JPH072352B2 - 函体の成形金型 - Google Patents
函体の成形金型Info
- Publication number
- JPH072352B2 JPH072352B2 JP21640891A JP21640891A JPH072352B2 JP H072352 B2 JPH072352 B2 JP H072352B2 JP 21640891 A JP21640891 A JP 21640891A JP 21640891 A JP21640891 A JP 21640891A JP H072352 B2 JPH072352 B2 JP H072352B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- movable
- fixed
- die
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 80
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 27
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 27
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は函体の成形金型に関し、
更に詳細には函体の一対の側部を構成する一次成形部を
形成する第1の樹脂と、前記一対の側部に挟まれて函体
の底面部を帯状に横断し、端部が函体の両側面部の一部
を構成する二次成形部を形成する第2の樹脂とが互いに
色相等の物性を異にする函体の成形金型に関する。
更に詳細には函体の一対の側部を構成する一次成形部を
形成する第1の樹脂と、前記一対の側部に挟まれて函体
の底面部を帯状に横断し、端部が函体の両側面部の一部
を構成する二次成形部を形成する第2の樹脂とが互いに
色相等の物性を異にする函体の成形金型に関する。
【0002】
【従来の技術】各種メーターカバー、カセットハーフ、
各種ケース等においては、図7に示す函体100が使用
されている。この様な函体100は、着色樹脂(第1の
樹脂)から成る側部110、110(以下、一次成形部
110と称することがある)に挟まれている帯状の中央
部120(以下、二次成形部120と称することがあ
る)が、函体100に収納されるメータの目盛りやテー
プ等を外部から目視できるように、透明樹脂(第2の樹
脂)によって形成されている。かかる函体100は、特
開昭50ー149751号公報において提案されている
成形金型を用いて、着色樹脂である第1の樹脂と透明樹
脂である第2の樹脂とを順次射出充填することによって
得ることができる。この場合、先ず二次成形部120を
成形する樹脂充填用キャビティ(以下、二次成形部キャ
ビティと称する)をスライドさせることによって、一次
成形部110を成形する樹脂充填用キャビティ(以下、
一次成形部キャビティと称する)と二次成形部キャビテ
ィとを分離・隔離し、一次成形部キャビティに第1の樹
脂を充填する。次いで、二次成形部キャビティを、既に
樹脂が充填された一次成形部キャビティと連結される位
置にスライドさせ、二次成形部キャビティに透明樹脂を
充填する。
各種ケース等においては、図7に示す函体100が使用
されている。この様な函体100は、着色樹脂(第1の
樹脂)から成る側部110、110(以下、一次成形部
110と称することがある)に挟まれている帯状の中央
部120(以下、二次成形部120と称することがあ
る)が、函体100に収納されるメータの目盛りやテー
プ等を外部から目視できるように、透明樹脂(第2の樹
脂)によって形成されている。かかる函体100は、特
開昭50ー149751号公報において提案されている
成形金型を用いて、着色樹脂である第1の樹脂と透明樹
脂である第2の樹脂とを順次射出充填することによって
得ることができる。この場合、先ず二次成形部120を
成形する樹脂充填用キャビティ(以下、二次成形部キャ
ビティと称する)をスライドさせることによって、一次
成形部110を成形する樹脂充填用キャビティ(以下、
一次成形部キャビティと称する)と二次成形部キャビテ
ィとを分離・隔離し、一次成形部キャビティに第1の樹
脂を充填する。次いで、二次成形部キャビティを、既に
樹脂が充填された一次成形部キャビティと連結される位
置にスライドさせ、二次成形部キャビティに透明樹脂を
充填する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報の成形金型を
用いることによって、互いに物性を異にする樹脂から成
る函体100を一の成形金型で溶融成形することができ
る。しかしながら、一次成形部キャビティへの樹脂充填
時には、二次成形部キャビティをそっくりスライドする
ことを要するため、成形金型が大型に成り易い。しか
も、一次成形部キャビティと二次成形部キャビティとの
嵌合の精度維持が難しいため、帯状体120と側部11
0、110との間に段差ができ易く、得られる函体の外
観が劣ることがある。更に、帯状部120と側部11
0、110との接合は、幅狭な端面のみでなされるた
め、肉厚が薄い函体においては接合強度が低くなる。そ
こで、本発明の目的は、互いに物性を異にする樹脂によ
って形成されている帯状部と側部との接合強度が高く且
つ外観が良好な函体を成形することができ、小型化可能
な函体を成形できる函体の成形金型を提供することにあ
る。
用いることによって、互いに物性を異にする樹脂から成
る函体100を一の成形金型で溶融成形することができ
る。しかしながら、一次成形部キャビティへの樹脂充填
時には、二次成形部キャビティをそっくりスライドする
ことを要するため、成形金型が大型に成り易い。しか
も、一次成形部キャビティと二次成形部キャビティとの
嵌合の精度維持が難しいため、帯状体120と側部11
0、110との間に段差ができ易く、得られる函体の外
観が劣ることがある。更に、帯状部120と側部11
0、110との接合は、幅狭な端面のみでなされるた
め、肉厚が薄い函体においては接合強度が低くなる。そ
こで、本発明の目的は、互いに物性を異にする樹脂によ
って形成されている帯状部と側部との接合強度が高く且
つ外観が良好な函体を成形することができ、小型化可能
な函体を成形できる函体の成形金型を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記目的
を達成すべく検討した結果、成形金型を構成する可動型
の凹部との間でキャビティを形成する固定型のコアを、
進退自在に移動可能のコアに分割し、移動するキャビテ
ィを必要最小限とすることによって、成形金型の小型化
及び一次成形部キャビティと二次成形部キャビティとの
嵌合の精度を可及的に向上できること、更に固定型の分
割コアの中心部に位置するセンターコアの端面を階段状
の凸端面とすることによって、成形金型の小型化及び得
られる函体の側部の下部側に帯状部を形成する樹脂層が
介在し、側部と帯状部との接合強度の向上が可能となる
ことを見い出し、本発明に到達した。即ち、本発明は、
函体の一対の側部を構成する一次成形部を形成する第1
の樹脂と、前記一対の側部に挟まれて函体の底面部を帯
状に横断し、端部が函体の両側面部の一部を構成する二
次成形部を形成する第2の樹脂とが互いに色相等の物性
を異にする函体の成形金型において、該成形金型の一方
を構成する可動型の凹部との間でキャビティを形成する
固定型のコア部が、型開閉方向に進退自在に設けられ
た、パーティング面側の端面が階段状の凸端面である固
定型センターコアと、前記固定型センターコアの側壁面
と摺接して型開閉方向に進退自在に設けられた、固定型
センターコアを挟み互いに対向する一対の固定型サイド
コアと、固定型に固定され、固定型センターコア及び固
定型サイドコアが摺接して進退する固定コアとに分割さ
れ、且つ成形金型の他方を構成する可動型の凹部には、
前記固定型センターコアが進出した際に、固定型センタ
ーコアの凸端面の頂面が当接すると共に、前記凸端面の
低面との間に形成されたキャビティおいて、二次成形部
と面接合する一次成形部の接合部を形成する平坦な底面
部分と、凹部壁面に開孔された一対の孔部の各々に、前
記固定型サイドコアの端面の一部が当接して形成した二
次成形部の端部を成形するキャビティを型開閉方向に移
動可能とするように、進退自在に挿着された可動型コア
とを具備し、前記可動型コアの固定型サイドコアと当接
する端面形状が、可動型コアが後退した際に、可動型凹
部の内壁面の一部を形成する形状であることを特徴とす
る函体の成形金型にある。かかる構成の本発明におい
て、固定型サイドコア及び可動型サイドコアの各端に、
段差が形成されていることが、段差の上面が当接した際
に、段差の下面間において、二次成形部の端部を成形す
るキャビティを精度よく形成できる。また、固定型セン
ターコア及び一対の固定型サイドコアが入子型に組み込
まれていること、及び/又は一対の可動型サイドコアが
入子型に組み込まれていることが、成形金型の交換等を
容易に行うことができる。
を達成すべく検討した結果、成形金型を構成する可動型
の凹部との間でキャビティを形成する固定型のコアを、
進退自在に移動可能のコアに分割し、移動するキャビテ
ィを必要最小限とすることによって、成形金型の小型化
及び一次成形部キャビティと二次成形部キャビティとの
嵌合の精度を可及的に向上できること、更に固定型の分
割コアの中心部に位置するセンターコアの端面を階段状
の凸端面とすることによって、成形金型の小型化及び得
られる函体の側部の下部側に帯状部を形成する樹脂層が
介在し、側部と帯状部との接合強度の向上が可能となる
ことを見い出し、本発明に到達した。即ち、本発明は、
函体の一対の側部を構成する一次成形部を形成する第1
の樹脂と、前記一対の側部に挟まれて函体の底面部を帯
状に横断し、端部が函体の両側面部の一部を構成する二
次成形部を形成する第2の樹脂とが互いに色相等の物性
を異にする函体の成形金型において、該成形金型の一方
を構成する可動型の凹部との間でキャビティを形成する
固定型のコア部が、型開閉方向に進退自在に設けられ
た、パーティング面側の端面が階段状の凸端面である固
定型センターコアと、前記固定型センターコアの側壁面
と摺接して型開閉方向に進退自在に設けられた、固定型
センターコアを挟み互いに対向する一対の固定型サイド
コアと、固定型に固定され、固定型センターコア及び固
定型サイドコアが摺接して進退する固定コアとに分割さ
れ、且つ成形金型の他方を構成する可動型の凹部には、
前記固定型センターコアが進出した際に、固定型センタ
ーコアの凸端面の頂面が当接すると共に、前記凸端面の
低面との間に形成されたキャビティおいて、二次成形部
と面接合する一次成形部の接合部を形成する平坦な底面
部分と、凹部壁面に開孔された一対の孔部の各々に、前
記固定型サイドコアの端面の一部が当接して形成した二
次成形部の端部を成形するキャビティを型開閉方向に移
動可能とするように、進退自在に挿着された可動型コア
とを具備し、前記可動型コアの固定型サイドコアと当接
する端面形状が、可動型コアが後退した際に、可動型凹
部の内壁面の一部を形成する形状であることを特徴とす
る函体の成形金型にある。かかる構成の本発明におい
て、固定型サイドコア及び可動型サイドコアの各端に、
段差が形成されていることが、段差の上面が当接した際
に、段差の下面間において、二次成形部の端部を成形す
るキャビティを精度よく形成できる。また、固定型セン
ターコア及び一対の固定型サイドコアが入子型に組み込
まれていること、及び/又は一対の可動型サイドコアが
入子型に組み込まれていることが、成形金型の交換等を
容易に行うことができる。
【0005】
【作用】本発明によれば、二次成形部の端部を形成キャ
ビティのみを移動可能とすることによって函体を成形で
きるため、二次成形部を形成するキャビティ全体を移動
する金型に比較して、成形金型を小型化することができ
る。また、函体の底面と当接する可動型の凹部の底面
は、可動型コアが後退した際に、同一平面とすることが
できるため、得られる函体の外観を良好にすることがで
きる。更に、固定型の固定型センターコアの先端面を階
段状の凸端面としたため、函体の側部の下部側に帯状部
を形成する樹脂層を介在させることができ、函体の側部
と帯状部との接着面積が増加し、両者の接合強度を向上
することができる。
ビティのみを移動可能とすることによって函体を成形で
きるため、二次成形部を形成するキャビティ全体を移動
する金型に比較して、成形金型を小型化することができ
る。また、函体の底面と当接する可動型の凹部の底面
は、可動型コアが後退した際に、同一平面とすることが
できるため、得られる函体の外観を良好にすることがで
きる。更に、固定型の固定型センターコアの先端面を階
段状の凸端面としたため、函体の側部の下部側に帯状部
を形成する樹脂層を介在させることができ、函体の側部
と帯状部との接着面積が増加し、両者の接合強度を向上
することができる。
【0006】
【実施例】本発明を図面を用いて更に詳細に説明する。
図1は、可動型10と固定型20とが型開きして成形品
である函体50を取り出したところを示す断面図であ
る。図において、可動型10には、固定型20のコアと
の間で、函体50を成形するキャビティを形成する凹部
12と、凹部12の内壁面の一部を形成する一端面を具
備する可動型コア14、15とが設けられている。この
凹部12は、パーティング面に形成されており、可動型
コア14、15の他方の端面は斜面に形成されている。
可動型コア14、15の斜面は、可動型シリンダ16、
16によって型開閉方向に対して直角方向に移動可能に
設けられた押圧部材18、18の斜面と当接している。
この様な斜面同志の当接によって、可動型シリンダ1
6、16に因る押圧部材18、18の型開閉方向に対し
て直角方向への移動を、可動型コア14、15において
は、型開閉方向への移動に変換しているのである。かか
る可動型10の斜視図を図2aに示す。図2aは、入子
型としての可動型10を図示したものであり、凹部12
の底面は、可動型コア14、15の端面と平坦面11
(図1)とによって形成されている。尚、図2aに示す
可動型10は、図1に示す可動型10を上向きにした状
態を示すものである。
図1は、可動型10と固定型20とが型開きして成形品
である函体50を取り出したところを示す断面図であ
る。図において、可動型10には、固定型20のコアと
の間で、函体50を成形するキャビティを形成する凹部
12と、凹部12の内壁面の一部を形成する一端面を具
備する可動型コア14、15とが設けられている。この
凹部12は、パーティング面に形成されており、可動型
コア14、15の他方の端面は斜面に形成されている。
可動型コア14、15の斜面は、可動型シリンダ16、
16によって型開閉方向に対して直角方向に移動可能に
設けられた押圧部材18、18の斜面と当接している。
この様な斜面同志の当接によって、可動型シリンダ1
6、16に因る押圧部材18、18の型開閉方向に対し
て直角方向への移動を、可動型コア14、15において
は、型開閉方向への移動に変換しているのである。かか
る可動型10の斜視図を図2aに示す。図2aは、入子
型としての可動型10を図示したものであり、凹部12
の底面は、可動型コア14、15の端面と平坦面11
(図1)とによって形成されている。尚、図2aに示す
可動型10は、図1に示す可動型10を上向きにした状
態を示すものである。
【0007】かかる可動型10と対となり成形金型を構
成する固定型20には、パーティング面上に突出し、可
動型10の凹部12との間で函体50を成形するキャビ
ティを形成するコア部が複数に分割されている。かかる
コア部を分割状況を図2bに示す。図2bは、入子型と
しての固定型20を図示したものである。分割されたコ
ア部の中心部に配設されている、端面が階段状の凸端面
に形成されているコアが固定型センターコア22(以
下、センターコア22と称することがある)であり、セ
ンターコア22の突部に隣接されているコアが固定型サ
イドコア24、25(以下、サイドコア24、25と称
することがある)である。これらセンターコア22及び
サイドコア24、25は、後述する様に、型開閉方向に
進退自在に設けられている。一方、コア部の四隅に設け
られ且つセンターコア22及びサイドコア24、25が
摺接しつつ進退動するコア34、34・・は、固定型本
体に固定されている固定コアである。
成する固定型20には、パーティング面上に突出し、可
動型10の凹部12との間で函体50を成形するキャビ
ティを形成するコア部が複数に分割されている。かかる
コア部を分割状況を図2bに示す。図2bは、入子型と
しての固定型20を図示したものである。分割されたコ
ア部の中心部に配設されている、端面が階段状の凸端面
に形成されているコアが固定型センターコア22(以
下、センターコア22と称することがある)であり、セ
ンターコア22の突部に隣接されているコアが固定型サ
イドコア24、25(以下、サイドコア24、25と称
することがある)である。これらセンターコア22及び
サイドコア24、25は、後述する様に、型開閉方向に
進退自在に設けられている。一方、コア部の四隅に設け
られ且つセンターコア22及びサイドコア24、25が
摺接しつつ進退動するコア34、34・・は、固定型本
体に固定されている固定コアである。
【0008】分割コアのセンターコア22の端部は、図
1に示す様に、T字状端部が固定型本体内の空間部40
に挿入されている。このT字状端部に、コアシリンダ2
3、23の各々に挿入されたセンターコアピストン2
6、27が固着されているため、センターコアは型開閉
方向に進退自在に移動できる。また、サイドコア24、
25の端部も、図1に示す様に、L字状端部が固定型本
体内の空間部40にセンターコア22のT字状端部に沿
って挿入されている。このL字状端部に、センターコア
ピストン26、27内に挿入されたサイドコアピストン
28、29が固着されているため、サイドコア24、2
5はセンターコア22の壁面と摺接しつつ型開閉方向に
進退自在に移動できる。また、コアシリンダ23、23
には、油圧通路30、32が設けられており、油圧通路
30から供給される油圧は、センターコアピストン2
6、27を押し下げると共に、センターコア26、27
の外壁面に穿設された小孔からセンターコア26、27
内に入り、サイドコアピストン28、29も押し下げる
一方、油圧通路32から供給される油圧は、センターコ
アピストン28、29及びサイドコアピストン28、2
9を同時に押し上げる。
1に示す様に、T字状端部が固定型本体内の空間部40
に挿入されている。このT字状端部に、コアシリンダ2
3、23の各々に挿入されたセンターコアピストン2
6、27が固着されているため、センターコアは型開閉
方向に進退自在に移動できる。また、サイドコア24、
25の端部も、図1に示す様に、L字状端部が固定型本
体内の空間部40にセンターコア22のT字状端部に沿
って挿入されている。このL字状端部に、センターコア
ピストン26、27内に挿入されたサイドコアピストン
28、29が固着されているため、サイドコア24、2
5はセンターコア22の壁面と摺接しつつ型開閉方向に
進退自在に移動できる。また、コアシリンダ23、23
には、油圧通路30、32が設けられており、油圧通路
30から供給される油圧は、センターコアピストン2
6、27を押し下げると共に、センターコア26、27
の外壁面に穿設された小孔からセンターコア26、27
内に入り、サイドコアピストン28、29も押し下げる
一方、油圧通路32から供給される油圧は、センターコ
アピストン28、29及びサイドコアピストン28、2
9を同時に押し上げる。
【0009】図1〜2に示す可動型と固定型とを型閉じ
して油圧通路32から油圧を供給すると、センターコア
22及びサイドコア24、25が同時に押し上げられ、
センターコア22の凸端面の頂面が可動型の凹部底面1
1に当接したとき、センターコア22の上昇が停止す
る。一方、サイドコア24、25は、センターコア22
の上昇が停止しても、油圧通路32から供給される油圧
によって、可動型シリンダ16、16の押圧が解除され
ている可動型コア14、15は押圧部材18、18の端
面の一部と当接しつつ上昇する。サイドコア24、25
の上昇は、L字状端部が固定型本体内の空間部40の内
壁面と当接したとき停止する。この様な状態の可動型1
0と固定型20との状態を図4に示す。図4aは、固定
型のサイドコア24、25によって孔部38、38内を
後退した可動型コア15の状態を示し、図4bは、上昇
して停止したセンターコア22及びサイドコア24、2
5の状態を示す。図4に示す様に、固定型20のサイド
コア24、25及び可動型10の可動型コア14、15
(図4において、可動型コア15のみを示す)の各々の
端面は、L字状に形成されている。
して油圧通路32から油圧を供給すると、センターコア
22及びサイドコア24、25が同時に押し上げられ、
センターコア22の凸端面の頂面が可動型の凹部底面1
1に当接したとき、センターコア22の上昇が停止す
る。一方、サイドコア24、25は、センターコア22
の上昇が停止しても、油圧通路32から供給される油圧
によって、可動型シリンダ16、16の押圧が解除され
ている可動型コア14、15は押圧部材18、18の端
面の一部と当接しつつ上昇する。サイドコア24、25
の上昇は、L字状端部が固定型本体内の空間部40の内
壁面と当接したとき停止する。この様な状態の可動型1
0と固定型20との状態を図4に示す。図4aは、固定
型のサイドコア24、25によって孔部38、38内を
後退した可動型コア15の状態を示し、図4bは、上昇
して停止したセンターコア22及びサイドコア24、2
5の状態を示す。図4に示す様に、固定型20のサイド
コア24、25及び可動型10の可動型コア14、15
(図4において、可動型コア15のみを示す)の各々の
端面は、L字状に形成されている。
【0010】かかる図4に示す状態にある可動型10と
固定型20とによって、パーティング面に函体50の一
