JPH07239258A - 熱式空気流量検出装置 - Google Patents
熱式空気流量検出装置Info
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- JPH07239258A JPH07239258A JP6054625A JP5462594A JPH07239258A JP H07239258 A JPH07239258 A JP H07239258A JP 6054625 A JP6054625 A JP 6054625A JP 5462594 A JP5462594 A JP 5462594A JP H07239258 A JPH07239258 A JP H07239258A
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
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- G01F1/68—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
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- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/18—Circuit arrangements for generating control signals by measuring intake air flow
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気流が順方向であるか逆方向であるかを判
別できるようにし、吸入空気流量の検出精度を向上させ
る。 【構成】 吸気管内に突出させて設けた流量計本体の検
出ホルダに絶縁基板28の基端側を着脱可能に取付け、
絶縁基板28をスリット29によって主基板部28Aと
副基板部28Bとに空気の流れ方向で分離させると共
に、主基板部28A上には、クランク形状をなして絶縁
基板28の長さ方向に延びる発熱抵抗体30と、発熱抵
抗体30の前,後に離間して発熱抵抗体30の延長抵抗
部30B,30Cと平行に延びる感温抵抗体31,32
とを着膜形成し、副基板部28Bには温度補償抵抗33
を形成する。そして、空気流に対して発熱抵抗体30お
よび感温抵抗体31,32の接触面積を大きくし、これ
らの抵抗値を空気流に対して敏感に高い応答性をもって
変化させるようにする。
別できるようにし、吸入空気流量の検出精度を向上させ
る。 【構成】 吸気管内に突出させて設けた流量計本体の検
出ホルダに絶縁基板28の基端側を着脱可能に取付け、
絶縁基板28をスリット29によって主基板部28Aと
副基板部28Bとに空気の流れ方向で分離させると共
に、主基板部28A上には、クランク形状をなして絶縁
基板28の長さ方向に延びる発熱抵抗体30と、発熱抵
抗体30の前,後に離間して発熱抵抗体30の延長抵抗
部30B,30Cと平行に延びる感温抵抗体31,32
とを着膜形成し、副基板部28Bには温度補償抵抗33
を形成する。そして、空気流に対して発熱抵抗体30お
よび感温抵抗体31,32の接触面積を大きくし、これ
らの抵抗値を空気流に対して敏感に高い応答性をもって
変化させるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車用エンジ
ン等の吸入空気流量を検出するのに好適に用いられる熱
式空気流量検出装置に関する。
ン等の吸入空気流量を検出するのに好適に用いられる熱
式空気流量検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用エンジン等では、エン
ジン本体の燃焼室内で燃料と吸入空気との混合気を燃焼
させ、その燃焼圧からエンジンの回転出力を取出すよう
にしており、燃料の噴射量を演算する上で吸入空気流量
を検出することが重要なファクターとなっている。
ジン本体の燃焼室内で燃料と吸入空気との混合気を燃焼
させ、その燃焼圧からエンジンの回転出力を取出すよう
にしており、燃料の噴射量を演算する上で吸入空気流量
を検出することが重要なファクターとなっている。
【0003】そこで、図7および図8に従来技術の熱式
空気流量検出装置を示す。
空気流量検出装置を示す。
【0004】図において、1は吸気管2の途中に設けら
れた熱式空気流量検出装置を示し、該熱式空気流量検出
装置1は、エンジン本体の燃焼室(図示せず)に向けて
矢示A方向に流通する吸入空気の流量を検出すべく、吸
気管2の途中に取付穴2Aを介して配設されている。
れた熱式空気流量検出装置を示し、該熱式空気流量検出
装置1は、エンジン本体の燃焼室(図示せず)に向けて
矢示A方向に流通する吸入空気の流量を検出すべく、吸
気管2の途中に取付穴2Aを介して配設されている。
【0005】3は熱式空気流量検出装置1の本体部を構
成する流量計本体を示し、該流量計本体3はインサート
モールド等の手段により図8に示すように成形され、巻
線状をなす後述の基準抵抗14を巻回すべく段付き円柱
状に形成された巻線部4と、該巻線部4の基端側に位置
して略円板状に形成され、後述の端子ピン8A〜8Dが
一体的に設けられた端子部5と、巻線部4の先端側から
吸気管2の径方向に延設され、吸気管2の中心部で後述
の発熱抵抗9および温度補償抵抗11を位置決めする検
出ホルダ6と、吸気管2の外側に位置して端子部5が接
続された後述の回路ケーシング7とから大略構成されて
いる。
成する流量計本体を示し、該流量計本体3はインサート
モールド等の手段により図8に示すように成形され、巻
線状をなす後述の基準抵抗14を巻回すべく段付き円柱
状に形成された巻線部4と、該巻線部4の基端側に位置
して略円板状に形成され、後述の端子ピン8A〜8Dが
一体的に設けられた端子部5と、巻線部4の先端側から
吸気管2の径方向に延設され、吸気管2の中心部で後述
の発熱抵抗9および温度補償抵抗11を位置決めする検
出ホルダ6と、吸気管2の外側に位置して端子部5が接
続された後述の回路ケーシング7とから大略構成されて
いる。
【0006】7は吸気管2の取付穴2Aを閉塞するよう
に該吸気管2の外周側に設けられた回路ケーシングを示
し、該回路ケーシング7は絶縁性の樹脂材料等によって
形成され、その底部側には吸気管2の取付穴2Aに嵌合
する嵌合部7Aが一体的に設けられている。そして、該
回路ケーシング7は、例えばセラミック材料等からなる
絶縁基板上に流量調整抵抗および差動増幅器(いずれも
図示せず)等を実装した状態で、これらを内蔵するよう
になっている。
に該吸気管2の外周側に設けられた回路ケーシングを示
し、該回路ケーシング7は絶縁性の樹脂材料等によって
形成され、その底部側には吸気管2の取付穴2Aに嵌合
する嵌合部7Aが一体的に設けられている。そして、該
回路ケーシング7は、例えばセラミック材料等からなる
絶縁基板上に流量調整抵抗および差動増幅器(いずれも
図示せず)等を実装した状態で、これらを内蔵するよう
になっている。
【0007】8A,8B,8C,8Dは流量計本体3の
端子部5から軸方向に突出した4本の端子ピン(全体と
して各端子ピン8という)を示し、該各端子ピン8は流
量計本体3の巻線部4および検出ホルダ6内に埋設され
た例えば4本の端子板(図示せず)に一体化して設けら
れ、回路ケーシング7のコネクタ部(図示せず)に着脱
可能に接続されるものである。
端子部5から軸方向に突出した4本の端子ピン(全体と
して各端子ピン8という)を示し、該各端子ピン8は流
量計本体3の巻線部4および検出ホルダ6内に埋設され
た例えば4本の端子板(図示せず)に一体化して設けら
れ、回路ケーシング7のコネクタ部(図示せず)に着脱
可能に接続されるものである。
【0008】9は流量計本体3の検出ホルダ6にターミ
ナル10A,10Bを介して設けられたホットフィルム
型の発熱抵抗を示し、該発熱抵抗9は温度変化に敏感に
反応して抵抗値が変化する白金等の感温性材料からな
り、例えばアルミナ等のセラミック材料からなる絶縁性
の筒体に白金線を巻回したり、白金膜を蒸着したりして
形成される小径の発熱抵抗素子によって構成されてい
る。そして、該発熱抵抗9はバッテリ(図示せず)から
の通電により、例えば240℃前,後の温度をもって発
熱した状態となり、吸気管2内を矢示A方向に流れる吸
入空気によって冷却されるときには、この吸入空気の流
量に応じて抵抗値が変化し流量の検出信号を出力させる
ものである。
ナル10A,10Bを介して設けられたホットフィルム
型の発熱抵抗を示し、該発熱抵抗9は温度変化に敏感に
反応して抵抗値が変化する白金等の感温性材料からな
り、例えばアルミナ等のセラミック材料からなる絶縁性
の筒体に白金線を巻回したり、白金膜を蒸着したりして
形成される小径の発熱抵抗素子によって構成されてい
る。そして、該発熱抵抗9はバッテリ(図示せず)から
の通電により、例えば240℃前,後の温度をもって発
熱した状態となり、吸気管2内を矢示A方向に流れる吸
入空気によって冷却されるときには、この吸入空気の流
量に応じて抵抗値が変化し流量の検出信号を出力させる
ものである。
【0009】11は発熱抵抗9の上流側に位置して流量
計本体3の検出ホルダ6に設けられた温度補償抵抗を示
し、該温度補償抵抗11は例えばアルミナ等のセラミッ
ク材料からなる絶縁基板上にスパッタリング等の手段を
用いて白金膜を着膜させることにより形成され、白金膜
の両端は前記検出ホルダ6に立設されたターミナル12
A,12B間に接続されている。
計本体3の検出ホルダ6に設けられた温度補償抵抗を示
し、該温度補償抵抗11は例えばアルミナ等のセラミッ
ク材料からなる絶縁基板上にスパッタリング等の手段を
用いて白金膜を着膜させることにより形成され、白金膜
の両端は前記検出ホルダ6に立設されたターミナル12
A,12B間に接続されている。
【0010】13は流量計本体3の検出ホルダ6上に装
着される保護カバーを示し、該保護カバー13は検出ホ
ルダ6上に発熱抵抗9および温度補償抵抗11を実装し
た後に、図8中に矢印で示す如く検出ホルダ6に被着さ
れ、発熱抵抗9および温度補償抵抗11を保護すると共
に、吸入空気の流通を許すようになっている。なお、図
7中では発熱抵抗9および温度補償抵抗11を明示すべ
く、保護カバー13を検出ホルダ6から取外した状態で
示している。
着される保護カバーを示し、該保護カバー13は検出ホ
ルダ6上に発熱抵抗9および温度補償抵抗11を実装し
た後に、図8中に矢印で示す如く検出ホルダ6に被着さ
れ、発熱抵抗9および温度補償抵抗11を保護すると共
に、吸入空気の流通を許すようになっている。なお、図
7中では発熱抵抗9および温度補償抵抗11を明示すべ
く、保護カバー13を検出ホルダ6から取外した状態で
示している。
【0011】さらに、14は流量計本体3の巻線部4に
巻回された巻線抵抗からなる基準抵抗を示し、該基準抵
抗14はその両端が、巻線部4に立設されたターミナル
15A,15Bに接続され、前記発熱抵抗9に直列接続
されている。ここで、前記各端子ピン8のうち、端子ピ
ン8Aはターミナル15Aに前記端子板を介して接続さ
れ、端子ピン8Bは他の端子板を介してターミナル15
B,10Aに接続されている。また、端子ピン8Cは別
の端子板を介してターミナル10B,12Bに接続さ
れ、端子ピン8Dはターミナル12Aにさらに別の端子
板を介して接続されている。
巻回された巻線抵抗からなる基準抵抗を示し、該基準抵
抗14はその両端が、巻線部4に立設されたターミナル
15A,15Bに接続され、前記発熱抵抗9に直列接続
されている。ここで、前記各端子ピン8のうち、端子ピ
ン8Aはターミナル15Aに前記端子板を介して接続さ
れ、端子ピン8Bは他の端子板を介してターミナル15
B,10Aに接続されている。また、端子ピン8Cは別
の端子板を介してターミナル10B,12Bに接続さ
れ、端子ピン8Dはターミナル12Aにさらに別の端子
板を介して接続されている。
【0012】このように構成される従来技術の熱式空気
流量検出装置1は、自動車用エンジン等の吸入空気流量
を検出するときに、流量計本体3の端子部5を各端子ピ
ン8を介して回路ケーシング7のコネクタ部に接続した
状態で、流量計本体3の検出ホルダ6等を吸気管2内に
取付穴2Aを介して挿入し、該取付穴2Aに吸気管2の
外周側から回路ケーシング7を取付けることによって、
検出ホルダ6に設けた発熱抵抗9および温度補償抵抗1
1を吸気管2の中心部に配設する。
流量検出装置1は、自動車用エンジン等の吸入空気流量
を検出するときに、流量計本体3の端子部5を各端子ピ
ン8を介して回路ケーシング7のコネクタ部に接続した
状態で、流量計本体3の検出ホルダ6等を吸気管2内に
取付穴2Aを介して挿入し、該取付穴2Aに吸気管2の
外周側から回路ケーシング7を取付けることによって、
検出ホルダ6に設けた発熱抵抗9および温度補償抵抗1
1を吸気管2の中心部に配設する。
【0013】この場合、発熱抵抗9を基準抵抗14に直
列接続すると共に、温度補償抵抗11を回路ケーシング
7内の流量調整抵抗に直列接続することによって、これ
らの発熱抵抗9、基準抵抗14、温度補償抵抗11およ
び流量調整抵抗からブリッジ回路を構成する。そして、
該ブリッジ回路にはエンジンの始動と共に外部から電流
を印加し続けることにより発熱抵抗9を、例えば240
℃前,後の所定温度をもって発熱させるようにする。
列接続すると共に、温度補償抵抗11を回路ケーシング
7内の流量調整抵抗に直列接続することによって、これ
らの発熱抵抗9、基準抵抗14、温度補償抵抗11およ
び流量調整抵抗からブリッジ回路を構成する。そして、
該ブリッジ回路にはエンジンの始動と共に外部から電流
を印加し続けることにより発熱抵抗9を、例えば240
℃前,後の所定温度をもって発熱させるようにする。
【0014】そして、この状態で吸気管2内をエンジン
本体の燃焼室に向けて矢示A方向に吸入空気が流通する
ときには、この吸入空気の流れにより発熱抵抗9が冷却
されて該発熱抵抗9の抵抗値が変化するから、該発熱抵
抗9に直列接続された基準抵抗14の両端電圧に基づい
て吸入空気の流量に対応した検出信号を出力電圧の変化
として検出する。
本体の燃焼室に向けて矢示A方向に吸入空気が流通する
ときには、この吸入空気の流れにより発熱抵抗9が冷却
されて該発熱抵抗9の抵抗値が変化するから、該発熱抵
抗9に直列接続された基準抵抗14の両端電圧に基づい
て吸入空気の流量に対応した検出信号を出力電圧の変化
として検出する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、吸気管2内を流れる吸入空気の流れで発熱
抵抗9が冷却されるのを利用して、該発熱抵抗9の抵抗
値変化に基づき吸入空気流量を検出する構成であるか
ら、該発熱抵抗9は図7中の矢示A方向(順方向)に流
れる吸入空気流によって冷却されると共に、矢示B方向
(逆方向)に流れる空気流によっても冷却されてしま
い、この逆方向の空気流により吸入空気流量を誤検出す
るという問題がある。
来技術では、吸気管2内を流れる吸入空気の流れで発熱
抵抗9が冷却されるのを利用して、該発熱抵抗9の抵抗
値変化に基づき吸入空気流量を検出する構成であるか
ら、該発熱抵抗9は図7中の矢示A方向(順方向)に流
れる吸入空気流によって冷却されると共に、矢示B方向
(逆方向)に流れる空気流によっても冷却されてしま
い、この逆方向の空気流により吸入空気流量を誤検出す
るという問題がある。
【0016】即ち、多気筒のシリンダを備えたエンジン
本体では、各シリンダ内でそれぞれピストンが往復動す
るに応じて各吸気弁(図示せず)が開弁する毎に、吸入
空気が各シリンダ内に向けて矢示A方向(順方向)に吸
込まれるから、吸気管2内を流れる空気の流速は各吸気
弁の開,閉弁に応じて図4に例示する如く増,減を繰返
し脈動するようになる。
本体では、各シリンダ内でそれぞれピストンが往復動す
るに応じて各吸気弁(図示せず)が開弁する毎に、吸入
空気が各シリンダ内に向けて矢示A方向(順方向)に吸
込まれるから、吸気管2内を流れる空気の流速は各吸気
弁の開,閉弁に応じて図4に例示する如く増,減を繰返
し脈動するようになる。
【0017】特に、エンジンの回転数が低速域から中速
域等に達して吸,排気量が増大してくると、吸気弁と排
気弁(図示せず)とがオーバラップし、排気の一部が吸
気弁の開弁に伴って吸気管2内に吹返すことがあるた
め、このときに吸気管2内では図4に示す時間t1 ,t
2 間のように流速が負(マイナス)となって、矢示B方
向(逆方向)に流れる空気流が発生し、この空気流で吸
入空気流量が実流量よりも過大に検出され、A/F制御
を正確に行えなくなるという問題が生じる。
域等に達して吸,排気量が増大してくると、吸気弁と排
気弁(図示せず)とがオーバラップし、排気の一部が吸
気弁の開弁に伴って吸気管2内に吹返すことがあるた
め、このときに吸気管2内では図4に示す時間t1 ,t
2 間のように流速が負(マイナス)となって、矢示B方
向(逆方向)に流れる空気流が発生し、この空気流で吸
入空気流量が実流量よりも過大に検出され、A/F制御
を正確に行えなくなるという問題が生じる。
【0018】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は逆方向の空気流により吸入空気
流量を誤検出するのを防止でき、流量の検出精度を大幅
に向上できるようにした熱式空気流量検出装置を提供す
ることを目的としている。
されたもので、本発明は逆方向の空気流により吸入空気
流量を誤検出するのを防止でき、流量の検出精度を大幅
に向上できるようにした熱式空気流量検出装置を提供す
ることを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、吸気管の途中に取付けられ、流量調整
抵抗および基準抵抗が設けられた流量計本体と、前記吸
気管内に位置して該流量計本体に設けられ、前記吸気管
内を流れる吸入空気によって冷却される発熱抵抗と、前
記吸入空気の温度変化を補償するための温度補償抵抗と
からなる熱式空気流量検出装置に適用される。
ために本発明は、吸気管の途中に取付けられ、流量調整
抵抗および基準抵抗が設けられた流量計本体と、前記吸
気管内に位置して該流量計本体に設けられ、前記吸気管
内を流れる吸入空気によって冷却される発熱抵抗と、前
記吸入空気の温度変化を補償するための温度補償抵抗と
からなる熱式空気流量検出装置に適用される。
【0020】そして、請求項1に記載の発明が採用する
構成の特徴は、前記発熱抵抗を、前記流量計本体に取付
けられた絶縁基板上に形成され、該絶縁基板の少なくと
も長さ方向に膜状に延びた発熱抵抗体によって構成し、
かつ前記絶縁基板上には、前記吸入空気の流れ方向に対
し該発熱抵抗体の前,後に離間して形成され、前記吸入
空気の流れ方向に応じてそれぞれ抵抗値が変化する第
1,第2の感温抵抗体を設けたことにある。
構成の特徴は、前記発熱抵抗を、前記流量計本体に取付
けられた絶縁基板上に形成され、該絶縁基板の少なくと
も長さ方向に膜状に延びた発熱抵抗体によって構成し、
かつ前記絶縁基板上には、前記吸入空気の流れ方向に対
し該発熱抵抗体の前,後に離間して形成され、前記吸入
空気の流れ方向に応じてそれぞれ抵抗値が変化する第
1,第2の感温抵抗体を設けたことにある。
【0021】また、請求項2に記載の発明は、前記発熱
抵抗体を、前記絶縁基板の長さ方向中間部に位置して幅
方向に延びた中間抵抗部と、該中間抵抗部の両端側から
前記絶縁基板の長さ方向に互いに逆向きに延びた第1,
第2の延長抵抗部とから形成し、前記第1の感温抵抗体
は該第1の延長抵抗部と中間抵抗部との間に位置して該
第1の延長抵抗部と平行に形成し、かつ前記第2の感温
抵抗体は前記第2の延長抵抗部と中間抵抗部との間に位
置して該第2の延長抵抗部と平行に形成してなる構成を
採用している。
抵抗体を、前記絶縁基板の長さ方向中間部に位置して幅
方向に延びた中間抵抗部と、該中間抵抗部の両端側から
前記絶縁基板の長さ方向に互いに逆向きに延びた第1,
第2の延長抵抗部とから形成し、前記第1の感温抵抗体
は該第1の延長抵抗部と中間抵抗部との間に位置して該
第1の延長抵抗部と平行に形成し、かつ前記第2の感温
抵抗体は前記第2の延長抵抗部と中間抵抗部との間に位
置して該第2の延長抵抗部と平行に形成してなる構成を
採用している。
【0022】さらに、請求項3に記載の発明は、前記絶
縁基板を、基端側が前記流量計本体に取付けられる固定
端となり先端側が自由端となった主基板部と副基板部と
から構成し、該副基板部と主基板部との間には先端側か
ら基端側に向けて延びるスリットを形成すると共に、該
副基板部は基端側で主基板部に一体的に連結し、かつ該
主基板部には前記発熱抵抗体および第1,第2の感温抵
抗体を着膜形成し、前記副基板部には前記温度補償抵抗
を着膜形成してなる構成を採用している。
縁基板を、基端側が前記流量計本体に取付けられる固定
端となり先端側が自由端となった主基板部と副基板部と
から構成し、該副基板部と主基板部との間には先端側か
ら基端側に向けて延びるスリットを形成すると共に、該
副基板部は基端側で主基板部に一体的に連結し、かつ該
主基板部には前記発熱抵抗体および第1,第2の感温抵
抗体を着膜形成し、前記副基板部には前記温度補償抵抗
を着膜形成してなる構成を採用している。
【0023】さらにまた、請求項4に記載の発明では、
前記第1,第2の感温抵抗体を発熱抵抗体よりも大なる
抵抗値をもった抵抗体材料により形成し、該発熱抵抗体
からの熱により絶縁基板を介して前記第1,第2の感温
抵抗体を加熱する構成としている。
前記第1,第2の感温抵抗体を発熱抵抗体よりも大なる
抵抗値をもった抵抗体材料により形成し、該発熱抵抗体
からの熱により絶縁基板を介して前記第1,第2の感温
抵抗体を加熱する構成としている。
【0024】一方、請求項5に記載の発明では、前記第
1,第2の感温抵抗体を発熱抵抗体に対応する抵抗率を
もった抵抗体材料により形成し、該発熱抵抗体と共に第
1,第2の感温抵抗体を外部からの電圧印加によって発
熱させる構成としている。
1,第2の感温抵抗体を発熱抵抗体に対応する抵抗率を
もった抵抗体材料により形成し、該発熱抵抗体と共に第
1,第2の感温抵抗体を外部からの電圧印加によって発
熱させる構成としている。
【0025】また、請求項6に記載の発明は、前記発熱
抵抗体を基準抵抗を介してアースに接続し、該基準抵抗
の両端電圧を流量検出信号として取出すと共に、前記第
1,第2の感温抵抗体の抵抗値に基づき吸入空気の流れ
方向を検出し、該吸入空気の流れ方向が順方向のときに
は前記流量検出信号をそのまま出力し、逆方向のときに
は反転させて出力する流量信号出力手段を備えてなる構
成を採用している。
抵抗体を基準抵抗を介してアースに接続し、該基準抵抗
の両端電圧を流量検出信号として取出すと共に、前記第
1,第2の感温抵抗体の抵抗値に基づき吸入空気の流れ
方向を検出し、該吸入空気の流れ方向が順方向のときに
は前記流量検出信号をそのまま出力し、逆方向のときに
は反転させて出力する流量信号出力手段を備えてなる構
成を採用している。
【0026】
【作用】上記構成により、請求項1の発明では、吸入空
気の流れ方向に対し発熱抵抗体の前,後に離間して絶縁
基板上に形成した第1,第2の感温抵抗体が、前記吸入
空気の流れ方向に応じてそれぞれ抵抗値が変化するか
ら、第1の感温抵抗体が第2の感温抵抗体よりも抵抗値
が小さくなったときには、例えば空気の流れ方向を順方
向として検出でき、第2の感温抵抗体が第1の感温抵抗
体よりも抵抗値が小さくなったときには、空気の流れ方
向を逆方向として検出できる。
気の流れ方向に対し発熱抵抗体の前,後に離間して絶縁
基板上に形成した第1,第2の感温抵抗体が、前記吸入
空気の流れ方向に応じてそれぞれ抵抗値が変化するか
ら、第1の感温抵抗体が第2の感温抵抗体よりも抵抗値
が小さくなったときには、例えば空気の流れ方向を順方
向として検出でき、第2の感温抵抗体が第1の感温抵抗
体よりも抵抗値が小さくなったときには、空気の流れ方
向を逆方向として検出できる。
【0027】また、請求項2の発明では、絶縁基板の限
られた表面スペースを有効に活用して発熱抵抗体および
第1,第2の感温抵抗体をコンパクトに形成でき、発熱
抵抗体の表面積(実装面積)を可能な限り大きくするこ
とができる。
られた表面スペースを有効に活用して発熱抵抗体および
第1,第2の感温抵抗体をコンパクトに形成でき、発熱
抵抗体の表面積(実装面積)を可能な限り大きくするこ
とができる。
【0028】さらに、請求項3の発明では、単一の絶縁
基板上に発熱抵抗体および第1,第2の感温抵抗体と共
に温度補償抵抗を着膜形成でき、部品点数を削減するこ
とができる。そして、温度補償抵抗が形成される副基板
部と前記発熱抵抗体および第1,第2の感温抵抗体が形
成される主基板部との間にスリットを形成することによ
り、例えば発熱抵抗体で加熱される主基板部から副基板
部に熱が逃げるのを防止でき、主基板部を早期に温度上
昇させることができる。
基板上に発熱抵抗体および第1,第2の感温抵抗体と共
に温度補償抵抗を着膜形成でき、部品点数を削減するこ
とができる。そして、温度補償抵抗が形成される副基板
部と前記発熱抵抗体および第1,第2の感温抵抗体が形
成される主基板部との間にスリットを形成することによ
り、例えば発熱抵抗体で加熱される主基板部から副基板
部に熱が逃げるのを防止でき、主基板部を早期に温度上
昇させることができる。
【0029】さらにまた、請求項4の発明では、第1,
第2の感温抵抗体を発熱抵抗体からの熱で絶縁基板を介
して加熱でき、空気の流れ方向に応じて第1,第2の感
温抵抗体のいずれか一方を冷却することにより、空気の
流れ方向をより確実に検出することができる。
第2の感温抵抗体を発熱抵抗体からの熱で絶縁基板を介
して加熱でき、空気の流れ方向に応じて第1,第2の感
温抵抗体のいずれか一方を冷却することにより、空気の
流れ方向をより確実に検出することができる。
【0030】一方、請求項5の発明では、外部からの電
圧印加によって第1,第2の感温抵抗体を発熱抵抗体と
共に発熱させることができ、第1,第2の感温抵抗体を
早期に温度上昇させ、流れ方向を検出するときの応答性
を確実に向上させることができる。
圧印加によって第1,第2の感温抵抗体を発熱抵抗体と
共に発熱させることができ、第1,第2の感温抵抗体を
早期に温度上昇させ、流れ方向を検出するときの応答性
を確実に向上させることができる。
【0031】また、請求項6の発明では、発熱抵抗体と
アースとの間に接続される基準抵抗の両端電圧から流量
検出信号を取出すと共に、前記第1,第2の感温抵抗体
の抵抗値に基づき吸入空気の流れ方向を検出できるか
ら、該吸入空気の流れ方向が順方向のときには前記流量
検出信号をそのまま正の電圧信号として出力でき、逆方
向のときには反転させて負の電圧信号として出力するこ
とができる。
アースとの間に接続される基準抵抗の両端電圧から流量
検出信号を取出すと共に、前記第1,第2の感温抵抗体
の抵抗値に基づき吸入空気の流れ方向を検出できるか
ら、該吸入空気の流れ方向が順方向のときには前記流量
検出信号をそのまま正の電圧信号として出力でき、逆方
向のときには反転させて負の電圧信号として出力するこ
とができる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図6に基
づいて説明する。なお、実施例では前述した図7に示す
従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説
明を省略するものとする。
づいて説明する。なお、実施例では前述した図7に示す
従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説
明を省略するものとする。
【0033】而して、図1ないし図4は本発明の第1の
実施例を示している。
実施例を示している。
【0034】図中、21は本実施例による熱式空気流量
検出装置、22は該熱式空気流量検出装置21の本体部
を構成する流量計本体を示し、該流量計本体22は従来
技術で述べた流量計本体3とほぼ同様に、基準抵抗23
が巻回される巻線部24と、該巻線部24の基端側に位
置し、複数の端子ピン(図示せず)が一体的に設けられ
た端子部25と、巻線部24の先端側から吸気管2の径
方向に延設された検出ホルダ26と、後述の回路ケーシ
ング27とから大略構成されている。
検出装置、22は該熱式空気流量検出装置21の本体部
を構成する流量計本体を示し、該流量計本体22は従来
技術で述べた流量計本体3とほぼ同様に、基準抵抗23
が巻回される巻線部24と、該巻線部24の基端側に位
置し、複数の端子ピン(図示せず)が一体的に設けられ
た端子部25と、巻線部24の先端側から吸気管2の径
方向に延設された検出ホルダ26と、後述の回路ケーシ
ング27とから大略構成されている。
【0035】しかし、該流量計本体22には検出ホルダ
26の基端側に後述の絶縁基板28を着脱可能に取付け
るためのスロット(図示せず)が形成され、該検出ホル
ダ26は図1中に示す如く吸気管2の中心部に、絶縁基
板28を介して後述の発熱抵抗体30等を位置決めする
構成となっている。なお、該流量計本体22の検出ホル
ダ26にも従来技術で述べた保護カバー13とほぼ同様
の保護カバー(図示せず)が取付けられる。
26の基端側に後述の絶縁基板28を着脱可能に取付け
るためのスロット(図示せず)が形成され、該検出ホル
ダ26は図1中に示す如く吸気管2の中心部に、絶縁基
板28を介して後述の発熱抵抗体30等を位置決めする
構成となっている。なお、該流量計本体22の検出ホル
ダ26にも従来技術で述べた保護カバー13とほぼ同様
の保護カバー(図示せず)が取付けられる。
【0036】27は吸気管2の取付穴2Aを閉塞するよ
うに該吸気管2の外周側に設けられた回路ケーシングを
示し、該回路ケーシング27は従来技術で述べた回路ケ
ーシング7とほぼ同様に形成され、吸気管2の取付穴2
Aに嵌合する嵌合部27Aを有しているものの、該回路
ケーシング27は、例えばセラミック材料等からなる絶
縁基板(図示せず)上に後述の流量調整抵抗34および
差動増幅器41等を実装した状態で、これらを内蔵する
ようになっている。
うに該吸気管2の外周側に設けられた回路ケーシングを
示し、該回路ケーシング27は従来技術で述べた回路ケ
ーシング7とほぼ同様に形成され、吸気管2の取付穴2
Aに嵌合する嵌合部27Aを有しているものの、該回路
ケーシング27は、例えばセラミック材料等からなる絶
縁基板(図示せず)上に後述の流量調整抵抗34および
差動増幅器41等を実装した状態で、これらを内蔵する
ようになっている。
【0037】28は検出ホルダ26に取付けられる絶縁
基板を示し、該絶縁基板28は、例えばガラス,酸化ア
ルミニウム(アルミナ)または窒化アルミニウム等の絶
縁性材料により、長さ寸法が15〜20mm前,後、幅寸
法が4〜7mm前,後となって長方形の平板状に形成され
ている。また、該絶縁基板28は基端側が検出ホルダ2
6のスロットに着脱可能に取付けられる固定端となり、
先端側が自由端となっている。
基板を示し、該絶縁基板28は、例えばガラス,酸化ア
ルミニウム(アルミナ)または窒化アルミニウム等の絶
縁性材料により、長さ寸法が15〜20mm前,後、幅寸
法が4〜7mm前,後となって長方形の平板状に形成され
ている。また、該絶縁基板28は基端側が検出ホルダ2
6のスロットに着脱可能に取付けられる固定端となり、
先端側が自由端となっている。
【0038】ここで、該絶縁基板28は図2に示す如
く、基端側から先端側に向けて短冊状に延び比較的大き
な表面積をもった主基板部28Aと、該主基板部28A
と平行に基端側から先端側に向けて短冊状に延び該主基
板部28Aよりも小さな表面積をもった副基板部28B
とから構成され、該副基板部28Bは矢示A方向の吸入
空気流に対して主基板部28Aよりも上流側に位置して
いる。
く、基端側から先端側に向けて短冊状に延び比較的大き
な表面積をもった主基板部28Aと、該主基板部28A
と平行に基端側から先端側に向けて短冊状に延び該主基
板部28Aよりも小さな表面積をもった副基板部28B
とから構成され、該副基板部28Bは矢示A方向の吸入
空気流に対して主基板部28Aよりも上流側に位置して
いる。
【0039】また、副基板部28Bと主基板部28Aと
の間には、絶縁基板28の先端側から基端側に向けて延
びる細長いスリット29が形成されている。そして、該
スリット29は絶縁基板28の幅方向で主基板部28A
と副基板部28Bとを微少間隙を介して離間させ、両者
を熱的に絶縁すると共に、副基板部28Bを基端側で主
基板部28Aに一体的に連結させるようになっている。
の間には、絶縁基板28の先端側から基端側に向けて延
びる細長いスリット29が形成されている。そして、該
スリット29は絶縁基板28の幅方向で主基板部28A
と副基板部28Bとを微少間隙を介して離間させ、両者
を熱的に絶縁すると共に、副基板部28Bを基端側で主
基板部28Aに一体的に連結させるようになっている。
【0040】30は絶縁基板28の主基板部28A上に
形成された発熱抵抗を構成する発熱抵抗体を示し、該発
熱抵抗体30はプリント印刷またはスパッタリング等の
手段を用いて主基板部28A上に白金膜を着膜させるこ
とにより形成され、主基板部28Aの長さ方向中間部に
位置して幅方向に延びた中間抵抗部30Aと、該中間抵
抗部30Aの両端側から主基板部28Aの長さ方向に互
いに逆向きに延びた第1,第2の延長抵抗部30B,3
0Cとから構成されている。
形成された発熱抵抗を構成する発熱抵抗体を示し、該発
熱抵抗体30はプリント印刷またはスパッタリング等の
手段を用いて主基板部28A上に白金膜を着膜させるこ
とにより形成され、主基板部28Aの長さ方向中間部に
位置して幅方向に延びた中間抵抗部30Aと、該中間抵
抗部30Aの両端側から主基板部28Aの長さ方向に互
いに逆向きに延びた第1,第2の延長抵抗部30B,3
0Cとから構成されている。
【0041】ここで、該発熱抵抗体30の中間抵抗部3
0Aおよび延長抵抗部30B,30Cは全体としてクラ
ンク形状をなすことによって、主基板部28A上に発熱
抵抗体30および後述の感温抵抗体31,32をコンパ
クトに形成すると共に、発熱抵抗体30の表面積(実装
面積)を可及的に増大させ、例えば吸気管2内を矢示A
方向に流れる吸入空気との接触面積を大きくできるよう
になっている。
0Aおよび延長抵抗部30B,30Cは全体としてクラ
ンク形状をなすことによって、主基板部28A上に発熱
抵抗体30および後述の感温抵抗体31,32をコンパ
クトに形成すると共に、発熱抵抗体30の表面積(実装
面積)を可及的に増大させ、例えば吸気管2内を矢示A
方向に流れる吸入空気との接触面積を大きくできるよう
になっている。
【0042】また、該発熱抵抗体30は図3に示す如く
抵抗値R1 の前記基準抵抗23を介してアースに接続さ
れ、該発熱抵抗体30は従来技術で述べた発熱抵抗9と
ほぼ同様に外部からの通電により、例えば240℃前,
後の温度もって発熱する。そして、吸気管2内の空気流
で該発熱抵抗体30が冷却されるときには、空気の流量
に対応して発熱抵抗体30の抵抗値RH が変化するの
で、図3に示す基準抵抗23と発熱抵抗体30との接続
点aから基準抵抗23の両端電圧を流量検出信号として
取出すことができる。
抵抗値R1 の前記基準抵抗23を介してアースに接続さ
れ、該発熱抵抗体30は従来技術で述べた発熱抵抗9と
ほぼ同様に外部からの通電により、例えば240℃前,
後の温度もって発熱する。そして、吸気管2内の空気流
で該発熱抵抗体30が冷却されるときには、空気の流量
に対応して発熱抵抗体30の抵抗値RH が変化するの
で、図3に示す基準抵抗23と発熱抵抗体30との接続
点aから基準抵抗23の両端電圧を流量検出信号として
取出すことができる。
【0043】31,32は発熱抵抗体30と共に主基板
部28A上に形成された第1,第2の感温抵抗体を示
し、該感温抵抗体31,32は抵抗温度係数(ppm /
℃)の高い、例えばニッケルまたはタングステン等の金
属膜をプリント印刷またはスパッタリング等の手段で着
膜させることによって形成され、例えば吸気管2内を矢
示A方向に流れる吸入空気の流れ方向(主基板部28A
の幅方向)に対し発熱抵抗体30の前,後に離間して主
基板部28A上に配設されている。
部28A上に形成された第1,第2の感温抵抗体を示
し、該感温抵抗体31,32は抵抗温度係数(ppm /
℃)の高い、例えばニッケルまたはタングステン等の金
属膜をプリント印刷またはスパッタリング等の手段で着
膜させることによって形成され、例えば吸気管2内を矢
示A方向に流れる吸入空気の流れ方向(主基板部28A
の幅方向)に対し発熱抵抗体30の前,後に離間して主
基板部28A上に配設されている。
【0044】ここで、第1の感温抵抗体31は発熱抵抗
体30の中間抵抗部30Aと延長抵抗部30Bとの間に
位置し、該延長抵抗部30Bと平行に延びるように長方
形状に形成されている。また、第2の感温抵抗体32は
中間抵抗部30Aと延長抵抗部30Cとの間に位置し、
該延長抵抗部30Cと平行に延びるように長方形状に形
成されている。そして、感温抵抗体31,32は主基板
部28A上で実質的に均等な面積をもって形成され、通
常時には発熱抵抗体30からの熱により主基板部28A
を介して互いに等しい温度に加熱される。
体30の中間抵抗部30Aと延長抵抗部30Bとの間に
位置し、該延長抵抗部30Bと平行に延びるように長方
形状に形成されている。また、第2の感温抵抗体32は
中間抵抗部30Aと延長抵抗部30Cとの間に位置し、
該延長抵抗部30Cと平行に延びるように長方形状に形
成されている。そして、感温抵抗体31,32は主基板
部28A上で実質的に均等な面積をもって形成され、通
常時には発熱抵抗体30からの熱により主基板部28A
を介して互いに等しい温度に加熱される。
【0045】さらに、該感温抵抗体31,32は発熱抵
抗体30からの熱により加熱された状態で、吸気管2内
を流れる矢示A,B方向の空気に接触したときに、この
空気流で冷却されることによってそれぞれの抵抗値RT
1,RT2が変化する。そして、吸気管2内を矢示A方向
(順方向)に吸入空気が流れるときには、発熱抵抗体3
0よりも上流側に位置する感温抵抗体31がこの空気流
によって大きく冷却されるから、該感温抵抗体31の抵
抗値RT1は大幅に減少する。これに対して、下流側の感
温抵抗体32は発熱抵抗体30からの熱で暖められた後
の空気流に接触するから、感温抵抗体32はそれ程冷却
されることはなく、該感温抵抗体32の抵抗値RT2はほ
とんど変化しない。
抗体30からの熱により加熱された状態で、吸気管2内
を流れる矢示A,B方向の空気に接触したときに、この
空気流で冷却されることによってそれぞれの抵抗値RT
1,RT2が変化する。そして、吸気管2内を矢示A方向
(順方向)に吸入空気が流れるときには、発熱抵抗体3
0よりも上流側に位置する感温抵抗体31がこの空気流
によって大きく冷却されるから、該感温抵抗体31の抵
抗値RT1は大幅に減少する。これに対して、下流側の感
温抵抗体32は発熱抵抗体30からの熱で暖められた後
の空気流に接触するから、感温抵抗体32はそれ程冷却
されることはなく、該感温抵抗体32の抵抗値RT2はほ
とんど変化しない。
【0046】一方、吸気管2内を矢示B方向(逆方向)
に空気が流れるときには、発熱抵抗体30よりも上流側
に位置する感温抵抗体32がこの逆方向の空気流によっ
て大きく冷却され、該感温抵抗体32の抵抗値RT2が大
幅に減少するのに対し、下流側となる感温抵抗体31の
抵抗値RT1はほとんど変化することはない。従って、感
温抵抗体31,32間の抵抗値RT1,RT2の差に基づい
て空気流が順方向であるか、逆方向であるかを判別する
ことが可能となる。
に空気が流れるときには、発熱抵抗体30よりも上流側
に位置する感温抵抗体32がこの逆方向の空気流によっ
て大きく冷却され、該感温抵抗体32の抵抗値RT2が大
幅に減少するのに対し、下流側となる感温抵抗体31の
抵抗値RT1はほとんど変化することはない。従って、感
温抵抗体31,32間の抵抗値RT1,RT2の差に基づい
て空気流が順方向であるか、逆方向であるかを判別する
ことが可能となる。
【0047】33は絶縁基板28の副基板部28B上に
形成された温度補償抵抗を示し、該温度補償抵抗33は
従来技術で述べた温度補償抵抗11とほぼ同様に構成さ
れ、プリント印刷またはスパッタリング等の手段を用い
て副基板部28B上に白金膜を着膜させることにより形
成されている。そして、該温度補償抵抗33は発熱抵抗
体30よりも大きい抵抗値RK を有し、図3に示す如く
抵抗値R2 の流量調整抵抗34を介してアースに接続さ
れている。また、温度補償抵抗33と流量調整抵抗34
との接続点bは後述する差動増幅器41の反転入力端子
に接続されている。
形成された温度補償抵抗を示し、該温度補償抵抗33は
従来技術で述べた温度補償抵抗11とほぼ同様に構成さ
れ、プリント印刷またはスパッタリング等の手段を用い
て副基板部28B上に白金膜を着膜させることにより形
成されている。そして、該温度補償抵抗33は発熱抵抗
体30よりも大きい抵抗値RK を有し、図3に示す如く
抵抗値R2 の流量調整抵抗34を介してアースに接続さ
れている。また、温度補償抵抗33と流量調整抵抗34
との接続点bは後述する差動増幅器41の反転入力端子
に接続されている。
【0048】35,35,…は絶縁基板28の基端側に
形成された例えば6個の電極を示し、該各電極35は絶
縁基板28の幅方向に所定間隔をもって列設され、絶縁
基板28の基端側を前記検出ホルダ26のスロット内に
差込むことにより、該検出ホルダ26側の各ターミナル
(図示せず)に接続される。そして、各電極35はこの
ときに前記発熱抵抗体30、第1,第2の感温抵抗体3
1,32および温度補償抵抗33等を後述する電流制御
用トランジスタ37のエミッタ側とアースとの間に接続
し、これらの発熱抵抗体30、感温抵抗体31,32お
よび温度補償抵抗33等は回路ケーシング27内に設け
た各電子部品と共に図3に示す流量検出用の処理回路を
構成するようになる。
形成された例えば6個の電極を示し、該各電極35は絶
縁基板28の幅方向に所定間隔をもって列設され、絶縁
基板28の基端側を前記検出ホルダ26のスロット内に
差込むことにより、該検出ホルダ26側の各ターミナル
(図示せず)に接続される。そして、各電極35はこの
ときに前記発熱抵抗体30、第1,第2の感温抵抗体3
1,32および温度補償抵抗33等を後述する電流制御
用トランジスタ37のエミッタ側とアースとの間に接続
し、これらの発熱抵抗体30、感温抵抗体31,32お
よび温度補償抵抗33等は回路ケーシング27内に設け
た各電子部品と共に図3に示す流量検出用の処理回路を
構成するようになる。
【0049】次に、図3を参照して流量検出用の処理回
路について説明する。
路について説明する。
【0050】図中、36はバッテリ電圧VB をもった直
流電源、37はコレクタ側が該直流電源36に接続され
た電流制御用トランジスタを示し、該電流制御用トラン
ジスタ37はエミッタ側が発熱抵抗体30、感温抵抗体
31,32および温度補償抵抗33に接続され、ベース
側が差動増幅器41の出力端子に接続されている。そし
て、該電流制御用トランジスタ37は直流電源36から
発熱抵抗体30、感温抵抗体31,32および温度補償
抵抗33に印加(給電)する電流を、差動増幅器41か
らの出力信号に基づき制御している。
流電源、37はコレクタ側が該直流電源36に接続され
た電流制御用トランジスタを示し、該電流制御用トラン
ジスタ37はエミッタ側が発熱抵抗体30、感温抵抗体
31,32および温度補償抵抗33に接続され、ベース
側が差動増幅器41の出力端子に接続されている。そし
て、該電流制御用トランジスタ37は直流電源36から
発熱抵抗体30、感温抵抗体31,32および温度補償
抵抗33に印加(給電)する電流を、差動増幅器41か
らの出力信号に基づき制御している。
【0051】38,39は感温抵抗体31,32とアー
スとの間に接続点c,dを介して接続された調整抵抗を
示し、該調整抵抗38,39は同一の抵抗値R3 を有
し、感温抵抗体31,32との接続点c,dが後述する
比較器40の各入力端子に接続されている。そして、感
温抵抗体31,32と調整抵抗38,39との直列接続
部のうち、いずれか一方の直列接続部は温度補償抵抗3
3と流量調整抵抗34の直列接続部と共にブリッジ回路
を構成するようになっている。
スとの間に接続点c,dを介して接続された調整抵抗を
示し、該調整抵抗38,39は同一の抵抗値R3 を有
し、感温抵抗体31,32との接続点c,dが後述する
比較器40の各入力端子に接続されている。そして、感
温抵抗体31,32と調整抵抗38,39との直列接続
部のうち、いずれか一方の直列接続部は温度補償抵抗3
3と流量調整抵抗34の直列接続部と共にブリッジ回路
を構成するようになっている。
【0052】40は前記接続点c,dの電圧レベルを比
較し、大きい方の電圧を出力する比較器を示し、該比較
器40の出力端子は後述する差動増幅器41の非反転入
力端子に接続されている。ここで、感温抵抗体31,3
2の抵抗値RT1,RT2は前述した如く、吸気管2内を流
れる空気流が順方向(矢示A方向)であるときに感温抵
抗体31の抵抗値RT1が大幅に減少し、逆方向(矢示B
方向)であるときには感温抵抗体32の抵抗値RT2が大
幅に減少する。
較し、大きい方の電圧を出力する比較器を示し、該比較
器40の出力端子は後述する差動増幅器41の非反転入
力端子に接続されている。ここで、感温抵抗体31,3
2の抵抗値RT1,RT2は前述した如く、吸気管2内を流
れる空気流が順方向(矢示A方向)であるときに感温抵
抗体31の抵抗値RT1が大幅に減少し、逆方向(矢示B
方向)であるときには感温抵抗体32の抵抗値RT2が大
幅に減少する。
【0053】この結果、空気流が順方向のときには接続
点cの電圧レベルが接続点dよりも大きくなり、接続点
cの電圧レベルに対応した出力電圧が比較器40から差
動増幅器41の非反転入力端子に出力される。また、空
気流が逆方向のときには接続点dの電圧レベルが接続点
cよりも大きくなって、接続点dの電圧レベルに対応し
た出力電圧が比較器40から差動増幅器41に出力され
る。なお、接続点c,dが同一の電圧レベルのときに
は、このときの電圧レベルに対応した出力電圧が比較器
40から差動増幅器41に出力される。
点cの電圧レベルが接続点dよりも大きくなり、接続点
cの電圧レベルに対応した出力電圧が比較器40から差
動増幅器41の非反転入力端子に出力される。また、空
気流が逆方向のときには接続点dの電圧レベルが接続点
cよりも大きくなって、接続点dの電圧レベルに対応し
た出力電圧が比較器40から差動増幅器41に出力され
る。なお、接続点c,dが同一の電圧レベルのときに
は、このときの電圧レベルに対応した出力電圧が比較器
40から差動増幅器41に出力される。
【0054】41は電流制御用トランジスタ37および
比較器40等と共に回路ケーシング27に内蔵された差
動増幅器を示し、該差動増幅器41の反転入力端子は温
度補償抵抗33と流量調整抵抗34との間の接続点bに
接続され、非反転入力端子は比較器40の出力端子に接
続されている。そして、該差動増幅器41は出力端子が
電流制御用トランジスタ37のベースに接続され、比較
器40の出力端子と接続点bとの電位差に基づいて、直
流電源36から発熱抵抗体30、感温抵抗体31,32
および温度補償抵抗33に印加(給電)する電流を電流
制御用トランジスタ37で制御させる。
比較器40等と共に回路ケーシング27に内蔵された差
動増幅器を示し、該差動増幅器41の反転入力端子は温
度補償抵抗33と流量調整抵抗34との間の接続点bに
接続され、非反転入力端子は比較器40の出力端子に接
続されている。そして、該差動増幅器41は出力端子が
電流制御用トランジスタ37のベースに接続され、比較
器40の出力端子と接続点bとの電位差に基づいて、直
流電源36から発熱抵抗体30、感温抵抗体31,32
および温度補償抵抗33に印加(給電)する電流を電流
制御用トランジスタ37で制御させる。
【0055】42は入力側が前記接続点c,dに接続さ
れた他の比較器を示し、該比較器42は出力側が後述の
選択回路44に接続され、接続点c,d間の電圧レベル
に基づいた図4に示す如き出力信号を選択回路44に出
力する。これにより、この選択回路44から出力される
出力電圧Vout は実際の空気流の方向に応じて正または
負の電圧に選択(反転)される。
れた他の比較器を示し、該比較器42は出力側が後述の
選択回路44に接続され、接続点c,d間の電圧レベル
に基づいた図4に示す如き出力信号を選択回路44に出
力する。これにより、この選択回路44から出力される
出力電圧Vout は実際の空気流の方向に応じて正または
負の電圧に選択(反転)される。
【0056】即ち、吸気管2内を流れる空気の流速は図
4に示す如く、吸気弁(図示せず)の開,閉弁に応じて
増,減速を繰返し脈動する。そして、例えばエンジンの
中速域では吸気弁と排気弁(図示せず)とがオーバラッ
プし、排気の一部が吸気弁の開弁に伴って吸気管2内に
吹返すことがあるため、このときに吸気管2内では図4
中の時間t1 ,t2 間のように流速が負(マイナス)と
なって、逆方向(矢示B方向)に流れる空気流が発生す
る。
4に示す如く、吸気弁(図示せず)の開,閉弁に応じて
増,減速を繰返し脈動する。そして、例えばエンジンの
中速域では吸気弁と排気弁(図示せず)とがオーバラッ
プし、排気の一部が吸気弁の開弁に伴って吸気管2内に
吹返すことがあるため、このときに吸気管2内では図4
中の時間t1 ,t2 間のように流速が負(マイナス)と
なって、逆方向(矢示B方向)に流れる空気流が発生す
る。
【0057】この場合、吸気管2内の空気流が順方向
(矢示A方向)のときには前記接続点cの電圧レベルが
接続点dよりも大きくなるから、比較器42の出力信号
は図4に示すように電圧V0 (ON状態)となって選択
回路44に出力される。一方、空気流が逆方向(矢示B
方向)のときには接続点dの電圧レベルが接続点cより
も大きくなるから、比較器42の出力信号は電圧が実質
的に零レベル(OFF状態)となって選択回路44に出
力される。
(矢示A方向)のときには前記接続点cの電圧レベルが
接続点dよりも大きくなるから、比較器42の出力信号
は図4に示すように電圧V0 (ON状態)となって選択
回路44に出力される。一方、空気流が逆方向(矢示B
方向)のときには接続点dの電圧レベルが接続点cより
も大きくなるから、比較器42の出力信号は電圧が実質
的に零レベル(OFF状態)となって選択回路44に出
力される。
【0058】43は発熱抵抗体30、基準抵抗23間の
接続点aと選択回路44との間に設けられた反転回路を
示し、該反転回路43は発熱抵抗体30と基準抵抗23
との接続点aから取出される流量検出信号(基準抵抗2
3の両端電圧)を正の電圧信号から負の電圧信号に反転
させて選択回路44に出力するものである。
接続点aと選択回路44との間に設けられた反転回路を
示し、該反転回路43は発熱抵抗体30と基準抵抗23
との接続点aから取出される流量検出信号(基準抵抗2
3の両端電圧)を正の電圧信号から負の電圧信号に反転
させて選択回路44に出力するものである。
【0059】さらに、44は反転回路43等と共に流量
信号出力手段を構成した選択回路を示し、該選択回路4
4はその入力側が前記接続点a、反転回路43および比
較器42に接続され、その出力端子45は外部のコント
ロールユニット(図示せず)等に接続される。そして、
比較器42からの出力信号がON状態のときには、吸気
管2内の空気流が順方向であるので、選択回路44は接
続点aからの流量検出信号(基準抵抗23の両端電圧)
を正の電圧信号としてそのまま出力端子45に出力させ
る。一方、比較器42からの出力信号がOFF状態のと
きには、吸気管2内の空気流が逆方向であるので、選択
回路44は接続点aからの流量検出信号を反転回路43
で負の電圧信号に反転させた状態で出力端子45に出力
させるものである。
信号出力手段を構成した選択回路を示し、該選択回路4
4はその入力側が前記接続点a、反転回路43および比
較器42に接続され、その出力端子45は外部のコント
ロールユニット(図示せず)等に接続される。そして、
比較器42からの出力信号がON状態のときには、吸気
管2内の空気流が順方向であるので、選択回路44は接
続点aからの流量検出信号(基準抵抗23の両端電圧)
を正の電圧信号としてそのまま出力端子45に出力させ
る。一方、比較器42からの出力信号がOFF状態のと
きには、吸気管2内の空気流が逆方向であるので、選択
回路44は接続点aからの流量検出信号を反転回路43
で負の電圧信号に反転させた状態で出力端子45に出力
させるものである。
【0060】本実施例による熱式空気流量検出装置21
は上述の如き構成を有するもので、次に吸気管2内を流
れる吸入空気の流量検出動作について説明する。
は上述の如き構成を有するもので、次に吸気管2内を流
れる吸入空気の流量検出動作について説明する。
【0061】まず、エンジン本体の始動と同時に直流電
源36から電流制御用トランジスタ37を介して発熱抵
抗体30、感温抵抗体31,32および温度補償抵抗3
3に電圧を印加し、発熱抵抗体30を240℃前,後の
温度で発熱させると共に、該発熱抵抗体30からの熱で
絶縁基板28の主基板部28Aを介して感温抵抗体3
1,32を加温(加熱)する。
源36から電流制御用トランジスタ37を介して発熱抵
抗体30、感温抵抗体31,32および温度補償抵抗3
3に電圧を印加し、発熱抵抗体30を240℃前,後の
温度で発熱させると共に、該発熱抵抗体30からの熱で
絶縁基板28の主基板部28Aを介して感温抵抗体3
1,32を加温(加熱)する。
【0062】そして、この状態で吸気管2内を吸入空気
が図1に示す矢示A方向(順方向)に流れるときには、
流量計本体22の検出ホルダ26に絶縁基板28を介し
て取付けた発熱抵抗体30と上流側の感温抵抗体31と
が、このとき空気流によって冷却されるため、発熱抵抗
体30の抵抗値RH と感温抵抗体31の抵抗値RT1とが
吸入空気の流速に対応して減少し、図3に示す接続点a
の電圧レベルが上昇すると共に、接続点cの電圧レベル
が接続点dよりも大きくなり、接続点cの電圧レベルに
対応した出力電圧が比較器40から差動増幅器41に出
力される。
が図1に示す矢示A方向(順方向)に流れるときには、
流量計本体22の検出ホルダ26に絶縁基板28を介し
て取付けた発熱抵抗体30と上流側の感温抵抗体31と
が、このとき空気流によって冷却されるため、発熱抵抗
体30の抵抗値RH と感温抵抗体31の抵抗値RT1とが
吸入空気の流速に対応して減少し、図3に示す接続点a
の電圧レベルが上昇すると共に、接続点cの電圧レベル
が接続点dよりも大きくなり、接続点cの電圧レベルに
対応した出力電圧が比較器40から差動増幅器41に出
力される。
【0063】この結果、比較器40の出力電圧は接続点
bの電圧レベルよりも大きくなり、差動増幅器41は比
較器40の出力端子と接続点bとの電位差に基づいて、
直流電源36から発熱抵抗体30、感温抵抗体31,3
2および温度補償抵抗33に印加(給電)する電流を電
流制御用トランジスタ37を介して制御させる。これに
より、発熱抵抗体30および感温抵抗体31には感温抵
抗体32および温度補償抵抗33に比較して大きな電流
が供給されるから、発熱抵抗体30がこれによって再び
240℃に近い温度で発熱するようになり、該発熱抵抗
体30からの熱で感温抵抗体31が絶縁基板28を介し
て加熱される。この場合、感温抵抗体32は感温抵抗体
31に比較して高い温度状態にあるから、発熱抵抗体3
0からの熱は実質的に感温抵抗体31側に伝わることに
なる。
bの電圧レベルよりも大きくなり、差動増幅器41は比
較器40の出力端子と接続点bとの電位差に基づいて、
直流電源36から発熱抵抗体30、感温抵抗体31,3
2および温度補償抵抗33に印加(給電)する電流を電
流制御用トランジスタ37を介して制御させる。これに
より、発熱抵抗体30および感温抵抗体31には感温抵
抗体32および温度補償抵抗33に比較して大きな電流
が供給されるから、発熱抵抗体30がこれによって再び
240℃に近い温度で発熱するようになり、該発熱抵抗
体30からの熱で感温抵抗体31が絶縁基板28を介し
て加熱される。この場合、感温抵抗体32は感温抵抗体
31に比較して高い温度状態にあるから、発熱抵抗体3
0からの熱は実質的に感温抵抗体31側に伝わることに
なる。
【0064】そして、このときには発熱抵抗体30およ
び基準抵抗23に供給される電流に応じて接続点aの電
圧レベルが上昇し、これは吸気管2内を流れる吸入空気
の流量に対応して増減するので、接続点aからの流量検
出信号(基準抵抗23の両端電圧)を選択回路44で正
の電圧信号としてそのまま出力端子45に出力させ、こ
のときの出力電圧Vout によって吸入空気の流量を検出
する。
び基準抵抗23に供給される電流に応じて接続点aの電
圧レベルが上昇し、これは吸気管2内を流れる吸入空気
の流量に対応して増減するので、接続点aからの流量検
出信号(基準抵抗23の両端電圧)を選択回路44で正
の電圧信号としてそのまま出力端子45に出力させ、こ
のときの出力電圧Vout によって吸入空気の流量を検出
する。
【0065】一方、吸気管2内に矢示B方向の逆流が発
生したときには、この逆方向の空気流に対して発熱抵抗
体30よりも上流側となる感温抵抗体32がこの逆方向
の空気流によって発熱抵抗体30と共に冷却される。そ
して、該感温抵抗体32の抵抗値RT2が大幅に減少する
のに対し、下流側となる感温抵抗体31の抵抗値RT1は
ほとんど変化することはないから、接続点dの電圧レベ
ルが接続点cよりも大きくなって、接続点dの電圧レベ
ルに対応した出力電圧が比較器40から差動増幅器41
に出力される。
生したときには、この逆方向の空気流に対して発熱抵抗
体30よりも上流側となる感温抵抗体32がこの逆方向
の空気流によって発熱抵抗体30と共に冷却される。そ
して、該感温抵抗体32の抵抗値RT2が大幅に減少する
のに対し、下流側となる感温抵抗体31の抵抗値RT1は
ほとんど変化することはないから、接続点dの電圧レベ
ルが接続点cよりも大きくなって、接続点dの電圧レベ
ルに対応した出力電圧が比較器40から差動増幅器41
に出力される。
【0066】この結果、差動増幅器41が比較器40の
出力端子と接続点bとの電位差に基づいて、直流電源3
6から発熱抵抗体30、感温抵抗体31,32および温
度補償抵抗33に印加(給電)する電流を電流制御用ト
ランジスタ37を介して制御させるから、発熱抵抗体3
0がこれによって再び240℃前,後の温度まで発熱
し、該発熱抵抗体30からの熱で感温抵抗体32を絶縁
基板28を介して加熱させる。
出力端子と接続点bとの電位差に基づいて、直流電源3
6から発熱抵抗体30、感温抵抗体31,32および温
度補償抵抗33に印加(給電)する電流を電流制御用ト
ランジスタ37を介して制御させるから、発熱抵抗体3
0がこれによって再び240℃前,後の温度まで発熱
し、該発熱抵抗体30からの熱で感温抵抗体32を絶縁
基板28を介して加熱させる。
【0067】そして、この場合には、逆方向(矢示B方
向)の空気流によって接続点dの電圧レベルが接続点c
よりも大きくなり、比較器42の出力信号は図4に示す
時間t1 ,t2 間の如く電圧が実質的に零レベル(OF
F状態)となって選択回路44に出力されるから、該選
択回路44は接続点aからの流量検出信号を反転回路4
3で負の電圧信号に反転させた状態で出力端子45に出
力させ、このときの出力電圧Vout を負(マイナス)の
値とすることによって逆方向の空気流量を検出すること
ができる。
向)の空気流によって接続点dの電圧レベルが接続点c
よりも大きくなり、比較器42の出力信号は図4に示す
時間t1 ,t2 間の如く電圧が実質的に零レベル(OF
F状態)となって選択回路44に出力されるから、該選
択回路44は接続点aからの流量検出信号を反転回路4
3で負の電圧信号に反転させた状態で出力端子45に出
力させ、このときの出力電圧Vout を負(マイナス)の
値とすることによって逆方向の空気流量を検出すること
ができる。
【0068】而して、本実施例によれば、吸気管2内に
突出させて設けた流量計本体22の検出ホルダ26に絶
縁基板28の基端側を着脱可能に取付け、該絶縁基板2
8を先端側から基端側に向けて延びるスリット29によ
って主基板部28Aと副基板部28Bとに空気の流れ方
向で分離させると共に、絶縁基板28上には、クランク
形状をなして絶縁基板28の長さ方向に延びる発熱抵抗
体30と、該発熱抵抗体30の前,後に離間して該発熱
抵抗体30の延長抵抗部30B,30Cと平行に延びる
第1,第2の感温抵抗体31,32とを着膜形成する構
成としたから、下記のような作用効果を得ることができ
る。
突出させて設けた流量計本体22の検出ホルダ26に絶
縁基板28の基端側を着脱可能に取付け、該絶縁基板2
8を先端側から基端側に向けて延びるスリット29によ
って主基板部28Aと副基板部28Bとに空気の流れ方
向で分離させると共に、絶縁基板28上には、クランク
形状をなして絶縁基板28の長さ方向に延びる発熱抵抗
体30と、該発熱抵抗体30の前,後に離間して該発熱
抵抗体30の延長抵抗部30B,30Cと平行に延びる
第1,第2の感温抵抗体31,32とを着膜形成する構
成としたから、下記のような作用効果を得ることができ
る。
【0069】即ち、外部の直流電源36から電流制御用
トランジスタ37を介して発熱抵抗体30に電流を印加
することにより、該発熱抵抗体30を240℃前,後の
温度をもって発熱させたときには、該発熱抵抗体30か
らの熱が絶縁基板28を介して第1,第2の感温抵抗体
31,32に伝わり、該感温抵抗体31,32を所要温
度まで加熱することができる。
トランジスタ37を介して発熱抵抗体30に電流を印加
することにより、該発熱抵抗体30を240℃前,後の
温度をもって発熱させたときには、該発熱抵抗体30か
らの熱が絶縁基板28を介して第1,第2の感温抵抗体
31,32に伝わり、該感温抵抗体31,32を所要温
度まで加熱することができる。
【0070】そして、この状態で吸気管2内に吸入空気
等の空気流が発生すると、感温抵抗体31,32のう
ち、このときの空気流に対して上流側に位置する感温抵
抗体31(32)が、下流側の感温抵抗体32(31)
よりも空気流によって大きく冷却されるから、該感温抵
抗体31,32の抵抗値RT1,RT2に差が生じ、該感温
抵抗体31,32間の抵抗値RT1,RT2の差に基づいて
このときの空気流が順方向であるか、逆方向であるかを
確実に検出することができる。
等の空気流が発生すると、感温抵抗体31,32のう
ち、このときの空気流に対して上流側に位置する感温抵
抗体31(32)が、下流側の感温抵抗体32(31)
よりも空気流によって大きく冷却されるから、該感温抵
抗体31,32の抵抗値RT1,RT2に差が生じ、該感温
抵抗体31,32間の抵抗値RT1,RT2の差に基づいて
このときの空気流が順方向であるか、逆方向であるかを
確実に検出することができる。
【0071】また、このときの空気流によって発熱抵抗
体30が冷却され、該発熱抵抗体30の抵抗値RH は空
気の流量に対応して変化するので、図3に示す基準抵抗
23と発熱抵抗体30との接続点aから基準抵抗23の
両端電圧を流量検出信号として取出すことができ、これ
を選択回路44で正または負の電圧信号として出力端子
45から出力させることにより、このときの出力電圧V
out に基づき空気の流量を正確に検出できる。
体30が冷却され、該発熱抵抗体30の抵抗値RH は空
気の流量に対応して変化するので、図3に示す基準抵抗
23と発熱抵抗体30との接続点aから基準抵抗23の
両端電圧を流量検出信号として取出すことができ、これ
を選択回路44で正または負の電圧信号として出力端子
45から出力させることにより、このときの出力電圧V
out に基づき空気の流量を正確に検出できる。
【0072】一方、絶縁基板28の主基板部28A上に
形成する発熱抵抗体30を、主基板部28Aの長さ方向
中間部に位置して幅方向に延びる中間抵抗部30Aと、
該中間抵抗部30Aから主基板部28Aの長さ方向に互
いに逆向きに延びる第1,第2の延長抵抗部30B,3
0Cとから構成し、さらに主基板部28A上には該延長
抵抗部30B,30Cに沿って平行に延びるように第
1,第2の感温抵抗体31,32を着膜形成したから、
主基板部28Aの限られた表面スペースを有効に利用し
て発熱抵抗体30および第1,第2の感温抵抗体31,
32をコンパクトに形成でき、発熱抵抗体30の表面積
(実装面積)を可能な限り大きくすることができる。
形成する発熱抵抗体30を、主基板部28Aの長さ方向
中間部に位置して幅方向に延びる中間抵抗部30Aと、
該中間抵抗部30Aから主基板部28Aの長さ方向に互
いに逆向きに延びる第1,第2の延長抵抗部30B,3
0Cとから構成し、さらに主基板部28A上には該延長
抵抗部30B,30Cに沿って平行に延びるように第
1,第2の感温抵抗体31,32を着膜形成したから、
主基板部28Aの限られた表面スペースを有効に利用し
て発熱抵抗体30および第1,第2の感温抵抗体31,
32をコンパクトに形成でき、発熱抵抗体30の表面積
(実装面積)を可能な限り大きくすることができる。
【0073】この結果、吸気管2内を流れる空気流に対
して発熱抵抗体30および感温抵抗体31,32の接触
面積を大きく取ることができ、これらの抵抗値RH ,R
T1,RT2を空気流に対して敏感に高い応答性をもって変
化させることができる。
して発熱抵抗体30および感温抵抗体31,32の接触
面積を大きく取ることができ、これらの抵抗値RH ,R
T1,RT2を空気流に対して敏感に高い応答性をもって変
化させることができる。
【0074】さらに、絶縁基板28の主基板部28Aと
副基板部28Bとの間には先端側から基端側に向けて延
びるスリット29を形成することによって、主基板部2
8Aと副基板部28Bとを空気の流れ方向で離間させる
と共に、副基板部28B上には温度補償抵抗33を形成
しているから、単一の絶縁基板28上に発熱抵抗体30
および感温抵抗体31,32と共に温度補償抵抗33を
着膜形成でき、部品点数を削減することができる。そし
て、発熱抵抗体30で加熱される主基板部28Aから副
基板部28Bに熱が逃げるのをスリット29によって防
止でき、主基板部28Aを早期に温度上昇させることが
できる。
副基板部28Bとの間には先端側から基端側に向けて延
びるスリット29を形成することによって、主基板部2
8Aと副基板部28Bとを空気の流れ方向で離間させる
と共に、副基板部28B上には温度補償抵抗33を形成
しているから、単一の絶縁基板28上に発熱抵抗体30
および感温抵抗体31,32と共に温度補償抵抗33を
着膜形成でき、部品点数を削減することができる。そし
て、発熱抵抗体30で加熱される主基板部28Aから副
基板部28Bに熱が逃げるのをスリット29によって防
止でき、主基板部28Aを早期に温度上昇させることが
できる。
【0075】従って、本実施例によれば、吸気管2内を
流れる吸入空気の流量を発熱抵抗体30の抵抗値RH に
基づき確実に検出できると共に、感温抵抗体31,32
間の抵抗値RT1,RT2の差に基づいて空気の流れ方向を
確実に検出でき、エンジンの中速域等で吸気管2内に排
気が吹返して逆流が生じるようなときでも、吸入空気の
流量を高精度に検出することができる。
流れる吸入空気の流量を発熱抵抗体30の抵抗値RH に
基づき確実に検出できると共に、感温抵抗体31,32
間の抵抗値RT1,RT2の差に基づいて空気の流れ方向を
確実に検出でき、エンジンの中速域等で吸気管2内に排
気が吹返して逆流が生じるようなときでも、吸入空気の
流量を高精度に検出することができる。
【0076】次に、図5および図6は本発明の第2の実
施例を示し、本実施例の特徴は、絶縁基板上に形成する
第1,第2の感温抵抗体を、発熱抵抗体に対応する抵抗
率をもった抵抗体材料により形成し、該発熱抵抗体と共
に第1,第2の感温抵抗体を外部からの電圧印加によっ
て発熱させる構成としたことにある。なお、本実施例で
は前記第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
施例を示し、本実施例の特徴は、絶縁基板上に形成する
第1,第2の感温抵抗体を、発熱抵抗体に対応する抵抗
率をもった抵抗体材料により形成し、該発熱抵抗体と共
に第1,第2の感温抵抗体を外部からの電圧印加によっ
て発熱させる構成としたことにある。なお、本実施例で
は前記第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
【0077】図中、51は本実施例による絶縁基板を示
し、該絶縁基板51は前記第1の実施例で述べた絶縁基
板28とほぼ同様に、基端側が検出ホルダ26のスロッ
トに着脱可能に取付けられる固定端となり、先端側が自
由端となっている。しかし、該絶縁基板51は、例えば
ガラス、酸化アルミニウム(アルミナ)または窒化アル
ミニウム等の絶縁性材料により長方形の平板状に形成さ
れ、長さ寸法が15〜20mm前,後となり、幅寸法が3
〜5mm前,後となっている。
し、該絶縁基板51は前記第1の実施例で述べた絶縁基
板28とほぼ同様に、基端側が検出ホルダ26のスロッ
トに着脱可能に取付けられる固定端となり、先端側が自
由端となっている。しかし、該絶縁基板51は、例えば
ガラス、酸化アルミニウム(アルミナ)または窒化アル
ミニウム等の絶縁性材料により長方形の平板状に形成さ
れ、長さ寸法が15〜20mm前,後となり、幅寸法が3
〜5mm前,後となっている。
【0078】52は絶縁基板51上に形成された発熱抵
抗を構成する発熱抵抗体を示し、該発熱抵抗体52は前
記第1の実施例で述べた発熱抵抗体30とほぼ同様に、
プリント印刷またはスパッタリング等の手段を用いて絶
縁基板51上に白金膜を着膜させることにより形成さ
れ、絶縁基板51の長さ方向中間部に位置して幅方向に
延びた中間抵抗部52Aと、該中間抵抗部52Aの両端
側から絶縁基板51の長さ方向に互いに逆向きに延びた
第1,第2の延長抵抗部52B,52Cとから構成され
ている。
抗を構成する発熱抵抗体を示し、該発熱抵抗体52は前
記第1の実施例で述べた発熱抵抗体30とほぼ同様に、
プリント印刷またはスパッタリング等の手段を用いて絶
縁基板51上に白金膜を着膜させることにより形成さ
れ、絶縁基板51の長さ方向中間部に位置して幅方向に
延びた中間抵抗部52Aと、該中間抵抗部52Aの両端
側から絶縁基板51の長さ方向に互いに逆向きに延びた
第1,第2の延長抵抗部52B,52Cとから構成され
ている。
【0079】ここで、該発熱抵抗体52の中間抵抗部5
2Aおよび延長抵抗部52B,52Cは全体としてクラ
ンク形状をなすことによって、絶縁基板51上に発熱抵
抗体52および後述の感温抵抗体53,54をコンパク
トに形成すると共に、発熱抵抗体52の表面積(実装面
積)を可及的に増大させ、例えば吸気管2内を矢示A方
向に流れる吸入空気との接触面積を大きくできるように
なっている。
2Aおよび延長抵抗部52B,52Cは全体としてクラ
ンク形状をなすことによって、絶縁基板51上に発熱抵
抗体52および後述の感温抵抗体53,54をコンパク
トに形成すると共に、発熱抵抗体52の表面積(実装面
積)を可及的に増大させ、例えば吸気管2内を矢示A方
向に流れる吸入空気との接触面積を大きくできるように
なっている。
【0080】また、該発熱抵抗体52は図6に示す如く
抵抗値R1 の基準抵抗23を介してアースに接続され、
該発熱抵抗体52は従来技術で述べた発熱抵抗9とほぼ
同様に外部からの通電により、例えば240℃前,後の
温度もって発熱する。そして、吸気管2内の空気流で該
発熱抵抗体52が冷却されるときには、空気の流量に対
応して発熱抵抗体52の抵抗値RH が変化するので、図
6に示す基準抵抗23と発熱抵抗体52との接続点aか
ら基準抵抗23の両端電圧を流量検出信号として取出す
ことができる。
抵抗値R1 の基準抵抗23を介してアースに接続され、
該発熱抵抗体52は従来技術で述べた発熱抵抗9とほぼ
同様に外部からの通電により、例えば240℃前,後の
温度もって発熱する。そして、吸気管2内の空気流で該
発熱抵抗体52が冷却されるときには、空気の流量に対
応して発熱抵抗体52の抵抗値RH が変化するので、図
6に示す基準抵抗23と発熱抵抗体52との接続点aか
ら基準抵抗23の両端電圧を流量検出信号として取出す
ことができる。
【0081】53,54は発熱抵抗体52と共に絶縁基
板51上に形成された第1,第2の感温抵抗体を示し、
該感温抵抗体53,54は発熱抵抗体52と同様に白金
膜をプリント印刷またはスパッタリング等の手段で着膜
させることによって形成され、例えば吸気管2内を矢示
A方向に流れる吸入空気の流れ方向(絶縁基板51の幅
方向)に対し発熱抵抗体52の前,後に離間して絶縁基
板51上に配設されている。
板51上に形成された第1,第2の感温抵抗体を示し、
該感温抵抗体53,54は発熱抵抗体52と同様に白金
膜をプリント印刷またはスパッタリング等の手段で着膜
させることによって形成され、例えば吸気管2内を矢示
A方向に流れる吸入空気の流れ方向(絶縁基板51の幅
方向)に対し発熱抵抗体52の前,後に離間して絶縁基
板51上に配設されている。
【0082】ここで、第1の感温抵抗体53は発熱抵抗
体52の中間抵抗部52Aと延長抵抗部52Bとの間に
位置し、該延長抵抗部52Bと平行に延びるように長方
形状に形成されている。また、第2の感温抵抗体54は
中間抵抗部52Aと延長抵抗部52Cとの間に位置し、
該延長抵抗部52Cと平行に延びるように長方形状に形
成されている。そして、感温抵抗体53,54は絶縁基
板51上で実質的に均等な面積をもって形成され、発熱
抵抗体52と共に外部から通電されることにより、互い
に等しい所定温度(発熱抵抗体52よりも低い)をもっ
て発熱し、実質的に等しい抵抗値RT1,RT2を有してい
る。
体52の中間抵抗部52Aと延長抵抗部52Bとの間に
位置し、該延長抵抗部52Bと平行に延びるように長方
形状に形成されている。また、第2の感温抵抗体54は
中間抵抗部52Aと延長抵抗部52Cとの間に位置し、
該延長抵抗部52Cと平行に延びるように長方形状に形
成されている。そして、感温抵抗体53,54は絶縁基
板51上で実質的に均等な面積をもって形成され、発熱
抵抗体52と共に外部から通電されることにより、互い
に等しい所定温度(発熱抵抗体52よりも低い)をもっ
て発熱し、実質的に等しい抵抗値RT1,RT2を有してい
る。
【0083】そして、該感温抵抗体53,54はこの状
態で、吸気管2内を流れる矢示A,B方向の空気に接触
したときに、この空気流で冷却されることによってそれ
ぞれの抵抗値RT1,RT2が変化する。即ち、吸気管2内
を矢示A方向(順方向)に吸入空気が流れるときには、
発熱抵抗体52よりも上流側に位置する感温抵抗体53
がこの空気流によって大きく冷却され、該感温抵抗体5
3の抵抗値RT1は大幅に減少する。これに対して、下流
側の感温抵抗体54は発熱抵抗体52からの熱で暖めら
れた後の空気流に接触するから、感温抵抗体54はそれ
程冷却されることはなく、該感温抵抗体54の抵抗値R
T2はほとんど変化しない。
態で、吸気管2内を流れる矢示A,B方向の空気に接触
したときに、この空気流で冷却されることによってそれ
ぞれの抵抗値RT1,RT2が変化する。即ち、吸気管2内
を矢示A方向(順方向)に吸入空気が流れるときには、
発熱抵抗体52よりも上流側に位置する感温抵抗体53
がこの空気流によって大きく冷却され、該感温抵抗体5
3の抵抗値RT1は大幅に減少する。これに対して、下流
側の感温抵抗体54は発熱抵抗体52からの熱で暖めら
れた後の空気流に接触するから、感温抵抗体54はそれ
程冷却されることはなく、該感温抵抗体54の抵抗値R
T2はほとんど変化しない。
【0084】一方、吸気管2内を矢示B方向(逆方向)
に空気が流れるときには、発熱抵抗体52よりも上流側
に位置する感温抵抗体54がこの逆方向の空気流によっ
て大きく冷却され、該感温抵抗体54の抵抗値RT2が大
幅に減少するのに対し、下流側となる感温抵抗体53の
抵抗値RT1はほとんど変化することはない。従って、感
温抵抗体53,54間の抵抗値RT1,RT2の差に基づい
て空気流が順方向であるか、逆方向であるかを判別する
ことができる。
に空気が流れるときには、発熱抵抗体52よりも上流側
に位置する感温抵抗体54がこの逆方向の空気流によっ
て大きく冷却され、該感温抵抗体54の抵抗値RT2が大
幅に減少するのに対し、下流側となる感温抵抗体53の
抵抗値RT1はほとんど変化することはない。従って、感
温抵抗体53,54間の抵抗値RT1,RT2の差に基づい
て空気流が順方向であるか、逆方向であるかを判別する
ことができる。
【0085】55,55,…は絶縁基板51の基端側に
形成された例えば5個の電極を示し、該各電極55は絶
縁基板51の幅方向に所定間隔をもって列設され、絶縁
基板51の基端側を前記検出ホルダ26のスロット内に
差込むことにより、該検出ホルダ26側の各ターミナル
(図示せず)に接続される。そして、各電極55はこの
ときに前記発熱抵抗体52および第1,第2の感温抵抗
体53,54を図6に示す電流制御用トランジスタ37
のエミッタ側とアースとの間に接続し、これらの発熱抵
抗体52および感温抵抗体53,54等は回路ケーシン
グ27内に設けた各電子部品と共に図6に示す流量検出
用の処理回路を構成する。
形成された例えば5個の電極を示し、該各電極55は絶
縁基板51の幅方向に所定間隔をもって列設され、絶縁
基板51の基端側を前記検出ホルダ26のスロット内に
差込むことにより、該検出ホルダ26側の各ターミナル
(図示せず)に接続される。そして、各電極55はこの
ときに前記発熱抵抗体52および第1,第2の感温抵抗
体53,54を図6に示す電流制御用トランジスタ37
のエミッタ側とアースとの間に接続し、これらの発熱抵
抗体52および感温抵抗体53,54等は回路ケーシン
グ27内に設けた各電子部品と共に図6に示す流量検出
用の処理回路を構成する。
【0086】56は温度補償抵抗を示し、該温度補償抵
抗56は従来技術で述べた温度補償抵抗11とほぼ同様
に構成され、絶縁基板51とは別の絶縁基板(図示せ
ず)上にプリント印刷またはスパッタリング等の手段を
用いて白金膜を着膜させることにより形成されている。
そして、該温度補償抵抗56は発熱抵抗体52よりも大
きい抵抗値RK を有し、前記第1の実施例で述べた温度
補償抵抗33と同様に抵抗値R2 の流量調整抵抗34を
介してアースに接続されている(図6参照)。また、温
度補償抵抗56と流量調整抵抗34との接続点bは差動
増幅器41の反転入力端子に接続されている。
抗56は従来技術で述べた温度補償抵抗11とほぼ同様
に構成され、絶縁基板51とは別の絶縁基板(図示せ
ず)上にプリント印刷またはスパッタリング等の手段を
用いて白金膜を着膜させることにより形成されている。
そして、該温度補償抵抗56は発熱抵抗体52よりも大
きい抵抗値RK を有し、前記第1の実施例で述べた温度
補償抵抗33と同様に抵抗値R2 の流量調整抵抗34を
介してアースに接続されている(図6参照)。また、温
度補償抵抗56と流量調整抵抗34との接続点bは差動
増幅器41の反転入力端子に接続されている。
【0087】かくして、このように構成される本実施例
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができるが、特に本実施例では、第1,第2の感温抵
抗体53,54を発熱抵抗体52に対応する抵抗率をも
った抵抗体材料によって形成し、感温抵抗体53,54
を発熱抵抗体52と共に外部からの電圧印加により発熱
させる構成としたから、エンジンの始動時に感温抵抗体
53,54を発熱させて所定温度まで早期に加熱するこ
とができ、発熱抵抗体52の温度上昇を促進できると共
に、空気の流量や流れ方向を検出するときの応答性を効
果的に向上させることができる。
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができるが、特に本実施例では、第1,第2の感温抵
抗体53,54を発熱抵抗体52に対応する抵抗率をも
った抵抗体材料によって形成し、感温抵抗体53,54
を発熱抵抗体52と共に外部からの電圧印加により発熱
させる構成としたから、エンジンの始動時に感温抵抗体
53,54を発熱させて所定温度まで早期に加熱するこ
とができ、発熱抵抗体52の温度上昇を促進できると共
に、空気の流量や流れ方向を検出するときの応答性を効
果的に向上させることができる。
【0088】なお、前記第2の実施例では、絶縁基板5
1上に発熱抵抗体52と感温抵抗体53,54とを形成
し、温度補償抵抗56を他の絶縁基板上に形成するもの
として述べたが、これに替えて、例えば第1の実施例で
述べた絶縁基板28の如く、絶縁基板51を主基板部と
副基板部とから構成し、主基板部上に発熱抵抗体52と
感温抵抗体53,54とを形成し、副基板部上に温度補
償抵抗56を形成するようにしてもよい。
1上に発熱抵抗体52と感温抵抗体53,54とを形成
し、温度補償抵抗56を他の絶縁基板上に形成するもの
として述べたが、これに替えて、例えば第1の実施例で
述べた絶縁基板28の如く、絶縁基板51を主基板部と
副基板部とから構成し、主基板部上に発熱抵抗体52と
感温抵抗体53,54とを形成し、副基板部上に温度補
償抵抗56を形成するようにしてもよい。
【0089】また、前記第1の実施例で述べた絶縁基板
28についても必ずしも主基板部28Aと副基板部28
Bとから構成する必要はなく、第2の実施例で述べた絶
縁基板51のように、単一の絶縁基板上に発熱抵抗体3
0と感温抵抗体31,32とを形成し、温度補償抵抗3
3を他の絶縁基板上に形成するようにしてもよい。
28についても必ずしも主基板部28Aと副基板部28
Bとから構成する必要はなく、第2の実施例で述べた絶
縁基板51のように、単一の絶縁基板上に発熱抵抗体3
0と感温抵抗体31,32とを形成し、温度補償抵抗3
3を他の絶縁基板上に形成するようにしてもよい。
【0090】さらに、前記各実施例では、流量計本体2
2の巻線部24に巻回した基準抵抗23を吸気管2内に
突出させて設けるものとして述べたが、本発明はこれに
限らず、例えば吸気管2の外側に設ける回路ケーシング
27内に基準抵抗23を流量調整抵抗34等と共に配設
する構成としてもよい。
2の巻線部24に巻回した基準抵抗23を吸気管2内に
突出させて設けるものとして述べたが、本発明はこれに
限らず、例えば吸気管2の外側に設ける回路ケーシング
27内に基準抵抗23を流量調整抵抗34等と共に配設
する構成としてもよい。
【0091】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、請求
項1に記載の如く、流量計本体に取付けられた絶縁基板
上に少なくとも長さ方向に膜状に延びた発熱抵抗体によ
って発熱抵抗を構成すると共に、この絶縁基板上には、
吸入空気の流れ方向に対し該発熱抵抗体の前,後に離間
して吸入空気の流れ方向に応じてそれぞれ抵抗値が変化
する第1,第2の感温抵抗体を設ける構成としたから、
第1の感温抵抗体が第2の感温抵抗体よりも抵抗値が小
さくなったときには、例えば空気の流れ方向を順方向と
して検出でき、第2の感温抵抗体が第1の感温抵抗体よ
りも抵抗値が小さくなるときには、空気の流れ方向を逆
方向として検出できる。従って、逆方向の空気流により
吸入空気流量を誤検出するのを防止でき、流量の検出精
度を向上できると共に、A/F制御の信頼性を確実に向
上させることができる。
項1に記載の如く、流量計本体に取付けられた絶縁基板
上に少なくとも長さ方向に膜状に延びた発熱抵抗体によ
って発熱抵抗を構成すると共に、この絶縁基板上には、
吸入空気の流れ方向に対し該発熱抵抗体の前,後に離間
して吸入空気の流れ方向に応じてそれぞれ抵抗値が変化
する第1,第2の感温抵抗体を設ける構成としたから、
第1の感温抵抗体が第2の感温抵抗体よりも抵抗値が小
さくなったときには、例えば空気の流れ方向を順方向と
して検出でき、第2の感温抵抗体が第1の感温抵抗体よ
りも抵抗値が小さくなるときには、空気の流れ方向を逆
方向として検出できる。従って、逆方向の空気流により
吸入空気流量を誤検出するのを防止でき、流量の検出精
度を向上できると共に、A/F制御の信頼性を確実に向
上させることができる。
【0092】また、請求項2の発明では、絶縁基板の限
られた表面スペースを有効に活用して発熱抵抗体および
第1,第2の感温抵抗体をコンパクトに形成でき、発熱
抵抗体の表面積(実装面積)を可能な限り大きくするこ
とができるから、吸気管内を流れる空気流に対して発熱
抵抗体および各感温抵抗体の接触面積を大きく取ること
ができ、これらの抵抗値を空気流に対して敏感に高い応
答性をもって変化させることができる。
られた表面スペースを有効に活用して発熱抵抗体および
第1,第2の感温抵抗体をコンパクトに形成でき、発熱
抵抗体の表面積(実装面積)を可能な限り大きくするこ
とができるから、吸気管内を流れる空気流に対して発熱
抵抗体および各感温抵抗体の接触面積を大きく取ること
ができ、これらの抵抗値を空気流に対して敏感に高い応
答性をもって変化させることができる。
【0093】さらに、請求項3の発明では、発熱抵抗体
および各感温抵抗体と共に温度補償抵抗を単一の絶縁基
板上に着膜形成でき、部品点数を削減することができ
る。そして、温度補償抵抗が形成される副基板部と前記
発熱抵抗体および各感温抵抗体が形成される主基板部と
の間にスリットを形成することにより、例えば発熱抵抗
体で加熱される主基板部から副基板部に熱が逃げるのを
防止でき、主基板部を早期に温度上昇させ、エンジン始
動時等の応答性を向上させることができる。
および各感温抵抗体と共に温度補償抵抗を単一の絶縁基
板上に着膜形成でき、部品点数を削減することができ
る。そして、温度補償抵抗が形成される副基板部と前記
発熱抵抗体および各感温抵抗体が形成される主基板部と
の間にスリットを形成することにより、例えば発熱抵抗
体で加熱される主基板部から副基板部に熱が逃げるのを
防止でき、主基板部を早期に温度上昇させ、エンジン始
動時等の応答性を向上させることができる。
【0094】さらにまた、請求項4の発明では、第1,
第2の感温抵抗体を発熱抵抗体からの熱で絶縁基板を介
して加熱しておくことにより、空気の流れ方向に応じて
第1,第2の感温抵抗体のいずれか一方を確実に冷却で
き、空気の流れ方向を効果的に検出できると共に、コス
トダウンを図ることが可能となる。
第2の感温抵抗体を発熱抵抗体からの熱で絶縁基板を介
して加熱しておくことにより、空気の流れ方向に応じて
第1,第2の感温抵抗体のいずれか一方を確実に冷却で
き、空気の流れ方向を効果的に検出できると共に、コス
トダウンを図ることが可能となる。
【0095】一方、請求項5の発明では、外部からの電
圧印加によって第1,第2の感温抵抗体を発熱抵抗体と
共に発熱させる構成としているから、エンジンの始動時
に各感温抵抗体を発熱させて所定温度まで早期に加熱す
ることができ、発熱抵抗体の温度上昇を促進できると共
に、空気の流量や流れ方向を検出するときの応答性を効
果的に向上させることができる。
圧印加によって第1,第2の感温抵抗体を発熱抵抗体と
共に発熱させる構成としているから、エンジンの始動時
に各感温抵抗体を発熱させて所定温度まで早期に加熱す
ることができ、発熱抵抗体の温度上昇を促進できると共
に、空気の流量や流れ方向を検出するときの応答性を効
果的に向上させることができる。
【0096】また、請求項6の発明では、発熱抵抗体と
アースとの間に接続される基準抵抗の両端電圧から流量
検出信号を取出すと共に、前記第1,第2の感温抵抗体
の抵抗値に基づき空気の流れ方向を検出できるから、該
空気の流れ方向が順方向のときには前記流量検出信号を
そのまま正の電圧信号として出力でき、逆方向のときに
は反転させて負の電圧信号として出力することができ、
エンジンの中速域等で吸気管内に排気が吹返して逆流が
生じるようなときでも、吸入空気の流量を高精度に検出
することができる。
アースとの間に接続される基準抵抗の両端電圧から流量
検出信号を取出すと共に、前記第1,第2の感温抵抗体
の抵抗値に基づき空気の流れ方向を検出できるから、該
空気の流れ方向が順方向のときには前記流量検出信号を
そのまま正の電圧信号として出力でき、逆方向のときに
は反転させて負の電圧信号として出力することができ、
エンジンの中速域等で吸気管内に排気が吹返して逆流が
生じるようなときでも、吸入空気の流量を高精度に検出
することができる。
【図1】本発明の第1の実施例による熱式空気流量検出
装置を吸気管に取付けた状態で示す縦断面図である。
装置を吸気管に取付けた状態で示す縦断面図である。
【図2】絶縁基板上に形成された発熱抵抗体、各感温抵
抗体および温度補償抵抗等を示す平面図である。
抗体および温度補償抵抗等を示す平面図である。
【図3】第1の実施例による熱式空気流量検出装置の回
路構成を示す回路図である。
路構成を示す回路図である。
【図4】吸入空気の流速と比較器の出力信号との関係を
示す特性線図である。
示す特性線図である。
【図5】第2の実施例による絶縁基板上に形成された発
熱抵抗体および各感温抵抗体を示す平面図である。
熱抵抗体および各感温抵抗体を示す平面図である。
【図6】第2の実施例による熱式空気流量検出装置の回
路構成を示す回路図である。
路構成を示す回路図である。
【図7】従来技術による熱式空気流量検出装置を吸気管
に取付けた状態で示す縦断面図である。
に取付けた状態で示す縦断面図である。
【図8】従来技術による流量計本体および発熱抵抗等を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
2 吸気管 21 熱式空気流量検出装置 22 流量計本体 23 基準抵抗 24 巻線部 26 検出ホルダ 27 回路ケーシング 28,51 絶縁基板 28A 主基板部 28B 副基板部 29 スリット 30,52 発熱抵抗体 30A,52A 中間抵抗部 30B,30C,52B,52C 延長抵抗部 31,53 第1の感温抵抗体 32,54 第2の感温抵抗体 33,56 温度補償抵抗 34 流量調整抵抗 35,55 電極 36 直流電源 37 電流制御用トランジスタ 40,42 比較器 41 差動増幅器 43 反転回路 44 選択回路(流量信号出力手段)
Claims (6)
- 【請求項1】 吸気管の途中に取付けられ、流量調整抵
抗および基準抵抗が設けられた流量計本体と、前記吸気
管内に位置して該流量計本体に設けられ、前記吸気管内
を流れる吸入空気によって冷却される発熱抵抗と、前記
吸入空気の温度変化を補償するための温度補償抵抗とか
らなる熱式空気流量検出装置において、前記発熱抵抗
は、前記流量計本体に取付けられた絶縁基板上に形成さ
れ、該絶縁基板の少なくとも長さ方向に膜状に延びた発
熱抵抗体によって構成し、かつ前記絶縁基板上には、前
記吸入空気の流れ方向に対し該発熱抵抗体の前,後に離
間して形成され、前記吸入空気の流れ方向に応じてそれ
ぞれ抵抗値が変化する第1,第2の感温抵抗体を設けた
ことを特徴とする熱式空気流量検出装置。 - 【請求項2】 前記発熱抵抗体は、前記絶縁基板の長さ
方向中間部に位置して幅方向に延びた中間抵抗部と、該
中間抵抗部の両端側から前記絶縁基板の長さ方向に互い
に逆向きに延びた第1,第2の延長抵抗部とから形成
し、前記第1の感温抵抗体は該第1の延長抵抗部と中間
抵抗部との間に位置して該第1の延長抵抗部と平行に形
成し、かつ前記第2の感温抵抗体は前記第2の延長抵抗
部と中間抵抗部との間に位置して該第2の延長抵抗部と
平行に形成してなる請求項1に記載の熱式空気流量検出
装置。 - 【請求項3】 前記絶縁基板は、基端側が前記流量計本
体に取付けられる固定端となり先端側が自由端となった
主基板部と副基板部とから構成し、該副基板部と主基板
部との間には先端側から基端側に向けて延びるスリット
を形成すると共に、該副基板部は基端側で主基板部に一
体的に連結し、かつ該主基板部には前記発熱抵抗体およ
び第1,第2の感温抵抗体を着膜形成し、前記副基板部
には前記温度補償抵抗を着膜形成してなる請求項1また
は2に記載の熱式空気流量検出装置。 - 【請求項4】 前記第1,第2の感温抵抗体は発熱抵抗
体よりも大なる抵抗値をもった抵抗体材料により形成
し、該発熱抵抗体からの熱により絶縁基板を介して前記
第1,第2の感温抵抗体を加熱する構成としてなる請求
項1,2または3に記載の熱式空気流量検出装置。 - 【請求項5】 前記第1,第2の感温抵抗体は発熱抵抗
体に対応する抵抗率をもった抵抗体材料により形成し、
該発熱抵抗体と共に第1,第2の感温抵抗体を外部から
の電圧印加によって発熱させる構成としてなる請求項
1,2または3に記載の熱式空気流量検出装置。 - 【請求項6】 前記発熱抵抗体は基準抵抗を介してアー
スに接続し、該基準抵抗の両端電圧を流量検出信号とし
て取出すと共に、前記第1,第2の感温抵抗体の抵抗値
に基づき吸入空気の流れ方向を検出し、該吸入空気の流
れ方向が順方向のときには前記流量検出信号をそのまま
出力し、逆方向のときには反転させて出力する流量信号
出力手段を備えてなる請求項1,2,3,4または5に
記載の熱式空気流量検出装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6054625A JPH07239258A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 熱式空気流量検出装置 |
| KR1019950004109A KR0163636B1 (ko) | 1994-02-28 | 1995-02-28 | 열식 공기 유량 검출 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6054625A JPH07239258A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 熱式空気流量検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07239258A true JPH07239258A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12975935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6054625A Pending JPH07239258A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 熱式空気流量検出装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07239258A (ja) |
| KR (1) | KR0163636B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006023304A (ja) * | 2004-07-08 | 2006-01-26 | Robert Bosch Gmbh | 流量センサ用測定装置および空気流量の測定方法 |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP6054625A patent/JPH07239258A/ja active Pending
-
1995
- 1995-02-28 KR KR1019950004109A patent/KR0163636B1/ko not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006023304A (ja) * | 2004-07-08 | 2006-01-26 | Robert Bosch Gmbh | 流量センサ用測定装置および空気流量の測定方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR0163636B1 (ko) | 1999-05-01 |
| KR950025418A (ko) | 1995-09-15 |
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