JPH07239280A - ガラス封入型サーミスタ - Google Patents

ガラス封入型サーミスタ

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Publication number
JPH07239280A
JPH07239280A JP3017194A JP3017194A JPH07239280A JP H07239280 A JPH07239280 A JP H07239280A JP 3017194 A JP3017194 A JP 3017194A JP 3017194 A JP3017194 A JP 3017194A JP H07239280 A JPH07239280 A JP H07239280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
spacer
thermistor element
thermistor
lead wires
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3017194A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Sakurai
修司 桜井
Shigeru Bando
茂 坂東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOIZUMI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
OOIZUMI SEISAKUSHO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by OOIZUMI SEISAKUSHO KK filed Critical OOIZUMI SEISAKUSHO KK
Priority to JP3017194A priority Critical patent/JPH07239280A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械的強度を高めたガラス封入型サーミスタ
を提供する。 【構成】 筒状のガラス体8aは、絶縁性のスペーサ7
の張出部7aとサーミスタ素子1との外周を包囲して溶
融し、張出部7aを取込んでサーミスタ素子1の外周を
ガラス封止する。張出部7aは、機械的強度を高める芯
材として機能し、かつ対をなすリード線2a,2b間を
電気的に絶縁する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーミスタ素子をガラ
スで封止したガラス封入型サーミスタに関する。
【0002】
【従来の技術】サーミスタは、周囲の温度変化に伴って
抵抗値が変化する特性を有しており、各種の温度センサ
に用いられている。
【0003】従来のガラス封入型サーミスタとしては、
特開平3−248503号に示すような構造のものがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サーミ
スタ素子の直径が約0.9mmであり、しかもサーミス
タ素子から引き出されたリード線の直径は約0.2mm
であるから、サーミスタ及びリード線を樹脂被覆する場
合に、折損しやすく、リード線の断線事故を引起こしや
すかった。
【0005】また、リード線は、中間部分がフリーにな
っているため、樹脂充填時に樹脂注入圧を受けて接触
し、短絡事故を生じてしまうという欠点があった。
【0006】本発明の目的は、機械的強度とリード線間
の絶縁性とを高めたガラス封入型サーミスタを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る温度センサは、サーミスタ素子と、ス
ペーサと、ガラス封止部とを有するガラス封入型サーミ
スタであって、サーミスタ素子は、対をなすリード線を
有し、測定した温度の測定信号をリード線より出力する
ものであり、スペーサは、サーミスタ素子の対をなすリ
ード線間に挿入される絶縁板であり、張出部を有し、張
出部は、スペーサの先端を切欠いて該スペーサの前方に
向けて張出した細長形状に形成され、サーミスタ素子の
対をなすリード線間に挿入されたものであり、ガラス封
止部は、スペーサの張出部を取り込んでサーミスタ素子
の外周をガラスで気密封止したものである。
【0008】また、前記サーミスタ素子は、対をなすリ
ード線をスペーサの張出部の両面に分けて添せたもので
ある。
【0009】また、前記ガラス封止部は、筒状のガラス
体又は粉末ガラスを溶融させて気密封止するものであ
る。
【0010】また、前記ガラス封止部をなす筒状のガラ
ス体は、一端がスペーサの段差部にあてがわれて軸線方
向に位置決めされ、内径部が張出部に嵌合支持されて径
方向に位置決めされ、サーミスタ素子と張出部との外周
を包囲するものである。
【0011】
【作用】サーミスタ素子の対をなすリード線間には、絶
縁性のスペーサの一部に形成された張出部が挿入され、
スペーサの張出部を取込んでサーミスタ素子の外周をガ
ラス封止する。張出部は、機械的強度を高める芯材とし
て機能し、かつ対をなすリード線間を電気的に絶縁す
る。
【0012】また、筒状のガラス体は、一端がスペーサ
の段差部にあてがわれて軸線方向に位置決めされ、内径
部が張出部に嵌合支持されて径方向に位置決めされ、サ
ーミスタ素子を包囲するため、サーミスタ素子の外周を
ほぼ均一な肉厚をもってガラス封止することが可能とな
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図により説明す
る。
【0014】図1において、本発明に係るガラス封入型
サーミスタは、サーミスタ素子1と、スペーサ7と、ガ
ラス封止部8とを有している。
【0015】図において、サーミスタ素子1は、対をな
すリード線2a,2bを有し、測定した温度の測定信号
をリード線2a,2bより出力するものである。
【0016】スペーサ7は、サーミスタ素子1の対をな
すリード線2a,2b間に挿入される絶縁板である。図
1,図2に示す実施例のスペーサは、例えばセラミック
板或いは耐熱ガラス等のようにガラス封入時の温度に耐
える材質のものからなり、厚味が約0.2mm位の絶縁
板であり、張出部7aを有している。スペーサ7の張出
部7aは、スペーサ7の先端を切欠いて該スペーサ7の
前方に向けて延びる細長形状に形成され、サーミスタ素
子1の対をなすリード線2a,2b間に挿入されたもの
である。またスペーサ7と張出部7aとの境界部分に
は、段差部7bが形成されている。また、張出部7aの
巾寸法は、後述の筒状ガラス体の内径部に嵌合する寸法
に設定されており、長さ方向の寸法は、筒状ガラス体を
支持するのに必要な長さに設定されている。
【0017】ガラス封止部8は、スペーサ7の張出部7
aを取込んでサーミスタ素子1の外周をガラスで気密封
止したものである。図1,図2に示すガラス封止部8
は、筒状のガラス体8aを溶融させて気密封止するもの
であり、筒状のガラス体8aは図3に示すように、一端
がスペーサ7の段差部7bにあてがわれて軸線方向に位
置決めされ、内径部が張出部7aに嵌合支持されて径方
向に位置決めされ、サーミスタ素子1と張出部7aとの
外周を包囲するものである。また筒状ガラス体8aの長
さ方向の寸法は、一端が段差部7bにあてがわれたとき
にサーミスタ素子1より張り出した長さに設定され、サ
ーミスタ素子1と張出部7aとを必要なガラス量をもっ
てガラス封止するようになっている。したがって、筒状
のガラス体8aが溶融して内径側に廻り込んだ場合に、
サーミスタ素子1の外周に溶融したガラス体8aが均一
な肉厚で付着することとなり、特定の方向に温度測定の
指向性が片寄ってしまうということを阻止することが可
能である。
【0018】実施例において、本発明のガラス封入型サ
ーミスタを組立てるには、まず図4(a)に示すスペー
サ7を図4(b)に示すサーミスタ素子1の対をなすリ
ード線2a,2b間に挿入し、図4(d)に示すように
サーミスタ素子1側の対をなすリード線2a,2bは、
スペーサ7の張出部7aの両面に分けて添わせ、リード
線2a,2b間を張出部7aで電気的に絶縁する。さら
にリード線2a,2bの中間部及び末端部は、スペーサ
7の両面に分けて添わせ、リード線2a,2b間をスペ
ーサ7で電気的に絶縁させる。
【0019】次に図4(c)に示す筒状のガラス体8a
をサーミスタ素子1及び張出部7aに渡って被せ、その
一端をスペーサ7の段差部7bにあてがい、筒状ガラス
体8aの軸線方向への位置決めを行う。これと同時に、
筒状ガラス体8aの内径部を張出部7aの外形に嵌め込
み、筒状ガラス体8aの径方向への位置決めを行い、筒
状ガラス体8aの軸芯位置にサーミスタ素子1を位置決
めする。
【0020】筒状ガラス体8aの位置決め後、ガラス体
8aを加熱して溶融する。ガラス体8aは筒状をなして
おり、内部が中空であるため、溶融すると、内径側に廻
り込み、サーミスタ素子1及び張出部7aを取り込み、
これらをガラス封止する。この場合、スペーサ7の張出
部7aがサーミスタ素子1とともにガラス内に取り込ま
れるため、この張出部7aが芯材として機能し、ガラス
封止部8aの機械的強度が向上される。
【0021】ガラス封止されたサーミスタ素子1は温度
センサ等に用いられるが、その場合、ガラス封止された
サーミスタ素子1とスペーサ7の外周等を樹脂で樹脂封
止し、このものをケース等内に組み込んで使用される。
また、ケースに組込まずに用いてもよい。
【0022】また実施例では、ガラス封止部8aとして
筒状のガラス体を用いてガラス封止したが、筒状のガラ
ス体に代えて粉末ガラスを用いてガラス封止してもよ
い。粉末ガラスを用いる場合には、スペーサ7の段差部
7b及び張出部7aを基準として型組みした金型等を用
いて溶融すればよいが、これ以外の方法を用いてもよ
い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、サ
ーミスタ素子を被覆したガラス封止部内にスペーサの一
部となる張出部を取込んだため、この張出部が芯材とし
て機能し、ガラス封止されたサーミスタ素子の機械的強
度を高めることができ、リード線の断線事故を防止でき
る。さらに、対をなすリード線のサーミスタ素子側根元
部は、スペーサの張出部に沿って密着されるため、リー
ド線のサーミスタ素子との半田付け部分に無理な力が加
わらず、リード線の断線事故を防止できる。
【0024】さらに、サーミスタ素子の対をなすリード
線間に絶縁性のスペーサを挿入しているため、リード線
間を電気的に絶縁することができる。
【0025】またガラス封止部は、筒状ガラス体又は粉
末ガラスを溶融してサーミスタ素子をガラス封止するた
め、ガラス封止時にサーミスタ素子のリード線に無理な
力が加わらず、リード線のはんだ付け部を破壊から保護
することができる。
【0026】さらにガラス封止部の筒状ガラスは、一端
がスペーサの段差部にあてがわれて軸線方向の位置決め
が行われ、内径部が張出部に嵌合支持されて径方向の位
置決めが行われるため、筒状ガラスが溶融して内径側に
廻り込んだ場合に、サーミスタ素子の外周に溶融したガ
ラスが均一な肉厚で付着することとなり、特定の方向に
温度測定の指向性が片寄ってしまうことを防止でき、正
確な温度測定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図3】本発明においてガラスの溶融前に位置決めされ
てサーミスタ素子を被覆したガラスを示す断面図であ
る。
【図4】(a)はスペーサを示す斜視図、(b)はサー
ミスタ素子を示す斜視図、(c)は筒状ガラスを示す斜
視図、(d)はガラス溶融前におけるスペーサ,サーミ
スタ素子,筒状ガラスの組立状態を示す斜視図、(e)
はガラス溶融後を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 サーミスタ素子 2a,2b サーミスタ素子の対をなすリード線 7 スペーサ 7b 張出部 8 ガラス封止部 8a 筒状ガラス体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーミスタ素子と、スペーサと、ガラス
    封止部とを有するガラス封入型サーミスタであって、 サーミスタ素子は、対をなすリード線を有し、測定した
    温度の測定信号をリード線より出力するものであり、 スペーサは、サーミスタ素子の対をなすリード線間に挿
    入される絶縁板であり、張出部を有し、 張出部は、スペーサの先端を切欠いて該スペーサの前方
    に向けて張出した細長形状に形成され、サーミスタ素子
    の対をなすリード線間に挿入されたものであり、 ガラス封止部は、スペーサの張出部を取り込んでサーミ
    スタ素子の外周をガラスで気密封止したものであること
    を特徴とするガラス封入型サーミスタ。
  2. 【請求項2】 前記サーミスタ素子は、対をなすリード
    線をスペーサの張出部の両面に分けて添せたものである
    ことを特徴とする請求項1に記載のガラス封入型サーミ
    スタ。
  3. 【請求項3】 前記ガラス封止部は、筒状のガラス体又
    は粉末ガラスを溶融させて気密封止するものであること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のガラス封入型サー
    ミスタ。
  4. 【請求項4】 前記ガラス封止部をなす筒状のガラス体
    は、一端がスペーサの段差部にあてがわれて軸線方向に
    位置決めされ、内径部が張出部に嵌合支持されて径方向
    に位置決めされ、サーミスタ素子と張出部との外周を包
    囲するものであることを特徴とする請求項1,2又は3
    に記載のガラス封入型サーミスタ。
JP3017194A 1994-02-28 1994-02-28 ガラス封入型サーミスタ Pending JPH07239280A (ja)

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