JPH10163727A - 車両用ガラスアンテナ - Google Patents
車両用ガラスアンテナInfo
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- JPH10163727A JPH10163727A JP31819496A JP31819496A JPH10163727A JP H10163727 A JPH10163727 A JP H10163727A JP 31819496 A JP31819496 A JP 31819496A JP 31819496 A JP31819496 A JP 31819496A JP H10163727 A JPH10163727 A JP H10163727A
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- antenna
- parasitic
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Abstract
(57)【要約】
【課題】車体開口部が小さい場合であっても受信感度を
向上できる。 【解決手段】窓ガラス板1に設けられた無給電導体4
a、4bがアンテナ導体2と車体開口部7との間に設け
られており、アンテナ導体2が半ループ状又はループ状
である。
向上できる。 【解決手段】窓ガラス板1に設けられた無給電導体4
a、4bがアンテナ導体2と車体開口部7との間に設け
られており、アンテナ導体2が半ループ状又はループ状
である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はFM放送、テレビV
HF帯等の高周波帯受信用に適し、特に自動車のサイド
窓ガラス板に適した車両用ガラスアンテナに関する。
HF帯等の高周波帯受信用に適し、特に自動車のサイド
窓ガラス板に適した車両用ガラスアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示すように自動車の後部の
サイド窓ガラス板1にアンテナ導体32、補助アンテナ
導体33及び給電点36を設け、これをアンテナとして
利用することによりFM放送、テレビ放送等を受信して
いた。
サイド窓ガラス板1にアンテナ導体32、補助アンテナ
導体33及び給電点36を設け、これをアンテナとして
利用することによりFM放送、テレビ放送等を受信して
いた。
【0003】図3において、8はリード線、9は前置増
幅器、10は同軸ケーブルである。車体開口部の周囲の
長さ(車体開口部にはめ込まれる窓ガラス板の外周とほ
ぼ同じ長さ)は2500mm、アンテナ導体32の導体
長は1000mm、補助アンテナ導体33の導体長は1
500mm、アンテナ導体32と補助アンテナ導体33
との間隔は20mm、アンテナ導体32と車体開口部と
の最短距離は70mmである。
幅器、10は同軸ケーブルである。車体開口部の周囲の
長さ(車体開口部にはめ込まれる窓ガラス板の外周とほ
ぼ同じ長さ)は2500mm、アンテナ導体32の導体
長は1000mm、補助アンテナ導体33の導体長は1
500mm、アンテナ導体32と補助アンテナ導体33
との間隔は20mm、アンテナ導体32と車体開口部と
の最短距離は70mmである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図3に示す従来のガラ
スアンテナはFM放送帯(76〜90MHz)において
受信感度が不足しており、電波の弱い地域では放送を良
好に受信できない問題があった。
スアンテナはFM放送帯(76〜90MHz)において
受信感度が不足しており、電波の弱い地域では放送を良
好に受信できない問題があった。
【0005】図4に図3の従来例の受信感度の周波数特
性を示す。アンテナ導体32、補助アンテナ導体33の
寸法はFM放送帯で受信感度が高くなるように調整され
ているものの、図4に示すとおり、110MHzより高
い周波数に受信感度の高い範囲があり、一方、FM放送
帯では受信感度が低い。
性を示す。アンテナ導体32、補助アンテナ導体33の
寸法はFM放送帯で受信感度が高くなるように調整され
ているものの、図4に示すとおり、110MHzより高
い周波数に受信感度の高い範囲があり、一方、FM放送
帯では受信感度が低い。
【0006】110MHzより高い周波数に受信感度の
高い範囲ができる原因は、通常、アンテナ導体32又は
補助アンテナ導体33と窓ガラス板の窓枠(車体開口
部)とが近接して容量結合しているため、FM放送帯の
ような高周波帯では車体開口部もアンテナとして機能す
るからであり、車体開口部の共振周波数が120MHz
であるからである。
高い範囲ができる原因は、通常、アンテナ導体32又は
補助アンテナ導体33と窓ガラス板の窓枠(車体開口
部)とが近接して容量結合しているため、FM放送帯の
ような高周波帯では車体開口部もアンテナとして機能す
るからであり、車体開口部の共振周波数が120MHz
であるからである。
【0007】サイド窓ガラス板等窓の車体開口部が小さ
い場合にはFM放送帯より高い周波数域で車体開口部に
共振し同調しやすく、同調する周波数域以外の周波数域
(この場合はFM放送帯域外)の受信感度が下がる問題
があった。すなわち、窓の車体開口部の大きさに周波数
同調の依存性があり、窓の車体開口部の大きさがアンテ
ナ導体の受信特性に影響を与える。
い場合にはFM放送帯より高い周波数域で車体開口部に
共振し同調しやすく、同調する周波数域以外の周波数域
(この場合はFM放送帯域外)の受信感度が下がる問題
があった。すなわち、窓の車体開口部の大きさに周波数
同調の依存性があり、窓の車体開口部の大きさがアンテ
ナ導体の受信特性に影響を与える。
【0008】また、車体開口部が所望の受信周波数帯内
で共振する場合では、受信周波数帯内において受信感度
の平坦性を確保できない問題があった。また、例えば、
RV車等では後部窓ガラス板が狭いために、後部窓ガラ
ス板にアンテナ導体を設けうるエリアが小さいため、充
分な受信特性を得られなかった。したがって、小スペー
スに設けることができ充分な受信感度を得られるガラス
アンテナの開発が望まれていた。
で共振する場合では、受信周波数帯内において受信感度
の平坦性を確保できない問題があった。また、例えば、
RV車等では後部窓ガラス板が狭いために、後部窓ガラ
ス板にアンテナ導体を設けうるエリアが小さいため、充
分な受信特性を得られなかった。したがって、小スペー
スに設けることができ充分な受信感度を得られるガラス
アンテナの開発が望まれていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決すべくなされたものであり、車両の窓ガラス板に設け
られた給電点と、給電点に接続されたアンテナ導体と、
給電点に接続されていない無給電導体とからなり、無給
電導体の一部又は全部がアンテナ導体と車体開口部との
間に設けられており、アンテナ導体がループ状又は半ル
ープ状であることを特徴とする車両用ガラスアンテナを
提供する。
決すべくなされたものであり、車両の窓ガラス板に設け
られた給電点と、給電点に接続されたアンテナ導体と、
給電点に接続されていない無給電導体とからなり、無給
電導体の一部又は全部がアンテナ導体と車体開口部との
間に設けられており、アンテナ導体がループ状又は半ル
ープ状であることを特徴とする車両用ガラスアンテナを
提供する。
【0010】また、本発明は無給電導体がループ状又は
半ループ状であり、無給電導体のループ内にアンテナ導
体の一部又は全部が設けられている上記車両用ガラスア
ンテナを提供する。また、本発明は無給電導体が複数設
けられている上記車両用ガラスアンテナを提供する。ま
た、本発明は複数の無給電導体が互いに接続線により接
続されている上記車両用ガラスアンテナを提供する。ま
た、本発明は車体開口部が所望の受信周波数帯の最低周
波数より高い周波数で共振する上記車両用ガラスアンテ
ナを提供する。
半ループ状であり、無給電導体のループ内にアンテナ導
体の一部又は全部が設けられている上記車両用ガラスア
ンテナを提供する。また、本発明は無給電導体が複数設
けられている上記車両用ガラスアンテナを提供する。ま
た、本発明は複数の無給電導体が互いに接続線により接
続されている上記車両用ガラスアンテナを提供する。ま
た、本発明は車体開口部が所望の受信周波数帯の最低周
波数より高い周波数で共振する上記車両用ガラスアンテ
ナを提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面にしたがって
詳細に説明する。図1は本発明の車両用ガラスアンテナ
の代表例の構成図である。図1において、2はアンテナ
導体、3は補助アンテナ導体、4a、4bは無給電導
体、5a、5bは接続導体、6は給電点、7は車体開口
部である。
詳細に説明する。図1は本発明の車両用ガラスアンテナ
の代表例の構成図である。図1において、2はアンテナ
導体、3は補助アンテナ導体、4a、4bは無給電導
体、5a、5bは接続導体、6は給電点、7は車体開口
部である。
【0012】図1ではアンテナ導体2を半ループ状とし
たが、これに限定されず、ループ状のパターンでも本発
明は適用できる。半ループ状とはループの一部が切れて
いることを意味し、ループ全体の1/4程度の長さでも
半ループ状という。
たが、これに限定されず、ループ状のパターンでも本発
明は適用できる。半ループ状とはループの一部が切れて
いることを意味し、ループ全体の1/4程度の長さでも
半ループ状という。
【0013】アンテナ導体2は給電点と電気的に接続さ
れていることが必要であるが、アンテナ導体2は給電点
と直接に接続されていてもよく、接続用の導体を介して
給電点と接続されていてもよい。図1ではアンテナ導体
2はサイド窓ガラス板1がはめ込まれるべき車体開口部
7に略平行に半ループ状に設けられている。しかし、ア
ンテナ導体2は、必ずしも、サイド窓ガラス板1の車体
開口部7に略平行に設けられていなくともよい。
れていることが必要であるが、アンテナ導体2は給電点
と直接に接続されていてもよく、接続用の導体を介して
給電点と接続されていてもよい。図1ではアンテナ導体
2はサイド窓ガラス板1がはめ込まれるべき車体開口部
7に略平行に半ループ状に設けられている。しかし、ア
ンテナ導体2は、必ずしも、サイド窓ガラス板1の車体
開口部7に略平行に設けられていなくともよい。
【0014】本発明では、アンテナ導体と車体開口部の
間に無給電導体を付設する。この無給電導体の電気長
(電波の空気中伝搬波長に対応する長さ)は、無給電導
体の導体長をガラス短縮率Kで除した値、すなわち、無
給電導体の導体長/ガラス短縮率Kとなり、見かけ上車
体開口部が大きくなるため、従来例の車体開口部より低
い周波数に同調しやすく、FM放送帯やテレビVHF帯
の受信感度が向上し、充分な受信特性が得られる。な
お、ガラス短縮率Kは、通常、0.64である。
間に無給電導体を付設する。この無給電導体の電気長
(電波の空気中伝搬波長に対応する長さ)は、無給電導
体の導体長をガラス短縮率Kで除した値、すなわち、無
給電導体の導体長/ガラス短縮率Kとなり、見かけ上車
体開口部が大きくなるため、従来例の車体開口部より低
い周波数に同調しやすく、FM放送帯やテレビVHF帯
の受信感度が向上し、充分な受信特性が得られる。な
お、ガラス短縮率Kは、通常、0.64である。
【0015】図1では無給電導体4a、4bはアンテナ
導体2と車体開口部7との間に略平行に半ループ状に設
けられている。しかし、無給電導体4a、4bは1又は
複数の直線状、曲線状又はループ状でもよく、必ずし
も、サイド窓ガラス板1の車体開口部7に略平行に設け
られていなくともよい。また、図1では無給電導体を2
本付設しているが、これに限らず1本でも3本以上でも
よい。
導体2と車体開口部7との間に略平行に半ループ状に設
けられている。しかし、無給電導体4a、4bは1又は
複数の直線状、曲線状又はループ状でもよく、必ずし
も、サイド窓ガラス板1の車体開口部7に略平行に設け
られていなくともよい。また、図1では無給電導体を2
本付設しているが、これに限らず1本でも3本以上でも
よい。
【0016】すなわち、無給電導体のパターン形状は特
に限定されず、無給電導体の一部又は全部がアンテナ導
体と車体開口部との間に設けられていれば使用できる。
ただし、無給電導体の大部分がアンテナ導体と車体開口
部との間に設けられていることが受信感度向上の面で好
ましい。したがって、アンテナ導体2が半ループ状又は
ループ状の導体パターンであれば、無給電導体も半ルー
プ状又はループ状の導体パターンとすることが受信感度
向上の面で好ましい。
に限定されず、無給電導体の一部又は全部がアンテナ導
体と車体開口部との間に設けられていれば使用できる。
ただし、無給電導体の大部分がアンテナ導体と車体開口
部との間に設けられていることが受信感度向上の面で好
ましい。したがって、アンテナ導体2が半ループ状又は
ループ状の導体パターンであれば、無給電導体も半ルー
プ状又はループ状の導体パターンとすることが受信感度
向上の面で好ましい。
【0017】図1では無給電導体4aと無給電導体4b
とを接続導体5a、5bにより接続している。しかし、
これに限定されず、無給電導体4aと無給電導体4bと
を接続しなくともよい。要するに、無給電導体を複数設
けた場合には、それぞれの無給電導体を接続しなくても
使用できる。
とを接続導体5a、5bにより接続している。しかし、
これに限定されず、無給電導体4aと無給電導体4bと
を接続しなくともよい。要するに、無給電導体を複数設
けた場合には、それぞれの無給電導体を接続しなくても
使用できる。
【0018】補助アンテナ導体3は必要に応じてアンテ
ナ導体2に設けられる。補助アンテナ導体3を設ける場
合は、設けない場合と比較して数dB受信感度が向上す
るので好ましい。また、図1では補助アンテナ導体3は
アンテナ導体2の内側に設けられている。しかし、これ
に限定されず、アンテナ導体2の外側に設けられてもよ
い。
ナ導体2に設けられる。補助アンテナ導体3を設ける場
合は、設けない場合と比較して数dB受信感度が向上す
るので好ましい。また、図1では補助アンテナ導体3は
アンテナ導体2の内側に設けられている。しかし、これ
に限定されず、アンテナ導体2の外側に設けられてもよ
い。
【0019】また、アンテナ導体2、補助アンテナ導体
3及び無給電導体4a、4bの導体長は、それぞれ、所
望の受信周波数帯の中心周波数の波長をλとしたとき、
(λ/4)×K〜2λ×Kの範囲が望ましい。この範囲
内である場合には、この範囲外である場合と比較して数
dB受信感度が向上する。
3及び無給電導体4a、4bの導体長は、それぞれ、所
望の受信周波数帯の中心周波数の波長をλとしたとき、
(λ/4)×K〜2λ×Kの範囲が望ましい。この範囲
内である場合には、この範囲外である場合と比較して数
dB受信感度が向上する。
【0020】本発明において、アンテナ導体及び補助ア
ンテナ導体の少なくとも一方と無給電導体とが容量結合
され、無給電導体と車体開口部とは容量結合される。し
たがって、アンテナ導体及び補助アンテナ導体と車体開
口部とは無給電導体を介して容量結合されている。アン
テナ導体及び補助アンテナ導体の少なくとも一方と無給
電導体との最短距離は、通常、50mm以下であり、無
給電導体と車体開口部との最短距離は、通常、50mm
以下である。
ンテナ導体の少なくとも一方と無給電導体とが容量結合
され、無給電導体と車体開口部とは容量結合される。し
たがって、アンテナ導体及び補助アンテナ導体と車体開
口部とは無給電導体を介して容量結合されている。アン
テナ導体及び補助アンテナ導体の少なくとも一方と無給
電導体との最短距離は、通常、50mm以下であり、無
給電導体と車体開口部との最短距離は、通常、50mm
以下である。
【0021】車体開口部の周囲の長さにより車体開口部
の共振周波数が決定されるが、車体開口部の周囲の長さ
は特に限定されない。しかし、車体開口部が所望の受信
周波数帯の最低周波数より高い周波数(例えば、FM放
送帯であれば76MHz以上)で共振することが受信感
度が向上し好ましい。
の共振周波数が決定されるが、車体開口部の周囲の長さ
は特に限定されない。しかし、車体開口部が所望の受信
周波数帯の最低周波数より高い周波数(例えば、FM放
送帯であれば76MHz以上)で共振することが受信感
度が向上し好ましい。
【0022】車体開口部が所望の受信周波数帯の最高周
波数より高い周波数(例えば、FM放送帯であれば90
MHz以上)で共振することが受信感度が向上し、より
好ましく、さらに、車体開口部が所望の受信周波数帯の
最高周波数の120%(例えば、FM放送帯であれば最
高周波数が90MHzであるから、108MHz以上)
より高い周波数で共振することが受信感度が向上し、特
に好ましい。
波数より高い周波数(例えば、FM放送帯であれば90
MHz以上)で共振することが受信感度が向上し、より
好ましく、さらに、車体開口部が所望の受信周波数帯の
最高周波数の120%(例えば、FM放送帯であれば最
高周波数が90MHzであるから、108MHz以上)
より高い周波数で共振することが受信感度が向上し、特
に好ましい。
【0023】本発明において、車体開口部が所望の受信
周波数帯の最低周波数より高い周波数で共振する場合に
は、無給電導体を設ける場合は無給電導体を設けない場
合と比較して、通常、1dB以上受信感度が向上する。
周波数帯の最低周波数より高い周波数で共振する場合に
は、無給電導体を設ける場合は無給電導体を設けない場
合と比較して、通常、1dB以上受信感度が向上する。
【0024】車体開口部が所望の受信周波数帯の最高周
波数より高い周波数で共振する場合には、無給電導体を
設ける場合は無給電導体を設けない場合と比較して、通
常、2dB以上受信感度が向上する。
波数より高い周波数で共振する場合には、無給電導体を
設ける場合は無給電導体を設けない場合と比較して、通
常、2dB以上受信感度が向上する。
【0025】車体開口部が所望の受信周波数帯の最高周
波数の120%より高い周波数で共振する場合には、無
給電導体を設ける場合は無給電導体を設けない場合と比
較して、通常、3dB以上受信感度が向上する。
波数の120%より高い周波数で共振する場合には、無
給電導体を設ける場合は無給電導体を設けない場合と比
較して、通常、3dB以上受信感度が向上する。
【0026】したがって、車体開口部の周囲の長さの好
ましい範囲は、所望の受信周波数帯の最低周波数の波長
以下である。例えば、所望の受信周波数帯がFM放送帯
である場合には、最低周波数が76MHzであるから、
車体開口部の周囲の長さのより好ましい範囲は、394
7mm以下である。
ましい範囲は、所望の受信周波数帯の最低周波数の波長
以下である。例えば、所望の受信周波数帯がFM放送帯
である場合には、最低周波数が76MHzであるから、
車体開口部の周囲の長さのより好ましい範囲は、394
7mm以下である。
【0027】車体開口部の周囲の長さのより好ましい範
囲は、所望の受信周波数帯の最高周波数の波長以下であ
る。例えば、所望の受信周波数帯がFM放送帯である場
合には、最高周波数が90MHzであるから、車体開口
部の周囲の長さのより好ましい範囲は、3333mm以
下である。
囲は、所望の受信周波数帯の最高周波数の波長以下であ
る。例えば、所望の受信周波数帯がFM放送帯である場
合には、最高周波数が90MHzであるから、車体開口
部の周囲の長さのより好ましい範囲は、3333mm以
下である。
【0028】車体開口部の周囲の長さの特に好ましい範
囲は、所望の受信周波数帯の最高周波数の波長の120
%以下である。例えば、所望の受信周波数帯がFM放送
帯である場合には、最高周波数の120%より高い周波
数が108MHzであるから、車体開口部の周囲の長さ
の特に好ましい範囲は、2778mm以下である。
囲は、所望の受信周波数帯の最高周波数の波長の120
%以下である。例えば、所望の受信周波数帯がFM放送
帯である場合には、最高周波数の120%より高い周波
数が108MHzであるから、車体開口部の周囲の長さ
の特に好ましい範囲は、2778mm以下である。
【0029】受信感度が向上のために、アンテナ導体、
補助アンテナ導体及び無給電導体の少なくとも1つに、
略T字状、略L字状、ループ状等の形状の位相調整エレ
メントを1本又は複数本設けてもよい。
補助アンテナ導体及び無給電導体の少なくとも1つに、
略T字状、略L字状、ループ状等の形状の位相調整エレ
メントを1本又は複数本設けてもよい。
【0030】本発明において、車体開口部とは窓ガラス
板がはめ込まれる車体の開口部であって車体アースとな
るべきものをいい、金属等の導電性材料で構成されてい
るものをいう。
板がはめ込まれる車体の開口部であって車体アースとな
るべきものをいい、金属等の導電性材料で構成されてい
るものをいう。
【0031】また、本発明において、アンテナ導体が設
けられる窓ガラス板は車体開口部が小さいことが好まし
い。FM放送帯の最低周波数より高い周波数で共振する
からである。このことよりサイド窓ガラス板、特に後部
サイド窓ガラス板が受信感度向上のためには最も適す
る。しかし、サイド窓ガラス板に限定されず、後部窓ガ
ラス板、前部窓ガラス板、ルーフ窓ガラス板等であって
もよい。
けられる窓ガラス板は車体開口部が小さいことが好まし
い。FM放送帯の最低周波数より高い周波数で共振する
からである。このことよりサイド窓ガラス板、特に後部
サイド窓ガラス板が受信感度向上のためには最も適す
る。しかし、サイド窓ガラス板に限定されず、後部窓ガ
ラス板、前部窓ガラス板、ルーフ窓ガラス板等であって
もよい。
【0032】また、本発明のガラスアンテナを車両の片
側の例えばサイド窓ガラス板に設けてもよい。しかし、
両側のサイド窓ガラス板に設け、両ガラスアンテナ間で
ダイバーシティ受信を行うことが指向性向上のために好
ましい。
側の例えばサイド窓ガラス板に設けてもよい。しかし、
両側のサイド窓ガラス板に設け、両ガラスアンテナ間で
ダイバーシティ受信を行うことが指向性向上のために好
ましい。
【0033】前置増幅器9は必要に応じて設けられるも
のであり、受信感度が向上に寄与する。しかし、受信感
度が充分に大きければ設ける必要はない。
のであり、受信感度が向上に寄与する。しかし、受信感
度が充分に大きければ設ける必要はない。
【0034】給電点6の位置については、受信特性上は
特に制限は受けにくいが、視界確保のためには極力窓ガ
ラス板の周縁部付近に設けられることが望ましい。ま
た、図1では給電点6はサイド窓ガラス板1の左上周縁
部に付設されている。しかし、これに限定されず、サイ
ド窓ガラス板1のどの位置に付設されていてもよく、例
えば、サイド窓ガラス板1の左右中央の上下周縁部に付
設されていてもよい。
特に制限は受けにくいが、視界確保のためには極力窓ガ
ラス板の周縁部付近に設けられることが望ましい。ま
た、図1では給電点6はサイド窓ガラス板1の左上周縁
部に付設されている。しかし、これに限定されず、サイ
ド窓ガラス板1のどの位置に付設されていてもよく、例
えば、サイド窓ガラス板1の左右中央の上下周縁部に付
設されていてもよい。
【0035】アンテナ導体、補助アンテナ導体、無給電
導体及び給電点の導体パターンには、銀ペーストを窓ガ
ラス板に印刷し、焼成したものを、通常、使用する。し
かし、これに限定されず、他の金属ペーストであっても
使用できる他、銅等の金属線、金属板又は金属箔を窓ガ
ラス板に接着剤等により接着等してもよい。
導体及び給電点の導体パターンには、銀ペーストを窓ガ
ラス板に印刷し、焼成したものを、通常、使用する。し
かし、これに限定されず、他の金属ペーストであっても
使用できる他、銅等の金属線、金属板又は金属箔を窓ガ
ラス板に接着剤等により接着等してもよい。
【0036】また、窓ガラス板に設けられるアンテナ導
体は、AMラジオ放送帯用、FMラジオ放送帯用、テレ
ビVHF帯用、テレビUHF帯用等に応用でき、特に限
定されない。しかし、FMラジオ放送帯用、テレビVH
F帯用とすることが受信感度が向上に寄与し好ましい。
体は、AMラジオ放送帯用、FMラジオ放送帯用、テレ
ビVHF帯用、テレビUHF帯用等に応用でき、特に限
定されない。しかし、FMラジオ放送帯用、テレビVH
F帯用とすることが受信感度が向上に寄与し好ましい。
【0037】また、本発明においては、車両用に設けら
れるアンテナ導体の数は限定されず、また、本発明のガ
ラスアンテナと、ポールアンテナ、他のガラスアンテナ
等の他のアンテナとの間でダイバーシティ受信を行って
もよい。
れるアンテナ導体の数は限定されず、また、本発明のガ
ラスアンテナと、ポールアンテナ、他のガラスアンテナ
等の他のアンテナとの間でダイバーシティ受信を行って
もよい。
【0038】図5〜図7に図1とは別のタイプの本発明
の構成図を示す。なお、図5〜図7では、図1と同一構
成要素又は同一部材については、同符号を付して、説明
を省略する。図5〜図7では、リード線8、前置増幅器
9、同軸ケーブル10は図示を省略している。
の構成図を示す。なお、図5〜図7では、図1と同一構
成要素又は同一部材については、同符号を付して、説明
を省略する。図5〜図7では、リード線8、前置増幅器
9、同軸ケーブル10は図示を省略している。
【0039】図5では、アンテナ導体2をループ状と
し、補助アンテナ導体3を半ループ状としている。無給
電導体4a、4bは2本の半ループ状であり、接続導体
5aは1本である。
し、補助アンテナ導体3を半ループ状としている。無給
電導体4a、4bは2本の半ループ状であり、接続導体
5aは1本である。
【0040】図6では、アンテナ導体2をループ状と
し、補助アンテナ導体3を半ループ状としている。無給
電導体4a、4bは2本のループ状であり、接続導体は
設けていない。
し、補助アンテナ導体3を半ループ状としている。無給
電導体4a、4bは2本のループ状であり、接続導体は
設けていない。
【0041】図7では、アンテナ導体2、補助アンテナ
導体3をともに半ループ状としている。無給電導体4a
はループ状、4bは半ループ状であり、接続導体は設け
ていない。
導体3をともに半ループ状としている。無給電導体4a
はループ状、4bは半ループ状であり、接続導体は設け
ていない。
【0042】
【実施例】実施例として、図1のような車両用ガラスア
ンテナを製作した。サイド窓ガラス板1は自動車左側の
ものを使用し、図3に示すものと同じものを使用した。
サイド窓ガラス板1の寸法は略縦方向450mm、略横
方向800mm、車体開口部の周囲の長さは2500m
mとした。したがって、車体開口部の共振周波数は12
0MHzであった。
ンテナを製作した。サイド窓ガラス板1は自動車左側の
ものを使用し、図3に示すものと同じものを使用した。
サイド窓ガラス板1の寸法は略縦方向450mm、略横
方向800mm、車体開口部の周囲の長さは2500m
mとした。したがって、車体開口部の共振周波数は12
0MHzであった。
【0043】アンテナ導体2の導体長は1000mm、
補助アンテナ導体3の導体長は1500mm、無給電導
体4a、4bの導体長はそれぞれ1700mm、190
0mmとし、各導体の間隔は25mmとした。無給電導
体4bと車体開口部との最短距離は30mmとした。給
電点6は正方形とし、その寸法は15mm×15mmと
した。
補助アンテナ導体3の導体長は1500mm、無給電導
体4a、4bの導体長はそれぞれ1700mm、190
0mmとし、各導体の間隔は25mmとした。無給電導
体4bと車体開口部との最短距離は30mmとした。給
電点6は正方形とし、その寸法は15mm×15mmと
した。
【0044】実施例のアンテナ受信感度の周波数特性を
図2に示す。図2よりわかるとおり、FM放送帯におい
て受信感度が高い。
図2に示す。図2よりわかるとおり、FM放送帯におい
て受信感度が高い。
【0045】
【発明の効果】本発明では無給電導体の一部又は全部が
アンテナ導体と車体開口部との間に設けられているた
め、車体開口部がアンテナ導体の受信特性に影響を与え
ることが少ない。
アンテナ導体と車体開口部との間に設けられているた
め、車体開口部がアンテナ導体の受信特性に影響を与え
ることが少ない。
【0046】したがって、例えば、車体開口部が小さい
場合であって車体開口部が所望の受信周波数帯以外の周
波数域に共振する場合であっても、アンテナ導体の受信
特性に影響を与えることが少なく、受信感度を向上でき
る。また、車体開口部が所望の受信周波数帯内で共振す
る場合では、受信周波数帯内において受信感度の平坦性
を確保できる。
場合であって車体開口部が所望の受信周波数帯以外の周
波数域に共振する場合であっても、アンテナ導体の受信
特性に影響を与えることが少なく、受信感度を向上でき
る。また、車体開口部が所望の受信周波数帯内で共振す
る場合では、受信周波数帯内において受信感度の平坦性
を確保できる。
【0047】本発明を自動車のサイド窓ガラス板等の小
さい窓ガラス板に適用した場合、特にFM放送、テレビ
VHF帯等の高周波帯の受信感度を向上できる。
さい窓ガラス板に適用した場合、特にFM放送、テレビ
VHF帯等の高周波帯の受信感度を向上できる。
【図1】本発明の車両用ガラスアンテナの代表例の構成
図
図
【図2】図1の代表例の受信感度の周波数特性図
【図3】従来例の構成図
【図4】図3の従来例の受信感度の周波数特性図
【図5】図1とは別のタイプの本発明の構成図
【図6】図1とは別のタイプの本発明の構成図
【図7】図1とは別のタイプの本発明の構成図
1:サイド窓ガラス板 2:アンテナ導体 3:補助アンテナ導体 4a、4b:無給電導体 5a、5b:接続導体 6:給電点 7:車体開口部 8:リード線 9:前置増幅器 10:同軸ケーブル
Claims (5)
- 【請求項1】車両の窓ガラス板に設けられた給電点と、
給電点に接続されたアンテナ導体と、給電点に接続され
ていない無給電導体とからなり、 無給電導体の一部又は全部がアンテナ導体と車体開口部
との間に設けられており、アンテナ導体がループ状又は
半ループ状であることを特徴とする車両用ガラスアンテ
ナ。 - 【請求項2】無給電導体がループ状又は半ループ状であ
り、無給電導体のループ内にアンテナ導体の一部又は全
部が設けられている請求項1の車両用ガラスアンテナ。 - 【請求項3】無給電導体が複数設けられている請求項1
又は2の車両用ガラスアンテナ。 - 【請求項4】複数の無給電導体が互いに接続線により接
続されている請求項3の車両用ガラスアンテナ。 - 【請求項5】車体開口部が所望の受信周波数帯の最低周
波数より高い周波数で共振する請求項1、2、3又は4
の車両用ガラスアンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31819496A JPH10163727A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 車両用ガラスアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31819496A JPH10163727A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 車両用ガラスアンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10163727A true JPH10163727A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18096500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31819496A Withdrawn JPH10163727A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 車両用ガラスアンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10163727A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1589606A1 (en) * | 2004-04-22 | 2005-10-26 | Ask Industries S.p.A. | A passive wirelike structure for increasing the gain of a window antenna |
-
1996
- 1996-11-28 JP JP31819496A patent/JPH10163727A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1589606A1 (en) * | 2004-04-22 | 2005-10-26 | Ask Industries S.p.A. | A passive wirelike structure for increasing the gain of a window antenna |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040805 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040817 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20041013 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |