JPH07233185A - Fo−2030物質及びその製造法 - Google Patents
Fo−2030物質及びその製造法Info
- Publication number
- JPH07233185A JPH07233185A JP2545794A JP2545794A JPH07233185A JP H07233185 A JPH07233185 A JP H07233185A JP 2545794 A JP2545794 A JP 2545794A JP 2545794 A JP2545794 A JP 2545794A JP H07233185 A JPH07233185 A JP H07233185A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substance
- culture
- microorganism
- penicillium
- spectrum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 薬剤非耐性のコクシジウムは勿論のこと、特
にポリエーテル系化合物に対して耐性を獲得したコクシ
ジウムに対して有効な物質およびその製造法を提供する
ものである。 【構成】 ペニシリウム属に属するFO−2030物質
を生産する能力を有する微生物を培地に培養し、その培
養物中にFO−2030物質を蓄積せしめ、該培養物か
らFO−2030物質を採取することにより、FO−2
030物質を製造する方法である。
にポリエーテル系化合物に対して耐性を獲得したコクシ
ジウムに対して有効な物質およびその製造法を提供する
ものである。 【構成】 ペニシリウム属に属するFO−2030物質
を生産する能力を有する微生物を培地に培養し、その培
養物中にFO−2030物質を蓄積せしめ、該培養物か
らFO−2030物質を採取することにより、FO−2
030物質を製造する方法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、養鶏産業上重要な疾病
であるコクシジウム症に対する治療薬および予防薬とし
て有用なFO−2030物質及びその製造法に関する。
であるコクシジウム症に対する治療薬および予防薬とし
て有用なFO−2030物質及びその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、抗コクシジウム剤としては、サル
ファ剤、キノリン剤、抗チアミン剤、抗生物質等が実用
化されており、最近ではポリエーテル系抗生物質、例え
ばモネンシン、サリノマイシン、ラサロシド等が広く使
用されている。
ファ剤、キノリン剤、抗チアミン剤、抗生物質等が実用
化されており、最近ではポリエーテル系抗生物質、例え
ばモネンシン、サリノマイシン、ラサロシド等が広く使
用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの薬剤
に耐性のコクシジウムが出現し、その結果が弱まってお
り、これらに代わる抗コクシジウム剤が要望されてい
る。従って、本発明の目的は、上記の観点から、薬剤非
耐性のコクシジウムは勿論のこと、特にポリエーテル系
化合物に対して耐性を獲得したコクシジウムに対して有
効な薬剤を提供しようとするものである。
に耐性のコクシジウムが出現し、その結果が弱まってお
り、これらに代わる抗コクシジウム剤が要望されてい
る。従って、本発明の目的は、上記の観点から、薬剤非
耐性のコクシジウムは勿論のこと、特にポリエーテル系
化合物に対して耐性を獲得したコクシジウムに対して有
効な薬剤を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】一般に薬剤の交差耐性
は、作用する物質の構造の類似あるいは作用機序の類似
する場合に成立し、従来の抗コクシジウム剤と構造的
に、あるいは、作用機序が相違する化合物はコクシジウ
ム症の治療剤あるいは予防剤として有用である。本発明
者らは、従来の薬剤に耐性を獲得したコクシジウム原虫
に対しても有効な新規薬剤を自然界から見出すべく種々
の研究を続け、モネンシン耐性のコクシジウム原虫を試
験生物として、微生物の生産する代謝産物の中から探索
した結果、新たに土壌から分離したFO−2030菌株
の培養液中にコクシジウムに有効な物質が産生されるこ
とを見出した。
は、作用する物質の構造の類似あるいは作用機序の類似
する場合に成立し、従来の抗コクシジウム剤と構造的
に、あるいは、作用機序が相違する化合物はコクシジウ
ム症の治療剤あるいは予防剤として有用である。本発明
者らは、従来の薬剤に耐性を獲得したコクシジウム原虫
に対しても有効な新規薬剤を自然界から見出すべく種々
の研究を続け、モネンシン耐性のコクシジウム原虫を試
験生物として、微生物の生産する代謝産物の中から探索
した結果、新たに土壌から分離したFO−2030菌株
の培養液中にコクシジウムに有効な物質が産生されるこ
とを見出した。
【0005】次いで、培養物から抗コクシジウム活性物
質を分離、精製した結果、後記の理化学的性質を有する
FO−2030物質は、従来全く知られていない物質で
あることを見出した。本発明はかかる知見に基づいて完
成されたものであって、後記の物理化学的性状を有する
FO−2030物質またはその薬学的に許容し得る塩を
提供するものである。更に、本発明は、ペニシリウム属
に属し、FO−2030物質を生産する能力を有する微
生物を培地に培養して培養物中にFO−2030物質を
蓄積せしめ、該培養物からFO−2030物質を採取す
ることを特徴とするFO−2030物質またはそれらの
薬学的に許容し得る塩の製造法を提供するものである。
質を分離、精製した結果、後記の理化学的性質を有する
FO−2030物質は、従来全く知られていない物質で
あることを見出した。本発明はかかる知見に基づいて完
成されたものであって、後記の物理化学的性状を有する
FO−2030物質またはその薬学的に許容し得る塩を
提供するものである。更に、本発明は、ペニシリウム属
に属し、FO−2030物質を生産する能力を有する微
生物を培地に培養して培養物中にFO−2030物質を
蓄積せしめ、該培養物からFO−2030物質を採取す
ることを特徴とするFO−2030物質またはそれらの
薬学的に許容し得る塩の製造法を提供するものである。
【0006】本発明のFO−2030物質の物理化学的
性状を述べると次の通りである。 (1)元素分析値:C72.01%、H8.82% (2)分子式:C15H22O3 (高分解能マススペクトル
による) (3)分子量:250(高分解能EIマススペクトルに
よる測定値は次の通りである) 計算値:250.1570 実測値:250.1572 (4)融点:300℃以上で分解
性状を述べると次の通りである。 (1)元素分析値:C72.01%、H8.82% (2)分子式:C15H22O3 (高分解能マススペクトル
による) (3)分子量:250(高分解能EIマススペクトルに
よる測定値は次の通りである) 計算値:250.1570 実測値:250.1572 (4)融点:300℃以上で分解
【0007】(5)紫外部吸収スペクトル:メタノール
中で測定した紫外部吸収スペクトルは図1に示す通りで
あり、203、228nm付近に特徴的な吸収極大を示
す (6)赤外部吸収スペクトル:KBr法で測定した赤外
部吸収スペクトルは図2に示す通りであり、3412、
2902、2891、1700、1674、1473、
1380、1277、1075、1010cm-1付近に
吸収帯を有する (7)呈色反応:50%H2 SO4 で発色する。ニンヒ
ドリンに陰性 (8)溶媒に対する溶解性:メタノール、エタノール、
酢酸エチルエステル、クロロホルムに可溶、水に不溶 (9)塩基性、酸性、中性の区別:中性
中で測定した紫外部吸収スペクトルは図1に示す通りで
あり、203、228nm付近に特徴的な吸収極大を示
す (6)赤外部吸収スペクトル:KBr法で測定した赤外
部吸収スペクトルは図2に示す通りであり、3412、
2902、2891、1700、1674、1473、
1380、1277、1075、1010cm-1付近に
吸収帯を有する (7)呈色反応:50%H2 SO4 で発色する。ニンヒ
ドリンに陰性 (8)溶媒に対する溶解性:メタノール、エタノール、
酢酸エチルエステル、クロロホルムに可溶、水に不溶 (9)塩基性、酸性、中性の区別:中性
【0008】(10)物質性状:無色粉末 (11)核磁気共鳴スペクトル:バリアンXL−40
0、400MHz、NMRスペクトロメータを用いて重
クロロホルム溶液中で測定した1H−NMRスペクトルお
よび13C−NMRスペクトルは、それぞれ図3及び図4
に示す通りである。また、水素および炭素の化学シフト
は下記表1に示す通りである。
0、400MHz、NMRスペクトロメータを用いて重
クロロホルム溶液中で測定した1H−NMRスペクトルお
よび13C−NMRスペクトルは、それぞれ図3及び図4
に示す通りである。また、水素および炭素の化学シフト
は下記表1に示す通りである。
【0009】
【表1】
【0010】本発明で使用される上記のFO−2030
物質を生産する微生物(以下、FO−2030物質生産
菌と称する)は、ペニシリウム属に属するが、その中で
例えば本発明者らが分離したペニシリウム属に属するペ
ニシリウム エスピー(Penicillium s
p.)FO−2030菌株は、本発明の最も有効に使用
