
生を発報することができる。これにより、監視センタあ
るいは保守会社等は、通常運転時にエレベーターを停止
させることなく、顧客からクレームが出る前にその対応
を行うことができる。また、本発明は、突然に生じる故
障、劣化等による大きな変化を停止段階でとらえ、エレ
ベーターを停止した後に監視センタあるいは保守会社等
に停止発生を発報しているので、重大事故に至る前にエ
レベーターを安全に停止させて、その対応を行わせるこ
とができる。
に徐々に現われる経年変化等による小さな変化を、警告
段階でとらえて監視センタあるいは保守会社等に警告発
生を発報することができる。これにより、監視センタあ
るいは保守会社等は、通常運転時にエレベーターを停止
させることなく、顧客からクレームが出る前にその対応
を行うことができる。また、本発明は、突然に生じる故
障、劣化等による大きな変化を停止段階でとらえ、エレ
ベーターを停止した後に監視センタあるいは保守会社等
に停止発生を発報しているので、重大事故に至る前にエ
レベーターを安全に停止させて、その対応を行わせるこ
とができる。
【0013】本発明は、エレベーター調整後の運転時の
計測値を基準パターンとして記憶するようにしている
が、計算で求めた理想的な値を基準パターンとして記憶
するようにすることも可能であり、この場合、基準パタ
ーン記憶手段の記憶用スイッチを不要とすることができ
る。
計測値を基準パターンとして記憶するようにしている
が、計算で求めた理想的な値を基準パターンとして記憶
するようにすることも可能であり、この場合、基準パタ
ーン記憶手段の記憶用スイッチを不要とすることができ
る。
【0014】また、本発明は、複数の各種計測値、指令
値と計測値との偏差の少なくとも一方を用いてエレベー
ターの監視を行うようにすることもでき、この場合、そ
れぞれの計測値、指令値と計測値との偏差の少なくとも
一方を用いて種々比較することにより、警告あるいは停
止発生の原因まで診断することも可能となる。
値と計測値との偏差の少なくとも一方を用いてエレベー
ターの監視を行うようにすることもでき、この場合、そ
れぞれの計測値、指令値と計測値との偏差の少なくとも
一方を用いて種々比較することにより、警告あるいは停
止発生の原因まで診断することも可能となる。
【0015】本発明は、さらに、監視のための診断結果
を正常、注意、警告、異常の4段階に分けること、ある
いは、正常、注意、警告、異常、故障の5段階に分ける
こともでき、これによって、さらにきめ細かな診断を行
うことが可能となる。この場合の注意段階の意味は、監
視している値が正常の範囲内であるが、警告段階に近づ
きつつある段階であることである。また、異常段階は、
監視している値が異常値を示していても故障にまでは至
ったいない段階であり、故障段階は、ハード、ソフト等
の故障を伴っている段階を意味している。
を正常、注意、警告、異常の4段階に分けること、ある
いは、正常、注意、警告、異常、故障の5段階に分ける
こともでき、これによって、さらにきめ細かな診断を行
うことが可能となる。この場合の注意段階の意味は、監
視している値が正常の範囲内であるが、警告段階に近づ
きつつある段階であることである。また、異常段階は、
監視している値が異常値を示していても故障にまでは至
ったいない段階であり、故障段階は、ハード、ソフト等
の故障を伴っている段階を意味している。
【0016】本発明は、さらに、診断手段によって得ら
れた診断結果(監視結果)に基づいて、変更手段により
エレベーターの速度指令値を変更し(例えば、診断結果
が警告の場合には、速度を通常よりも下げる等)、出力
手段によりエレベーター速度制御装置に変更した指令値
を出力することができるので、これにより、診断結果が
さらに悪化するのを防止することができる。
れた診断結果(監視結果)に基づいて、変更手段により
エレベーターの速度指令値を変更し(例えば、診断結果
が警告の場合には、速度を通常よりも下げる等)、出力
手段によりエレベーター速度制御装置に変更した指令値
を出力することができるので、これにより、診断結果が
さらに悪化するのを防止することができる。
【0017】本発明は、指令値はとして速度指令を例に
挙げているが、速度以外にも加速度、トルク、あるい
は、それらの組合せ等を用いることができる。
挙げているが、速度以外にも加速度、トルク、あるい
は、それらの組合せ等を用いることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、計測値として速
度信号を用いた場合について図面により詳細に説明す
る。
度信号を用いた場合について図面により詳細に説明す
る。
【0019】図1は本発明の一実施例によるエレベータ
ーの監視装置の構成を示すブロック図、図2は診断方法
を説明する診断パターンの例を説明する図、図3は基準
パターンと通常パターンとの比較例を説明する図、図4
は基準パターン記憶手段の処理動作を説明するフローチ
ャート、図5は通常パターン記憶手段の処理動作を説明
するフローチャート、図6は比較手段の処理動作を説明
するフローチャート、図7は診断手段の処理動作を説明
するフローチャート、図8は制限手段の処理動作を説明
するフローチャートである。図1において、1は基準パ
ターン記憶手段、2は通常パターン記憶手段、3は比較
手段、4は診断手段、5は制限手段、6は速度信号、7
は診断結果信号、8はエレベーター停止指令信号、9は
発報信号である。
ーの監視装置の構成を示すブロック図、図2は診断方法
を説明する診断パターンの例を説明する図、図3は基準
パターンと通常パターンとの比較例を説明する図、図4
は基準パターン記憶手段の処理動作を説明するフローチ
ャート、図5は通常パターン記憶手段の処理動作を説明
するフローチャート、図6は比較手段の処理動作を説明
するフローチャート、図7は診断手段の処理動作を説明
するフローチャート、図8は制限手段の処理動作を説明
するフローチャートである。図1において、1は基準パ
ターン記憶手段、2は通常パターン記憶手段、3は比較
手段、4は診断手段、5は制限手段、6は速度信号、7
は診断結果信号、8はエレベーター停止指令信号、9は
発報信号である。
【0020】本発明の一実施例によるエレベーターの監
視装置は、図1に示すように、図示しないエレベーター
制御装置から速度信号6を受け、この速度信号6を基準
パターンとして記憶する基準パターン記憶手段1と、速
度パターン6を通常パターンとして記憶する通常パター
