JPH07237586A - 水上滑走艇 - Google Patents
水上滑走艇Info
- Publication number
- JPH07237586A JPH07237586A JP6030164A JP3016494A JPH07237586A JP H07237586 A JPH07237586 A JP H07237586A JP 6030164 A JP6030164 A JP 6030164A JP 3016494 A JP3016494 A JP 3016494A JP H07237586 A JPH07237586 A JP H07237586A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- hull
- impeller
- coupling
- impeller shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 メンテナンス性の向上を図るとともに、エン
ジンの重心を下げて船体の安定性を高めることができる
水上滑走艇を提供すること。 【構成】 船体2の長手方向に延在するインペラ軸11
上にインペラ15を設け、前記インペラ軸11の前端に
設けたカップリング14を介してエンジン3の回転をイ
ンペラ軸11に伝達し、前記インペラ15によって水を
後方に噴射して推進する水上滑走艇1において、前記エ
ンジン3のクランク軸を船体2の横方向に配置し、該ク
ランク軸の回転をその方向を変換して前記インペラ軸1
1に伝達する伝動機構を設けるとともに、前記エンジン
3のシリンダ3aを前記カップリング14とは反対側に
傾斜させる。本発明によれば、カップリング14の上方
に広い空間が確保され、交換等の頻度の高いカップリン
グ14のメンテナンスが容易化する。又、シリンダ3a
の傾斜によってエンジン3の重心が下がるため、船体2
の安定性が高められる。
ジンの重心を下げて船体の安定性を高めることができる
水上滑走艇を提供すること。 【構成】 船体2の長手方向に延在するインペラ軸11
上にインペラ15を設け、前記インペラ軸11の前端に
設けたカップリング14を介してエンジン3の回転をイ
ンペラ軸11に伝達し、前記インペラ15によって水を
後方に噴射して推進する水上滑走艇1において、前記エ
ンジン3のクランク軸を船体2の横方向に配置し、該ク
ランク軸の回転をその方向を変換して前記インペラ軸1
1に伝達する伝動機構を設けるとともに、前記エンジン
3のシリンダ3aを前記カップリング14とは反対側に
傾斜させる。本発明によれば、カップリング14の上方
に広い空間が確保され、交換等の頻度の高いカップリン
グ14のメンテナンスが容易化する。又、シリンダ3a
の傾斜によってエンジン3の重心が下がるため、船体2
の安定性が高められる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インペラの回転によっ
て水を後方に噴射して推進する水上滑走艇に関する。
て水を後方に噴射して推進する水上滑走艇に関する。
【0002】
【従来の技術】斯かる水上滑走艇においては、エンジン
のクランク軸を船体長手方向に配置するとともに、該ク
ランク軸と同軸的に配置されたインペラ軸上にインペラ
が設けられ、インペラ軸の前端に設けられたカップリン
グを介してエンジンの回転がインペラ軸に伝達され、該
インペラ軸に設けられた前記インペラの回転によって水
が後方に噴射されて所要の推進力が得られる。
のクランク軸を船体長手方向に配置するとともに、該ク
ランク軸と同軸的に配置されたインペラ軸上にインペラ
が設けられ、インペラ軸の前端に設けられたカップリン
グを介してエンジンの回転がインペラ軸に伝達され、該
インペラ軸に設けられた前記インペラの回転によって水
が後方に噴射されて所要の推進力が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
水上滑走艇にあっては、エンジンシリンダの後壁がカッ
プリング近傍に位置するためにカップリング上方の空間
が狭く、ゴム製品であるために交換等の頻度の高いカッ
プリングのメンテナンスの作業性が悪いという問題があ
った。
水上滑走艇にあっては、エンジンシリンダの後壁がカッ
プリング近傍に位置するためにカップリング上方の空間
が狭く、ゴム製品であるために交換等の頻度の高いカッ
プリングのメンテナンスの作業性が悪いという問題があ
った。
【0004】又、エンジンのシリンダは略直立していた
ため、エンジンの重心を低く抑えるには限界があり、船
体の安定性を改善する余地が残されていた。
ため、エンジンの重心を低く抑えるには限界があり、船
体の安定性を改善する余地が残されていた。
【0005】従って、本発明の目的とする処は、カップ
リング上方に広い空間を確保してメンテナンス性の向上
を図るとともに、エンジンの重心を下げて船体の安定性
を高めることができる水上滑走艇を提供することにあ
る。
リング上方に広い空間を確保してメンテナンス性の向上
を図るとともに、エンジンの重心を下げて船体の安定性
を高めることができる水上滑走艇を提供することにあ
る。
【0006】ところで、駆動源としてのエンジンが4サ
イクルエンジンである場合、そのシリンダヘッドには吸
気管が接続されるため、該吸気管は幅が狭くなる船体上
方に位置して船体横方向に延在することになる。このた
め、吸気管は船体との干渉を避けるためにその長さを十
分確保することができず、エンジンの出力を最大限に発
揮することがきないという問題がある。
イクルエンジンである場合、そのシリンダヘッドには吸
気管が接続されるため、該吸気管は幅が狭くなる船体上
方に位置して船体横方向に延在することになる。このた
め、吸気管は船体との干渉を避けるためにその長さを十
分確保することができず、エンジンの出力を最大限に発
揮することがきないという問題がある。
【0007】従って、本発明の目的とする処は、4サイ
クルエンジンの吸気管の長さを十分確保してエンジン出
力の向上を図ることができる水上滑走艇を提供すること
にある。
クルエンジンの吸気管の長さを十分確保してエンジン出
力の向上を図ることができる水上滑走艇を提供すること
にある。
【0008】又、水上滑走艇にあっては、エンジン潤滑
用のオイルタンク、特に大容量のオイルタンクの合理的
な配置を要する。
用のオイルタンク、特に大容量のオイルタンクの合理的
な配置を要する。
【0009】従って、本発明の目的とする処は、大容量
のエンジン潤滑用オイルタンクの合理的な配置を実現す
ることができる水上滑走艇を提供することにある。
のエンジン潤滑用オイルタンクの合理的な配置を実現す
ることができる水上滑走艇を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1記載の発明は、船体長手方向に延在するインペ
ラ軸上にインペラを設け、前記インペラ軸の前端に設け
たカップリングを介してエンジンの回転をインペラ軸に
伝達し、前記インペラによって水を後方に噴射して推進
する水上滑走艇において、前記エンジンのクランク軸を
船体横方向に配置し、該クランク軸の回転をその方向を
変換して前記インペラ軸に伝達する伝動機構を設けると
ともに、前記エンジンのシリンダを前記カップリングと
は反対側に傾斜させたことを特徴とする。
請求項1記載の発明は、船体長手方向に延在するインペ
ラ軸上にインペラを設け、前記インペラ軸の前端に設け
たカップリングを介してエンジンの回転をインペラ軸に
伝達し、前記インペラによって水を後方に噴射して推進
する水上滑走艇において、前記エンジンのクランク軸を
船体横方向に配置し、該クランク軸の回転をその方向を
変換して前記インペラ軸に伝達する伝動機構を設けると
ともに、前記エンジンのシリンダを前記カップリングと
は反対側に傾斜させたことを特徴とする。
【0011】又、請求項2記載の発明は、4サイクルエ
ンジンのシリンダヘッド後面に接続された吸気管を前記
インペラ軸の上方に向かって延在させたことを特徴とす
る。
ンジンのシリンダヘッド後面に接続された吸気管を前記
インペラ軸の上方に向かって延在させたことを特徴とす
る。
【0012】更に、請求項3記載の発明は、エンジン潤
滑用のオイルタンクを吸気管の下方に配置するととも
に、該オイルタンクをエンジン下部に設けられたオイル
パンにオイルポンプを介して連通させたことを特徴とす
る。
滑用のオイルタンクを吸気管の下方に配置するととも
に、該オイルタンクをエンジン下部に設けられたオイル
パンにオイルポンプを介して連通させたことを特徴とす
る。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によれば、エンジンのシリ
ンダがカップリングとは反対側に傾斜せしめられるた
め、カップリングの上方に広い空間が確保され、交換等
の頻度の高いカップリングのメンテナンスが容易化す
る。又、シリンダの傾斜によってエンジンの重心が下が
るため、船体の安定性が高められる。
ンダがカップリングとは反対側に傾斜せしめられるた
め、カップリングの上方に広い空間が確保され、交換等
の頻度の高いカップリングのメンテナンスが容易化す
る。又、シリンダの傾斜によってエンジンの重心が下が
るため、船体の安定性が高められる。
【0014】又、請求項2記載の発明によれば、エンジ
ンのクランク軸が船体横方向に配置されるとともに、吸
気管がインペラ軸上方のデッドスペースに合理的に配置
されるため、請求項1記載の発明による前記効果に加
え、吸気管を船体に干渉しない範囲で長くしてエンジン
出力の向上を図ることができるという効果が得られる。
ンのクランク軸が船体横方向に配置されるとともに、吸
気管がインペラ軸上方のデッドスペースに合理的に配置
されるため、請求項1記載の発明による前記効果に加
え、吸気管を船体に干渉しない範囲で長くしてエンジン
出力の向上を図ることができるという効果が得られる。
【0015】更に、請求項3記載の発明によれば、吸気
管下方のデッドスペースを利用して大容量のオイルタン
クを配置することができるとともに、エンジン下部に設
けられたオイルパンの容量を小さく抑えることができる
ため、請求項1又は2記載の発明による効果に加え、エ
ンジンの全高を更に低くして船体の重心を下げ、当該水
上滑走艇の安定した航走を実現することができるという
効果が得られる。
管下方のデッドスペースを利用して大容量のオイルタン
クを配置することができるとともに、エンジン下部に設
けられたオイルパンの容量を小さく抑えることができる
ため、請求項1又は2記載の発明による効果に加え、エ
ンジンの全高を更に低くして船体の重心を下げ、当該水
上滑走艇の安定した航走を実現することができるという
効果が得られる。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0017】図1は本発明に係る水上滑走艇の破断側面
図、図2は同水上滑走艇の破断平面図、図3は図1のA
−A線拡大断面図である。
図、図2は同水上滑走艇の破断平面図、図3は図1のA
−A線拡大断面図である。
【0018】図1及び図2に示す水上滑走艇1の船体2
の長さ方向(図1及び図2の左右方向)略中央部には、
駆動源である4サイクル2気筒エンジン3が複数のマウ
ントラバー4によって搭載されており、該エンジン3の
前方には燃料タンク5が配されている。そして、エンジ
ン3、燃料タンク5等の上方はカウリング6によって覆
われており、エンジン3の上方のカウリング6外にはハ
ンドル7が設けられている。尚、図中、8はシートであ
る。
の長さ方向(図1及び図2の左右方向)略中央部には、
駆動源である4サイクル2気筒エンジン3が複数のマウ
ントラバー4によって搭載されており、該エンジン3の
前方には燃料タンク5が配されている。そして、エンジ
ン3、燃料タンク5等の上方はカウリング6によって覆
われており、エンジン3の上方のカウリング6外にはハ
ンドル7が設けられている。尚、図中、8はシートであ
る。
【0019】ところで、図3に示すように、前記エンジ
ン3はその中心線が船体2のキールラインLに一致する
よう配置されており、図2に示すように、該エンジン3
のクランク軸9は船体2の横方向(幅方向)に配置され
ている。従って、エンジン3のシリンダ3aには2つの
気筒が横方向に並設されている。
ン3はその中心線が船体2のキールラインLに一致する
よう配置されており、図2に示すように、該エンジン3
のクランク軸9は船体2の横方向(幅方向)に配置され
ている。従って、エンジン3のシリンダ3aには2つの
気筒が横方向に並設されている。
【0020】而して、エンジン3のクランク軸9の回転
は、伝動機構10によってその方向が90°変換されて
インペラ軸11に伝達されるが、ここで、伝動機構10
の構成を図2に従って説明する。
は、伝動機構10によってその方向が90°変換されて
インペラ軸11に伝達されるが、ここで、伝動機構10
の構成を図2に従って説明する。
【0021】伝動機構10はクランク軸9と平行に回転
自在に配された中間軸12と該中間軸12に対して直角
方向(船体2の長さ方向)に回転自在に配された出力軸
13を有しており、中間軸12の一端には、クランク軸
9の一端に結着された小径のギヤG1 に噛合する大径の
ギヤG2 が結着されている。そして、中間軸12の他端
(内方端)にはベベルギヤG3 が結着されており、該ベ
ベルギヤG3 には前記出力軸13の前端に結着されたベ
ベルギヤG4 が噛合している。
自在に配された中間軸12と該中間軸12に対して直角
方向(船体2の長さ方向)に回転自在に配された出力軸
13を有しており、中間軸12の一端には、クランク軸
9の一端に結着された小径のギヤG1 に噛合する大径の
ギヤG2 が結着されている。そして、中間軸12の他端
(内方端)にはベベルギヤG3 が結着されており、該ベ
ベルギヤG3 には前記出力軸13の前端に結着されたベ
ベルギヤG4 が噛合している。
【0022】ところで、上記出力軸13と前記インペラ
軸11は船体2の横方向中央部に同軸で配され、両者は
ゴム製のカップリング14によって互いに連結されてい
る。
軸11は船体2の横方向中央部に同軸で配され、両者は
ゴム製のカップリング14によって互いに連結されてい
る。
【0023】そして、図1に示すように、インペラ軸1
1の後端部にはインペラ15が結着されており、該イン
ペラ15はケーシング16内で回転することによって水
をノズル17から後方へ噴射する。尚、ケーシング16
内にはステータ18が固設されており、ケーシング16
の後端部に揺動自在に取り付けられたノズル17の方向
を前記ハンドル7によるステアリング操作によって変え
ることによって、当該水上滑走艇1の操舵がなされる。
1の後端部にはインペラ15が結着されており、該イン
ペラ15はケーシング16内で回転することによって水
をノズル17から後方へ噴射する。尚、ケーシング16
内にはステータ18が固設されており、ケーシング16
の後端部に揺動自在に取り付けられたノズル17の方向
を前記ハンドル7によるステアリング操作によって変え
ることによって、当該水上滑走艇1の操舵がなされる。
【0024】ところで、本実施例においては、図1に示
すように、エンジン3のシリンダ3aはカップリング1
4とは反対側に傾斜(具体的には、鉛直線に対して角度
40°前傾)せしめられており、シリンダヘッド3a−
1に接続された吸気管19は、インペラ軸11の上方で
あって、且つ、シリンダ3aの後方に形成される空間に
後方に向かって延在しており、その中間にはキャブレタ
20が取り付けられ、端部にはエアクリーナ21が取り
付けられている。ここで、エアクリーナ21には不図示
の吸気口が開口している。尚、図2においては、実際は
角度40°前傾したシリンダ3aを水平まで倒した状態
を図示している。
すように、エンジン3のシリンダ3aはカップリング1
4とは反対側に傾斜(具体的には、鉛直線に対して角度
40°前傾)せしめられており、シリンダヘッド3a−
1に接続された吸気管19は、インペラ軸11の上方で
あって、且つ、シリンダ3aの後方に形成される空間に
後方に向かって延在しており、その中間にはキャブレタ
20が取り付けられ、端部にはエアクリーナ21が取り
付けられている。ここで、エアクリーナ21には不図示
の吸気口が開口している。尚、図2においては、実際は
角度40°前傾したシリンダ3aを水平まで倒した状態
を図示している。
【0025】他方、シリンダヘッド3a−1から前方へ
延出する排気管22は、図2に示すように、ウォーター
ロックチャンバー23を経て船体2の側方(左側方)に
延びた後、後方へ略直角に折り曲げられて後方に向かっ
て延出し、その末端部は前記ケーシング16内に開口し
ている。尚、ウォーターロツクチャンバー23は、エン
ジン3の前部に設けられた左右一対の前記マウントラバ
ー4の間に位置するとともに、その後部が、前傾したシ
リンダヘッド3a−1の下方に位置している。このよう
に、前傾したシリンダヘッド3a−1の下方のデッドス
ペースを利用してウォーターロックチャンバー23を配
置したため、該ウォーターロックチャンバー23に大き
な容量を確保することができる。
延出する排気管22は、図2に示すように、ウォーター
ロックチャンバー23を経て船体2の側方(左側方)に
延びた後、後方へ略直角に折り曲げられて後方に向かっ
て延出し、その末端部は前記ケーシング16内に開口し
ている。尚、ウォーターロツクチャンバー23は、エン
ジン3の前部に設けられた左右一対の前記マウントラバ
ー4の間に位置するとともに、その後部が、前傾したシ
リンダヘッド3a−1の下方に位置している。このよう
に、前傾したシリンダヘッド3a−1の下方のデッドス
ペースを利用してウォーターロックチャンバー23を配
置したため、該ウォーターロックチャンバー23に大き
な容量を確保することができる。
【0026】又、本実施例に係るエンジン3はその潤滑
方式としてドライサンプ方式を採用するものであって、
これは圧送用と汲み上げ用の2つの不図示のオイルポン
プを備えている。
方式としてドライサンプ方式を採用するものであって、
これは圧送用と汲み上げ用の2つの不図示のオイルポン
プを備えている。
【0027】而して、本実施例では、図1に示すよう
に、シリンダ3a後方の広い空間内であって、前記吸気
管19の下方にエンジン潤滑用のオイルタンク24が配
置されており、該オイルタンク24は2本のオイル配管
25,26及び前記2つのオイルポンプを介して、エン
ジン3の下部に設けられた不図示のオイルパンに連通さ
れている。
に、シリンダ3a後方の広い空間内であって、前記吸気
管19の下方にエンジン潤滑用のオイルタンク24が配
置されており、該オイルタンク24は2本のオイル配管
25,26及び前記2つのオイルポンプを介して、エン
ジン3の下部に設けられた不図示のオイルパンに連通さ
れている。
【0028】以上において、エンジン3が駆動される
と、そのクランク軸9の回転は前記伝動機構10によっ
てその方向が90°変換されるとともに減速されてイン
ペラ軸11に伝達される。即ち、クランク軸9の回転は
ギヤG1 ,G2 を経て減速されて中間軸12に伝達さ
れ、該中間軸12の回転はベベルギヤG3 ,G4 によっ
てその方向が90°変換されて出力軸13に伝達され、
出力軸13の回転はカップリング14を経てインペラ軸
11に伝達され、該インペラ軸11とこれに結着された
インペラ15が所定の速度で回転駆動される。
と、そのクランク軸9の回転は前記伝動機構10によっ
てその方向が90°変換されるとともに減速されてイン
ペラ軸11に伝達される。即ち、クランク軸9の回転は
ギヤG1 ,G2 を経て減速されて中間軸12に伝達さ
れ、該中間軸12の回転はベベルギヤG3 ,G4 によっ
てその方向が90°変換されて出力軸13に伝達され、
出力軸13の回転はカップリング14を経てインペラ軸
11に伝達され、該インペラ軸11とこれに結着された
インペラ15が所定の速度で回転駆動される。
【0029】上述のようにインペラ15が回転駆動され
ると、該インペラ15は前述のようにノズル17から水
を後方に向かって噴射し、この水の噴射によって発生す
る推進力によって当該水上滑走艇1が所定の速度で航走
せしめられる。
ると、該インペラ15は前述のようにノズル17から水
を後方に向かって噴射し、この水の噴射によって発生す
る推進力によって当該水上滑走艇1が所定の速度で航走
せしめられる。
【0030】又、同時に不図示の2つのオイルポンプは
エンジン3の動力の一部で駆動され、オイルタンク24
からオイル配管25を経て圧送用オイルポンプに吸引さ
れたオイルは、圧送用オイルポンプによって各部に圧送
されて潤滑に供される。そして、潤滑に供されたオイル
は、エンジン3の下部に設けられた不図示のオイルパン
に集まると同時に、汲み上げ用オイルポンプによってオ
イル配管26からオイルタンク24に直ちに戻される。
このように、潤滑方式としてドライサンプ方式を採用す
るエンジン3においては、オイルパン(サンプ)にオイ
ルを溜めないで潤滑が行なわれるため、オイルパンの容
量が小さく抑えられる。
エンジン3の動力の一部で駆動され、オイルタンク24
からオイル配管25を経て圧送用オイルポンプに吸引さ
れたオイルは、圧送用オイルポンプによって各部に圧送
されて潤滑に供される。そして、潤滑に供されたオイル
は、エンジン3の下部に設けられた不図示のオイルパン
に集まると同時に、汲み上げ用オイルポンプによってオ
イル配管26からオイルタンク24に直ちに戻される。
このように、潤滑方式としてドライサンプ方式を採用す
るエンジン3においては、オイルパン(サンプ)にオイ
ルを溜めないで潤滑が行なわれるため、オイルパンの容
量が小さく抑えられる。
【0031】而して、本実施例によれば、エンジン3の
シリンダ3aがカップリング14とは反対側に傾斜(前
傾)せしめられるため、前述のようにカップリング14
の上方に広い空間が確保され、この広い空間を利用して
交換等の頻度の高いカップリング14のメンテナンスを
行なうことができるため、メンテナンスの作業性が一段
と高められる。又、シリンダ3aが傾斜することによっ
てエンジン3の全高が低く抑えられてその重心が下げら
れるため、船体2の安定性が高められる。更に前述のよ
うにエンジン3はその中心線が船体2のキールラインL
に一致するよう配置されているため、船体2の左右の重
量バランスが良好に保たれ、これによっても船体2の安
定性向上が図られる。
シリンダ3aがカップリング14とは反対側に傾斜(前
傾)せしめられるため、前述のようにカップリング14
の上方に広い空間が確保され、この広い空間を利用して
交換等の頻度の高いカップリング14のメンテナンスを
行なうことができるため、メンテナンスの作業性が一段
と高められる。又、シリンダ3aが傾斜することによっ
てエンジン3の全高が低く抑えられてその重心が下げら
れるため、船体2の安定性が高められる。更に前述のよ
うにエンジン3はその中心線が船体2のキールラインL
に一致するよう配置されているため、船体2の左右の重
量バランスが良好に保たれ、これによっても船体2の安
定性向上が図られる。
【0032】又、本実施例によれば、エンジン3のクラ
ンク軸9が船体2の横方向に配置されるとともに、吸気
管19がインペラ軸11の上方のデッドスペースに合理
的に配置されるため、吸気管19を船体2と干渉しない
範囲で可能な限り長くすることができ、これによってエ
ンジン3の出力向上を図ることができる。
ンク軸9が船体2の横方向に配置されるとともに、吸気
管19がインペラ軸11の上方のデッドスペースに合理
的に配置されるため、吸気管19を船体2と干渉しない
範囲で可能な限り長くすることができ、これによってエ
ンジン3の出力向上を図ることができる。
【0033】更に、本実施例によれば、吸気管19下方
のデッドスペースを有効に利用して大容量のオイルタン
ク24を合理的に配置することができるとともに、エン
ジン3の潤滑方式としてドライサンプ方式を採用し、オ
イルタンク24をオイル配管25,26及び2つのオイ
ルポンプを介してエンジン3の底部のオイルパンに連通
させたため、前述のようにオイルパンの容量を小さく抑
えることができ、エンジン3の全高を更に低くして船体
2の重心を下げることができ、これによって当該水上滑
走艇1の安定した航走を実現することができる。
