JPH1129115A - 花卉の処理装置および処理方法 - Google Patents

花卉の処理装置および処理方法

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JPH1129115A
JPH1129115A JP19793297A JP19793297A JPH1129115A JP H1129115 A JPH1129115 A JP H1129115A JP 19793297 A JP19793297 A JP 19793297A JP 19793297 A JP19793297 A JP 19793297A JP H1129115 A JPH1129115 A JP H1129115A
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JP
Japan
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flowers
flower
conveyor
unit
transfer
Prior art date
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JP19793297A
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Inventor
Mikio Muto
美喜男 武藤
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MUTO SENKAKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
MUTO SENKAKI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体構造がコンパクトで、しかも単位時間当
りの処理能力の高い花卉の処理装置を提供すること。 【解決手段】 花卉Pは第1の搬送部1で葉落しなどが
行われた後、測定手段10で重量が測定される。次に第
2の搬送部20を搬送されながら重量別にコンベヤ30
A〜30Cに落下する。コンベヤ30A〜30C上に所
定本数の花卉Pが集積すると、コンベヤ30A〜30C
は駆動して第2の搬送部20から搬出され、花卉Pの束
は移送手段61の保持アーム64にピックアップされ
る。そして移送手段61により結束手段40へ移送され
て結束された後、回収ステージ50A〜50C上へ移送
され、重量別に回収される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、花卉を等級別に選
別して結束する花卉の処理装置および処理方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】キク、ユリ、バラ、カーネーションなど
の様々な花卉は、重量別や長さ別、あるいは重量と長さ
を組み合わせた複合別などの様々な等級別に選別し、所
定本数づつ結束して市場に出荷される。そこで本出願人
は、先きに、花卉の処理装置を提案した(実開平7−3
9355号公報)。このものは、花卉の茎の基端部の葉
落し、花卉の選別、結束などの諸作業を一連の作業とし
て連続的に行うようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の花卉の処理装置は、全体構造が大型複雑であって製造
コストが高く、また保守管理も面倒であり、さらには単
位時間当りの処理能力も十分ではないものであった。
【0004】したがって本発明は、全体構造が小型コン
パクトで、しかも単位時間当りの処理能力の高い花卉の
処理装置および処理方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
花卉の処理装置は、搬送部により搬送される花卉の茎の
基端部を切断して花卉の長さを揃える切断手段と、基端
部の葉を除去する葉落し手段と、花卉を等級別に選別す
る選別手段を備えた選花部と、前記選花部で選別された
花卉が等級別に落下する複数個の花卉搬出用のコンベヤ
と、これらのコンベヤ上に集積する花卉の本数を計数す
る計数手段と、これらのコンベヤにより前記選花部の側
方へ搬出された所定本数の花卉をピックアップして保持
する保持アームを有する移送手段と、この移送手段で移
送されてきた花卉を結束する結束手段と、この結束手段
で結束された花卉の束を花卉の等級別に回収する回収ス
テージと、前記移送手段を前記コンベヤと前記結束手段
と前記回収ステージの間を移動させる移動機構とを備え
た。
【0006】請求項2記載の本発明の花卉の処理装置
は、花卉を搬送する第1の搬送部と、この第1の搬送部