ン記憶手段2と、これらの記憶手段1、2の内容を比較
する比較手段3と、比較結果により診断を行う診断手段
4と、診断結果に基づいて、エレベーター制御装置に停
止指令8を発し、監視センタ等に発報信号9を発する制
限手段5とを備えて構成される。
視装置は、図1に示すように、図示しないエレベーター
制御装置から速度信号6を受け、この速度信号6を基準
パターンとして記憶する基準パターン記憶手段1と、速
度パターン6を通常パターンとして記憶する通常パター
ン記憶手段2と、これらの記憶手段1、2の内容を比較
する比較手段3と、比較結果により診断を行う診断手段
4と、診断結果に基づいて、エレベーター制御装置に停
止指令8を発し、監視センタ等に発報信号9を発する制
限手段5とを備えて構成される。
【0021】次に、図1に示す本発明の一実施例の概略
の動作を、図2、図3を参照して説明する。
の動作を、図2、図3を参照して説明する。
【0022】エレベーターの据付け終了後あるいは定期
検査修量後のエレベーター運転時に得られる、例えば、
図3(a)に示すような速度信号6は、時間情報を含む
基準パターンとして基準パターン記憶手段1に記憶され
る。また、顧客利用時のエレベーター運転時に得られ
る、例えば、図3(b)に示すような速度信号6は、通
常パターン記憶手段2に記憶される。
検査修量後のエレベーター運転時に得られる、例えば、
図3(a)に示すような速度信号6は、時間情報を含む
基準パターンとして基準パターン記憶手段1に記憶され
る。また、顧客利用時のエレベーター運転時に得られ
る、例えば、図3(b)に示すような速度信号6は、通
常パターン記憶手段2に記憶される。
【0023】これらのパターンの記憶は、図示しないブ
レーキ開閉信号あるいはエレベーター運転信号と同期し
てON/OFFする記憶用のスイッチを設けて、それぞ
れの記憶パターンのデータ間の同期を取って行われる。
記憶用スイッチを設けない場合には、それぞれの記憶パ
ターンから速度の立上りを見つける等の処理を施し、比
較時に記憶データ間の同期をとる必要がある。
レーキ開閉信号あるいはエレベーター運転信号と同期し
てON/OFFする記憶用のスイッチを設けて、それぞ
れの記憶パターンのデータ間の同期を取って行われる。
記憶用スイッチを設けない場合には、それぞれの記憶パ
ターンから速度の立上りを見つける等の処理を施し、比
較時に記憶データ間の同期をとる必要がある。
【0024】そして、本発明の一実施例は、基準パター
ンの記憶と合わせて出発階と停止階(行先階あるいは到
着階)を記憶しておき、通常運転時の出発階と停止階
(行先階あるいは到着階)が基準パターンのそれらの階
と一致した場合に記憶用スイッチをONにして通常パタ
ーンを記憶するようにしている。
ンの記憶と合わせて出発階と停止階(行先階あるいは到
着階)を記憶しておき、通常運転時の出発階と停止階
(行先階あるいは到着階)が基準パターンのそれらの階
と一致した場合に記憶用スイッチをONにして通常パタ
ーンを記憶するようにしている。
【0025】比較手段3は、前述により記憶手段1に予
め記憶しておいた基準パターンと通常運転時に記憶手段
2に記憶した通常パターンとを比較する。比較の方法
は、種々の方法が考えられるが、ここでは、(1)式に
より速度偏差ΔVのパターンを比較の結果として、図3
(c)に示すように求めるものとする。
め記憶しておいた基準パターンと通常運転時に記憶手段
2に記憶した通常パターンとを比較する。比較の方法
は、種々の方法が考えられるが、ここでは、(1)式に
より速度偏差ΔVのパターンを比較の結果として、図3
(c)に示すように求めるものとする。
【0026】 速度偏差ΔV(t)=Vb(t)−Vn(t) ……(1) 但し、Vb:基準パターンのデータ Vn:通常パターンのデータ t:同期を取って記憶したパターンの時間である。
【0027】診断手段4は、(1)式によって比較手段
3より得られた速度偏差ΔVのパターンに基づいて異常
の有無を診断する。本発明の一実施例は、3段階に分け
て診断を行うものとするが、さらに多くの段階に分ける
ことも可能であり、その場合にはさらにきめ細かな診断
を行うことができる。
3より得られた速度偏差ΔVのパターンに基づいて異常
の有無を診断する。本発明の一実施例は、3段階に分け
て診断を行うものとするが、さらに多くの段階に分ける
ことも可能であり、その場合にはさらにきめ細かな診断
を行うことができる。
【0028】診断手段4は、図2に示すような速度偏差
の大きさとパターンの領域とに対応した診断パターン
(パターンではなく各領域を分ける制限値を記憶しても
よい)を予め記憶して有している。そして、この診断パ
ターンは、速度偏差が大きくなるに従って、正常、警
告、停止と診断するように制限値が設定され、また、本
発明の一実施例における制限値の設定は、加減速時と一
定速時との値が異なるようにされている。
の大きさとパターンの領域とに対応した診断パターン
(パターンではなく各領域を分ける制限値を記憶しても
よい)を予め記憶して有している。そして、この診断パ
ターンは、速度偏差が大きくなるに従って、正常、警
告、停止と診断するように制限値が設定され、また、本
発明の一実施例における制限値の設定は、加減速時と一
定速時との値が異なるようにされている。
【0029】この制限値の設定は、加速時、減速時、一
定速時のそれぞれで異なるように、あるいは、同一とな
るように設定することも可能であり、異なるように設定
するとさらにきめ細かく、また、同一に設定すると簡略
化した診断を行うことができる。
定速時のそれぞれで異なるように、あるいは、同一とな
るように設定することも可能であり、異なるように設定
するとさらにきめ細かく、また、同一に設定すると簡略
化した診断を行うことができる。
【0030】診断手段4は、図2に示す診断パターンを
用いて、図3(c)に示す速度偏差ΔVのパターンを診
断し(速度偏差が何れの領域に有るのかを比較する)、
診断結果7を出力し、診断結果が警告あるいは停止の場
合、通常パターンと速度偏差ΔVのパターン等とを記憶
する。
用いて、図3(c)に示す速度偏差ΔVのパターンを診
断し(速度偏差が何れの領域に有るのかを比較する)、
診断結果7を出力し、診断結果が警告あるいは停止の場
合、通常パターンと速度偏差ΔVのパターン等とを記憶
する。
【0031】制限手段5は、診断手段4からの診断結果
7を判定し、判定の結果が、正常の場合には監視装置に
監視を継続させ、警告の場合には監視センタあるいは保
守会社等に警告発生を発報信号9により発報して、エレ
ベーター運転、監視を継続させ、停止の場合にはエレベ
ーター制御装置に停止指令8を出力した後、監視センタ
あるいは保守会社等に停止発生を発報信号9により発報
し、エレベーター運転、監視を停止させる。
7を判定し、判定の結果が、正常の場合には監視装置に
監視を継続させ、警告の場合には監視センタあるいは保
守会社等に警告発生を発報信号9により発報して、エレ
ベーター運転、監視を継続させ、停止の場合にはエレベ
ーター制御装置に停止指令8を出力した後、監視センタ
あるいは保守会社等に停止発生を発報信号9により発報
し、エレベーター運転、監視を停止させる。
【0032】また、制限手段5は、診断結果が正常及び
警告の場合、前述で説明した監視を以後も継続して実行
する。
警告の場合、前述で説明した監視を以後も継続して実行
する。
【0033】次に、前述した本発明の一実施例を構成す
る各手段の動作の詳細を図4〜図8に示す処理フローを
参照して説明する。
る各手段の動作の詳細を図4〜図8に示す処理フローを
参照して説明する。
【0034】まず、図4に示す処理フローを参照して基
準パターン記憶手段1の動作を説明する。この処理フロ
ーは、エレベーターの据付け調整後あるいは定期検査後
の運転時に起動される。
準パターン記憶手段1の動作を説明する。この処理フロ
ーは、エレベーターの据付け調整後あるいは定期検査後
の運転時に起動される。
【0035】(1)まず、基準パターンが記憶済みであ
るか否かを判定し、記憶済みであれば処理を終了する。
記憶済みでなければ、基準パターン記憶のための運転を
開始させ、その運転時の出発階と停止階(あるいは行先
階)とを記憶する(ステップ401、402)。
るか否かを判定し、記憶済みであれば処理を終了する。
記憶済みでなければ、基準パターン記憶のための運転を
開始させ、その運転時の出発階と停止階(あるいは行先
階)とを記憶する(ステップ401、402)。
【0036】(2)次に、エレベーター出発のためブレ
ーキが解除されたか否かをチェックし、ブレーキが解除
されたときに基準パターン記憶用のスイッチをONに
し、ブレーキが解除されない場合、記憶用スイッチをO
FFのまま保持する(ステップ403〜405)。
ーキが解除されたか否かをチェックし、ブレーキが解除
されたときに基準パターン記憶用のスイッチをONに
し、ブレーキが解除されない場合、記憶用スイッチをO
FFのまま保持する(ステップ403〜405)。
【0037】(3)さらに、記憶用スイッチがONとな
っているか否かをチェックし、ONとなっていなければ
処理を終了する(ステップ406)。
っているか否かをチェックし、ONとなっていなければ
処理を終了する(ステップ406)。
【0038】(4)ステップ406で記憶用スイッチが
ONとなっていることが確認されると、エレベーター制
御装置からの速度データを入力し、このデータを基準パ
ターン記憶手段1内のテーブルに記憶する(ステップ4
07、408)。
ONとなっていることが確認されると、エレベーター制
御装置からの速度データを入力し、このデータを基準パ
ターン記憶手段1内のテーブルに記憶する(ステップ4
07、408)。
【0039】(5)エレベーターが停止したか否かをチ
ェックし、停止しなければ、エレベーターが停止するま
で、ステップ407からの処理を続けて速度データをテ
ーブルに格納する処理を続ける。エレベーターが停止し
たとき、一連の基準パターンの記憶処理を終了する(ス
テップ409)。
ェックし、停止しなければ、エレベーターが停止するま
で、ステップ407からの処理を続けて速度データをテ
ーブルに格納する処理を続ける。エレベーターが停止し
たとき、一連の基準パターンの記憶処理を終了する(ス
テップ409)。
【0040】次に、図5に示す処理フローを参照して通
常パターン記憶手段2の動作を説明する。この処理フロ
ーは、通常のエレベーターの運転時に起動される。
常パターン記憶手段2の動作を説明する。この処理フロ
ーは、通常のエレベーターの運転時に起動される。
【0041】(1)まず、エレベーターの通常運転時
に、出発階と停止階(あるいは行先階)とが基準パター
ン記憶時のものと一致しているか否かを判定し、一致し
ていなければ処理を終了する(ステップ501)。
に、出発階と停止階(あるいは行先階)とが基準パター
ン記憶時のものと一致しているか否かを判定し、一致し
ていなければ処理を終了する(ステップ501)。
【0042】(2)ステップ501の判定で、出発階と
停止階(あるいは行先階)とが基準パターン記憶時のも
のと一致している場合、エレベーター出発のためブレー
キが解除されたか否かをチェックし、ブレーキが解除さ
れたときに通常パターン記憶用のスイッチをONにし、
ブレーキが解除されない場合、記憶用のスイッチをOF
Fのまま保持する(ステップ502〜504)。
停止階(あるいは行先階)とが基準パターン記憶時のも
のと一致している場合、エレベーター出発のためブレー
キが解除されたか否かをチェックし、ブレーキが解除さ
れたときに通常パターン記憶用のスイッチをONにし、
ブレーキが解除されない場合、記憶用のスイッチをOF
Fのまま保持する(ステップ502〜504)。
【0043】(3)さらに、記憶用スイッチがONとな
っているか否かをチェックし、ONとなっていなければ
処理を終了する(ステップ505)。
っているか否かをチェックし、ONとなっていなければ
処理を終了する(ステップ505)。
【0044】(4)ステップ406で記憶用スイッチが
ONとなっていることが確認されると、エレベーター制
御装置からの速度データを入力し、このデータを通常パ
ターン記憶手段2内のテーブルに記憶する(ステップ5
06、507)。
ONとなっていることが確認されると、エレベーター制
御装置からの速度データを入力し、このデータを通常パ
ターン記憶手段2内のテーブルに記憶する(ステップ5
06、507)。
【0045】(5)エレベーターが停止したか否かをチ
ェックし、停止しなければ、エレベーターが停止するま
で、ステップ407からの処理を続けて速度データをテ
ーブルに格納する処理を続ける。エレベーターが停止し
たとき、一連の通常パターンの記憶処理を終了する(ス
テップ508)。
ェックし、停止しなければ、エレベーターが停止するま
で、ステップ407からの処理を続けて速度データをテ
ーブルに格納する処理を続ける。エレベーターが停止し
