JPH07232206A - 圧延機における被圧延材の圧延方法 - Google Patents
圧延機における被圧延材の圧延方法Info
- Publication number
- JPH07232206A JPH07232206A JP6028267A JP2826794A JPH07232206A JP H07232206 A JPH07232206 A JP H07232206A JP 6028267 A JP6028267 A JP 6028267A JP 2826794 A JP2826794 A JP 2826794A JP H07232206 A JPH07232206 A JP H07232206A
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- rolled
- rolling
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- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被圧延材の板幅により上下の可動ロールを相
互に軸方向に離反させてワークロールとバックアップロ
ールの拘束を解除しロールベンディング力と可動ロール
のシフト量を調整することによりワークロールの板端部
の圧下量を小さくし圧延材のエッジドロップを最小とす
る。 【構成】 圧延機のロール軸受に回動支承されるバック
アップロール装置を可動ロールとテーパスリーブとバッ
クアップシャフトより構成する。テーパスリーブの軸端
側および中央側に設けた油圧室に供給する圧油を調整す
ることにより移動した可動ロールを任意の位置に固定可
能とした。そして、ワークロールベンディング装置との
併用によりワークロールの板端部の圧下量を小さくする
ようにした。
互に軸方向に離反させてワークロールとバックアップロ
ールの拘束を解除しロールベンディング力と可動ロール
のシフト量を調整することによりワークロールの板端部
の圧下量を小さくし圧延材のエッジドロップを最小とす
る。 【構成】 圧延機のロール軸受に回動支承されるバック
アップロール装置を可動ロールとテーパスリーブとバッ
クアップシャフトより構成する。テーパスリーブの軸端
側および中央側に設けた油圧室に供給する圧油を調整す
ることにより移動した可動ロールを任意の位置に固定可
能とした。そして、ワークロールベンディング装置との
併用によりワークロールの板端部の圧下量を小さくする
ようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄鋼業や非鉄の分野にお
いて用いられ、鋼板などの板材をロールの間に通して塑
性変形を行うことにより所望の板厚にするための圧延機
に係り、特に被圧延材のエッジドロップの制御を行うよ
うにした圧延機における被圧延材の圧延方法に関するも
のである。
いて用いられ、鋼板などの板材をロールの間に通して塑
性変形を行うことにより所望の板厚にするための圧延機
に係り、特に被圧延材のエッジドロップの制御を行うよ
うにした圧延機における被圧延材の圧延方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】エッジドロップとは図8に示すような被
圧延材の圧延中に被圧延材端部から約50mmぐらい内
側へ向う被圧延材の板幅方向で板厚が急激に減少する現
象であり、一般にロールの偏平変形と被圧延材の横流れ
を伴う3次元変形に起因して発生すると考えられてい
る。
圧延材の圧延中に被圧延材端部から約50mmぐらい内
側へ向う被圧延材の板幅方向で板厚が急激に減少する現
象であり、一般にロールの偏平変形と被圧延材の横流れ
を伴う3次元変形に起因して発生すると考えられてい
る。
【0003】すなわち、被圧延材の中央部においては圧
延圧力によってロールの偏平変形が生じるが、被圧延材
の板端部においては、横流れ(被圧延材の幅方向の圧延
拡張による逃げ)により圧延圧力が急激に下がることに
なる。この横流れによってロール自体の偏平変形が小さ
くなるとともに、追従する形で圧延圧下量も大きくなる
ため被圧延材の板端部では板厚が急激に減少することに
なる。
延圧力によってロールの偏平変形が生じるが、被圧延材
の板端部においては、横流れ(被圧延材の幅方向の圧延
拡張による逃げ)により圧延圧力が急激に下がることに
なる。この横流れによってロール自体の偏平変形が小さ
くなるとともに、追従する形で圧延圧下量も大きくなる
ため被圧延材の板端部では板厚が急激に減少することに
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、被圧延材に
エッジドロップが生じた場合、被圧延材の断面が均一な
鋼板を得るためには、次工程のサイドトリマにて被圧延
材の圧延時に生じたエッジドロップ部を切断除去してい
るのが実情であり、このため製品の歩留りを著しく低下
させることとなっている。
エッジドロップが生じた場合、被圧延材の断面が均一な
鋼板を得るためには、次工程のサイドトリマにて被圧延
材の圧延時に生じたエッジドロップ部を切断除去してい
るのが実情であり、このため製品の歩留りを著しく低下
させることとなっている。
【0005】このような問題点を解決するために、例え
ば特公昭60−51921号公報に記載してあるように
図9に示すワークロール61、62の片側部のみにテー
パを付け被圧延材31の板幅に応じてワークロール6
1、62を相互にシフトすることによって被圧延材31
の板端部における圧延圧下量を小さくし、エッジドロッ
プを小さくする方法が提案されている。
ば特公昭60−51921号公報に記載してあるように
図9に示すワークロール61、62の片側部のみにテー
パを付け被圧延材31の板幅に応じてワークロール6
1、62を相互にシフトすることによって被圧延材31
の板端部における圧延圧下量を小さくし、エッジドロッ
プを小さくする方法が提案されている。
【0006】しかしながら、この方法においては次のよ
うな問題点がある。 ワークロール61、62に設けたテーパ部の摩耗が
生じやすい。 ワークロール61、62のテーパ開始部分のマーク
が被圧延材31にプリントされる。 被圧延材31が蛇行した場合、ワークロール61、
62のテーパ部と被圧延材31の板端部とが重合せずロ
ールアウトとなり易くエッジドロップのない所望の断面
を有した被圧延材31の圧延ができにくい。 被圧延材31とワークロール61、62の位置合わ
せを精度よく行いにくい。
うな問題点がある。 ワークロール61、62に設けたテーパ部の摩耗が
生じやすい。 ワークロール61、62のテーパ開始部分のマーク
が被圧延材31にプリントされる。 被圧延材31が蛇行した場合、ワークロール61、
62のテーパ部と被圧延材31の板端部とが重合せずロ
ールアウトとなり易くエッジドロップのない所望の断面
を有した被圧延材31の圧延ができにくい。 被圧延材31とワークロール61、62の位置合わ
せを精度よく行いにくい。
【0007】本発明の目的は、上記従来の問題点に着目
し、ワークロールのベンディング制御量を大幅に増大す
るとともに、ワークロールの被圧延材の板端部における
圧下量を小さくしてエッジドロップを制御するようにし
た圧延機における被圧延材の圧延方法を提供することに
ある。
し、ワークロールのベンディング制御量を大幅に増大す
るとともに、ワークロールの被圧延材の板端部における
圧下量を小さくしてエッジドロップを制御するようにし
た圧延機における被圧延材の圧延方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る圧延機における被圧延材の圧延方法で
は、被圧延材を圧下する一対のワークロールと、前記一
対のワークロールの上下にあって軸受に回動支承され中
央部より両軸端に向って縮径したテーパ面を有するバッ
クアップシャフトと、前記バックアップシャフトの外周
に配設されかつ前記バックアップシャフトのテーパ面と
係合するテーパ内面を有する左右一対のテーパスリーブ
と、前記テーパスリーブの外周に軸方向に移動可能に設
けられた可動ロールより構成した圧延機を用い、前記可
動ロールの端部を被圧延材の板端部に対して適宜な位置
にずらすとともに、前記一対のワークロールを回動支承
する軸受間に設けられたワークロールベンディング装置
のベンディング力を調整することにより、ワークロール
端部の圧下量を小さくしながら被圧延材の圧延を行うよ
うにした。
に、本発明に係る圧延機における被圧延材の圧延方法で
は、被圧延材を圧下する一対のワークロールと、前記一
対のワークロールの上下にあって軸受に回動支承され中
央部より両軸端に向って縮径したテーパ面を有するバッ
クアップシャフトと、前記バックアップシャフトの外周
に配設されかつ前記バックアップシャフトのテーパ面と
係合するテーパ内面を有する左右一対のテーパスリーブ
と、前記テーパスリーブの外周に軸方向に移動可能に設
けられた可動ロールより構成した圧延機を用い、前記可
動ロールの端部を被圧延材の板端部に対して適宜な位置
にずらすとともに、前記一対のワークロールを回動支承
する軸受間に設けられたワークロールベンディング装置
のベンディング力を調整することにより、ワークロール
端部の圧下量を小さくしながら被圧延材の圧延を行うよ
うにした。
【0009】
【作用】上記構成によれば可動ロールを例えば右側にシ
フトする場合には、テーパスリーブの中央側の油圧室に
圧油を供給するとともに、軸端側の油圧室の油をタンク
に戻せばテーパスリーブと可動ロールはルーズの状態と
なる。しかる後、左側のバックアップシャフトの軸受内
に設置した可動ロール移動装置を作動させ可動ロールを
右側へ押せば可動ロールは右側へシフトする。その後テ
ーパスリーブの軸端側の油圧室へ圧油を供給すればテー
パスリーブと可動ロールはくさびの原理により固定され
た状態となり可動ロールを所定の位置に保持し回転トル
クを伝達できる。被圧延材のエッジドロップを制御する
場合には、上下可動ロールを反対方向に移動させ、それ
ぞれの被圧延材の板端部と重合させる。こうしたことに
より、ワークロールがバックアップロールに全面的に拘
束されることなくワークロールの曲げモーメント支点が
変化でき、ワークロールネックに設けたベンディング手
段によるロールベンディング量を加減調整することがで
きるのでワークロールの板端部での圧延圧下量を小さく
でき被圧延材のエッジドロップ制御が可能となる。
フトする場合には、テーパスリーブの中央側の油圧室に
圧油を供給するとともに、軸端側の油圧室の油をタンク
に戻せばテーパスリーブと可動ロールはルーズの状態と
なる。しかる後、左側のバックアップシャフトの軸受内
に設置した可動ロール移動装置を作動させ可動ロールを
右側へ押せば可動ロールは右側へシフトする。その後テ
ーパスリーブの軸端側の油圧室へ圧油を供給すればテー
パスリーブと可動ロールはくさびの原理により固定され
た状態となり可動ロールを所定の位置に保持し回転トル
クを伝達できる。被圧延材のエッジドロップを制御する
場合には、上下可動ロールを反対方向に移動させ、それ
ぞれの被圧延材の板端部と重合させる。こうしたことに
より、ワークロールがバックアップロールに全面的に拘
束されることなくワークロールの曲げモーメント支点が
変化でき、ワークロールネックに設けたベンディング手
段によるロールベンディング量を加減調整することがで
きるのでワークロールの板端部での圧延圧下量を小さく
でき被圧延材のエッジドロップ制御が可能となる。
【0010】
【実施例】以下に、本発明に係る圧延機の具体的実施例
を図面を参照して詳細に説明する。
を図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1〜図3は実施例に係る圧延機の全体構
成を示している。図1は圧延機の正面図、図2は図1の
A〜Aから見た側面図、図3は図2のB〜Bから見た断
面図である。この圧延機は図示のように、門型のハウジ
ング50に対して平行な一対の上下ワークロール1、2
が互いに転接可能に横架され、これらの間に被圧延材3
1を通板可能としている。
成を示している。図1は圧延機の正面図、図2は図1の
A〜Aから見た側面図、図3は図2のB〜Bから見た断
面図である。この圧延機は図示のように、門型のハウジ
ング50に対して平行な一対の上下ワークロール1、2
が互いに転接可能に横架され、これらの間に被圧延材3
1を通板可能としている。
【0012】このような上下ワークロール1、2に並列
してこれらを上下から挟み込むようにそれらの上下位置
には上バックアップロール装置10と下バックアップロ
ール装置20がやはり平行に横架されている。
してこれらを上下から挟み込むようにそれらの上下位置
には上バックアップロール装置10と下バックアップロ
ール装置20がやはり平行に横架されている。
【0013】図4は上バックアップロール装置10を示
しており、上バックアップロール装置10は上ワークロ
ール1と平行に配置される上バックアップシャフト12
を有し、これには軸方向に摺動移動できるように上可動
ロール11が取付けられている。この上可動ロール11
は前記上ワークロール1に転接され、圧延時に上ワーク
ロール1のバックアップサポートをなすものである。同
様に、下バックアップロール装置20も下バックアップ
シャフト18と、これに装着される下可動ロール21を
有し、これらを下ワークロール2に転接させるようにし
て圧延時のバックアップサポートをなすようにしてい
る。
しており、上バックアップロール装置10は上ワークロ
ール1と平行に配置される上バックアップシャフト12
を有し、これには軸方向に摺動移動できるように上可動
ロール11が取付けられている。この上可動ロール11
は前記上ワークロール1に転接され、圧延時に上ワーク
ロール1のバックアップサポートをなすものである。同
様に、下バックアップロール装置20も下バックアップ
シャフト18と、これに装着される下可動ロール21を
有し、これらを下ワークロール2に転接させるようにし
て圧延時のバックアップサポートをなすようにしてい
る。
【0014】前記上バックアップシャフト12は中央部
域を胴長が短く形成された最大径の直胴部12aを有
し、この直胴部12aから上バックアップシャフト12
の両軸端に向って縮径したテーパ状のテーパ部12b
(12bR、12bL)を形成している。
域を胴長が短く形成された最大径の直胴部12aを有
し、この直胴部12aから上バックアップシャフト12
の両軸端に向って縮径したテーパ状のテーパ部12b
(12bR、12bL)を形成している。
【0015】上バックアップシャフト12のテーパ部1
2bと円筒形状の上可動ロール11間には、上バックア
ップシャフト12と同一のテーパ内面形状を有する左右
一対のテーパスリーブ13(13R、13L)が配設し
てある。
2bと円筒形状の上可動ロール11間には、上バックア
ップシャフト12と同一のテーパ内面形状を有する左右
一対のテーパスリーブ13(13R、13L)が配設し
てある。
【0016】前記上バックアップシャフト12の直胴部
12aに位置するテーパスリーブ13R、13L間に、
上可動ロール11、上バックアップシャフト12および
テーパスリーブ13R、13L間で囲繞された容積の小
さい油圧室42が配設されている。
12aに位置するテーパスリーブ13R、13L間に、
上可動ロール11、上バックアップシャフト12および
テーパスリーブ13R、13L間で囲繞された容積の小
さい油圧室42が配設されている。
【0017】また、テーパスリーブ13R、13Lの端
部(軸受15側)にホルダ14R、14Lが配設され、
上バックアップシャフト12、テーパスリーブ13(1
3R、13L)とホルダ14(14R、14L)間で囲
繞された油圧室41(41R、41L)が配設されてい
る。
部(軸受15側)にホルダ14R、14Lが配設され、
上バックアップシャフト12、テーパスリーブ13(1
3R、13L)とホルダ14(14R、14L)間で囲
繞された油圧室41(41R、41L)が配設されてい
る。
【0018】また、上記上可動ロール11の位置移動を
適正に行わせる駆動手段の可動ロール移動装置45が各
バックアップロール装置10、20毎に設けられてい
る。これは、被圧延材31の幅寸法ならびに板形状に応
じて上下可動ロール11、21の位置を相互に上下ワー
クロール1、2の外周面に沿って軸方向に移動させるも
のである。
適正に行わせる駆動手段の可動ロール移動装置45が各
バックアップロール装置10、20毎に設けられてい
る。これは、被圧延材31の幅寸法ならびに板形状に応
じて上下可動ロール11、21の位置を相互に上下ワー
クロール1、2の外周面に沿って軸方向に移動させるも
のである。
【0019】これを上バックアップロール装置について
代表して説明すると、上可動ロール11を上バックアッ
プシャフト12の軸方向に左右移動させる油圧シリンダ
71(71R、71L)がそれぞれ軸受15(15R、
15L)に取付けられ、この軸受15に穿設された透孔
内を進退する油圧シリンダ71のロッド72の先端部に
係合端子73(73R、73L)が螺合されている。上
可動ロール11を左右に移動したい場合は動かしたい方
向に伸長する係合端子73R、73Lを上可動ロール1
1の側端部11aに当接した状態で押圧移動するように
構成されている。図5は可動ロール11を右方向に移動
させた時の図面である。
代表して説明すると、上可動ロール11を上バックアッ
プシャフト12の軸方向に左右移動させる油圧シリンダ
71(71R、71L)がそれぞれ軸受15(15R、
15L)に取付けられ、この軸受15に穿設された透孔
内を進退する油圧シリンダ71のロッド72の先端部に
係合端子73(73R、73L)が螺合されている。上
可動ロール11を左右に移動したい場合は動かしたい方
向に伸長する係合端子73R、73Lを上可動ロール1
1の側端部11aに当接した状態で押圧移動するように
構成されている。図5は可動ロール11を右方向に移動
させた時の図面である。
【0020】上記した上下ワークロール1、2および上
下バックアップロール装置10、20の上下バックアッ
プシャフト12、18のネック部分には、図2に示すよ
うに、軸受3、4、15、25が取付けられ、これらを
ハウジング50に縦列配置して取付けられている。
下バックアップロール装置10、20の上下バックアッ
プシャフト12、18のネック部分には、図2に示すよ
うに、軸受3、4、15、25が取付けられ、これらを
ハウジング50に縦列配置して取付けられている。
【0021】さらに、上下ワークロール軸受3、4間に
ワークロールインクリーズベンディング装置5が組込ま
れている。このワークロールインクリーズベンディング
装置5(5R、5L)は、上インクリーズベンディング
用ロッド6、下インクリーズベンディング用ロッド7を
有し、これらを上ワークロール軸受3および下ワークロ
ール軸受4と接離自在に配設され、油圧によりベンディ
ング作用を行わせるようにしている。また、上下バック
アップシャフト軸受15、25間にはワークロールディ
クリーズベンディング装置の上下ディクリーズベンディ
ング用ロッド8、9が取付けられている。
ワークロールインクリーズベンディング装置5が組込ま
れている。このワークロールインクリーズベンディング
装置5(5R、5L)は、上インクリーズベンディング
用ロッド6、下インクリーズベンディング用ロッド7を
有し、これらを上ワークロール軸受3および下ワークロ
ール軸受4と接離自在に配設され、油圧によりベンディ
ング作用を行わせるようにしている。また、上下バック
アップシャフト軸受15、25間にはワークロールディ
クリーズベンディング装置の上下ディクリーズベンディ
ング用ロッド8、9が取付けられている。
【0022】そして、ハウジング50の下部位置には圧
下シリンダ60が装備されており、これを駆動すること
により所定の圧延圧力を上下ワークロール1、2間に発
生させるようにしている。なお符号16はロータリ継手
であり、ワークサイド(図4中左側)のみに配設されて
いる。また、符号41a、42aは油通路を示す。
下シリンダ60が装備されており、これを駆動すること
により所定の圧延圧力を上下ワークロール1、2間に発
生させるようにしている。なお符号16はロータリ継手
であり、ワークサイド(図4中左側)のみに配設されて
いる。また、符号41a、42aは油通路を示す。
【0023】このように構成された圧延機の動作は次の
ようになる。
ようになる。
【0024】圧延前に被圧延材31の幅に合わせて上下
可動ロール11、21の位置を予め決定しておく。この
場合、上可動ロール11について代表して述べると、上
可動ロール11の位置決定前の状態では、係合端子73
R、73Lの位置は上可動ロール11の側端部11aよ
り、一定距離離間した後退位置にある。例えば、上可動
ロール11を図5に示すように右側に移動するために
は、まず係合端子73Rを所望する上可動ロール11の
移動距離に見合った後退位置にセットしておく。次いで
図示しない油圧ポンプより圧油をロータリ継手16を介
して油圧室42に供給するとともに、油圧室41R、4
1Lの圧油はタンク(図示略)に排出される。
可動ロール11、21の位置を予め決定しておく。この
場合、上可動ロール11について代表して述べると、上
可動ロール11の位置決定前の状態では、係合端子73
R、73Lの位置は上可動ロール11の側端部11aよ
り、一定距離離間した後退位置にある。例えば、上可動
ロール11を図5に示すように右側に移動するために
は、まず係合端子73Rを所望する上可動ロール11の
移動距離に見合った後退位置にセットしておく。次いで
図示しない油圧ポンプより圧油をロータリ継手16を介
して油圧室42に供給するとともに、油圧室41R、4
1Lの圧油はタンク(図示略)に排出される。
【0025】この状態では上可動ロール11とテーパス
リーブ13R、13Lはルーズになる。しかる後に油圧
ポンプより圧油を油圧シリンダ71Lのピストンヘッド
側に供給すると、ロッド72Lは伸長し、係合端子73
Lが上可動ロール11の側端部11aに当接する。引続
き上可動ロール11の側端部11aがストッパとして後
退待機している係合端子73Rに当接するまでロッド7
2Lを伸長した後ピストンヘッド側への圧油の供給を停
止する。
リーブ13R、13Lはルーズになる。しかる後に油圧
ポンプより圧油を油圧シリンダ71Lのピストンヘッド
側に供給すると、ロッド72Lは伸長し、係合端子73
Lが上可動ロール11の側端部11aに当接する。引続
き上可動ロール11の側端部11aがストッパとして後
退待機している係合端子73Rに当接するまでロッド7
2Lを伸長した後ピストンヘッド側への圧油の供給を停
止する。
【0026】下可動ロール21についても上可動ロール
11と同様な動作を行い、上下可動ロール11、21を
所望の上下ワークロール1、2転接位置まで移動する。
そして、例えば図3に示すように上下可動ロール11、
21の側端部を被圧延材31の側部に重合するように互
いに逆方向の位置に設定する。
11と同様な動作を行い、上下可動ロール11、21を
所望の上下ワークロール1、2転接位置まで移動する。
そして、例えば図3に示すように上下可動ロール11、
21の側端部を被圧延材31の側部に重合するように互
いに逆方向の位置に設定する。
【0027】その後ロータリ継手16より油圧室41
R、41Lへ圧油を供給すればテーパスリーブ13R、
13Lと上下可動ロール11、21はくさびの原理によ
り上下バックアップシャフト12、18に固定され回転
トルクを伝達できるのである。
R、41Lへ圧油を供給すればテーパスリーブ13R、
13Lと上下可動ロール11、21はくさびの原理によ
り上下バックアップシャフト12、18に固定され回転
トルクを伝達できるのである。
【0028】この後、油圧シリンダ71(71R、71
L)のピストンロッド側に圧油を供給してロッド72
(72R、72L)を縮退させて係合端子73(73
R、73L)の上下可動ロール11、21の側端部11
a、21aから離間させる。
L)のピストンロッド側に圧油を供給してロッド72
(72R、72L)を縮退させて係合端子73(73
R、73L)の上下可動ロール11、21の側端部11
a、21aから離間させる。
【0029】この初期設定が決定した後、上下ワークロ
ール1、2間に被圧延材31を通板する。これにより被
圧延材31は所望の板厚に圧延されてストリップ材とし
て出るが、この形状判定を目視あるいはセンサロールに
よる接触方式、光や磁気を利用した非接触方式によって
行う。この判定によりエッジドロップが発生した場合に
は、図示されていない油圧装置よりワークロールインク
リーズベンディング装置5に圧油を供給し上下インクリ
ーズベンディング用ロッド6、7を介してベンディング
力を加減調整することにより上下ワークロール1、2を
介して非圧延材31の板端部の圧延圧下量を大幅に制御
できるので被圧延材31のエッジドロップを抑制し矩形
のストリップ材31aを得ることができる。
ール1、2間に被圧延材31を通板する。これにより被
圧延材31は所望の板厚に圧延されてストリップ材とし
て出るが、この形状判定を目視あるいはセンサロールに
よる接触方式、光や磁気を利用した非接触方式によって
行う。この判定によりエッジドロップが発生した場合に
は、図示されていない油圧装置よりワークロールインク
リーズベンディング装置5に圧油を供給し上下インクリ
ーズベンディング用ロッド6、7を介してベンディング
力を加減調整することにより上下ワークロール1、2を
介して非圧延材31の板端部の圧延圧下量を大幅に制御
できるので被圧延材31のエッジドロップを抑制し矩形
のストリップ材31aを得ることができる。
【0030】図6は図3に示すように被圧延材31の板
端部と可動ロールの端部とのずらし距離αにより被圧延
材31のプロフィールがどのように変化するかを示す特
性図である。
端部と可動ロールの端部とのずらし距離αにより被圧延
材31のプロフィールがどのように変化するかを示す特
性図である。
【0031】このような実施例の圧延機によれば、上下
可動ロール11、21をワークロール1、2に対して相
互に反対方向(左右)にずらすことにより上下ワークロ
ール1、2と上下可動ロール11、21間の拘束が解除
できるのである。
可動ロール11、21をワークロール1、2に対して相
互に反対方向(左右)にずらすことにより上下ワークロ
ール1、2と上下可動ロール11、21間の拘束が解除
できるのである。
【0032】図6において、上可動ロール11を代表し
て説明すると、α>0の場合は上可動ロール11の端部
が被圧延材31の板端部より突き出た状態を示す。この
場合、被圧延材31の板端部にはエッジドロップが生じ
やすく、板端部の両側の板厚が所望の板厚より薄くな
る。このため、ワークロールインクリーズベンディング
装置5(5R、5L)に圧油を導入して上下インクリー
ズベンディング用ロッド6、7を突設して上下ワークロ
ール軸受3、4をより離間した状態下で被圧延材31の
圧延を行うのである。
て説明すると、α>0の場合は上可動ロール11の端部
が被圧延材31の板端部より突き出た状態を示す。この
場合、被圧延材31の板端部にはエッジドロップが生じ
やすく、板端部の両側の板厚が所望の板厚より薄くな
る。このため、ワークロールインクリーズベンディング
装置5(5R、5L)に圧油を導入して上下インクリー
ズベンディング用ロッド6、7を突設して上下ワークロ
ール軸受3、4をより離間した状態下で被圧延材31の
圧延を行うのである。
【0033】α<0の場合は上可動ロール11の端部が
被圧延材31の板端部より引込んだ状態を示す。この場
合、上可動ロール11による上ワークロール1の上から
の転動圧下がなくなるため、被圧延材31の板端部にお
いてエッジアップの状態となり、板端部の両側の板厚が
所望の板厚より厚くなる。このため、ワークロールディ
クリーズベンディング装置に圧油を導入して上下ディク
リーズベンディング用ロッド8、9を突設して上下ワー
クロール軸受3、4を少し近接した状態下で被圧延材3
1の圧延を行うのである。
被圧延材31の板端部より引込んだ状態を示す。この場
合、上可動ロール11による上ワークロール1の上から
の転動圧下がなくなるため、被圧延材31の板端部にお
いてエッジアップの状態となり、板端部の両側の板厚が
所望の板厚より厚くなる。このため、ワークロールディ
クリーズベンディング装置に圧油を導入して上下ディク
リーズベンディング用ロッド8、9を突設して上下ワー
クロール軸受3、4を少し近接した状態下で被圧延材3
1の圧延を行うのである。
【0034】α=0の場合は、上可動ロール11の端部
が被圧延材31の板端部と揃った重合状態を示す。この
場合、上可動ロール11による上ワークロール1の上か
ら転動圧下が適正となり板端部の両側の板厚が被圧延材
31の板幅方向で均一な厚さとなる。
が被圧延材31の板端部と揃った重合状態を示す。この
場合、上可動ロール11による上ワークロール1の上か
ら転動圧下が適正となり板端部の両側の板厚が被圧延材
31の板幅方向で均一な厚さとなる。
【0035】なお、本実施例では図1および図2に示す
ようなシングルスタンドの圧延機に適用した場合を説明
したが、図7に示すようなタンデム圧延機群として利用
することもできる。
ようなシングルスタンドの圧延機に適用した場合を説明
したが、図7に示すようなタンデム圧延機群として利用
することもできる。
【0036】この場合、最初のスタンドで可動ロールを
例えばα<0に設定し、被圧延材31の板端部の形状を
エッジアップの状態とし、第2スタンド以降ではα=0
またはα>0としてエッジドロップを順次低減しなが
ら、エッジドロップを制御し、最終スタンドでエッジド
ロップを零とするのである。
例えばα<0に設定し、被圧延材31の板端部の形状を
エッジアップの状態とし、第2スタンド以降ではα=0
またはα>0としてエッジドロップを順次低減しなが
ら、エッジドロップを制御し、最終スタンドでエッジド
ロップを零とするのである。
【0037】
【発明の効果】以上説明したことからも明らかなよう
に、本発明に係る圧延機では、被圧延材を圧下する一対
のワークロールと、前記一対のワークロールの上下にあ
って軸受に回動支承され中央部より両軸端に向って縮径
したテーパ面を有するバックアップシャフトと、前記バ
ックアップシャフトの外周に配設されかつ前記バックア
ップシャフトのテーパ面と係合するテーパ内面を有する
左右一対のテーパスリーブと、前記テーパスリーブの外
周に軸方向に移動可能に設けられた可動ロールより構成
した圧延機を用い、前記可動ロールの端部を被圧延材の
板端部に対して適宜な位置にずらすとともに、前記一対
のワークロールを回動支承する軸受間に設けられたワー
クロールベンディング力を調整することにより、ワーク
ロール端部の圧下量を小さくしながら被圧延材の圧延を
行うようにしたことにより、ワークロールのクラウン量
を任意に制御することが可能となるため、被圧延材のエ
ッジドロップを自由に制御できるという優れた効果を有
する。
に、本発明に係る圧延機では、被圧延材を圧下する一対
のワークロールと、前記一対のワークロールの上下にあ
って軸受に回動支承され中央部より両軸端に向って縮径
したテーパ面を有するバックアップシャフトと、前記バ
ックアップシャフトの外周に配設されかつ前記バックア
ップシャフトのテーパ面と係合するテーパ内面を有する
左右一対のテーパスリーブと、前記テーパスリーブの外
周に軸方向に移動可能に設けられた可動ロールより構成
した圧延機を用い、前記可動ロールの端部を被圧延材の
板端部に対して適宜な位置にずらすとともに、前記一対
のワークロールを回動支承する軸受間に設けられたワー
クロールベンディング力を調整することにより、ワーク
ロール端部の圧下量を小さくしながら被圧延材の圧延を
行うようにしたことにより、ワークロールのクラウン量
を任意に制御することが可能となるため、被圧延材のエ
ッジドロップを自由に制御できるという優れた効果を有
する。
【図1】本発明の実施例に係る圧延機の正面図である。
【図2】図1のA〜Aからみた側面図である。
【図3】図2のB〜Bからみた断面図である。
【図4】圧延機のバックアップシャフト装置の要部断面
図である。
図である。
【図5】可動ロールを右方向に移動させたときの断面図
である。
である。
【図6】被圧延材の板端部に対して可動ロールを相対的
にシフトした場合の被圧延材のプロフィール変化特性図
である。
にシフトした場合の被圧延材のプロフィール変化特性図
である。
【図7】実施例の圧延機が設置可能なタンデム圧延機の
例である。
例である。
【図8】エッジドロップの説明図である。
【図9】従来の片テーパ付ワークロールシフト型圧延機
の説明図である。
の説明図である。
1、2 上下ワークロール 3、4 上下ワークロール軸受 5(5R、5L) ワークロールインクリーズベンディ
ング装置 6、7 上下インクリーズベンディング用ロッド 8、9 上下ディクリーズベンディング用ロッド 10、20 上下バックアップロール装置 11、21 上下可動ロール 12、18 上下バックアップシャフト 13(13R、13L) テーパスリーブ 15(15R、15L) 軸受 16 ロータリ継手 25(25R、25L) 軸受 31 被圧延材 41(41R、41L)、42 油圧室 45 可動ロール移動装置 50 ハウジング 60 圧下シリンダ 71(71R、71L) 油圧シリンダ 73(73R、73L) 係合端子
ング装置 6、7 上下インクリーズベンディング用ロッド 8、9 上下ディクリーズベンディング用ロッド 10、20 上下バックアップロール装置 11、21 上下可動ロール 12、18 上下バックアップシャフト 13(13R、13L) テーパスリーブ 15(15R、15L) 軸受 16 ロータリ継手 25(25R、25L) 軸受 31 被圧延材 41(41R、41L)、42 油圧室 45 可動ロール移動装置 50 ハウジング 60 圧下シリンダ 71(71R、71L) 油圧シリンダ 73(73R、73L) 係合端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B21B 29/00 C 37/00 BBH
Claims (1)
- 【請求項1】 被圧延材を圧下する一対のワークロール
と、前記一対のワークロールの上下にあって軸受に回動
支承され中央部より両軸端に向って縮径したテーパ面を
有するバックアップシャフトと、前記バックアップシャ
フトの外周に配設されかつ前記バックアップシャフトの
テーパ面と係合するテーパ内面を有する左右一対のテー
パスリーブと、前記テーパスリーブの外周に軸方向に移
動可能に設けられた可動ロールより構成した圧延機を用
い、前記可動ロールの端部を被圧延材の板端部に対して
適宜な位置にずらすとともに、前記一対のワークロール
を回動支承する軸受間に設けられたワークロールベンデ
ィング装置のベンディング力を調整することにより、ワ
ークロール端部の圧下量を小さくしながら被圧延材の圧
延を行うようにしたことを特徴とする圧延機における被
圧延材の圧延方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6028267A JPH07232206A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 圧延機における被圧延材の圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6028267A JPH07232206A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 圧延機における被圧延材の圧延方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07232206A true JPH07232206A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12243808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6028267A Pending JPH07232206A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 圧延機における被圧延材の圧延方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07232206A (ja) |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP6028267A patent/JPH07232206A/ja active Pending
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