JPH07237606A - 花卉の結束装置および結束選別装置 - Google Patents

花卉の結束装置および結束選別装置

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JPH07237606A
JPH07237606A JP4786294A JP4786294A JPH07237606A JP H07237606 A JPH07237606 A JP H07237606A JP 4786294 A JP4786294 A JP 4786294A JP 4786294 A JP4786294 A JP 4786294A JP H07237606 A JPH07237606 A JP H07237606A
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JP
Japan
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flower
bundling
binding
stem
compressing
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JP4786294A
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English (en)
Inventor
Mikio Muto
美喜男 武藤
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MUTOU SENKAKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
MUTOU SENKAKI SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 選花機や手選別で重量別や長さ別に選別され
た花卉を複数本づつしっかり結束できる手段、および結
束された花卉の束を重量別に選別して市場への出荷の便
を図れる手段。 【構成】 複数本の花卉Pを結束する結束装置と、結束
された花卉Pの束を重量別に選別する選別装置とを構成
する。そして結束装置を、予め選別された複数本の花卉
Pを載置する受部材4と、受部材4を搬送するコンベア
1と、受部材4の搬送路にあって、ばらけている茎aの
占有断面積を小さく圧縮できる圧縮手段50と、圧縮さ
れた花卉Pの茎aの端部を結束する結束機10とを構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予め重量別や長さ別に
選別された花卉を結束する花卉の結束装置、および結束
機で花卉の束を結束するとともに、結束された花卉の束
を重量別に選別する花卉の結束選別装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】キク、バラ、カーネーション、ユリなど
の花卉は、選花機や手選別により重量別や長さ別などに
選別された後、所定本数(例えば10本)づつ結束さ
れ、市場に出荷される。
【0003】選花機はすでに種々のものが提案され(例
えば実開平1−95290号公報、実開平4−3757
8号公報)、製品化されて多くの農家が使用している。
しかしながら花卉を選花機で重量別や長さ別などに選別
した後、結束するための結束装置は未だ製品化されてお
らず、したがって現在のところ、各農家は結束作業を手
作業で行っている実情にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら結束作業
を手作業で行うことは面倒であり、農家の人手不足と相
まって、結束作業を自動的に行える装置の実現が望まれ
ていた。そこで本発明は、選花機や手選別で選別された
花卉を自動的にしっかり結束できる花卉の結束装置を提
供することを第1の目的とする。また結束機で花卉の束
を結束する作業と、結束された花卉の束を重量別に選別
する作業とを、一連の作業として自動的に行える花卉の
結束選別装置を提供することを第2の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、複
数本の花卉を横たわらせて載置する受部材と、この受部
