JPH07235855A - 圧電音叉型共振子 - Google Patents

圧電音叉型共振子

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JPH07235855A
JPH07235855A JP2769094A JP2769094A JPH07235855A JP H07235855 A JPH07235855 A JP H07235855A JP 2769094 A JP2769094 A JP 2769094A JP 2769094 A JP2769094 A JP 2769094A JP H07235855 A JPH07235855 A JP H07235855A
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JP
Japan
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tuning fork
piezoelectric
slit
fork arm
piezoelectric substrate
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JP2769094A
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Inventor
Hiroaki Kaida
弘明 開田
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造工程を増加させることなく、音叉腕部に
おける音叉型振動モードの振動エネルギー閉じ込め効率
が高められた圧電音叉型共振子を提供する。 【構成】 圧電基板32の端縁32aから中央に延びる
スリット33を形成し、該スリット33の両側に音叉腕
部36,37を形成してなる圧電音叉型共振子31にお
いて、上記音叉腕部36,37の幅が、その少なくとも
一部において連続的に変化するように、音叉腕部36,
37の外側端縁に傾斜部36a,37aを設けてなる圧
電音叉型共振子31。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電基板にスリットを
形成し、該スリットの両側に音叉腕部を構成してなる圧
電音叉型共振子に関し、特に、音叉腕部の振動の他の部
分への漏洩を防止する構造が設けられた圧電音叉型共振
子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の圧電音叉型共振子の一例を図1を
参照して説明する。圧電音叉型共振子1は、矩形の圧電
基板2を用いて構成されている。圧電基板2の一端縁2
aの中央部分から内側に向かって延びるように第1のス
リット3が形成されている。第1のスリット3の両側に
は、同じく端縁2aから内側に向かって延びるように第
2,第3のスリット4,5が形成されている。このよう
に、第1のスリット3の両側に、第2,第3のスリット
4,5を形成することにより、第1のスリット3の両側
に圧電音叉腕部6,7が構成されている。第1のスリッ
ト3の最奥部周囲の領域においては、圧電基板1の両主
面に共振電極8,9が形成されている。
【0003】なお、図1においては、圧電基板2の裏面
に形成された電極は、図示のように圧電基板2の下面を
下方に投影した状態で示すこととする。圧電音叉型共振
子1では、共振電極8,9に接続されている端子電極1
0a,10bから交流電圧を印加することにより、共振
電極8,9が対向されている領域が振動され、その結
果、圧電音叉腕部6,7が音叉型振動モードで振動す
る。この振動は、音叉腕部6,7が設けられている領域
に閉じ込められ、従って、圧電基板1の他の部分を用い
て圧電音叉型共振子1を機械的に支持することができ
る。
【0004】ところが、上記圧電音叉型共振子1では、
音叉腕部6,7が設けられている領域への振動エネルギ
ー閉じ込め効率が充分でないという欠点があった。これ
を、図2を参照して説明する。図2は、圧電音叉型共振
子1の一部について、音叉型振動モードの振動が励起さ
れた場合の変位分布を有限要素法で解析した状態を示す
図である。音叉腕部7が図示のように音叉型振動モード
で振動している場合、音叉腕部7だけでなく、他の圧電
基板部分2b〜2dにおいても振動が生じていることが
わかる。すなわち、音叉腕部7を励振させた場合、その
振動が他の圧電基板部分にも漏洩していることがわか
る。
【0005】上記のような振動の漏洩の原因は必ずしも
明確ではないが、音叉型振動モードとは別に、音叉部の
幅W(図1参照)に起因する振動モードが、音叉型振動
モードの振動の共振周波数近傍に発生し、該2つの振動
が結合することにより振幅が過大となり、その結果、エ
ネルギー閉じ込め状態が悪化しているものと考えられ
る。
【0006】上記のような問題を解決するものとして、
特開平5−75376号公報には、図3に示す圧電音叉
型共振子11が開示されている。この圧電音叉型共振子
11では、圧電基板12の一端縁12aから中央に向か
って延びる第1のスリット13の両側に音叉腕部16,
17が形成されており、該音叉腕部16,17の外側端
縁に、段差21,22が形成されている。この段差2
1,22は、端縁12aから長さl1 の位置に形成され
ている。
【0007】なお、他の構造については、図1に示した
圧電音叉型共振子1と同様であるため、同一部分につい
ては、相当の参照番号を付することにより、その説明は
省略する。
【0008】圧電音叉型共振子11では、上記段差2
1,22を音叉腕部16,17の外側端縁に形成するこ
とにより、音叉腕部16,17を励振させた場合、他の
圧電基板部分への振動の漏洩を効果的に防止することが
できる。すわなち、図4に有限要素法で解析した変位分
布を部分的に模式的平面図で示すように、音叉腕部17
を励振させた場合、他の圧電基板部分、例えば他方端縁
12bや圧電基板部分12c,12dがほとんど振動し
ていないことがわかる。
【0009】上記段差21,22は、例えば図5に部分
切欠平面図で示すように、第2,第3のスリット14,
15を形成した後、ブレード23を用い、再度切削加工
を行うことにより形成されていた。すなわち、第2,第
3のスリット14,15をブレードを用いて形成した
後、再度ブレード23を用いて切削加工することによ
り、段差21,22が形成されていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、特開平
5−75376号公報に開示されている圧電音叉型共振
子11では、音叉腕部への振動エネルギーの閉じ込め効
率を高めることができるものの、段差21,22を形成
するにあたり、第2,第3のスリット14,15を形成
するための切削工程の他に、さらに別途ブレードを用い
た切削工程を実施しなければならなかった。従って、上
記段差21,22を形成した分だけ製造工程が増加して
おり、圧電音叉型共振子の製造コストが高くつくという
欠点があった。
【0011】本発明の目的は、製造工程を増加させるこ
となく、圧電音叉腕部の振動エネルギーの他の部分への
漏洩を効果的に防止し得る構造を備えた圧電音叉型共振
子を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、一端縁から内
側に向かってスリットが形成された圧電基板と、前記ス
リットの周囲の領域において、圧電基板を介して表裏対
向するように形成された少なくとも一対の共振電極とを
備え、前記スリットの形成により該スリットの両側の圧
電基板部分にそれぞれ音叉腕部が構成されている圧電音
叉型共振子において、前記各音叉腕部の少なくとも一部
において、該音叉腕部の幅が連続的に変化されているこ
とを特徴とする、圧電音叉型共振子である。
【0013】また、本発明の圧電音叉型共振子では、上
記音叉腕部の少なくとも一部において、該音叉腕部の幅
が連続的に変化されているが、この音叉腕部の幅を連続
的に変化させる態様としては、一対の音叉腕部の外側端
縁において、少なくとも一部の側面を前記スリットの延
びる方向に対して連続的に傾斜させる構造など、適宜の
構造で実現することができる。なお、音叉腕部の外側端
縁だけでなく、内側端縁も連続的にスリットの延びる方
向に対して傾斜されていてもよい。
【0014】また、本発明の特定的な実施形態として
は、上記圧電基板において、一対の音叉腕部の外側に前
記スリットに略平行となるように第2,第3のスリット
を形成し、該第2,第3のスリットを介して、第2,第
3のスリットの外側の圧電基板部分と上記音叉腕部とが
隔てられている構造を有する圧電音叉型共振子が挙げら
れる。
【0015】
【作用】本発明の圧電音叉型共振子では、音叉腕部の少
なくとも一部において、該音叉腕部の幅が連続的に変化
されているため、後述の実施例から明らかなように、音
叉腕部の音叉型振動モードの振動エネルギーが該音叉腕
部に効果的に閉じ込められる。この理由は、必ずしも明
確ではないが、音叉腕部の少なくとも一部において、音
叉腕部の幅が連続的に変化されていることにより、音叉
型振動モードのみが確実に励振され、音叉部の幅W(図
1参照)に起因する振動モードの励振が抑制されるため
と考えられる。
【0016】上記のように、本発明では、音叉腕部の少
なくとも一部において、該音叉腕部の幅を連続的に変化
するように構成しているものであるため、該音叉腕部形
成に際しての圧電基板の切削加工に用いるブレードとし
て、その刃先が連続的に傾斜しているものを用いること
により、上記音叉腕部を構成することができる。すなわ
ち、1回の切削加工により、本発明の圧電音叉型共振子
による上記音叉腕部を構成することができる。
【0017】また、上記特定の実施形態の構造では、第
2,第3のスリットを隔てて一対の音叉腕部が他の圧電
基板部分と隔てられているため、音叉腕部の振動を妨げ
ることなく、第2,第3のスリットの外側の圧電基板部
分を用いて圧電音叉型共振子を支持したり、電気的接続
を図ったりすることができる。すなわち、音叉型の振動
部を圧電基板の一部に限定して構成することができるた
め、音叉型振動部を内蔵した密閉型の圧電音叉型共振子
部品を容易に構成することができる。
【0018】
【実施例の説明】図6は、本発明の一実施例に係る圧電
音叉型共振子を示す斜視図である。なお、図6では、図
1と同様に、下方の電極形状を示すために、圧電基板の
下面に形成された電極を下方に投影した状態で示すこと
とする。
【0019】圧電音叉型共振子31は、略矩形の圧電基
板32を用いて構成されている。圧電基板32は、例え
ばチタン酸ジルコン酸鉛系圧電セラミックスなどの圧電
セラミックス等の適宜の圧電材料により構成されてい
る。
【0020】圧電基板32の一端縁32aの中央から、
圧電基板32の中央に向かって延びるように、第1のス
リット33が形成されている。第1のスリット33の両
側に、所定距離を隔てて、第1のスリット33よりも長
い第2,第3のスリット34,35が形成されている。
この第2,第3のスリット34,35間に、音叉腕部3
6,37が形成されている。
【0021】本実施例の特徴は、この音叉腕部36,3
7の平面形状にある。すなわち、音叉腕部36,37の
外側端縁の一部において、スリット33の延びる方向に
対して傾斜した傾斜部36a,37aが形成されてお
り、それによって傾斜部36a,37aが設けられてい
る部分において、音叉腕部36,37の幅が連続的に変
化されている。本実施例では、傾斜部36a,37a
は、端縁32aから第2,第3のスリット34,35の
中間深さ位置に至るように形成されているが、この傾斜
部36a,37aの形成される位置は、音叉腕部36,
37の外側端縁の任意の位置とし得る。
【0022】スリット33の最奥部近傍の領域では、圧
電基板32の両主面に、共振電極38,39が形成され
ている。共振電極38,39は、圧電基板32を介して
表裏対向するように構成されている。
【0023】また、圧電基板32の上面においては、端
縁32bの一方端側、すなわち一のコーナー部分に端子
電極40aが形成されている。端子電極40aは、共振
電極38と接続導電部41を介して電気的に接続されて
いる。また、圧電基板32の下面においては、端子電極
40aが構成されているコーナー部分とは異なるコーナ
ー部分に端子電極40bが形成されている。端子電極4
0bは、接続導電部42を介して下面の共振電極39と
電気的に接続されている。
【0024】なお、端子電極40a,40bが、上記の
ように異なるコーナー部分に形成されており、従って接
続導電部41,42は、圧電基板32を介して重なり合
わないように形成されている。よって、接続導電部4
1,42間の浮遊容量の発生を防止することが可能とさ
れており、それによって共振特性の劣化が防止されてい
る。
【0025】本実施例の圧電音叉型共振子31では、端
子電極40a,40bから交流電圧を印加することによ
り、音叉腕部36,37が音叉型振動モードで励振され
る。この場合の変位分布を、音叉腕部37を例にとり、
図7に部分的に示す。
【0026】図7は、音叉腕部37近傍の変位分布を有
限要素法で解析した状態を示す模式的平面図である。音
叉腕部37が音叉型振動モードで励振された場合、他の
部分、すなわち第3のスリット35の外側の圧電基板部
分32cや第3のスリット35よりも他方端縁32b側
に近い圧電基板部分32dが振動していないことがわか
る。このように、本実施例の圧電音叉型共振子31で
は、音叉腕部36,37の外側端縁において、音叉腕部
36,37の幅が少なくとも一部において連続的に変化
するように、上記傾斜部36a,37aを設けることに
より、音叉腕部への振動のエネルギー閉じ込め効率を効
果的に高めることが可能である。
【0027】また、上記傾斜部36a,37aは、例え
ば図10(a)に示すブレード51を用い、第2,第3
のスリット34,35を形成するに際し、該スリット3
4,35の形成と同時に形成される。すなわち、ブレー
ド51は、上記傾斜部36a,37aに応じた傾斜部5
1aを有する。従って、ブレード51を用いて圧電基板
32を切削加工することにより、第2,第3のスリット
34,35及び傾斜部36a,37aを同時に形成する
ことができる。よって、図1に示した圧電音叉型共振子
1と同一の工程数で、しかも振動のエネルギー閉じ込め
効率に優れた圧電音叉型共振子を得ることができる。
【0028】変形例 図6に示した実施例では、音叉腕部36,37の外側端
縁に傾斜部36a,37aを形成することにより、音叉
腕部の幅を少なくとも一部において連続的に変化させて
いたが、この音叉腕部の少なくとも一部の幅を連続的に
変化させる態様としては、種々のものが考えられる。こ
のような変形例の1つのを、図8を参照して説明する。
【0029】図8は、図6に示した実施例の圧電音叉型
共振子31における一方の音叉腕部37近傍の領域を変
形した例を示す部分切欠平面図である。本変形例におい
ても、第1のスリット33と第3のスリット35との間
に一方の音叉腕部37が形成されている。もっとも、音
叉腕部37は、その全長さ方向に渡り、その幅が連続的
に変化されている。すなわち、端縁32a側に至るにつ
れて、音叉腕部37の幅が連続的に狭くなるように、音
叉腕部の幅が連続的に変化されている。この変形例にお
いても、図9に有限要素法で解析された変位分布を示す
ように、音叉腕部37が励振された場合、他の圧電基板
部分がほとんど振動していないことがわかる。
【0030】図8に示した変形例のように、第1のスリ
ット33側において、すなわち音叉腕部37の内側端縁
において、音叉腕部の幅を連続的に変化させてもよい。
また、図8に示した変形例から明らかなように、音叉腕
部37の外側端縁において、その全長に渡り音叉腕部3
7の幅が連続的に変化するように音叉腕部37の外側端
縁37bをスリット33の延びる方向に対して傾斜させ
てもよい。
【0031】また、上記変形例のように音叉腕部37の
幅を連続的に変化させるには、図10(b)に示すブレ
ード52を用いてスリット33,35を形成すればよ
い。すなわち、ブレード52は、その幅が連続的に変化
されている。従って、ブレード52を用い、第1のスリ
ット33を形成し、かつ第2のスリット35を形成する
ことにより、図8に示した変形例の圧電音叉型共振子を
構成することができる。
【0032】なお、図8に示した変形例では、第1のス
リット33を形成するためにブレード52を用いること
により、第1のスリット33と第2,第3のスリット3
4,35とを形成することができ、従って使用するブレ
ードの数を低減することができる。
【0033】なお、第1の実施例では、音叉腕部36,
37の外側端縁に傾斜部36a,37aを設けていた
が、この場合、第2,第3のスリット34,35の外側
部分に同じく傾斜部を設けてもよい。すなわち、傾斜部
36a,37aと対向するように、第2,第3のスリッ
ト34,35の外側の圧電基板部分の第2,第3のスリ
ット34,35に臨む部分に傾斜部を設けてもよい。
【0034】さらに、上述してきた実施例及び変形例の
圧電音叉型共振子では、圧電基板の中央において第1の
スリット33を形成し、その両側に第2,第3のスリッ
ト34,35を形成することにより、音叉腕部36,3
7を構成していたが、本発明は、このような構造を有す
るものに限定されない。すなわち、第2,第3のスリッ
トを有せず、単に矩形の圧電基板の一端縁側から内側に
向かって第1のスリットを形成し、該第1のスリットの
両側に一対の音叉腕部を形成したものであってもよい。
【0035】応用例 本発明の圧電音叉型共振子の応用例を図11及び図12
を参照して説明する。図11は、実施例の圧電音叉型共
振子31を用いて構成されるチップ型圧電音叉型共振子
部品を示す分解斜視図であり、図12は該チップ型圧電
音叉型共振子部品の斜視図である。
【0036】このチップ型部品の組み立てに際しては、
図11に示すように、圧電音叉型共振子31の側方にス
ペーサ64を配置する。スペーサ64は、圧電基板32
と同等の厚みを有する絶縁性セラミックスや合成樹脂な
どの適宜の絶縁性材料により構成されている。スペーサ
64は、圧電基板32の一端縁32aから所定距離を隔
てて配置される。このように所定距離を隔ててスペーサ
64を配置するのは、音叉腕部36,37の振動を妨げ
ないための空間を音叉腕部36,37の先端側に設ける
ためである。
【0037】次に、接着剤よりなり、矩形枠状の平面形
状を有するスペーサ65,66を上下に積層し、さらに
保護基板67,68を上下に貼り合わせる。上記接着剤
よりなる矩形枠状のスペーサ65,66は、中央に開口
65a,66aを有し、かつ所定の厚みを有するように
形成されている。これは、音叉腕部36,37の振動を
妨げないための空間を上下に構成するためである。従っ
て、スペーサ65,66に代えて、保護基板67の下面
及び保護基板68の上面に矩形枠状の凹部を形成してお
いてもよい。あるいは、保護基板67の下面及び保護基
板68の上面に所定の厚みとなるように矩形枠状に接着
剤を塗布することによって、上記空間を形成してもよ
い。
【0038】保護基板67,68としては、アルミナな
どの絶縁性セラミックス、あるいは合成樹脂等の適宜の
絶縁材料からなる基板を用いることができる。上記各部
材を積層し、さらに図12に示すように、端子電極69
a〜69dを側面に付与することにより、チップ型の圧
電音叉型共振部品70を得ることができる。
【0039】
【発明の効果】本発明の圧電音叉型共振子では、音叉腕
部の少なくとも一部において、該音叉腕部の幅が連続的
に変化されているため、音叉腕部における音叉型振動モ
ードによる振動が該音叉腕部に確実に閉じ込められ、エ
ネルギー閉じ込め効率に優れた圧電音叉型共振子を提供
することができる。
【0040】しかも、本発明の圧電音叉型共振子では、
上記音叉腕部の少なくとも一部において該音叉腕部の幅
が連続的に変化されているだけであるため、音叉腕部を
構成するための切断工程において、同時に上記のように
音叉腕部の幅を連続的に変化させることができる。すな
わち、使用するブレードとして、少なくとも一部にその
幅が連続的に変化されているものを用いて音叉腕部形成
のための切断工程を実施すれば、同時に音叉腕部の少な
くとも一部の幅を連続的に変化させることができる。よ
って、特開平5−75376号公報に開示されていた圧
電音叉型共振子に比べて、製造工程を簡略化することが
でき、圧電音叉型共振子のコストを効果的に低減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の圧電音叉型共振子の一例を説明するため
の斜視図。
【図2】図1に示した圧電音叉型共振子における変位分
布を示す模式的平面図。
【図3】従来の圧電音叉型共振子の他の例を説明するた
めの斜視図。
【図4】図3に示した圧電音叉型共振子の変位分布を示
す模式的平面図。
【図5】図3に示した圧電音叉型共振子において段差を
形成する工程を説明するための部分切欠平面図。
【図6】実施例の圧電音叉型共振子を説明するための斜
視図。
【図7】実施例の圧電音叉型共振子の変位分布を示す模
式的平面図。
【図8】変形例の圧電音叉型共振子を説明するための模
式的平面図。
【図9】図8に示した変形例における変位分布を示す模
式的平面図。
【図10】(a)及び(b)は、それぞれ、実施例及び
変形例において圧電音叉腕部を形成するための切削加工
に用いられるブレードの刃先部分を示す各部分切欠正面
図。
【図11】本発明の圧電音叉型共振子を用いたチップ型
部品の分解斜視図。
【図12】チップ型圧電音叉型共振子部品を示す斜視
図。
【符号の説明】
31…圧電音叉型共振子 32…圧電基板 32a…端縁 33…第1のスリット 34,35…第2,第3のスリット 36,37…音叉腕部 38,39…共振電極 36a,37a…傾斜部 37b…外側端縁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端縁から内側に向かってスリットが形
    成された圧電基板と、 前記スリットの周囲の領域において、圧電基板を介して
    表裏対向するように形成された少なくとも一対の共振電
    極とを備え、 前記スリットの形成により該スリットの両側の圧電基板
    部分にそれぞれ音叉腕部が構成されている圧電音叉型共
    振子において、 前記各音叉腕部の少なくとも一部において、該音叉腕部
    の幅が連続的に変化されていることを特徴とする、圧電
    音叉型共振子。
  2. 【請求項2】 前記音叉腕部の外側端縁において、該音
    叉腕部の少なくとも一部の側面がスリットの延びる方向
    に対して連続的に傾斜されている、請求項1に記載の圧
    電音叉型共振子。
  3. 【請求項3】 前記圧電基板において、前記一対の音叉
    腕部の各外側において、前記スリットに略平行に延びる
    第2,第3のスリットが形成されており、第2,第3の
    スリットを介して、第2,第3のスリットの外側の圧電
    基板部分と、前記音叉腕部とが隔てられている、請求項
    1に記載の圧電音叉型共振子。
JP2769094A 1994-02-25 1994-02-25 圧電音叉型共振子 Pending JPH07235855A (ja)

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JP2769094A Pending JPH07235855A (ja) 1994-02-25 1994-02-25 圧電音叉型共振子

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