JPH0722927B2 - タイルのプレス成形及び乾燥方法 - Google Patents
タイルのプレス成形及び乾燥方法Info
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- JPH0722927B2 JPH0722927B2 JP4842890A JP4842890A JPH0722927B2 JP H0722927 B2 JPH0722927 B2 JP H0722927B2 JP 4842890 A JP4842890 A JP 4842890A JP 4842890 A JP4842890 A JP 4842890A JP H0722927 B2 JPH0722927 B2 JP H0722927B2
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Landscapes
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はタイルのプレス成形及び乾燥方法に係り、特に
製品毎のバラツキを防止して、高い寸法精度にてタイル
を製造することができ、しかも乾燥時の亀裂を防止して
歩留りを向上させることができるタイルのプレス成形方
法に関する。
製品毎のバラツキを防止して、高い寸法精度にてタイル
を製造することができ、しかも乾燥時の亀裂を防止して
歩留りを向上させることができるタイルのプレス成形方
法に関する。
[従来の技術] タイルはタイル原料(成形用坏土)を成形した後焼成
し、必要に応じて施釉、釉焼して製造される。しかし
て、成形には一般に乾式成形が採用されており、上型と
下型との間にタイル原料を投入し、固定型(通常の場合
下型)に対して可動型(通常の場合上型)を移動させて
固定型と可動型との間でタイル原料をプレスして成形さ
れている。従来、このようなプレス成形は一定量の原料
に対して一定の圧力をかけて行なわれており、具体的に
は成形寸法108×108mmの大きさのものに対して約50tを
かけるのが一般的である。
し、必要に応じて施釉、釉焼して製造される。しかし
て、成形には一般に乾式成形が採用されており、上型と
下型との間にタイル原料を投入し、固定型(通常の場合
下型)に対して可動型(通常の場合上型)を移動させて
固定型と可動型との間でタイル原料をプレスして成形さ
れている。従来、このようなプレス成形は一定量の原料
に対して一定の圧力をかけて行なわれており、具体的に
は成形寸法108×108mmの大きさのものに対して約50tを
かけるのが一般的である。
プレス成形された成形体は、必要に応じて施釉した後、
乾燥し、焼成する。この乾燥を行なうには熱風乾燥装置
が広く用いられている。
乾燥し、焼成する。この乾燥を行なうには熱風乾燥装置
が広く用いられている。
[発明が解決しようとする課題] 一定量のタイル原料に対して一定圧をかけてプレスする
従来のプレス成形方法では、タイル原料の含水率の変動
により得られる成形体の寸法及びこれを焼成して得られ
る焼結体の寸法にバラツキが生じ、寸法精度の高い製品
を得ることができないという欠点がある。
従来のプレス成形方法では、タイル原料の含水率の変動
により得られる成形体の寸法及びこれを焼成して得られ
る焼結体の寸法にバラツキが生じ、寸法精度の高い製品
を得ることができないという欠点がある。
即ち、タイル原料は、天然鉱物である粘土等を用いて調
製されるものであるため、同一配合にて調製したもので
あっても用いた原料の産地等に応じてその含水率は大き
く異なる。また、同一の調製原料であっても、保存環境
の差や保存期間の差により含水率が異なってくる。例え
ば、モザイクタイル用スプレー坏土の各バッチ毎の含水
率を調べると、第1図に示す如く、375個の試料の平均
値x=7.1%に対して非常に幅広い含水率となり、最小
含水率と最大含水率との差は2.4%にもなる。
製されるものであるため、同一配合にて調製したもので
あっても用いた原料の産地等に応じてその含水率は大き
く異なる。また、同一の調製原料であっても、保存環境
の差や保存期間の差により含水率が異なってくる。例え
ば、モザイクタイル用スプレー坏土の各バッチ毎の含水
率を調べると、第1図に示す如く、375個の試料の平均
値x=7.1%に対して非常に幅広い含水率となり、最小
含水率と最大含水率との差は2.4%にもなる。
このように含水率が異なるタイル原料に対して、常に一
定圧力でプレスを行なった場合、当然のことながら含水
率の高いタイル原料は圧縮率が大きく、十分に押圧され