で搬送される花卉の花弁に押し当って花弁の位置を揃え
る花弁の位置揃え手段と、花卉の茎の基端部を切断して
花卉の長さを揃える切断手段と、基端部の葉を除去する
葉落し手段と、第1の搬送部の先端側にあって搬送部か
ら落下した花卉を受ける受部材および受部材上の花卉の
重量を測定する荷重センサから成る測定手段と、この測
定手段の測定結果を記憶する記憶部を有する制御部と、
前記受部材上の花卉をすくい上げて保持する保持部材を
備えた第2の搬送部と、この第2の搬送部によって搬送
される保持部材の移動路の下方にあって前記制御部から
の指令によりこの保持部材から重量別に落下した花卉を
集積させる複数個の花卉搬出用のコンベヤと、これらの
コンベヤ上に集積する花卉の本数を計数する計数手段
と、これらのコンベヤにより前記第2の搬送部の側方へ
搬出された所定本数の花卉をピックアップして保持する
保持アームを有する移送手段と、この移送手段で移送さ
れてきた花卉を結束する結束手段と、この結束手段の側
方にあって結束手段で結束された花卉の束を花卉の重量
別に回収する回収ステージと、前記移送手段を前記コン
ベヤと前記結束手段と前記回収ステージの間を移動させ
る移動機構とを備えた。
【0007】請求項3記載の本発明の花卉の処理装置
は、前記コンベヤ上に所定本数の花卉が集積したなら
ば、前記コンベヤを駆動して花卉を前記移送手段のピッ
クアップ位置へ搬出するようにした。
【0008】請求項4記載の本発明の花卉の処理装置
は、前記第1の搬送部と前記測定手段と前記第2の搬送
部が横一列に配設され、また前記第2の搬送部の側方に
ばり出した前記コンベヤの先端部と前記結束手段と前記
回収ステージが横一列に配設される構成とした。
【0009】請求項5記載の本発明の花卉の処理装置
は、前記コンベヤ上に残存する端数の花卉を前記コンベ
ヤで搬出して回収する端数花卉回収手段を設けた。
【0010】請求項6記載の本発明の花卉の処理方法
は、搬送部により花卉を搬送しながら、花卉の茎の基端
部を切断して花卉の長さを揃える切断手段と、基端部の
葉を除去する葉落し手段と、花卉を等級別に選別する選
別手段を備えた選花部と、前記選花部で選別された花卉
が等級別に落下する複数個の花卉搬出用のコンベヤと、
これらのコンベヤ上に集積する花卉の本数を計数する計
数手段と、これらのコンベヤにより前記選花部の側方へ
搬出された所定本数の花卉をピックアップして保持する
保持アームを有する移送手段と、この移送手段で移送さ
れてきた花卉を結束する結束手段と、この結束手段で結
束された花卉の束を花卉の等級別に回収する回収ステー
ジと、前記移送手段を前記コンベヤと前記結束手段と前
記回収ステージの間を移動させる移動機構とを備え、か
つ前記コンベヤ上に残存する端数の花卉を側方へ搬出す
るために前記コンベヤを駆動するための払い出し操作部
を設けた。
【0011】請求項7記載の本発明の花卉の処理方法
は、搬送部により花卉を搬送しながら、花卉の茎の基端
部を切断手段で切断して花卉の長さを揃える工程と、花
卉の茎の基端部の葉を葉落し手段で除去する工程と、花
卉の等級を測定手段で測定する工程と、測定手段の測定
結果にしたがって花卉を等級別に花卉搬出用のコンベヤ
上に落下させる工程と、コンベヤ上に集積する花卉の本
数を計数手段で計数して花卉の本数が所定本数になった
ならば、コンベヤにより花卉を搬出する工程と、搬出さ
れた花卉を移送手段でピックアップし、結束手段へ移送
して花卉の茎の基端部を結束する工程と、移送手段を回
収ステージへ移動させて結束された花卉の束を花卉の等
級別に落下させて回収する工程と、を含む。
【0012】請求項8記載の本発明の花卉の処理方法
は、花卉を第1の搬送部を搬送しながら、花弁の位置揃
え手段で花弁の位置を揃える工程と、花卉の茎の基端部
を切断手段で切断して花卉の長さを揃える工程と、花卉
の茎の基端部の葉を葉落し手段で除去する工程と、第1
の搬送部から受部材上に落下した花卉の重量を荷重セン
サにより測定する工程と、受部材上の花卉を保持部材で
すくい上げてこの保持部材を第2の搬送部により搬送す
る工程と、前記測定結果にしたがって花卉を重量別に前
記保持部材から花卉搬出用のコンベヤ上に落下させる工
程と、コンベヤ上に集積する花卉の本数を計数手段で計
数して花卉の本数が所定本数になったならば、コンベヤ
により花卉を前記第2の搬送部の側方へ搬出する工程
と、搬出された花卉を移送手段でピックアップし、結束
手段へ移送して花卉の茎の基端部を結束する工程と、移
送手段を回収ステージへ移動させて結束された花卉の束
を花卉の重量別に落下させて回収する工程と、を含む。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によれば、花卉の切断・葉
落し・選別・結束までの諸作業を一連の作業として作業
性よく行い、かつ結束された花卉束を等級別に各回収ス
テージに回収することができる。
【0014】請求項2記載の発明によれば、花卉を第1
の搬送部を搬送しながら花弁の位置を揃え、切断手段で
茎を切断して花卉の長さを揃えるとともに基端部の葉落
しを行った後、花卉の重量を測定手段で測定し、この測
定結果にしたがい、花卉を第2の搬送部を搬送しながら
花卉を重量別にコンベヤ上に落下させる。そしてコンベ
ヤ上の花卉を搬出し、そこで移送手段で花卉の束をピッ
クアップした後、結束手段で花卉の束の結束を行い、重
量別に回収ステージに回収する。
【0015】請求項3記載の発明によれば、コンベヤ上
に所定本数の花卉が集積したならば、花卉を移送手段の
ピックアップ位置へ搬出する。
【0016】請求項4記載の発明によれば、第1の搬送
部、第2の搬送部、測定手段、コンベヤ、移送手段、結
束手段、回収ステージなどの諸要素をコンパクトにレイ
アウトして処理装置を小型化し、かつこれらの諸要素の
保守管理を容易に行うことができる。
【0017】請求項5記載の発明によれば、作業の中断
などのためにコンベヤ上に残存する端数の花卉をコンベ
ヤから搬出することができる。
【0018】請求項6記載の発明によれば、花卉の切断
・葉落し・選別・結束までの諸作業を一連の作業として
作業性よく行い、かつ結束された花卉束を等級別に各回
収ステージに回収できる。また払い出し操作部を操作す
ることにより、作業の中断などのためにコンベヤ上に残
存する端数の花卉をコンベヤから搬出することができ
る。
【0019】請求項7記載の発明によれば、花卉の切断
・葉落し・選別・結束までの諸作業を一連の作業として
作業性よく行い、かつ結束された花卉の束を等級別に各
回収ステージに回収することができる。
【0020】請求項8記載の発明によれば、花卉の位置
揃え・花卉の切断・葉落し・選別・結束までの諸作業を
一連の作業として作業性よく行い、かつ結束された花卉
の束を重量別に各回収ステージに回収することができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は花卉の処理装置の平面図、
図2は花卉の処理装置の選花部の側面図、図3は花卉の
搬出用コンベヤの斜視図、図4は同平面図、図5は同側
面図、図6は花卉の移送手段の移動路の側面図、図7は
制御系のブロック図である。
【0022】まず、花卉の処理装置の全体構造を説明す
る。この花卉の処理装置は、図1に示すように選花部A
と結束・回収部Bを並設して成っており、選花部Aで重
量別に選別された花卉Pを所定本数づつコンベヤ30
A,30B,30Cで結束・回収部Bへ送り出し、結束
・回収部Bで所定本数の花卉Pを結束して重量別に回収
するようになっている。
【0023】次に、図1および図2を参照して選花部A
を説明する。選花部Aは、第1の搬送部1と、花卉Pの
重量を測定する測定手段10と、第2の搬送部20を横
一列に配設して構成されている。まず第1の搬送部1を
説明する。第1の搬送部1は、回転車2に調帯された無
端帯3から成っている。無端帯3にはピッチをおいて突
起4が突設されている。作業者は、花卉Pを一本づつ突
起4の手前に載せる(図2の矢印a)。第1の搬送部1
には、その搬送方向に沿って花卉Pの花弁の位置揃え手
段5と切断手段6と葉落し手段7が順に設けられてい
る。
【0024】図1において、花弁の位置揃え手段5は、
板体から成る押当部材5aと、押当部材5aの側端部を
軸着するヒンジ部5bと、押当部材5aの背面に当接す
るカム5cと、カム5cを回転させるモータM1から成
っている。花卉Pは第1の搬送路1を右方へ搬送される
が(矢印N1)、その途中において、モータM1が駆動
してカム5cが回転することにより、押当部材5aはヒ
ンジ部5bを中心に矢印b方向へ揺動し、花卉Pの先端
の花弁Paに当って花弁Paの位置を所定のラインLに
揃える。
【0025】図1において、切断手段6はカッター6a
とカッター6aを駆動するモータ6bから成っており、
花卉Pの茎の先端部をカッター6aで切断し、すべての
花卉Pの長さを揃える。また葉落し手段7は、茎の基端
部の葉を除去する。なお、花卉の位置揃え手段5、切断
手段6、葉落し手段7の配列順は自由に設計してよいも
のである。
【0026】次に、図2を参照して花卉Pの重量の測定
手段10を説明する。測定手段10はV字形の受部材1
1を荷重センサ12上に配設して構成されており、第1
の搬送部1の先端側下方に設置されている。第1の搬送
部1の下流端から落下(矢印N2)した花卉Pは、受部
材11上に載り、荷重センサ12でその重量が測定され
る。測定結果は制御部71の記憶部72(図7)に記憶
される。
【0027】次に、図1および図2を参照して第2の搬
送部20について説明する。第2の搬送部20は、スプ
ロケット21に無端チェン22を調帯して構成されてい
る。第2の搬送部20には多数個の保持部材23がピッ
チをおいて装着されている。保持部材23はその一端ヒ
ンジ部24を中心に回転自在に装着されている。なお図
1において、第1の搬送部1と第2の搬送部20は簡略
に示している。
【0028】図1において、第2の搬送部20の上流部
には、花卉Pの茎の先端部の位置揃え手段5’が設けら
れている。この位置揃え手段5’は上述した花弁の位置
揃え手段5と同様のものであって、押当部材5a’とヒ
ンジ部5b’とカム5c’とモータM2から成ってい
る。そしてカム5c’が回転することにより押当部材5
a’は矢印b’方向へ揺動し、茎の先端部に当ってその
位置を揃える。すなわち、花卉Pは第1の搬送部1から
受部材11上に落下し、第2の搬送部20の保持部材2
3にすくい上げられるので、その間に長さ方向の位置が
狂いやすい。そこでこの位置揃え手段5’により花卉P
の長さ方向の位置を揃えるものである。
【0029】勿論、位置揃え手段5,5’の構造は本形
態に限定されないのであって、要は花弁や茎の先端部に
対して前進後退する板体などの押当部材を有するもので
あればよい。また押当部材5a,5a’を揺動させる手
段としては、カム5c,5c’以外にもリンク機構など
も適用できる。
【0030】図1および図2において、第2の搬送部2
0の上側走行部の下方には複数個(本例では3個)のコ
ンベヤ30A,30B,30Cが並設されている。図2
において、保持部材23は矢印c方向へ上昇しながら受
部材11上の花卉Pをすくい上げ、第2の搬送部20の
上側走行部を右方へ搬送する(矢印N3)。本形態で
は、花卉Pは「重」、「中」、「軽」の3等級に選別さ
れる。
【0031】上述したように、測定手段10で測定され
た各花卉Pの重量は制御部71の記憶部72に記憶され
ており、「重」の花卉Pを保持する保持部材23は第1
番目のコンベヤ30Aの上方で下方へ回転し(図2の矢
印d)、この花卉Pをコンベヤ30A上に落下させる。
同様にして、「中」の花卉Pを保持する保持部材23は
第2番目のコンベヤ30Bの上方で下方へ回転し(矢印
e)、この花卉Pをコンベヤ30B上へ落下させ、また
「軽」の花卉Pを保持する保持部材23は第3番目のコ
ンベヤ30Cの上方で下方へ回転し(矢印f)、この花
卉Pをコンベヤ30C上へ落下させる。SOL1,SO
L2,SOL3(図2)は、制御部71の指令により保
持部材23に回転動作を行わせる駆動手段としてのソレ
ノイドであり、それぞれ各コンベヤ30A〜30Cの上
方に設けられている。測定手段10、制御部71、ソレ
ノイドSOL1〜SOL3などは、花卉Pを重量別に選
別する選別手段となっている。
【0032】図2において、各コンベヤ30A,30
B,30Cの上方には、花卉Pの落下路をはさむように
発光素子31と受光素子32が対向して配設されてお
り、各コンベヤ30A,30B,30Cに落下する花卉
Pを光学的に検出する。そして検出データは制御部71
へ送られ、各コンベヤ30A,30B,30Cに集積し
た花卉Pの本数が計測される(図7も参照)。すなわち
発光素子31と受光素子32などの花卉Pの検出手段と
制御部71は、各コンベヤ30A〜30C上に集積する
花卉の本数を計数する計数手段となっている。
【0033】次に、図3〜図5を参照してコンベヤ30
A,30B,30Cの構造を説明する。なお3台のコン
ベヤ30A,30B,30Cは同構造であり、したがっ
て第1番目のコンベヤ30Aを例にとって説明する。コ
ンベヤ30Aの前方にはサブコンベヤ30A’が設けら
れており、コンベヤ30Aとサブコンベヤ30A’の間
は空間部33になっている。またサブコンベヤ30A’
〜30C’の前方も空間部33’になっている。後述す
るように、空間部33,33’には、花卉Pの束をピッ
クアップするために移送手段の保持アーム64が進入す
る。コンベヤ30Aとサブコンベヤ30A’は、両者で
花卉搬出用のコンベヤを構成しており、図外の伝動系に
より連動連結されて同一モータM3で駆動される。
【0034】コンベヤ30Aの上流端部には板状の2枚
の第1の当り部材34がハの字状に配設されており、ま
たサブコンベヤ30A’の前方には板状の第2の当り部
材34’が2枚立設されている。図4に示すように、2
枚の当り部材34,34’は平面視してハの字状に立設
されている。また第2の当り部材34’の前方には板状
の下受部材35が配設されている。図5に示すように、
下受部材35の上面は花卉1の搬送方向(矢印N4)に
おいて上り勾配で傾斜している。下受部材35の背後に
は板状のストッパ36が配設されている。ストッパ36
の下端部はヒンジ部37に軸着されており、ストッパ3
6はヒンジ部37を中心に若干揺動自在となっている
(矢印g)。またストッパ36の背後にはストッパ36
を検知する検知手段38が設けられている。検知手段3
8としては、例えば近接スイッチやリミットスイッチが
用いられる。
【0035】次に、コンベヤ30Aとサブコンベヤ30
A’による花卉Pの搬出動作について説明する。上述し
た計数手段により、コンベヤ30A上に所定本数(一般
に10本)の花卉Pが集積したことが判明すると、モー
タM3は起動し、花卉Pを第2の搬送部20の側方へ搬
出する(矢印N4)。すると花卉Pの先端部はまず第1
の当り部材34に当り、次いで第2の当り部材34’に
当り、図4において花卉Pの分布幅はW1からW2にせ
ばまる。そして花卉Pは当り部材34’と当り部材3
4’の間を通り、ストッパ36に衝突する。するとスト
ッパ36は後方へ押され、検知手段38で検知される。
そして検知手段38の検知信号によりモータM3の駆動
は停止する。以上により、花卉Pを第2の搬送部20の
側方へ搬出する動作は終了する。なお下受部材35は、
サブコンベヤ30A’からストッパ36側へ突出する茎
の先端部が下方へ垂れ下るのを防止する。図1におい
て、M4,M5はそれぞれコンベヤ30B,30Cを駆
動するモータ、30B’,30C’はサブコンベヤであ
る。コンベヤ30B,30Cとサブコンベヤ30B’,
30C’で花卉搬出用のコンベヤを構成している。
【0036】次に、図1および図6を参照して、結束・
回収部Bについて説明する。図1において、第2の搬送
部20の側方へばり出したコンベヤ30A〜30Cおよ
びサブコンベヤ30A’〜30C’の側方には、結束手
段40と回収ステージ50A,50B,50Cが第2の
搬送部20に沿うように横一列に並設されている。結束
手段40は、可動テーブル41上に結束機42を配設し
て構成されている。結束機42は可動テーブル41上を
矢印h方向(後述する移送手段61に保持された花卉P
の長手方向)へ移動し、結束アーム43から導出するひ
もにより花卉Pの束の基端部を1ヶ所若しくは複数ヶ所
結束する。
【0037】図6において、コンベヤ30A〜30Cと
回収ステージ50A〜50Cの上方には移動機構60が
架設されている。移動機構60には移送手段61が装着
されている。移送手段61は、本体部62と、本体部6
2に上下動自在に保持された昇降部63と、昇降部63
に垂設された保持アーム64から成っている。移送手段
61は、移動機構60に沿って横方向へ水平移動する
(矢印A)。また昇降部63は上下動する(矢印B)。
また保持アーム64は左右2本あり、開閉動作を行う
(矢印C)。保持アーム64は、花卉Pの長手方向に各
々左右2本を1組として複数組(望ましくは図3に示す
ように2組)設けられている。
【0038】移動手段60は例えば無端チェンなどから
成る移動機構が内蔵され、また本体部62には昇降部6
3を上下動させる上下動機構が備えられ、また昇降部6
3には保持アーム64に開閉動作を行わせる駆動機構が
内蔵されている。65は昇降部63に設けられた押え部
材であり、水平な棒から成っている。保持アーム64の
下端部は水平な屈曲部64aになっており、茎を押え部
材65と屈曲部64aで上下からチャックする(ロ位置
の保持アーム64を参照)。なお、図6において移送手
段61は3個描いているが、実際には1個だけ備えられ
ており、イ、ロ、ハの3位置を移動する。
【0039】次に、図7を参照して制御系を説明する。
71は制御部であり、記憶部72を備えている。荷重セ
ンサ12、受光素子32、検知手段38、払い出し操作
部39の信号は制御部71に入力される。またプログラ
ムデータなどの必要なデータは記憶部72に記憶され
る。モータM1〜M5、ソレノイドSOL1〜SOL3
などは制御部71で制御される。なお結束手段40、移
動機構60、移送手段61などもこの制御部71で制御
される。払い出し操作部39は装置の制御盤などに操作
ボタンとして設けられるものであり、その詳細は後述す
る。
【0040】次に花卉の束の移送動作について説明す
る。図1において、3個のコンベヤ30A〜30Cのう
ち、何れかのコンベヤ(例えばコンベヤ30C)上の花
卉Pの茎の先端部がこのコンベヤ30Cに搬送されてス
トッパ36に当ると、検知手段38がこれを検知する。
そしてその検知信号により移送手段61は作動を開始し
てこのコンベヤ30Cの上方へ移動する(図6におい
て、イ位置の移送手段61を参照)。そこで昇降部63
は下降し、2組の保持アーム64はコンベヤ30Cとサ
ブコンベヤ30C’の間の空間33およびサブコンベヤ
30C’の前方の空間33’に下降する(図3の矢印
i)。そこで保持アーム64は閉じて花卉Pの束をしっ
かり保持する。この場合、上述したように当り部材34
により花卉Pの分布幅はW1からW2にせばまっている
ので、保持アーム64は小さな回転ストロークで容易に
花卉Pの束を保持することができる。そして昇降部63
が上昇することにより、保持アーム64は花卉Pの束を
ピックアップする。
【0041】次に移送手段61は図6において結束手段
40の配設位置(ロ位置)へ移動する。そこで結束手段
40の結束機42は、保持アーム64に保持された花卉
Pの束の基端部をひも70で結束する。この場合、可動
テーブル41により結束機42を花卉Pの長手方向(図
1の矢印h方向)へ移動させることにより複数箇所結束
することが望ましい。またこの場合、10本の花卉Pは
2本の保持アーム64で左右からチャックされており、
また押え部材65と保持アーム64の下端屈曲部64a
で上下からチャックされているので、ひも70でしっか
り結束することができる。
【0042】次に移送手段61は回収ステージ50Cの
上方(図6のハ位置)へ移動し、そこで保持アーム64
を開くことにより、ひも70で結束された花卉Pの束は
回収ステージ50C上に落下して回収される(矢印
j)。
【0043】他のコンベヤ30A,30Bで搬出された
花卉Pも、上述したコンベヤ30Cの場合と同様に結束
され、それぞれ回収ステージ50A,50Bに回収され
る。なお回収ステージ50A,50B,50Cにはそれ
ぞれ「重」、「中」、「軽」の花卉Pが回収される。以
上のようにして回収された花卉Pの束は市場に出荷され
る。以上のように、本処理装置によれば、花卉Pの重量
選別から結束までの作業を、一連の作業として連続的に
行うことができる。
【0044】次に、コンベヤ30A〜30C上に残存す
る端数の花卉Pの回収手段について説明する。図1にお
いて、例えばその日に収穫した花卉の選別作業が終了し
た場合や、装置のトラブルにより装置の運転を中止した
ような場合、各コンベヤ30A〜30C上には10本未
満の端数(例えば3本や5本)の花卉Pが残存しやす
い。このような端数の花卉は結束手段40による結束対
象にはならず、別途回収することが望ましい。
【0045】そこでこのような場合、作業者は払い出し
操作部39(図7)を操作する。すると各モータM3〜
M5は順に駆動して各コンベヤ30A〜30C上の花卉
Pは順にピックアップ位置へ搬出され、移送手段61に
ピックアップされる。そして移送手段61は結束手段4
0を素通りし、そのまた回収ステージ50A〜50Cに
花卉Pを落下させる。勿論この場合も、花卉Pは重量別
に各回収ステージ50A〜50Cに落下させることが望
ましい。このようにして回収された端数の花卉Pは、次
回の作業に回される。すなわち払い出し操作部39など
は、コンベヤ30A〜30C上に残存する端数花卉回収
手段となっている。以上のような動作のプログラムは、
記憶部72に登録されている。
【0046】図8は、本発明の他の実施の形態の花卉の
処理装置の平面図である。図1と同一要素には同一符号
を付している。この花卉の処理装置も選花部Aと結束・
回収部Bから成っている。本実施の形態では、花卉搬出
用のコンベヤ30A,30B,30Cは大きな間隔をお
いて配設されており、各コンベヤ30A〜30Cの先端
部の側方にそれぞれ結束手段40と回収ステージ50
A,50B,50Cが設けられている。また各コンベヤ
30A〜30Cと各回収ステージ50A〜50Cの間に
それぞれ移送手段61を有する移動機構60が設けられ
ている。なお図示しないが、発光素子31、受光素子3
2などから成る計数手段、払い出し操作部39、移送手
段61、端数花卉回収手段なども具備されている。また
コンベヤ30A〜30Cは図1のものよりも長尺であ
り、サブコンベヤ30A’,30B’,30C’は有し
ない。したがって移送手段61はコンベヤ30A〜30
Cの先端部まで送られてきた花卉Pの束をピックアップ
する。
【0047】上記構成において、花卉Pは重量別に各コ
ンベヤ30A〜30C上に落下し、所定本数になるとコ
ンベヤ30A〜30Cで搬出される。搬出された花卉P
の束は移送手段61でピックアップされて結束手段40
へ送られ、結束された後、回収ステージ50A〜50C
に回収される。本実施の形態では各コンベヤ30A〜3
0C毎にそれぞれ結束手段40や移動機構60を備えて
いるので、装置コストとしては高価になるが、各コンベ
ヤ30A〜30Cで搬出された花卉Pの束を互いに無関
係に結束・回収できるので作業能率は向上する。
【0048】本発明は上記実施の形態に限定されないの
であって、例えば図1において、結束手段40と回収ス
テージ50A〜50Cはコンベヤ30A〜30Cの左側
に横一列に設けられているが、右側に横一列に設けても
よい。また払い出し操作部39を操作してコンベヤ30
A〜コンベヤ30Cにより搬出された端数の花卉Pは、
移送手段61によらずに作業者が手作業で回収してもよ
い。また選花部としては、実開平5−74683号公
報、実公平6−29956号公報、実公平6−2995
7号公報、実開平6−454号、実開平7−9466
号、実開平7−9467号、実開平7−13472号な
どに示されるように、花卉の重量の測定手段として秤量
手段を用いたもの、長さ別に選別するもの、重量と長さ
を組み合わせた複合別に選別するものなどの様々な型式
のものがあるが、本発明はこのような他の型式の選花部
も適用できるものである。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、花卉の選別から結束ま
での作業を一連の作業として作業性よく行うことがで
き、処理能力の高い花卉の処理装置を実現できる。また
全体を小型コンパクトに構成でき、各要素の保守管理を
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】花卉の処理装置の平面図
【図2】花卉の処理装置の選花部の側面図
【図3】花卉の処理装置の搬出用コンベヤの斜視図
【図4】花卉の処理装置の搬出用コンベヤの平面図
【図5】花卉の処理装置の搬出用コンベヤの側面図
【図6】花卉の処理装置の搬送手段の移動路の側面図
【図7】花卉の処理装置の制御系のブロック図
【図8】花卉の処理装置の平面図
【符号の説明】
A 選花部 B 結束・回収部 1 第1の搬送部 5 花弁の位置揃え手段 6 切断手段 7 葉落し手段 10 測定手段 11 受部材 12 荷重センサ 20 第2の搬送部 23 保持部材 30A,30B,30C コンベヤ 30A’,30B’,30C’ サブコンベヤ 31 発光素子 32 受光素子 38 検知手段 39 払い出し操作部 36 ストッパ 40 結束手段 50A,50B,50C 回収ステージ 60 移動機構 61 移送手段 64 保持アーム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送部により搬送される花卉の茎の基端
    部を切断して花卉の長さを揃える切断手段と、基端部の
    葉を除去する葉落し手段と、花卉を等級別に選別する選
    別手段を備えた選花部と、 前記選花部で選別された花卉が等級別に落下する複数個
    の花卉搬出用のコンベヤと、これらのコンベヤ上に集積
    する花卉の本数を計数する計数手段と、これらのコンベ
    ヤにより前記選花部の側方へ搬出された所定本数の花卉
    をピックアップして保持する保持アームを有する移送手
    段と、この移送手段で移送されてきた花卉を結束する結
    束手段と、この結束手段で結束された花卉の束を花卉の
    等級別に回収する回収ステージと、前記移送手段を前記
    コンベヤと前記結束手段と前記回収ステージの間を移動
    させる移動機構とを備えたことを特徴とする花卉の処理
    装置。
  2. 【請求項2】 花卉を搬送する第1の搬送部と、この第
    1の搬送部で搬送される花卉の花弁に押し当って花弁の
    位置を揃える花弁の位置揃え手段と、花卉の茎の基端部
    を切断して花卉の長さを揃える切断手段と、基端部の葉
    を除去する葉落し手段と、第1の搬送部の先端側にあっ
    て第1の搬送部から落下した花卉を受ける受部材および
    受部材上の花卉の重量を測定する荷重センサから成る測
    定手段と、この測定手段の測定結果を記憶する記憶部を
    有する制御部と、前記受部材上の花卉をすくい上げて保
    持する保持部材を備えた第2の搬送部と、この第2の搬
    送部によって搬送される保持部材の移動路の下方にあっ
    て前記制御部からの指令によりこの保持部材から重量別
    に落下した花卉を集積させる複数個の花卉搬出用のコン
    ベヤと、これらのコンベヤ上に集積する花卉の本数を計
    数する計数手段と、これらのコンベヤにより前記第2の
    搬送部の側方へ搬出された所定本数の花卉をピックアッ
    プして保持する保持アームを有する移送手段と、この移
    送手段で移送されてきた花卉を結束する結束手段と、こ
    の結束手段の側方にあって結束手段で結束された花卉の
    束を花卉の重量別に回収する回収ステージと、前記移送
    手段を前記コンベヤと前記結束手段と前記回収ステージ
    の間を移動させる移動機構とを備えたことを特徴とする
    花卉の処理装置。
  3. 【請求項3】 前記コンベヤ上に所定本数の花卉が集積
    したならば、前記コンベヤを駆動して花卉を前記移送手
    段のピックアップ位置へ搬出するようにしたことを特徴
    とする請求項1または2記載の花卉の処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の搬送部と前記測定手段と前記
    第2の搬送部が横一列に配設され、また前記第2の搬送
    部の側方にばり出した前記コンベヤの先端部と前記結束
    手段と前記回収ステージが横一列に配設されたことを特
    徴とする請求項2記載の花卉の処理装置。
  5. 【請求項5】 前記コンベヤ上に残存する端数の花卉を
    前記コンベヤで搬出して回収する端数花卉回収手段を設
    けたことを特徴とする請求項1または2記載の花卉の処
    理装置。
  6. 【請求項6】 搬送部により花卉を搬送しながら、花卉
    の茎の基端部を切断して花卉の長さを揃える切断手段
    と、基端部の葉を除去する葉落し手段と、花卉を等級別
    に選別する選別手段を備えた選花部と、 前記選花部で選別された花卉が等級別に落下する複数個
    の花卉搬出用のコンベヤと、これらのコンベヤ上に集積
    する花卉の本数を計数する計数手段と、これらのコンベ
    ヤにより前記選花部の側方へ搬出された所定本数の花卉
    をピックアップして保持する保持アームを有する移送手
    段と、この移送手段で移送されてきた花卉を結束する結
    束手段と、この結束手段で結束された花卉の束を花卉の
    等級別に回収する回収ステージと、前記移送手段を前記
    コンベヤと前記結束手段と前記回収ステージの間を移動
    させる移動機構とを備え、かつ前記コンベヤ上に残存す
    る端数の花卉を側方へ搬出するために前記コンベヤを駆
    動するための払い出し操作部を設けたことを特徴とする
    花卉の処理装置。
  7. 【請求項7】 搬送部により花卉を搬送しながら、花卉
    の茎の基端部を切断手段で切断して花卉の長さを揃える
    工程と、花卉の茎の基端部の葉を葉落し手段で除去する
    工程と、花卉の等級を測定手段で測定する工程と、測定
    手段の測定結果にしたがって花卉を等級別に花卉搬出用
    のコンベヤ上に落下させる工程と、コンベヤ上に集積す
    る花卉の本数を計数手段で計数して花卉の本数が所定本
    数になったならば、コンベヤにより花卉を搬出する工程
    と、搬出された花卉を移送手段でピックアップし、結束
    手段へ移送して花卉の茎の基端部を結束する工程と、移
    送手段を回収ステージへ移動させて結束された花卉の束
    を花卉の等級別に落下させて回収する工程と、を含むこ
    とを特徴とする花卉の処理方法。
  8. 【請求項8】 花卉を第1の搬送部を搬送しながら、花
    弁の位置揃え手段で花弁の位置を揃える工程と、花卉の
    茎の基端部を切断手段で切断して花卉の長さを揃える工
    程と、花卉の茎の基端部の葉を葉落し手段で除去する工
    程と、第1の搬送部から受部材上に落下した花卉の重量
    を荷重センサにより測定する工程と、受部材上の花卉を
    保持部材ですくい上げてこの保持部材を第2の搬送部に
    より搬送する工程と、前記測定結果にしたがって花卉を
    重量別に前記保持部材から花卉搬出用のコンベヤ上に落
    下させる工程と、コンベヤ上に集積する花卉の本数を計
    数手段で計数して花卉の本数が所定本数になったなら
    ば、コンベヤにより花卉を前記第2の搬送部の側方へ搬
    出する工程と、搬出された花卉を移送手段でピックアッ
    プし、結束手段へ移送して花卉の茎の基端部を結束する
    工程と、移送手段を回収ステージへ移動させて結束され
    た花卉の束を花卉の重量別に落下させて回収する工程
    と、を含むことを特徴とする花卉の処理方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6931818B2 (en) * 2003-02-14 2005-08-23 Createch Method and apparatus for packing flower bouquets
US8438780B1 (en) * 2012-04-27 2013-05-14 NF Global Bouquet making apparatus and method
US8438820B1 (en) 2012-07-20 2013-05-14 NF Global Flower handling apparatus and method

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