材を搬送するコンベアと、このコンベアの搬送路の上方
に配設されて複数本の花卉の茎の占有断面積を圧縮する
圧縮手段と、この圧縮手段の側方に配設されてこの圧縮
手段によって圧縮された花卉の茎を結束する結束機とか
ら花卉の結束機を構成したものである。さらには、結束
機よりも下流位置に設けられて、結束機によって結束さ
れた花卉の束の重量を秤量し、設定重量を有するときは
花卉の束を下方へ落下させる複数個の選別手段を設け
て、花卉の結束選別装置を構成したものである。さらに
は、圧縮手段を、駆動手段と、この駆動手段に駆動され
て動作することにより、茎に左右と上方から押接されて
複数本の花卉の茎の占有断面積を圧縮する圧縮部とから
構成したものである。また結束機を、受部材に載置され
た花卉に対して、花卉の長手方向に相対的に移動させる
移動手段を設けたものである。さらには、コンベアの上
方に、圧縮手段によって花卉の茎を圧縮するのに先立っ
て、茎を上方から押えつける押え手段を設けたものであ
る。
【0006】
【作用】上記構成によれば、複数本の花卉を受部材に横
たわらせてコンベアにより搬送しながら、圧縮手段によ
って花卉の束の占有断面積を小さく圧縮し、結束機によ
りしっかり結束することができる。また結束機で結束さ
れた花卉の束を、そのまま選別手段で重量選別すること
により、市場への出荷のための区分けを自動的に行え
る。また圧縮部を動作させて茎に押接することにより、
茎の占有断面積を小さくし、結束機によりしっかり結束
できる。また結束機を花卉の長手方向に相対的に移動さ
せることにより、花卉の束がばらけないように、茎を2
ヶ所以上結束できる。また押え手段で茎を押えつけるこ
とにより、圧縮手段により確実に圧縮できる。
【0007】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図1は本発明の第1実施例の花卉の結束選別
装置の全体構成を示す側面図である。この花卉の結束選
別装置は、選花機(図外)により重量別や長さ別などに
予め選別された花卉Pを所定本数(例えば10本)づつ
結束する結束装置Aと、結束された花卉Pの束を重量別
に選別する選別装置Cと、結束装置Aと選別装置Cの間
にあって、結束装置Aで結束された花卉Pの束を選別装
置Cに受け渡す受渡装置Bから成っている。
【0008】先ず花卉Pの結束装置Aについて説明す
る。1はコンベアであって、スプロケット2にチェン3
を調帯して構成されている。チェン3には受部材4がピ
ッチをおいて多数個取り付けられている。受部材4上に
は、花卉Pが所定本数横たわらせて載置されている。供
給位置イで受部材4に供給された複数本の花卉Pは、コ
ンベア1が駆動することにより結束位置ロへ搬送され
(矢印N1)、そこで一時停止する。この結束位置ロに
は結束機10が設けられており、一時停止した花卉Pの
茎を結束する。結束された花卉Pの束はカッター(回転
刃)19が配設された切断位置ハへ送られ、モータ(図
示せず)に駆動されて回転するカッター19により、茎
aの端部が切断されて茎aの長さが揃えられる。
【0009】図2は結束装置Aの結束位置ロ付近の斜視
図、図3は同側面図である。また図4(a)(b)は結
束位置ロに配設された圧縮手段の正面図であって、図4
(a)は圧縮前の状態を、また図4(b)は圧縮後の状
態を示している。
【0010】次に、結束位置ロに設けられて、複数本の
茎aの占有断面積を圧縮する圧縮手段50について説明
する。図2、図3および図4(a)に示すように、圧縮
手段50は結束位置ロの上方に設けられている。この圧
縮手段50は、駆動部51と圧縮部52から成ってい
る。圧縮部52は、板状の押え部材53と、この押え部
材53の前面に設けられた2個の棒状の挾持部材54か
ら成っている。挾持部材54はX形に交差しており、押
え部材53の前面に設けられた受部55にその長手方向
N2に上下動自在に保持されている。挾持部材54には
これを弾持するコイル状のばね材56が装着されてい
る。図3に示すように、押え部材53の背面にはガイド
リング57が装着されており、このガイドリング57に
は押え部材53の上下動を案内する垂直なガイドロッド
58が挿入されている。65はガイドロッド58の保持
具である。
【0011】駆動手段51は、モータ59と、モータ5
9に駆動されて回転する円板60から成っている。円板
60と上記押え部材53は、シャフト61で連結されて
いる。62はモータ59の取付板であり、その前面には
近接スイッチ63が設けられている。また円板60の背
面には、第1の近接板64aと第2の近接板64bが設
けられている。円板60と取付板62は小さなギャップ
をおいて近接して配置されており、近接スイッチ63は
近接板64a、64bを検知する。
【0012】図2において、花卉Pを横たわらせて載置
する受部材4は、チェン1とチェン1に架け渡された板
状の底部4aと、この底部4aの右半部から立上る立上
り部4bと、底部4aの前部の両側部に立設されたピン
状のばらけ防止部材4cから成っている。この立上り部
4bは、花卉Pが受部材4から落下するのを防止し、ま
た花卉Pの茎aの先端部の花弁bをガードしている。ま
たばらけ防止部材4cは、底部4a上の花卉Pが左右
(搬送方向N1)に大きくばらけて結束機10による結
束が不能になるのを防止している(図4(a)も参
照)。図2および図4(a)において、圧縮手段50よ
りも上流におけるチェン1の上方には、花卉Pの搬送路
に沿うように、棒状の押え手段18が設けられている。
この押え手段18は、上流側の傾斜部18aと、この傾
斜部18aに連続する下流側の水平部18bから成って
いる。
【0013】この押え手段18の作用は次のとおりであ
る。すなわち図4(a)において、実線で示す底部4a
上に載置された多数本の花卉Pの茎aは、茎aに多数枚
植えている葉(図示せず)のためにばらけた状態にあ
り、底部4aからの高さHは高い。若しこの押え手段1
8がないとすると、コンベア1によりこの花卉Pが右方
の結束位置ロへ搬送されると、破線矢印N3で示すよう
に、茎aは挾持部材54の下端部に衝突し、後で詳述す
る圧縮手段50による圧縮作業が不能になる。そこで破
線矢印N4で示すように、茎aを押え手段18により押
えつけることにより、結束位置ロにおいて、高さをHよ
りも低くして、すべての茎aを挾持部材54の下端部よ
りも下方へ強制的に下降させるものである。
【0014】図2および図3において、圧縮手段50の
側方には結束機10が設けられている。11は結束機1
0に備えられた結束用アームであり、前方へ延出してい
る。12は花卉Pの茎aの先端部を支持する板状の支持
部材であり、結束時に茎aの先端部がふらつかないよう
に下方から支持する。13は茎aの先端部近くに搬送方
向N1に沿うように配設された長板状の接地部材であ
る。上述のようにモータ59が駆動して圧縮部52が下
降すると、挟持部材54の下端部はこの接地部材13に
接地する(図4(b)を参照)。次に、結束位置ロにお
いて、花卉Pをその長手方向N5に移動させるための移
動手段について説明する。図3において、受部4の底部
4aの下面には、スライダ70が装着されている。この
スライダ70は、チェン1とチェン1の間に架け渡され
たガイドレール71上にスライド自在に嵌合している
(図4(a)も参照)。
【0015】底部4aの下面にはピン72が立設されて
おり、またガイドレール72の下面にもピン73が立設
されている。ピン72とピン73はコイルばね74で結
合されている。75はピン72を通すためにガイドレー
ル71に開口された長孔である。図3において、受部材
4はコイルばね74のばね力により右方へ弾発されてい
る。受部材4の右方にはレバー76が設けられている。
このレバー76は、ソレノイド77に駆動されて矢印方
向へ揺動する。
【0016】図3において、常時は、受部材4は実線位
置にあり、その状態で結束機10のアーム11が茎aの
端部の周囲を回転することにより(矢印N6)、第1回
目の結束が行われ、この端部は結束ひも9aで結束され
る(図5参照)。次にソレノイド77が駆動し、レバー
76が反時計方向へ鎖線位置まで揺動すると、受部材4
はレバー76に押され、コイルばね74のばね力に抗し
て左方(矢印N5)へ移動する。すると、茎aは結束機
10側へ前進する(鎖線で示す茎a参照)。そこで結束
機10のアーム11が再び矢印N6方向へ回転すること
により、第2回目の結束が行われ、結束ひも9bで結束
される(図5参照)。またレバー76が時計方向へ揺動
して実線位置まで復帰すると、受部材4はコイルばね7
4のばね力により右方へ移動し、実線位置へ復帰する。
すなわち上記各構成部品70〜77は、花卉Pを結束機
10に対してその長手方向N5に移動させる移動手段と
なっている。
【0017】次に、圧縮手段50の動作を説明する。図
4(a)は、供給位置イで花卉Pが供給された受部材4
が、結束位置ロの圧縮手段50の直下まで搬送されて、
そこで一時停止した状態を示している。このとき、圧縮
部52は上方へ退去している。この状態で、茎aはばら
けており、したがって破線枠で示す10本の茎bの占有
断面積S1は大きい。上述したように、茎aには多数枚
の葉がはえており、これらの葉のために、茎aはばらけ
て大きな占有断面積S1を占めているものである。
【0018】図4(a)において、花卉Pが載置された
受部材4が結束位置ロで停止すると、モータ59は駆動
を開始し、円板60は回転する。するとシャフト61は
下動し、押え部材53はガイドロッド58に沿って下降
し、挾持部材54の下端部は接地部材13に着地する
(図4(a)の破線参照)。
【0019】モータ59が更に回転することにより、押
え部材53は更に下降する。この下降にともない、接地
部材13に着地した挾持部材54はばね材56を圧縮し
ながら、押え部材53に対して上方へ突出する。そして
第1の近接板64aが近接スイッチ63に対向する位置
まできて近接スイッチ63に検出されると、モータ59
の駆動は停止し、押え部材53は下降を停止する。図4
(b)はこのときの状態を示している。挾持部材54
は、押え部材53に対して相対的に上昇したことによ
り、挾持部材54の下端部の間隔はW1からW2に縮小
し、また押え部材53の下面により茎aは押えつけられ
る。したがって図4(a)に示すように底部4a上でば
らけて大きな占有断面積S1を占めていた複数本の茎a
は、左右から挾持部材54で挾持され、また押え部材5
3と接地部材13で上下から挟まれ、小さな占有断面積
S2に圧縮される。
【0020】そこで結束機10が作動し、結束用アーム
11が圧縮された複数本の茎aの周囲を回転して(図3
の矢印N6参照)、結束ひも9aでこれらの茎aの第1
回目の結束を行う。この第1回目の結束が終了したなら
ば、モータ59が駆動することにより、円板60は上述
の場合と同方向に回転し、圧縮部52は上昇して茎aの
圧縮状態を解除し、第2の近接板64bが近接スイッチ
63に検出されると、モータ59は駆動を停止し、圧縮
部52も上昇を停止する。次に図3を参照しながら説明
したように、ソレノイド77が駆動してレバー76が反
時計方向へ揺動し、受部材4を結束機10側へ若干(例
えば7cm程度)前進させる。そこで再びモータ59が
駆動して、圧縮部52の押え部材53と挾持部材54に
より茎aを圧縮し(図4(b)参照)、その状態で結束
機10のアーム11が再び回転することにより、第2回
目の結束を行う。このようにして第2回目の結束が終了
すると、再びモータ59は駆動して圧縮部52は上方へ
退去し、またチェン1は駆動して、受部材4は下流へ搬
送される。
【0021】図5は結束された花卉Pの茎aの平面図を
示している。図中、9aは第1回目の結束ひも、9bは
第2回目の結束ひもである。このように受部材4を花卉
Pの長手方向N5に移動させて複数回(本実施例では2
回)の結束を行うことにより、花卉Pをしっかり結束で
きる。また結束ひも9a,9bで結束する際に、上述の
ように圧縮手段50により茎aの占有断面積をS1から
S2に圧縮して小さくすることにより、しっかり結束で
きる。またこの場合、支持部材12や接地部材13で茎
aを下方から支持しておくことにより、十分に圧縮して
しっかり結束できる。なお、本実施例では、2ヶ所結束
しているが、移動手段を設けずに受部材4をチェン1に
固定し、1ヶ所だけ結束してもよく、あるいは移動手段
により受部材4を3ヶ所以上移動させて、3ヶ所以上を
結束ひもで結束してもよいものである。
【0022】次に花卉Pの束の受渡装置Bについて説明
する。図1において、20は花卉Pの束の一時受部であ
って、コンベア1の先端部の下方に設けられており、受
部材4が左側のスプロケット2を回動する際に、その内
部の花卉Pの束はこの一時受部20上に落下する。この
一時受部20は、鋼線をV字形に屈曲して形成されてい
る。21はチェンであって、スプロケット22に調帯さ
れており、上下方向に回動する。チェン21には棒状の
受材23がピッチをおいて突設されている。チェン21
の回動により、受材23は矢印N7方向へ上昇しながら
一時受部20上の花卉Pの束をすくい上げて受け取り、
上方のスプロケット22に沿って回動する際に、花卉P
の束を下方へ落下させる(矢印N8参照)。
【0023】次に花卉Pの束の選別装置Cについて説明
する。図1において、31は無端コンベアを構成するチ
ェンであり、スプロケット32に調帯されている。チェ
ン31には花卉Pの束を保持する保持部材33がピッチ
をおいて多数個取り付けられている。またチェン31の
上側走行部に沿って、第1の選別手段34A、第2の選
別手段34B、第3の選別手段34Cが設けられてい
る。また各選別手段34A,34B,34Cの下方に
は、搬出用のコンベア35A,35B,35Cが設けら
れている。なお各スプロケット2,22,32は図外の
モータや伝動系により駆動される。
【0024】各選別手段34A,34B,34Cは保持
部材33に保持された花卉Pの束の重量を測定し、設定
重量を有する場合は、保持部材33は下方へ回転し(図
1において破線で示す保持部材33を参照)、この保持
部材33に保持された花卉Pの束は各コンベア35A,
35B,35C上に落下する。また花卉Pの束が落下し
たことが光学素子などの検出手段(図示せず)で検出さ
れると、該当のコンベア35A,35B,35Cは駆動
を開始し、花卉Pの束を機外へ搬出する。なおこの選別
装置Cの構成は、実開平1−69688号公報などに記
載された選花機の構成と同様であり、この種の従来の選
花機が花卉Pを1本づつ秤量するのに対し、この選別装
置Cは花卉Pの束を秤量する点で相違している。
【0025】この花卉の結束選別装置は上記のように構
成されており、次に全体の動作を説明する。図1におい
て、作業者は結束装置Aの供給位置イにおいて、受部材
4上に花卉Pを10本載置し、供給位置イの近傍に設け
られたスイッチ(図外)を投入すると、コンベア1は駆
動を開始する。この花卉Pは、選花機(図外)により予
め重量別長さ別に選別されたものである。
【0026】さて受部材4が供給位置イから結束位置ロ
まで移動し、そこで停止すると、図4(a)(b)を参
照しながら説明したように、圧縮手段50のモータ59
が作動し、圧縮部52が下降して、茎aの占有断面積は
S1からS2に圧縮される。そこで図2および図3に示
す結束機10が作動し、図5に示すように茎aの端部を
結束ひも9a,9bで2ヶ所結束する。
【0027】次に結束された花卉Pは切断位置ハまで移
動し、カッター19により茎aの端部が切断されて長さ
が揃えられ、次いで左側のスプロケット2に沿って回動
する際に、花卉Pの束は一時受部20に落下する。
【0028】次に受渡装置Bのチェン21が矢印N7方
向に上昇することにより、一時受部20上の花卉Pの束
は受材23にすくい上げられる。そしてこの受材23が
上方のスプロケット22を回動する際に、花卉Pの束は
落下して選別装置Cの保持部材33に受け渡される(矢
印N8参照)。
【0029】花卉Pの束を受け取った保持部材33は、
チェン31の上側走行部を左方へ搬送され、第1の選別
手段34A、第2の選別手段34B、第3の選別手段3
4Cによりそれぞれ重量別に選別されて、各々、下方の
コンベア35A,35B,35C上に落下し、機外へ搬
出される。そこで作業者は、重量別に搬出された花卉P
の束を出荷箱(図外)などに回収し、市場に出荷する。
なお本実施例の結束装置Aは、選別装置Cと組み合わせ
て使用しているが、単独で使用してもよい。あるいは花
卉を1本づつ選別する選花機と組み合わせて使用しても
よく、この場合、結束装置は選花機よりも下流側に設け
られる。
【0030】図6は本発明の第2実施例の花卉Pの結束
選別装置の側面図である。この実施例の結束装置A’の
コンベア1’は図1に示す第1実施例のコンベア1より
も長尺であり、受部材4の搬送路には、上流から下流へ
向かって茎aを切断するカッター41、下葉落し部4
2、結束機10、カッター19が順に配設されている。
また選別装置C’のチェン31は上り勾配部Kを有して
おり、無端コンベア1’の先端部はこの上り勾配部Kに
臨設されている。他の構成は上記第1実施例と同様であ
り、同一部品には同一符号を付すことにより説明は省略
する。
【0031】したがって供給位置イで受部材4に載せら
れた複数本の花卉Pは、カッター41でその茎を切断さ
れて長さを揃えられる。続いて下葉落し部42で下葉が
落とされ、結束位置ロに設けられた結束機10により複
数ヶ所結束された後、切断位置ハに設けられたカッター
19で切断されて束の長さが揃えられ、受部材4が左側
のスプロケット2を回動する際に、花卉Pの束は受部材
4から落下し、選別装置C’の保持部材33に受け渡さ
れる。そしてこの保持部材33に保持されて搬送されな
がら、選別手段34A,34B,34Cにより重量別に
選別され、コンベア35A,35B,35Cにより搬出
される。
【0032】図7は本発明の第3実施例の花卉の結束選
別装置の側面図を示している。31は無端コンベアを構
成する無端チェンであって、スプロケット32に調帯さ
れている。保持部材33は複数本の花卉Pを横たわらせ
て保持し、無端チェン31により矢印方向に搬送され
る。無端チェン31の上側走行部には結束機10とカッ
ター19が設けられており、その下流位置には複数個の
選別手段34A,34B,34Cが設けられている。ま
た選別手段34A,34B,34Cの下方にはそれぞれ
搬出用のコンベア35A,35B,35Cが設けられて
いる。
【0033】図8は花卉の結束位置ロの正面図であっ
て、結束機10は、保持部材33に横たわらせて保持さ
れた花卉Pの長手方向に移動自在に配設されている。す
なわち、結束機10の下部にはスライダ80が装着され
ており、スライダ80は花卉Pの長手方向N5に配設さ
れたガイドレール81上にスライド自在に嵌合してい
る。また結束機10の背後にはシリンダ82が設けられ
ており、そのロッド83は結束機10の背面に結合され
ている。したがって結束機10が実線位置にある状態
で、アーム11が矢印N6方向へ回転することにより第
1回目の結束が行われる。またロッド83が右型へ突出
すると、結束機10は右方へ前進し(同図鎖線参照)、
そこでアーム11が矢印N6方向へ回転することにより
第2回目の結束が行われる。そしてロッド83が引き込
むと、結束機10は実線位置に退去する。すなわち、ス
ライダ80、ガイドレール81、シリンダ82は結束機
10を花卉Pの長手方向に移動させる移動手段となって
いる。このように、茎aを2ヶ所以上結束する手段とし
ては、図3に示すように花卉Pを結束機10に対して移
動させてもよく、あるいは図8に示すように結束機10
を花卉Pに対して移動させてもよく、要は結束機10を
花卉Pの長手方向に相対的に移動させればよい。
【0034】上記構成において、図7の供給位置イにお
いて保持部材33に載せられた複数本の花卉Pは、結束
機10により複数ヶ所結束され、続いてカッター19に
より茎を切断された後、選別手段34A,34B,34
Cにより選別されて、下方のコンベア35A,35B,
35C上に落下する。勿論このものも、図6に示すカッ
ター41や下葉落し部42を結束機10よりも上流位置
に設けてもよい。
【0035】図9(a)(b)は圧縮手段90の他の実
施例を示している。図中、91は駆動手段であって、ブ
ラケット92上にシリンダ93を載置して構成されてい
る。また95は圧縮部であって、その形状は略逆Y字形
であり、シリンダ93のロッド94に結合される棒部9
5aと、下方へ向って二股状に拡開する挾持部材95b
から成っている。96は棒部95aに装着されて、圧縮
部95を上下方向に弾持するクッション用のコイルばね
である。
【0036】図9(a)は、チェン1に搬送されて受部
材4が圧縮手段90の直下の結束位置ロで停止した圧縮
前の状態を示している。次に図9(b)に示すように、
シリンダ93のロッド94が下方へ突出すると、圧縮部
95は下降し、挾持部材95bによりばらけていた茎a
を左右から挟みつけるとともに、上方から押えつける。
したがって茎aの占有断面積はS1からS2に縮小し、
そこで結束機10により結束が行われる。このように圧
縮手段の具体的構成は様々考えられるのであって、要は
ばらけた状態で結束位置口に到来した茎aの占有断面積
を素早く、かつ確実に、しかも茎aを痛めないように縮
小できるものであればよい。
【0037】図10は受部材4を花卉Pの長手方向N5
に移動させる移動手段の他の実施例を示している。受部
材4の背面にはローラ96が軸着されている。ローラ9
6には断面カギ型の押接部材97の前面が押接してい
る。押接部材97の下面にはスライダ98が装着されて
いる。スライダ98はガイドレール99にスライド自在
に嵌合している。押接部材97の後部には止具100が
装着されており、またその後方には円板101が配設さ
れている。止具100と円板101はシャフト102で
連結されている。円板101はモータ103に駆動され
て矢印方向に回転する。
【0038】したがって円板101が回転すると、シャ
フト102は往復動し、押接部材97がガイドレール9
9に沿って左方へ前進することにより、受部材4は結束
機10側へ移動する。また押接部材97が右方へ後退す
ると、受部材4はコイルばね74(図3)のばね力によ
り右方へ復帰する。このように移動手段の具体的構成も
様々考えられる。
【0039】本発明の上記実施例に限定されないのであ
って、例えば第2実施例や第3実施例のものにも、第1
実施例と同様の押え手段18を設けて茎aを押えつける
ようにしてもよい。また花卉Pの予め選別する選花機と
しては、花卉Pを重量選別するものの他にも、長さ選別
するものや、あるいは重さと長さを組み合わせた選別を
するものなどがあるが、花卉の長さと重さは相関関係が
あるので、長さ選別や重さと長さの組み合わせ選別した
花卉Pの束も、上記選別装置C,C’で重量選別するこ
とが可能である。なお上述した各装置の動作は、シーケ
ンスやマイコンなどの周知制御技術によって制御される
ものである。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数本の
花卉Pを横たわらせて載置する受部材4と、この受部材
4を搬送するコンベア1と、このコンベア1の搬送路の
上方に配設されて複数本の花卉Pの茎aの占有断面積S
1を圧縮する圧縮手段50と、この圧縮手段50の側方
に配設されてこの圧縮手段50によって圧縮された花卉
Pの茎aを結束する結束機10とから花卉の結束装置を
構成しているので、受部材4上にばらけた状態を載置さ
れている花卉Pの茎aを圧縮手段50により大きな占有
断面積S1から小さな占有断面積S2に圧縮したうえ
で、結束機10によりしっかり結束できる。
【0041】また複数本の花卉Pを横たわらせて載置す
る受部材4と、この受部材4を搬送するコンベア1と、
このコンベア1の搬送路の上方に配設されて複数本の花
卉Pの茎aの占有断面積を圧縮する圧縮手段50と、こ
の圧縮手段50の側方に配設されてこの圧縮手段50に
よって圧縮された花卉Pの茎aを結束する結束機10
と、この結束機10よりも下流位置に設けられて、結束
機10によって結束された花卉Pの束の重量を秤量し、
設定重量を有するときは花卉Pの束を下方へ落下させる
複数個の選別手段34A,34B,34Cとから花卉の
結束選別装置を構成しているので、花卉Pの結束と重量
別の選別とを一連の作業として連続的に行え、したがっ
て市場への区分け出荷作業を著しく省力化できる。
【0042】また圧縮手段50が、駆動手段51と、こ
の駆動手段51に駆動されて動作することにより、茎a
に左右と上方から押接される圧縮部52とから構成して
いるので、茎aを機械的にしっかり圧縮して結束でき
る。また結束機10を花卉Pの長手方向に相対的に移動
させる移動手段70〜77を設けたことにより、茎aを
複数ヶ所しっかりと結束できる。また圧縮手段50によ
り圧縮する前に、押え部材18により茎aを上方から押
えつけることにより、圧縮手段50により茎aの占有断
面積を確実に圧縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の花卉の結束選別装置の全
体構成を示す側面図
【図2】本発明の第1実施例の花卉の結束選別装置にお
ける結束装置の結束位置付近の斜視図
【図3】本発明の第1実施例の花卉の結束選別装置にお
ける結束装置の結束位置付近の側面図
【図4】(a)本発明の第1実施例の花卉の結束選別装
置の結束装置の圧縮手段の正面図 (b)本発明の第1実施例の花卉の結束選別装置の結束
装置の圧縮手段の正面図
【図5】本発明の第1実施例の花卉の結束選別装置によ
り結束された花卉の平面図
【図6】本発明の第2実施例の花卉の結束選別装置の全
体構成を示す側面図
【図7】本発明の第3実施例の花卉の結束選別装置の全
体構成を示す側面図
【図8】本発明の第3実施例の花卉の結束選別装置の要
部側面図
【図9】(a)本発明の他の実施例の圧縮手段の正面図 (b)本発明の他の実施例の圧縮手段の正面図
【図10】本発明の他の実施例の受部材の移動手段の側
面図
【符号の説明】
A,A’ 結束装置 C,C’ 選別装置 1,1’ コンベア 4 受部材 10 結束機 18 押え手段 31 無端チェン(コンベア) 33 保持部材 34A,34B,34C 選別手段 50,90 圧縮手段 51,91 駆動手段 52,95 圧縮部 70〜77,80〜82,96〜103 移動手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の花卉を横たわらせて載置する受
    部材と、この受部材を搬送するコンベアと、このコンベ
    アの搬送路の上方に配設されて前記複数本の花卉の茎の
    占有断面積を圧縮する圧縮手段と、この圧縮手段の側方
    に配設されてこの圧縮手段によって圧縮された花卉の茎
    を結束する結束機とを備えたことを特徴とする花卉の結
    束装置。
  2. 【請求項2】 前記圧縮手段が、駆動手段と、この駆動
    手段に駆動されて動作することにより、前記茎に左右と
    上方から押接されて前記占有断面積を圧縮する圧縮部と
    から成ることを特徴とする請求項1記載の花卉の結束装
    置。
  3. 【請求項3】 前記結束機を、前記受部材に載置された
    花卉に対して、花卉の長手方向に相対的に移動させる移
    動手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の花卉の
    結束装置。
  4. 【請求項4】 前記コンベアの上方に、前記圧縮手段に
    よって花卉の茎を圧縮するのに先立って、茎を上方から
    押えつける押え手段を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の花卉の結束装置。
  5. 【請求項5】 複数本の花卉を横たわらせて載置する受
    部材と、この受部材を搬送するコンベアと、このコンベ
    アの搬送路の上方に配設されて前記複数本の花卉の茎の
    占有断面積を圧縮する圧縮手段と、この圧縮手段の側方
    に配設されてこの圧縮手段によって圧縮された花卉の茎
    を結束する結束機と、この結束機よりも下流位置に設け
    られて、前記結束機によって結束された花卉の束の重量
    を秤量し、設定重量を有するときは花卉の束を下方へ落
    下させて選別する選別手段とを備えたことを特徴とする
    花卉の結束選別装置。
  6. 【請求項6】 前記圧縮手段が、駆動手段と、この駆動
    手段に駆動されて動作することにより、前記茎に左右か
    ら押接されて前記占有断面積を圧縮する圧縮部とから成
    ることを特徴とする請求項5記載の花卉の結束選別装
    置。
  7. 【請求項7】 前記結束機を、前記受部材に載置された
    花卉に対して、花卉の長手方向に相対的に移動させる移
    動手段を設けたことを特徴とする請求項5記載の花卉の
    結束選別装置。
  8. 【請求項8】 前記コンベアの上方に、前記圧縮手段に
    よって花卉の茎を圧縮するのに先立って、茎を上方から
    押えつける押え手段を設けたことを特徴とする請求項5
    記載の花卉の結束選別装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113955178A (zh) * 2021-10-22 2022-01-21 厦门海普锐科技股份有限公司 一种电线捆扎装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113955178A (zh) * 2021-10-22 2022-01-21 厦门海普锐科技股份有限公司 一种电线捆扎装置

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