される菌株の一例であって、本菌株の菌学的性状を示す
と次の通りである。
物質を生産する微生物(以下、FO−2030物質生産
菌と称する)は、ペニシリウム属に属するが、その中で
例えば本発明者らが分離したペニシリウム属に属するペ
ニシリウム エスピー(Penicillium s
p.)FO−2030菌株は、本発明の最も有効に使用
される菌株の一例であって、本菌株の菌学的性状を示す
と次の通りである。
【0011】I.形態的性質 本菌株はバレイショ・ブドウ糖寒天培地、YpSs寒天
培地、麦芽汁寒天培地等で比較的良好に生育し、分生子
の着生は中程度である。バレイショ・ブドウ糖寒天培地
に生育したコロニーを顕微鏡で観察すると菌糸は透明で
隔壁を有しており、分生子柄は基底菌糸より直生してい
る。ペニシラスは単輪生で、分生子柄はまれに分岐し、
分生子柄が隔壁を有し長くなるものと、短いものが混在
する。梗子はペン先型〜とっくり型で2〜4個群生し、
大きさは7.5〜10.0×2〜3μmである。はじめ
はフィアロ型分生子が、梗子の頂端に一個着生し、培養
時間の経過と共に連鎖状となり、最終的にはこの連鎖は
100μm前後に達する。分生子は球形〜亜球形で、大
きさは2.5〜3.0μmであり、その表面は平滑であ
る。
培地、麦芽汁寒天培地等で比較的良好に生育し、分生子
の着生は中程度である。バレイショ・ブドウ糖寒天培地
に生育したコロニーを顕微鏡で観察すると菌糸は透明で
隔壁を有しており、分生子柄は基底菌糸より直生してい
る。ペニシラスは単輪生で、分生子柄はまれに分岐し、
分生子柄が隔壁を有し長くなるものと、短いものが混在
する。梗子はペン先型〜とっくり型で2〜4個群生し、
大きさは7.5〜10.0×2〜3μmである。はじめ
はフィアロ型分生子が、梗子の頂端に一個着生し、培養
時間の経過と共に連鎖状となり、最終的にはこの連鎖は
100μm前後に達する。分生子は球形〜亜球形で、大
きさは2.5〜3.0μmであり、その表面は平滑であ
る。
【0012】II.各種培地上での諸性状 各種培地上で25℃、14日間培養した場合の肉眼的に
観察した結果を表2に示した。各培地において、菌の生
育に伴う分泌液および菌核の形成は観察されなかった。
観察した結果を表2に示した。各培地において、菌の生
育に伴う分泌液および菌核の形成は観察されなかった。
【0013】
【表2】
【0014】III.生理的性状 1)最適生育条件 本菌株の最適生育条件はYpSs培地においてpH4〜
8であり、生育温度は15〜30℃である。 2)生育の範囲 本菌株の生育範囲はYpSs培地においてpH2〜1
0、生育温度は8〜37℃である。 3)好気性、嫌気性の区別:好気性
8であり、生育温度は15〜30℃である。 2)生育の範囲 本菌株の生育範囲はYpSs培地においてpH2〜1
0、生育温度は8〜37℃である。 3)好気性、嫌気性の区別:好気性
【0015】以上の形態的特徴、培養性状および生理的
性状に基づき、既知菌種との比較を試みた結果、本菌株
はペニシリウム(Penicillium)属に属する
菌種であると考えられ、ペニシリウム エスピー・FO
−2030と命名した。本菌株はペニシリウム エスピ
ー・FO−2030(Penicillium sp・
FO−2030)として、工業技術院生命工学工業技術
研究所に寄託されている。受託番号はFERM P−1
4000であり、受託日は平成5年12月6日である。
性状に基づき、既知菌種との比較を試みた結果、本菌株
はペニシリウム(Penicillium)属に属する
菌種であると考えられ、ペニシリウム エスピー・FO
−2030と命名した。本菌株はペニシリウム エスピ
ー・FO−2030(Penicillium sp・
FO−2030)として、工業技術院生命工学工業技術
研究所に寄託されている。受託番号はFERM P−1
4000であり、受託日は平成5年12月6日である。
【0016】以上、FO−2030物質生産菌について
説明したが、菌の一般的性状として菌学上の性状はきわ
めて変異し易く、一定したものではなく、自然的にある
いは通常行われる紫外線照射またはX線照射または変異
誘導体、例えばN−メチル−N’−ニトロ−N−ニトロ
ソグアニジン、エチルメタンスルホネートなどを用いる
人工的変異手段により変異することは周知の事実であ
り、このような人工的変異株は勿論、自然変異株も含
め、ペニシリウム属に属し、FO−2030物質を生産
する能力を有する菌株はすべて本発明に使用することが
できる。又、細胞融合、遺伝子操作などの細胞工学的に
変異させた菌株もFO−2030物質生産菌として包含
される。
説明したが、菌の一般的性状として菌学上の性状はきわ
めて変異し易く、一定したものではなく、自然的にある
いは通常行われる紫外線照射またはX線照射または変異
誘導体、例えばN−メチル−N’−ニトロ−N−ニトロ
ソグアニジン、エチルメタンスルホネートなどを用いる
人工的変異手段により変異することは周知の事実であ
り、このような人工的変異株は勿論、自然変異株も含
め、ペニシリウム属に属し、FO−2030物質を生産
する能力を有する菌株はすべて本発明に使用することが
できる。又、細胞融合、遺伝子操作などの細胞工学的に
変異させた菌株もFO−2030物質生産菌として包含
される。
【0017】本発明においては、先ずペニシリウム属に
属するFO−2030物質を生産する能力を有する生産
菌が培地に培養される。本菌の培養においては、通常真
菌類の培養法が一般に用いられる。培地としては、微生
物が同化し得る炭素源、資化し得る窒素源および無機
物、更に必要に応じてその他の栄養物をほどよく含有す
る合成培地または天然培地を使用することができる。培
地に使用される炭素源および窒素源としては、使用菌株
の利用可能なものならばいずれの種類でもよい。
属するFO−2030物質を生産する能力を有する生産
菌が培地に培養される。本菌の培養においては、通常真
菌類の培養法が一般に用いられる。培地としては、微生
物が同化し得る炭素源、資化し得る窒素源および無機
物、更に必要に応じてその他の栄養物をほどよく含有す
る合成培地または天然培地を使用することができる。培
地に使用される炭素源および窒素源としては、使用菌株
の利用可能なものならばいずれの種類でもよい。
【0018】同化し得る炭素源としては、例えばグルコ
ース、シュークロース、グリセロール、フラクトース、
マルトース、マンニトール、キシロース、ガラクトー
ス、リボース、デキストリン、糖密、澱粉またはその加
水分解物等の種々の炭水化物が利用できる。その濃度は
通常、培地に対して0.1〜5%が好ましい。又、グル
コン酸、ピルビン酸、乳酸、酢酸等の各種有機酸、グリ
シン、グルタミン酸、アラニン酸等の各種アミノ酸、さ
らにはメタノール、エタノール等のアルコール類やノル
マルパラフィン等の非芳香属炭化水素、あるいは植物も
しくは動物性の各種油脂等も使用可能である。
ース、シュークロース、グリセロール、フラクトース、
マルトース、マンニトール、キシロース、ガラクトー
ス、リボース、デキストリン、糖密、澱粉またはその加
水分解物等の種々の炭水化物が利用できる。その濃度は
通常、培地に対して0.1〜5%が好ましい。又、グル
コン酸、ピルビン酸、乳酸、酢酸等の各種有機酸、グリ
シン、グルタミン酸、アラニン酸等の各種アミノ酸、さ
らにはメタノール、エタノール等のアルコール類やノル
マルパラフィン等の非芳香属炭化水素、あるいは植物も
しくは動物性の各種油脂等も使用可能である。
【0019】資化し得る窒素源としては、例えばアンモ
ニア、塩化アンモニウム、リン酸アンモニウム、硫酸ア
ンモニウム、硝酸アンモニウム等の各種無機酸あるいは
有機酸のアンモニウム塩類、尿素、ペプトン、NZ−ア
ミン、肉エキス、酵母エキス、乾燥酵母、コーン・ステ
イープ・リカー、綿実粉、落花生粉、大豆粉あるいはそ
の消化物、カゼインあるいはその水分解物などの含窒素
有機物質、さらには、グリシン、グルタミン酸、アラニ
ン等の各種アミノ酸が使用可能である。
ニア、塩化アンモニウム、リン酸アンモニウム、硫酸ア
ンモニウム、硝酸アンモニウム等の各種無機酸あるいは
有機酸のアンモニウム塩類、尿素、ペプトン、NZ−ア
ミン、肉エキス、酵母エキス、乾燥酵母、コーン・ステ
イープ・リカー、綿実粉、落花生粉、大豆粉あるいはそ
の消化物、カゼインあるいはその水分解物などの含窒素
有機物質、さらには、グリシン、グルタミン酸、アラニ
ン等の各種アミノ酸が使用可能である。
【0020】無機物としては、例えば各種リン酸塩、硫
酸塩、食塩、炭酸カルシウム、硫酸マグネシウム等を使
用できる。さらには必要に応じて微量の重金属塩、消泡
剤としての動物、植物、鉱物油等を添加することもでき
る。また、栄養要求性を示す変異株を用いる場合には、
当然その栄養要求性を満足させる物質を培地に加えなけ
ればならないが、この種の栄養素は、天然物を含む培地
を使用する場合は、とくに添加を必要としない場合があ
る。
酸塩、食塩、炭酸カルシウム、硫酸マグネシウム等を使
用できる。さらには必要に応じて微量の重金属塩、消泡
剤としての動物、植物、鉱物油等を添加することもでき
る。また、栄養要求性を示す変異株を用いる場合には、
当然その栄養要求性を満足させる物質を培地に加えなけ
ればならないが、この種の栄養素は、天然物を含む培地
を使用する場合は、とくに添加を必要としない場合があ
る。
【0021】培養は通常振とうまたは通気攪拌培養など
の好気的条件下で行うのがよい。工業的には深部通気攪
拌培養が好ましい。培養のpHはたとえば5.0〜8.
0であるが、pH6.5付近で培養を行うのが好まし
い。培養温度は例えば20〜37℃で行い得るが、通常
は26〜32℃(好ましくは27℃付近)に保つのがよ
い。培養時間は液体の場合、通常2〜5日間培養を行う
と、本発明のFO−2030物質が蓄積されるので、培
養中の蓄積量が最大に達した時に、培養を終了すればよ
い。
の好気的条件下で行うのがよい。工業的には深部通気攪
拌培養が好ましい。培養のpHはたとえば5.0〜8.
0であるが、pH6.5付近で培養を行うのが好まし
い。培養温度は例えば20〜37℃で行い得るが、通常
は26〜32℃(好ましくは27℃付近)に保つのがよ
い。培養時間は液体の場合、通常2〜5日間培養を行う
と、本発明のFO−2030物質が蓄積されるので、培
養中の蓄積量が最大に達した時に、培養を終了すればよ
い。
【0022】これらの培地組成、培地の液性、培養温
度、攪拌速度、通気量などの培養条件は使用する菌株の
種類や外部の条件などに応じて好ましい結果が得られる
ように適宜調節、選択されることはいうまでもない。液
体培養において、発泡があるときは、シリコン油、植物
油、界面活性剤などの消泡剤を適宜使用できる。このよ
うにして得られた培養物に蓄積される本発明のFO−2
030物質は菌体内および培養濾液中に含有されるの
で、培養物を遠心分離して培養濾液と菌体とに分離し、
各々から本発明のFO−2030物質を採取するのが有
利である。
度、攪拌速度、通気量などの培養条件は使用する菌株の
種類や外部の条件などに応じて好ましい結果が得られる
ように適宜調節、選択されることはいうまでもない。液
体培養において、発泡があるときは、シリコン油、植物
油、界面活性剤などの消泡剤を適宜使用できる。このよ
うにして得られた培養物に蓄積される本発明のFO−2
030物質は菌体内および培養濾液中に含有されるの
で、培養物を遠心分離して培養濾液と菌体とに分離し、
各々から本発明のFO−2030物質を採取するのが有
利である。
【0023】培養濾液からFO−2030物質を採取す
るには、通常の微生物の培養物から代謝物を採取するの
に用いられる手段を単独あるいは任意の順序に組み合わ
せ、または反復して用いられる。すなわち、例えば抽出
濾過、遠心分離、透析、濃縮、乾燥、凍結、吸着、脱
着、各種溶媒に対する溶解度の差を利用する例えば沈
澱、結晶化、再結晶、転溶、向流分配法、クロマトグラ
フイー等の手段が用いられる。
るには、通常の微生物の培養物から代謝物を採取するの
に用いられる手段を単独あるいは任意の順序に組み合わ
せ、または反復して用いられる。すなわち、例えば抽出
濾過、遠心分離、透析、濃縮、乾燥、凍結、吸着、脱
着、各種溶媒に対する溶解度の差を利用する例えば沈
澱、結晶化、再結晶、転溶、向流分配法、クロマトグラ
フイー等の手段が用いられる。
【0024】培養液からFO−2030物質を採取する
には、菌体を除去した培養濾液から採取すればよい。例
えば、培養濾液を酢酸エチル、酢酸ブチル、ベンゼンな
どの非親水性有機溶媒で抽出するか、あるいは培養濾液
あるいは菌体抽出液を活性炭、アルミナ、多孔性合成高
分子樹脂、イオン交換樹脂等に吸着させ、メタノール等
の溶出溶媒で溶出し、得られた抽出液を減圧濃縮後、酢
酸エチル等の有機溶媒で抽出すればよい。
には、菌体を除去した培養濾液から採取すればよい。例
えば、培養濾液を酢酸エチル、酢酸ブチル、ベンゼンな
どの非親水性有機溶媒で抽出するか、あるいは培養濾液
あるいは菌体抽出液を活性炭、アルミナ、多孔性合成高
分子樹脂、イオン交換樹脂等に吸着させ、メタノール等
の溶出溶媒で溶出し、得られた抽出液を減圧濃縮後、酢
酸エチル等の有機溶媒で抽出すればよい。
【0025】得られた粗物質は、さらに脂溶性物質の精
製において通常用いられている公知の方法、例えばシリ
カゲル、アルミナ等の担体を用いるカラムクロマトグラ
フイーあるいはODS担体を用いる逆相クロマトグラフ
イーにより精製することができる。また、本発明のFO
−2030物質の薬学的に許容し得る塩としては、例え
ばナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩等を常法
により製造することができる。
製において通常用いられている公知の方法、例えばシリ
カゲル、アルミナ等の担体を用いるカラムクロマトグラ
フイーあるいはODS担体を用いる逆相クロマトグラフ
イーにより精製することができる。また、本発明のFO
−2030物質の薬学的に許容し得る塩としては、例え
ばナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩等を常法
により製造することができる。
【0026】
【発明の効果】次に、本発明のFO−2030物質の鶏
に対する抗コクシジウム活性について述べる。 鶏コクシジウム生育阻害活性:モネンシンに耐性の鶏コ
クシジウム、エイメリア・テネラのオーシストを用い、
宿主であるハムスター腎由来細胞(BHK−21細胞)
上での生育阻害活性を田畠らの方法(ジャーナル・オブ
・アンチバイオテックス、46、749−755(19
93))に準じて測定した。その測定結果を表3に示し
た。
に対する抗コクシジウム活性について述べる。 鶏コクシジウム生育阻害活性:モネンシンに耐性の鶏コ
クシジウム、エイメリア・テネラのオーシストを用い、
宿主であるハムスター腎由来細胞(BHK−21細胞)
上での生育阻害活性を田畠らの方法(ジャーナル・オブ
・アンチバイオテックス、46、749−755(19
93))に準じて測定した。その測定結果を表3に示し
た。
【0027】
【表3】
【0028】本発明のFO−2030物質の鶏コクシジ
ウムに対する生育阻害作用濃度は、4.0μg/mlで
あった。なお、FO−2030物質40μg/ml濃度
で細胞毒性が認められたが、本物質は宿主であるハムス
ター腎由来細胞(BHK−21細胞)に対してエイメリ
ア・テネラの生育阻害活性を示す濃度において細胞毒性
は認められなかった。一方、既知鶏コクシジウム生育阻
害活性モネンシンについても同様の生育阻害実験を行っ
た。その結果、モネンシンでは、コクシジウム生育阻害
活性は認められず、0.02μg/ml投与で宿主細胞
に対する細胞毒性が認められた。
ウムに対する生育阻害作用濃度は、4.0μg/mlで
あった。なお、FO−2030物質40μg/ml濃度
で細胞毒性が認められたが、本物質は宿主であるハムス
ター腎由来細胞(BHK−21細胞)に対してエイメリ
ア・テネラの生育阻害活性を示す濃度において細胞毒性
は認められなかった。一方、既知鶏コクシジウム生育阻
害活性モネンシンについても同様の生育阻害実験を行っ
た。その結果、モネンシンでは、コクシジウム生育阻害
活性は認められず、0.02μg/ml投与で宿主細胞
に対する細胞毒性が認められた。
【0029】以上のように、本発明のFO−2030物
質は、ポリエーテル系抗生物質モネンシンに耐性のコク
シジウム原虫の生育阻害活性を有することから、コクシ
ジウム病の寛解に導くことが可能となる。また、公知の
抗コクシジウム剤の薬物の効果を著しく持続せしめる併
用剤として用いることもできる。
質は、ポリエーテル系抗生物質モネンシンに耐性のコク
シジウム原虫の生育阻害活性を有することから、コクシ
ジウム病の寛解に導くことが可能となる。また、公知の
抗コクシジウム剤の薬物の効果を著しく持続せしめる併
用剤として用いることもできる。
【0030】
【実施例】以下に本発明を具体的に説明するが、本発明
はけっしてこれのみに限定されるものではない。 実施例1 500ml容三角フラスコに、グルコース2.0%、ポ
リペプトン0.5%、酵母エキス(オリエンタル酵母工
業(株)製)0.2%、硫酸マグネシウム7水塩0.0
5%、リン酸2水素カリウム0.1%、寒天0.1%か
らなる液体培地(pH6.0)を100mlを分注し、
121℃で15分間高圧蒸気滅菌し、これに寒天斜面培
地に生育させたペニシリウム エスピー(Penici
llium sp.)FO−2030株(FERM P
−14000)の菌体を白金耳にて無菌的に接種し、2
7℃、3日間培養して種培養液を得た。
はけっしてこれのみに限定されるものではない。 実施例1 500ml容三角フラスコに、グルコース2.0%、ポ
リペプトン0.5%、酵母エキス(オリエンタル酵母工
業(株)製)0.2%、硫酸マグネシウム7水塩0.0
5%、リン酸2水素カリウム0.1%、寒天0.1%か
らなる液体培地(pH6.0)を100mlを分注し、
121℃で15分間高圧蒸気滅菌し、これに寒天斜面培
地に生育させたペニシリウム エスピー(Penici
llium sp.)FO−2030株(FERM P
−14000)の菌体を白金耳にて無菌的に接種し、2
7℃、3日間培養して種培養液を得た。
【0031】次いで30L容ジャー培養槽に可溶性澱粉
3%、グリセロール1%、大豆粉2%、ドライイースト
(fermipan、旭化成工業(株)販売)0.3
%、塩化カリウム0.3%、リン酸2水素カリウム0.
5%、硫酸マグネシウム7水塩0.05%、炭酸カルシ
ウム0.2%を含む液体培地(pH6.5)を20Lを
仕込み、121℃で20分間蒸気滅菌した。これに上記
の種培養液200mlを接種し、攪拌速度250rp
m、通気量10L/分で27℃で2日間培養した。
3%、グリセロール1%、大豆粉2%、ドライイースト
(fermipan、旭化成工業(株)販売)0.3
%、塩化カリウム0.3%、リン酸2水素カリウム0.
5%、硫酸マグネシウム7水塩0.05%、炭酸カルシ
ウム0.2%を含む液体培地(pH6.5)を20Lを
仕込み、121℃で20分間蒸気滅菌した。これに上記
の種培養液200mlを接種し、攪拌速度250rp
m、通気量10L/分で27℃で2日間培養した。
【0032】この培養液18Lに18Lの酢酸エチルを
加えてよく攪拌した後、遠心分離して酢酸エチル層を分
離した。この酢酸エチル抽出液を減圧濃縮乾固して粗抽
出物23.4gを得た。この粗抽出物をシリカゲルクロ
マトグラフイー(クロロホルム6Lで洗浄後クロロホル
ム:メタノール(99:1)6Lで活性物質を溶出させ
粗精製物2.6gを得た。次いでメタノールに溶解さ
せ、よくソニック後、遠心分離の操作で不溶物を除去
し、粗精製物646mgを得た。更に逆相(ODS)系
の高速液体クロマトグラフイー(展開溶媒:0.05%
リン酸含有40%アセトニトリル〜100%アセトニト
リル)により、FO−2030物質3.9mgを得た。
加えてよく攪拌した後、遠心分離して酢酸エチル層を分
離した。この酢酸エチル抽出液を減圧濃縮乾固して粗抽
出物23.4gを得た。この粗抽出物をシリカゲルクロ
マトグラフイー(クロロホルム6Lで洗浄後クロロホル
ム:メタノール(99:1)6Lで活性物質を溶出させ
粗精製物2.6gを得た。次いでメタノールに溶解さ
せ、よくソニック後、遠心分離の操作で不溶物を除去
し、粗精製物646mgを得た。更に逆相(ODS)系
の高速液体クロマトグラフイー(展開溶媒:0.05%
リン酸含有40%アセトニトリル〜100%アセトニト
リル)により、FO−2030物質3.9mgを得た。
【図1】FO−2030物質の紫外部吸収スペクトルで
ある。
ある。
【図2】FO−2030物質の赤外部吸収スペクトルで
ある。
ある。
【図3】FO−2030物質のプロトン核磁気共鳴スペ
クトルである。
クトルである。
【図4】FO−2030物質の13C核磁気共鳴スペクト
ルである。
ルである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:80) (72)発明者 岩井 譲 東京都港区白金5丁目9番1号 社団法人 北里研究所内 (72)発明者 羽田 勝二 東京都港区白金5丁目9番1号 社団法人 北里研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】 下記の理化学的性質を有するFO−20
30物質またはその薬学的に許容し得る塩。 (1)元素分析値:C72.01%、H8.82% (2)分子式:C15H22O3 (高分解能マススペクトル
による) (3)分子量:250 (4)融点:300℃以上で分解 (5)比旋光度:〔α〕D 28+4.4°(C=0.1、
メタノール中) (6)紫外部吸収スペクトル:メタノール中で測定した
紫外部吸収スペクトルは図1に示す通りであり、20
3、228nm付近に特徴的な吸収極大を示す (7)赤外部吸収スペクトル:KBr法で測定した赤外
部吸収スペクトルは図2に示す通りであり、3412、
2902、2891、1700、1674、1473、
1380、1277、1075、1010cm-1付近に
吸収帯を有する (8)呈色反応:50%H2 SO4 で発色する。ニンヒ
ドリンに陰性 (9)溶剤に対する溶解性:メタノール、エタノール、
酢酸エチルエステル、クロロホルムに可溶、水に不溶 (10)塩基性、酸性、中性の区別:中性 (11)物質性状:無色粉末 (12)核磁気共鳴スペクトル:バリアンXL−40
0、400MHz、NMRスペクトロメータを用いて重
クロロホルム溶液中で測定した1H−NMRスペクトルお
よび13C−NMRスペクトルは、それぞれ図3および図
4に示すとおりである。 - 【請求項2】 ペニシリウム属に属するFO−2030
物質を生産する能力を有する微生物を培地に培養し、培
養物中にFO−2030物質を蓄積せしめ、該培養物か
らFO−2030物質を採取することを特徴とするFO
−2030物質の製造法。 - 【請求項3】 ペニシリウム属に属するFO−2030
物質を生産する能力を有する微生物が、ペニシリウム
エスピー・FO−2030(FERM P−1400
0)である請求項2記載の製造法。 - 【請求項4】 ペニシリウム属に属しFO−2030物
質を生産する能力を有する微生物。 - 【請求項5】 微生物がペニシリウム エスピー・FO
−2030(FERM P−14000)である請求項
4記載の微生物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2545794A JP3592740B2 (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | Fo−2030物質及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2545794A JP3592740B2 (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | Fo−2030物質及びその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07233185A true JPH07233185A (ja) | 1995-09-05 |
| JP3592740B2 JP3592740B2 (ja) | 2004-11-24 |
Family
ID=12166569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2545794A Expired - Fee Related JP3592740B2 (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | Fo−2030物質及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3592740B2 (ja) |
-
1994
- 1994-02-23 JP JP2545794A patent/JP3592740B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3592740B2 (ja) | 2004-11-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4460765A (en) | Enzyme inhibitor produced by cultivation of streptomyces microorganisms | |
| JP3233476B2 (ja) | Fo−1289物質およびその製造法 | |
| JP2993767B2 (ja) | Fo−1289a物質およびその製造法 | |
| KR100230961B1 (ko) | 신규한 아미노올리고당 유도체 및 그의 제조방법 | |
| JP3474601B2 (ja) | Fo−1611a、bおよび/またはfo−1611c物質並びにその製造法 | |
| JPH07233185A (ja) | Fo−2030物質及びその製造法 | |
| JPH06116281A (ja) | キサントキノジンa、b、c、dおよび/またはキサントキノジンe物質並びにその製造法 | |
| JP2710834B2 (ja) | Fo―608a物質およびその製造法 | |
| JPH0329079B2 (ja) | ||
| JP4380913B2 (ja) | 新規ft−0554物質及びその製造法 | |
| JP3596904B2 (ja) | Fo−2295−i物質、fo−2295−ii物質および/またはfo−2295−iii 物質並びにその製造法 | |
| EP0413967B1 (en) | Novel antibiotic | |
| EP0294491A1 (en) | Antibiotic yi-hu3 and process for its preparation | |
| JP3074038B2 (ja) | Fo−1513a物質およびその製造法 | |
| JP3530563B2 (ja) | Ko−8119物質及びその製造法 | |
| JP3580875B2 (ja) | Fo−4259物質およびその製造法 | |
| JP2872311B2 (ja) | Fo―608b,c物質およびその製造法 | |
| JPH07242636A (ja) | Fo−3216物質及びその製造法 | |
| JP4342048B2 (ja) | 抗生物質ツベラクトマイシンb、dおよびeとその製造法 | |
| JP3068700B2 (ja) | 新規トレハゾリン誘導体およびその製造法 | |
| JPH0625095B2 (ja) | 抗生物質sf−2415物質およびその製造法 | |
| JPS5857156B2 (ja) | 発酵法によるコエンチ−ムq↓1↓0の製造法 | |
| JPH0639480B2 (ja) | 新規マクロライド系抗生物質m119 | |
| JPS61199797A (ja) | 新規化合物アデクロリンおよびその製造法 | |
| EP0195872A2 (en) | Novel cell-cidal antibiotic 82-85-8A and its production |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040609 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20040623 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040728 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040826 |
|
| R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |