JPH0723031Y2 - 磁石による動力伝達装置 - Google Patents

磁石による動力伝達装置

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JPH0723031Y2
JPH0723031Y2 JP1988032520U JP3252088U JPH0723031Y2 JP H0723031 Y2 JPH0723031 Y2 JP H0723031Y2 JP 1988032520 U JP1988032520 U JP 1988032520U JP 3252088 U JP3252088 U JP 3252088U JP H0723031 Y2 JPH0723031 Y2 JP H0723031Y2
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JP
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pole
magnet
drive shaft
magnet unit
side magnet
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彰 菅井
征四郎 前田
勝 渋谷
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は平行に対置された駆動軸間において磁力により
動力伝達をなすように構成した動力伝達装置に関するも
のである。詳しくは、本考案は例えば複層ガラスに内蔵
したブラインドの駆動機構等に好適に採用される動力伝
達装置に関するものである。
[従来の技術] この種のブラインド付複層ガラス建具として、従来、操
作体の一例であるスラット角度変更操作部材と、操作具
であるハンドルとを、一対のガラス板に直交する方向に
沿う軸心周りで回動自在に構成するとともに、操作体側
磁石と、操作具側磁石とを、夫々そのN極とS極とが回
動方向に沿って交互に位置するように構成し、もって、
ハンドルの操作による操作具側磁石の回動に伴って、操
作体側磁石を回動させてスラットの角度変更を行なうよ
うにしたものが考えられている。
しかし、上述した従来構成による場合、ブラインドのス
ラットは一般にガラス板に平行な軸心周りで回動してそ
の角度を変更するものであるから、ガラス板に直交する
軸心周りで回動するスラット角度変更操作部材と、スラ
ットとの間に、回動の方向をほぼ直角に変換する機構が
必要であり、操作体とブラインドとの間の連動構成が複
雑になりがちであった。
そこで、本出願人のうちの1名より、操作体と操作具と
を、所定間隔を隔てて対向配設した一対のガラス板に平
行で、かつ、それら一対のガラス板間に介装したブライ
ンドのスラットの長手方向に沿う軸心周りで回動自在に
構成するとともに、前記操作体側磁石と操作具側磁石
を、夫々そのN極とS極とが回動方向に沿って交互に位
置するように取り付けたブラインド付複層ガラスが提案
されている(実願昭61−166034号)。
以下、この先願に係る動力伝達装置の構成と作動につい
て説明する。
第4,5図に示すように、矩形に組み立てたサッシュ枠1
に、所定間隔を隔てて一対のガラス板2A,2Bを嵌め込
み、それら一対のガラス板2A,2Bの間にブラインド3を
介してブラインド付複層ガラス建具を構成してある。
このブラインド3は、一対のガラス板2A,2Bにほぼ平行
なボトムレール3A、及び、このボトムレール3Aにほぼ平
行な複数のスラット3B等から構成されている。ボトムレ
ール3A及びスラット3Bは、何れもガラス板2A,2Bに平行
な軸心周りでの回動自在に取り付けられている。
そして、それらボトムレール3Aとスラット3Bとを回動さ
せてそれらの角度を変更するためのスラット角度変更操
作装置30が、ガラス建具の上部に設けられている。
このスラット角度変更操作装置30は、第4図及び第5図
に示すように、ブラインド3とともに一対のガラス板2
A,2Bの間に介装された操作体4と、この操作体4に一方
のガラス板2Aを隔てて対向配設された操作具5とから構
成されている。
操作体4及び操作具5は、夫々、一対のガラス板2A,2B
に平行で、かつ、ブラインド3のスラット3Bの長手方向
に沿う各別の軸心X1,X2周りでの回動自在に取り付けら
れている。
操作体4は、ガラス建具の一方の端部に設けられてい
る。この操作体4には、連繋ロッド6を介してガラス建
具の幅方向の2箇所に設けられた一対のプーリ7が連動
されている。そして、それら一対のプーリ7に巻き掛け
られたラダーコード8の両端側が、夫々、各スラット3B
及びボトムレール3Aの両側縁に止着されている。
一方、操作具5には、巻胴9が連設されていて、この巻
胴9に、操作コード10が巻き掛けられている。なお、操
作具5及び巻胴9等は、ケース11内に納められ、操作コ
ード10の両端側が、このケース11から下方に垂下されて
いる。
操作体4及び操作具5には、夫々、これら両者を磁力に
より連動するための角柱状の操作体側磁石4A及び操作具
側磁石5Aが内装されている。それら両磁石4A,5Aは、何
れも、第6図(a)ないし(g)に示すように、横断面
視において、N極とS極とに2つに分割されて帯磁され
ている。
そして、操作コード10の何れかの端部の引下げによる操
作具5の回動に伴う操作具側磁石5Aの回動に連動して、
操作体側磁石4Aが回動し、スラット3Bの角度を変更でき
るように構成されている。
この連動の様子をさらに説明すると、第6図(a)に示
す状態から、操作具側磁石5Aをガラス板2A,2Bに平行な
第2の軸心X2周りで半時計方向に強制的に回動させる
と、操作具側磁石5AのS極と操作体側磁石4AのS極との
反発力により、第6図(b)に示すように、操作体側磁
石4Aが、ガラス板2A,2Bに平行な第1の軸心X1周りで時
計方向に回動を始める。
一方、操作具側磁石5AのS極と操作体側磁石4AのN極と
は引き合うから、操作体側磁石4Aは、第6図(c)に示
すように、それら両極を近付ける方向、即ち、時計方向
に回動を続ける。
さらに、第6図(d)に示すように、操作具側磁石5Aの
S極と操作体側磁石4AのN極とが対向して安定した後も
操作具側磁石5Aを半時計方向に回動させると、第6図
(e)に示すように、操作体側磁石4AのN極は操作具側
磁石5AのS極に近い状態を維持するように移動し、操作
体側磁石4Aが時計方向に回動する。
そして、操作具側磁石5AのN極がガラス板2A,2Bに向く
ように回動されてくると、第6図(f)に示すように、
この操作具側磁石5AのN極と操作体側磁石4AのN極との
反発力、及び、操作具側磁石5AのN極と操作体側磁石4A
のS極とが引き合う力によって、操作体側磁石4Aがさら
に時計方向に回動し、第6図(g)に示す状態になる。
以後は、操作具側磁石5Aを半時計方向に回動させること
で、上述と同様の動作で操作体側磁石4Aは引き続いて時
計方向に回動を続ける。
即ち、上述したように、操作具側磁石5Aと操作体側磁石
4Aとの互いに異なる磁性の磁極同志が引き合う力及び同
じ磁性の磁性同志の反発力の合力で操作体側磁石4Aに対
する回転力が生じ、この回転力により、操作体側磁石4A
が操作具側磁石5Aが回動されるのに連動して逆方向に回
動されるのである。
なお、このような操作体4とブラインド3のスラット3B
との間の連動機構が、それらの回動方向が同一であるこ
とで単純なものとなり、部品点数の減少、連動の円滑
化、トラブル発生の減少が図れる。
[考案が解決しようとする課題] 上記の磁石による動力伝達機構にあっては、受動側の駆
動軸の回転が滑らかではないという問題があった。即
ち、第7図にその挙動をモデル的に示す如く、磁石4A,5
Aが2極であるため、単位回転角当りの結合力の変化量
が急激に大きくなる回転領域があり、その領域に入ると
受動側の磁極が最大結合力の位置まで一気に回転してし
まうのである。
[課題を解決するための手段] 本考案の動力伝達装置は、軸心方向を平行にして対置さ
れた第1及び第2の駆動軸を有し、各駆動軸は、回転周
方向にN極とS極とが交互に配列された磁石を備えてお
り、該磁石の磁力により該駆動軸間で動力伝達可能とさ
れた動力伝達装置において、 第1の駆動軸には、それぞれ1個のN極と1個のS極と
が該駆動軸の軸心を挟んで対置された第1及び第2の磁
石ユニットが設けられており、該第1及び第2の磁石ユ
ニットは該第1の駆動軸の軸心線方向において隣接配置
されており、該第1の磁石ユニットのN極とS極とを結
ぶ線分の方向は、第2の磁石ユニットのN極とS極とを
結ぶ線分の方向に対し90°位相がずれており、第2の駆
動軸には、それぞれ1個のN極と1個のS極とが該駆動
軸の軸心を挟んで対置された第3及び第4の磁石ユニッ
トが設けられており、該第3及び第4の磁石ユニットは
該第2の駆動軸の軸心方向において隣接配置されてお
り、該第3の磁石ユニットのN極とS極とを結ぶ線分の
方向は、第4の磁石ユニットのN極とS極とを結ぶ線分
の方向に対し90°位相がずれており、該第1の磁石ユニ
ットと第3の磁石ユニットとが対峙し、第2の磁石ユニ
ットと第4の磁石ユニットとが対峙しており、該第1及
び第3の磁石ユニットのN極からS極に向かう方向が合
致した状態において、第2及び第4の磁石ユニットのN
極からS極に向かう方向が互いに反対方向となるように
前記各磁石が配列されていることを特徴とするものであ
る。
[作用] 本考案の動力伝達装置において、一方の駆動軸を回転さ
せると、上記と同様にして磁力により他方の駆動軸が回
転される。
本考案においては、駆動軸を1回回転させる間に駆動軸
同志の吸引力が極大になる箇所(位相)が従来の2倍と
なるので、駆動軸の回転が滑らかになるのである。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例について詳細に説明
する。
第1図は本考案の実施例に係る動力伝達装置を示すもの
であり、第2図は磁石の構成を示す模式的な斜視図であ
る。
本実施例はブラインド付複層ガラスに適用された動力伝
達装置に関するものであり、操作体側磁石4A及び操作具
側磁石5Aはそれぞれ長手方向(回転軸心X1,X2方向)に
2分割されて、2つの磁石が隣接した構成を有してお
り、操作体側磁石4Aは第1及び第2の磁石ユニット4a,4
bの連結体にて構成されている。また、操作具側磁石5A
は第3及び第4の磁石ユニット5a,5bの連結体にて構成
されている。各磁石ユニットはN極とS極とが回転周方
向に180°間隔でそれぞれ1極ずつ配列されており、か
つ隣接する磁石ユニット4a,4b同志及び磁石ユニット5a,
5b同志ではこの回転周方向における磁極配列が絶対値で
90°ずつ位相がずれるように構成されている。即ち、第
2図の如く、磁石ユニット4a,5aのN極とS極とを結ぶ
線分の方向を同一の方向とした際に、磁石ユニット4b,5
bのN極とS極とを結ぶ線分の方向が互いに反対方向を
向くように配置されている。その他の構成は前記第4図
と同様であるので、同一部材に同一符号を付してその説
明を省略する。
このように、本実施例においては、各磁石ユニット4a,4
b,5a,5bは第4図に示した磁石4A,5Aに比べ長さが半分
で、各磁石ユニットは同一駆動軸に配設される磁石ユニ
ットに対してお互いに90°ねじった関係にあるので、夫
々の吸引力の最大値は第7図より小さく、かつ、位相は
90°ずれたものになる。しかし磁石全体としての吸引力
は最大値こそ第4図のものより小さいものの最小値は逆
に大きくなり、更に駆動軸が一回転する間に最大吸引力
が4回発生することから総合的な吸引力の変化幅も小さ
くなり結果として動作のスムースな回転力が得られる。
さらに、本願考案においては、駆動軸に対して磁石ユニ
ットを駆動軸の軸心方向に隣接させる構成をとってお
り、駆動軸の軸心に対して垂直な平面内にN極とS極と
を180°間隔で1組だけ配置させているので、N極とS
極とを結ぶ磁力線の強さ(磁束密度)を最大限に活用で
きる。
即ち、磁石ユニットの該磁力線による、N極とS極とが
互いに引き合う力は、同一平面内のN極とS極とが互い
に引き合って相殺されることなく、対峙する磁石ユニッ
トとの間で最も強くなる。従って、この磁石ユニットの
配置構成を採る本考案の動力伝達装置にあっては、各駆
