JPH0723455Y2 - 鋼管コンクリート柱 - Google Patents

鋼管コンクリート柱

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JPH0723455Y2
JPH0723455Y2 JP1989002043U JP204389U JPH0723455Y2 JP H0723455 Y2 JPH0723455 Y2 JP H0723455Y2 JP 1989002043 U JP1989002043 U JP 1989002043U JP 204389 U JP204389 U JP 204389U JP H0723455 Y2 JPH0723455 Y2 JP H0723455Y2
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JP
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steel pipe
column
concrete
steel
rectangular steel
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JP1989002043U
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正孝 小寺
治 石井
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Taisei Corp
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Taisei Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は鋼管内にコンクリートが充填された鋼管コンク
リート柱に係るものである。
(従来の技術) 従来の角形鋼管柱は第6図に示すように角形鋼管(a)
内にコンクリート(b)を填装し、必要に応じて同コン
クリート内に鉄筋を配設して構成されている。
このように構成された角形鋼管コンクリート柱は高軸力
を受けた場合、或いは高軸力とともに曲げ力を受けた場
合、角形鋼管(a)の辺が軸力による圧力Pによって第
7図の点線(a′)で示すように外側に押し出された形
となり、耐力の低下を生じる。
この現象を少しでも改善するために、従来から第8図乃
至第15図に示すように、角形鋼管(a)内にリブ(c)
を設けたり、各辺の内外に添板(d)を取付け、或いは
コンクリート(b)中にリング筋(e)を埋設したり、
鋼管自体を厚板の鋼管(a″)より構成したり、鋼管
(a)の各辺内部にスタッド(f)を植立したり、或い
はまた相対する辺をタイロッド(g)で緊結する等、種
々の対策がとられていた。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来の鋼管コンクリート柱は鋼管内にリブやスタッ
ドを設けたり、相対する辺をタイロッドで緊締するため
に構造が複雑になり、煩雑な加工手間を要し、また角形
鋼管の各辺に添板を配設したり肉厚鋼管を作用すること
は重量が増大し、取扱い、運搬に不利であり、更に角形
鋼管内における面倒な配筋を必要とし、角形鋼管の断面
積が増大する等の問題点があった。
本考案は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案され
たもので、その目的とする処は、従来の鋼管コンクリー
ト柱より小断面で鋼管の板厚が薄く、構造的に有利な角
形鋼管コンクリート柱を提供する点にある。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を達成するため本考案に係る鋼管コンクリー
ト柱は、外側の角形鋼管柱と鉄骨梁が接合する柱の長さ
方向の上下端部に内側鋼管を配設し、上下一対の柱梁接
合部における各鉄骨梁のフランジに内側鋼管を接合し、
外側の角形鋼管柱の内辺に内側鋼管の外辺が間隔を存し
て配設するとともに、前記内側鋼管柱と外側鋼管内にコ
ンクリートを充填して構成されている。
(作用) 本考案に係る鋼管コンクリート柱は、大きな曲げ及び軸
力が作用する高圧縮部位、即ち外側の角形鋼管と鉄骨梁
が接合する柱の長さ方向上下端部に内側鋼管を配設し
て、柱梁接合部の上下一対の梁フランジに前記内側鋼管
を接合することによって、柱の上下端部二重鋼管構成
し、かくして外側の角形鋼管柱及びコンクリートの外方
への変形を防止して損傷を生起することがなく、部材耐
力が増大されるようにするものである。
(実施例) 以下本考案を図示の実施例について説明する。
第1図乃至第3図は本考案を鋼管コンクリート柱と鉄骨
梁との接合に適用した場合の実施例を示し、H形鋼材よ
りなる梁(4)の上下フランジ部(4a)に予め内側の円
形鋼管(2)または角形鋼管を溶接しておき、次いで前
記円形鋼管(2)または角形鋼管を同心状に包覆するよ
うに外側の角形鋼管柱(1)の上下両端を前記各梁
(4)の上下フランジ部(4a)に接合したのち、同外側
の角形鋼管柱(1)及び前記内側の円形鋼管(2)また
は角形鋼管内に、前記梁(4)のフランジ部に設けたコ
ンクリート充填口(5)よりコンクリート(3)を注入
するものである。図中(6)は梁(4)のフランジ部に
設けた空気抜孔、(4b)は梁(4)のウエブ部である。
かくして前記実施例によれば柱に大きな曲げ及び軸力に
よって高圧縮力が作用した場合、第4図に示すように、
内側円形鋼管(2)の外周面に沿って生じる引張力Tに
よって、前記外側の角形鋼管柱(1)内のコンクリート
(3)に対する拘束力が増大し、曲げ及び軸力等による
高圧縮部における角形鋼管柱(1)の変形、破損が防止
され、鋼管コンクリート柱の耐力が増大する。
第5図に示す実施例においては外側の角形鋼管柱(1)
内に角形鋼管(2′)がほぼ同心状に、且つ外側の角形
鋼管柱(1)の内辺に、同鋼管柱(1)と軸心の角度が
45度回転した状態に内側の角形鋼管(2′)の隅角部が
間隔を存して配設され、前記外側内側各角形鋼管柱
(1)と角形鋼管(2′)内にコンクリート(3)が充
填されている。
この場合、鋼管コンクリート柱に曲げ及び軸力等によっ
て高圧縮力が作用した際、第5図に示す如く前記実施例
と同様に、内側の角形鋼管(2′)の外周面に沿って生
じる引張力Tによって前記角形鋼管柱(1)内のコンク
リート(3)に対する拘束力が増大し、同角形鋼管柱
(1)の変形が防止されるものであるが、同外側の角形
鋼管柱(1)の内辺に、同鋼管柱と軸心の角度が45度回
転した状態に前記内側の角形鋼管の隅角部が間隔を存し
て配設されたことによって、前記コンクリートに対する
拘束力がより有効に作用する。
(考案の効果) 本考案に係る鋼管コンクリート柱は前記したように、外
側の角形鋼管柱と鉄骨梁が接合する柱の長さ方向の上下
端部に内側鋼管を配設し、上下一対の柱梁接合部におけ
る各鉄骨梁のフランジに内側鋼管を接合し、外側の角形
鋼管柱の内辺に内側鋼管の外辺が間隔を存して配設する
とともに、前記内側鋼管柱と外側鋼管にコンクリートを
充填して構成したことによって、曲げ及び軸力等による
高圧縮力の働く柱の外側の角形鋼管柱の上下端部や柱の
中央部の変形が防止され、部材の耐力が増大される。
従って本考案に係る鋼管コンクリート柱は、前記従来の
角形鋼管柱より小断面で靱性に富んだ部材となり、また
内外各鋼管の板厚を薄くすることができ、更に超高層建
物への応用も可能である。
更にまた本考案によれば、外側の角形鋼管柱と鉄骨梁と
の接合部を利用して、角形鋼管柱内に角形鋼管または円
形鋼管を局部的に配設してコンクリートを充填するだけ
で鋼管コンクリート柱が構成されるので、構造が簡単で
製作が容易に行なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る鋼管コンクリート柱の一実施例を
示す横断平面図で第2図の矢視ロ−ロ図、第2図は第1
図の矢視イ−イ図、第3図は第1図の矢視ハ−ハ図、第
4図及び第5図は本考案の作用説明図、第6図は従来例
を示す横断平面図、第7図はその作用説明図、第8図乃
至第15図は夫々従来の角形鋼管コンクリート柱の各例を
示す横断平面図である。 (1)…外側の角形鋼管柱、(2)…内側の円形鋼管 (2′)…内側の角形鋼管、(3)…コンクリート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外側の角形鋼管柱と鉄骨梁が接合する柱の
    長さ方向の上下端部に内側鋼管を配設し、上下一対の柱
    梁接合部における各鉄骨梁のフランジに内側鋼管を接合
    し、外側の角形鋼管柱の内辺に内側鋼管の外辺が間隔を
    存して配設されるとともに、前記内側鋼管と外側鋼管柱
    内にコンクリートを充填してなることを特徴とする鋼管
    コンクリート柱。
JP1989002043U 1989-01-13 1989-01-13 鋼管コンクリート柱 Expired - Lifetime JPH0723455Y2 (ja)

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