次成形部を成形するキャビティ39が形成され、パーテ
ィング面よりも上方で且つキャビティ39から隔離され
た位置に函体50の二次形成部の一部を成形するキャビ
ティ部分となる空隙36、36が形成されている。キャ
ビティ39は、可動型10の凹部底面と、固定型20の
固定コア34、34・・の端面及びセンターコア22の
凸端面の低面との間で形成される。かかるキャビティ3
9において、センタコア22の凸端面の低面との間で形
成されるキャビティ部分の幅は、固定コア34・・の頂
面との間で形成されるキャビティ部分の幅よりも狭い。
このセンタコア22の凸端面の低面との間で形成される
キャビティ部分は、後述する様に、得られる函体50の
一次成形体と二次成形体とを接合する部分である。ま
た、空隙36、36は、固定型20のサイドコア24、
25のL字状端面と可動型10の可動コア14、15の
L字状端面との間で形成されており、函体50の二次成
形部の端部を構成するキャビティとなる部分である。
固定型20とによって、パーティング面に函体50の一
次成形部を成形するキャビティ39が形成され、パーテ
ィング面よりも上方で且つキャビティ39から隔離され
た位置に函体50の二次形成部の一部を成形するキャビ
ティ部分となる空隙36、36が形成されている。キャ
ビティ39は、可動型10の凹部底面と、固定型20の
固定コア34、34・・の端面及びセンターコア22の
凸端面の低面との間で形成される。かかるキャビティ3
9において、センタコア22の凸端面の低面との間で形
成されるキャビティ部分の幅は、固定コア34・・の頂
面との間で形成されるキャビティ部分の幅よりも狭い。
このセンタコア22の凸端面の低面との間で形成される
キャビティ部分は、後述する様に、得られる函体50の
一次成形体と二次成形体とを接合する部分である。ま
た、空隙36、36は、固定型20のサイドコア24、
25のL字状端面と可動型10の可動コア14、15の
L字状端面との間で形成されており、函体50の二次成
形部の端部を構成するキャビティとなる部分である。
【0011】次いで、キャビティ39に第1の樹脂を充
填して一次成形部を成形した後、油圧通路30から油圧
をコアシリンダ23、23に供給すると共に、可動型シ
リンダ16、16にも油圧を供給することによって、固
定型20のセンターコア22及びサイドコア24、2
5、及び可動型10の可動型コア14、15を共に押し
下げ、可動型10と固定型20との状態を図2に示す状
態とする。図2に示す状態の可動型10と固定型20と
によって、二次成形体の端部を成形するキャビティ部分
となる空隙36が下方に移動し、二次成形部本体を成形
するキャビティ部分となる空隙42と連結して二次形成
部を成形するキャビティを形成する。空隙36、42が
連結されて形成されるキャビティに第2の樹脂を充填し
て二次成形部を成形し、図1の様に型開きすると、図6
に示す函体50を得ることができる。
填して一次成形部を成形した後、油圧通路30から油圧
をコアシリンダ23、23に供給すると共に、可動型シ
リンダ16、16にも油圧を供給することによって、固
定型20のセンターコア22及びサイドコア24、2
5、及び可動型10の可動型コア14、15を共に押し
下げ、可動型10と固定型20との状態を図2に示す状
態とする。図2に示す状態の可動型10と固定型20と
によって、二次成形体の端部を成形するキャビティ部分
となる空隙36が下方に移動し、二次成形部本体を成形
するキャビティ部分となる空隙42と連結して二次形成
部を成形するキャビティを形成する。空隙36、42が
連結されて形成されるキャビティに第2の樹脂を充填し
て二次成形部を成形し、図1の様に型開きすると、図6
に示す函体50を得ることができる。
【0012】図6の函体50は、一次成形部である一対
の側部52、52に挟まれて二次成形部である帯状部5
3が接合されているものである。この帯状部53と側部
52、52との接合は、両部の端面同志の線状接合に加
え、側部52の下側面に帯状部53を形成する第2の樹
脂から成る樹脂層54と面状接合がなされている。この
ため、両部の端面同志の線状接合のみであった図7に示
す従来の函体100に比較して、本実施例によって得ら
れた函体50における両部の接合強度を高強度とするこ
とができる。
の側部52、52に挟まれて二次成形部である帯状部5
3が接合されているものである。この帯状部53と側部
52、52との接合は、両部の端面同志の線状接合に加
え、側部52の下側面に帯状部53を形成する第2の樹
脂から成る樹脂層54と面状接合がなされている。この
ため、両部の端面同志の線状接合のみであった図7に示
す従来の函体100に比較して、本実施例によって得ら
れた函体50における両部の接合強度を高強度とするこ
とができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、成形金型を小型化を可
能とすることができ、しかも得られる函体の一次成形体
と二次成形体との接合強度を向上することができるた
め、各種メーターカバー、カセットハーフ、各種ケース
等に使用される函体を溶融成形を容易に製造することが
できる。
能とすることができ、しかも得られる函体の一次成形体
と二次成形体との接合強度を向上することができるた
め、各種メーターカバー、カセットハーフ、各種ケース
等に使用される函体を溶融成形を容易に製造することが
できる。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】成形金型が型開きされたときの可動型と固定型
の状態を示す斜視図である。
の状態を示す斜視図である。
【図3】成形金型が型閉じされて一次成形部を成形する
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【図4】一次成形部を成形するときの可動型と固定型の
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図5】二次成形部を成形する状態を示す断面図であ
る。
る。
【図6】本発明の成形金型によって得られる函体の斜視
図及び部分断面図である。
図及び部分断面図である。
【図7】従来の函体の斜視図及び部分断面図である。
10 可動型 12 可動型の凹部 14、15 可動型コア 20 固定型 22 固定型センターコア 24、25 固定型サイドコア 34 固定コア 50 函体 53 二次成形部(帯状部) 54 一次成形部(側部)
Claims (4)
- 【請求項1】 函体の一対の側部を構成する一次成形部
を形成する第1の樹脂と、前記一対の側部に挟まれて函
体の底面部を帯状に横断し、端部が函体の両側面部の一
部を構成する二次成形部を形成する第2の樹脂とが互い
に色相等の物性を異にする函体の成形金型において、 該成形金型の一方を構成する可動型の凹部との間でキャ
ビティを形成する固定型のコア部が、型開閉方向に進退
自在に設けられた、パーティング面側の端面が階段状の
凸端面である固定型センターコアと、 前記固定型センターコアの側壁面と摺接して型開閉方向
に進退自在に設けられた、固定型センターコアを挟み互
いに対向する一対の固定型サイドコアと、 固定型に固定され、固定型センターコア及び固定型サイ
ドコアが摺接して進退する固定コアとに分割され、 且つ成形金型の他方を構成する可動型の凹部には、前記
固定型センターコアが進出した際に、固定型センターコ
アの凸端面の頂面が当接すると共に、前記凸端面の低面
との間に形成されたキャビティおいて、二次成形部と面
接合する一次成形部の接合部を形成する平坦な底面部分
と、 凹部壁面に開孔された一対の孔部の各々に、前記固定型
サイドコアの端面の一部が当接して形成した二次成形部
の端部を成形するキャビティを型開閉方向に移動可能と
するように、進退自在に挿着された可動型コアとを具備
し、 前記可動型コアの固定型サイドコアと当接する端面形状
が、可動型コアが後退した際に、可動型凹部の内壁面の
一部を形成する形状であることを特徴とする函体の成形
金型。 - 【請求項2】 固定型サイドコア及び可動型コアの各端
に、段差が形成されている請求項1記載の函体の成形金
型。 - 【請求項3】 固定型センターコア及び一対の固定型サ
イドコアが入子型に組み込まれている請求項1記載の函
体の成形金型。 - 【請求項4】 一対の可動型コアが入子型に組み込まれ
ている請求項1記載の函体の成形金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21640891A JPH072352B2 (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 函体の成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21640891A JPH072352B2 (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 函体の成形金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0531768A JPH0531768A (ja) | 1993-02-09 |
| JPH072352B2 true JPH072352B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=16688098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21640891A Expired - Fee Related JPH072352B2 (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 函体の成形金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072352B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101767491B (zh) * | 2008-12-30 | 2011-06-22 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 打标模具 |
-
1991
- 1991-08-01 JP JP21640891A patent/JPH072352B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0531768A (ja) | 1993-02-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5094602A (en) | Injection mold for a magnetic tape cassette | |
| JPH0657417B2 (ja) | 成形金型 | |
| US4004868A (en) | Injection mold for laminated article | |
| EP0669194B1 (en) | Method of and mold for molding product having insert | |
| JPH072352B2 (ja) | 函体の成形金型 | |
| JPH0157646B2 (ja) | ||
| JPH0349730B2 (ja) | ||
| JPS63295221A (ja) | カセットハ−フ用二色成形金型 | |
| JPS57156231A (en) | Split core of mold for injection molding | |
| JP2712673B2 (ja) | 射出成形用金型 | |
| JPH01146179A (ja) | 磁気テープカセットの製造法およびその成形金型 | |
| JP3241933B2 (ja) | 中空成形品の成形方法及びそれに用いられる金型 | |
| JPH03184818A (ja) | 射出成形用金型 | |
| JPS61252120A (ja) | 多色樹脂容器およびその製造方法 | |
| JP3579839B2 (ja) | 成形品の製造用型及び製造方法 | |
| JP2522693Y2 (ja) | カセットハーフ成形用金型 | |
| CN207942650U (zh) | 一种指针体的注塑模具 | |
| CN219311851U (zh) | 一种用于五金件注塑的定位机构及注塑模具 | |
| JP2513201B2 (ja) | カセットケ―シングの成形方法 | |
| JPH047890B2 (ja) | ||
| JP2929809B2 (ja) | テープ収納器及びその成形用金型 | |
| JPH03247426A (ja) | 2色射出成形方法、およびその成形用金型装置 | |
| JPS591783Y2 (ja) | スライドコア位置決め機構を備えるアンダ−カット用モ−ルド金型 | |
| JP2001150499A (ja) | 射出成形金型 | |
| WO2024146106A1 (zh) | 组合型入子及其与水溶性材料配合的成型方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |