JPH07236970A - 金属製浴槽の製造方法 - Google Patents

金属製浴槽の製造方法

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JPH07236970A
JPH07236970A JP6029610A JP2961094A JPH07236970A JP H07236970 A JPH07236970 A JP H07236970A JP 6029610 A JP6029610 A JP 6029610A JP 2961094 A JP2961094 A JP 2961094A JP H07236970 A JPH07236970 A JP H07236970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
bathtub
rising edge
edge
lower edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP6029610A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadakatsu Nakatani
忠勝 中谷
Tamizo Sekine
民三 関根
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NASU STAINLESS KK
Original Assignee
NASU STAINLESS KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属製浴槽の胴部と底面部との溶接方法を改
善すること。 【構成】 金属製浴槽の胴部2と底面部3の溶接におい
て、円筒状の胴部2の下縁に外方に屈曲して突出する段
部2cを設ける。この段部2cの内側に、プレス成形し
た底面部3の外周の立ち上がり縁3aを挿入し、前記段
部2cの角面2dより溶接する。 【効果】 加工精度を高めることなく、確実な溶接を容
易に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステンレス浴槽等の金
属製浴槽の製造方法に関するもので、特に浴槽の胴部と
底部との溶接方法を改善するものである。
【0002】
【従来の技術】図5および図6は、従来の金属製浴槽の
製造方法の一例を示すものである。図中1は浴槽のフラ
ンジ部、2は胴部、3は底面部、4は内側治具、5,6
は外側治具、7は溶接トーチである。従来の製造方法
は、金属板をプレス加工して、フランジ部1および底面
部3を成形し、別途成形された胴部2をシーム溶接およ
びアルゴンアーク溶接等で接合して浴槽を成形してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の製
造方法において、胴部2の下縁2aと、底面部3の外周
の立ち上がり縁3aとを突き合わせて溶接する場合、両
者の周長の誤差によって図5に示すような段差αが生じ
たり、突き合わせ端面間に隙間βがあると、溶接後にお
いて割れや、気孔や、溶け込み不良等の溶接欠陥が生じ
やすいという問題点があった。
【0004】また胴部2の下縁2aと底面部3の立ち上
がり縁3aとを溶接した場合の溶接熱によって、底面部
3の立ち上がり縁3aは、プレス加工による永久歪が開
放されて外方へ広がるような熱歪が生まれる結果、胴部
2の下縁2aとの間の段差および隙間等が更に増加する
といった問題点があった。
【0005】また前記溶接は突き合わせ溶接であるか
ら、この溶接を確実に行うには、溶接軌道の高い精度を
必要とする。またこの溶接軌道を安定させるため、更に
は前記段差および隙間等を解消するには、胴部2の下縁
2aおよび底面部3の立ち上がり縁3aに精密研削等の
加工をしなければならないため、その分コストが高くな
るという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決する
ため本発明においては、金属製浴槽の胴部と底面部の溶
接において、円筒状の胴部の下縁に外方に屈曲して突出
する段部を設け、この段部の内側に、プレス成形した底
面部外周の立ち上がり縁を挿入し、前記段部の角面より
溶接する。
【0007】また前記した胴部下縁の内側に、溶接部に
対向する位置に凹部を設けた内側治具を当てがうと共
に、この内側治具と胴部下縁の段部の内側間に、底面部
外周の立ち上がり縁を挿入し、この溶接部の上下の外側
にそれぞれ外側治具を当てがって、前記内側治具の凹部
内に不活性ガスを供給すると共に、前記段部の角面より
アルゴンアーク溶接する。
【0008】
【作用】上述のように本発明においては、胴部の下縁に
段部を設け、この段部の内側に、底面部外周の立ち上が
り縁を挿入して前記段部の角面より溶接するようにした
から、従来必要とした隙間をなくすための精度や、溶接
部の周長精度を必要としなくなると共に、溶接軌道の精
度も従来より低くてもよいため、加工コストが減少する
という効果が得られる。
【0009】また溶接による熱の影響によって、胴部の
前記段部は内側へ熱歪を起こし、底面部の立ち上がり縁
は外側へ熱歪を生じるため、この両者の熱歪によって段
部と立ち上がり縁とは、互いに強く圧着することにな
り、溶接に好影響を与えることになる。したがって本発
明によれば、内外の治具の締め付け力が減少できると共
に、従来の治具より剛性の低い治具の使用が可能になる
という効果も得られる。
【0010】
【実施例】以下、図1〜図4により本発明の実施例を説
明する。図中前記符号と同一の符号は同等のものを示し
ている。すなわち図中1は浴槽のフランジ部、2は胴部
で、2bは上縁の折曲縁部であり、この折曲縁部2bに
フランジ部1を重合して溶接により固定するようになっ
ている。3はプレス加工により成形した底面部で、3a
はその外周の立ち上がり縁である。
【0011】本実施例においては、胴部2の下縁に外方
へ屈曲して略板厚分だけ外側へ突出する段部2cを設
け、この段部2cの内側に、プレス成形した底面部3の
外周の立ち上がり縁3aを挿入し、前記段部2cの角面
2dより溶接トーチ7により溶接する。
【0012】さらに詳細に説明すると、前記段部2cを
設けた胴部2の下縁の内側に、溶接部に対向する位置に
凹部4cを設けた枠状の内側治具4を当てがうと共に、
この内側治具4と胴部2の下縁の段部2cの内側間に、
底面部3の外周の立ち上がり縁3aを挿入し、この溶接
部の上下の外側にそれぞれ枠状の外側治具5,6を当て
がって、前記内側治具4の凹部4a内にアルゴン等の不
活性ガスを供給すると共に、前記段部2cの角面2dよ
り溶接トーチ7によってアルゴンアーク溶接をする。
【0013】上述のようにして溶接すると、図4の円A
内がほぼ溶融状態になるため、図3に示すような隙間a
や隙間bがあっても、これらの隙間は前記溶融状態の金
属によって埋めつくされる。
【0014】また段部2cと立ち上がり縁3aとの嵌合
部を溶接すると、その熱影響によって、段部2cは内方
へ歪むと共に、立ち上がり縁3aは外方へ歪むため、結
果的に段部2cと立ち上がり縁3aとは互いに圧着して
溶接に好影響をもたらすことになる。
【0015】
【発明の効果】上述のように本発明においては、胴部2
の下縁に段部2cを設け、この段部2cの内側に、底面
部3の外周の立ち上がり縁3aを挿入して前記段部の角
面2dより溶接するようにしたから、従来必要とした隙
間をなくすための精度や、溶接部の周長精度を必要とし
なくなると共に、溶接軌道の精度も従来より低くてもよ
いため、本発明によれば、加工コストが減少するという
効果が得られる。
【0016】また溶接による熱の影響によって、胴部2
の前記段部2cは内側へ熱歪を起こし、底面部3の立ち
上がり縁3aは外側へ熱歪を生じるため、この両者の熱
歪によって段部2cと立ち上がり縁3aとは、互いに強
く圧着することになり、溶接に好影響を与えることにな
る。したがって本発明によれば、内外の治具の締め付け
力が減少できると共に、従来の治具より剛性の低い治具
の使用が可能になるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る結合前の金属製浴槽を示す斜視図
である。
【図2】胴部と底面部との溶接方法を一部断面で示す立
面図である。
【図3】溶接部の立断面図である。
【図4】溶接部の作用説明図である。
【図5】従来の金属製浴槽の溶接前の状態を示す立断面
図である。
【図6】従来の溶接方法を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 浴槽のフランジ部 2 胴部 2a 下縁 2b 折曲縁部 2c 段部 2d 角面 3 底面部 3a 立ち上がり縁 4 内側治具 4a 凹部 5,6 外側治具 7 溶接トーチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製浴槽の胴部と底面部の溶接におい
    て、円筒状の胴部の下縁に外方に屈曲して突出する段部
    を設け、この段部の内側に、プレス成形した底面部外周
    の立ち上がり縁を挿入し、前記段部の角面より溶接する
    ことを特徴とする金属製浴槽の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の胴部下縁の内側に、溶接
    部に対向する位置に凹部を設けた内側治具を当てがうと
    共に、この内側治具と胴部下縁の段部の内側間に、底面
    部外周の立ち上がり縁を挿入し、この溶接部の上下の外
    側にそれぞれ外側治具を当てがって、前記内側治具の凹
    部内に不活性ガスを供給すると共に、前記段部の角面よ
    りアルゴンアーク溶接することを特徴とする金属製浴槽
    の製造方法。
JP6029610A 1994-02-28 1994-02-28 金属製浴槽の製造方法 Pending JPH07236970A (ja)

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JP6029610A JPH07236970A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 金属製浴槽の製造方法

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JP (1) JPH07236970A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003072886A (ja) * 2001-09-05 2003-03-12 Nisshin A & C Co Ltd 中大型容器の構成方法及び中大型容器
JP2005313228A (ja) * 2004-03-31 2005-11-10 Toho Sheet & Frame Co Ltd ドラム缶中埋め溶接方法
JP2013233579A (ja) * 2012-05-10 2013-11-21 Kometsuto Kato:Kk 溶接方法
JP5704735B1 (ja) * 2014-04-27 2015-04-22 関東精密株式会社 水冷式プレート型冷却ユニット

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040316