JPH11172587A - 素材ストランド及び素材ストランドの製造方法 - Google Patents
素材ストランド及び素材ストランドの製造方法Info
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- JPH11172587A JPH11172587A JP33306397A JP33306397A JPH11172587A JP H11172587 A JPH11172587 A JP H11172587A JP 33306397 A JP33306397 A JP 33306397A JP 33306397 A JP33306397 A JP 33306397A JP H11172587 A JPH11172587 A JP H11172587A
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B7/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, rope- or cable-making machines; Auxiliary apparatus associated with such machines
- D07B7/02—Machine details; Auxiliary devices
- D07B7/14—Machine details; Auxiliary devices for coating or wrapping ropes, cables, or component strands thereof
- D07B7/145—Coating or filling-up interstices
-
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- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/20—Rope or cable components
- D07B2201/2015—Strands
- D07B2201/2042—Strands characterised by a coating
- D07B2201/2044—Strands characterised by a coating comprising polymers
-
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- D07B2501/00—Application field
- D07B2501/20—Application field related to ropes or cables
- D07B2501/2015—Construction industries
- D07B2501/2023—Concrete enforcements
Landscapes
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- Wire Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ストランドを撚り合わせて形成されるPCス
トランドの防錆性能を向上する素材ストランドを提供す
る。 【解決手段】 芯線を構成する表面が露出したPC鋼線
1と複数の側線を構成する表面が露出したPC鋼線4、
4…とが相互に直接当接して撚り合わされた原料ストラ
ンドを、合成樹脂材5を溶融加圧状態で収容した押出成
形機のクロスヘッド内と、原料ストランドの最大外径と
略等しい最大内径を有する成形ダイス内とを通過させ
て、芯線を構成するPC鋼線1と側線を構成するPC鋼
線4、4…との間を合成樹脂材5、5…により充填する
と共に、側線を構成するPC鋼線4、4…の外側表面を
少なくとも最外側部分m、m…で露出させ又は合成樹脂
材5により極薄く被覆する。
トランドの防錆性能を向上する素材ストランドを提供す
る。 【解決手段】 芯線を構成する表面が露出したPC鋼線
1と複数の側線を構成する表面が露出したPC鋼線4、
4…とが相互に直接当接して撚り合わされた原料ストラ
ンドを、合成樹脂材5を溶融加圧状態で収容した押出成
形機のクロスヘッド内と、原料ストランドの最大外径と
略等しい最大内径を有する成形ダイス内とを通過させ
て、芯線を構成するPC鋼線1と側線を構成するPC鋼
線4、4…との間を合成樹脂材5、5…により充填する
と共に、側線を構成するPC鋼線4、4…の外側表面を
少なくとも最外側部分m、m…で露出させ又は合成樹脂
材5により極薄く被覆する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロープ、タイブル
等のPCストランドを形成する素材ストランド、及び素
材ストランドの製造方法に関する。
等のPCストランドを形成する素材ストランド、及び素
材ストランドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PCストランドに錆が発生するこ
とを防止するため、PCストランドをシース内に挿通し
てシース内にグリースを充填したり、PCストランドの
外側表面を合成樹脂材で被覆しているが、錆を完全に防
止するには、PCストランドの内部までグリースや合成
樹脂材を十分に流入させて充填する必要がある。
とを防止するため、PCストランドをシース内に挿通し
てシース内にグリースを充填したり、PCストランドの
外側表面を合成樹脂材で被覆しているが、錆を完全に防
止するには、PCストランドの内部までグリースや合成
樹脂材を十分に流入させて充填する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】複数の鋼線が撚り合わ
されたPCストランドの場合は、内部(鋼線の間)にグ
リースや合成樹脂材を比較的容易に流入させて充填する
ことができるが、鋼線を撚り合わせたストランドを更に
撚り合わせたPCストランドの場合には、各ストランド
の内部(鋼線の間)までグリースや合成樹脂材を十分に
流入させて充填することが困難であるという問題があっ
た。
されたPCストランドの場合は、内部(鋼線の間)にグ
リースや合成樹脂材を比較的容易に流入させて充填する
ことができるが、鋼線を撚り合わせたストランドを更に
撚り合わせたPCストランドの場合には、各ストランド
の内部(鋼線の間)までグリースや合成樹脂材を十分に
流入させて充填することが困難であるという問題があっ
た。
【0004】一方、PCストランドの素材ストランドと
して、外側表面が合成樹脂材により被覆されたストラン
ドを使用すると、載荷時のPCストランドの伸び量が、
ストランドの間に挾まれた合成樹脂材が圧縮されること
で、増加するという問題が生じる。
して、外側表面が合成樹脂材により被覆されたストラン
ドを使用すると、載荷時のPCストランドの伸び量が、
ストランドの間に挾まれた合成樹脂材が圧縮されること
で、増加するという問題が生じる。
【0005】本発明は、このような問題に鑑み、PCス
トランドの防錆性能を、載荷時の伸び量を増加させず
に、向上することができる素材ストランド及び素材スト
ランドの製造方法の提供を目的としたものである。
トランドの防錆性能を、載荷時の伸び量を増加させず
に、向上することができる素材ストランド及び素材スト
ランドの製造方法の提供を目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明に係る素材
ストランドの特徴は、PCストランドを形成する素材ス
トランドにおいて、複数の鋼線が相互に直接又は極薄い
合成樹脂材の被覆を介して当接して撚り合わされ、前記
鋼線の間が合成樹脂材により充填され、側線又は外層側
線を構成する前記鋼線の外側表面が少なくとも最外側部
分で露出し又は合成樹脂材により極薄く被覆されたこと
にある。
解決し、所期の目的を達成するための本発明に係る素材
ストランドの特徴は、PCストランドを形成する素材ス
トランドにおいて、複数の鋼線が相互に直接又は極薄い
合成樹脂材の被覆を介して当接して撚り合わされ、前記
鋼線の間が合成樹脂材により充填され、側線又は外層側
線を構成する前記鋼線の外側表面が少なくとも最外側部
分で露出し又は合成樹脂材により極薄く被覆されたこと
にある。
【0007】また、本発明に係る素材ストランドの製造
方法の特徴は、PCストランドを形成する素材ストラン
ドの製造方法において、表面が露出した複数の鋼線が相
互に直接当接して撚り合わされた原料ストランドを、合
成樹脂材を溶融加圧状態で収容した押出成形機のクロス
ヘッド内と、前記原料ストランドの最大外径と略等しい
最大内径を有する成形ダイス内とを通過させて、前記鋼
線の間を前記合成樹脂材により充填すると共に、側線又
は外層側線を構成する前記鋼線の外側表面を少なくとも
最外側部分で露出させ又は前記合成樹脂材により極薄く
被覆することにある。
方法の特徴は、PCストランドを形成する素材ストラン
ドの製造方法において、表面が露出した複数の鋼線が相
互に直接当接して撚り合わされた原料ストランドを、合
成樹脂材を溶融加圧状態で収容した押出成形機のクロス
ヘッド内と、前記原料ストランドの最大外径と略等しい
最大内径を有する成形ダイス内とを通過させて、前記鋼
線の間を前記合成樹脂材により充填すると共に、側線又
は外層側線を構成する前記鋼線の外側表面を少なくとも
最外側部分で露出させ又は前記合成樹脂材により極薄く
被覆することにある。
【0008】また、本発明に係る素材ストランドの製造
方法の特徴は、PCストランドを形成する素材ストラン
ドの製造方法において、表面が合成樹脂材により被覆さ
れた鋼線を芯線又は内層側線とし、表面が露出した鋼線
を側線又は外層側線として撚り合わさせて中間ストラン
ドを形成し、前記中間ストランドを加熱して前記合成樹
脂材を溶融させ、前記鋼線を相互に直接又は極薄い前記
合成樹脂材の被覆を介して当接させると共に、前記鋼線
の間を前記合成樹脂材により充填し、側線又は外層側線
を構成する前記鋼線の外側表面を露出させることにあ
る。
方法の特徴は、PCストランドを形成する素材ストラン
ドの製造方法において、表面が合成樹脂材により被覆さ
れた鋼線を芯線又は内層側線とし、表面が露出した鋼線
を側線又は外層側線として撚り合わさせて中間ストラン
ドを形成し、前記中間ストランドを加熱して前記合成樹
脂材を溶融させ、前記鋼線を相互に直接又は極薄い前記
合成樹脂材の被覆を介して当接させると共に、前記鋼線
の間を前記合成樹脂材により充填し、側線又は外層側線
を構成する前記鋼線の外側表面を露出させることにあ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0010】図1は、本発明に係る素材ストランドの第
1実施形態を示しており、素材ストランドAは、図1
(a)に示すように、7本撚りの場合、芯線を構成する
PC鋼材1の外周に側線を構成する複数のPC鋼線4、
4…が相互に直接(合成樹脂材を挾まずに)当接するよ
うに螺旋状に撚り合わされ、PC鋼線1とPC鋼線4、
4…との間が合成樹脂材5、5…(熱可塑性合成樹脂
材)により充填され、PC鋼線4、4…の外側表面が部
分的に合成樹脂材5、5…により被覆され、PC鋼線
4、4…の外側表面が最外側部分m、m…で露出して形
成されている。
1実施形態を示しており、素材ストランドAは、図1
(a)に示すように、7本撚りの場合、芯線を構成する
PC鋼材1の外周に側線を構成する複数のPC鋼線4、
4…が相互に直接(合成樹脂材を挾まずに)当接するよ
うに螺旋状に撚り合わされ、PC鋼線1とPC鋼線4、
4…との間が合成樹脂材5、5…(熱可塑性合成樹脂
材)により充填され、PC鋼線4、4…の外側表面が部
分的に合成樹脂材5、5…により被覆され、PC鋼線
4、4…の外側表面が最外側部分m、m…で露出して形
成されている。
【0011】また、素材ストランドAは、図1(b)に
示すように、19本撚りの場合、芯線を構成するPC鋼
材1の外周に内層側線を構成する複数のPC鋼線3、3
…が相互に直接当接するように螺旋状に撚り合わされ、
更に、内層側線を構成するPC鋼線3、3…の外周に外
層側線を構成する複数のPC鋼線4、4…が相互に直接
当接するように螺旋状に撚り合わされ、PC鋼線1とP
C鋼線3、3…とPC鋼線4、4…との間が合成樹脂材
5、5…により充填され、PC鋼線4、4…の外側表面
が部分的に合成樹脂材5、5…により被覆され、PC鋼
線4、4…の外側表面が最外側部分m、m…で露出して
形成されている。
示すように、19本撚りの場合、芯線を構成するPC鋼
材1の外周に内層側線を構成する複数のPC鋼線3、3
…が相互に直接当接するように螺旋状に撚り合わされ、
更に、内層側線を構成するPC鋼線3、3…の外周に外
層側線を構成する複数のPC鋼線4、4…が相互に直接
当接するように螺旋状に撚り合わされ、PC鋼線1とP
C鋼線3、3…とPC鋼線4、4…との間が合成樹脂材
5、5…により充填され、PC鋼線4、4…の外側表面
が部分的に合成樹脂材5、5…により被覆され、PC鋼
線4、4…の外側表面が最外側部分m、m…で露出して
形成されている。
【0012】なお、素材ストランドAの横断面形状は、
図1(a)に示すように、PC鋼線4、4…の最外側部
分m、m…以外の外周を合成樹脂材5、5…で完全に埋
めるようにして全体を円形に形成してもよく、また、図
1(b)に示すように、PC鋼線4、4…の外周の合成
樹脂材5、5…の量を少なく凹状に形成して、PC鋼線
4、4…の外側表面の露出部分を大きくしてもよい。
図1(a)に示すように、PC鋼線4、4…の最外側部
分m、m…以外の外周を合成樹脂材5、5…で完全に埋
めるようにして全体を円形に形成してもよく、また、図
1(b)に示すように、PC鋼線4、4…の外周の合成
樹脂材5、5…の量を少なく凹状に形成して、PC鋼線
4、4…の外側表面の露出部分を大きくしてもよい。
【0013】図2〜5は、本発明に係る素材ストランド
の製造方法の第1実施形態を示している。図2におい
て、10は繰出装置、12は加熱装置、13は押出成形
機、17は冷却装置、18は巻取装置である。
の製造方法の第1実施形態を示している。図2におい
て、10は繰出装置、12は加熱装置、13は押出成形
機、17は冷却装置、18は巻取装置である。
【0014】繰出装置10には、原料ストランドBが、
リール11を介して連続的に繰出自在に保持されてお
り、原料ストランドBは、巻取装置18の引張力により
前方に引き出されるようになっている。
リール11を介して連続的に繰出自在に保持されてお
り、原料ストランドBは、巻取装置18の引張力により
前方に引き出されるようになっている。
【0015】原料ストランドBは、図5(a)に示すよ
うに、7本撚りの場合、芯線を構成するPC鋼材1の外
周に側線を構成する複数のPC鋼線4、4…が螺旋状に
撚り合わされて形成されており、PC鋼線1、4、4…
は、合成樹脂材により被覆されずに表面が露出したもの
であり、PC鋼線1、4、4…は相互に直接当接して撚
り合わされ、PC鋼線1、4、4…の間には隙間がある
状態になっている。
うに、7本撚りの場合、芯線を構成するPC鋼材1の外
周に側線を構成する複数のPC鋼線4、4…が螺旋状に
撚り合わされて形成されており、PC鋼線1、4、4…
は、合成樹脂材により被覆されずに表面が露出したもの
であり、PC鋼線1、4、4…は相互に直接当接して撚
り合わされ、PC鋼線1、4、4…の間には隙間がある
状態になっている。
【0016】また、原料ストランドBは、図5(b)に
示すように、19本撚りの場合、芯線を構成するPC鋼
材1の外周に内層側線を構成する複数のPC鋼線3、3
…が螺旋状に撚り合わされ、更にその外周に、外層側線
を構成する複数のPC鋼線4、4…が螺旋状に撚り合わ
されて形成されており、PC鋼線1、3、3…、4、4
…は、合成樹脂材により被覆されずに表面が露出したも
のであり、PC鋼線1、3、3…、4、4…は相互に直
接当接して撚り合わされ、PC鋼線1、3、3…、4、
4…の間には隙間がある状態になっている。
示すように、19本撚りの場合、芯線を構成するPC鋼
材1の外周に内層側線を構成する複数のPC鋼線3、3
…が螺旋状に撚り合わされ、更にその外周に、外層側線
を構成する複数のPC鋼線4、4…が螺旋状に撚り合わ
されて形成されており、PC鋼線1、3、3…、4、4
…は、合成樹脂材により被覆されずに表面が露出したも
のであり、PC鋼線1、3、3…、4、4…は相互に直
接当接して撚り合わされ、PC鋼線1、3、3…、4、
4…の間には隙間がある状態になっている。
【0017】なお、原料ストランドBの側線又は外層側
線を構成するPC鋼線4、4…、内層側線を構成するP
C鋼線3、3…としては、図6に示すように、外周に螺
旋形溝状等の複数の凹部g、g…が形成された異形鋼線
を用いてもよく、この場合、この凹部g、g…を通して
好適に、後述のように合成樹脂材5を原料ストランドB
の外周側から内部に流入させることができる。
線を構成するPC鋼線4、4…、内層側線を構成するP
C鋼線3、3…としては、図6に示すように、外周に螺
旋形溝状等の複数の凹部g、g…が形成された異形鋼線
を用いてもよく、この場合、この凹部g、g…を通して
好適に、後述のように合成樹脂材5を原料ストランドB
の外周側から内部に流入させることができる。
【0018】図2に示すように、原料ストランドBは、
繰出装置10から、加熱装置12を通って200゜C程
度に加熱された後に、押出成形機13に送られる。
繰出装置10から、加熱装置12を通って200゜C程
度に加熱された後に、押出成形機13に送られる。
【0019】押出成形機13には、図3に示すように、
クロスヘッド14及び補助加圧ヘッド15が設けられて
おり、クロスヘッド14及び補助加圧ヘッド15は、合
成樹脂材5(熱可塑性合成樹脂材)を約200゜C、8
0kgf/cm2 以上の溶融加圧状態で収容し、原料ス
トランドBがクロスヘッド14内及び補助加圧ヘッド1
5内を通過する際に、合成樹脂材5を溶融加圧状態で、
原料ストランドBに外周側から供給するようになってい
る。なお、合成樹脂材5としては、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリエチレン・ポリプロピレンの共重合
体、その変性体、ナイロン等を使用する。
クロスヘッド14及び補助加圧ヘッド15が設けられて
おり、クロスヘッド14及び補助加圧ヘッド15は、合
成樹脂材5(熱可塑性合成樹脂材)を約200゜C、8
0kgf/cm2 以上の溶融加圧状態で収容し、原料ス
トランドBがクロスヘッド14内及び補助加圧ヘッド1
5内を通過する際に、合成樹脂材5を溶融加圧状態で、
原料ストランドBに外周側から供給するようになってい
る。なお、合成樹脂材5としては、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリエチレン・ポリプロピレンの共重合
体、その変性体、ナイロン等を使用する。
【0020】そして、補助加圧ヘッド15の引出端に
は、成形ダイス16が装着されている。図4、5に示す
ように、成形ダイス16の最大内径iは、原料ストラン
ドBの最大外径oと略等しく形成されており、成形ダイ
ス16の孔形状(横断面形状)は、製造される素材スト
ランドAの横断面形状に対応している。なお、成形ダイ
ス16は、図4(a)に示すように、孔形状が円形の場
合には、固定して装着されるが、図4(b)に示すよう
に、孔形状が円形でない場合には、原料ストランドBの
送りに対応して回転するように装着される。なお、押出
成形機とは別個に、補助成形ダイスを設けてもよい。
は、成形ダイス16が装着されている。図4、5に示す
ように、成形ダイス16の最大内径iは、原料ストラン
ドBの最大外径oと略等しく形成されており、成形ダイ
ス16の孔形状(横断面形状)は、製造される素材スト
ランドAの横断面形状に対応している。なお、成形ダイ
ス16は、図4(a)に示すように、孔形状が円形の場
合には、固定して装着されるが、図4(b)に示すよう
に、孔形状が円形でない場合には、原料ストランドBの
送りに対応して回転するように装着される。なお、押出
成形機とは別個に、補助成形ダイスを設けてもよい。
【0021】そして、原料ストランドBを、図3に示す
ように、クロスヘッド14内及び補助加圧ヘッド15内
を通過させると、原料ストランドBの外周側から内部に
溶融加圧された合成樹脂材5が流入して、PC鋼線1、
4、4…の間またはPC鋼線1、3、3…、4、4…の
間が合成樹脂材5により隙間無く充填された状態にな
る。そして、原料ストランドBを成形ダイス16から引
き出すと、PC鋼線4、4…の外側表面が部分的に合成
樹脂材5、5…により被覆され、PC鋼線4、4…の外
側表面の最外側部分m、m…は、合成樹脂材5が成形ダ
イス16により削ぎ落されて、露出した状態になる。な
お、合成樹脂材5が完全には削ぎ落されずに、PC鋼線
4、4…の外側表面の最外側部分m、m…が、合成樹脂
材5により極薄く被覆された状態になってもよい。
ように、クロスヘッド14内及び補助加圧ヘッド15内
を通過させると、原料ストランドBの外周側から内部に
溶融加圧された合成樹脂材5が流入して、PC鋼線1、
4、4…の間またはPC鋼線1、3、3…、4、4…の
間が合成樹脂材5により隙間無く充填された状態にな
る。そして、原料ストランドBを成形ダイス16から引
き出すと、PC鋼線4、4…の外側表面が部分的に合成
樹脂材5、5…により被覆され、PC鋼線4、4…の外
側表面の最外側部分m、m…は、合成樹脂材5が成形ダ
イス16により削ぎ落されて、露出した状態になる。な
お、合成樹脂材5が完全には削ぎ落されずに、PC鋼線
4、4…の外側表面の最外側部分m、m…が、合成樹脂
材5により極薄く被覆された状態になってもよい。
【0022】そして、図2に示すように、原料ストラン
ドBを冷却装置17に送って合成樹脂材5を固化させる
と、図1に示すように、PC鋼線1、4、4…又はPC
鋼線1、3、3…、4、4…が相互に直接(合成樹脂材
を挾まずに)当接するように螺旋状に撚り合わされ、P
C鋼線1、4、4…の間またはPC鋼線1、3、3…、
4、4…の間が合成樹脂材5、5…により充填され、P
C鋼線4、4…の外側表面が部分的に合成樹脂材5、5
…により被覆され、PC鋼線4、4…の外側表面が最外
側部分m、m…で露出した素材ストランドAが形成され
る。そして、素材ストランドAは、図2に示すように、
巻取装置18に送られてリール19に巻き取られる。
ドBを冷却装置17に送って合成樹脂材5を固化させる
と、図1に示すように、PC鋼線1、4、4…又はPC
鋼線1、3、3…、4、4…が相互に直接(合成樹脂材
を挾まずに)当接するように螺旋状に撚り合わされ、P
C鋼線1、4、4…の間またはPC鋼線1、3、3…、
4、4…の間が合成樹脂材5、5…により充填され、P
C鋼線4、4…の外側表面が部分的に合成樹脂材5、5
…により被覆され、PC鋼線4、4…の外側表面が最外
側部分m、m…で露出した素材ストランドAが形成され
る。そして、素材ストランドAは、図2に示すように、
巻取装置18に送られてリール19に巻き取られる。
【0023】図7は、本発明に係る素材ストランドの第
2実施形態を示しており、素材ストランドAは、図7
(a)に示すように、7本撚りの場合、芯線を構成する
PC鋼線1の外周に側線を構成する複数のPC鋼線4、
4…が相互に直接又は極薄い合成樹脂材5の被覆を挾ん
で当接するように螺旋状に撚り合わされ、PC鋼線1と
PC鋼線4、4…との間が合成樹脂材5、5…により充
填され、PC鋼線4、4…の外側表面の全体が露出して
形成されている。
2実施形態を示しており、素材ストランドAは、図7
(a)に示すように、7本撚りの場合、芯線を構成する
PC鋼線1の外周に側線を構成する複数のPC鋼線4、
4…が相互に直接又は極薄い合成樹脂材5の被覆を挾ん
で当接するように螺旋状に撚り合わされ、PC鋼線1と
PC鋼線4、4…との間が合成樹脂材5、5…により充
填され、PC鋼線4、4…の外側表面の全体が露出して
形成されている。
【0024】また、素材ストランドAは、図7(b)に
示すように、19本撚りの場合、芯線を構成するPC鋼
材1の外周に内層側線を構成する複数のPC鋼線3、3
…が相互に直接又は極薄い合成樹脂材5の被覆を挾んで
当接するように螺旋状に撚り合わされ、更に、内層側線
を構成するPC鋼線3、3…の外周に外層側線を構成す
る複数のPC鋼線4、4…が相互に直接又は極薄い合成
樹脂材5の被覆を挾んで当接するように螺旋状に撚り合
わされ、PC鋼線1とPC鋼線3、3…とPC鋼線4、
4…との間が合成樹脂材5、5…により充填され、PC
鋼線4、4…の外側表面の全体が露出して形成されてい
る。
示すように、19本撚りの場合、芯線を構成するPC鋼
材1の外周に内層側線を構成する複数のPC鋼線3、3
…が相互に直接又は極薄い合成樹脂材5の被覆を挾んで
当接するように螺旋状に撚り合わされ、更に、内層側線
を構成するPC鋼線3、3…の外周に外層側線を構成す
る複数のPC鋼線4、4…が相互に直接又は極薄い合成
樹脂材5の被覆を挾んで当接するように螺旋状に撚り合
わされ、PC鋼線1とPC鋼線3、3…とPC鋼線4、
4…との間が合成樹脂材5、5…により充填され、PC
鋼線4、4…の外側表面の全体が露出して形成されてい
る。
【0025】図8、9は、本発明に係る素材ストランド
の製造方法の第2実施形態を示している。図8におい
て、20は撚合装置、26はブルーイング炉、27は冷
却装置、28は巻取装置である。
の製造方法の第2実施形態を示している。図8におい
て、20は撚合装置、26はブルーイング炉、27は冷
却装置、28は巻取装置である。
【0026】撚合装置20には、回転盤21が水平軸を
中心にして回転自在に設けられており、回転盤21の前
面には、芯線と複数の側線または芯線と複数の内層側線
と複数の外層側線とがリール22、23、23…を介し
て繰出自在に保持されるようになっている。そして、巻
取装置28の引張力により芯線と複数の側線または芯線
と複数の内層側線と複数の外層側線を前方へ引き出しつ
つ、回転盤21を回転させることによって、芯線の外周
に複数の側線が螺旋状に撚り合わされ又は芯線の外周に
複数の内層側線が更にその外周に複数の外層側線が螺旋
状に撚り合わされて、中間ストランドCが形成される。
中心にして回転自在に設けられており、回転盤21の前
面には、芯線と複数の側線または芯線と複数の内層側線
と複数の外層側線とがリール22、23、23…を介し
て繰出自在に保持されるようになっている。そして、巻
取装置28の引張力により芯線と複数の側線または芯線
と複数の内層側線と複数の外層側線を前方へ引き出しつ
つ、回転盤21を回転させることによって、芯線の外周
に複数の側線が螺旋状に撚り合わされ又は芯線の外周に
複数の内層側線が更にその外周に複数の外層側線が螺旋
状に撚り合わされて、中間ストランドCが形成される。
【0027】図9に示すように、芯線は表面が合成樹脂
材5により被覆されたPC鋼線1をもって構成され、内
層側線は表面が合成樹脂材5により被覆されたPC鋼線
3、3…をもって構成され、側線又は外層側線は合成樹
脂材により被覆されずに表面が露出したPC鋼線4、4
…をもって構成されている。従って、これらを撚り合わ
せて形成される中間ストランドCは、PC鋼線1、4、
4…又はPC鋼線1、3、3…、4、4…が、合成樹脂
材5を挾んだ状態で、直接には当接していない状態にな
る。なお、芯線又は内層側線を構成するPC鋼線1、
3、3…の表面の合成樹脂材5による被覆の横断面積
は、芯線を構成するPC鋼線1、4、4…又はPC鋼線
1、3、3…、4、4…を相互に直接当接して撚り合わ
させた場合にPC鋼線1、4、4…又はPC鋼線1、
3、3…、4、4…の間に生じる隙間の横断面積と略同
一になっている。
材5により被覆されたPC鋼線1をもって構成され、内
層側線は表面が合成樹脂材5により被覆されたPC鋼線
3、3…をもって構成され、側線又は外層側線は合成樹
脂材により被覆されずに表面が露出したPC鋼線4、4
…をもって構成されている。従って、これらを撚り合わ
せて形成される中間ストランドCは、PC鋼線1、4、
4…又はPC鋼線1、3、3…、4、4…が、合成樹脂
材5を挾んだ状態で、直接には当接していない状態にな
る。なお、芯線又は内層側線を構成するPC鋼線1、
3、3…の表面の合成樹脂材5による被覆の横断面積
は、芯線を構成するPC鋼線1、4、4…又はPC鋼線
1、3、3…、4、4…を相互に直接当接して撚り合わ
させた場合にPC鋼線1、4、4…又はPC鋼線1、
3、3…、4、4…の間に生じる隙間の横断面積と略同
一になっている。
【0028】そして、図8に示すように、中間ストラン
ドCを誘導加熱炉からなるブルーイング炉26に送って
ブルーイング処理する。すると、中間ストランドCを構
成するPC鋼線1、4、4…又はPC鋼線1、3、3
…、4、4…の撚り加工時の残留歪が除去されると共
に、芯線を構成するPC鋼線1又は芯線及び内層側線を
構成するPC鋼線1、3、3…の表面を被覆していた合
成樹脂材5が溶融して、巻取装置28の引張力によりP
C鋼線1、4、4…又はPC鋼線1、3、3…、4、4
…が相互に直接又は極薄い合成樹脂材5の被覆を挾んで
当接し、この際に押し退けられた合成樹脂材5によりP
C鋼線1、4、4…の間又はPC鋼線1、3、3…、
4、4…の間が隙間無く充填された状態になり、一方、
PC鋼線4、4…の外側表面は、合成樹脂材が供給され
ずに、全体が露出した状態のままになる。
ドCを誘導加熱炉からなるブルーイング炉26に送って
ブルーイング処理する。すると、中間ストランドCを構
成するPC鋼線1、4、4…又はPC鋼線1、3、3
…、4、4…の撚り加工時の残留歪が除去されると共
に、芯線を構成するPC鋼線1又は芯線及び内層側線を
構成するPC鋼線1、3、3…の表面を被覆していた合
成樹脂材5が溶融して、巻取装置28の引張力によりP
C鋼線1、4、4…又はPC鋼線1、3、3…、4、4
…が相互に直接又は極薄い合成樹脂材5の被覆を挾んで
当接し、この際に押し退けられた合成樹脂材5によりP
C鋼線1、4、4…の間又はPC鋼線1、3、3…、
4、4…の間が隙間無く充填された状態になり、一方、
PC鋼線4、4…の外側表面は、合成樹脂材が供給され
ずに、全体が露出した状態のままになる。
【0029】そして、中間ストランドCを冷却装置27
に送って内部の合成樹脂材5を固化させると、図7に示
すように、PC鋼線1、4、4…又はPC鋼線1、3、
3…、4、4…が相互に直接又は極薄い合成樹脂材5の
被覆を挾んで当接するように撚り合わされ、PC鋼線
1、4、4…の間又はPC鋼線1、3、3…、4、4…
の間が合成樹脂材5、5…により充填され、PC鋼線
4、4…の外側表面の全体が露出した素材ストランドA
が形成される。そして、素材ストランドAは、巻取装置
28に送られてリール29に巻き取られる。
に送って内部の合成樹脂材5を固化させると、図7に示
すように、PC鋼線1、4、4…又はPC鋼線1、3、
3…、4、4…が相互に直接又は極薄い合成樹脂材5の
被覆を挾んで当接するように撚り合わされ、PC鋼線
1、4、4…の間又はPC鋼線1、3、3…、4、4…
の間が合成樹脂材5、5…により充填され、PC鋼線
4、4…の外側表面の全体が露出した素材ストランドA
が形成される。そして、素材ストランドAは、巻取装置
28に送られてリール29に巻き取られる。
【0030】図10は、上述の素材ストランドAにより
形成したPCストランドを示しており、PCストランド
は、素材ストランドAの外周に、複数の素材ストランド
A、A…が螺旋状に撚り合わされて形成されている。
形成したPCストランドを示しており、PCストランド
は、素材ストランドAの外周に、複数の素材ストランド
A、A…が螺旋状に撚り合わされて形成されている。
【0031】このように形成されたPCストランドは、
素材ストランドA、A…の側線又は外層側線を構成する
PC鋼線4、4…が相互に合成樹脂材を挾まずに直接又
は極薄い合成樹脂材5の被覆を挾んで当接して、素材ス
トランドA、A…が十分に締め付けられた状態に撚り合
わされるので、載荷時の伸び量の増加を防止することが
できる。そして、各素材ストランドAの内部が予め合成
樹脂材5、5…により充填されているので、PCストラ
ンドの製造後や製造時に素材ストランドA、A…の内部
にグリースや合成樹脂材を流入させる必要がなく、高い
防錆性能を発揮することができる。
素材ストランドA、A…の側線又は外層側線を構成する
PC鋼線4、4…が相互に合成樹脂材を挾まずに直接又
は極薄い合成樹脂材5の被覆を挾んで当接して、素材ス
トランドA、A…が十分に締め付けられた状態に撚り合
わされるので、載荷時の伸び量の増加を防止することが
できる。そして、各素材ストランドAの内部が予め合成
樹脂材5、5…により充填されているので、PCストラ
ンドの製造後や製造時に素材ストランドA、A…の内部
にグリースや合成樹脂材を流入させる必要がなく、高い
防錆性能を発揮することができる。
【0032】なお、PCストランドの内部の素材ストラ
ンドA、A…の間の隙間は、素材ストランドの内部の鋼
線の間と比較して大きく形成されるため、PCストラン
ドをシース内に挿通してシース内にグリースを注入する
ことによってグリースを比較的容易に流入させることが
でき、PCストランドの素材ストランドA、A…の相互
間は、PCストランドの製造後にグリースにより比較的
容易に充填することができる。また、PCストランドを
熱可塑性合成樹脂材が溶融加圧状態で収容された押出成
形機のクロスヘッド内を通過させることによって合成樹
脂材を流入させることもでき、PCストランドの製造時
に合成樹脂材により充填することもできる。
ンドA、A…の間の隙間は、素材ストランドの内部の鋼
線の間と比較して大きく形成されるため、PCストラン
ドをシース内に挿通してシース内にグリースを注入する
ことによってグリースを比較的容易に流入させることが
でき、PCストランドの素材ストランドA、A…の相互
間は、PCストランドの製造後にグリースにより比較的
容易に充填することができる。また、PCストランドを
熱可塑性合成樹脂材が溶融加圧状態で収容された押出成
形機のクロスヘッド内を通過させることによって合成樹
脂材を流入させることもでき、PCストランドの製造時
に合成樹脂材により充填することもできる。
【0033】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る素材ストラ
ンドは、複数の鋼線を相互に直接又は極薄い合成樹脂材
の被覆を介して当接して撚り合わせ、鋼線の間を合成樹
脂材により充填し、側線又は外層側線を構成する鋼線の
外側表面を少なくとも最外側部分で露出させ又は合成樹
脂材により極薄く被覆しことことによって、複数の素材
ストランドを撚り合わせてPCストランドを形成する場
合に、PCストランドの製造後や製造時に各素材ストラ
ンドの内部にグリースや合成樹脂材を流入させる必要が
なく、高い防錆性能を発揮するPCストランドを形成す
ることができる。そして、各素材ストランドを構成する
鋼線が直接又は極薄い合成樹脂材の被覆を介して当接し
て、素材ストランドが十分に締め付けられた状態に撚り
合わされるので、PCストランドの載荷時の伸び量の増
加を防止することができる。
ンドは、複数の鋼線を相互に直接又は極薄い合成樹脂材
の被覆を介して当接して撚り合わせ、鋼線の間を合成樹
脂材により充填し、側線又は外層側線を構成する鋼線の
外側表面を少なくとも最外側部分で露出させ又は合成樹
脂材により極薄く被覆しことことによって、複数の素材
ストランドを撚り合わせてPCストランドを形成する場
合に、PCストランドの製造後や製造時に各素材ストラ
ンドの内部にグリースや合成樹脂材を流入させる必要が
なく、高い防錆性能を発揮するPCストランドを形成す
ることができる。そして、各素材ストランドを構成する
鋼線が直接又は極薄い合成樹脂材の被覆を介して当接し
て、素材ストランドが十分に締め付けられた状態に撚り
合わされるので、PCストランドの載荷時の伸び量の増
加を防止することができる。
【0034】また、本発明に係る素材ストランドの製造
方法は、表面が露出した複数の鋼線が相互に直接当接し
て撚り合わされた原料ストランドを、合成樹脂材を溶融
加圧状態で収容した押出成形機のクロスヘッド内と、前
記原料ストランドの最大外径と略等しい最大内径を有す
る成形ダイス内とを通過させて、前記鋼線の間を前記合
成樹脂材により充填すると共に、側線又は外層側線を構
成する前記鋼線の外側表面を少なくとも最外側部分で露
出させ又は前記合成樹脂材により極薄く被覆することに
よって、上述の素材ストランドを好適に製造することが
できる。
方法は、表面が露出した複数の鋼線が相互に直接当接し
て撚り合わされた原料ストランドを、合成樹脂材を溶融
加圧状態で収容した押出成形機のクロスヘッド内と、前
記原料ストランドの最大外径と略等しい最大内径を有す
る成形ダイス内とを通過させて、前記鋼線の間を前記合
成樹脂材により充填すると共に、側線又は外層側線を構
成する前記鋼線の外側表面を少なくとも最外側部分で露
出させ又は前記合成樹脂材により極薄く被覆することに
よって、上述の素材ストランドを好適に製造することが
できる。
【0035】また、本発明に係る素材ストランドの製造
方法は、表面が合成樹脂材により被覆された鋼線を芯線
又は内層側線とし、表面が露出した鋼線を側線又は外層
側線として撚り合わさせて中間ストランドを形成し、前
記中間ストランドを加熱して前記合成樹脂材を溶融さ
せ、前記鋼線を相互に直接又は極薄い前記合成樹脂材の
被覆を介して当接させると共に、前記鋼線の間を前記合
成樹脂材により充填し、側線又は外層側線を構成する前
記鋼線の外側表面を露出させることによって、上述の素
材ストランドを好適に製造することができる。
方法は、表面が合成樹脂材により被覆された鋼線を芯線
又は内層側線とし、表面が露出した鋼線を側線又は外層
側線として撚り合わさせて中間ストランドを形成し、前
記中間ストランドを加熱して前記合成樹脂材を溶融さ
せ、前記鋼線を相互に直接又は極薄い前記合成樹脂材の
被覆を介して当接させると共に、前記鋼線の間を前記合
成樹脂材により充填し、側線又は外層側線を構成する前
記鋼線の外側表面を露出させることによって、上述の素
材ストランドを好適に製造することができる。
【図1】 本発明に係る素材ストランドの第1実施形態
を示す横断面図である。
を示す横断面図である。
【図2】 本発明に係る素材ストランドの製造方法の第
1実施形態を示す概略図である。
1実施形態を示す概略図である。
【図3】 図2中の押出成形機の縦断面図である。
【図4】 図3中の成形ダイスを示す横断面図である。
【図5】 図2中の原料ストランドの横断面図である。
【図6】 図5中の素線の横断面図および側面図であ
る。
る。
【図7】 本発明に係る素材ストランドの第2実施形態
を示す横断面図である。
を示す横断面図である。
【図8】 本発明に係る素材ストランドの製造方法の第
2実施形態を示す概略図である。
2実施形態を示す概略図である。
【図9】 図8中の中間ストランドの横断面図である。
【図10】 図1又は図7の素材ストランドにより形成
したPCストランドを示す横断面図である。
したPCストランドを示す横断面図である。
A 素材ストランド B 原料ストランド C 中間ストランド m 最外側部分 o 最大外径 i 最大内径 1 PC鋼線(芯線) 3 PC鋼線(中層側線) 4 PC鋼線(側線、外層側線) 5 合成樹脂材 10 繰出装置 11 リール 12 加熱装置 13 押出成形機 14 クロスヘッド 15 補助加圧ヘッド 16 成形ダイス 17 冷却装置 18 巻取装置 19 リール 20 撚合装置 21 回転盤 22、23 リール 26 ブルーイング炉 27 冷却装置 28 巻取装置 29 リール
Claims (3)
- 【請求項1】 PCストランドを形成する素材ストラン
ドにおいて、 複数の鋼線が相互に直接又は極薄い合成樹脂材の被覆を
介して当接して撚り合わされ、前記鋼線の間が合成樹脂
材により充填され、側線又は外層側線を構成する前記鋼
線の外側表面が少なくとも最外側部分で露出し又は合成
樹脂材により極薄く被覆されたことを特徴とする素材ス
トランド。 - 【請求項2】 PCストランドを形成する素材ストラン
ドの製造方法において、 表面が露出した複数の鋼線が相互に直接当接して撚り合
わされた原料ストランドを、合成樹脂材を溶融加圧状態
で収容した押出成形機のクロスヘッド内と、前記原料ス
トランドの最大外径と略等しい最大内径を有する成形ダ
イス内とを通過させて、前記鋼線の間を前記合成樹脂材
により充填すると共に、側線又は外層側線を構成する前
記鋼線の外側表面を少なくとも最外側部分で露出させ又
は前記合成樹脂材により極薄く被覆することを特徴とす
る素材ストランドの製造方法。 - 【請求項3】 PCストランドを形成する素材ストラン
ドの製造方法において、 表面が合成樹脂材により被覆された鋼線を芯線又は内層
側線とし、表面が露出した鋼線を側線又は外層側線とし
て撚り合わさせて中間ストランドを形成し、前記中間ス
トランドを加熱して前記合成樹脂材を溶融させ、前記鋼
線を相互に直接又は極薄い前記合成樹脂材の被覆を介し
て当接させると共に、前記鋼線の間を前記合成樹脂材に
より充填し、側線又は外層側線を構成する前記鋼線の外
側表面を露出させることを特徴とする素材ストランドの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33306397A JPH11172587A (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | 素材ストランド及び素材ストランドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33306397A JPH11172587A (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | 素材ストランド及び素材ストランドの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11172587A true JPH11172587A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18261859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33306397A Pending JPH11172587A (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | 素材ストランド及び素材ストランドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11172587A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002339279A (ja) * | 2001-05-14 | 2002-11-27 | Times Engineering:Kk | 建築土木用引張ケーブル |
| EP2441723A4 (en) * | 2009-06-08 | 2015-07-08 | Mitsubishi Electric Corp | ROPE FOR LIFTS AND MANUFACTURING METHOD THEREFOR |
| CN118065165A (zh) * | 2022-11-22 | 2024-05-24 | 中国石油天然气集团有限公司 | 制备星型包塑衬垫绳芯的星型包塑螺旋机头及方法 |
-
1997
- 1997-12-03 JP JP33306397A patent/JPH11172587A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002339279A (ja) * | 2001-05-14 | 2002-11-27 | Times Engineering:Kk | 建築土木用引張ケーブル |
| EP2441723A4 (en) * | 2009-06-08 | 2015-07-08 | Mitsubishi Electric Corp | ROPE FOR LIFTS AND MANUFACTURING METHOD THEREFOR |
| CN118065165A (zh) * | 2022-11-22 | 2024-05-24 | 中国石油天然气集团有限公司 | 制备星型包塑衬垫绳芯的星型包塑螺旋机头及方法 |
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|
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