JPH0723617U - 車両用ドアのガードバー - Google Patents

車両用ドアのガードバー

Info

Publication number
JPH0723617U
JPH0723617U JP5484093U JP5484093U JPH0723617U JP H0723617 U JPH0723617 U JP H0723617U JP 5484093 U JP5484093 U JP 5484093U JP 5484093 U JP5484093 U JP 5484093U JP H0723617 U JPH0723617 U JP H0723617U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guard bar
base body
door
vehicle door
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5484093U
Other languages
English (en)
Inventor
正美 島田
Original Assignee
大和工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大和工業株式会社 filed Critical 大和工業株式会社
Priority to JP5484093U priority Critical patent/JPH0723617U/ja
Publication of JPH0723617U publication Critical patent/JPH0723617U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量で、しかも衝突等に十分耐える強度を合
理的に持たせることができ、量産に適し、廉価で得られ
る車両用ドアのガードバーを提供することにある。 【構成】 アルミニウムの連続した押出し型材から切出
して一体に成形した基体(11)と、基体(11)に嵌
合され、その長手方向のほぼ中央部分に配設される押出
し型材からなる補強体(12)とを具備した車両用ドア
のガードバー(20)。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用ドアのガードバーに関し、詳しくは、ドアが衝突時に大きく 変形するのを防止するために安全対策としてドアの外板と内板との間に設けられ る補強用のガードバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用ドアのガードバーとしては、例えば図5に示すようなものが知ら れている。ここで、1はそのガードバーであり、2はガードバー1の基体となる スチールパイプ、3はスチールパイプ2の両端部にそれぞれ電弧溶接4で溶接さ れた鋼板製の取付板である。なお、スチールパイプ2には引張強さが80〜18 0kgf/mm2 (784〜1764Pa)といった高張力の強靭鋼が使用され ている。このようなガードバー1の取付板3がそれぞれスポット溶接6でドア内 板7に取付けられるもので、8はドアの外板である。
【0003】 なお、スチールパイプ2の外径としてはドア内部に設けられる空間の寸法にも よるが、大方は20mmから50mm程度のものが使用されている。また、取付 板3には引張り強さが40〜80kgf/mm2 (392〜784Pa)のもの が使用されており、取付板3のドア内板7への取付にあたっては、この図に示す ように溶接によるかまたはボルト締めされる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の車両用ドアのガードバーでは、そのガードバ ーの基体に一様な径を有するスチールパイプが用いられているために、重量が重 くなる。また、衝突等の際に実際に荷重Wがかかる方向は、図5に示すように一 方向に限られているにかかわらず、断面2次モーメントとしてはどの方向に対し ても変わらず、このことは衝突方向以外に対しては余分な強度を有することにな る。更にまた、曲げモーメントが一番大きいのはガードバー1の中央部分である にかかわらず、曲げモーメントが小さい他の部分も同じ断面形状を有することに なり、最も大きい曲げモーメントを考慮してスチールパイプの厚さや径が設定さ れることになるので合理的でない。
【0005】 また、高度の溶接技術が要求されるため、溶接部に対する信頼性がいま一つで あり、部品点数も3点と多くなるなど色々な問題点があった。
【0006】 本考案の目的は、上記従来の問題に着目し、その解決を図るべく、軽量でしか も衝突等に耐えるに十分な強度を合理的に持たせることができ、量産に適し廉価 で得られる車両用ドアのガードバーを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本考案は、ドアの幅方向に沿って設けられた基 体を有し、その両端部を前記ドアの周囲部に固定することにより該ドアが変形す るのを抑制するようにした自動車用ドアのガードバーにおいて、アルミニウムの 連続した押出し型材から切り出して一体に成形した基体と、該基体に嵌合され、 当該基体の長手方向のほぼ中央部分に配設した押出し型材からなる補強体とを具 備したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
本考案によれば、押出し型材から切出して一体成形したアルミニウムの基体に 対し、その長手方向のほぼ中央部分に押出し型材からなる補強体を嵌合させて配 設するもので、これにより基体および補強体の断面形状を、衝突時等に受ける荷 重に対して最適かつ合理的なIおよびZを有する形状の押出し型材から容易に作 成することができ、しかも最も大きい曲げモーメントが発生する中央部分を補強 すると共にその他の部分をそれなりの耐抗性のある断面形状に形成することが可 能であって、軽量で、かつ対抗性があり、また、各種のドアガードバーとして基 体をベースに種々な補強体と組合せて構成することが可能となり、量産に好適な 車両用ドアのガードバーを提供することができる。
【0009】
【実施例】
以下に、図面を参照しつつ本考案の実施例について具体的に説明する。
【0010】 図1の(A),(B)は本考案の一実施例を示し、ここで、11は本考案によ るアルミニウム製のガードバーをなす基体であり、12は基体11の外周部11 Bに沿ってその中央部分に嵌合された補強体である。なおここで、補強体12の 外周部としては、ドア内の空間に収まり易く、かつ基体11と一体化した時に衝 突方向、本例の場合はドアの側面方向からの衝撃力に対して適切かつ十分な断面 二次モーメントIおよびZ(断面係数)が得られるようにする。図2には基体1 1を形成する工程を示すもので、まず図2の(A)に示すように予め設定された 荷重方向に対して充分なIおよびZが得られるような断面を有するバー状の押出 し材10をアルミニウムで成形した後、これを次々と図2の(B)に示す形状に 裁断する。ここで、その11Aは最終工程でドア側に取付けられる側の取付板部 となる面を示す。ただし、基体11としてはこのあと、その両端部をプレス加工 により矢印方向に変形して、図2の(C)に示すような形状に形成してもよい。 図1の(A)において、21はこのように形成したガードバー20の両端部近傍 に穿設したドア取付用の孔若しくはねじ孔である。なお、隅肉溶接13の溶接個 所は、圧縮を受ける面の端部が良く、またその部位で機械的クリンチでも良い。 ただし、補強体は必ずしも頑丈に固定されていなくても良い。
【0011】 また、本例の場合、基体11および補強体12を、いずれも引張り強度が30 〜50kg/mm2 、伸びが10%以上のアルミニウム材によって形成し、ガー ドバー11の支点間長さLをほぼ1250mmとしたときに、図1の(B)に示 す全体の断面において、Z/Lがほぼ4〜8の範囲内に保たれるようにその断面 形状を設定した。IとZとが共に大きくなる断面形状としては、図1の(B)に 示したようなほぼいげた状の形状が好ましいのであるが、基体11および補強体 12の断面形状としてはこのような断面形状に限られる必要はなく、要はZ/L がほぼ5〜7の範囲内におさまるよう設定されればよい。また、補強体12の長 さLR としては本例の場合150〜800mmとした。
【0012】 車両用ドアのガードバーとして要求されることは、規定されている変位内でで きるだけ衝突時のエネルギが多く吸収されるようにすることにある。ところで、 このようなエネルギEは、図3(A)に示すように、衝突時にかかる荷重Wを縦 軸とし、その荷重Wによって生じる変位をvとした時に斜線を施して示した面積 で表わされる。このような面積は最大荷重WMAX が大きければ大きいほど、大き くなるが、この場合、荷重Wによってガードバー20内に生じる応力σがその引 張り強さσTSを越えない限り破壊することはないので、できるだけ多く衝突エネ ルギを吸収させるためにはまず引張り強さσTSの高い素材であることが望ましい 。
【0013】 また、図3の(B)に示すように長さがl(エル)の両端支点梁において、両 支点からそれぞれl1 およびl2 の点に荷重Wがかかるものとした場合、物理的 に次式(1)の関係が成立つ。
【0014】
【数1】
【0015】 ここで、0≦x≦l1 :Kは係数:Zは断面係数: 式(1)を書きかえると、
【0016】
【数2】
【0017】 式2からxとZとは比例しており、x=l1 となる荷重作用点で大きい断面係 数Zが要求されることが分る。また、支点に近いほど断面係数Zは小さくて良い 。
【0018】 以上のことから、ガードバー20において、そのほぼ中央部近傍に衝突時の力 が作用することを考えると、中央部近傍の断面係数をその両端部近傍のそれより 大きくしてやれば良いことになり、かつ、式(2)からWMAX がσTS・Zに比例 することから、補強体12にはできるだけ引張り強さσTSの大きい素材を使用す ることの望ましいことが分る。
【0019】 本願人は、支点用スパンが1250mmで、補強体12を設けない断面いげた 型の梁と、同じ寸法でその中央部分に補強体12を設けた梁とで荷重と変位量と の測定実験を行った結果、図4に示すように、本考案のように構成することで、 カーブC1 に示すように補強体12を設けないもののカーブC2 に比して、十分 に、強度を高めることのできることが確証できた。
【0020】 図1の(C)は本考案の他の実施例による補強例を示す。本例は、第1実施例 と同様、図2の(A),(B)に示すような工程で成形・切出された断面がほぼ いげた状をなすガードバー基体11に対し、その内腔部11Cに沿って補強体2 2を長さ方向の中央部分に嵌合したものである。なお、本実施例の場合、補強体 22の基体11全体の長さに対する割合は、第1実施例と同様であって良い。補 強体22自体の断面形状としては、例えばこの図に示すIバーのように、衝突荷 重を受ける方向に対して十分なIおよびZが得られるものとする。また、少なく とも衝突方向において、基体11と補強体22とができるだけ幅広く接すること が望ましく、双方を固定する場合は、例えばこの図に示すように栓溶接23など によればよい。
【0021】 以上に述べた実施例では基体に断面形状がほぼいげた状をなすアルミニウム押 出成形材を用い、その外周部または内腔部の長さ方向の中央部分に、基体と少な くとも衝突方向の面において互いに接し、かつ衝突方向に対して十分な大きさの IおよびZが得られるような断面形状を有する補強体としてIバー型のアルミニ ウム押出し形材によるものを嵌合させるようにしたが、基体および補強体の断面 形状は上記の条件を満足する限り、どのような形状のものであってもよいことは 勿論であり、また、基体との接合が可能である限り、補強体の材料としてはアル ミニウムに限らずその他の材料であってもよい。
【0022】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案によれば、アルミニウムの連続した押出し型 材から切り出して一体に成形した基体と、該基体に嵌合され、当該基体の長手方 向のほぼ中央部分に配設した押出し型材からなる補強体とを具備したので、衝突 に対して、合理的に対抗性を配慮した断面ならびに梁形状を持たせることができ 、軽量、廉価で量産に好適であり、しかも車種や条件の異なる場合に対しても基 体を共用して構成することが可能であり、アルミニウムの延びに対する特性を生 かした車両用ドアのガードバーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による構成を、その全体の斜視図
(A)、(A)の中央補強部分の断面図(B)、異なる
補強による他の構成の断面図(C)によって示す説明図
である。
【図2】本考案にかかる基体の加工工程を(A),
(B)および(C)によって示す説明図である。
【図3】本考案による構成の原理を説明するために荷重
−変位特性および支持梁にかかる荷重と変位の関係を
(A)および(B)によって示す参考図である。
【図4】実験による衝突方向の荷重とその変位量との関
係を本考案例と基体のみによるものとの比較で示す特性
曲線図である。
【図5】従来例の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
7 (ドアの)内板 8 (ドアの)外板 10 押出し材 11 基体 11B 外周部 11C 内腔部 12,22 補強体 13 隅肉溶接 20 ガードバー 21 孔(ねじ孔)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの幅方向に沿って設けられた基体を
    有し、その両端部を前記ドアの周囲部に固定することに
    より該ドアが変形するのを抑制するようにした自動車用
    ドアのガードバーにおいて、 アルミニウムの連続した押出し型材から切り出して一体
    に成形した基体と、 該基体に嵌合され、当該基体の長手方向のほぼ中央部分
    に配設した押出し型材からなる補強体とを具備したこと
    を特徴とする車両用ドアのガードバー。
JP5484093U 1993-10-08 1993-10-08 車両用ドアのガードバー Pending JPH0723617U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5484093U JPH0723617U (ja) 1993-10-08 1993-10-08 車両用ドアのガードバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5484093U JPH0723617U (ja) 1993-10-08 1993-10-08 車両用ドアのガードバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0723617U true JPH0723617U (ja) 1995-05-02

Family

ID=12981825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5484093U Pending JPH0723617U (ja) 1993-10-08 1993-10-08 車両用ドアのガードバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0723617U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08216684A (ja) 自動車用ドアのガードビーム
US10654433B2 (en) Impact absorbing device and bumper reinforcement
US7896408B2 (en) Bumper structure
SE526613C2 (sv) Stötfångare för fordon
WO2011055725A1 (ja) 車両用バンパ装置
JPH10181490A (ja) 自動車の車体上部のエネルギ吸収構造
JP2008504162A5 (ja)
JP3226273B2 (ja) 自動車の軽金属ボディのための桁部材
CN112703130A (zh) 具有钢加强件的保险杠梁
JP5236916B2 (ja) 車両用バンパ装置
JP3794966B2 (ja) バンパレインフォース補強構造
JP4035292B2 (ja) オフセット衝突性に優れたバンパー補強材
JPH06227333A (ja) バンパー装置
JP3002508B2 (ja) 車両用サイドインパクトビーム
JPH0723617U (ja) 車両用ドアのガードバー
CN120156470A (zh) 用于机动车的保险杠横梁
JP3577431B2 (ja) 車両用バンパ装置
JP2003072590A (ja) フロントアンダーランプロテクタ
JPH0820297A (ja) バンパーリインフォースメント
JP4114468B2 (ja) 車両用バンパ支持構造
JP3211451B2 (ja) 車両用ドアインパクトビーム
JPH06846U (ja) 自動車用ドアのガードバー
JPH0642345U (ja) 自動車用ドアのガードバー
JPH0986172A (ja) 自動車用ドアガードバー
CN220199431U (zh) 一种加强横梁总成、前地板总成及汽车