JPH07237714A - 物品の自動管理システム - Google Patents

物品の自動管理システム

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JPH07237714A
JPH07237714A JP3015994A JP3015994A JPH07237714A JP H07237714 A JPH07237714 A JP H07237714A JP 3015994 A JP3015994 A JP 3015994A JP 3015994 A JP3015994 A JP 3015994A JP H07237714 A JPH07237714 A JP H07237714A
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悟 与田
Eiji Hashimoto
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Itoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要とする物品を迅速に出し入れすることが
できる上に小型で設置し易い物品の自動管理システムを
提供すること。 【構成】 コード符号を付された複数の物品をそれぞれ
所定位置に格納し取出し・返却指令に応じて所望の物品
を一つ毎挟持して自動的に取出し又は返却するようにし
た第1の格納庫(SSP)1、2、3、・・・、nと、
複数の物品を収納した複数個のコンテナを格納し与えら
れたコンテナアドレスと取出し・返却指令に応じて所望
のコンテナを自動的に取出し又は返却するようにした第
2の格納庫(SAT)11、12、・・・、mと、所望
物品のコード、取出しあるいは返却指令を入力するため
の入力手段34と、入力手段34から入力された所望物
品のコードに応じて第1の格納庫1、2、3、・・・、
nから当該物品の取出し・返却を行い又は第2の格納庫
11、12、・・・、mから当該物品が収納されている
コンテナの取出し・返却を行うようシステム全体を制御
する制御手段30とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品の自動管理システ
ムに関し、特に医療用カルテのような各人毎の種々の書
類を入手容易に保管・管理する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動格納庫あるいは自動格納シス
テム(以下、単に自動格納システムと呼ぶ。)として、
多数の物品を格納庫の所定の棚に格納しておき、これを
キーボードその他の信号入力手段から所定物品の位置コ
ードを入力させることによって、当該物品を自動的に格
納庫外へ取り出しまた自動的に返却し得るような種々の
装置あるいはシステムが開発され、これらのうち病院に
おけるカルテ等の自動管理システムとして実用化されて
いるものもある(例えば特開昭52−149号公報、特
開昭56−108601号公報、特開昭62−7480
8号公報等参照)。
【0003】かかる従来の自動管理システムにおいて、
例えば特開昭56−108601号公報記載のもので
は、一時に多数の物品を出し入れする場合、台車が出入
りできる入出庫部をファイル格納棚の一側面に設け、搬
送台にて挟持した物品を前記入出庫部と格納棚の所定位
置との間を往復して物品の出し入れを行う一方、格納棚
毎に単体の出庫部を設けて、臨時にひとつの格納棚を装
置外に取り出すように構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動管理システムにおいては、例えば病院における外来
患者の個人用カルテ等、アクティブな物品、即ち頻繁に
出し入れする物品であっても、同じく病院における入院
患者のカルテ等、インアクティブな物品、即ちめったに
出し入れしない物品であっても、同じ格納棚に格納して
おき、必要の都度これらのうちから選択して所望の物品
を取り出すようにしているので、格納している物品の総
数もその分多くならざるを得ず、頻繁に出し入れし、し
かも短時間で取り出すことが必要なアクティブな物品、
即ち、外来患者の個人用カルテ等を迅速に出し入れする
ことが困難であった。
【0005】また、同様に、例えば、薄手のファイルホ
ルダーに保持されたカルテ等、薄手の物品であっても、
厚手のファイルホルダーに保持されたカルテ等、厚手の
物品やX線フィルム等の大きな物品であっても、同じ格
納棚に格納しておき、必要の都度これらのうちから選択
して所望の物品を取り出すようにしているので、物品の
格納スペースもその分大きくならざるを得ず、個々の収
納空間も空いている部分が多くなり不経済であった。ま
た、システム全体も大型なものとなり、病院内に設置場
所を確保するのも大変であり、設置スペースを確保でき
ないためにせっかくのシステムを利用できないというケ
ースも多く見られている。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、必要とする物品を迅速に出し入れすることができ
る上に小型で設置し易い物品の自動管理システムを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明に係る物品の自動管理システムにおいて
は、コード符号を付された複数の物品をそれぞれ所定位
置に格納し取出し・返却指令に応じて所望の物品を一つ
毎挟持して自動的に取出し又は返却するようにした第1
の格納庫と、複数の物品を収納した複数個のコンテナを
格納し与えられたコンテナアドレスと取出し・返却指令
に応じて所望のコンテナを自動的に取出し又は返却する
ようにした第2の格納庫と、前記第1の格納庫に格納さ
れている物品のコード、及び当該各物品の行き先きコー
ドを記憶する第1の記憶装置と、前記第2の格納庫中の
各コンテナのコンテナアドレス、各コンテナに収納され
ている各物品のコード、及び当該各物品の行き先きコー
ドを記憶する第2の記憶装置と、所望物品のコード、取
出しあるいは返却指令を入力するための入力手段と、該
入力手段から入力された所望物品のコードに応じて前記
第1の格納庫から当該物品の取出し・返却を行い又は前
記第2の格納庫から当該物品が収納されているコンテナ
の取出し・返却を行うようシステム全体を制御する制御
手段とを有することを特徴とする。
【0008】また、本発明に係る物品の自動管理システ
ムにおいては、前記第1の格納庫には取出し・返却頻度
の高い物品を格納し、前記第2の格納庫中の前記コンテ
ナには取出し・返却頻度の低い物品を格納するようにし
たことを特徴とする。
【0009】更にまた、本発明に係る物品の自動管理シ
ステムにおいては、更に、複数の物品を格納する第3の
格納庫を備え、前記第2の格納庫に収納される前記取出
し・返却頻度の低い物品よりも更に取出し・返却頻度の
低い物品を前記第3の格納庫に格納するようにしたこと
を特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に係る物品の自動管理システムでは、第
1の格納庫において所望の物品が一つ毎挟持されて自動
的に取出し又は返却され、第2の格納庫においては所望
の物品がコンテナ毎に取出し又は返却されるので、第1
の格納庫と第2の格納庫とを別体に構成することによ
り、システム全体として小型で設置し易いものとなる。
【0011】また、本発明に係る物品の自動管理システ
ムにおいては、第1の格納庫には取出し・返却頻度の高
い物品が格納され、第2の格納庫中のコンテナには取出
し・返却頻度の低い物品が格納されるので、システム全
体として必要とする物品を迅速に出し入れすることがで
きる。
【0012】更に、本発明に係る物品の自動管理システ
ムにおいては、第3の格納庫にパージングされた物品
等、第2の格納庫に収納される取出し・返却頻度の低い