たとき、一連の通常パターンの記憶処理を終了する(ス
テップ508)。
【0046】次に、図6に示す処理フローを参照して比
較手段3の動作を説明する。この処理フローは、通常の
エレベーターの運転時に、所定の時間間隔をおいて起動
されればよい。
較手段3の動作を説明する。この処理フローは、通常の
エレベーターの運転時に、所定の時間間隔をおいて起動
されればよい。
【0047】(1)まず、基準パターンと通常パターン
とが記憶済みであるか否かを判定し、両者が記憶済みで
なければ処理を終了する(ステップ601、602)。
とが記憶済みであるか否かを判定し、両者が記憶済みで
なければ処理を終了する(ステップ601、602)。
【0048】(2)ステップ601、602の判定で、
基準パターンと通常パターンとの両者が記憶済みである
場合、比較するベースとなる時間tの初期設定を行う
(ステップ603)。
基準パターンと通常パターンとの両者が記憶済みである
場合、比較するベースとなる時間tの初期設定を行う
(ステップ603)。
【0049】(3)時間tにおける速度偏差ΔV(t)
を、前述した(1)式を用いて求め、その結果を速度偏
差記憶テーブルに格納して、時間tを+1する等により
更新する(ステップ604〜606)。
を、前述した(1)式を用いて求め、その結果を速度偏
差記憶テーブルに格納して、時間tを+1する等により
更新する(ステップ604〜606)。
【0050】(4)更新した時間tがエレベーター停止
までの時間tend になっているか否かをチェックし、エ
レベーター停止までのデータについて時間tを更新し
て、ステップ604からの処理を繰返し実行し、順次求
めた速度偏差ΔV(t)をパターンとして速度偏差記憶
テーブルに記憶する(ステップ607)。
までの時間tend になっているか否かをチェックし、エ
レベーター停止までのデータについて時間tを更新し
て、ステップ604からの処理を繰返し実行し、順次求
めた速度偏差ΔV(t)をパターンとして速度偏差記憶
テーブルに記憶する(ステップ607)。
【0051】次に、図7に示す処理フローを参照して診
断手段3の動作を説明する。この処理フローは、前述の
比較手段3による処理の終了時に起動されればよい。
断手段3の動作を説明する。この処理フローは、前述の
比較手段3による処理の終了時に起動されればよい。
【0052】(1)まず、加速領域、すなわち、時間領
域t0≦t≦taにおける診断を、加速領域の正常値の制
限値La1及び警告値の制限値La2と、速度偏差ΔVの絶
対値とを比較することにより行う。すなわち、 0≦|ΔV(t)|<La1 のとき、正常、 La1≦|ΔV(t)|<La2 のとき、警告、 La2≦|ΔV(t)| のとき、異常と診断する
(ステップ701)。
域t0≦t≦taにおける診断を、加速領域の正常値の制
限値La1及び警告値の制限値La2と、速度偏差ΔVの絶
対値とを比較することにより行う。すなわち、 0≦|ΔV(t)|<La1 のとき、正常、 La1≦|ΔV(t)|<La2 のとき、警告、 La2≦|ΔV(t)| のとき、異常と診断する
(ステップ701)。
【0053】(2)ステップ701における診断の結
果、警告あるいは停止があったか否かを判定し、これら
の少なくとも一方があれば、その警告あるいは停止を加
速領域の診断結果のテーブルに記憶する(ステップ70
2、703)。
果、警告あるいは停止があったか否かを判定し、これら
の少なくとも一方があれば、その警告あるいは停止を加
速領域の診断結果のテーブルに記憶する(ステップ70
2、703)。
【0054】(3)ステップ703の終了後、あるい
は、ステップ702で警告あるいは停止がないと判定さ
れた場合、一定速領域、すなわち、ta≦t≦tdにおけ
る診断を、一定速領域の正常値の制限値Lc1及び警告値
の制限値Lc2と、速度偏差ΔVの絶対値とを比較するこ
とにより行う。すなわち、 0≦|ΔV(t)|<Lc1 のとき、正常、 Lc1≦|ΔV(t)|<Lc2 のとき、警告、 Lc2≦|ΔV(t)| のとき、異常と診断する
(ステップ704)。
は、ステップ702で警告あるいは停止がないと判定さ
れた場合、一定速領域、すなわち、ta≦t≦tdにおけ
る診断を、一定速領域の正常値の制限値Lc1及び警告値
の制限値Lc2と、速度偏差ΔVの絶対値とを比較するこ
とにより行う。すなわち、 0≦|ΔV(t)|<Lc1 のとき、正常、 Lc1≦|ΔV(t)|<Lc2 のとき、警告、 Lc2≦|ΔV(t)| のとき、異常と診断する
(ステップ704)。
【0055】(4)ステップ704における診断の結
果、警告あるいは停止があったか否かを判定し、これら
の少なくとも一方があれば、その警告あるいは停止を加
速領域の診断結果のテーブルに記憶する(ステップ70
5、706)。
果、警告あるいは停止があったか否かを判定し、これら
の少なくとも一方があれば、その警告あるいは停止を加
速領域の診断結果のテーブルに記憶する(ステップ70
5、706)。
【0056】(5)ステップ706の終了後、あるい
は、ステップ705で警告あるいは停止がないと判定さ
れた場合、減速領域、すなわち、td≦t≦tendにおけ
る診断を、減速領域の正常値の制限値La1及び警告値の
制限値La2と、速度偏差ΔVの絶対値とを比較すること
により行う。すなわち、 0≦|ΔV(t)|<La1 のとき、正常、 La1≦|ΔV(t)|<La2 のとき、警告、 La2≦|ΔV(t)| のとき、異常と診断する
(ステップ707)。
は、ステップ705で警告あるいは停止がないと判定さ
れた場合、減速領域、すなわち、td≦t≦tendにおけ
る診断を、減速領域の正常値の制限値La1及び警告値の
制限値La2と、速度偏差ΔVの絶対値とを比較すること
により行う。すなわち、 0≦|ΔV(t)|<La1 のとき、正常、 La1≦|ΔV(t)|<La2 のとき、警告、 La2≦|ΔV(t)| のとき、異常と診断する
(ステップ707)。
【0057】(6)ステップ707における診断の結
果、警告あるいは停止があったか否かを判定し、これら
の少なくとも一方があれば、その警告あるいは停止を減
速領域の診断結果のテーブルに記憶する(ステップ70
8、709)。
果、警告あるいは停止があったか否かを判定し、これら
の少なくとも一方があれば、その警告あるいは停止を減
速領域の診断結果のテーブルに記憶する(ステップ70
8、709)。