動軸の間隔を広くとっても回転を伝達することが可能と
なっている。
本考案において、操作体側磁石4Aと操作具側磁石5Aは、
永久磁石であっても電磁石であっても良く、その種類は
不問である。
本考案をブラインド付複層ガラス建具に適用する場合、
ブラインドは水平型であっても垂直型であっても良い。
また、そのスラットの材質は金属でもプラスチックでも
良い。さらに、ガラス建具は窓でも扉でも良い。
[効果] 以上の通り、本考案の動力伝達装置は、磁極の配列を改
良してあり、吸引力の変化量が平均化され、かつ脈動の
少ないものとなるため、作動が円滑になる。また、本考
案によれば、各磁石ユニットは駆動軸の軸心方向に垂直
な平面内に、N極とS極とを180°間隔で一組だけ配置
しているので、N極とS極とを結ぶ磁力線の強さ(磁束
密度)を最大限に活用でき、大きな吸引力を得ることが
できる。さらに、最小結合力が相対的に大きくなり伝達
される駆動力が大きくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例を採用したブラインド付複層ガラスの要
部斜視図、第2図は磁極構成説明図、第3図は伝達力を
示すグラフである。 第4図は先願に係るブラインド付複層ガラス建具の実施
例を示す要部斜視図、第5図は垂直断面図、第6図は作
動状態を示す側面図、第7図は伝達力を示すグラフであ
る。 2A,2B…ガラス板、3…ブラインド、3B…スラット、4
…操作体、4A…操作体側磁石、5…操作具、5A…操作具
側磁石、4a,4b,5a,5b…磁石ユニット、X1,X2…軸心。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸心方向を平行にして対置された第1及び
    第2の駆動軸を有し、各駆動軸は、回転周方向にN極と
    S極とが交互に配列された磁石を備えており、該磁石の
    磁力により該駆動軸間で動力伝達可能とされた動力伝達
    装置において、 第1の駆動軸には、それぞれ1個のN極と1個のS極と
    が該駆動軸の軸心を挟んで対置された第1及び第2の磁
    石ユニットが設けられており、 該第1及び第2の磁石ユニットは該第1の駆動軸の軸心
    線方向において隣接配置されており、 該第1の磁石ユニットのN極とS極とを結ぶ線分の方向
    は、第2の磁石ユニットのN極とS極とを結ぶ線分の方
    向に対し90°位相がずれており、 第2の駆動軸には、それぞれ1個のN極と1個のS極と
    が該駆動軸の軸心を挟んで対置された第3及び第4の磁
    石ユニットが設けられており、 該第3及び第4の磁石ユニットは該第2の駆動軸の軸心
    線方向において隣接配置されており、 該第3の磁石ユニットのN極とS極とを結ぶ線分の方向
    は、第4の磁石ユニットのN極とS極とを結ぶ線分の方
    向に対し90°位相がずれており、 該第1の磁石ユニットと第3の磁石ユニットとが対峙
    し、第2の磁石ユニットと第4の磁石ユニットとが対峙
    しており、 該第1及び第3の磁石ユニットのN極からS極に向かう
    方向が合致した状態において、第2及び第4の磁石ユニ
    ットのN極からS極に向かう方向が互いに反対方向とな
    るように前記各磁石が配列されていることを特徴とする
    磁石による動力伝達装置。
JP1988032520U 1988-03-11 1988-03-11 磁石による動力伝達装置 Expired - Lifetime JPH0723031Y2 (ja)

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JPH01146787U JPH01146787U (ja) 1989-10-11
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JPS6291895U (ja) * 1985-11-29 1987-06-12

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