物品よりも更に取出し・返却頻度の低い物品が格納され
るので、第1の格納庫と第2の格納庫に格納される物品
数を減らすことができ、システム全体として物品の取出
し・返却の効率が高くなる。また、この第3の格納庫を
第1の格納庫及び第2の格納庫と別体に構成することに
より、設置スペースも確保し易くなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る物品の自動管理システム
を病院におけるカルテ等の管理システムに適用した実施
例について、図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1を参照して、本実施例に係る物品の自
動管理システムは、個別フォルダーによる自動取出機構
を備えた第1の格納庫(SSP、以下SSPと呼ぶ)
1、2、3、・・・、nと、コンテナ方式の自動取出機
構を備えた第2の格納庫(SAT、以下SATと呼ぶ)
11、12、・・・、mと、これらとインターフェース
10、20のそれぞれを介して接続され、SSP及びS
ATにおける入出庫を総合的に管理する管理用コンピュ
ータ30を有している。各SAT11、12、・・・、
mには、それぞれバーコードスキャナー、表示器及びジ
ャーナルプリンターが接続されている(図には、そのう
ちSAT11に接続されているバーコードスキャナー1
1a、表示器11b、ジャーナルプリンター11cのみ
示す)。また、各SSP1、2、3、・・・、nには、
例えば、厚さ30mm以下のファイルホルダーに保持さ
れたカルテ等、薄手の物品や外来患者の個人用カルテ
等、アクティブな物品が保管・格納されている。一方、
各SAT11、12、・・・、mには、例えば、厚さ3
0mm以上のファイルホルダーに保持されたカルテ等、
厚手の物品や入院患者のカルテ等、インアクティブな物
品、更にはX線フィルム等の大きな物品が保管・格納さ
れている。尚、個別フォルダーによる自動取出機構を備
えたSSP1、2、3、・・・、nには、例えば特開昭
62−74808号公報記載の自動倉庫を用いれば良
い。また、コンテナ方式の自動取出機構を備えたSAT
11、12、・・・、mには、例えば特開昭52−14
9号公報記載の自動倉庫を用いれば良い。
【0015】管理用コンピュータ30は、周辺装置とし
てのディスク装置32、入力端末機34、シリアルプリ
ンター36、バーコードプリンター38を備えている。
入力端末機34には、通常のキーボードから成る入力手
段の他にバーコードスキャナー34aも設けられてい
る。尚、管理用コンピュータ30は、ホストコンピュー
タ40に接続されている。
【0016】ここで、本実施例におけるシステムの制御
動作について、図2〜図8を参照してSSP及びSAT
からの入出庫とコンピュータによる制御のフローを対応
させつつ、詳細に説明する。
【0017】まず、図2に示すように、外来患者が所定
の用紙に必要事項を記入し、病院内の受付けに提出する
と、受付け嬢は当該患者の氏名・生年月日等所定のデー
タをホストコンピュータ40に入力し、ホストコンピュ
ータ40から管理用コンピュータ30に転送される。又
は、管理用コンピュータ30の入力端末機34のキーボ
ードにより入力する。この入力されたデータは管理用コ
ンピュータ30からホストコンピュータ40に転送さ
れ、当該患者のID番号が登録されているか否かがチェ
ックされ、登録されている場合にはこのID番号を検索
して当該患者の個人用カルテがどのような状態にあるか
を検出する。この検索は、図2中に示すようなマスター
ファイルを検索することにより行われる。このマスター
ファイルには、図2に示すように、当該ID番号を付さ
れたカルテ等のSSP及びSATそれぞれにおける状態
が記録されており、例えば、SSPの項目では、当該患
者のカルテについて、またSATの項目では、当該患者
の過去に撮影したX線フィルム等について、それぞれ送
付先、当該送付先へ送付した日付及びロケーションが記
録・保存されている。従って、このマスターファイルを
検索することにより当該患者の関係ファイルが今どの様
な状態にあるかが分かり、例えば、当該患者のカルテが
SSP1に入庫中なのか否かが分かる。仮に当該患者の
カルテがSSP1に入庫されていない場合には、当該カ
ルテの送付先が登録されているか、当該カルテの取出種
類、即ち当該カルテをどのような用途で取り出したか等
をチェックする。
【0018】以上のチェック結果をもとに当該患者のカ
ルテあるいはX線フィルムが取り出し可能か否かを判断
し取り出し可能と判断した場合には、マスターファイル
を更新する。即ち、SSPまたはSATに入庫中であれ
ば、当該ID番号を付されたカルテまたはX線フィルム
につき状態を「取出中」と改め、また送付先を「XX
X」、日付を「XXXXXX」というようにそれぞれ改
める。マスターファイルの更新に続いて取出しファイル
への登録がなされる。取出しファイルは、SSP「X
X」号機あるいはSAT「XX」号機等、各々のSSP
またはSAT毎に備えられており、SSP「XX」号機
の取出しファイルには、当該カルテの取出種類、送付
先、ロケーション、出庫口、フラグにつき登録がなされ
る。また、SAT「XX」号機の取出しファイルには、
当該X線フィルムの取出種類、送付先、ロケーション、
フラグにつき登録がなされる。これらの場合フラグに
は、例えば、「未処理」というような登録がなされる。
このような取出しファイルへの登録が完了すると、その
旨のメッセージが出力され、そのメッセージがディスプ
レイ等の表示装置上に表示されると共に、自動倉庫の動
作を開始させるための信号が出力され、該当するSSP
「XX」号機あるいはSAT「XX」号機が駆動され
る。
【0019】一方、取り出し不能と判断した場合には、
その旨のメッセージを出力し、そのメッセージはディス
プレイ等の表示装置上に表示される。
【0020】続いて、管理用コンピュータ30は、図3
に示すように、取出種類、優先順位に基づいて、各自動
倉庫、即ち該当するSSP「XX」号機あるいはSAT
「XX」号機へデータを送信する。例えば、SSP「X
X」号機には、ロケーション、出庫口が、SAT「X
X」号機には、ロケーション、ID番号、送付先、取出
種類、残数等が送信される。
【0021】これらのデータを受信した各自動倉庫は、
例えば、該当するSSP「XX」号機が駆動して当該患
者のカルテを出庫し、あるいはSAT「XX」号機が駆
動して当該X線フィルムの入ったコンテナを出庫し、ま
たはコマンドディスプレイ上に表示する。
【0022】次に、取出し完了後の動作について説明す
る。
【0023】まず、SSPの場合には、管理用コンピュ
ータ30は、図3に示すように、カルテの取出し完了の
信号を受信すると、マスターファイルの更新、取出しフ
ァイルの更新、及びロケーションファイルの更新を行
う。即ち、例えば、マスターファイルの「状態」の項目
を「貸出中」に改め、取出しファイルの「フラグ」の項
目を「処理済」に改め、ロケーションファイルの「間口
内」の該当部分を「入」から「空」の状態に改める。
【0024】これらの更新動作が完了すると、管理用コ
ンピュータ30は、SSPにプリントデータを送信す
る。この時、SSPの前面のジャーナルプリンターが、
ID番号、出庫時間、送付先、取出種類等の出庫情報を
出力するようにしてもよい。
【0025】一方、SATの場合には、管理用コンピュ
ータ30は、図4に示すように、コンテナの取出し完了
の信号を受信すると、コマンドディスプレイにID番
号、送付先、残数、取出種類等をランプ表示する。
【0026】このコンテナからのX線フィルムやカルテ
の搬出は人手により行う。
【0027】続いて、オペレーターが、このようにして
搬出したカルテ等のID番号をバーコードスキャナーで
読み取らせると、管理用コンピュータ30がベリファイ
作業を行う。即ち、バーコードスキャナーで読み取った
『カルテ』を取出ファイルと照合する。照合の結果、両
者が一致していると判断した場合には、上述したSSP
の場合と同様なマスターファイルの更新、取出しファイ
ルの更新、及びロケーションファイルの更新を行う。
尚、ロケーションファイルの更新では、日付を更新し、
冊数を更新し、更に該ID番号を空白にする。
【0028】この後、通常は、管理用コンピュータ30
からSATにコンテナ返却信号が送信され、この信号を
受信した該当SAT「XX」号機が駆動してコンテナが
収納棚の所定位置に戻る。
【0029】以上の動作が完了すると、管理用コンピュ
ータ30は、第2優先順位のカルテの取り出し作業にか
かり、図3に示した動作を開始する。即ち、第2優先順
位のカルテの取り出しのために、各自動倉庫、即ち該当
するSSP「XX」号機あるいはSAT「XX」号機へ
データを送信し、以後、上述した第1優先順位のカルテ
の場合と同様の動作が行われる。
【0030】尚、この第2優先順位の『カルテ』が同一
のコンテナに収納されている場合には、SATは動作せ
ず、オペレーターは当該第2優先順位の『カルテ』を当
該コンテナから取り出す。
【0031】出庫動作は以上に述べた通りであるが、次
は、入庫動作について説明する。
【0032】さて、SSPの入庫動作は以下に述べる通
りである。
【0033】まず、図5に示すように、オペレーターが
SSPの入庫ボタンを押すと、SSPが駆動され、「I
D.No.」を管理用コンピュータ30に送信する。管
理用コンピュータ30は、「ID.No.」を受信する
と、ロケーションファイルの検索を行う。即ち、ロケー
ションファイル内に該当間口の「空」状態があるかを検
索する。続いて、マスターファイルの更新を行い、「状
態」の項目を「返却中」に改め、日付を更新し、ロケー
ションには上述したように検索したロケーションを記録
した上で、以上のデータをSSPへ送信する。
【0034】このデータを受信することによりSSPが
駆動し入庫動作が実行される。入庫動作が完了すると、
入庫完了信号を送信し、この入庫完了信号を受信した管
理用コンピュータ30は、マスターファイルの更新及び
ロケーションファイルの更新を行う。即ち、例えば、マ
スターファイルの「状態」の項目を「SSP」に改め、
また、ロケーションファイルの間口内のフラグを「入」
の状態にする。
【0035】次に、SATの入庫動作について述べる。
【0036】まず、図6に示すように、オペレーターが
カルテのID.No.をバーコードスキャナー11aに
読み込ませると、バーコードスキャナー11aから管理
用コンピュータ30に当該ID.No.が送信される。
このID.No.に関する信号を受信すると、管理用コ
ンピュータ30は、マスターファイルの更新及び返却
(取出)ファイルへの登録を行う。例えば、マスターフ
ァイルの更新においては、「状態」の項目を「返却中」
に改め、日付を更新する。また、返却(取出)ファイル
への登録においては、取出種類の項目に「返却」と登録
する。
【0037】次に、入庫するコンテナラベルをバーコー
ドスキャナー11aに読み込ませると、バーコードスキ
ャナー11aからSATに当該コンテナラベルを表示す
る信号が送信される。このコンテナラベルを表示する信
号を受信した自動倉庫側は当該コンテナの収納状況等を
示すコンテナ情報を管理用コンピュータ30に送信し、
管理用コンピュータ30からSATにデータが送信され
る。このデータを受信することによりSATが駆動して
入庫動作が実行される。
【0038】尚、カルテのID.No.の送信とこれに
続くマスターファイルの更新及び返却(取出)ファイル
への登録処理は、コンテナ情報の処理の後に行うように
しても良い。
【0039】まず、管理用コンピュータ30が、図7に
示すように、優先順位に基づいてSATにデータを送信
すると、ID.No.、残数等がコマンドディスプレイ
に表示される。ここで、オペレーターがカルテのID.
No.をバーコードスキャナー11aに読み込ませる
と、前述したと同様のベリファイ(確認)作業が行わ
れ、バーコードスキャナー11aから管理用コンピュー
タ30に当該ID.No.が送信される。このID.N
o.に関する信号を受信すると、管理用コンピュータ3
0は、返却(取出)ファイルとの照合を行う。この照合
の結果、当該ID.No.で特定されるカルテの状況と
返却(取出)ファイルの状況が一致した場合には、マス
ターファイルの更新、返却(取出)ファイルの更新、及
びロケーションファイルの更新を行う。即ち、例えば、
マスターファイルの「状態」の項目を「SAT」に改
め、「ロケーション」の項目を新たなロケーション位置
に改める。また、返却(取出)ファイルの「フラグ」の
項目を「処理済」に改める。更に、SATロケーション
ファイルの日付を更新し、冊数を1プラスし、空白の欄
を探してID.No.を書き込む。一方、上述した照合
の結果が不一致である場合には、オペレーターは、他の
カルテのID.No.を前述したと同様にバーコードス
キャナー11aに読み込ませ、以後同様の動作が行われ
る。
【0040】上述した更新動作が完了すると、管理用コ
ンピュータ30はSATにコンテナの返却信号を送信す
る。この返却信号を受信することによりSATが駆動し
てコンテナの返却動作が実行される。
【0041】尚、この後は、管理用コンピュータ30が
優先順位に基づいてSATにデータを送信して他のカル
テについて前述したと同様の動作が行われるが、当該他
のカルテが同一のコンテナである場合には、SATは動
作せずに当該他のカルテが入庫されることになるのは言
うまでもない。
【0042】以上のように、本実施例に係る物品の自動
管理システムによれば、SSPにおいて所望のカルテが
一つ毎挟持されて自動的に取出し又は返却され、SAT
においては所望のカルテやX線フィルム等がコンテナ毎
に取出し又は返却されるので、SSPとSATを別体に
構成することにより、特にSSPを小型化することがで
き、システム全体としても小型で設置し易いものとな
る。即ち、同一のフロアー上であってもSSPとSAT
を離間して設置することにより、フロアー面積を有効に
活用することも可能である。また、例えば、SSPを外
来診療室のある1階や2階のフロアーに設置し、SAT
はあまり人の出入りがない地階に設置しても良い。
【0043】更に、本実施例に係る物品の自動管理シス
テムにおいては、SSPには取出し・返却頻度の高いカ
ルテが格納され、SAT中のコンテナには取出し・返却
頻度の低いカルテやX線フィルム等が格納されるので、
システム全体として必要とするカルテ等を迅速に出し入
れすることができる。
【0044】以上の実施例では、SSP(第1の格納
庫)に取出し・返却頻度の高いカルテを格納し、SAT
(第2の格納庫)中のコンテナには取出し・返却頻度の
低いカルテ等を格納するようにしているが、これらSS
P及びSATとは別に、複数の物品を格納する第3の格
納庫を設け、この第3の格納庫にパージングされたカル
テやX線フィルム等、SATに収納されるカルテ等より
も更に取出し・返却頻度の低いものを格納するようにし
ても良い。この場合、第3の格納庫には、公知のオート
ラック方式の自動格納庫を用いれば足りる。
【0045】このようにすれば、第3の格納庫にパージ
ングされたカルテ等、SATに収納される取出し・返却
頻度の低いカルテ等よりも更に取出し・返却頻度の低い
もの、あるいは再び取り出される蓋然性のないカルテ等
が格納されるので、SSPとSATに格納されるものの
数を減らすことができ、システム全体としてカルテ等の
取出し・返却の効率が高くなる。また、この第3の格納
庫をSSP及びSATと別体に構成することにより、設
置スペースも確保し易くなる。即ち、このパージングさ
れたカルテ等が格納される第3の格納庫は通常SSPや
SATよりも大型とならざるを得ないであろうから、こ
の第3の格納庫のみを地階に設置し、あるいはこの第3
の格納庫を上述したSATと共に地階に設置することが
考えられる。
【0046】そこで以下、SATによりパージングされ
たカルテ等の一括出庫がなされる場合について述べる。
【0047】まず、図8に示すように、自動倉庫の側
で、オペレーターがコンテナラベルをバーコードスキャ
ナーに読み取らせ、コンテナ情報を送信する。このコン
テナ情報を受信した管理用コンピュータ30は、自動倉
庫へコンテナ取出指令を送信する。このコンテナ取出指
令をSATが受信すると、コンテナが前に出て来る。そ
こで、オペレーターはパージングラベルをバーコードス
キャナーで読み取らせると、このデータは管理用コンピ
ュータ30に送信される。このデータを管理用コンピュ
ータ30が受信することにより、パージングが行われ、
続いて、マスターファイルの更新及びロケーションファ
イルの更新が行われる。即ち、例えば、マスターファイ
ルの「状態」の項目を「パージ」に改め、日付を更新す
る。また、SATロケーションファイルの「日付」、
「冊数」、「ID.No.」を空白にする。
【0048】これらの更新が終了すると、管理用コンピ
ュータ30は、自動倉庫へコンテナ返却指令を送信す
る。このコンテナ返却指令を受信すると、SATが駆動
してコンテナが収納棚の所定位置に戻る。
【0049】このようにしてSATにより一括出庫され
たパージングカルテ等は、人手によって第3の格納庫ま
で運ばれ、その搬送台の上に置くことにより、所定の収
納位置に自動的に収納される。
【0050】以上に述べた例においては、カルテ等の世
代交代と格納庫の種類との関係は、以下のようになる。
【0051】即ち、図9に示すように、外来患者の個人
用カルテ等のアクティブカルテ、即ち頻繁に出し入れす
るカルテ等は、第1世代のカルテ等としてSSPに保管
・格納される。一方、患者の来院が数か月間ない場合に
は、インアクティブカルテとしてSSPからSATにリ
ロケーションされる。又、患者の外来通院が長期に及ん
でカルテの厚みが増した場合にも、厚いアクティブカル
テ、即ち頻繁に出し入れするが所定の厚さを越えるカル
テとしてSSPからSATにリロケーションされる。ま
た、X線フィルムや退院した患者のカルテ等も、かかる
第2世代のカルテ等としてSATに保管・格納される。
SATに格納されたこれらのカルテ等は、使用する蓋然
性が無くなると、上述したように、SATから一括出庫
されてパージングされ、パージングカルテ等、第3世代
のカルテ等として第3の格納庫に格納される。この第3
の格納庫に格納されたカルテ等は、一定期間保管された
後廃棄されることとなる。
【0052】このように、本実施例の物品の自動管理シ
ステムによれば、カルテ等の世代交代に合わせて格納庫
の種類を3段階に変えることができるので、カルテ等の
ライフサイクルに応じた効率的な管理の実現を可能とし
た。
【0053】以上、本発明を特定の実施例について述べ
たが、本発明の範囲内で種々の設計変更が可能であるこ
とは言うまでもない。例えば、上述した他の実施例では
第3の格納庫には、通常のオートラック方式の自動格納
庫を用いたが、これを例えばSATと同じようなコンテ
ナ方式のものとしても良い。また、保管・管理の対象と
なる物品のライフサイクルに鑑みて、例えば4世代以上
の世代交代が考えられる場合には、格納庫の種類もこれ
に合わせて4種類以上とすることができる。
【0054】また、上に述べた両実施例は、病院におけ
るカルテ等の管理システムに関するが、本発明は例え
ば、金融・証券業務関係における書類等の自動管理シス
テムに適用することもできる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、第1の格納庫において
所望の物品が一つ毎挟持されて自動的に取出し又は返却
され、第2の格納庫においては所望の物品がコンテナ毎
に取出し又は返却されるので、第1の格納庫と第2の格
納庫とを別体に構成することにより、システム全体とし
て小型で設置し易いものとなる。
【0056】また、本発明による物品の自動管理システ
ムにおいては、第1の格納庫には取出し・返却頻度の高
い物品が格納され、第2の格納庫中のコンテナには取出
し・返却頻度の低い物品が格納されるので、システム全
体として必要とする物品を迅速に出し入れすることがで
きる。
【0057】更に、本発明による物品の自動管理システ
ムにおいては、第3の格納庫にパージングされた物品
等、第2の格納庫に収納される取出し・返却頻度の低い
物品よりも更に取出し・返却頻度の低い物品が格納され
るので、第1の格納庫と第2の格納庫に格納される物品
数を減らすことができ、システム全体として物品の取出
し・返却の効率が高くなる。また、この第3の格納庫を
第1の格納庫及び第2の格納庫と別体に構成することに
より、設置スペースも確保し易くなる。
【0058】以上のように、本発明によれば、必要とす
る物品を迅速に出し入れすることができる上に小型で設
置し易い物品の自動管理システムを提供し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る物品の自動管理システ
ムの構成を示す図である。
【図2】図1に示した物品の自動管理システムにおい
て、管理用コンピュータによる自動倉庫からの出庫の制
御のフローをマスターファイル等各ファイルの状態と共
に示す図である。
【図3】図1に示した物品の自動管理システムにおい
て、自動倉庫からの出庫動作のフローを各ファイルの状
態と共に示す図である。
【図4】図3に示した自動倉庫からの出庫動作におい
て、特にSATからの出庫動作のフローを各ファイルの
状態と共に示す図である。
【図5】図1に示した物品の自動管理システムにおい
て、自動倉庫、特にSSPへの入庫動作のフローを各フ
ァイルの状態と共に示す図である。
【図6】図1に示した物品の自動管理システムにおい
て、自動倉庫、特にSATへの入庫動作のフローを各フ
ァイルの状態と共に示す図である。
【図7】図6に示したSATへの入庫動作のフローにお
いて、処理手順の詳細を示す図である。
【図8】SATからの一括出庫の動作のフローを各ファ
イルの状態と共に示す図である。
【図9】本発明の他の実施例に係る物品の自動管理シス
テムにおける各物品とそれを収納する各格納庫との対応
関係を示す図である。
【符号の説明】
1、2、3、・・・、n 第1の格納庫(SSP) 11、12、・・・、m 第2の格納庫(SAT) 30 管理用コンピュータ 32 ディスク装置 34 入力端末機 34a バーコードスキャナー 40 ホストコンピュータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コード符号を付された複数の物品をそれ
    ぞれ所定位置に格納し取出し・返却指令に応じて所望の
    物品を一つ毎挟持して自動的に取出し又は返却するよう
    にした第1の格納庫と、複数の物品を収納した複数個の
    コンテナを格納し与えられたコンテナアドレスと取出し
    ・返却指令に応じて所望のコンテナを自動的に取出し又
    は返却するようにした第2の格納庫と、前記第1の格納
    庫に格納されている物品のコード、及び当該各物品の行
    き先きコードを記憶する第1の記憶装置と、前記第2の
    格納庫中の各コンテナのコンテナアドレス、各コンテナ
    に収納されている各物品のコード、及び当該各物品の行
    き先きコードを記憶する第2の記憶装置と、所望物品の
    コード、取出しあるいは返却指令を入力するための入力
    手段と、該入力手段から入力された所望物品のコードに
    応じて前記第1の格納庫から当該物品の取出し・返却を
    行い又は前記第2の格納庫から当該物品が収納されてい
    るコンテナの取出し・返却を行うようシステム全体を制
    御する制御手段とを有することを特徴とする物品の自動
    管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の物品の自動管理システム
    において、前記第1の格納庫には取出し・返却頻度の高
    い物品を格納し、前記第2の格納庫中の前記コンテナに
    は取出し・返却頻度の低い物品を格納するようにしたこ
    とを特徴とする物品の自動管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の物品の自動管理システム
    において、更に、複数の物品を格納する第3の格納庫を
    備え、前記第2の格納庫に収納される前記取出し・返却
    頻度の低い物品よりも更に取出し・返却頻度の低い物品
    を前記第3の格納庫に格納するようにしたことを特徴と
    する物品の自動管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001038883A1 (en) * 1999-11-25 2001-05-31 Nihon Parkerizing Hiroshima Co., Ltd. Chip selector, and method of storing and delivering chip tube

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WO2001038883A1 (en) * 1999-11-25 2001-05-31 Nihon Parkerizing Hiroshima Co., Ltd. Chip selector, and method of storing and delivering chip tube

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