JPH07232462A - インクシートおよび熱転写記録装置 - Google Patents

インクシートおよび熱転写記録装置

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JPH07232462A
JPH07232462A JP6025165A JP2516594A JPH07232462A JP H07232462 A JPH07232462 A JP H07232462A JP 6025165 A JP6025165 A JP 6025165A JP 2516594 A JP2516594 A JP 2516594A JP H07232462 A JPH07232462 A JP H07232462A
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JP
Japan
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ink sheet
recording
thermal transfer
recording medium
length
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Pending
Application number
JP6025165A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Kitaoka
義隆 北岡
Yoichi Sekine
陽一 関根
Noboru Miyaji
昇 宮地
Yasutaka Tamai
靖高 玉井
Koji Oi
光司 大井
Yoshinari Isojima
善也 五十島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6025165A priority Critical patent/JPH07232462A/ja
Publication of JPH07232462A publication Critical patent/JPH07232462A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続のシート状基体に、染料あるいは顔料を
含有する複数の色材層を形成したインクシートを用い
た、熱転写記録装置の、無駄なインクシートの消費を抑
えて、かつ、大容量のインクシートが収納できるインク
シートおよび熱転写記録装置を提供すること。 【構成】 1色分の色材層の寸法を、幅が熱転写記録装
置に供給可能な記録媒体の最大記録幅と同程度であっ
て、色材層の長さは前記最大記録長さの半分以下である
インクシートとし、画像長さに応じて多色記録を繰り返
して色材層長さ以上の画像を形成する熱転写記録装置と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ複写機等に利
用される熱転写記録装置およびそれに使用するインクシ
ートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】比較的小型で、低装置コストなプリント
装置の一つとして、熱転写記録装置がある。熱転写記録
装置には、色素に顔料を用い、インクシートに形成した
色材層の一部あるいは全量を記録媒体に溶融転写記録す
る、溶融型転写装置と、色素に染料を用い、染料の昇華
あるいは熱拡散によって色材層中の色素のみを記録媒体
に移行させて記録するいわゆる昇華転写装置の2つがあ
る。
【0003】以下図面を参照しながら、従来の熱転写記
録装置の一例について説明する。図4は従来のラインサ
ーマルヘッドを用いたA4サイズの熱転写記録装置の記
録部の概略構成図である。図4において、12は従来の
インクシート、6はラインサーマルヘッド、7は記録媒
体、8はインクシート供給ローラ、9はインクシート巻
取りローラ、10はプラテンローラ、11はピンチロー
ラである。
【0004】以上のように構成された熱転写記録装置に
ついて、以下その基本動作について説明する。従来のイ
ンクシート12には記録媒体7と対向する面に染料ある
いは顔料とバインダ樹脂からなる幅/長さともA4寸法
程度の色剤層をイエロ、マゼンタ、シアンの順に設けて
ある。記録媒体7はピンチローラ11にて押圧され、プ
ラテンローラ10の回転によって搬送されている。従来
のインクシート12と記録媒体7はラインサーマルヘッ
ド6とプラテンローラ10との間で圧接し、プラテンロ
ーラ10の回転によって記録媒体7と同期して搬送さ
れ、ラインサーマルヘッド6を発熱させて、インクシー
ト12のイエロの色材層を加熱し記録媒体7の記録層上
にA4長さのイエロの画像を得る。続いて、ラインサー
マルヘッド6の押圧を一旦解放し、プラテンローラ10
を逆転させ、従来のインクシート12に形成された次の
マゼンタの色材層が形成された面を繰り出して、先のイ
エロの記録画像の上に色重ねを行う。順次、この動作を
繰り返して、記録媒体上にフルカラーの画像を得る。
【0005】図5は従来のシリアルサーマルヘッドを用
いた熱転写記録装置の概略構成図である。図5におい
て、7は記録媒体、10はプラテンローラ、11はピン
チローラ、13はシリアルサーマルヘッド、14はイン
クリボン、15はインクリボン供給ローラ、16はイン
クリボン巻取りローラである。
【0006】基本的な動作は図4のラインサーマルヘッ
ドと同じであるため、異なっている部分のみ説明する。
シリアルサーマルヘッド13をインクリボン14に押圧
し、インクリボン供給ローラ15とインクリボン巻取り
ローラ16をシリアルサーマルヘッド13と一体に矢印
の方向に移動させながら、シリアルサーマルヘッド13
を発熱させて記録媒体上に画像を形成する。インクリボ
ン14と記録媒体7の相対速度を一定としないと記録が
困難のため、記録方向は矢印の方向に限られる。従っ
て、シリアルサーマルヘッド13は1行記録する毎に一
旦図の左端まで戻す必要がある。インクリボン14には
イエロ、マゼンタ、シアンの色材層が順に形成されてい
るので、前記の記録動作を3回繰り返して、1行分のフ
ルカラー画像を形成する。1行分の色重ねが終了する
と、プラテンローラ10が回転して記録媒体を1行分だ
け送り出して、次の行の記録動作に移る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のラインサーマルヘッドを用いた熱転写記録
装置の構成では、大きな画像を記録しても小さな画像を
記録しても、同じ大きさのインクシートを消耗するた
め、小さな画像を記録させた場合にはインクシートを無
駄にしてしまう部分が多くなり、インクシートの利用効
率が低くなってしまう。シリアルサーマルヘッドを用い
て、シリアルのインクリボンを用いればそういった問題
は解消されるが、大容量のインクリボンを収納させるこ
とが困難であり、また一方向記録しかできないために1
色毎にサーマルヘッドを戻す動作が必要なため、記録速
度が極端に遅いといった課題を有していた。
【0008】本発明は上記従来の熱転写記録装置の課題
に鑑み、昇華転写記録および溶融転写記録装置のインク
シートの消費量を低減し、低価格で良好な画像が得られ
る熱転写記録装置およびそれに使用するインクシートを
提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のインクシート
は、連続のシート状基体に、染料あるいは顔料を含有す
る複数の色材層を形成したインクシートと、記録媒体あ
るいは中間体上の記録層と前記インクシートとを重ね合
わせて記録信号に応じてインクシートを加熱し、カラー
画像を記録媒体に直接記録、あるいは中間体上の記録層
に間接記録する熱転写記録装置に用いるインクシートで
あって、前記インクシートに形成した1色分の色材層寸
法は幅が前記熱転写記録装置に供給可能な記録媒体の最
大記録幅と同程度であって、色材層の長さは前記最大記
録長さの概ね半分以下であって、複数色を長手方向に順
次繰り返し形成したといった構成を備えている。
【0010】また、本発明の熱転写記録装置は、連続の
シート状基体に、染料あるいは顔料を含有する複数の色
材層を形成したインクシートと、記録媒体あるいは中間
体上の記録層と前記インクシートとを重ね合わせて記録
信号に応じてラインサーマルヘッドにてインクシートを
加熱し、多色画像を記録媒体に直接記録、あるいは中間
体上の記録層に間接記録する熱転写記録装置であって、
前記インクシートに形成した1色分の色材層寸法は幅が
前記熱転写記録装置に供給可能な記録媒体の最大記録幅
と同程度であって、色材層の長さは前記最大記録長さの
概ね半分以下であって、複数色を長手方向に繰り返して
形成したインクシートを用い、画像の長さに応じて多色
記録を複数回繰り返すといった構成を有している。
【0011】または、連続のシート状基体に、染料ある
いは顔料を含有する複数の色材層を形成したインクシー
トと、記録媒体あるいは中間体上の記録層と前記インク
シートとを重ね合わせて記録信号に応じてシリアルサー
マルヘッドにてインクシートを加熱し、カラー画像を記
録媒体に直接記録、あるいは中間体上の記録層に間接記
録する熱転写記録装置に用いるインクシートであって、
前記インクシートに形成した1色分の色材層寸法は幅が
前記熱転写記録装置に供給可能な記録媒体の最大記録幅
と同程度であって、色材層の長さは前記最大記録長さの
概ね半分以下であって、複数色を長手方向に繰り返して
形成したインクシートを用い、前記シリアルサーマルヘ
ッドのインクシート上流側および下流側に、記録媒体あ
るいは中間体上の記録層にインクシートを押圧する押圧
部材を配置したといった構成を有している。
【0012】
【作用】本発明は上述した構成によって、幾つかの小ブ
ロック毎に色重ねを終了させ記録画像寸法に対応してイ
ンクシートを消費するため、インクシートの無駄を極力
抑制し、かつ大容量のインクシートが収容できるインク
シートおよび低価格の熱転写記録装置を提供することが
できる。
【0013】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の実施例のインクシートおよび
それを用いた多色熱転写記録装置について、図面を参照
しながら説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例のインクシー
トの概略図である。図1において、1はインクシート基
体、2はイエロ色材層、3はマゼンタ色材層、4はシア
ン色材層、5はインクシートである。インクシート基体
は長手方向に連続した耐熱樹脂フィルムであり、その上
に長手方向に短冊状に染料あるいは顔料を含有する、イ
エロ色材層2、マゼンタ色材層3、シアン色材層4が順
に繰り返して形成されている。2、3、4のそれぞれの
色材層の幅は本インクシートを使用する熱転写記録装置
に供給される記録媒体の最大記録幅よりも大きくなって
いる。また色材層の長手方向長さは、記録媒体の最大記
録長さの概ね半分以下となっている。例えば、A4サイ
ズが記録できる熱転写記録装置に用いる場合には、色材
層の幅は210mm以上とし、長さを150mm程度以
下とする。A3サイズが記録できる熱転写記録装置に用
いる場合には、幅を297mm以上とし、長さを210
mm程度以下とする。本発明のインクシートを用いた熱
転写記録装置の具体的な実施例について、図面を用いて
説明する。
【0015】図2は本発明の第1の実施例のインクシー
トを用いた熱転写記録装置の概略図である。図2におい
て、5はA4幅のインクシート、6はラインサーマルヘ
ッド、7は記録媒体、8はインクシート供給ローラ、9
はインクシート巻取りローラ、10はプラテンローラ、
11はピンチローラである。
【0016】以上のように構成された熱転写記録装置に
ついて、以下その基本動作について説明する。インクシ
ート5には記録媒体7と対向する面に幅210mm長さ
50mm余りの色剤層をイエロ、マゼンタ、シアンの順
に繰り返して形成されている。記録媒体7はピンチロー
ラ11にて押圧され、プラテンローラ10の回転によっ
て搬送されている。インクシート5と記録媒体7はライ
ンサーマルヘッド6とプラテンローラ10との間で圧接
し、プラテンローラ10の回転によって記録媒体7と同
期して搬送され、ラインサーマルヘッド6を発熱させ
て、インクシート5のイエロの色材層を加熱し記録媒体
7の記録層上に50mm長さのイエロの画像を得る。続
いて、ラインサーマルヘッド6の押圧を一旦解放し、プ
ラテンローラ10を逆転させ、インクシート5に形成さ
れた次のマゼンタの色材層が形成された面を繰り出し
て、先のイエロの記録画像の上に色重ねを行う。順次、
この動作を繰り返して、記録媒体上に幅210mm長さ
50mmのフルカラーの画像を得る。そして、プラテン
ローラ10が時計周りに回転して記録媒体上に形成され
た画像を50mmだけ送り出す。そして再びイエロ、マ
ゼンタ、シアンの順に50mm長さの記録を行う。この
動作を画像の終端まで繰り返して、色材層長さ以上の画
像を得る。従って、A4長さの画像を形成する場合には
上記の動作を6回繰り返すこととなる。またA5サイズ
の画像を形成する場合には、A5の記録媒体を横方向に
送って、上記の動作を3回繰り返せばよい。即ち、A5
サイズの画像を形成した際はインクシートの消費量はA
4サイズの画像を形成した場合のインクシート消費量の
半分で済む。また、インクシートの幅はA4幅であるた
め、大容量のインクシートとしてもそれほど直径も大き
くならずに収納することが可能である。
【0017】尚、図2では色材層の長さは50mm余り
としたが、150mm余りとすればA4サイズを記録す
る際は2回の色重ねの繰り返しを行うこととなるし、A
5サイズの記録を行う際には記録媒体を横方向に送れば
1回の色重ねにて記録が終了することとなる。