て厚みの小さい成形体となる。このため、焼成して得ら
れる製品タイルは厚みの薄いものとなる。一方、含水率
の低いタイル原料は含水率の高いタイル原料をプレスし
た場合に比べて圧縮率が小さく、厚みの厚いものとな
る。
定圧力でプレスを行なった場合、当然のことながら含水
率の高いタイル原料は圧縮率が大きく、十分に押圧され
て厚みの小さい成形体となる。このため、焼成して得ら
れる製品タイルは厚みの薄いものとなる。一方、含水率
の低いタイル原料は含水率の高いタイル原料をプレスし
た場合に比べて圧縮率が小さく、厚みの厚いものとな
る。
このため製品タイルも比較的厚みの厚いものとなる。こ
のようにプレス成形による成形体の厚さの相違から製品
タイルの厚さにバラツキが生じる。その上、プレス成形
時の圧縮率の相違のために成形体の密度に差異が生じ、
このため焼成時の焼き締り量が異なり、結果的に製品タ
イルの寸法に大きなバラツキが生じることとなる。例え
ば、含水率の高いタイル原料はプレス成形による高度に
圧縮されて高密度の成形体となるが、かかる密度の高い
成形体は、焼成収縮が小さいため、平面寸法の大きい焼
結体となる。一方、含水率の低いタイル原料はプレス成
形により比較的低密度の成形体となるため、焼成収縮が
大きく、このため平面寸法の小さい焼結体となる。しか
も成形体の密度の相違は一定焼成条件における反りや製
品欠陥の発生、更に吸水率や強度等のバラツキを招き、
このため製品の歩留りを著しく低下させる。
のようにプレス成形による成形体の厚さの相違から製品
タイルの厚さにバラツキが生じる。その上、プレス成形
時の圧縮率の相違のために成形体の密度に差異が生じ、
このため焼成時の焼き締り量が異なり、結果的に製品タ
イルの寸法に大きなバラツキが生じることとなる。例え
ば、含水率の高いタイル原料はプレス成形による高度に
圧縮されて高密度の成形体となるが、かかる密度の高い
成形体は、焼成収縮が小さいため、平面寸法の大きい焼
結体となる。一方、含水率の低いタイル原料はプレス成
形により比較的低密度の成形体となるため、焼成収縮が
大きく、このため平面寸法の小さい焼結体となる。しか
も成形体の密度の相違は一定焼成条件における反りや製
品欠陥の発生、更に吸水率や強度等のバラツキを招き、
このため製品の歩留りを著しく低下させる。
また、熱風乾燥装置によると、成形体に亀裂が入り易
い。特に、第5図の如き役物タイルにおいては、L字コ
ーナー部分に亀裂が生じ易い。このように成形体に亀裂
が生じるのは、熱風乾燥では表面だけが乾燥され、芯部
に水分が残留し易いためであると考えられている。
い。特に、第5図の如き役物タイルにおいては、L字コ
ーナー部分に亀裂が生じ易い。このように成形体に亀裂
が生じるのは、熱風乾燥では表面だけが乾燥され、芯部
に水分が残留し易いためであると考えられている。
本発明は上記従来の問題点を解決し、高い寸法精度にて
高特性のタイルを歩留りよく生産することができるタイ
ルのプレス成形方法を提供することを目的とする。
高特性のタイルを歩留りよく生産することができるタイ
ルのプレス成形方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明のタイルのプレス成形及び乾燥方法は、固定型と
可動型との間でタイル原料をプレス成形した後、乾燥す
る方法において、可動型を一定のストローク長だけスト
ロークさせてプレス成形すると共に、マイクロ波乾燥す
ることを特徴とする。
可動型との間でタイル原料をプレス成形した後、乾燥す
る方法において、可動型を一定のストローク長だけスト
ロークさせてプレス成形すると共に、マイクロ波乾燥す
ることを特徴とする。
一定のストローク長だけ可動型をストロークさせる方法
としては、例えばリニアスケール等を用いてストローク
長を抑制させる方法等を採用することができる。
としては、例えばリニアスケール等を用いてストローク
長を抑制させる方法等を採用することができる。
第2〜4図はマイクロ波乾燥装置10の構成の一例を示す
ものである。
ものである。
この乾燥装置10は、タイル成形体12をアルミニウム製の
セッター14に入れ、これをコンベヤ16で搬送しながら加
熱部18を通して成形体の乾燥を行なうものである。
セッター14に入れ、これをコンベヤ16で搬送しながら加
熱部18を通して成形体の乾燥を行なうものである。
加熱部18はグラスウール及び金属板で内張されたケーシ
ング20を備えており、該ケーシング20の側面部には点検
窓22が設けられ、天井部には3基の排気ファン24が設け
られている。26は小型熱風機であり、熱風打込口28から
ケーシング20内に熱風を吹込可能としている。30はエレ
クトロニックブロワ、32はシロッコファンである。
ング20を備えており、該ケーシング20の側面部には点検
窓22が設けられ、天井部には3基の排気ファン24が設け
られている。26は小型熱風機であり、熱風打込口28から
ケーシング20内に熱風を吹込可能としている。30はエレ
クトロニックブロワ、32はシロッコファンである。
ケーシング20内にはマイクロ波照射機構が設けられてい
る。ケーシング20の入口部と出口部にはそれぞれマイク
ロ波シールド34、36が設置されている。
る。ケーシング20の入口部と出口部にはそれぞれマイク
ロ波シールド34、36が設置されている。
38はコンベヤ16の駆動用モータ、40(第1図)はセッタ
ー方向転換用のターンテーブルである。
ー方向転換用のターンテーブルである。
セッター14に入れられたタイル成形体12は第2、3図の
右側からケーシング20内に導入され、マイクロ波で加熱
されて乾燥されながら図の左方向に移動する。必要に応
じケーシング20内に熱風が吹き込まれて乾燥が促進され
る。また、排気ファン24により湿潤空気が排出される。
右側からケーシング20内に導入され、マイクロ波で加熱
されて乾燥されながら図の左方向に移動する。必要に応
じケーシング20内に熱風が吹き込まれて乾燥が促進され
る。また、排気ファン24により湿潤空気が排出される。
乾燥された成形体は、セッター14と共にケーシング20外
に送り出され、ターンテーブル40でセッター14の方向を
変え、乾燥装置10外に送り出される。
に送り出され、ターンテーブル40でセッター14の方向を
変え、乾燥装置10外に送り出される。
[作用] 本発明の方法においては、可動型を一定のストローク長
だけストロークさせてプレス成形するため、タイル原料
の含水率の影響を受けることなく、常に一定量のタイル
原料に対して一定厚さ、一定密度のタイル成形体を得る
ことができる。
だけストロークさせてプレス成形するため、タイル原料
の含水率の影響を受けることなく、常に一定量のタイル
原料に対して一定厚さ、一定密度のタイル成形体を得る
ことができる。
このため得られたタイル成形体の焼成収縮も一定とな
り、焼成により寸法、品質等のバラツキのない製品タイ
ルが製造される。
り、焼成により寸法、品質等のバラツキのない製品タイ
ルが製造される。
また、マイクロ波乾燥すると、成形体の芯部を含めて成
形体の全体を均一に加熱することができる。このため、
水分残留による亀裂発生を防止できる。
形体の全体を均一に加熱することができる。このため、
水分残留による亀裂発生を防止できる。
[実施例] 以下に実施例及び比較例を挙げて本発明により具体的に
説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。
説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。
実施例1 第1図に示す含水率分布のモザイクタイル用スプレー坏
土をタイル原料として用い、その62gを上型(可動型)
と下型(固定型)との間に投入し、上型の下降ストロー
クを常に7mmと一定としてプレス成形して第5図に示す
寸法の役物タイルの成形体とし、得られた成形体を第2
〜4図に示した乾燥装置10により乾燥した。なお、この
乾燥装置には500wのマイクロ波照射機が18基設けられて
いる。ケーシング20内の滞留時間は3分であり、タイル
は1分間当り24個乾燥された。乾燥された成形体は1255
℃で1時間焼成した。得られた焼成体の寸法等を測定
し、結果を第1表に示した。また、乾燥による歩留り
(亀裂発生なし)を第1表に示す。
土をタイル原料として用い、その62gを上型(可動型)
と下型(固定型)との間に投入し、上型の下降ストロー
クを常に7mmと一定としてプレス成形して第5図に示す
寸法の役物タイルの成形体とし、得られた成形体を第2
〜4図に示した乾燥装置10により乾燥した。なお、この
乾燥装置には500wのマイクロ波照射機が18基設けられて
いる。ケーシング20内の滞留時間は3分であり、タイル
は1分間当り24個乾燥された。乾燥された成形体は1255
℃で1時間焼成した。得られた焼成体の寸法等を測定
し、結果を第1表に示した。また、乾燥による歩留り
(亀裂発生なし)を第1表に示す。
比較例1 実施例1において、上型の下降ストロークを一定とする
代りに、プレス成形圧を140Kg−f/cm2に一定としたこと
以外は同様に成形、焼成を行ない、得られた焼結体の寸
法等を測定して結果を第1表に示した。
代りに、プレス成形圧を140Kg−f/cm2に一定としたこと
以外は同様に成形、焼成を行ない、得られた焼結体の寸
法等を測定して結果を第1表に示した。
第1表より、本発明の方法によれば、製品毎の寸法のバ
ラツキを防止して高い寸法精度にてしかも高い歩留りに
てタイルを製造することができることが明らかである。
なお、試料個数は実施例1が240個、比較例1が1250個
である。
ラツキを防止して高い寸法精度にてしかも高い歩留りに
てタイルを製造することができることが明らかである。
なお、試料個数は実施例1が240個、比較例1が1250個
である。
[発明の効果] 以上詳述した通り、本発明のタイルのプレス成形及び乾
燥方法によれば、寸法、密度等にバラツキのないタイル
成形体を高歩留りにて製造することができる。従って、
このような寸法、密度等が一定のタイル成形体を焼成す
ることにより、一定の焼成収縮条件のもとに、品質、寸
法精度の高い高特性タイルを製造することが可能とさ
れ、製品の歩留りも大幅に向上される。
燥方法によれば、寸法、密度等にバラツキのないタイル
成形体を高歩留りにて製造することができる。従って、
このような寸法、密度等が一定のタイル成形体を焼成す
ることにより、一定の焼成収縮条件のもとに、品質、寸
法精度の高い高特性タイルを製造することが可能とさ
れ、製品の歩留りも大幅に向上される。
第1図はタイル原料の含水率分布を示すグラフである。
第2図はマイクロ波乾燥装置の平面図、第3図は同正面
図、第4図は右側面図である。第5図はタイル成形体の
斜視図である。
第2図はマイクロ波乾燥装置の平面図、第3図は同正面
図、第4図は右側面図である。第5図はタイル成形体の
斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】固定型と可動型との間でタイル原料をプレ
ス成形した後、乾燥する方法において、可動型を一定の
ストローク長だけストロークさせてプレス成形すると共
に、マイクロ波で加熱して乾燥することを特徴とするタ
イルのプレス成形及び乾燥方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4842890A JPH0722927B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | タイルのプレス成形及び乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4842890A JPH0722927B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | タイルのプレス成形及び乾燥方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03248803A JPH03248803A (ja) | 1991-11-06 |
| JPH0722927B2 true JPH0722927B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=12803072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4842890A Expired - Lifetime JPH0722927B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | タイルのプレス成形及び乾燥方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722927B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1846958B (zh) | 2005-04-13 | 2010-08-25 | 上海麦风微波设备有限公司 | 一种制备轻质墙体板的方法和装置 |
-
1990
- 1990-02-28 JP JP4842890A patent/JPH0722927B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03248803A (ja) | 1991-11-06 |
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