【0058】(7)前述までの診断の結果、全領域の診
断結果が全て正常であるか否かを判定し、全ての領域で
正常であった場合、一連の診断の処理を終了する(ステ
ップ710)。
断結果が全て正常であるか否かを判定し、全ての領域で
正常であった場合、一連の診断の処理を終了する(ステ
ップ710)。
【0059】(8)ステップ710の判定で、全ての領
域の中に1つでも停止あるいは警告がある場合、すなわ
ち、警告、停止の両方、あるいは、停止のみがある場
合、総合診断結果として停止を、停止が無く警告がある
場合、総合診断結果として警告を総合診断結果の記憶テ
ーブルに記憶する。なお、全ての領域で正常であれば総
合診断結果の記憶テーブルには何も記憶されないが、こ
の何も記憶されないことが正常を意味する(ステップ7
11)。
域の中に1つでも停止あるいは警告がある場合、すなわ
ち、警告、停止の両方、あるいは、停止のみがある場
合、総合診断結果として停止を、停止が無く警告がある
場合、総合診断結果として警告を総合診断結果の記憶テ
ーブルに記憶する。なお、全ての領域で正常であれば総
合診断結果の記憶テーブルには何も記憶されないが、こ
の何も記憶されないことが正常を意味する(ステップ7
11)。
【0060】次に、図8に示す処理フローを参照して制
限手段5の動作を説明する。この処理フローは、前述の
診断手段4による処理の終了後直ちに起動される。
限手段5の動作を説明する。この処理フローは、前述の
診断手段4による処理の終了後直ちに起動される。
【0061】(1)診断手段4による総合診断結果が正
常であるか、警告であるか、停止であるかを判定し、正
常である場合、処理を終了する(ステップ801)。
常であるか、警告であるか、停止であるかを判定し、正
常である場合、処理を終了する(ステップ801)。
【0062】(2)ステップ801による判定が警告で
ある場合、警告の発生を監視センタあるいは保守会社等
に発報信号8により発報し、通常パターン記憶テーブル
と速度偏差記憶テーブル等の内容を警告記憶テーブルに
格納する(ステップ804、805)。
ある場合、警告の発生を監視センタあるいは保守会社等
に発報信号8により発報し、通常パターン記憶テーブル
と速度偏差記憶テーブル等の内容を警告記憶テーブルに
格納する(ステップ804、805)。
【0063】(3)ステップ801による判定が停止の
場合、エレベーター停止指令9をエレベーターの制御装
置に対して出力し、停止の発生を監視センタあるいは保
守会社等に発報信号8により発報すると共に、通常パタ
ーン記憶テーブルと速度偏差記憶テーブル等の内容を停
止記憶テーブルに格納する(ステップ802、803、
805)。
場合、エレベーター停止指令9をエレベーターの制御装
置に対して出力し、停止の発生を監視センタあるいは保
守会社等に発報信号8により発報すると共に、通常パタ
ーン記憶テーブルと速度偏差記憶テーブル等の内容を停
止記憶テーブルに格納する(ステップ802、803、
805)。
【0064】前述した本発明の一実施例は、前述の処理
を周期的あるいは逐次的に実施してエレベーター運転状
態の監視を行うことにより、エレベーター制御系に経年
変化等の小さな変化があった場合に、直ちに警告を監視
センタあるいは保守会社等に発報し、故障あるいは劣化
等によって大きな変化が生じた場合にはエレベーター停
止指令をエレベーター制御装置に出力すると共に、その
停止を監視センタあるいは保守会社等に発報することが
できる。
を周期的あるいは逐次的に実施してエレベーター運転状
態の監視を行うことにより、エレベーター制御系に経年
変化等の小さな変化があった場合に、直ちに警告を監視
センタあるいは保守会社等に発報し、故障あるいは劣化
等によって大きな変化が生じた場合にはエレベーター停
止指令をエレベーター制御装置に出力すると共に、その
停止を監視センタあるいは保守会社等に発報することが
できる。
【0065】前述した本発明の一実施例によれば、これ
により、監視センタあるいは保守会社等に、通常運転時
にエレベーターを停止させることなく、顧客からクレー
ムが出る前にその対応を行わせるようにすることができ
る。また、本発明の一実施例によれば、突然に生じる故
障、劣化等による大きな変化を停止段階でとらえ、まず
エレベーターを停止した後に監視センタあるいは保守会
社等に停止発生を発報しているので、重大事故に至る前
にエレベーターを安全に停止させて、その対応を行わせ
ることができる。
により、監視センタあるいは保守会社等に、通常運転時
にエレベーターを停止させることなく、顧客からクレー
ムが出る前にその対応を行わせるようにすることができ
る。また、本発明の一実施例によれば、突然に生じる故
障、劣化等による大きな変化を停止段階でとらえ、まず
エレベーターを停止した後に監視センタあるいは保守会
社等に停止発生を発報しているので、重大事故に至る前
にエレベーターを安全に停止させて、その対応を行わせ
ることができる。
【0066】前述した本発明の一実施例は、エレベータ
ー調整後の運転時の計測値を基準パターンとして記憶
し、実際の運転時の計測値との偏差により診断を行うと
して説明したが、本発明は、実際の運転時の指令値と計
測値との偏差、計算で求めた理想的な値を基準パターン
とし、実際の運転時の計測値との偏差により、あるい
は、両方を併用して診断を行うようにすることもでき、
同様の効果を得ることができる。
ー調整後の運転時の計測値を基準パターンとして記憶
し、実際の運転時の計測値との偏差により診断を行うと
して説明したが、本発明は、実際の運転時の指令値と計
測値との偏差、計算で求めた理想的な値を基準パターン
とし、実際の運転時の計測値との偏差により、あるい
は、両方を併用して診断を行うようにすることもでき、
同様の効果を得ることができる。
【0067】計測値としては、前述で例として説明した
速度の外、加速度、荷重(負荷)、電流、電圧、周波
数、振動等を使用することができ、また、計算値として
は、トルク値(計測も可能)等があり、本発明は、これ
らの何れを用いても目的とする効果を得ることができ
る。さらに、電流、電圧、トルク値等を用いる場合に
は、乗客数、上昇/下降などの違いを荷重センサにより
取り込み、図2により説明した制限値L1、L2(領域
別には、La1、La2、Lc1、Lc2)を、例えば、以下に
示す(2)〜(5)式を用いて適切な値に補正すること
によりさらにきめ細かな診断を行うことが可能となる。
速度の外、加速度、荷重(負荷)、電流、電圧、周波
