JPH0722880U - 陳列用棚付き台車 - Google Patents

陳列用棚付き台車

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JPH0722880U
JPH0722880U JP6815093U JP6815093U JPH0722880U JP H0722880 U JPH0722880 U JP H0722880U JP 6815093 U JP6815093 U JP 6815093U JP 6815093 U JP6815093 U JP 6815093U JP H0722880 U JPH0722880 U JP H0722880U
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吉弘 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 棚板同士が水平になるように陳列したり、棚
板同士が階段状となるように陳列したりすることがで
き、陳列用として優れた機能を持った陳列用棚付き台車
を提供する。 【構成】 キャスタ3 付き基台2 と、揺動自在の棚板取
付桟12,13 と、複数の棚板14,15,16とを備えており、棚
板取付桟12,13 を垂直、傾斜および水平のいずれかの状
態で固定することができる。棚板取付桟12,13 を例えば
傾斜状態で固定するには、左の棚板取付桟12,13 に揺動
自在に取り付けられたアーム22を揺動させ、このアーム
22に設けられた傾斜状態固定用係合凹部25を右の棚板取
付桟12,13に固定されたストッパー23に係合させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、陳列用棚付き台車に関する。
【0002】
【従来の技術】
棚付き台車により商品を運搬した後、商品を陳列する場合、運搬時の状態のま ま、すなわち棚板同士が縦に並んだ状態で陳列することは可能であるが、棚板同 士が横一列になるように陳列したり、棚板同士が階段状となるように陳列したり する必要がある場合には、棚付き台車より別の陳列用台に移し替えられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の棚付き台車では、棚板同士が水平になるように陳列したり、棚板同士が 階段状となるように陳列したりする必要がある場合には、別の陳列用台への移し 替え作業が面倒であるという問題があった。
【0004】 この考案の目的は、棚板同士が水平になるように陳列したり、棚板同士が階段 状となるように陳列したりすることができ、陳列用として優れた機能を持った陳 列用棚付き台車を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案による陳列用棚付き台車は、前後両端部に前後支持部材がそれぞれ固 定されたキャスタ付き台車と、前後方向の軸を中心として揺動可能なように中央 部が前後支持部材の左右上端部にそれぞれ取り付けられた左右一対の前後棚板取 付桟と、各棚板取付桟に対して揺動可能なようにその前後端部が前後棚板取付桟 にそれぞれ取り付けられた複数の棚板と、前後棚板取付桟を垂直、傾斜および水 平のいずれかの状態で固定する固定手段とを備えているものである。
【0006】
【作用】 この考案の陳列用棚付き台車によると、商品運搬時および運搬車保管時は、棚 板取付桟を垂直状態で固定して使用し、商品陳列時は、必要に応じ、棚板取付桟 を垂直、傾斜および水平のいずれかの状態で固定して使用する。
【0007】
【実施例】
この考案の実施例を、以下図面を参照して説明する。この明細書において、前 とは図2の表側、後とは同裏側をいい、左右は図2の左右をいうものとする。
【0008】 図1から図7までに示す陳列用棚付き台車(1) は、前後両端部に左右一対の角 パイプ製前後支柱(4)(5)がそれぞれ固定されたキャスタ(3) 付きの基台(2) と、 前後方向の軸を中心として揺動可能なように中央部が前後支柱(4)(5)の上端にそ れぞれピン(17)により取り付けられた左右一対の角パイプ製前後棚板取付桟(12) (13)と、上段、中段および下段の3つの棚板(14)(15)(16)と、前後棚板取付桟(1 2)(13)の固定手段(21)とを備えており、前後棚板取付桟(12)(13)を、図1、図2 および図3に示すように、傾斜状態、垂直状態および水平状態のいずれかに固定 することができる。
【0009】 上段および下段の棚板(14)(16)は、前後棚板取付桟(12)(13)に対して揺動可能 なようにその前後端部が前後棚板取付桟(12)(13)の上端および下端にそれぞれピ ン(18)により取り付けられている。中段の棚板(15)は、前後棚板取付桟(12)(13) を支柱(4)(5)に取り付けるのと同じピン(17)により前後棚板取付桟(12)(13)の中 央に取り付けられている。これにより、各棚板(14)(15)(16)は、前後棚板取付桟 (12)(13)が揺動したさいに、常に水平な状態を保って揺動させられる。
【0010】 各棚板(14)(15)(16)を前後取付桟(12)(13)に取り付けるピン(17)(18)の高さは 、左右で違えられている。すなわち、左方のピン(17)(18)は、各棚板(14)(15)(1 6)の前後の枠(14a)(15a)(16a) の上半部に位置し、右方のピン(17)(18)は、同下 半部に位置している。これにより、各棚板(14)(15)(16)同士が水平状に並ぶまで スムーズに前後取付桟(12)(13)を回転させることができる。
【0011】 揺動棚(11)の固定手段(21)は、左方の前後棚板取付桟(12)(13)の上端部近くに 揺動自在に取り付けられかつ下面に所定間隔をおいてあけられた複数の係合凹部 (24)(25)(26)(27)を有する前後一対の揺動アーム(22)と、右方の前後棚板取付桟 (12)(13)の中央よりやや上に固定されたU字形の前後一対のストッパー(23)とよ りなる。上記係合凹部(24)(25)(26)(27)は、各揺動アーム(22)の左端近く、中央 、中央より若干右寄りおよび他端近くの計4か所に設けられており、それぞれ、 水平状態固定用、45度傾斜状態固定用、60度傾斜状態固定用および垂直状態 固定用に使用される。前後の揺動アーム(22)の右端同士は操作バー(28)により連 結されている。この操作バー(28)を動かして、各揺動アーム(22)の4つの係合凹 部(24)(25)(26)(27)のうちのいずれかをストッパー(23)の下端部に係合させるこ とにより、前後棚板取付桟(12)(13)を垂直、傾斜および水平のいずれかの状態で 固定することができる。
【0012】 基台(2) には、それぞれブラケット(6) を介して左右一対の前後アウトリガー (7) が取り付けられている。各アウトリガー(7) は、丸パイプをL形に成形した もので、商品運搬時には水平状態で基台(2) 上に収納されており、商品陳列時に は、これを左右方向外方に引き出した後、回転させることにより、その一端部が 接地させられる。図4および図5に詳しく示すように、各アウトリガー(7) には 、これを収納位置に固定するためのピン孔(8) と、張出し位置に固定するための ピン孔(9) とが貫通状に設けられている。2つのピン孔(8)(9)のいずれかにピン (10)を挿通してその下端部をブラケット(6) にあけられた孔(6a)に嵌め入れるこ とにより、各アウトリガー(7) をそれぞれ収納位置または張出し位置に固定する ことができる。
【0013】 下段の棚板(16)の右側面の前後両端部には、それぞれラッチ(19)が取り付けら れている。このラッチ(19)は、前後棚板取付桟(12)(13)が水平状態において使用 される。図3に示すように、前後棚板取付桟(12)(13)が水平な状態では、左側の 前側棚板取付桟(12)が右側の前側棚板取付桟(12)の上に重ね合わせられる。揺動 アーム(22)は、右側の支柱(4) のやや右において、前側棚板取付桟(12)の動きを 抑えている。そして、左側の支柱(4) のやや左においては、図6および図7に示 すように、ラッチ(19)の丸棒(19a) が左側の前側棚板取付桟(12)にあけられた孔 (12a) に挿入される。後側棚板取付桟(13)でも同様であり、これにより前後棚板 取付桟(12)(13)ががたつくことなく水平状態で固定される。
【0014】 図8および図9には、前側棚板取付桟(12)を水平状態に固定するための他の実 施例を示している。この実施例では、左側の前側棚板取付桟(12)の後側面にクレ セント(29)が取り付けられ、右側の前側棚板取付桟(12)の後側面にクレセント受 け(30)が取り付けられている。これらの取付け位置は、左側の前側棚板取付桟(1 2)が右側の前側棚板取付桟(12)の上に重ね合わせられたさいに、中段の棚板(15) と下段の棚板(16)との間のすきまに納まって、干渉しない位置となされている。 後側棚板取付桟(13)でも同様であり、クレセント(29)を使用して前後棚板取付桟 (12)(13)同士を締め付けることにより、ラッチ(19)に比べてよりしっかりと前後 棚板取付桟(12)(13)を固定することができる。一方、ラッチ(19)は、水平状態に おける中段の棚板(15)と下段の棚板(16)との間のすきまが狭いときに有効な水平 状態固定手段となる。
【0015】 図10から図13までには、揺動アームの他の実施例が示されている。以下の 説明においては、前側の揺動アーム(51)について説明するものとし、上下・左右 は図12および図13の上下・左右をいうものとする。
【0016】 この揺動アーム(51)は、上記の実施例における揺動アーム(22)と同形状の第1 部材(52)と、第1部材(52)に取り付けられて揺動アーム(51)がストッパー(23)か ら外れるのを防止する帯板状の第2部材(61)とを備えている。
【0017】 第1部材(52)には、上記の実施例における揺動アーム(22)と同様の水平状態、 45度傾斜状態、60度傾斜状態および垂直状態固定用係合凹部(54)(55)(56)(5 7)が設けられるとともに、45度傾斜状態固定用係合凹部(55)の左寄りおよび垂 直状態固定用係合凹部(57)の右寄りに、第1部材取付用のねじ孔(58)がそれぞれ 設けられている。
【0018】 第2部材(61)の左右各端部には、その長さ方向に長い長孔(62)があけられてい る。各長孔(62)を貫通してねじ(63)が第1部材(52)の各ねじ孔(58)にそれぞれね じ込まれることにより、第2部材(61)は、長孔(62)の長さの範囲内で第1部材(5 2)に沿って摺動しうるようになされている。
【0019】 第1部材(52)の左のねじ孔(58)の左方に、磁石(53)がねじで取り付けられてお り、第2部材(61)は、磁石(53)と第1部材(52)の右端との間に配置されている。 磁石(53)は、第2部材(61)が不必要に第1部材(52)に対して摺動することを防止 するためのもので、第2部材(61)の左端部は、磁石(53)に吸着されやすくするた めに折曲げられている。
【0020】 第2部材(61)の2つの長孔(62)の間には、第1部材(52)の45度傾斜状態およ び60度傾斜状態係合凹部(55)(56)にそれぞれ対応する2つの切欠き(65)(66)が 設けられ、第2部材(61)の右端部には、垂直状態固定用係合凹部(57)に対応する 切欠き(67)が設けられている。これらの3つの切欠き(65)(66)(67)がそれぞれ後 述する形状となされることにより、第2部材(61)は、第1部材(52)の45度傾斜 状態、60度傾斜状態および垂直状態固定用係合凹部(55)(56)(57)のうちのいず れか1つがストッパー(23)に係合されるに際して係合の邪魔にならない初期位置 (図12に示す位置)と、同係合凹部がストッパー(23)に係合された後に強制的 にスライドさせられて係合が外れるのを防止する揺動アーム外れ防止位置(図1 3に示す位置)との間を移動することができるようになされている。
【0021】 なお、前後棚板取付桟(12)(13)を水平状態で固定する時には、揺動アーム(51) が外れても水平状態が崩れることはないので、揺動アーム外れ防止は必要ではな く、図6および図7または図8および図9に示した手段により水平状態の安定が 図られる。
【0022】 第2部材(61)の長孔(62)の間にある2つの切欠き(65)(66)は同一形状であり、 対応する係合凹部(55)(56)の左右幅の2倍より大きい左右幅を有している。そし て、各右半部は下方に開口し、各左半部の下縁には右方に突出する外れ防止突起 (68)(69)がそれぞれ設けられている。
【0023】 第2部材(61)の右端部にある切欠き(67)は、第2部材(61)の右端部下縁に上記 外れ防止突起(68)(69)と同形状の外れ防止突起(70)が形成されるように、第2部 材(61)の右端部に設けられているものである。
【0024】 図12に示す初期位置では、正面より見て、切欠き(65)(66)(67)の縁部および 外れ防止突起(68)(69)(70)が第1部材(52)の係合凹部(55)(56)(57)の開口を塞が ないようになされている。
【0025】 前後棚板取付桟(12)(13)を例えば図10に示す60度傾斜状態で固定するには 、第2部材(61)が磁石(53)に吸着されている状態で、まず、前後棚板取付桟(12) (13)を60度傾斜状態まで揺動させ、さらに、揺動アーム(51)を揺動させてその 第1部材(52)の60度傾斜状態固定用係合凹部(56)をストッパー(23)の下端部に 係合させることにより、前後棚板取付桟(12)(13)を60度傾斜の状態に固定する 。このさい60度傾斜状態固定用係合凹部(56)に対応する切欠き(66)は、図12 に示すようにその右半部が同係合凹部(56)に対応させられており、切欠き(66)の 縁部および外れ防止突起(69)が係合作業の邪魔になることはない。次いで、第2 部材(61)を磁石(53)の吸着力に抗して摺動させて、第2部材(61)は切欠き(66)の 左縁部がストッパー(23)左側面に当たるまで移動させる。この状態(図13参照 )では各外れ防止突起(68)(69)(70)が対応する第1部材(52)の係合凹部(55)(56) (57)の開口を塞ぐとともに、60度傾斜状態固定用係合凹部(56)に対応する外れ 防止突起(69)がストッパー(23)の下端部に下から当接する。したがって、揺動ア ーム(51)に下方から物や手が当たったとしても、揺動アーム(51)はストッパー(2 3)から外れることなく、上記固定状態が安定して保持される。
【0026】 上記陳列用棚付き台車(1) は、商品運搬時や運搬車保管時には、通常垂直状態 で使用され、商品陳列時は、陳列スペースや商品に応じて、垂直、傾斜および水 平の内のいずれかの状態で固定して使用される。
【0027】 なお、上記実施例では、前後棚板取付桟(12)(13)は前後支柱(4)(5)に固定され ているが、支柱(4)(5)の代わりに垂直板を設け、これの上端の左右両側に前後棚 板取付桟(12)(13)を取り付けるようにしてもよい。また、棚板の数、係合凹部の 数および位置、棚板取付桟を固定する手段等は、上記のものに限られるものでは なく、適宜変更できる。
【0028】
【考案の効果】
この考案の陳列用棚付き台車によると、商品運搬時や運搬車保管時は、棚板取 付桟を垂直状態で固定して使用し、商品陳列時は、棚板取付桟を垂直、傾斜およ び水平の内のいずれかの状態で固定して使用することができるので、商品運搬時 や運搬車保管時にはスペースが小さくて済み、商品陳列時には棚板同士が横一列 や階段状となるように並べて陳列機能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による陳列用棚付き台車を示す斜視図
である。
【図2】陳列用棚付き台車の棚板の回転状態を示す正面
図である。
【図3】陳列用棚付き台車の棚板取付桟が水平の状態を
示す側面図である。
【図4】図2のIV-IV 線に沿う断面図である。
【図5】図2のV-V 線に沿う断面図である。
【図6】図3のIV-IV 線に沿う矢視図である。
【図7】図3のVII-VII 線に沿う断面図である。
【図8】棚板取付桟を水平状態に固定するための他の実
施例を示す図7に相当する断面図である。
【図9】図8のIX-IX 線に沿う矢視図である。
【図10】この考案による陳列用棚付き台車の他の実施
例を示す正面図である。
【図11】図10に示されている揺動アームの拡大分解
斜視図である。
【図12】同揺動アームの1状態を示す正面図である。
【図13】同他の状態を示す正面図である。
【符号の説明】
(2) 基台 (3) キャスタ (4) 前側支柱(前側支持部材) (5) 後側支柱(後側支持部材) (12) 前側棚板取付桟 (13) 後側棚板取付桟 (14)(15)(16) 棚板 (21) 固定手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後両端部に前後支持部材(4)(5)がそれ
    ぞれ固定されたキャスタ(3) 付き基台(2) と、前後方向
    の軸を中心として揺動可能なように中央部が前後支持部
    材(4)(5)の左右上端部にそれぞれ取り付けられた左右一
    対の前後棚板取付桟(12)(13)と、各棚板取付桟(12)(13)
    に対して揺動可能なようにその前後端部が前後棚板取付
    桟(12)(13)にそれぞれ取り付けられた複数の棚板(14)(1
    5)(16)と、前後棚板取付桟(12)(13)を垂直、傾斜および
    水平のいずれかの状態で固定する固定手段(21)とを備え
    ている陳列用棚付き台車。
JP1993068150U 1993-08-17 1993-12-21 陳列用棚付き台車 Expired - Lifetime JP2600829Y2 (ja)

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JP4477893 1993-08-17
JP5-44778 1993-08-17
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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