【0018】以上の図2に使用した部材の構成と材料を
具体的に示す。プラテンローラは2mm厚のアルミパイ
プに4mm厚のクロロプレンゴムを加熱成形して作成し
た。プラテンのゴム材料としてはクロロプレンゴムの
他、フロロシリコーンゴム、弗素ゴム、ウレタンゴム、
シリコーンゴムなどが用いることができる。
【0019】昇華型熱転写記録に使用した記録媒体は、
合成紙(ピーチコート 厚さ150μm 日清紡績
(株))を基体として用い、その表面に水性ポリエステ
ル(バイロナール MD1200 東洋紡績(株))8
重量部、コロイダルシリカエマルジョン(モビニール
8020 ヘキスト合成化学(株))2重量部、シリコ
ーン界面活性剤(Lー720 ユニオンカーバイト)
0.12重量部からなる塗料を塗工して膜厚5μmの記
録層を形成させて作成した。
【0020】溶融型熱転写記録に使用した記録媒体に
は、コピー用紙、コピー用OHP用紙の他、印刷用コー
ト紙等が用いることができる。
【0021】インクシートは昇華型熱転写記録のシート
を用い、以下のようにして作成した。
【0022】裏面に滑性耐熱層を有し、表面にアンカー
コート層を有するポリエチレンテレフタレートフィルム
のアンカーコート層上に下記の3色の塗料を塗り、膜厚
約1μmのシアン、マゼンタ、イエロの各色色材層を有
するインクシートを作成した。 (シアン色材層塗料) インドアニリン系分散染料 3.5 重量部 アクリロニトリル−スチレン共重合樹脂4 重量部 アミド変性シリコーンオイル 0.04重量部 酸化チタン 0.24重量部 トルエン 25 重量部 2−ブタノン 25 重量部 (マゼンタ色材層塗料) アゾ系分散染料 3.5 重量部 アクリロニトリル−スチレン共重合樹脂4 重量部 アミド変性シリコーンオイル 0.04重量部 酸化チタン 0.24重量部 トルエン 25 重量部 2−ブタノン 25 重量部 (イエロ色材層塗料) ジシアノメチレン系分散染料 3.5 重量部 アクリロニトリル−スチレン共重合樹脂4 重量部 アミド変性シリコーンオイル 0.04重量部 酸化チタン 0.24重量部 トルエン 25 重量部 2−ブタノン 25 重量部 以上のインクシートを用いて、サーマルヘッドにてプラ
テンに押圧(約6kg)し、下記の記録条件にて記録し
た。
【0023】記録速度 4ms/line 記録パルス幅 0.2〜3.8ms 最大記録エネルギ 5J/cm2 またインクシートには熱溶融記録のものも使用すること
ができる。これには溶融時の粘度が10万センチポアズ
(100℃に於て)のシアン、マゼンタ、イエロの色材
層を有するインクシートを用いた。これらを使用した時
の記録条件を下記に示す。
【0024】記録速度 1.6ms/line 記録パルス幅 1.4ms 最大記録エネルギ 2.4J/cm2 尚、ここでは記録媒体にインクシートから直接に記録を
行ったが、記録層を形成させた中間体上で鏡像画像を形
成させた後に、記録媒体に記録層を転写させる間接記録
方式(例えば、特開平3−97508)の熱転写記録装
置にも本インクシートは使用できる。
【0025】以上のように、本発明の第1の実施例によ
れば、連続のシート状基体に、染料あるいは顔料を含有
する複数の色材層を形成したインクシートと、記録媒体
あるいは中間体上の記録層と前記インクシートとを重ね
合わせて記録信号に応じてインクシートを加熱し、カラ
ー画像を記録媒体に直接記録、あるいは中間体上の記録
層に間接記録する熱転写記録装置に用いるインクシート
であって、前記インクシートに形成した1色分の色材層
寸法は幅が前記熱転写記録装置に供給可能な記録媒体の
最大記録幅と同程度であって、色材層の長さは前記最大
記録長さの概ね半分以下であって、複数色を長手方向に
繰り返し形成した構成のインクシートとし、また前記イ
ンクシートを用いて画像の長さに応じて多色記録を複数
回繰り返す構成の熱転写記録装置とすることによって、
無駄なインクシートの消費を抑え、かつ大容量のインク
シートが収容できるインクシートを提供し、種々の記録
画像長さに対応できる熱転写記録装置を提供することが
できる。
【0026】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて、図を用いて説明する。図3は本発明の第2の実
施例の熱転写記録装置の記録部の概略構成図を示すもの
である。基本的な動作およびそれに使用する材料は第1
の実施例と同様のため、異なっている部分のみ説明す
る。図3においては、記録手段にシリアルサーマルヘッ
ド12が用いられており、シリアルサーマルヘッド12
のインクシート上流側と下流側にインクシート5を記録
媒体に押圧する押圧ローラ13が備えられている。シリ
アルサーマルヘッド12の1行記録長さは5mmであ
る。インクシート5には記録媒体7と対向する面に幅2
10mm長さ50mm余りの色剤層をイエロ、マゼン
タ、シアンの順に繰り返して形成されている。インクシ
ート5は記録媒体7に押圧ローラ13にて押圧され、プ
ラテンローラ10の回転によって搬送されている。記録
動作時にはプラテンローラ10を停止させた上で、シリ
アルサーマルヘッド12をインクシート5に押圧する。
そしてシリアルサーマルヘッド12を、プラテンローラ
10の軸方向に移動させ、シリアルサーマルヘッド12
を発熱させて、A4幅で5mm長さのイエロの画像を記
録媒体に形成する。その後、シリアルサーマルヘッド1
2の押圧を一旦解除して、プラテンローラ10を回転さ
せてインクシート5と記録媒体を5mmだけ送り出す。
そしてシリアルサーマルヘッド12を再び押圧して、今
度はシリアルサーマルヘッド12を矢印の逆方向に移動
させながら記録する。この往復記録動作を5回繰り返し
て記録媒体上に長さ50mmのイエロの画像を形成す
る。そしてインクシート5に形成された次のマゼンタの
色材層が形成された面を繰り出して、先のイエロの記録
画像の上に色重ねを行う。順次この動作を繰り返して、
長さ50mmのフルカラー画像を得る。そしてプラテン
ローラ10を回転させて、50mmだけ記録媒体を送り
出す。この場合、前記押圧ローラが具備されていない
と、インクシート5に付与した張力がシリアルサーマル
ヘッド12の動きに影響され、インクシート5の偏り
や、蛇行あるいは皺を発生してしまう。押圧ローラ13
によって、インクシート5を記録媒体7に密着させるこ
とによって、そうした問題を解消することができる。こ
の動作を画像の終端まで繰り返して、色材層長さ以上の
画像を得る。従って、A4長さの画像を形成する場合に
は上記の動作を6回繰り返すこととなる。またA5サイ
ズの画像を形成する場合には、A5の記録媒体を横方向
に送って、上記の動作を3回繰り返せばよい。即ち、A
5サイズの画像を形成した際はインクシートの消費量は
A4サイズの画像を形成した場合のインクシート消費量
の半分で済む。また、インクシート5の幅はA4幅であ
るため、大容量のインクシートとしてもそれほど直径も
大きくならずに収納することが可能である。またシリア
ルのインクリボンを用いた従来の記録装置では、インク
リボンと記録媒体7の相対速度の関係から、一方向記録
しかできなかったが、図3の記録装置では、往復で記録
することができるため、相当の高速化が図れることとな
る。
【0027】尚、インクシートに設けた色材層長さはシ
リアルサーマルヘッドの1行記録長と同程度であっても
よい。
【0028】以上のように本発明の第2の実施例の熱転
写記録装置によれば、連続のシート状基体に、染料ある
いは顔料を含有する複数の色材層を形成したインクシー
トと、記録媒体あるいは中間体上の記録層と前記インク
シートとを重ね合わせて記録信号に応じてシリアルサー
マルヘッドにてインクシートを加熱し、カラー画像を記
録媒体に直接記録、あるいは中間体上の記録層に間接記
録する熱転写記録装置に用いるインクシートであって、
前記インクシートに形成した1色分の色材層寸法は幅が
前記熱転写記録装置に供給可能な記録媒体の最大記録幅
と同程度であって、色材層の長さは前記最大記録長さの
概ね半分以下であって、複数色を長手方向に繰り返して
形成したインクシートを用い、前記シリアルサーマルヘ
ッドのインクシート上流側および下流側に、記録媒体あ
るいは中間体上の記録層にインクシートを押圧する押圧
部材を配置したという構成を有している。従って、無駄
なインクシートの消費を抑え、かつ大容量のインクシー
トが収納できるインクシートを提供し、従来のシリアル
方式では実現が困難であった、往復記録が可能な熱転写
記録装置を提供することができる。
【0029】
【発明の効果】請求項1に記載のインクシートによれ
ば、インクシートに形成した1色分の色材層寸法を、幅
は熱転写記録装置に供給可能な記録媒体の最大記録幅と
同程度とし、色材層の長さを最大記録長さの概ね半分以
下とし、複数色の色材層を長手方向に順次繰り返して形
成させることにより、インクシートは小ブロック単位で
消費するため、インクシートの無駄を極力低減し、かつ
大容量のインクシートとすることができる。
【0030】請求項2に記載の熱転写記録装置によれ
ば、請求項1に記載のインクシートを用いて画像の長さ
に応じて多色記録を複数回繰り返すことによって、無駄
なインクシートの消費を抑え、種々の画像長さに対応で
きる熱転写記録装置を提供することができる。
【0031】請求項3に記載の熱転写記録装置によれ
ば、無駄なインクシートの消費を抑え、かつ大容量のイ
ンクシートが収納できるインクシートを提供し、また従
来のシリアル方式では実現が困難であった往復記録が可
能な熱転写記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるインクシートの
概略構成図
【図2】本発明の第1の実施例における熱転写記録装置
の概略構成図
【図3】本発明の第2の実施例における熱転写記録装置
の概略構成図
【図4】従来のラインサーマルヘッドを用いた熱転写記
録装置の概略構成図
【図5】従来のシリアルサーマルヘッドを用いた熱転写
記録装置の概略構成図
【符号の説明】
1 インクシート基体 2 イエロ色材層 3 マゼンタ色材層 4 シアン色材層 5 インクシート 6 ラインサーマルヘッド 7 記録媒体 8 インクシート供給ローラ 9 インクシート巻取りローラ 10 プラテンローラ 11 ピンチローラ 12 従来のインクシート 13 シリアルサーマルヘッド 14 インクリボン 15 インクリボン供給ローラ 16 インクリボン巻取りローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 17/30 A 35/16 B B41M 5/26 5/30 9121−2H B41M 5/26 J (72)発明者 玉井 靖高 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大井 光司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 五十島 善也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続のシート状基体に、染料あるいは顔料
    を含有する複数の色材層を形成したインクシートと、記
    録媒体あるいは中間体上の記録層と前記インクシートと
    を重ね合わせて記録信号に応じてインクシートを加熱
    し、カラー画像を記録媒体に直接記録、あるいは中間体
    上の記録層に間接記録する熱転写記録装置に用いるイン
    クシートであって、前記インクシートに形成した1色分
    の色材層寸法は幅が前記熱転写記録装置に供給可能な記
    録媒体の最大記録幅と同程度であって、色材層の長さは
    前記最大記録長さの概ね半分以下であって、複数色長手
    方向に順次繰り返して形成したことを特徴とするインク
    シート。
  2. 【請求項2】連続のシート状基体に、染料あるいは顔料
    を含有する複数の色材層を形成したインクシートと、記
    録媒体あるいは中間体上の記録層と前記インクシートと
    を重ね合わせて記録信号に応じてインクシートを加熱
    し、多色画像を記録媒体に直接記録、あるいは中間体上
    の記録層に間接記録する熱転写記録装置であって、前記
    インクシートに形成した1色分の色材層寸法は幅が前記
    熱転写記録装置に供給可能な記録媒体の最大記録幅と同
    程度であって、色材層の長さは前記最大記録長さの概ね
    半分以下であって、複数色を長手方向に繰り返して形成
    したインクシートを用い、画像の長さに応じて多色記録
    を複数回繰り返して色材層長さ以上の画像を形成するこ
    とを特徴とした熱転写記録装置。
  3. 【請求項3】連続のシート状基体に、染料あるいは顔料
    を含有する複数の色材層を形成したインクシートと、記
    録媒体あるいは中間体上の記録層と前記インクシートと
    を重ね合わせて記録信号に応じてシリアルサーマルヘッ
    ドにてインクシートを加熱し、カラー画像を記録媒体に
    直接記録、あるいは中間体上の記録層に間接記録する熱
    転写記録装置に用いるインクシートであって、前記イン
    クシートに形成した1色分の色材層寸法は幅が前記熱転
    写記録装置に供給可能な記録媒体の最大記録幅と同程度
    であって、色材層の長さは前記最大記録長さの概ね半分
    以下であって、複数色を長手方向に繰り返して形成した
    インクシートを用い、前記シリアルサーマルヘッドのイ
    ンクシート上流側および下流側に、記録媒体あるいは中
    間体上の記録層にインクシートを押圧する押圧部材を配
    置したことを特徴とした熱転写記録装置。
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