数、振動等を使用することができ、また、計算値として
は、トルク値(計測も可能)等があり、本発明は、これ
らの何れを用いても目的とする効果を得ることができ
る。さらに、電流、電圧、トルク値等を用いる場合に
は、乗客数、上昇/下降などの違いを荷重センサにより
取り込み、図2により説明した制限値L1、L2(領域
別には、La1、La2、Lc1、Lc2)を、例えば、以下に
示す(2)〜(5)式を用いて適切な値に補正すること
によりさらにきめ細かな診断を行うことが可能となる。
【0068】 制限値L1の補正値ε1=a(W1−W1’)+b ……(2) 制限値L2の補正値ε2=c(W1−W1’)+d ……(3) 補正後の制限値L1’ =ε1+L1 ……(4) 補正後の制限値L2’ =ε2+L2 ……(5) 但し、W1 は前回制限値を設定したときの荷重量 W1’は今回制限値を設定したときの荷重量 a、b、c、dは定数である。
【0069】前述した本発明の一実施例は、エレベータ
ー起動時から停止時までのパターンを用いて監視を行う
として説明したが、実時間で基準値としての計測値、指
令値の少なくとも一方と通常運転時の計測値との偏差を
逐次監視するようにすることも可能であり、この場合、
警告あるいは停止(異常)の発生をよりタイムリーに捕
らえることができる。
ー起動時から停止時までのパターンを用いて監視を行う
として説明したが、実時間で基準値としての計測値、指
令値の少なくとも一方と通常運転時の計測値との偏差を
逐次監視するようにすることも可能であり、この場合、
警告あるいは停止(異常)の発生をよりタイムリーに捕
らえることができる。
【0070】また、前述した本発明の一実施例は、監視
により1回でも警告あるいは停止が発生すると制限手段
5が発報等の必要な対応を取るとして説明したが、本発
明は、複数回(あるいは所定の回数)これらが発生した
場合に制限手段5が発報等の必要な対応を取るようにす
ることも可能であり、この場合、ノイズ等の影響を除去
することができ、診断の精度をより向上させることがで
きる。
により1回でも警告あるいは停止が発生すると制限手段
5が発報等の必要な対応を取るとして説明したが、本発
明は、複数回(あるいは所定の回数)これらが発生した
場合に制限手段5が発報等の必要な対応を取るようにす
ることも可能であり、この場合、ノイズ等の影響を除去
することができ、診断の精度をより向上させることがで
きる。
【0071】また、前述した本発明の一実施例は、本発
明エレベーターの運転状態の監視に適用したものとして
説明したが、本発明は、エレベーターのドアの開閉時の
監視等に適用することもできる。
明エレベーターの運転状態の監視に適用したものとして
説明したが、本発明は、エレベーターのドアの開閉時の
監視等に適用することもできる。
【0072】図9は本発明の他の実施例の構成を示すブ
ロック図、図10は変更手段の処理動作を説明するフロ
ーチャート、図11は出力手段の処理動作を説明するフ
ローチャートである。図9において、10は監視装置の
監視結果(診断結果)、11は変更手段、12は出力手
段、13は指令値テーブルである。
ロック図、図10は変更手段の処理動作を説明するフロ
ーチャート、図11は出力手段の処理動作を説明するフ
ローチャートである。図9において、10は監視装置の
監視結果(診断結果)、11は変更手段、12は出力手
段、13は指令値テーブルである。
【0073】この本発明の他の実施例は、前述した本発
明の実施例による監視装置による監視結果(診断結果)
を用いて、速度指令値を変更しエレベーター制御装置が
変更された速度指令値に基づいて速度制御を実施するも
のである。なお、この実施例では、監視結果により速度
指令値を変更するとして説明するが、速度指令値に変え
て、加速度、トルク指令値、それらの組合せ等を変更す
るようにしてもよい。
明の実施例による監視装置による監視結果(診断結果)
を用いて、速度指令値を変更しエレベーター制御装置が
変更された速度指令値に基づいて速度制御を実施するも
のである。なお、この実施例では、監視結果により速度
指令値を変更するとして説明するが、速度指令値に変え
て、加速度、トルク指令値、それらの組合せ等を変更す
るようにしてもよい。
【0074】図9に示す本発明の他の実施例は、図1に
示した本発明の実施例によるエレベーターの監視装置と
図示しないエレベーター制御装置との間に、監視結果に
より速度指令値を変更する変更手段11と、変更結果を
エレベーター制御装置に与える出力手段12と、変更さ
れた指令値を格納する指令値テーブル13とを備えて構
成される。そして、変更手段11は、エレベーター監視
装置の診断手段によって得られた診断結果(監視結果)
に基づいて、エレベーターの速度指令値を変更(運転モ
ードの変更、例えば、診断結果が警告の場合には、速度
を通常よりも下げる等)し、出力手段12によりエレベ
ーター制御装置に変更した速度指令値を出力するもので
ある。
示した本発明の実施例によるエレベーターの監視装置と
図示しないエレベーター制御装置との間に、監視結果に
より速度指令値を変更する変更手段11と、変更結果を
エレベーター制御装置に与える出力手段12と、変更さ
れた指令値を格納する指令値テーブル13とを備えて構
成される。そして、変更手段11は、エレベーター監視
装置の診断手段によって得られた診断結果(監視結果)
に基づいて、エレベーターの速度指令値を変更(運転モ
ードの変更、例えば、診断結果が警告の場合には、速度
を通常よりも下げる等)し、出力手段12によりエレベ
ーター制御装置に変更した速度指令値を出力するもので
ある。
【0075】次に、前述した本発明の他の実施例を構成
する各手段の動作の詳細を図10、図11に示す処理フ
ローを参照して説明する。
する各手段の動作の詳細を図10、図11に示す処理フ
ローを参照して説明する。
【0076】まず、図10に示す処理フローを参照して
変更手段11の動作を説明する。
変更手段11の動作を説明する。
【0077】(1)エレベーター監視装置の監視結果
(あるいは診断結果)を入力し、監視結果が正常、警
告、停止の何れであるかを判定し、正常な場合、何もせ
ずに処理を終了する(ステップ101、102)。
(あるいは診断結果)を入力し、監視結果が正常、警
告、停止の何れであるかを判定し、正常な場合、何もせ
ずに処理を終了する(ステップ101、102)。
【0078】(2)ステップ102の判定で監視装置の
監視結果が停止の場合、指令値テーブル13に停止指令
を設定して、出力手段12を起動する(ステップ10
3、105)。
監視結果が停止の場合、指令値テーブル13に停止指令
を設定して、出力手段12を起動する(ステップ10
3、105)。
【0079】(3)ステップ102の判定で監視装置の
監視結果が警告の場合、定格の速度指令値よりも低い速
度指令値、例えば、定格速度の1/2の値を指令値テー
ブル13に設定して、出力手段12を起動する(ステッ
プ104、105)。
監視結果が警告の場合、定格の速度指令値よりも低い速
度指令値、例えば、定格速度の1/2の値を指令値テー
ブル13に設定して、出力手段12を起動する(ステッ
プ104、105)。
【0080】出力手段12は、図11に示す処理フロー
に従って、変更手段11が指令値テーブル13に設定し
た指令値を入力し、この指令値をエレベーター制御装置
に指令値として出力する。
に従って、変更手段11が指令値テーブル13に設定し
た指令値を入力し、この指令値をエレベーター制御装置
に指令値として出力する。
【0081】前述した本発明の他の実施例によれば、監
視装置の監視結果をエレベーターの制御装置の速度制御
に反映させることが可能となり、警告状態が生じたとき
エレベーターの指令速度を低下させた運転を行わせるこ
とができるので、警告状態から停止状態への悪化を防止
することが可能となる。
視装置の監視結果をエレベーターの制御装置の速度制御
に反映させることが可能となり、警告状態が生じたとき
エレベーターの指令速度を低下させた運転を行わせるこ
とができるので、警告状態から停止状態への悪化を防止
することが可能となる。
【0082】また、前述した本発明の他の実施例は、エ
レベーター制御装置に出力した指令値を、監視結果に応
じて直ちに用いるのではなく、エレベーターが停止した
後、次に起動するとき以降に用いるようにすることがで
き、これにより、速度指令値の急変による速度変動等の
トラブルを避けることができる。
レベーター制御装置に出力した指令値を、監視結果に応
じて直ちに用いるのではなく、エレベーターが停止した
後、次に起動するとき以降に用いるようにすることがで
き、これにより、速度指令値の急変による速度変動等の
トラブルを避けることができる。
【0083】また、前述した本発明の他の実施例におけ
る変更手段11と出力手段12との処理は、先に説明し
た本発明の一実施例による監視装置の制限手段5に含め
て処理するようにすることも可能である。
る変更手段11と出力手段12との処理は、先に説明し
た本発明の一実施例による監視装置の制限手段5に含め
て処理するようにすることも可能である。
【0084】さらに、前述した本発明の他の実施例は、
変更手段11が速度指令値を1/2にするとして説明し
たが、変更量は任意に設定することができる。また、指
令値として、加速度、トルク等の指令値を使用する場合
にも、警告状態で、これらの指令値を定格値よりも低く
して運転させることも可能であり、このような場合に
も、前述と同様な効果を得ることができる。
変更手段11が速度指令値を1/2にするとして説明し
たが、変更量は任意に設定することができる。また、指
令値として、加速度、トルク等の指令値を使用する場合
にも、警告状態で、これらの指令値を定格値よりも低く
して運転させることも可能であり、このような場合に
も、前述と同様な効果を得ることができる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、エ
レベーターが停止せざるを得なくなるような故障(或い
は異常)状態になる前に、経年変化等の小さな兆候をい
ち早くとらえ、その状況に応じて適切な対応(例えば、
監視センタ或いは保守会社等への連絡、エレベーターの
状態悪化防止のために運転モードを変更等)を取ること
が可能となり、エレベーターの安全性の向上を図ること
ができる。
レベーターが停止せざるを得なくなるような故障(或い
は異常)状態になる前に、経年変化等の小さな兆候をい
ち早くとらえ、その状況に応じて適切な対応(例えば、
監視センタ或いは保守会社等への連絡、エレベーターの
状態悪化防止のために運転モードを変更等)を取ること
が可能となり、エレベーターの安全性の向上を図ること
ができる。
【図1】本発明の一実施例によるエレベーターの監視装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図2】診断方法を説明する診断パターンの例を説明す
る図である。
る図である。
【図3】基準パターンと通常パターンとの比較例を説明
する図である。
する図である。
【図4】基準パターン記憶手段の処理動作を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図5】通常パターン記憶手段の処理動作を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図6】比較手段の処理動作を説明するフローチャート
である。
である。
【図7】診断手段の処理動作を説明するフローチャート
である。
である。
【図8】制限手段の処理動作を説明するフローチャート
である。
である。
【図9】本発明の他の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図10】変更手段の処理動作を説明するフローチャー
トである。
トである。
【図11】出力手段の処理動作を説明するフローチャー
トである。
トである。
1 基準パターン記憶手段 2 通常パターン記憶手段 3 比較手段 4 診断手段 5 制限手段 11 変更手段 12 出力手段 13 指令値テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 厚沢 輝佳 東京都千代田区神田錦町一丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内
Claims (16)
- 【請求項1】 エレベーターの運転状態を監視するエレ
ベーターの監視装置において、基準とするためのエレベ
ーターの起動から停止までの指令値と計測値との偏差、
計測値の少なくとも一方を記憶する基準パターン記憶手
段と、通常運転時にエレベーターの起動から停止までの
指令値と計測値との偏差、計測値の少なくとも一方を記
憶する通常パターン記憶手段と、記憶されている基準パ
ターンと通常パターンとを比較する比較手段と、比較手
段による比較結果に応じてエレベーターの運転状態を少
なくとも3段階に診断する診断手段と、診断手段による
診断結果に応じてエレベーターの運転に制限を加える制
限手段とを備えることを特徴とするエレベーター監視装
置。 - 【請求項2】 エレベーターの運転状態を監視するエレ
ベーターの監視装置において、基準とするためのエレベ
ーターの起動から停止までの指令値と計測値との偏差、
計測値の少なくとも一方を記憶する基準パターン記憶手
段と、通常運転時における現在の指令値と計測値との偏
差、計測値の少なくとも一方を記憶する通常値記憶手
段、記憶されている基準パターンの現在に対応する位置
の記憶値と現在の通常値とを比較する比較手段、比較手
段による比較結果に応じてエレベーターの運転状態を少
なくとも3段階に診断する診断手段と、診断手段による
診断結果に応じてエレベーターの運転に制限を加える制
限手段とを備えることを特徴とするエレベーターの監視
装置。 - 【請求項3】 前記基準パターンは、エレベーターの据
付け時あるいは定期検査時のエレベーター調整終了後の
運転時に記憶されることを特徴とする請求項1または2
記載のエレベーターの監視装置。 - 【請求項4】 前記基準パターンは、計算等により予め
求められたものであることを特徴とする請求項1または
2記載のエレベーターの監視装置。 - 【請求項5】 基準パターンを記憶する場合にON、記
憶終了後にOFFとされる記憶用スイッチをさらに備え
ることを特徴とする請求項1、2または3記載のエレベ
ーターの監視装置。 - 【請求項6】 前記基準パターン記憶手段には、記憶す
る基準パターンに対応する出発階と停止階(行先階、到
着階)とが合わせて記憶されることを特徴とする請求項
1ないし5のうち1記載のエレベーターの監視装置。 - 【請求項7】 通常パターンを記憶する場合にON、記
憶終了後にOFFとされる記憶用スイッチをさらに備え
ることを特徴とする請求項1、3、4、5、6のうち1
記載のエレベーターの監視装置。 - 【請求項8】 前記通常パターン記憶のためのスイッチ
は、前記基準パターン記憶手段に記憶された出発階、停
止階と同一の出発階、停止階における通常運転が行われ
るときONとされることを特徴とする請求項7記載のエ
レベーターの監視装置。 - 【請求項9】 前記診断手段は、エレベーターの運転状
態を、正常段階と異常あるいは故障段階との間に、少な
くとも1段階を設けて診断することを特徴とする請求項
1ないし8のうち1記載のエレベーターの監視装置。 - 【請求項10】 前記診断手段は、エレベーターの運転
状態を少なくとも正常、警告、停止の3段階に分けて診
断することを特徴とする請求項1ないし8のうち1記載
のエレベーターの監視装置。 - 【請求項11】 前記制限手段は、診断結果が正常時に
監視を継続し、警告時に診断に用いた種々のデータを記
憶すると共にエレベーターの監視センタ等に警告を発報
して、エレベーターの運転、監視を継続し、停止時にエ
レベーターを停止させると共にエレベーターの監視セン
タ等に停止を発報して、エレベーターの運転、監視を停
止させることを特徴とする請求項10記載のエレベータ
ーの監視装置。 - 【請求項12】 前記指令値は、速度指令値、定格速度
指令値、加減速度指令値、トルク指令値の少なくとも1
つであり、計測値は、これらの指令に対応する計測値で
あることを特徴とする請求項1ないし11のうち1記載
のエレベーターの監視装置。 - 【請求項13】 エレベーターの制御装置において、請
求項記載1ないし12のうち1記載のエレベーターの監
視装置による監視結果に基づいて、エレベーターの速度
制御に関係する指令値を変更する変更手段と、変更手段
による変更結果をエレベーター速度制御部に出力する出
力手段とを備えることを特徴とするエレベーターの制御
装置。 - 【請求項14】 エレベーターの監視装置による監視結
果が警告である場合に、エレベーターの速度制御に関係
する指令値を下げてエレベーターの運転を継続させるこ
とを特徴とする請求項13記載のエレベーターの制御装
置。 - 【請求項15】 エレベーターの監視装置による監視結
果が警告である場合に、エレベーターが停止した後の次
の起動からエレベーターの速度制御に関係する指令値を
下げてエレベーターの運転を継続させることを特徴とす
る請求項13記載のエレベーターの制御装置。 - 【請求項16】 前記エレベーターの速度制御に関係す
る指令値は、速度指令値、定格速度指令値、加減速度指
令値、トルク指令値の少なくとも1つであることを特徴
とする請求項13、14または15記載のエレベーター
の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6018433A JPH07228444A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | エレベーターの監視装置及び制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6018433A JPH07228444A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | エレベーターの監視装置及び制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07228444A true JPH07228444A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=11971521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6018433A Pending JPH07228444A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | エレベーターの監視装置及び制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07228444A (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1994
- 1994-02-15 JP JP6018433A patent/JPH07228444A/ja active Pending
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