JPH07238264A - 粘着シート - Google Patents
粘着シートInfo
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- JPH07238264A JPH07238264A JP5310994A JP5310994A JPH07238264A JP H07238264 A JPH07238264 A JP H07238264A JP 5310994 A JP5310994 A JP 5310994A JP 5310994 A JP5310994 A JP 5310994A JP H07238264 A JPH07238264 A JP H07238264A
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- JP
- Japan
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- weight
- adhesive sheet
- sensitive adhesive
- pressure
- sheet
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Abstract
(57)【要約】
【構成】モノマー成分としてフッ化ビニリデンを10〜
90重量%有するフッ素系樹脂65〜85重量%とアク
リル系樹脂15〜35重量%からなる塗料組成物が軟質
ポリマーシートの表層に形成され、反対層に粘着剤が形
成されていることを特徴とする粘着シート。 【効果】本発明は、特定の耐候性塗料を軟質ポリマーシ
ート材料に塗布して、耐候性及び汚れ防止性に優れ、さ
らに柔軟性と密着性が良好な粘着シートを得た。すなわ
ち、本発明の粘着シートは汚れても水で洗浄すると容易
に埃を除去できる。
90重量%有するフッ素系樹脂65〜85重量%とアク
リル系樹脂15〜35重量%からなる塗料組成物が軟質
ポリマーシートの表層に形成され、反対層に粘着剤が形
成されていることを特徴とする粘着シート。 【効果】本発明は、特定の耐候性塗料を軟質ポリマーシ
ート材料に塗布して、耐候性及び汚れ防止性に優れ、さ
らに柔軟性と密着性が良好な粘着シートを得た。すなわ
ち、本発明の粘着シートは汚れても水で洗浄すると容易
に埃を除去できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粘着シート、特に耐候性
マーキングシート及び壁装材として用いる粘着シートに
関し、さらに詳しくはフッ素含有コポリマーと主として
アクリル系樹脂とのブレンド組成物が形成された耐候性
及び汚れ耐性のある粘着シートに関する。
マーキングシート及び壁装材として用いる粘着シートに
関し、さらに詳しくはフッ素含有コポリマーと主として
アクリル系樹脂とのブレンド組成物が形成された耐候性
及び汚れ耐性のある粘着シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、屋外の看板、標識等のマーキ
ング用途に、アクリル系やポリカーボネート系の樹脂パ
ネルまたは金属パネルが、その用途に応じ表示や意匠が
施されて用いられている。大量の統一された表示を基体
パネルに行う場合は、粘着シートに印刷を施したり、特
定の文字や形状に打抜した粘着シートを貼付して使用さ
れている。また、屋内外の壁や家具等に高級感を与える
ために、特定の意匠を施した壁装材用の粘着シートが使
用されている。粘着シートには軟質ポリ塩化ビニルやポ
リウレタンのような軟質ポリマーシートを基材に用いて
いるが、屋外では種々の気候要因に長時間暴露され洗浄
しても取れない表面汚れが固着し、光沢が低下する欠点
が生じていた。さらに、屋内で使用する軟質ポリマーシ
ート基材では、油性等の汚れは、簡単には除去すること
ができず、シミになって美感を損なうおそれがあった。
このように軟質ポリマーシート基材の粘着シートは、そ
の意匠性を長期にわたって維持することが困難であっ
た。
ング用途に、アクリル系やポリカーボネート系の樹脂パ
ネルまたは金属パネルが、その用途に応じ表示や意匠が
施されて用いられている。大量の統一された表示を基体
パネルに行う場合は、粘着シートに印刷を施したり、特
定の文字や形状に打抜した粘着シートを貼付して使用さ
れている。また、屋内外の壁や家具等に高級感を与える
ために、特定の意匠を施した壁装材用の粘着シートが使
用されている。粘着シートには軟質ポリ塩化ビニルやポ
リウレタンのような軟質ポリマーシートを基材に用いて
いるが、屋外では種々の気候要因に長時間暴露され洗浄
しても取れない表面汚れが固着し、光沢が低下する欠点
が生じていた。さらに、屋内で使用する軟質ポリマーシ
ート基材では、油性等の汚れは、簡単には除去すること
ができず、シミになって美感を損なうおそれがあった。
このように軟質ポリマーシート基材の粘着シートは、そ
の意匠性を長期にわたって維持することが困難であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、汚れ、シミ
がつきにくく、耐候性がある軟質ポリマーシート材料か
らなる粘着シートを提供することを目的とするものであ
る。
がつきにくく、耐候性がある軟質ポリマーシート材料か
らなる粘着シートを提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、軟質ポリ
マーシート基材の上に塗布する塗料成分として特定のフ
ッ素樹脂を使用することによって、軟質ポリマーシート
との密着が良好で汚れに対する除去容易性(汚れ耐性と
いう)を達成し、同時に耐候性も改善できることを見い
だし、この知見に基づき本発明を完成するに至った。す
なわち、本発明は次の各項の発明になる。 (1)モノマー成分としてフッ化ビニリデンを10〜9
0重量%有するフッ素系樹脂65〜85重量%とアクリ
ル系樹脂15〜35重量%からなる塗料組成物が軟質ポ
リマーシートの表層に形成され、反対層に粘着剤が形成
されていることを特徴とする粘着シート。 (2)軟質ポリマーシートが、軟質ポリ塩化ビニルまた
はポリウレタンである1項記載の粘着シート。 通常軟質ポリマーはその表面が柔らかいために、埃を吸
着しやすい上、可塑剤によって軟化した軟質ポリ塩化ビ
ニルの場合には、可塑剤が表面に移行してくると、可塑
剤によって表面が濡れて、これに埃がさらに吸着しやす
くなる。本発明の粘着シートは、基材に軟質ポリマーを
用いているにも拘らず汚れが付着しにくく、水洗浄によ
って埃が除去できて、綺麗な表面を維持できる点に特徴
がある。その上粘着シートの柔軟性はそのままであり、
種々の気候的要因に暴露された後でも割れや破れを生ず
る傾向が少ない。本発明の粘着シートに用いる軟質ポリ
マーシート基材は可塑性があるものであれば良く、その
上耐候性があるものであれば特に制限なく使用すること
ができ、例えば、低密度ポリエチレン及びエチレン−酢
酸ビニル共重合体、LLDPE、可塑剤を含有する軟質
ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニルとNBRとの組成物、
塩化ビニルとウレタンの共重合体、ポリウレタンなどを
使用することができる。特に、軟質ポリ塩化ビニル及び
軟質のポリウレタンが曲面への貼付性の点から好まし
い。また耐候性を向上するために、酸化防止剤及び紫外
線吸収剤を添加することができる。
マーシート基材の上に塗布する塗料成分として特定のフ
ッ素樹脂を使用することによって、軟質ポリマーシート
との密着が良好で汚れに対する除去容易性(汚れ耐性と
いう)を達成し、同時に耐候性も改善できることを見い
だし、この知見に基づき本発明を完成するに至った。す
なわち、本発明は次の各項の発明になる。 (1)モノマー成分としてフッ化ビニリデンを10〜9
0重量%有するフッ素系樹脂65〜85重量%とアクリ
ル系樹脂15〜35重量%からなる塗料組成物が軟質ポ
リマーシートの表層に形成され、反対層に粘着剤が形成
されていることを特徴とする粘着シート。 (2)軟質ポリマーシートが、軟質ポリ塩化ビニルまた
はポリウレタンである1項記載の粘着シート。 通常軟質ポリマーはその表面が柔らかいために、埃を吸
着しやすい上、可塑剤によって軟化した軟質ポリ塩化ビ
ニルの場合には、可塑剤が表面に移行してくると、可塑
剤によって表面が濡れて、これに埃がさらに吸着しやす
くなる。本発明の粘着シートは、基材に軟質ポリマーを
用いているにも拘らず汚れが付着しにくく、水洗浄によ
って埃が除去できて、綺麗な表面を維持できる点に特徴
がある。その上粘着シートの柔軟性はそのままであり、
種々の気候的要因に暴露された後でも割れや破れを生ず
る傾向が少ない。本発明の粘着シートに用いる軟質ポリ
マーシート基材は可塑性があるものであれば良く、その
上耐候性があるものであれば特に制限なく使用すること
ができ、例えば、低密度ポリエチレン及びエチレン−酢
酸ビニル共重合体、LLDPE、可塑剤を含有する軟質
ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニルとNBRとの組成物、
塩化ビニルとウレタンの共重合体、ポリウレタンなどを
使用することができる。特に、軟質ポリ塩化ビニル及び
軟質のポリウレタンが曲面への貼付性の点から好まし
い。また耐候性を向上するために、酸化防止剤及び紫外
線吸収剤を添加することができる。
【0005】本発明粘着シートに用いる軟質ポリ塩化ビ
ニルは、樹脂の全重量に対して10〜50重量%、好ま
しくは20〜40重量%、特に好ましくは20〜30重
量%の可塑剤を含有することができる。ポリ塩化ビニル
に少量の可塑剤を添加すると、まず半硬質の状態とな
り、さらに、可塑剤を増加すると軟化が始まり、さらに
添加すると、ポリ塩化ビニル表面に可塑剤が微細液滴と
なってブリードするようになる。すなわち、軟質ポリ塩
化ビニルの可塑剤の添加量が50重量%を超えると、可
塑剤が移行しやすく汚れやすくなり、またフイルム強度
が低下する。また、可塑剤の添加量が10重量%未満で
は柔軟性が不足し曲面貼付性が低下する。本発明の軟質
ポリマーシート材料であるポリ塩化ビニルシート材料に
用いる可塑剤の例にはフタレート系、ホスフェート系、
エポキシド化油系、ポリエステル系及び脂肪族エステル
が含まれるが、特にポリエステル系、トリメリット酸エ
ステル系、ペンタエリスリトールエステル系などの移行
性の少ない可塑剤が汚れ耐性の点から望ましい可塑剤と
して使用することができる。特に、NBRを添加して軟
化させたものは全くブリードしない点で好ましく、ま
た、NBRと少量の可塑剤を併用したものも汚れ耐性の
点から望ましい。このNBRは水素化して用いることに
よって耐候性がさらに向上する。本発明の軟質ポリマー
シート材料に用いる軟質ポリウレタン樹脂には、熱可塑
性エラストマータイプ、熱硬化性エラストマータイプの
ものがあるが、熱可塑性エラストマータイプのものを押
出成形によって得たものを好適に用いることができる。
ニルは、樹脂の全重量に対して10〜50重量%、好ま
しくは20〜40重量%、特に好ましくは20〜30重
量%の可塑剤を含有することができる。ポリ塩化ビニル
に少量の可塑剤を添加すると、まず半硬質の状態とな
り、さらに、可塑剤を増加すると軟化が始まり、さらに
添加すると、ポリ塩化ビニル表面に可塑剤が微細液滴と
なってブリードするようになる。すなわち、軟質ポリ塩
化ビニルの可塑剤の添加量が50重量%を超えると、可
塑剤が移行しやすく汚れやすくなり、またフイルム強度
が低下する。また、可塑剤の添加量が10重量%未満で
は柔軟性が不足し曲面貼付性が低下する。本発明の軟質
ポリマーシート材料であるポリ塩化ビニルシート材料に
用いる可塑剤の例にはフタレート系、ホスフェート系、
エポキシド化油系、ポリエステル系及び脂肪族エステル
が含まれるが、特にポリエステル系、トリメリット酸エ
ステル系、ペンタエリスリトールエステル系などの移行
性の少ない可塑剤が汚れ耐性の点から望ましい可塑剤と
して使用することができる。特に、NBRを添加して軟
化させたものは全くブリードしない点で好ましく、ま
た、NBRと少量の可塑剤を併用したものも汚れ耐性の
点から望ましい。このNBRは水素化して用いることに
よって耐候性がさらに向上する。本発明の軟質ポリマー
シート材料に用いる軟質ポリウレタン樹脂には、熱可塑
性エラストマータイプ、熱硬化性エラストマータイプの
ものがあるが、熱可塑性エラストマータイプのものを押
出成形によって得たものを好適に用いることができる。
【0006】本発明において使用される耐候性塗料は、
モノマー成分としてフッ化ビニリデンを10〜90重量
%有するフッ素系樹脂65〜85重量%とアクリル系樹
脂15〜35重量%からなる。上記耐候性塗料を構成す
るフッ素系樹脂中のフッ化ビニリデン以外のコモノマー
成分として、テトラフルオロエチレン、クロロトリフル
オロエチレン、モノフルオロエチレン、ヘキサフルオロ
プロピレン、フルオロアルキルビニルエーテルなどのフ
ッ素含有モノマーから選ばれる。該フッ素系樹脂に含有
されるフッ化ビニリデンは、通常10〜90重量%、好
ましくは30〜80重量%、さらに好ましくは50〜7
0重量%が配合される。フッ化ビニリデンの量が10重
量%よりも少ない場合はアクリル系樹脂との相溶性が著
しく低下し、90重量%を超えた場合は希釈用有機溶剤
との親和性が低下する。またフッ素系樹脂とブレンドさ
れるアクリル系樹脂としては、アルキル基の炭素数が1
〜18の(メタ)アクリル酸エステルを主モノマーとし
て、(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メ
タ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メ
タ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、
アクリロニトリル、(メタ)アクリル酸、スチレンなど
のコモノマー成分の単独重合体または共重合体からな
る。上記耐候性塗料に配合されるフッ素系樹脂が65重
量%より少ない場合は粘着シートの汚染除去性が低下
し、またフッ素系樹脂が85重量%を超えた場合は軟質
ポリマーシートとの密着が極端に劣るため実用上使用で
きない。
モノマー成分としてフッ化ビニリデンを10〜90重量
%有するフッ素系樹脂65〜85重量%とアクリル系樹
脂15〜35重量%からなる。上記耐候性塗料を構成す
るフッ素系樹脂中のフッ化ビニリデン以外のコモノマー
成分として、テトラフルオロエチレン、クロロトリフル
オロエチレン、モノフルオロエチレン、ヘキサフルオロ
プロピレン、フルオロアルキルビニルエーテルなどのフ
ッ素含有モノマーから選ばれる。該フッ素系樹脂に含有
されるフッ化ビニリデンは、通常10〜90重量%、好
ましくは30〜80重量%、さらに好ましくは50〜7
0重量%が配合される。フッ化ビニリデンの量が10重
量%よりも少ない場合はアクリル系樹脂との相溶性が著
しく低下し、90重量%を超えた場合は希釈用有機溶剤
との親和性が低下する。またフッ素系樹脂とブレンドさ
れるアクリル系樹脂としては、アルキル基の炭素数が1
〜18の(メタ)アクリル酸エステルを主モノマーとし
て、(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メ
タ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メ
タ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、
アクリロニトリル、(メタ)アクリル酸、スチレンなど
のコモノマー成分の単独重合体または共重合体からな
る。上記耐候性塗料に配合されるフッ素系樹脂が65重
量%より少ない場合は粘着シートの汚染除去性が低下
し、またフッ素系樹脂が85重量%を超えた場合は軟質
ポリマーシートとの密着が極端に劣るため実用上使用で
きない。
【0007】本発明の粘着シートに使用される粘着剤に
は天然ゴム系、合成ゴム系、アクリル系、シリコーン系
などの感圧接着剤が使用できるが、貼付されるパネルの
材質、平滑性、形状によって適度な接着力を有するもの
が選択される。特に粘着剤にも耐候性が考慮される場合
は、アクリル系またはシリコーン系の感圧接着剤が好適
に用いられる。該粘着剤の外層には粘着剤を保護するた
めに剥離材が貼着されている。該剥離材は、グラシン紙
やラミネート紙などの紙材やポリエステルフイルムやポ
リプロピレンフイルムなどのプラスチック材料に、シリ
コーン樹脂などの剥離剤が塗布されているものが通常使
用される。
は天然ゴム系、合成ゴム系、アクリル系、シリコーン系
などの感圧接着剤が使用できるが、貼付されるパネルの
材質、平滑性、形状によって適度な接着力を有するもの
が選択される。特に粘着剤にも耐候性が考慮される場合
は、アクリル系またはシリコーン系の感圧接着剤が好適
に用いられる。該粘着剤の外層には粘着剤を保護するた
めに剥離材が貼着されている。該剥離材は、グラシン紙
やラミネート紙などの紙材やポリエステルフイルムやポ
リプロピレンフイルムなどのプラスチック材料に、シリ
コーン樹脂などの剥離剤が塗布されているものが通常使
用される。
【0008】本発明の粘着シートは軟質ポリマーシート
基材に、慣用の塗布方法、例えばスプレー塗布、スクリ
ーン印刷、ナイフ塗布、ロール塗布、マイヤーバー塗
布、またはグラビア塗布により塗布した後、オーブン中
での加熱により溶剤を除去する方法で製造することがで
きる。また、塗料を工程紙に上記慣用の方法で塗布した
後軟質シート材料に密着して加熱し、工程紙を剥がせば
塗料が軟質ポリマーシート材料面に転写されて粘着シー
トの基材シートを製造することができる。別法として、
塗料を工程紙に上記慣用の方法で塗布した後、軟質ポリ
マーシートの溶液成分あるいはゾル成分を塗料塗膜の上
にさらに上記慣用の方法で成膜することによっても製造
することができる。耐候性塗料が塗布された軟質ポリマ
ーシートに、さらに塗料が塗布されていない面に粘着剤
を形成することによって粘着シートが製造される。粘着
剤は直接軟質ポリマーシートに上記慣用の方法で形成し
て剥離材と貼合わせても良いし、剥離材に粘着剤を形成
した後、軟質ポリマーシートに貼合わせても良い。本発
明の粘着シートは、塗布された耐候性塗料によって、軟
質ポリマーシート材料の耐候性は飛躍的に向上するが、
さらに耐候性塗料に顔料を添加する形態、酸化防止剤、
紫外線吸収剤を軟質ポリマーシート材料に添加する方法
によって、軟質ポリマーシート材料の耐候性を向上させ
るのが望ましい。
基材に、慣用の塗布方法、例えばスプレー塗布、スクリ
ーン印刷、ナイフ塗布、ロール塗布、マイヤーバー塗
布、またはグラビア塗布により塗布した後、オーブン中
での加熱により溶剤を除去する方法で製造することがで
きる。また、塗料を工程紙に上記慣用の方法で塗布した
後軟質シート材料に密着して加熱し、工程紙を剥がせば
塗料が軟質ポリマーシート材料面に転写されて粘着シー
トの基材シートを製造することができる。別法として、
塗料を工程紙に上記慣用の方法で塗布した後、軟質ポリ
マーシートの溶液成分あるいはゾル成分を塗料塗膜の上
にさらに上記慣用の方法で成膜することによっても製造
することができる。耐候性塗料が塗布された軟質ポリマ
ーシートに、さらに塗料が塗布されていない面に粘着剤
を形成することによって粘着シートが製造される。粘着
剤は直接軟質ポリマーシートに上記慣用の方法で形成し
て剥離材と貼合わせても良いし、剥離材に粘着剤を形成
した後、軟質ポリマーシートに貼合わせても良い。本発
明の粘着シートは、塗布された耐候性塗料によって、軟
質ポリマーシート材料の耐候性は飛躍的に向上するが、
さらに耐候性塗料に顔料を添加する形態、酸化防止剤、
紫外線吸収剤を軟質ポリマーシート材料に添加する方法
によって、軟質ポリマーシート材料の耐候性を向上させ
るのが望ましい。
【0009】
実施例1 表面に剥離処理を施した厚さ100μmのポリエステル
フイルムの工程紙5[リンテック(株)製]にフッ化ビニ
リデン60重量%、テトラフルオロエチレン20重量
%、ヘキサフルオロプロピレン20重量%からなるフッ
素系樹脂70重量%と、メチルメタクリレート90重量
%とブチルアクリレート10重量%の共重合体からなる
アクリル系樹脂30重量%からなる塗料組成物をグラビ
ア塗工機で塗布し、これを120℃で1分間乾燥して厚
み5μmの塗料塗膜1を形成した。続いて塗料塗膜1の
上に塩化ビニルポリマー100部とポリエステル系可塑
剤35部及び白色顔料からなるオルガノゾルをコンマ塗
工機で厚さ55μmに塗布して180℃で1分間乾燥す
ることにより軟質ポリマーシート2を形成し、これをロ
ール状に巻取った。このロールを粘着剤層形成のために
別工程で解き、軟質ポリマーシート2の上に剥離材4上
に30μmの厚さに塗布乾燥したアクリル系粘着剤を転
写して粘着剤層3を形成した後、工程紙5を剥がすこと
によって粘着シートが得られた。 実施例2 塗料を下に示す組成にした以外は実施例1と同様の方法
で試料を作成した。フッ化ビニリデン60重量%、テト
ラフルオロエチレン20重量%、クロロトリフルオロエ
チレン20重量%からなるフッ素系樹脂70重量%と、
メチルメタクリレート90重量%とブチルアクリレート
10重量%の共重合体からなるアクリル系樹脂30重量
%からなる塗料組成物。 比較例1 塗料を下に示す組成にした以外は実施例1と同様の方法
で試料を作成した。フッ化ビニリデン60重量%、テト
ラフルオロエチレン20重量%、クロロトリフルオロエ
チレン20重量%からなるフッ素系樹脂90重量%と、
メチルメタクリレート90重量%とブチルアクリレート
10重量%の共重合体からなるアクリル系樹脂10重量
%からなる塗料組成物。 比較例2 塗料を下に示す組成にした以外は実施例1と同様の方法
で試料を作成した。フッ化ビニリデン60重量%、テト
ラフルオロエチレン20重量%、ヘキサフルオロプロピ
レン20重量%からなるフッ素系樹脂50重量%と、メ
チルメタクリレート90重量%とブチルアクリレート1
0重量%の共重合体からなるアクリル系樹脂50重量%
からなる塗料組成物。
フイルムの工程紙5[リンテック(株)製]にフッ化ビニ
リデン60重量%、テトラフルオロエチレン20重量
%、ヘキサフルオロプロピレン20重量%からなるフッ
素系樹脂70重量%と、メチルメタクリレート90重量
%とブチルアクリレート10重量%の共重合体からなる
アクリル系樹脂30重量%からなる塗料組成物をグラビ
ア塗工機で塗布し、これを120℃で1分間乾燥して厚
み5μmの塗料塗膜1を形成した。続いて塗料塗膜1の
上に塩化ビニルポリマー100部とポリエステル系可塑
剤35部及び白色顔料からなるオルガノゾルをコンマ塗
工機で厚さ55μmに塗布して180℃で1分間乾燥す
ることにより軟質ポリマーシート2を形成し、これをロ
ール状に巻取った。このロールを粘着剤層形成のために
別工程で解き、軟質ポリマーシート2の上に剥離材4上
に30μmの厚さに塗布乾燥したアクリル系粘着剤を転
写して粘着剤層3を形成した後、工程紙5を剥がすこと
によって粘着シートが得られた。 実施例2 塗料を下に示す組成にした以外は実施例1と同様の方法
で試料を作成した。フッ化ビニリデン60重量%、テト
ラフルオロエチレン20重量%、クロロトリフルオロエ
チレン20重量%からなるフッ素系樹脂70重量%と、
メチルメタクリレート90重量%とブチルアクリレート
10重量%の共重合体からなるアクリル系樹脂30重量
%からなる塗料組成物。 比較例1 塗料を下に示す組成にした以外は実施例1と同様の方法
で試料を作成した。フッ化ビニリデン60重量%、テト
ラフルオロエチレン20重量%、クロロトリフルオロエ
チレン20重量%からなるフッ素系樹脂90重量%と、
メチルメタクリレート90重量%とブチルアクリレート
10重量%の共重合体からなるアクリル系樹脂10重量
%からなる塗料組成物。 比較例2 塗料を下に示す組成にした以外は実施例1と同様の方法
で試料を作成した。フッ化ビニリデン60重量%、テト
ラフルオロエチレン20重量%、ヘキサフルオロプロピ
レン20重量%からなるフッ素系樹脂50重量%と、メ
チルメタクリレート90重量%とブチルアクリレート1
0重量%の共重合体からなるアクリル系樹脂50重量%
からなる塗料組成物。
【0010】本発明の粘着シートの評価方法と結果を次
に示す。 密着性:塗料塗膜1と軟質ポリマーシート間の密着をJ
IS K-5400ゴバン目テープ法により10点評価し
た。 10点;切り傷が細かく滑らかで、方形が1個も剥がれ
ない 0点;剥がれの面積が全面積の65%以上 耐候性:サンシャインウェザーメーター[スガ試験機
(株)製]で120サイクル内18分降雨、ブラックライ
ト温度63±3℃の条件に3000時間暴露し、暴露後
の外観を色差計及びグロスメーターで表面の着色、光沢
の変化を評価した。 汚染除去性:屋外に6カ月間暴露しその後乾いた布で表
面の汚れの除去具合を目視で評価した。 ◎;柔らかい布で拭いただけで汚れが除去できる ○;中性洗剤を含ませた布で拭くと汚れが完全に除去で
きる ×;中性洗剤を含ませた布で拭いても汚れが完全に除去
できない
に示す。 密着性:塗料塗膜1と軟質ポリマーシート間の密着をJ
IS K-5400ゴバン目テープ法により10点評価し
た。 10点;切り傷が細かく滑らかで、方形が1個も剥がれ
ない 0点;剥がれの面積が全面積の65%以上 耐候性:サンシャインウェザーメーター[スガ試験機
(株)製]で120サイクル内18分降雨、ブラックライ
ト温度63±3℃の条件に3000時間暴露し、暴露後
の外観を色差計及びグロスメーターで表面の着色、光沢
の変化を評価した。 汚染除去性:屋外に6カ月間暴露しその後乾いた布で表
面の汚れの除去具合を目視で評価した。 ◎;柔らかい布で拭いただけで汚れが除去できる ○;中性洗剤を含ませた布で拭くと汚れが完全に除去で
きる ×;中性洗剤を含ませた布で拭いても汚れが完全に除去
できない
【0011】
【表1】
【0012】
【発明の効果】本発明は、特定の耐候性塗料を軟質ポリ
マーシート材料に塗布して、耐候性及び汚れ防止性に優
れ、さらに柔軟性と密着性が良好な粘着シートを得た。 すなわち、本発明の粘着シートは汚れても水で洗浄する
と容易に埃を除去できる。
マーシート材料に塗布して、耐候性及び汚れ防止性に優
れ、さらに柔軟性と密着性が良好な粘着シートを得た。 すなわち、本発明の粘着シートは汚れても水で洗浄する
と容易に埃を除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例の断面図である。
1 塗料塗膜 2 軟質ポリマーシート 3 粘着剤層 4 剥離材 5 工程紙
Claims (2)
- 【請求項1】モノマー成分としてフッ化ビニリデンを1
0〜90重量%有するフッ素系樹脂65〜85重量%と
アクリル系樹脂15〜35重量%からなる塗料組成物が
軟質ポリマーシートの表層に形成され、反対層に粘着剤
が形成されていることを特徴とする粘着シート。 - 【請求項2】軟質ポリマーシートが、軟質ポリ塩化ビニ
ルまたはポリウレタンである請求項1記載の粘着シー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5310994A JPH07238264A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 粘着シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5310994A JPH07238264A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 粘着シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07238264A true JPH07238264A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12933635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5310994A Pending JPH07238264A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 粘着シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07238264A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6048390A (en) * | 1996-07-17 | 2000-04-11 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Ink jet recording ink and ink jet recording method |
| WO2000044575A3 (en) * | 1999-02-01 | 2000-12-28 | Rjf Internat Corp | Write-on/wipe-off wall covering |
| JP2003041214A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-13 | Riken Technos Corp | 壁装用粘着シート及びその製造方法 |
| JP2011148115A (ja) * | 2010-01-19 | 2011-08-04 | Lintec Corp | 積層フィルムおよびその製造方法 |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP5310994A patent/JPH07238264A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6048390A (en) * | 1996-07-17 | 2000-04-11 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Ink jet recording ink and ink jet recording method |
| WO2000044575A3 (en) * | 1999-02-01 | 2000-12-28 | Rjf Internat Corp | Write-on/wipe-off wall covering |
| US6251500B1 (en) | 1999-02-01 | 2001-06-26 | Rjf International Corporation | Write-on/wipe off wall covering |
| JP2003041214A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-13 | Riken Technos Corp | 壁装用粘着シート及びその製造方法 |
| JP2011148115A (ja) * | 2010-01-19 | 2011-08-04 | Lintec Corp | 積層フィルムおよびその製造方法 |
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