JPH07235821A - 車両用絶縁体、車両用アンテナおよびその設定方法 - Google Patents

車両用絶縁体、車両用アンテナおよびその設定方法

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JPH07235821A
JPH07235821A JP6311069A JP31106994A JPH07235821A JP H07235821 A JPH07235821 A JP H07235821A JP 6311069 A JP6311069 A JP 6311069A JP 31106994 A JP31106994 A JP 31106994A JP H07235821 A JPH07235821 A JP H07235821A
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JP
Japan
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conductor
antenna
slot
vehicle
conductor portion
Prior art date
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Application number
JP6311069A
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English (en)
Inventor
Tatsuaki Taniguchi
龍昭 谷口
Eiichi Yamamoto
栄一 山本
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体の開口部及びその開口部を閉鎖するよう
に取り付けられる絶縁体を利用したスロット型アンテナ
を提案する。 【構成】 車両のリヤウインドガラス3に、ボデイ1と
の間にスロット部6を形成するように導体4を取付け
る。この導体4内に開口25を設けて、その開口内にリ
ヤデフォッガ14を配置し、導体4とボデイ1とに夫々
給電する。これにより、車両のガラス3を利用した簡単
な構成の車両用スロット型アンテナ10を得る。リヤデ
フォッガ14を導体4として有効に利用して、導体4自
体の面積を減少させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両に設けられる絶
縁体、それを利用したアンテナ及びその設定方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用アンテナとして、そのボ
ディにロッドを絶縁状態で突設したロッドアンテナが広
く知られているが、このロッドアンテナは、ポールの折
曲がりや破損を招き易く、しかも走行時に風切り音が発
生するという問題があることから、これに代わるアンテ
ナとしてガラスアンテナが実用化されている。
【0003】このガラスアンテナは、従来、例えば実開
昭63−92409号公報等に開示されるように、車両
のウィンドガラスに設けられたデフォッガの側部に近接
してアンテナ線を配置し、それに給電するようにしたも
のである。ところで、これとは別に、特開平2−170
702号公報に示されるように、ボディに設けられた導
体部にアンテナ線と同じ形状のスロットを形成し、この
スロットの両側の導体部にそれぞれ給電することによ
り、このスロット部に従来のアンテナと同じ機能を持た
せるようにした「スロット型アンテナ」と呼ばれるもの
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のス
ロット型アンテナを製造するためには、ボディの一部、
例えばトランク部を全体的に樹脂化して絶縁化し、その
上に外部導体部と内部導体部とに夫々スロットを開けて
これらを貼り付け、これらの導体部にそれぞれ給電する
ようにしている。このために、アンテナの構成が複雑
で、その導体部に対する給電も面倒であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は斯かる点に鑑み
てなされたもので、その目的は、車体の開口部及びその
開口部を閉鎖するように取り付けられる絶縁体を利用し
てスロット型アンテナのスロット部を形成することによ
り、スロット型アンテナの構成を簡単にし、かつその受
信性能を向上させることにある。
【0006】上記の目的を達成すべく、この発明では、
車両のボディ開口部にそれを閉鎖するように配置される
絶縁体に対して、導体部をボディとの間にスロット部を
形成するように配置し、この導体部及びボディにそれぞ
れ給電するようにした。具体的には、請求項1の車両用
絶縁体は、車両のボディの開口部に嵌装され、かつ上記
ボディとの間に車両用アンテナとしてのスロット型アン
テナのスロット部を形成するための導体部を備えている
ものとする。
【0007】また、請求項3の車両用アンテナは、絶縁
体が嵌装される開口部を有する車両用ボディと、上記絶
縁体に配置した導体部との間にスロット部を形成し、上
記ボディと導体部とに給電線を接続して、上記スロット
部に電波放射機能を持たせる。即ち、車両のボディの開
口部に嵌装される車両用絶縁体に導体部が、ボディとの
間に車両用アンテナとしてのスロット型アンテナのスロ
ット部を形成するように具備されているので、車両のボ
ディと絶縁体の導体部とに給電して、両者間のスロット
部をアンテナとしたスロット型アンテナが得られ、その
スロット型アンテナの構成を簡単にすることができる。
【0008】また、請求項5の車両用アンテナは、車両
のガラスに設けられた導体部と、前記導体部と、ボディ
との間に形成されたスロット部とを具備し、上記導体部
及びボディは給電されている。即ち、車両のボディと絶
縁体としてのガラスにおける導体部との間のスロット部
をアンテナとしたスロット型アンテナが得られ、そのス
ロット型アンテナの構成が簡単になる。
【0009】請求項2,4又は6の絶縁体若しくはアン
テナによれば、上記導体部を等価均一導体部とする。即
ち、導体部が等価均一導体部であるので、導体部の面積
を小さくすることができるとともに、例えばデフォッガ
をスロット型アンテナを構成する導体部としてそのまま
使用することができる。請求項7のアンテナによれば、
導体部内に、デフォッガが配置される空間部を設け、上
記デフォッガを導体部と容量結合する。デフォッガを導
体部として機能させることができ、その分、導体部自体
の面積を減少させることができる。
【0010】請求項8のアンテナによれば、上記デフォ
ッガと導体部との間に所定容量のコンデンサを接続す
る。AM帯域ではデフォッガ周囲の導電体がアンテナと
なり、その受信感度を上げることができる。請求項9の
アンテナによれば、デフォッガにチョークコイルを接続
する。デフォッガが導電体部に対し高周波域で絶縁され
て等価均一導体となり、そのデフォッガをAM帯域受信
用アンテナとして利用して、その感度をあげることがで
きる。
【0011】請求項10のアンテナによれば、デフォッ
ガと導体部との間にコイルを接続する。このコイルによ
ってインピーダンスマッチングの補正を行うことができ
る。請求項11のアンテナによれば、チョークコイルの
デフォッガ側とアースとの間に所定容量以下のコンデン
サを接続する。導体部内にデフォッガからなるアンテナ
がない状態に戻してスロット型アンテナの受信性能を維
持しつつ、導体部からなるアンテナの受信感度を上げる
ことができる。
【0012】請求項12のアンテナによれば、導体部の
一部をサンシェードとする。別途専用のサンシェードを
要することなく、導体部を利用して車室内への日射を遮
ることができる。請求項13のアンテナによれば、導体
部に、電話用アンテナが配置される空間部又は切欠部が
設ける。その電話用アンテナの設置位置の制約が小さく
なり、その自由度を高めることができる。
【0013】請求項14のアンテナによれば、導体部の
一部にスリットを設ける。このスリットの部分でスロッ
ト部が跡切れた状態となり、スロット型アンテナの受信
感度を向上させることができる。請求項15のアンテナ
によれば、スリットは、所定の幅を有するものとする。
そのスリットの幅に応じたスロット部の長さにより、ス
ロット型アンテナの受信周波数帯域を設定することがで
きる。
【0014】請求項16の車両用アンテナ設定方法は、
前記スリットの前記導体部上での位置を変更することに
より、このアンテナの最大受信感度周波数を調整する。
請求項17の車両用アンテナ設定方法は、前記スリット
の幅を増減変更することにより、このアンテナの最大受
信感度周波数を調整する。請求項18のアンテナによれ
ば、アンテナの給電点が導体部の上部に設けられている
ので、受信感度を高めることができる。
【0015】請求項19のアンテナによれば、上記給電
点が、導体部においてスリットに対し対角となる位置に
設けられているので、アンテナの指向性が左右対称にな
り、指向性を向上させつつ、受信性能を高めることがで
きる。請求項20のアンテナによれば、給電点が、導体
部においてスリットの上側端部位置に設けられているの
で、受信性能を高めることができる。
【0016】請求項21のアンテナによれば、給電点が
導体部に複数設けられているので、1つのアンテナを多
種類のアンテナとして利用することができる。請求項2
2のアンテナによれば、複数の給電点が導体部の左右対
称な位置に設けられて、ダイバシティアンテナが構成さ
れているので、そのダイバシティアンテナの指向性を対
象にすることができる。
【0017】請求項23のアンテナによれば、給電点
が、導体部へのコンデンサの接続位置近傍に設けられて
いるので、アンテナの受信性能を高めることができる。
請求項24のアンテナによれば、スロット部に、変換器
を備えた非接地アンテナが配置され、この2次コイルの
給電側にスロット型アンテナが接続されているので、非
接地アンテナを接地アンテナに接続することができると
ともに、変換器の位置を自由に設定することができる。
【0018】請求項25のアンテナによれば、導体部の
上部が下部よりも等価均一導体部とされているので、ア
ンテナの指向性を向上させることができる。請求項26
のアンテナによれば、デフォッガに複数の導線が設けら
れているので、アンテナの受信性能を向上させることが
できる。請求項27のアンテナによれば、スロットは車
両のガラスウインドに設定される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。尚、以下の各実施例の説明では、「左」は車両の
ボディの左側を、また「右」は同右側を、また「上」は
上側を、さらに「下」は下側をそれぞれ示すものとす
る。 〈第1実施例〉図3は本発明の第1実施例に係る車両の
後部を示し、1は車両のボディであって、このボディ1
の後部には開口部としてのリヤウィンド2が開口され、
このリヤウィンド2には絶縁体としてのリヤウィンドガ
ラス3(以下、単にウィンドガラスという)が略気密状
に嵌装されている。
【0020】図1に示すように、透明の面状の導体4
(内部導体部)が、リヤウィンド2周縁の上記ウィンド
ガラス3の内面に、ボディ1と所定幅のスロット(空
隙)6をあけて取り付けられている。上記導体4には、
その上端部の左右方向の中央位置にて、同軸フィーダ7
の一端側からの給電線8が接続されている。該同軸フィ
ーダ7の前記一端側の外被導体9は、リヤウィンド2の
周縁上側で、その左右方向の中央位置に於て、ボディ1
(外部導体部)にアースされている。かくして、スロッ
ト6を備えたスロット型アンテナ10が構成される。そ
して、図2に示す如く、同軸フィーダ7の他端は車載ラ
ジオ受信機12のチューナ部に接続され、このチューナ
部からスピーカ11,11に音声信号が出力される。
【0021】したがって、上記実施例においては、車両
のリヤウィンドガラス3に面状の導体4がボディ1との
間にスロット部6を形成しながら配置され、導体4に同
軸フィーダ7の給電線8が接続されることにより、また
ボディ1に同軸フィーダ7の外被導体9が接続されるこ
とにより、導体4及びボディ1が給電されるので、車両
のボディ1と、絶縁体としてのガラス3上に設けられた
導体4との間のスロット部6をアンテナとしたスロット
型アンテナ10が得られる。このスロット型アンテナ
は、導体4を内部導体とし車両のボディ1を外部導体と
する構成が簡単なアンテナである。
【0022】また、上述のようにスロット型アンテナ1
0を構成することで、その受信感度を従来のガラスアン
テナよりも高めることができる。さらに、上記スロット
部6の幅等を調整することで、アンテナ10の受信感度
の変更が容易に得られ、車両用アンテナのチューニング
を簡単に行うことができる。
【0023】〈第2実施例〉図4は第2実施例を示す
(尚、図1と同じ部分については同じ符号を付してその
詳細な説明は省略する)。上記第1実施例では、専用の
面状の導体4をウィンドガラス3に取り付けているのに
対し、この第2実施例では、このウィンドガラス3に曇
りを取るために設けられたリヤデフォッガ自体を導体部
としたものである。
【0024】すなわち、この第2実施例では、リヤデフ
ォッガ14が、ウィンドガラス3の車室側の内側面に、
ウィンド2の周囲のボディ1との間にスロット部6をあ
けるように配置されて、取り付けられている。このデフ
ォッガ14は、上下2組の、車幅方向に左右に延びる複
数本のヒータ線15,15,…(熱線)を有する。上段
側のヒータ線15,15,…の端部同士及び下段側のヒ
ータ線15,15,…の一側(右側)の端部同士をそれ
ぞれ独立にバスバー16,17に接続し、全てのヒータ
線15,15,…の他側(左側)の端部同士を折返部と
しての共通バスバー18に接続する。上側独立バスバー
16の下端部はボディ1にアースされてデフォッガ14
のアース側とされている。また、下側独立バスバー17
はその上端においてハーネス19及びスイッチ20を介
して図外の車載バッテリの+電源に接続されており、ス
イッチ20をON操作することで、バッテリからデフォ
ッガ14の各ヒータ線15に給電して発熱させ、その発
熱によりウィンドガラス3面の曇りを除去するようにな
っている。
【0025】そして、上記デフォッガ14における共通
バスバー18の上端部に同軸フィーダ7からの給電線8
が接続され(折返部給電)、この給電線8は図外のラジ
オ受信機に接続されている。また、同軸フィーダ7のア
ンテナ10側端部の外被導体9は共通バスバー18の上
端部近傍のボディ1に接続されている。一方、下側独立
バスバー17の上端部に接続されているハーネス19に
おいては、このバスバー17への接続点から所定距離
(例えば10cm程度)の位置に、もう1つの同軸フィ
ーダ21の一端の給電線22が接続され(+給電)、こ
の給電線22の他端はキーレスエントリ受信機(図示せ
ず)に接続されている。このキーレスエントリ受信機
は、アクチュエータの駆動により車両ドアのロック及び
アンロックを切り換えるための電波信号を車外から受け
る。また、この同軸フィーダ21の前記一端部の外被導
体23は、独立バスバー16の上端部近傍のボディ1に
接続されいる。
【0026】このように、この第2実施例では、デフォ
ッガ14が、ウィンドガラス3上において、そのガラス
3の周囲に、ボディ1との間でスロット部6をあけて設
けられているので、そのデフォッガ14のヒータ線1
5,15,…及び各バスバー16〜18が第1実施例の
導体4と等価な均一の導体として機能することとなると
ともに、このデフォッガ14とボディ1との間にスロッ
ト部6が形成される。よって、既存のデフォッガ14を
用いて、第1実施例と同じく、スロット型アンテナ10
を構成することができる。
【0027】また、この第2実施例のスロット型アンテ
ナでは、スロット型アンテナ10の導体4を構成するデ
フォッガ14に対し、共通バスバー18及び上側独立バ
スバー16の2点がそれぞれ給電点として機能する。即
ち、給電点が導体部に2つ設けられているので、1つの
スロット型アンテナ10をラジオ受信機用及びキーレス
エントリ受信機用の各アンテナとして共通することがで
きる。
【0028】〈第3実施例〉図5は第3実施例を示す。
この第3実施例では、上記第1実施例と同様に、ウィン
ドガラス3内面にボディ1との間にスロット部6をあけ
て不透明の面状の導体4が取り付けられている。また、
この導体4はガラス3の周囲に沿ったループを形成し、
そのループ内部には導体が延設されていない空間部25
が形成されている。導体4の下側部分及び左右両側部分
の各幅は同じであるが、上側部分は幅が下側及び左右両
側の各幅よりも大とされていて、この幅広部分がサンシ
ェードとして機能する。そして、ループ状の導体4の左
下角部に該角部を切り欠いてなるスリット26が形成さ
れている。また、このループ状導体4の右上角部、すな
わち導体4において上記スリット26に対し対角となる
位置には同軸フィーダ7からの給電線8が、またこの給
電点近くのボディ1に同フィーダ7の外被導体9がそれ
ぞれ接続されている。
【0029】また、導体4の上側部分には、導体4の略
左右方向の中央部を切り除いて空間部28が形成され、
この空間部28は車両電話用アンテナ(図示せず)の設
置スペースとされている。さらに、ループ状導体4の中
央の空間部25にはデフォッガ14が配設されている。
このデフォッガ14は、基本的に、上記第2実施例で説
明したものと同じであるので、図14と同じ部分につい
ては同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。そし
て、このデフォッガ14のヒータ線のうち、上側独立バ
スバー16と共通バスバー18との間に張り渡されてい
るヒータ線15,15,…は、上下方向に延びる複数本
(図では2本)の導線24,24,…に接続されてい
る。
【0030】また、ウィンドガラス3の右側に位置しか
つボディ1にアースされている上側独立バスバー16の
上端部と、導体4の右上角部つまりアンテナ10の給電
点近傍の位置とはフィルタとして機能するコンデンサ2
9により接続されていて、このコンデンサ29により導
体4がデフォッガ14と容量結合されている。したがっ
て、この第3実施例においては、導体4内に空間部25
が形成されてその内部にデフォッガ14が配置され、こ
のデフォッガ14が導体4とコンデンサ29により接続
されて容量結合されているので、デフォッガ14が、導
体として機能することとなり、デフォッガ14と導体4
とが両者で全体として等価で均一な導体として機能す
る。即ち、デフォッガ14をアンテナ導体の一部として
機能させることにより、導体4自体の面積を減少させな
がら、アンテナ10の受信性能を向上させることができ
る。
【0031】また、デフォッガ14における上側独立バ
スバー16と共通バスバー18との間、つまりデフォッ
ガ14上部に、複数本の導線24,24,…が配置され
ており、さらに、導体4上部の幅が他の部分よりも大き
いことと相俟って、デフォッガ14を含めた導体4の上
側の部分は導体4の下側部分よりも、より等価で均一な
導体部として機能することとなり、これゆえに、アンテ
ナ10の指向性及び受信性能を向上させることができ
る。
【0032】また、上記デフォッガ14と導体4との間
に所定容量のコンデンサ29が接続されているので、受
信電波のAM帯域ではデフォッガ14周囲の導体4がア
ンテナ10として機能し、その受信感度を上げることが
できる。また、導体4の上部に電話用アンテナを配置す
るための空間部28が設けられているので、その電話用
アンテナを設置する場合に、その位置の節約が小さくな
り、電話用アンテナ位置の自由度を高めることができ
る。
【0033】さらに、導体4の左下角部にスリット26
が設けられているので、このスリット26の部分でスロ
ット部6が跡切れた状態となり、スロット型アンテナ1
0の受信感度を向上させることができる。しかも、この
スリット26が所定の幅を有するものであるので、その
スリット26の幅を変えることによりスロット部6の長
さを変えることができ、その結果スロット型アンテナ1
0の受信周波数帯域を自由に設定できる。
【0034】さらに、アンテナ10の給電点が導体4の
上部に設けられ、加えて、この給電点が、導体4とデフ
ォッガ14とを接続するコンデンサ29の接続位置近傍
に設けられているので、アンテナ10の受信性能をさら
に高めることができる。また、上記給電点が、導体4に
おいて左下角部のスリット26に対し対角となる右上角
部の位置に設けられているので、アンテナ10の指向性
が左右対称になり、指向性を向上させつつ、受信性能を
高めることができる。
【0035】加えて、上記導体4上部の幅が他の部分よ
りも大とされてサンシェードが構成されているので、専
用のサンシェードを要することなく、導体4を利用して
車室内への日射を遮ることができる。 〈第3実施例の変形例〉尚、この実施例において、導体
4に形成される、電話用アンテナの設置のための空間部
28は、必ずしも導体4上部の左右方向の中央部に設け
ずともよく、他の位置であってもよい。また、空間部2
8に代え、その導体4を周縁部から切り欠いてなる切欠
部としてもよい。
【0036】また、上記空間部28に、電話用アンテナ
に代えて各種のセンサやいわゆるハイマウントストップ
ランプ等の電装品を装備することもでき、或いは単なる
窓としてもよい。また、FM周波数帯域に対しては、上
記導体4をボディ1にアースしてもよく、その場合に上
記コンデンサ29の容量を所定値(例えば100pF)
とすることでFM周波数帯域に対して導体4をアース状
態とすることができ、一方、AM周波数帯域に対して
は、デフォッガ14を導体4に対しいわゆる浮いた状態
とできる。その結果、スロット部6をFM帯域受信用の
アンテナとし、また、導体4をAM帯域受信用のアンテ
ナとすることもできる。
【0037】また、上記実施例では、導体4とデフォッ
ガ14とをコンデンサ29により容量結合しているが、
この容量結合のその他の方法として、両者間の間隙を小
さくしたり、或いは両者を直結したりしてもよい。この
導体4とデフォッガ14とを直結する場合、上記実施例
と同様に、デフォッガ14においてボディ1にアースさ
れている上側独立バスバー16に直結することが望まし
い。さらには、コンデンサ29に代えてコイルで接続す
るようにしてもよく、このコイルによってインピーダン
スマッチングの補正を行うことができる。その場合、デ
フォッガ14においてボディ1にアースされている上側
独立バスバー16にコイルを接続することが望ましい。
【0038】また、図6の示すように、デフォッガ14
とバッテリの電源及びボディ1のアースとの間にチョー
クコイル30を接続し、このチョークコイル30及びデ
フォッガ14間とアースとの間に所定容量(数100p
F)のコンデンサ31を接続することもできる。この場
合、デフォッガ14にチョークコイル30が接続されて
いるので、デフォッガ14が導体4に対し高周波域で絶
縁されて等価均一導体となり、そのデフォッガ14をA
M帯域受信用アンテナとして利用して、その感度を上げ
ることができる。
【0039】また、上記チョークコイル30のデフォッ
ガ14側とアースとの間に所定容量以下のコンデンサ3
1が接続されているので、導体4内にデフォッガ14か
らなるアンテナがない状態に戻してスロット型アンテナ
10の受信性能を維持しつつ、導体4からなるアンテナ
の受信感度を上げることができる。また、上記実施例で
は、スリット26を導体4の左下角部に形成している
が、この位置に限定されず、要は導体4の一部にスリッ
ト26を形成すればよい。そして、こうして導体4での
スリット26の位置を変更することで、アンテナ10の
最大受信感度周波数を設定することもでき、アンテナ1
0のチューニングを容易に行うことができる。
【0040】さらに、上記スリット26の幅を大小に変
更してもよく、例えば図7に示す如く、導体4の左右一
側部(図示例では左側部)の全体をスリット26とし
て、導体4を略コ字状としてもよく、さらには図8に示
すように、導体4の上側部分以外をスリット26とし
て、導体4はデフォッガ14の上側部分のみとすること
もできる。特に、後者の場合、デフォッガ14とその上
部の導体4とが容量結合したものとなる。
【0041】また、図9に示す如く、導体4に所定間隔
をあけて2つのスリット26,26を形成すれば、両ス
リット26,26間の導体4を取り除いて広い幅の1つ
のスリット26を設けたものと同等の受信性能を得るこ
とができ、スリット26の幅を変えたことと同じ状態と
することができる。換言すれば、ガラス3の左下隅に設
けられる導体4の空隙部分が目立たなくなり、意匠上か
らも好ましい。
【0042】さらにまた、導体4に対する給電位置を導
体4上側部において変更でき、例えば導体4上側部の左
右方向の中央部に変更してもよい。また、給電点を導体
4においてスリット26上側端部の位置としても、受信
性能を高めることができる。また、この導体4への給電
点を複数とし、例えば導体4の上側部の左右端部にもけ
る等、導体4で左右対称位置に給電点を配置することも
できる。そして、これらの給電によるダイバシティアン
テナを構成することができ、その場合にダイバシティア
ンテナの指向性を対象にすることができる。
【0043】〈第4実施例〉図10は第4実施例を示
し、スロット部6に非接地式のループアンテナを配置し
たものである。すなわち、この実施例では、AM用の非
接地式ループアンテナ33が、ウィンドガラス3におい
て導体4とボディ1との間に形成されるスロット部6
に、導体4を取り囲むように配置され、このループアン
テナ33は、接地式のラジオ受信機(図示せず)に平衡
/不平衡変換コイル34及び同軸フィーダ7を介して接
続されている。上記変換コイル34は1次及び2次コイ
ル35,36を有し、1次コイル35の両端部はループ
アンテナ33の両端部において該両端部間を短絡するよ
うに、換言すればループアンテナ33と1次コイル35
とでループ状となるように直列に接続されている。一
方、2次コイル36の一端部は、外被導体9がボディ1
にアースされた同軸フィーダ7の給電線8(内部導体)
に接続され、他端部は上記導体4の右上角部に接続され
ている。
【0044】そして、上記変換コイル34の1次コイル
35と2次コイル36との各巻数の比は異なっており、
2次コイル36の巻数は1次コイル35の巻数よりも多
く、例えばその2〜3倍となっている(両コイル35,
36の巻数の比は1:2〜3)。したがって、この実施
例においては、ループアンテナ33で受信されたAM帯
域の電波の電流信号は変換コイル34で電圧信号に変換
され、この電圧信号が同軸フィーダ7の給電線8を経て
不図示のラジオ受信機に入力される。
【0045】上記ループアンテナ33は、接地式ラジオ
受信機に変換コイル34を介して接続され、一方、変換
コイル34の2次コイル36は接地式受信機に対し接続
されて接地状態となる。しかしながら、一次コイル35
は二次コイル36に対して電気的に絶縁されているの
で、二次コイル36が受信機を介して接地されても、ル
ープアンテナ33は非接地状態に留まる。即ち、ループ
アンテナ33を接地することなく、ループアンテナ33
を接地式受信機に接続できる。このことにより、非接地
式ループアンテナ33を車両のウィンドガラス3へ配置
し、そのループアンテナ33を現行の接地式受信システ
ムに容易に適用して、その受信感度を向上させることが
できる。
【0046】また、第4実施例に於ては、非接地ループ
アンテナ33を接地式のスロット型アンテナ10に接続
しているという特徴を有する。この特徴は、スロット型
アンテナ10のスロット部6に、変換コイル34を備え
た非接地アンテナとしてのループアンテナ33が配置さ
れ、この変換コイル34の2次コイル36の給電側にス
ロット型アンテナ10の給電側たる導体4が接続されて
いることによって得られる。さらに、導体4は給電され
ているので変換コイル34の位置を変えることが可能と
なり、結果として、変換コイル34の位置を変えること
によりAM感度を上げることができる。
【0047】尚、この第4実施例では、非接地式アンテ
ナとしてループアンテナ33を使用しているが、このル
ープアンテナ33に変えて他のタイプの非接地式アンテ
ナを使用することもできる。 〈実験データ〉次に、以上の各実施例及びその変形例に
ついての実験データ、並びに、周波数に応じたアンテナ
利得を、基準アンテナとしてのダイポールアンテナの利
得と比較したデータを示す。
【0048】図11B〜図14は、第4実施例(図1
0)に用いられたようなスリットのない完全ループ状の
導体をガラス面に延設した構成のスロット型アンテナ
(例えば図11Aの様なスロット型アンテナ)の受信感
度特性を示す。特に、図11Bは、図11Aに示すよう
に、その導体4の右上角部に給電したようなスロット型
アンテナの水平偏波に対する受信感度特性を示し、特に
スロット部の幅を変えたときの受信感度の変化を示す。
また図12は、同アンテナの垂直偏波に対する同特性を
夫々示す。図11B,図12において、実線はスロット
の幅がゼロ(即ち、スロット無し)の時の特性を、小さ
な点の破線はスロット幅を5mmに設定した場合の特性
を、大きな点の破線は幅を15mmにしたときの特性を、
一点鎖線は上下部分の夫々の幅を25mmに、左右部分の
夫々の幅を15mmに設定したときの特性を示す。図11
B,図12から、スロットの幅を大きくするほど受信感
度が高くなることが判る。なお、図11Aのスロット型
アンテナと図10のスロット型アンテナとは、前者が導
体4を接地せず、更にコンデンサ29もも受けていない
構造のスロット型アンテナである点で後者のスロット型
アンテナと異なる。
【0049】図13は、図11Aのスロット型アンテナ
であって、導体4の右上角部において給電点を設ける代
わりに、その導体4の上部の左右方向の中央部において
給電し、かつその導体をアースしないという条件で、ス
ロットの幅を変えた(0mm、5mm、25mm、50mm、1
00mm)ときの水平偏波の受信感度特性を、また図14
は、同垂直偏波に対する同特性をそれぞれ示す。図1
3,図14から、スロットの幅が大きくなるほど受信感
度が高くなることが判る。
【0050】図15,図16は、左下にスリットを設け
た構成の導体を有するスロット型アンテナであって、そ
の導体の右上の角位置部分に給電し、この右上角部分と
デフォッガとをコンデンサで接続した構成のスロット型
アンテナ(例えば、図5のようなスロット型アンテナ)
の受信感度特性を示し、特に図15は水平偏波に対する
受信感度を、また図16は、同垂直偏波に対する同特性
をそれぞれ示す。図15,図16から、実施例のガラス
アンテナ(スロット型アンテナ)により、リヤポール型
アンテナ(自動車の後部に設けたロッドアンテナ)より
も高い受信感度が得られることが判る。
【0051】図18,図19は、図17に示すような、
スリットのない完全ループ状の導体4をガラス面3に延
設した構成のスロット型アンテナの受信感度特性を示
す。この導体4の幅をAとすることにより、導体4の中
央に導体が延設されない空間部25が設けられる。さら
に、図18,図19の特性は、図17のスロット型アン
テナにおいて、スロット6の幅LをL=30mmに固定
し、さらに、導体4の上部の左右方向の中央部で給電
し、かつ導体4をアースしない状態おいて測定したとき
の受信感度特性である。このループ状導体4の幅Aを、
10cmにしたとき、15cmにしたとき、20cmにしたと
き、25cmにしたとき、35cmにしたとき、さらに、幅
Aを最大にした(即ち、空間部25を設けないようにし
た)ときの、夫々において、図18は水平偏波の受信感
度特性を、また図19は同垂直偏波に対する同特性をそ
れぞれ示す。図18,図19から、導体4の幅Aが小さ
くなるほど受信感度が少しずつ下がることが判る。
【0052】図20のアンテナは、導体(4)の中央に
空間25をあけることにより導体4を幅10cmのルー
プ状とし、この導体4の周囲に幅30mm(固定)のスロ
ット6を設け、導体4上部の左右方向の中央部に給電
し、前記空間25に複数の銅線5,5,…を縦横格子状
に配置し、かつ導体4をアースしないという構成のスロ
ット型アンテナである。図21は、図20のスロット型
アンテナにおいて、空間25内の銅線5の数や位置を変
えたときの水平偏波の受信感度特性を、また図22は同
垂直偏波に対する同特性をそれぞれ示している。なお、
図20において、a1、b1、c1、d1、e1、f1、g1
は横方向に延設された銅線5の各位置を、a2、b2、c
2、d2、e2、f2、g2は縦方向に延設された銅線5の
各位置を示す。図21,図22において、「線無し」と
ラベルされた実線は銅線5を一本も設けない場合の感度
を示し、「横7,縦7」とラベルされた二点鎖線は、銅
線5を、横方向位置a1、b1、c1、d1、e1、f1、g
1と縦方向位置a2、b2、c2、d2、e2、f2、g2に延
設したときの受信感度特性を示し、「横1,縦1」とラ
ベルされた破線は、銅線5を、横方向位置d1と縦方向
位置d2に延設したときの受信感度特性を示し、「横
3,縦1」とラベルされた一点鎖線は、銅線5を、横方
向位置b1、d1、f1と縦方向位置d2に延設したときの
受信感度特性を示し、「横3,縦3」とラベルされた二
点鎖線は、銅線5を、横方向位置b1、d1、f1と縦方
向位置b2、d2、f2に延設したときの受信感度特性を
示す。図21,図22のグラフから、導体4の中央に空
間25を設けても、その中に銅線5,5,…を配置する
ことで、図20のスロット型アンテナが、導体中に空間
を設けないようなアンテナ(即ち、全面に導体を延設し
たアンテナ)と略等価均一な特性を示すことが分かる。
また、さらに、銅線5,5,…の数が多くなるほど、導
体中に空間を設けないようなアンテナと同等の受信感度
に近づくことが判る。
【0053】図11B〜図14,図18,図19,図2
1,図22は、アンテナを構成する導体を接地しないよ
うにしたスロット型アンテナの特性を示したものであっ
たが、図23B,図24のグラフは、導体を接地した構
成としたスロット型アンテナ(例えば、図23Aのスロ
ット型アンテナ)の特性を示す。特に、図23Bは、図
23Aのようなスロット型アンテナの内、スロット6の
幅を50mmに固定し、導体の上部の左右方向の中央部に
て給電し、かつその導体4を異なる位置でアースしたよ
うな構成としたスロット型アンテナの、水平偏波の受信
感度特性を、また図24は同垂直偏波に対する同特性を
それぞれ示す。図23B,図24に於て、実線Iは比較
のためにアースを設けなかった場合の特性を、破線IIは
導体の左側にアース点を設けた場合の特性を、破線III
は導体の右側にアース点を設けた場合の特性を、破線IV
は導体の左右両側にアース点を設けた場合の特性を示
す。図23B,図24によれば、アースの有無、アース
の位置、その数に関係無く、受信感度が略一定となって
いることが判る。つまり、図23B,図24に示された
特性は、実施例のアンテナが、スロットからの電波放射
を利用した所謂「スロット型アンテナ」であることを物
語っている。
【0054】図25は、上記第2実施例の構成(図4参
照)における各々の給電点で60MHzの電波を受信し
たときの受信感度の指向性を示す。図25において、実
線Iは+端子に給電点を設けた場合を、IIはデフォッガ
の熱線が折り返されている部分(即ち、図4のバスバー
18位置)に給電点を設けた場合を示す。図25のグラ
フによれば何れの給電点でも指向性が良いことが判る。
図26は、図17に示したようなスロット型アンテナで
あって、導体4にスリットを設け、さらに導体上部の左
右方向の中央に給電点を設けたようなスロット型アンテ
ナにおいて、スリットの位置を色々と変えたときの水平
偏波の受信感度特性を、また図27は、同垂直偏波に対
する同特性をそれぞれ示す。これらの図中、「1」はス
リットが導体4の右下の角部に設けられたときを、また
「3」はスリットが導体4の下側の左右方向の中央に設
けられたときを、さらに「2」は、スリットが、導体4
の右下の角位置と導体4下側の左右方向の中央位置との
間の位置に設けられたときをそれぞれ示している。これ
らのグラフに示された特性によれば、スリット位置の変
化に応じて最大受信感度を示す周波数域がずれているこ
とが分かる。このことは、スリットの位置を変化させる
ことによりチューニングを容易に行うことができること
を物語っている。
【0055】図28は、図5に示すように導体の左下の
角部にスリットを形成し、導体の右上とバスバー16と
の間にコンデンサ29を接続しない構成のスロット型ア
ンテナにおいて、導体部への給電位置を、導体の右上位
置に設けたとき(実線I)と、導体の左上位置に設けた
とき(破線II)の垂直偏波の受信感度特性を示す。図2
8によれば、給電点をスリットと対角位置にすること
で、受信感度が上がることが判る。
【0056】図29は、図5に示すように導体の左下の
角部にスリットを形成し、さらに導体の右上とバスバー
16との間にコンデンサ29を接続したスロット型アン
テナに於て、導体への給電位置を、導体の右上位置に設
けたとき(実線I)と、導体の右側位置に設けたとき
(破線II)、導体の左側位置に設けたとき(破線III)
の垂直偏波の受信感度特性を示す。図29によれば、コ
ンデンサを設けた場合にも給電点をスリットと対角位置
にすることで、受信感度が上がることが判る。
【0057】図30は、導体の左側部分全体にスリット
を形成して導体を略コ字状としたスロット型アンテナ
(例えば、図7のような形状のスロット型アンテナ)に
おいて、この導体への給電位置を変えあるいは給電点数
を増やしたときの水平偏波の受信感度特性を示す。特
に、図中、実線Iは導体の左上の一点にのみ給電点を設
けたときの特性を、破線IIは実線Iの場合に比して導体
の右上の一点にさらに給電点が付加されたときの特性
を、破線IIは破線IIの場合に比して導体の左下の一点に
さらに給電点が付加されたときの特性を示す。給電点を
増やしてもアンテナの受信性能があまり変わらないこと
が判る。
【0058】図31〜図33は、AM帯域の電波に対す
る実施例のスロット型アンテナ(図1の板状導体を有し
た)の指向性を、リヤポール型アンテナ(実線V)や線
の径が1mmのループアンテナ(実線IV)と比較して示し
たもので、図中、実線Iはチョークコイル(例えば図6
のコイル30)やコンデンサフィルタ(例えば図6のコ
ンデンサフィルタ29)を設けない構成のスロット型ア
ンテナの特性を、実線IIはコンデンサフィルタを設け、
デフォッガをバッテリに直結した構成(例えば、図5の
スロット型アンテナ)のスロット型アンテナの特性を、
実線IIIは図6に示すようにチョークコイルを設けた構
成のスロット型アンテナの特性を示す。図31は702
KHzの電波に対する特性を、図32は1071KHzの電波
に対する特性を、図33は1350KHzの電波に対する
特性を示す。これらの図から、実施例のスロット型アン
テナはリヤポール型アンテナと同等の指向性を得ること
が判る。
【0059】図34は、左下部にスリットを有する導体
を有する構成のスロット型アンテナに於て、その導体の
右上部に給電点を設け、導体の右上の角部分とデフォッ
ガに接続された上側の独立バスバーとの間にコンデンサ
に代えてコイル(100μH)を付けた構成としたスロ
ット型アンテナの、垂直偏波の受信感度特性(実線で示
す)を、コイルのない構成とした場合(破線で示す)を
基準(=0)として比較したものであり、コイルの有無
に関係無く同様の受信感度が得られることが判る。
【0060】図35及び図36は、ループ状導体の右上
角部とデフォッガの上側独立バスバーとの間にコイルを
接続した構成のスロット型アンテナ(即ち、図9,図1
0などに示したループ状導体4を有し、コンデンサ29
の代わりにコイルを設けたようなスロット型アンテナ)
の、AM帯域の702,1071,1350KHzの電
波に対するインピーダンス特性を示すスミスチャート図
であり、図35は30μHのコイルを接続した場合、ま
た図36は100μHのコイルを接続した場合を示して
いる。尚、図37はリヤポール型アンテナのスミスチャ
ート図である。これらのスミスチャート図によると、実
施例のスロット型アンテナに於て、コイルによってイン
ピーダンスマッチングの補正を行うことができることが
分かる。
【0061】図38B,図39は、スリットのない完全
ループ状導体(例えば図10に示した導体4)とデフォ
ッガ(例えば図5に示したデフォッガ)とそのデフォッ
ガの左右方向の中央に設けられた銅線(例えば、図5の
銅線24)とを有するスロット型アンテナに於て、その
銅線の長さを色々と変えたときのそのスロット型アンテ
ナの特性変化を示す。このようなスロット型アンテナ
は、例えば、図38Aのような構成を有する。
【0062】図38Bにおいて、実線Iはそのような銅
線(図38Aの銅線24)を設けない場合の、破線IIは
そのような銅線をデフォッガの上から下まで延ばした場
合の、破線IIIはそのような銅線をデフォッガの上から
さらにデフォッガの半分まで延ばした場合の特性を示
す。なお、給電点は導体上部の左右方向の中央部に設け
た。図38Bは水平偏波の受信感度特性を、また図39
は同垂直偏波の受信感度特性をそれぞれ示す。
【0063】また、図40は、図38Aに示したスロッ
ト型アンテナに対して、更に導体の右上角部とデフォッ
ガの上側独立バスバーとの間にコンデンサを接続して受
信周波数を88〜108MHzとしたときの垂直偏波の
受信感度特性を、また図41は同指向性をそれぞれ示し
ている。なお、図40において、一点鎖線IVは銅線をデ
フォッガの下側領域にのみ配設した場合を示す。
【0064】図42は、図38Aに示した構成のスロッ
ト型アンテナにおいて、更に給電点をそのループ状導体
の上部の左右方向の中央部に設け、デフォッガ内に設け
た銅線の長さを変えたときの水平偏波に対する指向性を
示し、また図43は同じく同垂直偏波に対する指向性を
示す。図38B〜図43のグラフは、デフォッガ内に設
けた銅線を、そのデフォッガの少なくとも上半分に延設
することで、受信性能及び指向性が上がることを物語っ
ている。
【0065】図44は、図42の場合と同じスロット型
アンテナを用い、デフォッガ内に延設する銅線の数を変
えたときの水平偏波の受信感度特性を、また図45は、
同様に垂直偏波の受信感度特性をそれぞれ示す。なお、
銅線はデフォッガの上から下まで延ばした。図44,図
45において、実線Iは銅線を設けない場合を、破線II
はデフォッガの左右方向で中央に1本の銅線を設けた場
合を、破線IIIはデフォッガの中央と左右に計3本の銅
線を設けた場合の特性を示す。図44,図45から、銅
線の数を増やせた受信性能が上がることが判る。
【0066】図46は、チョークコイルを設けないよう
にした実施例のスロット型アンテナ(例えば図5のよう
な)において、導体部の右上部にデフォッガとの接続の
ためコンデンサ29を設けたときの水平偏波の受信感度
特性(破線I)と、そのようなコンデンサを設けない場
合の特性(破線II)とを示したものである。コンデンサ
のある方がない場合に比べ、広い周波数帯域で受信感度
をリヤポールアンテ(実線I)と同等レベルまで上げる
ことができることが判る。
【0067】図47Bは、コ字状の導体内部にデフォッ
ガを配置し、そのデフォッガをチョークコイルで接続し
たスロット型アンテナの水平偏波の受信感度特性を、ま
た図48は同垂直偏波の受信感度特性をそれぞれ示す。
このようなスロット型アンテナとして例えば図47Aの
構成のものが考えられる。図47B,図48に於て、実
線Iは、図47Aに示すように、ノイズフィルタ用のコ
ンデンサ(例えば図6のコンデンサ32)を設けたスロ
ット型アンテナの特性を、破線IIはノイズフィルタ用の
コンデンサに加え更に純正のチョークコイル30を設け
たスロット型アンテナの特性を示す。図47B,図48
によれば、チョークコイルの有無に拘らず同等の受信感
度を得ることができることが判る。
【0068】図49は、導体(10センチの幅を有す
る)の上部の左右方向の中央部において一辺が4×4cm
の正方形状の開口(穴)を、この導体上部の縁から2mm
離間させた位置に設けた構造のスロット型アンテナの垂
直偏波の受信感度特性(実線I)を、開口を設けない構
造のスロット型アンテナの受信感度(破線II)を相対的
に比較して示したものであり、同図によれば、開口部の
有無に関係なく同じレベルの受信感度が得られることが
判る。
【0069】図52は、図6に示すように、左下の角部
にスリットを有するような導体を有するスロット型アン
テナからコンデンサ31を取り外し、その導体の右上に
給電点を設け、右上部にコンデンサ29を接続させたス
ロット型アンテナの水平偏波の受信感度特性(破線I)
をリヤポール型アンテナ(実線II)と比較して示す。図
53は、デフォッガにチョークコイルを接続し、さらに
このチョークコイルにコンデンサ31を並列に接続した
構成のスロット型アンテナ(例えば図6のスロット型ア
ンテナ)の水平偏波の受信感度特性(破線I)を示す。
対比上、コンデンサのみをデフォッガに接続したスロッ
ト型アンテナの受信感度(実線II)と、チョークコイル
のみを接続したスロット型アンテナの受信感度(破線II
I)とを図53に合わせて示す。図53によれば、コン
デンサを接続することで、チョークコイルのみの場合に
比べ、FM帯域の感度特性が変化するのを抑えることが
できることが判る。
【0070】〈実験データ〉…スリットの効用 図54は、ループ状の導体を有したスロット型アンテナ
に於て、その導体の右上に給電点を設け、その左下部に
スリットを形成した構成のスロット型アンテナ(例えば
図50のスロット型アンテナ)の水平偏波の受信感度特
性(破線I)を示す。対比上、スリットを設けない構成
のスロット型アンテナの特性(実線II)を示す。
【0071】また、図55は、図50のスロット型アン
テナに対して、その導体の下部中央にスリットを移動
し、さらに給電位置を導体の上部中央位置に移動した構
成のスロット型アンテナの水平偏波の受信感度特性(実
線I)を示す。対比上、スリットを設けない構成のスロ
ット型アンテナの特性(破線II)を示す。また図56は
同構成のスロット型アンテナの垂直偏波の受信感度特性
を示す。図55,図56によれば、スリットを設けるこ
とにより受信感度が上がることが判る。
【0072】図57は、左下にスリットを形成した導体
を有し、その導体上部の中央部に給電した構成のスロッ
ト型アンテナ(即ち、図50のスロット型アンテナに比
して、給電位置が導体の中央に移動された構成のスロッ
ト型アンテナ)の水平偏波の受信感度特性(破線I)
を、また図58は同垂直偏波の受信感度特性をそれぞれ
示す。図57,図58によると、実施例のスロット型ア
ンテナはリヤポール型アンテナ(実線II)と同等の性能
が得られる。
【0073】図59は、チョークコイルを有さず、左下
にスリットを形成した導体を有し、その導体上部の左上
部に給電した構成のスロット型アンテナ(即ち、図50
のスロット型アンテナに比して、給電位置が導体の左上
部に移動された構成のスロット型アンテナ)の水平偏波
の受信感度特性を、また図60は同垂直偏波の受信感度
特性をそれぞれ示す。
【0074】図61は、スリットを導体の左右両側部及
び下部に形成することにより、導体をデフォッガ上側の
上部にのみ設け、さらにその導体の中央部に給電点を設
けた構成のスロット型アンテナ(即ち、図50のスロッ
ト型アンテナに比して、給電位置とスリット位置とが変
更された構成)の水平偏波の受信感度特性を示す。また
図62は同垂直偏波の受信感度特性それぞれ示す。
【0075】図63は、右上に給電点を有した導体を設
け、その導体の左下にスリットを形成した構成のスロッ
ト型アンテナ(即ち、図50のスロット型アンテナに比
して、給電位置,スリット位置,スリットの幅等が変更
された構成のスロット型アンテナ)の水平偏波の受信感
度特性を破線IIとして示す。図中、実線Iは、破線IIの
特性を示すスリット位置を、さらに上に5cmずらしたと
きの特性を、破線IIIは下に5cmずらしたときの特性を
示す。スリットの位置移動により特性のピークが変化す
ることが分かる。即ち、スリット位置の移動により最大
受信感度を示す周波数を調整できることが判る。
【0076】図64は、導体の左上に給電点を設け、左
上にスリットを形成した構成のスロット型アンテナに於
て、このスリットの幅を0cm,10cm,20cm,30c
m,40cmと変化させたときの水平偏波の受信感度特
性を、また図65は同スリット幅を40cm,60cm,8
0cm,100cm,120cmと変化させたときの同特性
を、さらに図66は同スリット幅を120cm,160c
m,180cm,200cm,220cm,235cm(こ
の幅では導体部は上部のみとなる)と変化させたときの
同特性をそれぞれ示す。
【0077】また、図67,図68,図69は、図6
4,図65,図66の実験で用いたスロット型アンテナ
を用いて垂直偏波を受け、図64,図65,図66の夫
々の条件下で実験したときの受信感度特性を示す。図6
4〜図69によると、スリットの幅を増減させることで
特性のピークが変化しており、よって、最大受信感度周
波数を調整できることが判る。
【0078】図70は、ループ状導体の右上に給電点を
設け、その導体の左下にスリットを形成した構成のスロ
ット型アンテナに於て、このスリットの幅を、1mm,2
6mm,71mmと変えたときの水平偏波の受信感度特性
を、また図71は垂直偏波の受信感度特性をそれぞれ示
す。図70,図71によると、スリット幅を変えること
により特性のピークが変化しており、スリット幅の変更
が最大受信感度周波数の調整を可能にすることが分か
る。
【0079】図72は、図51に示すようなスロット型
アンテナであって、即ち、導体4の右上に給電点を設
け、その導体にスリットを形成し、このスリットに前記
導体の一部としての銅板100を配置した構成のスロッ
ト型アンテナの水平偏波の受信感度特性を、また図73
は同垂直偏波の受信感度特性をそれぞれ示す。このよう
なスロット型アンテナの構成を図51に示す。即ち、図
72,図73において、実線Iは上記スリット間に銅板
を設けた構成のスロット型アンテナの特性を、破線IIは
そのスリット間に銅板を設けない構成のスロット型アン
テナの特性を、破線IIは比較上スリットそのものを設け
ない構成のスロット型アンテナの特性を示す。図72
l,図73によれば、スリットに銅板を設けるかいなか
は特性に対して影響が殆どないことが分かる。このこと
は、導体部に所定間隔をあけて2つのスリットの形成す
れば、両スリット間の間隔を有する広い幅の1つのスリ
ットを設けたものと同等の受信性能が得られることを物
語っている。
【0080】〈実験データ〉…給電位置の変更 図74は、完全なループ形状の導体を有したスロット型
アンテナに於て、その給電位置を種々に変えたときの垂
直偏波の受信感度特性を、また図75は、図1に示すよ
うな面状導体でガラス面上を完全に覆った構成としたス
ロット型アンテナに於て、その導体上の給電位置を同様
に変えたときの垂直偏波の受信感度特性をそれぞれ示
す。図74において、実線Iは導体上部の左右方向で中
央位置に給電点を設けたスロット型アンテナの特性を、
破線IIは導体の左サイドに給電点を設けたスロット型ア
ンテナの特性を、破線IIIは導体の左下に給電点を設け
たスロット型アンテナの特性を、破線IIは導体の左サイ
ドに給電点を設けたスロット型アンテナの特性を、一点
鎖線IIIは導体の左下に給電点を設けたスロット型アン
テナの特性を、一点鎖線IVは導体の右下に給電点を設け
たスロット型アンテナの特性を、破線Vは導体の右サイ
ドに給電点を設けたスロット型アンテナの特性をしめ
す。図75において、一点鎖線VIは導体上部の中央に給
電点を設けたスロット型アンテナの特性を、一点鎖線VI
Iは導体の左上に給電点を設けたスロット型アンテナの
特性を、破線VIIIは導体の右上に給電点を設けたスロッ
ト型アンテナの特性を、破線IXは導体の右下に給電点を
設けたスロット型アンテナの特性を、実線Xは導体の左
下に給電点を設けたスロット型アンテナの特性を夫々示
す。図74,図75から、種々の給電点位置の中でとり
わけその左右方向の中央部に給電点を設定することが良
いのが判る。
【0081】また、図76は、ループ状導体の左下にス
リットを有する構成のスロット型アンテナ(即ち、図5
0のスロット型アンテナ)に於て、そのループ状導体へ
の給電位置を変えたときの水平偏波の受信感度特性を示
す。とくに、図76において、一点鎖線Iは導体の右上
に給電点を設けたスロット型アンテナの特性を、破線II
は導体の左下に設けたスリットの上側端点に給電点を設
けたスロット型アンテナの特性を、一点鎖線IIIは導体
の左サイドに給電点を設けたスロット型アンテナの特性
を、実線IVは導体の左下に設けたスリットの下側端点に
給電点を設けたスロット型アンテナの特性を、二点鎖線
Vは導体の左上に給電点を設けたスロット型アンテナの
特性を、破線VIは導体の右サイドに給電点を設けたスロ
ット型アンテナの特性を示す。
【0082】また図77Bは、図77Aに示すように、
幅がガラスの上部で25mm、右側で15mm、下側で40
mmであるスロット6をガラス上に設け、さらにこのガラ
ス上にコ字状の導体4を設け、この導体への給電点位置
を、導体の右上(実線I)に設けた場合の、あるいは導
体の左上位置に設けた(破線II)ときの垂直偏波の受信
感度特性をそれぞれ示す。図76,図77Bから、導体
部の上部に給電すると受信感度が向上するのが判る。
【0083】図78Bは、完全ループ状の導体とコンデ
ンサフィルタ102を設けられたデフォッガとを有する
スロット型アンテナ(例えば図78Aのスロット型アン
テナ)に於て、導体への給電位置を種々に変えたときの
水平偏波の受信感度特性を、また図79は同垂直偏波の
受信感度特性をそれぞれ示す。図78B,図79におい
て、実線Iは導体上部の中央位置に給電点を設けたスロ
ット型アンテナの特性を、IIは導体の左上に給電点を設
けたスロット型アンテナの特性を、IIIは導体の右上に
給電点を設けたスロット型アンテナの特性を、IVは導体
の左下に給電点を設けたスロット型アンテナの特性を、
Vは導体の右下に給電点を設けたスロット型アンテナの
特性を示す。図78B,図79によれば、導体上部の特
に左右方向の中央部に給電点を設定すると、受信性能が
大幅に向上することがわかる。
【0084】図80は、ループ状導体の左下にスリット
を形成した構成のスロット型アンテナ(即ち、図50の
スロット型アンテナ)に於て、導体への給電位置を変え
たときの水平偏波の受信感度特性を示し、とくに、図8
0に於て、Iは給電点を導体の右上に設けた場合を、破
線IIは給電点を導体の左上に設けた場合を、IIIは給電
点を導体の右サイドに設けた場合を示す。図80による
と、スリットに対して対角位置となる導体の右上部に給
電点を設けると、受信感度特性が高くなるのが判る。
【0085】また、図81は、ループ状導体の左下にス
リットを形成した構成のスロット型アンテナ(即ち、図
50のスロット型アンテナに比して、給電位置が変更さ
れた構成)に於て、給電位置をスリットの上下の端部に
設けたときの垂直偏波の受信感度特性を、また図82は
同水平偏波の受信感度特性をそれぞれ示す。とくに、図
81,図82において、Iはそのスリットの上側端点に
給電点を設けた場合の特性を、II(図81のみ)はその
スリットの下側端点に給電点を設けた場合の特性を示
す。図81,図82によれば、スリットの上側端部にお
いて導体に給電する方が下側端部において給電するのに
比べ、特定の周波数帯域で受信感度特性が高くなるのが
判る。
【0086】図83は、ループ状導体を有するスロット
型アンテナ(即ち、図38Aのスロット型アンテナ)に
於て、給電点の増減が与える影響について示す。図83
は水平偏波の受信感度特性を、また図84は同垂直偏波
の受信感度特性をそれぞれ示す。図83において、実線
Iは比較のために導体の右上にのみ給電点を設けた場合
を示し、破線IIは給電点を導体の右上のみならず左上に
も設けた場合を示す。図84において、実線Iは導体の
右上にのみ給電点を設けたスロット型アンテナの特性
を、破線IIは導体の右上に給電点を設け左上を終端した
構成のスロット型アンテナの特性を、一点鎖線IIIは導
体の左上にのみ給電点を設けたスロット型アンテナの特
性を、破線IVは導体の左上に給電点を設け右上を終端し
た構成のスロット型アンテナの特性を示す。
【0087】また、図85は、左下にスリットが形成さ
れた導体を有するスロット型アンテナ(即ち図50のス
ロット型アンテナ)に於て、給電点の数を変えたときの
垂直偏波の受信感度特性を示しており、実線Iは導体の
左上にのみ給電点を設けたスロット型アンテナの特性
を、破線IIは導体の左上のみならず右上にも給電点を設
けた構成のスロット型アンテナの特性を、破線IIIは導
体の左上のみならず右上,左下にも給電点を設けたスロ
ット型アンテナの特性をを示す。図84,図85に示さ
れた特性によると、給電点を増やしても受信感度特性に
大きな影響がないことが判る。
【0088】図86は、ループ状導体を有し、その導体
上部の左右位置にそれぞれ給電点を設けたスロット型ア
ンテナ(即ち、図11Aのスロット型アンテナ)の水平
偏波の受信感度特性を、また図87はそのスロット型ア
ンテナの指向性をそれぞれ示す。図86,図87におい
て、実線Iは右上に給電点を設けた場合を、破線IIは左
上に給電点を設けた場合を示す。
【0089】また、図88は、ガラスの上部で25mm、
右側で15mm、下側で40mmの幅を有するスロットを有
し、コ字状導体を有するスロット型アンテナ(即ち、図
78Aのスロット型アンテナ)に於て、導体の上部の左
または右位置にそれぞれ給電したときの垂直偏波の受信
感度特性を、また図89は同指向性をそれぞれ示してお
り、図88,図89において、実線Iは導体の右上に給
電点を設けたスロット型アンテナの特性を、破線IIは左
上に給電点を設けたスロット型アンテナの特性を示す。
これらの図によれば、2つの位置で給電してダイバシテ
ィアンテナを構成する場合、その給電位置を左右対称に
することで、指向性を対称にして良好なスペースダイバ
シティ受信が得られることが判る。
【0090】〈実験データ〉…設置の影響 図90は、銅板からなる導体を有し、その導体周囲のス
ロットに1mm径の銅線からなる非接地式のループアンテ
ナを接地したような構成のスロット型アンテナ(例えば
図10のスロット型アンテナ)の水平偏波の受信感度特
性(破線II)を示しており、実線Iで示したループアン
テナを設けない構成のスロット型アンテナと比較すれ
ば、同程度の受信感度が得られることが判る。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の絶縁体に
よれば、車両用スロット型アンテナを簡単に設定でき
る。また、本発明の車両用のスロット型アンテナによれ
ば、性能の高いスロット型アンテナを提供することがで
きる。
【0092】また本発明のスロット型アンテナの設定方
法によれば、調整の容易な車両用スロット型アンテナを
設計することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両のリヤウィンドをウィンドガラス面と直交
する方向から見た図である。
【図2】アンテナの車載ラジオへの接続状態を示す電気
回路図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る車両の後部を示す斜
視図である。
【図4】第2実施例を示す図1相当図である。
【図5】第3実施例を示す図1相当図である。
【図6】デフォッガとバッテリの電源及びボディのアー
スとの間にチョークコイルを接続した第2実施例の変形
例を示す図1相当図である。
【図7】導体部を略コ字状とした変形例を示す図1相当
図である。
【図8】導体部をデフォッガの上側部分のみとした変形
例を示す図1相当図である。
【図9】導体部に2つのスリットの形成した変形例を示
す図1相当図である。
【図10】第4実施例を示す図1相当図である。
【図11A】図11B,図12に示す実験データの対象
となったスロット型アンテナの構成を示す図。
【図11B】図11Aのスロット型アンテナにおいて、
スロット部の幅を変えたときの水平偏波の受信感度特性
を示す特性図である。
【図12】図11Bの特性に比して、垂直偏波の受信感
度特性を示す特性図である。
【図13】図11Aのスロット型アンテナにおいて、導
体部周囲のスロット部の幅を変えたときの水平偏波の受
信感度特性を示す特性図である。
【図14】図13の特性に比して、垂直偏波の受信感度
特性を示す特性図である。
【図15】左下にスリットのある導体部の右上に給電
し、導体部の右上部とデフォッガとをコンデンサで接続
したときの水平偏波の受信感度特性を示す特性図であ
る。
【図16】同垂直偏波の受信感度特性を示す特性図であ
る。
【図17】ループ状導体部の幅を変えたときの実験状態
を示す図1相当図である。
【図18】ループ状導体部の幅を変えたときの水平偏波
の受信感度特性を示す特性図である。
【図19】同垂直偏波の受信感度特性を示す特性図であ
る。
【図20】ループ状導体部の空間部に線を這わせたとき
の実験状態を示す図1相当図である。
【図21】ループ状導体部の空間部に線を這わせたとき
の水平偏波の受信感度特性を示す特性図である。
【図22】同垂直偏波の受信感度特性を示す特性図であ
る。
【図23A】図23B,図24に示す実験データの対象
となったスロット型アンテナの構成を示す図。
【図23B】図23Aのスロット型アンテナにおいて、
導体部を異なる位置でアースしたときの水平偏波の受信
感度特性を示す特性図である。
【図24】図23の特性に比して、同垂直偏波の受信感
度特性を示す特性図である。
【図25】デフォッガの各給電点での電波の受信感度の
指向性を示す特性図である。
【図26】導体部のスリットの位置を変化させたときの
水平偏波の受信感度特性を示す特性図である。
【図27】同垂直偏波の受信感度特性を示す特性図であ
る。
【図28】左下角部にスリットがある導体部に対し給電
位置を変えたときの垂直偏波の受信感度特性を示す特性
図である。
【図29】導体部左下角部にスリットがありかつ右側上
下中央部にコンデンサが接続される導体部に対し給電位
置を変えたときの垂直偏波の受信感度特性を示す特性図
である。
【図30】左側部全体にスリットが形成されて略コ字状
となった導体部への給電位置を変えたときの水平偏波の
受信感度特性を示す図である。
【図31】AM帯域の702KHzでのアンテナの指向
性を示す特性図である。
【図32】同1071KHzでのアンテナの指向性を示
す特性図である。
【図33】同1350KHzでのアンテナの指向性を示
す特性図である。
【図34】導体部の右上角部とデフォッガとの間にコイ
ルを付けたときの垂直偏波の受信感度特性をコイルのな
い状態を基準として比較して示す特性図である。
【図35】導体部の右上角部とデフォッガとの間に30
μHのコイルを接続したときのAM帯域でのインピーダ
ンスを示すスミスチャート図である。
【図36】同100μHのコイルを接続したときのAM
帯域でのインピーダンスを示すスミスチャート図であ
る。
【図37】リヤポールアンテナのAM帯域でのインピー
ダンスを示すスミスチャート図である。
【図38A】図38B,図39,図42,図43,図7
4,図83,図84に示す実験データの対象となったス
ロット型アンテナの構成を示す図。
【図38B】図38Aのスロット型アンテナにおいて、
水平偏波の受信感度特性を示す特性図である。
【図39】図38Aのスロット型アンテナにおいて、垂
直偏波の受信感度特性を示す特性図である。
【図40】受信周波数を88〜108MHzとしたとき
の垂直偏波の受信感度特性を示す特性図である。
【図41】受信周波数を88〜108MHzとしたとき
の垂直偏波に対する指向性を示す特性図である。
【図42】図38Aのスロット型アンテナにおいて、デ
フォッガにショーとバーを加えたときの水平偏波に対す
る指向性を示す特性図である。
【図43】図42の特性に比して、垂直偏波に対する指
向性を示す特性図である。
【図44】デフォッガに加えるショーとバーの本数を変
えたときの水平偏波の受信感度特性を示す特性図であ
る。
【図45】同垂直偏波の受信感度特性を示す特性図であ
る。
【図46】コンデンサの有無に応じたスロット型アンテ
ナの水平偏波の受信感度特性を示す特性図である。
【図47A】図47B,図48に示す実験データの対象
となったスロット型アンテナの構成を示す図。
【図47B】図47Aのスロット型アンテナにおいて、
水平偏波の受信感度特性を示す特性図である。
【図48】図47Bの特性図に比して垂直偏波の受信感
度特性を示す特性図である。
【図49】導体部の上部の矩形状の空間部をあけたとき
の垂直偏波の受信感度特性を空間部のない状態を基準と
して示す特性図である。
【図50】図55〜図71,図76,図80,図81,
図82に示した実験データの対象となったスロット型ア
ンテナの構成を示す図。
【図51】図72,図73に示した実験データの対象と
なったスロット型アンテナの構成を示す図。
【図52】左下角部にスリットを有する導体部の右上に
給電し、右上部にコンデンサが接続されたチョークコイ
ル付きアンテナの水平偏波の受信感度特性を示す特性図
である。
【図53】デフォッガに接続されたチョークコイルにコ
ンデンサを並列に接続したときの水平偏波の受信感度特
性を示す特性図である。
【図54】右上部に給電されたループ状の導体部の左下
部にスリットを形成したスロット型アンテナ(図50)
の水平偏波の受信感度特性を示す特性図である。
【図55】図50のスロット型アンテナに比して、給電
位置とスリット位置とを変更した構成のスロット型アン
テナの水平偏波の受信感度特性を示す特性図である。
【図56】図55の特性図に比して、垂直偏波の受信感
度特性を示す特性図である。
【図57】図50のスロット型アンテナに比して、給電
位置を変更した構成のスロット型アンテナの水平偏波の
受信感度特性を示す特性図である。
【図58】図57の特性図に比して、垂直偏波の受信感
度特性を示す特性図である。
【図59】図50のスロット型アンテナに比して、給電
位置を変更した構成のスロット型アンテナの水平偏波の
受信感度特性を示す特性図である。
【図60】図59の特性図に比して、垂直偏波の受信感
度特性を示す特性図である。
【図61】図50のスロット型アンテナに比して、給電
位置とスリット位置とを変更した構成のスロット型アン
テナの水平偏波の受信感度特性を示す特性図である。
【図62】図61の特性図に比して垂直偏波の受信感度
特性を示す特性図である。
【図63】図50のスロット型アンテナに比して、給電
位置,スリット位置,スリットの幅等を変更した構成の
スロット型アンテナの水平偏波の受信感度特性を示す特
性図である。
【図64】図50のスロット型アンテナにおいて更に導
体部の左上に形成されるスリットの幅を0〜40cmに
変更したときの水平偏波の受信感度特性を示す特性図で
ある。
【図65】図64に比してスリット幅を40〜120c
mにしたときの水平偏波の受信感度特性を示す特性図で
ある。
【図66】図64に比してスリット幅を120〜235
cmにしたときの水平偏波の受信感度特性を示す特性図
である。
【図67】図50のスロット型アンテナにおいて更に導
体部の左上に形成されるスリットの幅を0〜40cmに
したときの垂直偏波の受信感度特性を示す特性図であ
る。
【図68】図67に比して、スリット幅を40〜120
cmにしたときの垂直偏波の受信感度特性を示す特性図
である。
【図69】図67に比して、スリット幅を120〜23
5cmにしたときの垂直偏波の受信感度特性を示す特性
図である。
【図70】図50のスロット型アンテナにおいて更に導
体部の左下に形成されるスリットの幅を変えたときの水
平偏波の受信感度特性を示す特性図である。
【図71】図70に比して垂直偏波の受信感度特性を示
す特性図である。
【図72】図51のスロット型アンテナにおいて、右上
給電状態の導体部に1つのスリットがある場合と、この
スリットに銅板が配置される場合との水平偏波の受信感
度特性を比較して示す特性図である。
【図73】図72に比して垂直偏波の受信感度特性を比
較して示す特性図である。
【図74】図38Aのスロット型アンテナにおいて、導
体部の給電位置を種々に変えたときの垂直偏波の受信感
度特性を示す特性図である。
【図75】ガラス型導体部の給電位置を変えたときの垂
直偏波の受信感度特性を示す特性図である。
【図76】図50のスロット型アンテナにおいて水平偏
波の受信感度特性を示す特性図である。
【図77A】図77Bに示した実験データの対象となっ
たスロット型アンテナの構成を示す図。
【図77B】図77Aのスロット型アンテナにおいて、
導体部の給電位置を変えたときの垂直偏波の受信感度特
性を示す特性図である。
【図78A】図78Bに示した実験データの対象となっ
たスロット型アンテナの構成を示す図。
【図78B】図78Aのスロット型アンテナにおいて、
給電位置を種々に変えたときの水平偏波の受信感度特性
を示す特性図である。
【図79】図78Aのスロット型アンテナにおいて、垂
直偏波の受信感度特性を示す特性図である。
【図80】図50のスロット型アンテナにおいて、給電
位置を変えたときの水平偏波の受信感度特性を示す特性
図である。
【図81】図50のスロット型アンテナにおいて、給電
位置をスリット上下位置に変えたときの垂直偏波の受信
感度特性を示す特性図である。
【図82】図81に比して、水平偏波の受信感度特性を
示す特性図である。
【図83】図38Aのスロット型アンテナにおいて、ル
ープ状導体部の給電点を増やしたときの水平偏波の受信
感度特性を示す特性図である。
【図84】図83の特性に比して、垂直偏波の受信感度
特性を示す特性図である。
【図85】コ字状の導体部の給電点を増やしたときの垂
直偏波の受信感度特性を示す特性図である。
【図86】図11Aのスロット型アンテナにおいて、ル
ープ状導体部上部の左右位置にそれぞれ給電したときの
水平偏波の受信感度特性を示す特性図である。
【図87】図86の特性に比して、水平偏波の指向性を
示す特性図である。
【図88】図78Aのスロット型アンテナにおいて、導
体部上部の左右位置にそれぞれ給電したときの垂直偏波
の受信感度特性を示す特性図である。
【図89】図88の特性に比して垂直偏波の指向性を示
す特性図である。
【図90】銅板からなる導体部周囲のスロット部に1mm
径の銅線からなる非接地式のループアンテナを設置した
ときの水平偏波の受信感度を示す特性図である。
【符号の説明】
1 ボデイ 2 リヤウインド(開口部) 3 リヤウインドガラス(絶縁体) 4 導体部 6 スロット部 10 スロット型アンテナ 14 リヤデフォッガ 24 短導線 25 空間部 26 スリット 28 空間部 29 コンデンサフィルタ 30 チョークコイル 31 コンデンサ 33 ループアンテナ 34 変換コイル 36 二次コイル

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のボディの開口部に嵌装され、かつ
    上記ボディとの間において、スロット型アンテナための
    スロット部を有する導体部を具備する車両用絶縁体。
  2. 【請求項2】 前記導体部は、等価均一導体部であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の車両用絶縁体。
  3. 【請求項3】 絶縁体が嵌装される開口部を有する車両
    用ボディと、上記絶縁体上に配置した導体部との間に形
    成された空間を有するスロット部と、 上記ボディ及び導体部に接続された給電線とを具備する
    ことにより、 上記スロット部からの電波放射を利用したスロット型ア
    ンテナとして機能することを特徴とする車両用アンテ
    ナ。
  4. 【請求項4】 前記導体部は、等価均一導体部であるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の車両用アンテナ。
  5. 【請求項5】 車両のガラスに設けられた導体部と、 前記導体部と、ボディとの間に形成されたスロット部と
    を具備し、 上記導体部及びボディは給電されていることを特徴とす
    る車両用アンテナ。
  6. 【請求項6】 前記導体部は、等価均一導体部であるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の車両用アンテナ。
  7. 【請求項7】 前記導体部内に、デフォッガが配置され
    る空間部が設けられ、上記デフォッガが導体部と容量結
    合されていることを特徴とする請求項6に記載の車両用
    アンテナ。
  8. 【請求項8】 前記デフォッガと導体部との間に所定容
    量のコンデンサが接続されていることを特徴とする請求
    項7に記載の車両用アンテナ。
  9. 【請求項9】 前記デフォッガにチョークコイルが接続
    されていることを特徴とする請求項7に記載の車両用ア
    ンテナ。
  10. 【請求項10】 前記デフォッガと導体部との間にコイ
    ルが接続されていることを特徴とする請求項7に記載の
    車両用アンテナ。
  11. 【請求項11】 前記チョークコイルのデフォッガ側と
    アースとの間に所定容量以下のコンデンサが接続されて
    いることを特徴とする請求項9に記載の車両用アンテ
    ナ。
  12. 【請求項12】 前記導体部の一部が日光を遮るサンシ
    ェードとして機能することを特徴とする請求項6に記載
    の車両用アンテナ。
  13. 【請求項13】 前記導体部に、電話用アンテナが配置
    される空間部又は切欠部が設けられていることを特徴と
    する請求項6に記載の車両用アンテナ。
  14. 【請求項14】 前記導体部の一部にスリットが設けら
    れていることを特徴とする請求項7に記載の車両用アン
    テナ。
  15. 【請求項15】 前記スリットは、所定の幅を有するも
    のであることを特徴とする請求項14に記載の車両用ア
    ンテナ。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載の車両用アンテナを
    設定する方法であって、前記スリットの前記導体部上で
    の位置を変更することにより、このアンテナの最大受信
    感度周波数を調整することを特徴とする車両用アンテナ
    の設定方法。
  17. 【請求項17】 請求項15に記載の車両用アンテナを
    設定する方法であって、前記スリットの幅を増減変更す
    ることにより、このアンテナの最大受信感度周波数を調
    整することを特徴とする車両用アンテナの設定方法。
  18. 【請求項18】 前記給電点が前記導体部の上部に設け
    られていることを特徴とする請求項5に記載の車両用ア
    ンテナ。
  19. 【請求項19】 前記給電点が、前記導体部においてス
    リットに対し対角となる位置に設けられていることを特
    徴とする請求項14に記載の車両用アンテナ。
  20. 【請求項20】 前記給電点が、導体部において前記ス
    リットの上側の端部位置に設けられていることを特徴と
    する請求項14に記載の車両用アンテナ。
  21. 【請求項21】 前記給電点が前記導体部に複数設けら
    れていることを特徴とする請求項5に記載の車両用アン
    テナ。
  22. 【請求項22】 前記給電点が前記導体部の左右対称な
    位置に設けられていて、このアンテナはダイバシティア
    ンテナとして機能することを特徴とする請求項21に記
    載の車両用アンテナ。
  23. 【請求項23】 前記給電点が、前記導体部へ前記コン
    デンサが接続される位置の近傍に設けられていることを
    特徴とする請求項8に記載の車両用アンテナ。
  24. 【請求項24】 さらに、前記スロット部に設けられ、
    一次コイルと二次コイルとを有した変換器を備えた非接
    地アンテナを有し、 上記2次コイルの給電側に、スロット型アンテナとして
    機能するこのアンテナが接続されていることを特徴とす
    る請求項5に記載の車両用アンテナ。
  25. 【請求項25】 前記導体部の上部が下部よりも等価均
    一導体部とされていることを特徴とする請求項6に記載
    の車両用アンテナ。
  26. 【請求項26】 前記デフォッガに1つまたは複数の導
    体が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の
    車両用アンテナ。
  27. 【請求項27】 前記絶縁体は車両のウインドガラスに
    より構成されることを特徴とする請求項1に記載の車両
    用絶縁体。
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