のデッドスペースを有効に利用して大容量のオイルタン
ク24を合理的に配置することができるとともに、エン
ジン3の潤滑方式としてドライサンプ方式を採用し、オ
イルタンク24をオイル配管25,26及び2つのオイ
ルポンプを介してエンジン3の底部のオイルパンに連通
させたため、前述のようにオイルパンの容量を小さく抑
えることができ、エンジン3の全高を更に低くして船体
2の重心を下げることができ、これによって当該水上滑
走艇1の安定した航走を実現することができる。
【0034】ところで、以上の実施例に係る伝動機構1
0においては、クランク軸9の回転の中間軸12への伝
達にギヤG1 ,G2 を用いたが、図4に示すようなチェ
ーン伝動機構を用いても良い。即ち、クランク軸9の一
端と中間軸12の一端にはそれぞれスプロケット27,
28が結着されており、両スプロケット27,28間に
は無端状のチェーン29が巻装されており、クランク軸
9の回転はスプロケット27、チェーン29及びスプロ
ケット28を経て中間軸12に伝達され、該中間軸12
の回転は、前記実施例と同様にベベルギヤG3 ,G4 に
よってその方向が90°変換されて出力軸13に伝達さ
れ、出力軸13の回転はカップリング14を経てインペ
ラ軸11に伝達される。尚、図4においては、図2にお
いて示したと同一要素には同一符号を付している。
0においては、クランク軸9の回転の中間軸12への伝
達にギヤG1 ,G2 を用いたが、図4に示すようなチェ
ーン伝動機構を用いても良い。即ち、クランク軸9の一
端と中間軸12の一端にはそれぞれスプロケット27,
28が結着されており、両スプロケット27,28間に
は無端状のチェーン29が巻装されており、クランク軸
9の回転はスプロケット27、チェーン29及びスプロ
ケット28を経て中間軸12に伝達され、該中間軸12
の回転は、前記実施例と同様にベベルギヤG3 ,G4 に
よってその方向が90°変換されて出力軸13に伝達さ
れ、出力軸13の回転はカップリング14を経てインペ
ラ軸11に伝達される。尚、図4においては、図2にお
いて示したと同一要素には同一符号を付している。
【0035】而して、以上は本発明を特に4サイクルエ
ンジンを搭載する水上滑走艇に適用した例について述べ
たが、請求項1,2に記載の発明は2サイクルエンジン
を搭載する水上滑走艇に対しても適用することができ
る。
ンジンを搭載する水上滑走艇に適用した例について述べ
たが、請求項1,2に記載の発明は2サイクルエンジン
を搭載する水上滑走艇に対しても適用することができ
る。
【0036】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、請求項1記
載の発明によれば、カップリング上方に広いに空間を確
保してメンテナンス性の向上を図るとともに、エンジン
の重心を下げて船体の安定性を高めることができるとい
う効果が得られる。
載の発明によれば、カップリング上方に広いに空間を確
保してメンテナンス性の向上を図るとともに、エンジン
の重心を下げて船体の安定性を高めることができるとい
う効果が得られる。
【0037】又、請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明による効果に加え、4サイクルエンジ
ンの吸気管の長さを十分確保してエンジン出力の向上を
図ることができるという効果が得られる。
求項1記載の発明による効果に加え、4サイクルエンジ
ンの吸気管の長さを十分確保してエンジン出力の向上を
図ることができるという効果が得られる。
【0038】更に、請求項3記載の発明によれば、上記
請求項1又は2記載の発明による効果に加え、大容量の
エンジン潤滑用オイルタンクの合理的な配置を実現する
ことができるという効果が得られる。
請求項1又は2記載の発明による効果に加え、大容量の
エンジン潤滑用オイルタンクの合理的な配置を実現する
ことができるという効果が得られる。
【図1】本発明に係る水上滑走艇の破断側面図である。
【図2】本発明に係る水上滑走艇の破断平面図である。
【図3】図1のA−A線拡大断面図である。
【図4】伝動機構の別実施例を示す破断平面図である。
1 水上滑走艇 2 船体 3 エンジン 3a シリンダ 3a−1 シリンダヘッド 9 クランク軸 10 伝動機構 11 インペラ軸 14 カップリング 15 インペラ 19 吸気管 24 オイルタンク
Claims (3)
- 【請求項1】 船体長手方向に延在するインペラ軸上に
インペラを設け、前記インペラ軸の前端に設けたカップ
リングを介してエンジンの回転をインペラ軸に伝達し、
前記インペラによって水を後方に噴射して推進する水上
滑走艇において、前記エンジンのクランク軸を船体横方
向に配置し、該クランク軸の回転をその方向を変換して
前記インペラ軸に伝達する伝動機構を設けるとともに、
前記エンジンのシリンダを前記カップリングとは反対側
に傾斜させたことを特徴とする水上滑走艇。 - 【請求項2】 前記エンジンは4サイクルエンジンであ
って、該エンジンのシリンダヘッド後面に接続された吸
気管を前記インペラ軸の上方に向かって延在させたこと
を特徴とする請求項1記載の水上滑走艇。 - 【請求項3】 エンジン潤滑用のオイルタンクを吸気管
の下方に配置するとともに、該オイルタンクをエンジン
下部に設けられたオイルパンにオイルポンプを介して連
通させたことを特徴とする請求項1又は2記載の水上滑
走艇。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03016494A JP3245293B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 水上滑走艇 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03016494A JP3245293B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 水上滑走艇 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07237586A true JPH07237586A (ja) | 1995-09-12 |
| JP3245293B2 JP3245293B2 (ja) | 2002-01-07 |
Family
ID=12296121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03016494A Expired - Fee Related JP3245293B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 水上滑走艇 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3245293B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0848287A (ja) * | 1994-08-08 | 1996-02-20 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 小型滑走艇 |
| JPH0853098A (ja) * | 1994-08-13 | 1996-02-27 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 小型滑走艇 |
| US5887564A (en) * | 1996-05-31 | 1999-03-30 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Internal combustion engine for small planing watercraft |
| US6030263A (en) * | 1997-09-09 | 2000-02-29 | Suzuki Motor Corporation | Hydroplane |
| US6132268A (en) * | 1997-09-24 | 2000-10-17 | Suzuki Motor Corporation | Hydroplane with a transversely mounted four-cycle engine and space saving intake and exhaust system configuration |
| US6254442B1 (en) * | 1998-10-30 | 2001-07-03 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Watercraft propulsion system |
| US6371819B1 (en) * | 1996-12-28 | 2002-04-16 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Throttle position sensor mounting arrangement for personal watercraft engine |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP03016494A patent/JP3245293B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0848287A (ja) * | 1994-08-08 | 1996-02-20 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 小型滑走艇 |
| JPH0853098A (ja) * | 1994-08-13 | 1996-02-27 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 小型滑走艇 |
| US5887564A (en) * | 1996-05-31 | 1999-03-30 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Internal combustion engine for small planing watercraft |
| US6371819B1 (en) * | 1996-12-28 | 2002-04-16 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Throttle position sensor mounting arrangement for personal watercraft engine |
| US6030263A (en) * | 1997-09-09 | 2000-02-29 | Suzuki Motor Corporation | Hydroplane |
| US6132268A (en) * | 1997-09-24 | 2000-10-17 | Suzuki Motor Corporation | Hydroplane with a transversely mounted four-cycle engine and space saving intake and exhaust system configuration |
| US6254442B1 (en) * | 1998-10-30 | 2001-07-03 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Watercraft propulsion system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3245293B2 (ja) | 2002-01-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3724823B2 (ja) | 水上滑走艇 | |
| JPH07237587A (ja) | 水上滑走艇 | |
| JPH09301286A (ja) | ウォータビークルのオイルフィルタ配置構造 | |
| JPH10194191A (ja) | 小型船舶 | |
| JPH0789489A (ja) | 水噴射推進装置 | |
| JP3245293B2 (ja) | 水上滑走艇 | |
| US3788266A (en) | Multi-powerhead outboard motor | |
| US5171177A (en) | Integrally formed driveshaft housing structure for interposition between the powerhead and lower unit of a marine propulsion system | |
| JP3992458B2 (ja) | 小型滑走艇のエンジンマウント構造 | |
| JPH11291989A (ja) | 船艇用内燃機関の潤滑油冷却装置 | |
| US5766046A (en) | Cooling water pickup for marine propulsion unit | |
| JPH09132194A (ja) | 小型水上走行艇の水噴射推進装置 | |
| JP2004148917A (ja) | 小型滑走艇 | |
| JPH09309492A (ja) | ウォータージェット船外機 | |
| JP3464083B2 (ja) | 水上走行船 | |
| US6969288B2 (en) | Water-jet propulsion personal watercraft | |
| JP3992205B2 (ja) | 船艇の推進装置における燃料供給手段への水吸入防止構造 | |
| JPH1179093A (ja) | 水上滑走艇 | |
| US6701859B2 (en) | Personal watercraft | |
| JPH1191684A (ja) | 水上滑走艇 | |
| JPH10238357A (ja) | 小型船舶の排気構造 | |
| JP3366623B2 (ja) | 水上走行船 | |
| JP3535193B2 (ja) | 水上走行船 | |
| JP3961080B2 (ja) | 小型船舶用エンジン | |
| JP2003056356A (ja) | 小型滑走艇 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |