JPH07239017A - 車両用自動変速機の変速制御装置 - Google Patents
車両用自動変速機の変速制御装置Info
- Publication number
- JPH07239017A JPH07239017A JP3035194A JP3035194A JPH07239017A JP H07239017 A JPH07239017 A JP H07239017A JP 3035194 A JP3035194 A JP 3035194A JP 3035194 A JP3035194 A JP 3035194A JP H07239017 A JPH07239017 A JP H07239017A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- downhill
- shift
- driver
- vehicle
- traveling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 降坂走行時の変速制御に際し、運転者の好み
(減速要求又は減速緩和要求)を反映させる。 【構成】 スロットル開度TVOが所定値以下(S2)
で、車速VSPが所定値以上(S4)のときに、降坂走
行状態と判断して、Dレンジ(S11)の場合に降坂用の
変速パターンに従って、現在の変速段、車速及び勾配抵
抗に基づいて変速すべき変速段を決定して制御する(S
61)。降坂走行状態であるにもかかわらず、1レンジ又
は2レンジ(S12)の場合は、運転者が減速要求をして
いると判断し、降坂用の変速パターンをより減速する方
向に変更する(S13)。
(減速要求又は減速緩和要求)を反映させる。 【構成】 スロットル開度TVOが所定値以下(S2)
で、車速VSPが所定値以上(S4)のときに、降坂走
行状態と判断して、Dレンジ(S11)の場合に降坂用の
変速パターンに従って、現在の変速段、車速及び勾配抵
抗に基づいて変速すべき変速段を決定して制御する(S
61)。降坂走行状態であるにもかかわらず、1レンジ又
は2レンジ(S12)の場合は、運転者が減速要求をして
いると判断し、降坂用の変速パターンをより減速する方
向に変更する(S13)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用自動変速機の変
速制御装置に関する。
速制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用自動変速機は、車両の走
行状態に応じて予め設定された変速パターンに基づいて
自動的に変速されるようになっている。つまり、車速と
エンジン負荷(例えばスロットル開度)とに応じた変速
段設定用の変速パターンを制御部の記憶手段に記憶して
おき、この変速パターンに従って変速が制御されるよう
になっている。
行状態に応じて予め設定された変速パターンに基づいて
自動的に変速されるようになっている。つまり、車速と
エンジン負荷(例えばスロットル開度)とに応じた変速
段設定用の変速パターンを制御部の記憶手段に記憶して
おき、この変速パターンに従って変速が制御されるよう
になっている。
【0003】尚、この変速パターンは、車速が同じであ
れば、エンジン負荷が小さい程、シフトアップされる傾
向に設定されている。
れば、エンジン負荷が小さい程、シフトアップされる傾
向に設定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の変速制御装置では、降坂走行時に、スロット
ル開度が全閉とされる運転者の減速要求に対して、逆に
シフトアップを生じてしまい、その結果、減速要求に対
し十分なエンジンブレーキが得られないという問題点が
あった。
うな従来の変速制御装置では、降坂走行時に、スロット
ル開度が全閉とされる運転者の減速要求に対して、逆に
シフトアップを生じてしまい、その結果、減速要求に対
し十分なエンジンブレーキが得られないという問題点が
あった。
【0005】上述のようなことから、例えば特開平4−
60257号公報には、駆動輪側からエンジン側へ伝達
される負のトルクの大きさをトルクセンサにより検出
し、その大きさに基づいて変速制御を行うものが提案さ
れている。また、特開平4−4351号公報には、スロ
ットル開度とエンジン回転数とによりエンジンの発生ト
ルクを算出し、この発生トルクと車両加速度と車両重量
とから走行抵抗を算出し、この走行抵抗に基づいて変速
制御を行うものが提案されている。
60257号公報には、駆動輪側からエンジン側へ伝達
される負のトルクの大きさをトルクセンサにより検出
し、その大きさに基づいて変速制御を行うものが提案さ
れている。また、特開平4−4351号公報には、スロ
ットル開度とエンジン回転数とによりエンジンの発生ト
ルクを算出し、この発生トルクと車両加速度と車両重量
とから走行抵抗を算出し、この走行抵抗に基づいて変速
制御を行うものが提案されている。
【0006】更に、本出願人により、降坂走行時に、現
在の変速段と車速と勾配抵抗とに基づいて変速制御を行
うものが提案されている(特願平5−272698
号)。しかしながら、これらのように降坂走行時に通常
走行時に用いる変速パターンとは異なる降坂用変速パタ
ーンに従って変速制御を行うようにしても、そのときの
変速線は固定であるため、運転者の好みに必ずも合致し
なかった。
在の変速段と車速と勾配抵抗とに基づいて変速制御を行
うものが提案されている(特願平5−272698
号)。しかしながら、これらのように降坂走行時に通常
走行時に用いる変速パターンとは異なる降坂用変速パタ
ーンに従って変速制御を行うようにしても、そのときの
変速線は固定であるため、運転者の好みに必ずも合致し
なかった。
【0007】すなわち、運転者の好みにより減速が強す
ぎると感じたり、減速が弱すぎると感じたりするので、
必ずしも運転者の好みに合致せず、そのため、運転者
は、Dレンジ(ドライブレンジ)から他の前進走行レン
ジ(2レンジ又は1レンジ)に操作したり、ブレーキペ
ダルを踏んだりしてしまうのである。本発明は、このう
ような実情に鑑み、降坂走行時の変速制御に際し、制御
の最適化を図るのみならず、運転者の好みを反映し得る
ようにすることを目的とする。
ぎると感じたり、減速が弱すぎると感じたりするので、
必ずしも運転者の好みに合致せず、そのため、運転者
は、Dレンジ(ドライブレンジ)から他の前進走行レン
ジ(2レンジ又は1レンジ)に操作したり、ブレーキペ
ダルを踏んだりしてしまうのである。本発明は、このう
ような実情に鑑み、降坂走行時の変速制御に際し、制御
の最適化を図るのみならず、運転者の好みを反映し得る
ようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、図
1に示すように、降坂走行時に通常走行時に用いる変速
パターンとは異なる降坂用変速パターンに従って変速段
を自動的に切換える降坂用変速制御手段Aを備える車両
用自動変速機の変速制御装置において、運転者の降坂走
行に関する意図を検出する運転者意図検出手段Bと、こ
の検出結果に基づいて降坂用変速パターンを変更する降
坂用変速パターン変更手段Cとを設ける構成としたもの
である。
1に示すように、降坂走行時に通常走行時に用いる変速
パターンとは異なる降坂用変速パターンに従って変速段
を自動的に切換える降坂用変速制御手段Aを備える車両
用自動変速機の変速制御装置において、運転者の降坂走
行に関する意図を検出する運転者意図検出手段Bと、こ
の検出結果に基づいて降坂用変速パターンを変更する降
坂用変速パターン変更手段Cとを設ける構成としたもの
である。
【0009】運転者意図検出手段Bは、降坂走行中にD
レンジ以外の前進走行レンジに操作されたことを検出す
るものとすることができる。更に、このように操作され
た時間、あるいは時間割合を検出するものとすることも
できる。運転者意図検出手段Bは、また、降坂走行中に
ブレーキペダルが踏まれたことを検出するものとするこ
とができる。更に、ブレーキペダルが踏まれ続けた時間
を検出するものとすることもできる。
レンジ以外の前進走行レンジに操作されたことを検出す
るものとすることができる。更に、このように操作され
た時間、あるいは時間割合を検出するものとすることも
できる。運転者意図検出手段Bは、また、降坂走行中に
ブレーキペダルが踏まれたことを検出するものとするこ
とができる。更に、ブレーキペダルが踏まれ続けた時間
を検出するものとすることもできる。
【0010】運転者意図検出手段Bは、また、運転者に
よって操作可能なモード設定手段による設定に従って検
出するものとすることができる。変速パターン変更手段
Cは、運転者意図検出手段Bの検出結果に基づいて、運
転者が更に減速要求をしていると判断したときに、より
減速する方向に降坂用変速パターンを変更するものであ
るとよい。
よって操作可能なモード設定手段による設定に従って検
出するものとすることができる。変速パターン変更手段
Cは、運転者意図検出手段Bの検出結果に基づいて、運
転者が更に減速要求をしていると判断したときに、より
減速する方向に降坂用変速パターンを変更するものであ
るとよい。
【0011】降坂用変速パターンが、現在の変速段、車
速及び勾配抵抗に応じて変速すべき変速段を定めたもの
である場合、変速パターン変更手段Cは、運転者意図検
出手段Bの検出結果に基づいて、運転者が更に減速要求
をしていると判断したときに、降坂用変速パターン上の
変速線を勾配抵抗の大きい側に移動させるものであると
よい。
速及び勾配抵抗に応じて変速すべき変速段を定めたもの
である場合、変速パターン変更手段Cは、運転者意図検
出手段Bの検出結果に基づいて、運転者が更に減速要求
をしていると判断したときに、降坂用変速パターン上の
変速線を勾配抵抗の大きい側に移動させるものであると
よい。
【0012】降坂用変速パターンが、現在の変速段、車
速及び勾配抵抗に応じて変速すべき変速段を定めたもの
である場合、変速パターン変更手段Cは、運転者意図検
出手段の検出結果に基づいて、運転者が減速緩和要求を
していると判断したときに、降坂用変速パターン上の変
速線を勾配抵抗の小さい側に移動させるものであるとよ
い。
速及び勾配抵抗に応じて変速すべき変速段を定めたもの
である場合、変速パターン変更手段Cは、運転者意図検
出手段の検出結果に基づいて、運転者が減速緩和要求を
していると判断したときに、降坂用変速パターン上の変
速線を勾配抵抗の小さい側に移動させるものであるとよ
い。
【0013】
【作用】上記の構成においては、運転者の降坂走行に関
する意図を検出し、これに基づいて降坂用変速パターン
を変更することにより、降坂走行時の変速制御の最適化
を図るのみならず、運転者の好みを反映することができ
る。運転者の降坂走行に関する意図は、降坂走行中にD
レンジ以外の前進走行レンジに操作されたことをもっ
て、減速要求をしていると判断することができる。更
に、このように操作された時間、あるいは時間割合を検
出することで、判断をより正確に行うことができる。
する意図を検出し、これに基づいて降坂用変速パターン
を変更することにより、降坂走行時の変速制御の最適化
を図るのみならず、運転者の好みを反映することができ
る。運転者の降坂走行に関する意図は、降坂走行中にD
レンジ以外の前進走行レンジに操作されたことをもっ
て、減速要求をしていると判断することができる。更
に、このように操作された時間、あるいは時間割合を検
出することで、判断をより正確に行うことができる。
【0014】運転者の降坂走行に関する意図は、降坂走
行中にブレーキペダルが踏まれたことをもって、減速要
求をしていると判断することができる。更に、ブレーキ
ペダルが踏まれ続けた時間を検出することで、判断をよ
り正確に行うことができる。また、運転者によって操作
可能なモード設定手段による設定に従って検出すること
とすれば、コスト高となるものの、運転者の好みを間違
いなく知ることができる。
行中にブレーキペダルが踏まれたことをもって、減速要
求をしていると判断することができる。更に、ブレーキ
ペダルが踏まれ続けた時間を検出することで、判断をよ
り正確に行うことができる。また、運転者によって操作
可能なモード設定手段による設定に従って検出すること
とすれば、コスト高となるものの、運転者の好みを間違
いなく知ることができる。
【0015】降坂用変速パターンの変更については、運
転者が更に減速要求をしていると判断したときに、より
減速する方向に降坂用変速パターンを変更することで、
運転者の好みに合致させることができる。また、降坂用
変速パターンが、現在の変速段、車速及び勾配抵抗に応
じて変速すべき変速段を定めたものである場合は、運転
者が更に減速要求をしていると判断したときに、降坂用
変速パターン上の変速線を勾配抵抗の大きい側に移動さ
せ、逆に運転者が減速緩和要求をしていると判断したと
きに、降坂用変速パターン上の変速線を勾配抵抗の小さ
い側に移動させることで、運転者の好みに合致させるこ
とができる。
転者が更に減速要求をしていると判断したときに、より
減速する方向に降坂用変速パターンを変更することで、
運転者の好みに合致させることができる。また、降坂用
変速パターンが、現在の変速段、車速及び勾配抵抗に応
じて変速すべき変速段を定めたものである場合は、運転
者が更に減速要求をしていると判断したときに、降坂用
変速パターン上の変速線を勾配抵抗の大きい側に移動さ
せ、逆に運転者が減速緩和要求をしていると判断したと
きに、降坂用変速パターン上の変速線を勾配抵抗の小さ
い側に移動させることで、運転者の好みに合致させるこ
とができる。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。図2は本
発明の実施例のシステム図である。エンジン1は、その
発生トルクが図示しない車両駆動輪に伝達されるように
自動変速機2に連結されている。自動変速機2は、エン
ジン1の発生トルクを流体を介して入力するトルクコン
バータ3と、該トルクコンバータ3の出力を入力し変速
して出力する多段式の変速歯車機構4と、これらを駆動
する図示しない油圧機構とから構成される。5はレンジ
切換用のシフトセレクタ、6は変速機出力軸である。
発明の実施例のシステム図である。エンジン1は、その
発生トルクが図示しない車両駆動輪に伝達されるように
自動変速機2に連結されている。自動変速機2は、エン
ジン1の発生トルクを流体を介して入力するトルクコン
バータ3と、該トルクコンバータ3の出力を入力し変速
して出力する多段式の変速歯車機構4と、これらを駆動
する図示しない油圧機構とから構成される。5はレンジ
切換用のシフトセレクタ、6は変速機出力軸である。
【0017】変速歯車機構4の油圧機構には、図示しな
い複数のソレノイドバルブが組込まれており、該複数の
ソレノイドバルブの開閉(ON・OFF)の組合せを切
換えることにより、変速歯車機構4が内装する各クラッ
チ類の締結・開放の組合せが切換えられ、所望の変速段
への変速が行われるようになっている。そして、前記複
数のソレノイドバルブのON・OFF制御は、CPU、
ROM、RAM、A/D変換器及び入出力インターフェ
イス等を含んで構成されるマイクロコンピュータを備え
たコントロールユニット10からの制御信号に基づいて行
われる。
い複数のソレノイドバルブが組込まれており、該複数の
ソレノイドバルブの開閉(ON・OFF)の組合せを切
換えることにより、変速歯車機構4が内装する各クラッ
チ類の締結・開放の組合せが切換えられ、所望の変速段
への変速が行われるようになっている。そして、前記複
数のソレノイドバルブのON・OFF制御は、CPU、
ROM、RAM、A/D変換器及び入出力インターフェ
イス等を含んで構成されるマイクロコンピュータを備え
たコントロールユニット10からの制御信号に基づいて行
われる。
【0018】また、変速歯車機構4中のオーバーランク
ラッチ(図示せず)は、前記油圧機構に組込まれたオー
バーラン・ソレノイドバルブ(図示せず)を開弁(O
N)させることで締結(ON)され、これにより、減速
時においてエンジンブレーキを効かせることができるよ
うになっており、このオーバーラン・ソレノイドバルブ
の制御もコントロールユニット10からの制御信号に基づ
いて行われる。
ラッチ(図示せず)は、前記油圧機構に組込まれたオー
バーラン・ソレノイドバルブ(図示せず)を開弁(O
N)させることで締結(ON)され、これにより、減速
時においてエンジンブレーキを効かせることができるよ
うになっており、このオーバーラン・ソレノイドバルブ
の制御もコントロールユニット10からの制御信号に基づ
いて行われる。
【0019】コントロールユニット10には、変速制御の
ため、各種のセンサ・スイッチから信号が入力されてい
る。前記各種のセンサ・スイッチとしては、自動変速機
2の出力軸6の回転に基づいて車速VSPを検出する車
速センサ11、エンジン負荷としてスロットル開度TVO
を検出するスロットルセンサ12、シフトセレクタ5によ
るレンジ位置を検出するレンジスイッチ13、変速歯車機
構4の変速段位置を検出するインヒビタースイッチ14、
及び、ブレーキペダルの踏込みによりON信号を発する
ブレーキスイッチ15が設けられている。
ため、各種のセンサ・スイッチから信号が入力されてい
る。前記各種のセンサ・スイッチとしては、自動変速機
2の出力軸6の回転に基づいて車速VSPを検出する車
速センサ11、エンジン負荷としてスロットル開度TVO
を検出するスロットルセンサ12、シフトセレクタ5によ
るレンジ位置を検出するレンジスイッチ13、変速歯車機
構4の変速段位置を検出するインヒビタースイッチ14、
及び、ブレーキペダルの踏込みによりON信号を発する
ブレーキスイッチ15が設けられている。
【0020】ここにおいて、コントロールユニット10
は、図3のフローチャートに示す変速制御ルーチン(第
1の実施例)に従って変速制御を行う。ステップ1(図
にはS1と記してある。以下同様)では、前記各種のセ
ンサ・スイッチ11〜15からの入力信号を読込む。ステッ
プ2では、スロットルセンサ12からの信号に基づいて検
出されるスロットル開度TVOが所定値(全閉付近の
値)以下か否かを判定し、YESであればステップ4
へ、NOであればステップ3へ進む。
は、図3のフローチャートに示す変速制御ルーチン(第
1の実施例)に従って変速制御を行う。ステップ1(図
にはS1と記してある。以下同様)では、前記各種のセ
ンサ・スイッチ11〜15からの入力信号を読込む。ステッ
プ2では、スロットルセンサ12からの信号に基づいて検
出されるスロットル開度TVOが所定値(全閉付近の
値)以下か否かを判定し、YESであればステップ4
へ、NOであればステップ3へ進む。
【0021】ステップ3では、スロットル開度TVOが
所定値を超えている状態が所定時間以上継続したか否か
を判定する。YESであれば、車両は降坂走行状態(減
速状態)にないと判断し、降坂用の変速制御を禁止し
て、通常の変速制御を行うべく、後述するステップ51
(又はステップ51〜53)を経て、ステップ62へ進む。N
Oであれば、ステップ4へ進む。
所定値を超えている状態が所定時間以上継続したか否か
を判定する。YESであれば、車両は降坂走行状態(減
速状態)にないと判断し、降坂用の変速制御を禁止し
て、通常の変速制御を行うべく、後述するステップ51
(又はステップ51〜53)を経て、ステップ62へ進む。N
Oであれば、ステップ4へ進む。
【0022】ステップ4では、車速センサ11からの信号
に基づいて検出される車速VSPが所定値(例えば16km
/h)以上か否かを判定する。YESであれば、車両は降
坂走行状態(減速状態)にあると判断して、ステップ11
へ進む。NOであれば、車両は降坂走行状態にないと判
断し、降坂用の変速制御を禁止して、通常の変速制御を
行うべく、ステップ62へ進む。
に基づいて検出される車速VSPが所定値(例えば16km
/h)以上か否かを判定する。YESであれば、車両は降
坂走行状態(減速状態)にあると判断して、ステップ11
へ進む。NOであれば、車両は降坂走行状態にないと判
断し、降坂用の変速制御を禁止して、通常の変速制御を
行うべく、ステップ62へ進む。
【0023】このようにスロットル開度TVOが所定値
以下で、かつ車速VSPが所定値以上の場合に降坂走行
状態(減速状態)と判断して降坂用の変速制御を許可す
るが、スロットル開度TVOが所定値を超えても、所定
時間以上継続しない限りは、降坂用の変速制御を許可し
て、ステップ11へ進む。これは、運転者の不用なアクセ
ルのあおり等によって、直ちに降坂用の変速制御と通常
の変速制御とが切換わってしまうことによる運転性の悪
化を防止するためである。
以下で、かつ車速VSPが所定値以上の場合に降坂走行
状態(減速状態)と判断して降坂用の変速制御を許可す
るが、スロットル開度TVOが所定値を超えても、所定
時間以上継続しない限りは、降坂用の変速制御を許可し
て、ステップ11へ進む。これは、運転者の不用なアクセ
ルのあおり等によって、直ちに降坂用の変速制御と通常
の変速制御とが切換わってしまうことによる運転性の悪
化を防止するためである。
【0024】ステップ11では、レンジスイッチ13からの
信号に基づいて、現在のレンジがDレンジか否か、更に
はインヒビタースイッチ14からの信号と合わせ、Dレン
ジの2速〜4速か否かを判定する。YESであれば、降
坂用の変速制御のため、ステップ61へ進む。NOであれ
ば、後述するステップ12(又はステップ12〜14)を経
て、通常の変速制御を行うべく、ステップ62へ進む。 〔降坂用の変速制御〕ステップ61では、図4のフローチ
ャートに示すサブルーチンに従って、降坂用の変速制御
を行う。
信号に基づいて、現在のレンジがDレンジか否か、更に
はインヒビタースイッチ14からの信号と合わせ、Dレン
ジの2速〜4速か否かを判定する。YESであれば、降
坂用の変速制御のため、ステップ61へ進む。NOであれ
ば、後述するステップ12(又はステップ12〜14)を経
て、通常の変速制御を行うべく、ステップ62へ進む。 〔降坂用の変速制御〕ステップ61では、図4のフローチ
ャートに示すサブルーチンに従って、降坂用の変速制御
を行う。
【0025】図4の降坂用変速制御サブルーチンについ
て説明する。このサブルーチンが降坂用変速制御手段に
相当する。ステップ101 では、車速センサ11からの信号
に基づいて検出される車速(自動変速機2の出力軸6の
回転数)VSPと、インヒビタースイッチ14からの信号
に基づいて検出される現在の変速段での変速比(ギヤ
比)Grとから、トルクコンバータ3の出力軸回転数で
あるタービン回転数(言い換えれば変速歯車機構4の入
力軸回転数)Ntを算出する。
て説明する。このサブルーチンが降坂用変速制御手段に
相当する。ステップ101 では、車速センサ11からの信号
に基づいて検出される車速(自動変速機2の出力軸6の
回転数)VSPと、インヒビタースイッチ14からの信号
に基づいて検出される現在の変速段での変速比(ギヤ
比)Grとから、トルクコンバータ3の出力軸回転数で
あるタービン回転数(言い換えれば変速歯車機構4の入
力軸回転数)Ntを算出する。
【0026】ステップ102 では、算出されたタービン回
転数Ntと、スロットルセンサ12からの信号に基づいて
検出されるスロットル開度TVOとから、これらに応じ
て予め設定記憶してあるタービントルクTtをマップを
参照して求める。尚、トルクコンバータ3がロックアッ
プ状態である場合には、ロックアップ状態でのタービン
トルクTtを検索できる別のマップを備えるようにする
ことが望ましい。
転数Ntと、スロットルセンサ12からの信号に基づいて
検出されるスロットル開度TVOとから、これらに応じ
て予め設定記憶してあるタービントルクTtをマップを
参照して求める。尚、トルクコンバータ3がロックアッ
プ状態である場合には、ロックアップ状態でのタービン
トルクTtを検索できる別のマップを備えるようにする
ことが望ましい。
【0027】ステップ103 では、車速VSPから、これ
に応じて予め設定記憶してある車両のころがり抵抗+空
気抵抗RL をマップを参照して求める。尚、ころがり抵
抗+空気抵抗RL は車速VSPの増大に伴って2次関数
的に増大する。ステップ104 では、車速VSPの今回の
検出値と前回の検出値との差として、車両加速度a=Δ
VSPを算出する。
に応じて予め設定記憶してある車両のころがり抵抗+空
気抵抗RL をマップを参照して求める。尚、ころがり抵
抗+空気抵抗RL は車速VSPの増大に伴って2次関数
的に増大する。ステップ104 では、車速VSPの今回の
検出値と前回の検出値との差として、車両加速度a=Δ
VSPを算出する。
【0028】ステップ105 では、タービントルクTt
と、変速比(ギヤ比)Grと、ころがり抵抗+空気抵抗
RL と、車両加速度aとから、勾配抵抗相当値 sinθ
を、次式に基づいて算出する。 sinθ=〔Tt・Gr/r−(RL +W・a/g)〕/
W 尚、Ttはタービントルク、Grは変速比、rはタイヤ
半径、RL はころがり抵抗+空気抵抗、Wは車両重量、
aは車両加速度、gは重力加速度である。
と、変速比(ギヤ比)Grと、ころがり抵抗+空気抵抗
RL と、車両加速度aとから、勾配抵抗相当値 sinθ
を、次式に基づいて算出する。 sinθ=〔Tt・Gr/r−(RL +W・a/g)〕/
W 尚、Ttはタービントルク、Grは変速比、rはタイヤ
半径、RL はころがり抵抗+空気抵抗、Wは車両重量、
aは車両加速度、gは重力加速度である。
【0029】ステップ106 では、現在の変速段と、車速
VSPと、ステップ105 で求めた勾配抵抗相当値 sinθ
とに基づいて、予め変速段毎に設定記憶してある降坂用
変速パターン(図5〜図7)を参照して、変速すべき変
速段と、オーバーランクラッチのON・OFFとを決定
する。ここで用いる降坂用変速パターンについて、図5
〜図7により説明する。
VSPと、ステップ105 で求めた勾配抵抗相当値 sinθ
とに基づいて、予め変速段毎に設定記憶してある降坂用
変速パターン(図5〜図7)を参照して、変速すべき変
速段と、オーバーランクラッチのON・OFFとを決定
する。ここで用いる降坂用変速パターンについて、図5
〜図7により説明する。
【0030】図5は、現在の変速段が2速の場合で、図
中領域に車両の走行状態があるときには、勾配抵抗相
当値 sinθがマイナス側に大きい(例えば下り勾配が大
きい)として、変速段を2速に維持すると共に、オーバ
ーランクラッチ(ovr/c )を作用させて、エンジンブレ
ーキを強く効かせるようにして、車両加速度aを0に近
づけるようにする。
中領域に車両の走行状態があるときには、勾配抵抗相
当値 sinθがマイナス側に大きい(例えば下り勾配が大
きい)として、変速段を2速に維持すると共に、オーバ
ーランクラッチ(ovr/c )を作用させて、エンジンブレ
ーキを強く効かせるようにして、車両加速度aを0に近
づけるようにする。
【0031】領域にあるときには、領域に較べ、勾
配抵抗相当値 sinθがマイナス側に小さい(例えば下り
勾配が小さい)ので、現在の状態、すなわち2速かつオ
ーバーランクラッチがOFFの状態(通常走行状態から
減速状態へ移行した直後等)であればその状態を、前述
のように2速かつオーバーランクラッチをONした場合
には、その状態を維持して、不用意なオーバーランクラ
ッチのON・OFFに伴う車両運転性の悪化(ハンチン
グ等)を防止しつつ、車両加速度aを0に近づけるよう
にする。
配抵抗相当値 sinθがマイナス側に小さい(例えば下り
勾配が小さい)ので、現在の状態、すなわち2速かつオ
ーバーランクラッチがOFFの状態(通常走行状態から
減速状態へ移行した直後等)であればその状態を、前述
のように2速かつオーバーランクラッチをONした場合
には、その状態を維持して、不用意なオーバーランクラ
ッチのON・OFFに伴う車両運転性の悪化(ハンチン
グ等)を防止しつつ、車両加速度aを0に近づけるよう
にする。
【0032】領域にあるときには、勾配抵抗相当値 s
inθが更に小さく(下り勾配が更に小さく)、2速のま
までは、車両が減速され過ぎて運転者にブレーキ感を与
えることになるので、これを防止すべく、3速にアップ
シフトしかつオーバーランクラッチをONにして、エン
ジンブレーキの効きを弱め、車両加速度aを0に近づけ
るようにする。
inθが更に小さく(下り勾配が更に小さく)、2速のま
までは、車両が減速され過ぎて運転者にブレーキ感を与
えることになるので、これを防止すべく、3速にアップ
シフトしかつオーバーランクラッチをONにして、エン
ジンブレーキの効きを弱め、車両加速度aを0に近づけ
るようにする。
【0033】領域にあるときは、例えば領域に較べ
て下り勾配が更に小さい場合で、かかる場合には、領域
に較べてブレーキ感がより大きくなるので、これを防
止すべく、4速にアップシフトして、エンジンブレーキ
の効きを弱めるようにする。尚、4速の場合には、ワン
ウェイクラッチを使用しないので、オーバーランクラッ
チは作用させなくても、エンジンブレーキが効くように
なっている。
て下り勾配が更に小さい場合で、かかる場合には、領域
に較べてブレーキ感がより大きくなるので、これを防
止すべく、4速にアップシフトして、エンジンブレーキ
の効きを弱めるようにする。尚、4速の場合には、ワン
ウェイクラッチを使用しないので、オーバーランクラッ
チは作用させなくても、エンジンブレーキが効くように
なっている。
【0034】このようにして、降坂走行時に車両加速度
aを0に近づけるように変速制御を行なうことで運転性
の悪化を防止する。次に、現在の変速段が3速である場
合について、図6に基づき説明する。現在の変速段が3
速である場合には、勾配抵抗相当値 sinθがマイナス側
に大きい領域にあると、例えば下り勾配が大きいとし
て、変速段を2速にダウンシフトさせると共に、オーバ
ーランクラッチをONして、エンジンブレーキを強く効
かせるようにする。
aを0に近づけるように変速制御を行なうことで運転性
の悪化を防止する。次に、現在の変速段が3速である場
合について、図6に基づき説明する。現在の変速段が3
速である場合には、勾配抵抗相当値 sinθがマイナス側
に大きい領域にあると、例えば下り勾配が大きいとし
て、変速段を2速にダウンシフトさせると共に、オーバ
ーランクラッチをONして、エンジンブレーキを強く効
かせるようにする。
【0035】領域にあるときには、勾配抵抗相当値 s
inθがマイナス側にそれほど大きくないので、現在の変
速段を維持したまま、エンジンブレーキを効かせるべ
く、オーバーランクラッチをONする。領域にあると
きには、勾配抵抗相当値 sinθが小さいので、現在の状
態、すなわち3速かつオーバーランクラッチがOFFの
状態(通常走行状態から減速状態へ移行した直後等)で
あればその状態を、領域にて3速かつオーバーランク
ラッチをONとした場合には、その状態を維持して、不
用意なオーバーランクラッチのON・OFFに伴う車両
運転性の悪化(ハンチング等)を防止しつつ、車両の加
速度aを0に近づけるようにする。
inθがマイナス側にそれほど大きくないので、現在の変
速段を維持したまま、エンジンブレーキを効かせるべ
く、オーバーランクラッチをONする。領域にあると
きには、勾配抵抗相当値 sinθが小さいので、現在の状
態、すなわち3速かつオーバーランクラッチがOFFの
状態(通常走行状態から減速状態へ移行した直後等)で
あればその状態を、領域にて3速かつオーバーランク
ラッチをONとした場合には、その状態を維持して、不
用意なオーバーランクラッチのON・OFFに伴う車両
運転性の悪化(ハンチング等)を防止しつつ、車両の加
速度aを0に近づけるようにする。
【0036】領域にあるときには、勾配抵抗相当値 s
inθが十分小さいので、領域に較べてブレーキ感がよ
り大きくなるので、これを防止すべく、4速へアップシ
フトして、エンジンブレーキの効きを弱めて、車両の加
速度を0に近づけるようにする。このようにして、車両
加速度aを0に維持するようにして、降坂走行時におけ
る運転性の悪化を防止する。
inθが十分小さいので、領域に較べてブレーキ感がよ
り大きくなるので、これを防止すべく、4速へアップシ
フトして、エンジンブレーキの効きを弱めて、車両の加
速度を0に近づけるようにする。このようにして、車両
加速度aを0に維持するようにして、降坂走行時におけ
る運転性の悪化を防止する。
【0037】続けて、現在の変速段が4速である場合に
ついて、図7に基づき説明する。現在の変速段が4速で
ある場合には、勾配抵抗相当値 sinθがマイナス側に大
きい領域にあると、例えば下り勾配が大きいとして、
変速段を2速にダウンシフトすると共に、オーバーラン
クラッチをONして、エンジンブレーキを強く効かせる
ようにする。
ついて、図7に基づき説明する。現在の変速段が4速で
ある場合には、勾配抵抗相当値 sinθがマイナス側に大
きい領域にあると、例えば下り勾配が大きいとして、
変速段を2速にダウンシフトすると共に、オーバーラン
クラッチをONして、エンジンブレーキを強く効かせる
ようにする。
【0038】領域(10)にあるときには、勾配抵抗相当値
sinθが領域に較べてそれ程大きくないので、変速段
を3速にダウンシフトすると共に、オーバーランクラッ
チをONして、エンジンブレーキの効きを領域に較べ
て弱める。領域(11)にあるときには、勾配抵抗相当値 s
inθが十分小さいので、現在の状態、すなわち4速を維
持して、エンジンブレーキの効きを更に弱めて、車両加
速度aを0に近づけるようにする。
sinθが領域に較べてそれ程大きくないので、変速段
を3速にダウンシフトすると共に、オーバーランクラッ
チをONして、エンジンブレーキの効きを領域に較べ
て弱める。領域(11)にあるときには、勾配抵抗相当値 s
inθが十分小さいので、現在の状態、すなわち4速を維
持して、エンジンブレーキの効きを更に弱めて、車両加
速度aを0に近づけるようにする。
【0039】このようにして、車両加速度aを0に維持
するようにして、降坂走行時における車両の運転性の悪
化を防止する。ステップ107 (図4)では、ステップ10
6 での決定に従って、変速用のソレノイドバルブとオー
バーラン・ソレノイドバルブとを駆動制御して、降坂用
の変速制御を行う。 〔通常走行時の変速制御〕ステップ62では、図8のフロ
ーチャートに示すサブルーチンに従って、通常の変速制
御を行う。
するようにして、降坂走行時における車両の運転性の悪
化を防止する。ステップ107 (図4)では、ステップ10
6 での決定に従って、変速用のソレノイドバルブとオー
バーラン・ソレノイドバルブとを駆動制御して、降坂用
の変速制御を行う。 〔通常走行時の変速制御〕ステップ62では、図8のフロ
ーチャートに示すサブルーチンに従って、通常の変速制
御を行う。
【0040】図8の通常変速制御サブルーチンについて
説明する。ステップ201 では、車速VSPと、スロット
ル開度TVOとに基づいて、予め設定記憶してある通常
変速パターン(図9)を参照して、変速すべき変速段を
決定する。また同時にオーバーランクラッチのON・O
FFを決定する。ステップ202 では、ステップ201 での
決定に従って、変速用のソレノイドバルブとオーバーラ
ン・ソレノイドバルブとを駆動制御して、通常の変速制
御を行う。 〔降坂用変速パターンの変更〕図3に戻って、降坂用変
速パターンの変更について説明する。
説明する。ステップ201 では、車速VSPと、スロット
ル開度TVOとに基づいて、予め設定記憶してある通常
変速パターン(図9)を参照して、変速すべき変速段を
決定する。また同時にオーバーランクラッチのON・O
FFを決定する。ステップ202 では、ステップ201 での
決定に従って、変速用のソレノイドバルブとオーバーラ
ン・ソレノイドバルブとを駆動制御して、通常の変速制
御を行う。 〔降坂用変速パターンの変更〕図3に戻って、降坂用変
速パターンの変更について説明する。
【0041】降坂走行状態(減速状態)と判断されて、
ステップ11へ進み、ここでDレンジではないと判断され
た場合は、ステップ12へ進む。ステップ12では、レンジ
スイッチ13からの信号に基づいて、現在のレンジが1レ
ンジ又は2レンジか否かを判定する。この部分が運転者
意図検出手段に相当する。
ステップ11へ進み、ここでDレンジではないと判断され
た場合は、ステップ12へ進む。ステップ12では、レンジ
スイッチ13からの信号に基づいて、現在のレンジが1レ
ンジ又は2レンジか否かを判定する。この部分が運転者
意図検出手段に相当する。
【0042】YESであれば、降坂走行中にDレンジ以
外の前進走行レンジ(1レンジ又は2レンジ)に操作さ
れたことを意味し、運転者が減速要求をしていると判断
できるので、ステップ13へ進む。ステップ13では、より
減速する方向に降坂用変速パターンを変更すべく、降坂
用変速パターン上の変速線を勾配抵抗相当値 sinθの大
きい側に移動させる。この部分が降坂用変速パターン変
更手段に相当する。
外の前進走行レンジ(1レンジ又は2レンジ)に操作さ
れたことを意味し、運転者が減速要求をしていると判断
できるので、ステップ13へ進む。ステップ13では、より
減速する方向に降坂用変速パターンを変更すべく、降坂
用変速パターン上の変速線を勾配抵抗相当値 sinθの大
きい側に移動させる。この部分が降坂用変速パターン変
更手段に相当する。
【0043】具体的に、図5に示した2速時の降坂用変
速パターンの例で説明すれば、図10に点線で示すように
変速線をシフトする。変更後は、ステップ14で変更フラ
グF0 を1にセットした後、ステップ62に進んで通常の
変速制御を行う。従って、変更された降坂用変速パター
ンはすぐには使用されないが、これ以降の降坂走行時に
Dレンジで運転するときに使用され、運転者の好みに合
致するようになる。
速パターンの例で説明すれば、図10に点線で示すように
変速線をシフトする。変更後は、ステップ14で変更フラ
グF0 を1にセットした後、ステップ62に進んで通常の
変速制御を行う。従って、変更された降坂用変速パター
ンはすぐには使用されないが、これ以降の降坂走行時に
Dレンジで運転するときに使用され、運転者の好みに合
致するようになる。
【0044】尚、ステップ12での判定でNOであれば、
降坂用変速パターンを変更することなく、ステップ62へ
進んで通常の変速制御を行う。一方、降坂走行中にアク
セルが踏込まれて、ステップ3での判定でスロットル開
度TVOが所定値を超えている状態が所定時間以上継続
したと判定されると、運転者が減速緩和要求をしている
と判断できるので、ステップ51へ進む。
降坂用変速パターンを変更することなく、ステップ62へ
進んで通常の変速制御を行う。一方、降坂走行中にアク
セルが踏込まれて、ステップ3での判定でスロットル開
度TVOが所定値を超えている状態が所定時間以上継続
したと判定されると、運転者が減速緩和要求をしている
と判断できるので、ステップ51へ進む。
【0045】ステップ51では、変更フラグF0 の値を判
定し、F0 =1(変更中)であれば、ステップ52へ進ん
で、降坂用変速パターンを元に戻す。すなわち、降坂用
変速パターン上の変速線を勾配抵抗相当値 sinθの小さ
い側に移動させる。具体的に、図5に示した2速時の降
坂用変速パターンの例で説明すれば、図10の点線から実
線へ変速線をシフトして元に戻す。
定し、F0 =1(変更中)であれば、ステップ52へ進ん
で、降坂用変速パターンを元に戻す。すなわち、降坂用
変速パターン上の変速線を勾配抵抗相当値 sinθの小さ
い側に移動させる。具体的に、図5に示した2速時の降
坂用変速パターンの例で説明すれば、図10の点線から実
線へ変速線をシフトして元に戻す。
【0046】戻し後は、ステップ53で変更フラグF0 を
0にリセットした後、ステップ62に進んで通常の変速制
御を行う。このように運転者の降坂走行に関する意図を
検出し、これに基づいて降坂用変速パターンを変更する
ことにより、降坂走行時の変速制御の最適化を図るのみ
ならず、運転者の好み(減速要求又は減速緩和要求)を
反映することができる。
0にリセットした後、ステップ62に進んで通常の変速制
御を行う。このように運転者の降坂走行に関する意図を
検出し、これに基づいて降坂用変速パターンを変更する
ことにより、降坂走行時の変速制御の最適化を図るのみ
ならず、運転者の好み(減速要求又は減速緩和要求)を
反映することができる。
【0047】次に他の実施例について異なる部分を中心
に説明する。図11は第2の実施例の変速制御ルーチンを
示している。降坂走行状態(減速状態)と判断されて、
ステップ11へ進み、ここでDレンジであると判断された
場合は、ステップ11’でタイマTmrを0にした後、ステ
ップ61へ進んで降坂用の変速制御を行う。
に説明する。図11は第2の実施例の変速制御ルーチンを
示している。降坂走行状態(減速状態)と判断されて、
ステップ11へ進み、ここでDレンジであると判断された
場合は、ステップ11’でタイマTmrを0にした後、ステ
ップ61へ進んで降坂用の変速制御を行う。
【0048】ステップ11でDレンジではないと判断され
た場合は、ステップ12へ進む。ステップ12では、レンジ
スイッチ13からの信号に基づいて、現在のレンジが1レ
ンジ又は2レンジか否かを判定する。YESであれば、
降坂走行中にDレンジ以外の前進走行レンジ(1レンジ
又は2レンジ)に操作されたことを意味するので、ステ
ップ12’でタイマTmrをカウントアップする。
た場合は、ステップ12へ進む。ステップ12では、レンジ
スイッチ13からの信号に基づいて、現在のレンジが1レ
ンジ又は2レンジか否かを判定する。YESであれば、
降坂走行中にDレンジ以外の前進走行レンジ(1レンジ
又は2レンジ)に操作されたことを意味するので、ステ
ップ12’でタイマTmrをカウントアップする。
【0049】そして、ステップ12”でタイマTmrが所定
値以上か否かを判定し、Tmr≧所定値の場合に運転者が
減速要求をしていると判断して、ステップ13へ進み、よ
り減速する方向に降坂用変速パターンを変更すべく、降
坂用変速パターン上の変速線を勾配抵抗相当値 sinθの
大きい側に移動させる。この後、ステップ61へ進んで降
坂用の変速制御を行う。
値以上か否かを判定し、Tmr≧所定値の場合に運転者が
減速要求をしていると判断して、ステップ13へ進み、よ
り減速する方向に降坂用変速パターンを変更すべく、降
坂用変速パターン上の変速線を勾配抵抗相当値 sinθの
大きい側に移動させる。この後、ステップ61へ進んで降
坂用の変速制御を行う。
【0050】このように本実施例では、降坂走行中にD
レンジ以外の前進走行レンジ(1レンジ又は2レンジ)
に操作された時間(Tmr)を検出し、これが所定値以上
の場合に減速要求をしていると判断して、降坂用変速パ
ターンを変更している。従って、ステップ12〜12”の部
分が運転者意図検出手段に相当し、ステップ13の部分が
降坂用変速パターン変更手段に相当する。
レンジ以外の前進走行レンジ(1レンジ又は2レンジ)
に操作された時間(Tmr)を検出し、これが所定値以上
の場合に減速要求をしていると判断して、降坂用変速パ
ターンを変更している。従って、ステップ12〜12”の部
分が運転者意図検出手段に相当し、ステップ13の部分が
降坂用変速パターン変更手段に相当する。
【0051】図12〜図13は第3の実施例の変速制御ルー
チンを示している。ステップ2〜4にて降坂走行状態
(減速状態)と判断されると、ステップ21へ進む。ステ
ップ21では、降坂走行状態となって一定時間経過したか
否かを判定し、経過時点以外のときは、後述するステッ
プ22〜24を実行することなく、ステップ25へ進む。
チンを示している。ステップ2〜4にて降坂走行状態
(減速状態)と判断されると、ステップ21へ進む。ステ
ップ21では、降坂走行状態となって一定時間経過したか
否かを判定し、経過時点以外のときは、後述するステッ
プ22〜24を実行することなく、ステップ25へ進む。
【0052】ステップ25では、レンジスイッチ13からの
信号に基づいて、現在のレンジがDレンジか否かを判定
する。YESであれば、降坂用の変速制御のため、ステ
ップ61へ進む。NOであれば、ステップ26へ進む。ステ
ップ26では、レンジスイッチ13からの信号に基づいて、
現在のレンジが1レンジ又は2レンジか否かを判定す
る。
信号に基づいて、現在のレンジがDレンジか否かを判定
する。YESであれば、降坂用の変速制御のため、ステ
ップ61へ進む。NOであれば、ステップ26へ進む。ステ
ップ26では、レンジスイッチ13からの信号に基づいて、
現在のレンジが1レンジ又は2レンジか否かを判定す
る。
【0053】YESであれば、降坂走行中にDレンジ以
外の前進走行レンジ(1レンジ又は2レンジ)に操作さ
れたことを意味するので、ステップ27でタイマTmrをカ
ウントアップする。この場合、ステップ61へ進んで降坂
用の変速制御を行う。尚、タイマTmrは、降坂走行状態
でないときに、ステップ55にて0にリセットされてい
る。
外の前進走行レンジ(1レンジ又は2レンジ)に操作さ
れたことを意味するので、ステップ27でタイマTmrをカ
ウントアップする。この場合、ステップ61へ進んで降坂
用の変速制御を行う。尚、タイマTmrは、降坂走行状態
でないときに、ステップ55にて0にリセットされてい
る。
【0054】ここで、降坂走行状態と判断されてから一
定時間経過すると、ステップ21からステップ22へ進む。
ステップ22では、タイマTmrが所定値以上か否かを判定
し、Tmr≧所定値の場合に運転者が減速要求をしている
と判断して、ステップ23へ進み、より減速する方向に降
坂用変速パターンを変更すべく、降坂用変速パターン上
の変速線を勾配抵抗相当値 sinθの大きい側に移動させ
る。そして、ステップ24で変更フラグF 0 を1にセット
した後、ステップ25へ進む。
定時間経過すると、ステップ21からステップ22へ進む。
ステップ22では、タイマTmrが所定値以上か否かを判定
し、Tmr≧所定値の場合に運転者が減速要求をしている
と判断して、ステップ23へ進み、より減速する方向に降
坂用変速パターンを変更すべく、降坂用変速パターン上
の変速線を勾配抵抗相当値 sinθの大きい側に移動させ
る。そして、ステップ24で変更フラグF 0 を1にセット
した後、ステップ25へ進む。
【0055】このように本実施例では、降坂走行中にD
レンジ以外の前進走行レンジ(1レンジ又は2レンジ)
に操作された時間割合(一定時間経過時におけるTmr)
を検出し、これが所定値以上の場合に減速要求をしてい
ると判断して、降坂用変速パターンを変更している。従
って、ステップ21,22,26,27の部分が運転者意図検出
手段に相当し、ステップ23の部分が降坂用変速パターン
変更手段に相当する。
レンジ以外の前進走行レンジ(1レンジ又は2レンジ)
に操作された時間割合(一定時間経過時におけるTmr)
を検出し、これが所定値以上の場合に減速要求をしてい
ると判断して、降坂用変速パターンを変更している。従
って、ステップ21,22,26,27の部分が運転者意図検出
手段に相当し、ステップ23の部分が降坂用変速パターン
変更手段に相当する。
【0056】図14は第4の実施例の変速制御ルーチンを
示している。ステップ2〜4にて降坂走行状態(減速状
態)と判断されると、ステップ31へ進む。ステップ31で
は、レンジスイッチ13からの信号に基づいて、現在のレ
ンジがDレンジか否かを判定する。NOであれば、通常
の変速制御のため、ステップ62へ進むが、YESであれ
ば、ステップ32へ進む。
示している。ステップ2〜4にて降坂走行状態(減速状
態)と判断されると、ステップ31へ進む。ステップ31で
は、レンジスイッチ13からの信号に基づいて、現在のレ
ンジがDレンジか否かを判定する。NOであれば、通常
の変速制御のため、ステップ62へ進むが、YESであれ
ば、ステップ32へ進む。
【0057】ステップ32では、ブレーキスイッチ15がO
Nか否かを判定する。NOであれば、そのままステップ
61へ進んで降坂用の変速制御を行うが、YESであれ
ば、降坂走行中にブレーキペダルが踏まれたことを意味
し、運転者が減速要求をしていると判断できるので、ス
テップ33へ進む。ステップ33では、より減速する方向に
降坂用変速パターンを変更すべく、降坂用変速パターン
上の変速線を勾配抵抗相当値 sinθの大きい側に移動さ
せる。そして、ステップ34で変更フラグF0 を1にセッ
トした後、ステップ61へ進んで降坂用の変速制御を行
う。
Nか否かを判定する。NOであれば、そのままステップ
61へ進んで降坂用の変速制御を行うが、YESであれ
ば、降坂走行中にブレーキペダルが踏まれたことを意味
し、運転者が減速要求をしていると判断できるので、ス
テップ33へ進む。ステップ33では、より減速する方向に
降坂用変速パターンを変更すべく、降坂用変速パターン
上の変速線を勾配抵抗相当値 sinθの大きい側に移動さ
せる。そして、ステップ34で変更フラグF0 を1にセッ
トした後、ステップ61へ進んで降坂用の変速制御を行
う。
【0058】このように本実施例では、降坂走行中にブ
レーキペダルが踏まれたことを検出し、この場合に減速
要求をしていると判断して、降坂用変速パターンを変更
している。従って、ステップ32の部分が運転者意図検出
手段に相当し、ステップ33の部分が降坂用変速パターン
変更手段に相当する。
レーキペダルが踏まれたことを検出し、この場合に減速
要求をしていると判断して、降坂用変速パターンを変更
している。従って、ステップ32の部分が運転者意図検出
手段に相当し、ステップ33の部分が降坂用変速パターン
変更手段に相当する。
【0059】図15は第5の実施例の変速制御ルーチンを
示している。ステップ2〜4にて降坂走行状態(減速状
態)と判断されると、ステップ31へ進む。ステップ31で
は、レンジスイッチ13からの信号に基づいて、現在のレ
ンジがDレンジか否かを判定する。NOであれば、通常
の変速制御のため、ステップ62へ進むが、YESであれ
ば、ステップ32’へ進む。
示している。ステップ2〜4にて降坂走行状態(減速状
態)と判断されると、ステップ31へ進む。ステップ31で
は、レンジスイッチ13からの信号に基づいて、現在のレ
ンジがDレンジか否かを判定する。NOであれば、通常
の変速制御のため、ステップ62へ進むが、YESであれ
ば、ステップ32’へ進む。
【0060】ステップ32’では、ブレーキオン時間brko
n が所定値以上か否かを判定する。このブレーキオン時
間brkon は、所定時間毎に実行される図16の計時ルーチ
ンによって計測される。すなわち、ステップ301 にてブ
レーキスイッチ15がONか否かを判定し、NOの場合は
ステップ302 にてブレーキオン時間brkon を0にリセッ
トし、YESの場合にステップ303 にてブレーキオン時
間brkon をカウントアップする。
n が所定値以上か否かを判定する。このブレーキオン時
間brkon は、所定時間毎に実行される図16の計時ルーチ
ンによって計測される。すなわち、ステップ301 にてブ
レーキスイッチ15がONか否かを判定し、NOの場合は
ステップ302 にてブレーキオン時間brkon を0にリセッ
トし、YESの場合にステップ303 にてブレーキオン時
間brkon をカウントアップする。
【0061】ステップ32’での判定で、NO(brkon <
所定値)であれば、そのままステップ61へ進んで降坂用
の変速制御を行うが、YES(brkon ≧所定値)であれ
ば、降坂走行中にブレーキペダルが踏まれ続けた時間が
所定値以上になったことを意味し、運転者が減速要求を
していると判断できるので、ステップ33へ進む。ステッ
プ33では、より減速する方向に降坂用変速パターンを変
更すべく、降坂用変速パターン上の変速線を勾配抵抗相
当値 sinθの大きい側に移動させる。そして、ステップ
34で変更フラグF0 を1にセットした後、ステップ61へ
進んで降坂用の変速制御を行う。
所定値)であれば、そのままステップ61へ進んで降坂用
の変速制御を行うが、YES(brkon ≧所定値)であれ
ば、降坂走行中にブレーキペダルが踏まれ続けた時間が
所定値以上になったことを意味し、運転者が減速要求を
していると判断できるので、ステップ33へ進む。ステッ
プ33では、より減速する方向に降坂用変速パターンを変
更すべく、降坂用変速パターン上の変速線を勾配抵抗相
当値 sinθの大きい側に移動させる。そして、ステップ
34で変更フラグF0 を1にセットした後、ステップ61へ
進んで降坂用の変速制御を行う。
【0062】このように本実施例では、降坂走行中にブ
レーキペダルが踏まれ続けた時間(brkon )を検出し、
これが所定値以上の場合に減速要求をしていると判断し
て、降坂用変速パターンを変更している。従って、ステ
ップ32’の部分が運転者意図検出手段に相当し、ステッ
プ33の部分が降坂用変速パターン変更手段に相当する。
レーキペダルが踏まれ続けた時間(brkon )を検出し、
これが所定値以上の場合に減速要求をしていると判断し
て、降坂用変速パターンを変更している。従って、ステ
ップ32’の部分が運転者意図検出手段に相当し、ステッ
プ33の部分が降坂用変速パターン変更手段に相当する。
【0063】図17は第6の実施例の変速制御ルーチンを
示している。但し、本実施例においては、運転者によっ
て操作可能なモード設定手段として、図2に点線で示す
モードスイッチ20が設けられ、そのON・OFF信号が
コントロールユニット10に入力されている。すなわち、
運転者が降坂走行時に減速を要求するときにモードスイ
ッチ20をON状態に切換えておくことができるようにし
てある。
示している。但し、本実施例においては、運転者によっ
て操作可能なモード設定手段として、図2に点線で示す
モードスイッチ20が設けられ、そのON・OFF信号が
コントロールユニット10に入力されている。すなわち、
運転者が降坂走行時に減速を要求するときにモードスイ
ッチ20をON状態に切換えておくことができるようにし
てある。
【0064】ステップ2〜4にて降坂走行状態(減速状
態)と判断されると、ステップ41へ進む。ステップ41で
は、レンジスイッチ13からの信号に基づいて、現在のレ
ンジがDレンジか否かを判定する。NOであれば、通常
の変速制御のため、ステップ62へ進むが、YESであれ
ば、ステップ42へ進む。
態)と判断されると、ステップ41へ進む。ステップ41で
は、レンジスイッチ13からの信号に基づいて、現在のレ
ンジがDレンジか否かを判定する。NOであれば、通常
の変速制御のため、ステップ62へ進むが、YESであれ
ば、ステップ42へ進む。
【0065】ステップ42では、モードスイッチ20がON
(減速要求側)に設定されているか否かを判定する。モ
ードスイッチ20がON(減速要求側)であれば、ステッ
プ43へ進んで、より減速する方向に降坂用変速パターン
を変更すべく、降坂用変速パターン上の変速線を勾配抵
抗相当値 sinθの大きい側に移動させる。
(減速要求側)に設定されているか否かを判定する。モ
ードスイッチ20がON(減速要求側)であれば、ステッ
プ43へ進んで、より減速する方向に降坂用変速パターン
を変更すべく、降坂用変速パターン上の変速線を勾配抵
抗相当値 sinθの大きい側に移動させる。
【0066】モードスイッチ20がOFF(減速緩和要求
側)であれば、ステップ44へ進んで、降坂用変速パター
ンを元に戻す。すなわち、降坂用変速パターン上の変速
線を勾配抵抗相当値 sinθの小さい側に移動させる。従
って、本実施例では、図3のステップ51〜53に対応する
部分は省略される。これらの後、ステップ61へ進んで降
坂用の変速制御を行う。
側)であれば、ステップ44へ進んで、降坂用変速パター
ンを元に戻す。すなわち、降坂用変速パターン上の変速
線を勾配抵抗相当値 sinθの小さい側に移動させる。従
って、本実施例では、図3のステップ51〜53に対応する
部分は省略される。これらの後、ステップ61へ進んで降
坂用の変速制御を行う。
【0067】このように本実施例では、運転者によって
操作可能なモード設定手段(モードスイッチ20)による
設定に従って、減速要求か減速緩和要求かを判断し、こ
れに応じて降坂用変速パターンを変更している。従っ
て、ステップ42の部分が運転者意図検出手段に相当し、
ステップ43,44の部分が降坂用変速パターン変更手段に
相当する。
操作可能なモード設定手段(モードスイッチ20)による
設定に従って、減速要求か減速緩和要求かを判断し、こ
れに応じて降坂用変速パターンを変更している。従っ
て、ステップ42の部分が運転者意図検出手段に相当し、
ステップ43,44の部分が降坂用変速パターン変更手段に
相当する。
【0068】
【発明の効果】以上説明したよう本発明によれば、運転
者の降坂走行に関する意図を検出し、これに基づいて降
坂用変速パターンを変更することにより、降坂走行時の
変速制御の最適化を図るのみならず、運転者の好みを反
映することができるという効果が得られる。
者の降坂走行に関する意図を検出し、これに基づいて降
坂用変速パターンを変更することにより、降坂走行時の
変速制御の最適化を図るのみならず、運転者の好みを反
映することができるという効果が得られる。
【0069】運転者の降坂走行に関する意図は、降坂走
行中にDレンジ以外の前進走行レンジに操作されたこと
を検出すれば、これをもって減速要求をしていると判断
することができる。更に、このように操作された時間、
あるいは時間割合を検出することで、判断をより正確に
行うことができる。運転者の降坂走行に関する意図は、
降坂走行中にブレーキペダルが踏まれたことを検出して
も、これをもって減速要求をしていると判断することが
できる。更に、ブレーキペダルが踏まれ続けた時間を検
出することで、判断をより正確に行うことができる。
行中にDレンジ以外の前進走行レンジに操作されたこと
を検出すれば、これをもって減速要求をしていると判断
することができる。更に、このように操作された時間、
あるいは時間割合を検出することで、判断をより正確に
行うことができる。運転者の降坂走行に関する意図は、
降坂走行中にブレーキペダルが踏まれたことを検出して
も、これをもって減速要求をしていると判断することが
できる。更に、ブレーキペダルが踏まれ続けた時間を検
出することで、判断をより正確に行うことができる。
【0070】また、運転者によって操作可能なモード設
定手段による設定に従って検出することとすれば、運転
者の好みを間違いなく知ることができる。降坂用変速パ
ターンの変更については、運転者が更に減速要求をして
いると判断したときに、より減速する方向に降坂用変速
パターンを変更することで、運転者の好みに合致させる
ことができる。
定手段による設定に従って検出することとすれば、運転
者の好みを間違いなく知ることができる。降坂用変速パ
ターンの変更については、運転者が更に減速要求をして
いると判断したときに、より減速する方向に降坂用変速
パターンを変更することで、運転者の好みに合致させる
ことができる。
【0071】また、降坂用変速パターンが、現在の変速
段、車速及び勾配抵抗に応じて変速すべき変速段を定め
たものである場合は、運転者が更に減速要求をしている
と判断したときに、降坂用変速パターン上の変速線を勾
配抵抗の大きい側に移動させ、逆に運転者が減速緩和要
求をしていると判断したときに、降坂用変速パターン上
の変速線を勾配抵抗の小さい側に移動させることで、運
転者の好みに合致させることができる。
段、車速及び勾配抵抗に応じて変速すべき変速段を定め
たものである場合は、運転者が更に減速要求をしている
と判断したときに、降坂用変速パターン上の変速線を勾
配抵抗の大きい側に移動させ、逆に運転者が減速緩和要
求をしていると判断したときに、降坂用変速パターン上
の変速線を勾配抵抗の小さい側に移動させることで、運
転者の好みに合致させることができる。
【図1】 本発明の構成を示す機能ブロック図
【図2】 本発明の実施例を示すシステム図
【図3】 第1の実施例の変速制御ルーチンのフローチ
ャート
ャート
【図4】 降坂用変速制御サブルーチンのフローチャー
ト
ト
【図5】 2速時の降坂用変速パターンを示す図
【図6】 3速時の降坂用変速パターンを示す図
【図7】 4速時の降坂用変速パターンを示す図
【図8】 通常変速制御サブルーチンのフローチャート
【図9】 通常変速パターンを示す図
【図10】 降坂用変速パターンの変更について示す図
【図11】 第2の実施例の変速制御ルーチンのフローチ
ャート
ャート
【図12】 第3の実施例の変速制御ルーチン(前半)の
フローチャート
フローチャート
【図13】 第3の実施例の変速制御ルーチン(後半)の
フローチャート
フローチャート
【図14】 第4の実施例の変速制御ルーチンのフローチ
ャート
ャート
【図15】 第5の実施例の変速制御ルーチンのフローチ
ャート
ャート
【図16】 第5の実施例で用いる計時ルーチンのフロー
チャート
チャート
【図17】 第6の実施例の変速制御ルーチンのフローチ
ャート
ャート
1 エンジン 2 自動変速機 3 トルクコンバータ 4 変速歯車機構 5 シフトセレクタ 6 出力軸 10 コントロールユニット 11 車速センサ 12 スロットルセンサ 13 レンジスイッチ 14 インヒビタースイッチ 15 ブレーキスイッチ 20 モードスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16H 59:54
Claims (10)
- 【請求項1】降坂走行時に通常走行時に用いる変速パタ
ーンとは異なる降坂用変速パターンに従って変速段を自
動的に切換える降坂用変速制御手段を備える車両用自動
変速機の変速制御装置において、 運転者の降坂走行に関する意図を検出する運転者意図検
出手段と、この検出結果に基づいて降坂用変速パターン
を変更する降坂用変速パターン変更手段とを設けたこと
を特徴とする車両用自動変速機の変速制御装置。 - 【請求項2】運転者意図検出手段は、降坂走行中にDレ
ンジ以外の前進走行レンジに操作されたことを検出する
ものであることを特徴とする請求項1記載の車両用自動
変速機の変速制御装置。 - 【請求項3】運転者意図検出手段は、降坂走行中にDレ
ンジ以外の前進走行レンジに操作された時間を検出する
ものであることを特徴とする請求項1記載の車両用自動
変速機の変速制御装置。 - 【請求項4】運転者意図検出手段は、降坂走行中にDレ
ンジ以外の前進走行レンジに操作された時間割合を検出
するものであることを特徴とする請求項1記載の車両用
自動変速機の変速制御装置。 - 【請求項5】運転者意図検出手段は、降坂走行中にブレ
ーキペダルが踏まれたことを検出するものであることを
特徴とする請求項1記載の車両用自動変速機の変速制御
装置。 - 【請求項6】運転者意図検出手段は、降坂走行中にブレ
ーキペダルが踏まれ続けた時間を検出するものであるこ
とを特徴とする請求項1記載の車両用自動変速機の変速
制御装置。 - 【請求項7】運転者意図検出手段は、運転者によって操
作可能なモード設定手段による設定に従って検出するも
のであることを特徴とする請求項1記載の車両用自動変
速機の変速制御装置。 - 【請求項8】変速パターン変更手段は、運転者意図検出
手段の検出結果に基づいて、運転者が更に減速要求をし
ていると判断したときに、より減速する方向に降坂用変
速パターンを変更するものであることを特徴とする請求
項1〜請求項7のいずれか1つに記載の車両用自動変速
機の変速制御装置。 - 【請求項9】降坂用変速パターンは、現在の変速段、車
速及び勾配抵抗に応じて変速すべき変速段を定めたもの
であって、 変速パターン変更手段は、運転者意図検出手段の検出結
果に基づいて、運転者が更に減速要求をしていると判断
したときに、降坂用変速パターン上の変速線を勾配抵抗
の大きい側に移動させるものであることを特徴とする請
求項1〜請求項7のいずれか1つに記載の車両用自動変
速機の変速制御装置。 - 【請求項10】降坂用変速パターンは、現在の変速段、車
速及び勾配抵抗に応じて変速すべき変速段を定めたもの
であって、 変速パターン変更手段は、運転者意図検出手段の検出結
果に基づいて、運転者が減速緩和要求をしていると判断
したときに、降坂用変速パターン上の変速線を勾配抵抗
の小さい側に移動させるものであることを特徴とする請
求項1〜請求項7のいずれか1つに記載の車両用自動変
速機の変速制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3035194A JP3394082B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 車両用自動変速機の変速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3035194A JP3394082B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 車両用自動変速機の変速制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07239017A true JPH07239017A (ja) | 1995-09-12 |
| JP3394082B2 JP3394082B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=12301437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3035194A Expired - Fee Related JP3394082B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 車両用自動変速機の変速制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3394082B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1047470A (ja) * | 1996-08-05 | 1998-02-20 | Mazda Motor Corp | 自動変速機の制御装置 |
| JP2007270646A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Mitsubishi Fuso Truck & Bus Corp | 車両用内燃機関の排気浄化装置 |
| JP2007271022A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Toyota Motor Corp | 車両用駆動力制御装置 |
| CN104653760A (zh) * | 2015-02-09 | 2015-05-27 | 长城汽车股份有限公司 | Amt变速器换挡控制方法、控制装置及amt变速器 |
| CN114370342A (zh) * | 2021-12-16 | 2022-04-19 | 中冶宝钢技术服务有限公司 | 一种静压驱动车辆发动机防超速控制方法 |
| US20240253639A1 (en) * | 2023-01-26 | 2024-08-01 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Downhill target speed acceleration control systems and methods |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP3035194A patent/JP3394082B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1047470A (ja) * | 1996-08-05 | 1998-02-20 | Mazda Motor Corp | 自動変速機の制御装置 |
| JP2007270646A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Mitsubishi Fuso Truck & Bus Corp | 車両用内燃機関の排気浄化装置 |
| JP2007271022A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Toyota Motor Corp | 車両用駆動力制御装置 |
| CN104653760A (zh) * | 2015-02-09 | 2015-05-27 | 长城汽车股份有限公司 | Amt变速器换挡控制方法、控制装置及amt变速器 |
| CN104653760B (zh) * | 2015-02-09 | 2017-02-22 | 长城汽车股份有限公司 | Amt变速器换挡控制方法、控制装置及amt变速器 |
| CN114370342A (zh) * | 2021-12-16 | 2022-04-19 | 中冶宝钢技术服务有限公司 | 一种静压驱动车辆发动机防超速控制方法 |
| CN114370342B (zh) * | 2021-12-16 | 2024-05-28 | 中冶宝钢技术服务有限公司 | 一种静压驱动车辆发动机防超速控制方法 |
| US20240253639A1 (en) * | 2023-01-26 | 2024-08-01 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Downhill target speed acceleration control systems and methods |
| US12447970B2 (en) * | 2023-01-26 | 2025-10-21 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Downhill target speed acceleration control systems and methods |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3394082B2 (ja) | 2003-04-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH03117776A (ja) | 自動変速装置の制御方法および制御装置 | |
| JP3453269B2 (ja) | 車両用自動変速機の変速制御装置 | |
| JP3747959B2 (ja) | 車両の降坂路走行制御装置 | |
| JP3394082B2 (ja) | 車両用自動変速機の変速制御装置 | |
| JP4810760B2 (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
| JP2700546B2 (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
| JP3134675B2 (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
| JP4830795B2 (ja) | 車両用自動変速機の制御装置ならびに変速制御システム | |
| JP3487988B2 (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
| JPH08159278A (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
| JP3436992B2 (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
| JP2958580B2 (ja) | 車両用自動変速機の変速制御装置 | |
| JPH0581795B2 (ja) | ||
| JP3461673B2 (ja) | 車両用自動変速機の変速制御装置 | |
| JP4211550B2 (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
| JP4047002B2 (ja) | 車両用自動変速機の変速制御装置 | |
| JP3349065B2 (ja) | 車両用無段変速装置の変速段表示装置 | |
| JP3449792B2 (ja) | 車両用自動変速機の制御装置 | |
| JP3300914B2 (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
| JP2862537B2 (ja) | 自動変速機の製御装置 | |
| JP3571386B2 (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
| JP3436993B2 (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
| JP2572575Y2 (ja) | 車両用自動変速機の制御装置 | |
| JPH07127720A (ja) | 車両用自動変速機の変速制御装置 | |
| JP4196789B2 (ja) | 自動変速機の制御装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |