JPH07238482A - 防錆被覆pcストランド及びその加工方法 - Google Patents
防錆被覆pcストランド及びその加工方法Info
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- JPH07238482A JPH07238482A JP6047809A JP4780994A JPH07238482A JP H07238482 A JPH07238482 A JP H07238482A JP 6047809 A JP6047809 A JP 6047809A JP 4780994 A JP4780994 A JP 4780994A JP H07238482 A JPH07238482 A JP H07238482A
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B5/00—Making ropes or cables from special materials or of particular form
- D07B5/005—Making ropes or cables from special materials or of particular form characterised by their outer shape or surface properties
- D07B5/006—Making ropes or cables from special materials or of particular form characterised by their outer shape or surface properties by the properties of an outer surface polymeric coating
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2501/00—Application field
- D07B2501/20—Application field related to ropes or cables
- D07B2501/2015—Construction industries
- D07B2501/2023—Concrete enforcements
Landscapes
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱可塑性合成樹脂をもって防錆被覆したPC
ストランドのコンクリートに対する付着性を向上させ
る。 【構成】 PCストランドを合成樹脂押出成型機を通し
て防錆材2を被着させた後、その冷却前に表面に凹凸を
有する型付ローラーにて押さえることにより防錆材の外
周面に小凹部6を成形する。
ストランドのコンクリートに対する付着性を向上させ
る。 【構成】 PCストランドを合成樹脂押出成型機を通し
て防錆材2を被着させた後、その冷却前に表面に凹凸を
有する型付ローラーにて押さえることにより防錆材の外
周面に小凹部6を成形する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主としてプレストレスト
コンクリートの応力導入材として使用する防錆被覆PC
ストランド及びその加工方法に関する。
コンクリートの応力導入材として使用する防錆被覆PC
ストランド及びその加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プレストレストコンクリートの施
工に際し、その応力導入材として防錆被覆PCストラン
ドが使用されている。この種の防錆被覆PCストランド
には、これを合成樹脂パイプ内に挿入し、該パイプとス
トランドとの隙間に潤滑剤を充填した、所謂アンボンド
タイプのPCストランドとして使用する場合と、ストラ
ンドを緊張状態でコンクリート内に直接埋め込むか、も
しくはコンクリート内のシース内に通し、緊張後にシー
ス内に固化性のグラウトを充填してコンクリートと一体
化させるボンドタイプのPCストランドとして使用する
場合とがある。
工に際し、その応力導入材として防錆被覆PCストラン
ドが使用されている。この種の防錆被覆PCストランド
には、これを合成樹脂パイプ内に挿入し、該パイプとス
トランドとの隙間に潤滑剤を充填した、所謂アンボンド
タイプのPCストランドとして使用する場合と、ストラ
ンドを緊張状態でコンクリート内に直接埋め込むか、も
しくはコンクリート内のシース内に通し、緊張後にシー
ス内に固化性のグラウトを充填してコンクリートと一体
化させるボンドタイプのPCストランドとして使用する
場合とがある。
【0003】しかし、従来の防錆被覆PCストランドは
外周面が合成樹脂からなる防錆材で覆われているため、
その表面が滑らかであり、コンクリートとの付着性が低
い。このためボンドタイプのPCストランドとして使用
すると、コンクリート部材に曲げ応力が働いた場合、P
Cストランドとコンクリートが剥離して滑動し、その結
果、コンクリート部材の曲げ耐力が低下するという問題
点があった。
外周面が合成樹脂からなる防錆材で覆われているため、
その表面が滑らかであり、コンクリートとの付着性が低
い。このためボンドタイプのPCストランドとして使用
すると、コンクリート部材に曲げ応力が働いた場合、P
Cストランドとコンクリートが剥離して滑動し、その結
果、コンクリート部材の曲げ耐力が低下するという問題
点があった。
【0004】この問題を解決せんとしたものとして、従
来、防錆被覆材の固化前に、その表面に砂などの固形物
を吹き付けたり、防錆材に予め固形物を混入したりし
て、コンクリートと防錆材との付着力を改善しようとし
たものがある。
来、防錆被覆材の固化前に、その表面に砂などの固形物
を吹き付けたり、防錆材に予め固形物を混入したりし
て、コンクリートと防錆材との付着力を改善しようとし
たものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
砂などの固形物からなる突起がPCストランドの表面に
存在すると、緊張作業の際にシース内面と接触し、摩擦
力が大きくなって作業性が悪くなるとともに、固形物が
脱落して防錆被覆を損傷するなどの問題があった。
砂などの固形物からなる突起がPCストランドの表面に
存在すると、緊張作業の際にシース内面と接触し、摩擦
力が大きくなって作業性が悪くなるとともに、固形物が
脱落して防錆被覆を損傷するなどの問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題にかんが
み、緊張作業時の作業性を悪化させたり、防錆被覆を損
傷することなく、しかも、充分なコンクリートとの付着
力を発揮する防錆被覆PCストランド及びその加工方法
の提供を目的としてなされたものである。
み、緊張作業時の作業性を悪化させたり、防錆被覆を損
傷することなく、しかも、充分なコンクリートとの付着
力を発揮する防錆被覆PCストランド及びその加工方法
の提供を目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を達成するための手段】上述の如き従来の問題を
解決するための本発明の合成被覆PCストランドの特徴
は、心線の外周に複数の側線を撚り合わせ、更にその外
周に熱可塑性合成樹脂からなる防錆材を被着させ、その
防錆材の外周面に多数の小凹部を設けたこと(請求項
1,2)にあり、またその加工方法の特徴は、PCスト
ランドを合成樹脂成型機に通して防錆被覆処理の後、防
錆材の冷却前に外周面に凹凸を有する型付けローラーに
て表面を押さえることより小凹部を成形すること(請求
項3)にある。
解決するための本発明の合成被覆PCストランドの特徴
は、心線の外周に複数の側線を撚り合わせ、更にその外
周に熱可塑性合成樹脂からなる防錆材を被着させ、その
防錆材の外周面に多数の小凹部を設けたこと(請求項
1,2)にあり、またその加工方法の特徴は、PCスト
ランドを合成樹脂成型機に通して防錆被覆処理の後、防
錆材の冷却前に外周面に凹凸を有する型付けローラーに
て表面を押さえることより小凹部を成形すること(請求
項3)にある。
【0008】
【作用】本発明に係る防錆被覆PCストランドは、防錆
材の外周面に多数の小凹部が成形されているため、固化
性グラウトやコンクリート内に埋め込んだ際に、防錆材
とコンクリートやグラウトとの機械的な噛み合いによる
結合状態が得られ、コンクリートとの付着力が改善され
る。
材の外周面に多数の小凹部が成形されているため、固化
性グラウトやコンクリート内に埋め込んだ際に、防錆材
とコンクリートやグラウトとの機械的な噛み合いによる
結合状態が得られ、コンクリートとの付着力が改善され
る。
【0009】また本発明に係る加工方法は、合成樹脂押
出成型機による防錆材の被覆処理後、防錆材の冷却前に
型付けローラーを押し当てることにより、その型付けロ
ーラーの表面形状に応じた凹部が防錆材の表面に型付け
され、そのまま冷却されて表面に小凹部が形成される。
出成型機による防錆材の被覆処理後、防錆材の冷却前に
型付けローラーを押し当てることにより、その型付けロ
ーラーの表面形状に応じた凹部が防錆材の表面に型付け
され、そのまま冷却されて表面に小凹部が形成される。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例を図面について説明す
る。
る。
【0011】図1,図2は本発明に係る防錆被覆PCス
トランドの第1実施例を示しており、図において、1は
PCストランドであり、2は防錆材である。PCストラ
ンド1は心線3の外周に6本の側線4,4……を撚り合
わせて構成されている。防錆材2は心線3及び側線4の
外周を被覆しており、外周面にPCストランド1の外周
の螺旋凹溝に沿った凹溝5が表れた形状となっている。
防錆材2の材料は、ポリエチレン樹脂が使用されている
が、この他、ポリプロピレン樹脂又はポリエチレン・ポ
リプロピレンの共重合体及びその変性体やナイロン樹
脂、塩化ビニール等の熱可塑性合成樹脂が使用できる。
トランドの第1実施例を示しており、図において、1は
PCストランドであり、2は防錆材である。PCストラ
ンド1は心線3の外周に6本の側線4,4……を撚り合
わせて構成されている。防錆材2は心線3及び側線4の
外周を被覆しており、外周面にPCストランド1の外周
の螺旋凹溝に沿った凹溝5が表れた形状となっている。
防錆材2の材料は、ポリエチレン樹脂が使用されている
が、この他、ポリプロピレン樹脂又はポリエチレン・ポ
リプロピレンの共重合体及びその変性体やナイロン樹
脂、塩化ビニール等の熱可塑性合成樹脂が使用できる。
【0012】また防錆材2の凹溝5内を除く外周面には
多数の小凹部6が形成されている。この小凹部6は図2
に示すようにローレット状であってもよく、また図3に
示すように点状に多数形成したものであってもよい。
多数の小凹部6が形成されている。この小凹部6は図2
に示すようにローレット状であってもよく、また図3に
示すように点状に多数形成したものであってもよい。
【0013】またPCストランドは上述した7本撚りの
他、図4に示すように心線3の外周に多重状に内層側線
4a及び外層側線4bを撚り合わせ、これらの外周を防
錆材2をもって被覆したものであってもよい。
他、図4に示すように心線3の外周に多重状に内層側線
4a及び外層側線4bを撚り合わせ、これらの外周を防
錆材2をもって被覆したものであってもよい。
【0014】次に上述した防錆被覆PCストランドの加
工方法について説明する。
工方法について説明する。
【0015】図5に示すように、防錆被覆前のPCスト
ランド1を巻き付けたPCストランドコイル21を繰り
出し装置22に乗せて、PCストランド1を連続して繰
り出しができるようにする。
ランド1を巻き付けたPCストランドコイル21を繰り
出し装置22に乗せて、PCストランド1を連続して繰
り出しができるようにする。
【0016】PCストランド1を順次引き出し、加熱装
置24を通して加熱しながら押出成型機25へと導入す
る。この加熱は、200℃程度の温度に保たせる。
置24を通して加熱しながら押出成型機25へと導入す
る。この加熱は、200℃程度の温度に保たせる。
【0017】押出成型機25は、図6に示すようにクロ
スヘッド部26の先端に補助加圧ヘッド部27を連結
し、その先端に成形ダイス28を取り付けている。
スヘッド部26の先端に補助加圧ヘッド部27を連結
し、その先端に成形ダイス28を取り付けている。
【0018】加熱装置24を通って加熱されたPCスト
ランド1は、押出成型機25のクロスヘッド部26から
補助加圧ヘッド部27及びその先端の成形ダイス28を
通し、ここで先導ワイヤー(図示せず)にジョイントす
る。この先導ワイヤーは、取引装置29によって引き取
られ、先導ワイヤー巻取装置30によって先導ワイヤー
用リール31に巻き取る。
ランド1は、押出成型機25のクロスヘッド部26から
補助加圧ヘッド部27及びその先端の成形ダイス28を
通し、ここで先導ワイヤー(図示せず)にジョイントす
る。この先導ワイヤーは、取引装置29によって引き取
られ、先導ワイヤー巻取装置30によって先導ワイヤー
用リール31に巻き取る。
【0019】一方、熱可塑性合成樹脂材料からなる防錆
材2は、本実施例の場合、押出成型機25で約200℃
に加熱溶融され、クロスヘッド部26から補助加圧ヘッ
ド部27内に圧入される。熱可塑性合成樹脂材料は、前
述したようにポリエチレン樹脂の他、ポリプロピレン樹
脂又はポリエチレン、ポリプロピレンの共重合体及びそ
の変性体やナイロン樹脂、塩化ビニール等の合成樹脂も
使用できる。
材2は、本実施例の場合、押出成型機25で約200℃
に加熱溶融され、クロスヘッド部26から補助加圧ヘッ
ド部27内に圧入される。熱可塑性合成樹脂材料は、前
述したようにポリエチレン樹脂の他、ポリプロピレン樹
脂又はポリエチレン、ポリプロピレンの共重合体及びそ
の変性体やナイロン樹脂、塩化ビニール等の合成樹脂も
使用できる。
【0020】クロスヘッド部26に連結した補助加圧ヘ
ッド部27は、ヒーター32によって加熱可能になって
おり、溶融した熱可塑性合成樹脂が冷却されずにPCス
トランド素材23内に流入できるようにしているが、熱
可塑性合成樹脂が分子量の低い非結晶ポリマーであると
きは、敢えて加熱を必要としない。
ッド部27は、ヒーター32によって加熱可能になって
おり、溶融した熱可塑性合成樹脂が冷却されずにPCス
トランド素材23内に流入できるようにしているが、熱
可塑性合成樹脂が分子量の低い非結晶ポリマーであると
きは、敢えて加熱を必要としない。
【0021】クロスヘッド部26内に押出される熱可塑
性合成樹脂からなる防錆材2は、補助加圧ヘッド部27
に入り、その先端に取付けた成形ダイス28からPCス
トランド素材23を被覆して出るが、このとき補助加圧
ヘッド部27内で樹脂圧力を一定以上に昇圧させ、この
昇圧によって、PCストランド1が図1に示す7本撚り
の場合には側線4,4……の間から心線3の外周と側線
相互間の内部空隙a内に溶融状態の防錆材5が入り込
み、その内部空隙を埋めて側線4のみならず、心線3の
外周をも被覆する。
性合成樹脂からなる防錆材2は、補助加圧ヘッド部27
に入り、その先端に取付けた成形ダイス28からPCス
トランド素材23を被覆して出るが、このとき補助加圧
ヘッド部27内で樹脂圧力を一定以上に昇圧させ、この
昇圧によって、PCストランド1が図1に示す7本撚り
の場合には側線4,4……の間から心線3の外周と側線
相互間の内部空隙a内に溶融状態の防錆材5が入り込
み、その内部空隙を埋めて側線4のみならず、心線3の
外周をも被覆する。
【0022】また、PCストランドが図4に示す多重撚
りである場合には、外層側線4b,4b……の間から防
錆材2が流入し、更に内層側線4a,4a……間を通っ
て心線3の外周に至り、内層側線4aと外層側線4b間
の内部空隙b及び心線3と内層側線4a間の内部空隙a
を埋め、各線3,4a,4bの全ての表面が防錆材2に
て覆われる。
りである場合には、外層側線4b,4b……の間から防
錆材2が流入し、更に内層側線4a,4a……間を通っ
て心線3の外周に至り、内層側線4aと外層側線4b間
の内部空隙b及び心線3と内層側線4a間の内部空隙a
を埋め、各線3,4a,4bの全ての表面が防錆材2に
て覆われる。
【0023】これらの各PCストランド1を使用した際
の補助加圧ヘッド27内の樹脂圧力は、図1に示すPC
ストランドの場合には、樹脂材料がポリエチレン樹脂で
ある場合、80〜100kgf/cm2 を要し、また図
4に示す多重撚りPCストランド素材の場合には100
kgf/cm2 以上であるを要する。
の補助加圧ヘッド27内の樹脂圧力は、図1に示すPC
ストランドの場合には、樹脂材料がポリエチレン樹脂で
ある場合、80〜100kgf/cm2 を要し、また図
4に示す多重撚りPCストランド素材の場合には100
kgf/cm2 以上であるを要する。
【0024】また補助加圧ヘッド部27の長さL2 は、
従来のクロスヘッド部の成形ダイス長L1 より長くして
いる。これは低分子量の非結晶性ポリマーの場合はL1
の2倍以上でよいが、その他の熱可塑性合成樹脂の場合
はL1 の3倍以上であることが望ましい。そして、L1
の5倍以上の場合には、成形補助ダイス28aを通して
再度絞り直しをする方が好ましい。それは、L1 の5倍
を越えると、過圧力によってダイス28だけでは被覆層
が盛り上がり、所定の外層が得にくいからである。
従来のクロスヘッド部の成形ダイス長L1 より長くして
いる。これは低分子量の非結晶性ポリマーの場合はL1
の2倍以上でよいが、その他の熱可塑性合成樹脂の場合
はL1 の3倍以上であることが望ましい。そして、L1
の5倍以上の場合には、成形補助ダイス28aを通して
再度絞り直しをする方が好ましい。それは、L1 の5倍
を越えると、過圧力によってダイス28だけでは被覆層
が盛り上がり、所定の外層が得にくいからである。
【0025】このように、熱可塑性合成樹脂からなる防
錆材2で被覆された防錆被覆PCストランドは、成形ダ
イス28又は必要に応じて成形補助ダイス28aから押
し出されることにより、これらのダイスにより防錆材2
の外周にPCストランド1の外周の螺旋凹溝に沿った凹
溝5が成形される。
錆材2で被覆された防錆被覆PCストランドは、成形ダ
イス28又は必要に応じて成形補助ダイス28aから押
し出されることにより、これらのダイスにより防錆材2
の外周にPCストランド1の外周の螺旋凹溝に沿った凹
溝5が成形される。
【0026】尚、この各成形ダイス28,28aは図に
は示していないが、PCストランドの外形の断面形状よ
り稍大きい相似形の断面形状に成形されており、これが
内部を通るPCストランド1を中心にして旋回自在に支
持されており、PCストランド1の移動によって、その
外周面の螺旋凹溝に沿って旋回し、PCストランド1の
外形形状に合せた凹溝5が成形されるようになってい
る。
は示していないが、PCストランドの外形の断面形状よ
り稍大きい相似形の断面形状に成形されており、これが
内部を通るPCストランド1を中心にして旋回自在に支
持されており、PCストランド1の移動によって、その
外周面の螺旋凹溝に沿って旋回し、PCストランド1の
外形形状に合せた凹溝5が成形されるようになってい
る。
【0027】ダイス28又は28aから押し出された防
錆被覆PCストランドは、次に配置されている表面に凹
凸を有する型付けローラー33にて押え付けるように挾
み込む。
錆被覆PCストランドは、次に配置されている表面に凹
凸を有する型付けローラー33にて押え付けるように挾
み込む。
【0028】このローラー33は、図7に示すような表
面にローレット加工34を施したものや、図8に示すよ
うな表面に凸状の突起35を付けた構造のものを使用す
る。
面にローレット加工34を施したものや、図8に示すよ
うな表面に凸状の突起35を付けた構造のものを使用す
る。
【0029】このローラー33の形状は、断面が半円形
状の押圧面をもったものであり、その曲面部の曲率半径
Rは、PCストランド1の外周の防錆材と略等しく成形
されている。
状の押圧面をもったものであり、その曲面部の曲率半径
Rは、PCストランド1の外周の防錆材と略等しく成形
されている。
【0030】またローラー表面の凹凸は、防錆被覆材2
の外周部の肉厚より小さくしてPCストランド1の表面
まで凹部が達しないようになっている。
の外周部の肉厚より小さくしてPCストランド1の表面
まで凹部が達しないようになっている。
【0031】このようにして型付けローラー33によっ
て成形された防錆材2の外周面は、図7のローラーの場
合は図2のようなローレット状の小凹部6を有する表面
状態となり、図8のローラーの場合は図3のような点状
の小凹部6を持つ表面状態となる。
て成形された防錆材2の外周面は、図7のローラーの場
合は図2のようなローレット状の小凹部6を有する表面
状態となり、図8のローラーの場合は図3のような点状
の小凹部6を持つ表面状態となる。
【0032】こうして成形された防錆被覆のPCストラ
ンドは、冷却装置36にて冷却され、巻取装置37によ
りリール38に巻取られる。図中39は引出し装置であ
る。
ンドは、冷却装置36にて冷却され、巻取装置37によ
りリール38に巻取られる。図中39は引出し装置であ
る。
【0033】上述の加工方法の他、図9に示すように補
助加圧ヘッド使用しないで通常のクロスヘッド26のみ
を使用した合成樹脂押出成型機25を使用した方法であ
ってもよく、この場合には、図10に示されているよう
に心線3と側線4との間の空隙を残して外周のみに防錆
材2を層状に被覆し、その外周に図2,図3に示す小凹
部が形成されたものが成形される。また、熱可塑性樹脂
の加熱温度は180℃程度でよい。
助加圧ヘッド使用しないで通常のクロスヘッド26のみ
を使用した合成樹脂押出成型機25を使用した方法であ
ってもよく、この場合には、図10に示されているよう
に心線3と側線4との間の空隙を残して外周のみに防錆
材2を層状に被覆し、その外周に図2,図3に示す小凹
部が形成されたものが成形される。また、熱可塑性樹脂
の加熱温度は180℃程度でよい。
【0034】尚、前述の実施例と同じ部分には同じ符号
を付してその説明を省略する。
を付してその説明を省略する。
【0035】
【発明の効果】上述したように本発明の防錆被覆PCス
トランドは、防錆材の外周面に小凹部を多数設けたこと
により、これをボンドタイプのプレストレストコンクリ
ート構造体に使用した場合、硬化性グラウトやコンクリ
ートと機械的な噛み合いによって結合されることとな
り、被覆材外周とコンクリートとの付着性が良くなり、
コンクリート部材に所望の曲げ耐力をもたせることがで
きることとなったものである。
トランドは、防錆材の外周面に小凹部を多数設けたこと
により、これをボンドタイプのプレストレストコンクリ
ート構造体に使用した場合、硬化性グラウトやコンクリ
ートと機械的な噛み合いによって結合されることとな
り、被覆材外周とコンクリートとの付着性が良くなり、
コンクリート部材に所望の曲げ耐力をもたせることがで
きることとなったものである。
【0036】またその加工方法は、従来の防錆被覆加工
ラインに型付けローラーによる押圧工程を付加するのみ
で良いため、特別にコスト高となることなく加工ができ
る。
ラインに型付けローラーによる押圧工程を付加するのみ
で良いため、特別にコスト高となることなく加工ができ
る。
【図1】本発明の防錆被覆PCストランドの一例の切断
端面図である。
端面図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】同上の他の例の正面図である。
【図4】本発明の防錆被覆PCストランドの更に他の例
の切断端面図である。
の切断端面図である。
【図5】本発明の防錆PCストランドの加工法の一例の
概略を示す線図である。
概略を示す線図である。
【図6】同上の押出成型機部分の断面図である。
【図7】同上の型付けローラーの一例の正面図である。
【図8】同じく型付けローラーの他の例の正面図であ
る。
る。
【図9】本発明の防錆PCストランドの加工法の他の他
の概略を示す線図である。
の概略を示す線図である。
【図10】図9に示す処理法によって成形される防錆被
覆PCストランドの切断端面図である。
覆PCストランドの切断端面図である。
1 PCストランド 2 防錆材 3 心線 4 側線 4a 内層側線 4b 外層側線 5 凹溝 6 小凹部 21 PCストランドコイル 22 繰り出し装置 24 加熱装置 25 押出成型機 26 クロスヘッド部 27 補助加圧ヘッド部 28 成形ダイス 28a 成形補助ダイス 29 引取装置 30 先導ワイヤー巻取装置 31 先導ワイヤー用リール 32 ヒーター 33 型付けローラー 34 ローレット加工 35 突起 36 冷却装置 37 巻取装置 38 リール 39 引出し装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千桐 一芳 京都府福知山市長田野町1丁目14番地 ヒ エン電工株式会社福知山工場内 (72)発明者 東 幸弘 京都府福知山市長田野町1丁目14番地 ヒ エン電工株式会社福知山工場内
Claims (3)
- 【請求項1】 心線の外周に複数の側線を撚り合わせた
PCストランドの少なくとも外層の側線の外側に熱可塑
性合成樹脂からなる防錆材を被着させてなる防錆被覆P
Cストランドにおいて、前記防錆材の外周面に多数の小
凹部を設けてなる防錆被覆PCストランド。 - 【請求項2】 防錆材の外周面にPCストランドの外周
の螺旋形状に対応させて螺旋凹溝を有してなる請求項1
に記載の防錆被覆PCストランド。 - 【請求項3】 心線の外周に、一層もしくは複数層状に
それぞれ複数の側線を撚り合わせたPCストランドを加
熱しながら合成樹脂押出成形機に通して、該PCストラ
ンドの少なくとも最外周に溶融状態にある熱可塑性合成
樹脂からなる防錆材を被着させ、前記合成樹脂押出成型
機から出た防錆被覆PCストランドの前記防錆材の冷却
前に、外周面に凹凸を有する型付けローラーにて表面を
押え付けることにより該防錆材の外周面に多数の小凹部
を成形することを特徴としてなる防錆被覆PCストラン
ドの加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6047809A JPH07238482A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 防錆被覆pcストランド及びその加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6047809A JPH07238482A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 防錆被覆pcストランド及びその加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07238482A true JPH07238482A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12785700
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6047809A Pending JPH07238482A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 防錆被覆pcストランド及びその加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07238482A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006348670A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Hien Electric Industries Ltd | 防錆被覆の異形棒鋼及び異形鉄筋とその製造方法 |
| CN109577052A (zh) * | 2019-01-08 | 2019-04-05 | 天津旭华塑料制品有限公司 | 一种涂塑丝的加工装置 |
| JP2023006204A (ja) * | 2021-06-30 | 2023-01-18 | 東京製綱株式会社 | 凹凸を有するコンクリート補強筋 |
-
1994
- 1994-02-22 JP JP6047809A patent/JPH07238482A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006348670A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Hien Electric Industries Ltd | 防錆被覆の異形棒鋼及び異形鉄筋とその製造方法 |
| CN109577052A (zh) * | 2019-01-08 | 2019-04-05 | 天津旭华塑料制品有限公司 | 一种涂塑丝的加工装置 |
| JP2023006204A (ja) * | 2021-06-30 | 2023-01-18 | 東京製綱株式会社 | 凹凸を有するコンクリート補強筋 |
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