JPH07240904A - 放送信号の受信装置 - Google Patents

放送信号の受信装置

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JPH07240904A
JPH07240904A JP6053149A JP5314994A JPH07240904A JP H07240904 A JPH07240904 A JP H07240904A JP 6053149 A JP6053149 A JP 6053149A JP 5314994 A JP5314994 A JP 5314994A JP H07240904 A JPH07240904 A JP H07240904A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放送信号に多重された時刻情報と現在時刻と
を比較することにより、ユーザに現在提供されている番
組は、現在放送されている放送信号のものか否かを識別
する。 【構成】 時刻情報を含むデータが多重された放送信号
の受信装置である。放送信号を受信する受信手段21
と、放送信号に多重された時刻情報を抽出する手段3
1、300と、抽出された時刻情報と現在時刻とを比較
し、比較結果からユーザに提供されている放送番組が、
現在放送中のものであるか否かを識別する識別手段30
0とを備える。放送信号に多重された時刻情報と、現在
時刻との差がない、あるいは、差が時計の時刻誤差程度
の範囲内である時には、視聴している番組は、現在放送
中のものであると識別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば双方向テレビ
放送などの放送信号の受信装置であって、特に、現在視
聴している放送番組が、現在放送中のものであるか否か
を識別する放送信号の受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外部入力端子としてビデオ入力端
子及び音声入力端子を備えるテレビジョン受像機におい
ては、ユーザーが例えばリモコン操作により入力選択し
て、テレビ放送入力モードとVTR入力モードとを切り
換えることができる。このように外部入力端子からVT
Rなどの再生信号を入力して、入力モードを切り換える
場合であれば、現在、テレビジョン受像機で視聴してい
る番組が、自装置のチューナで受信した現在放送中のも
のなのか、あるいはVTRなどから再生されたビデオ信
号なのかは、制御部は、自ずと認識して識別することが
できる。
【0003】しかし、ビデオ入力端子のないテレビジョ
ン受像機の場合のように、VTRの再生ビデオ信号を、
RFコンバータによって、テレビジョン受像機の空きチ
ャネルのRF信号に変換してテレビジョン受像機のアン
テナ入力とする場合、現在視聴中の信号が、放送中のテ
レビジョン信号か否かを識別することができず、確実に
識別する方法が提供されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにVTRの
再生信号をRFコンバータによって空きチャンネルのR
F信号に変換してアンテナ入力とする場合には、視聴者
自身が、視聴している番組が現在放送中のものであるか
否かを意識しておく必要が生じ、視聴者自身にとっては
煩わしい。
【0005】また、外部入力端子を有するテレビ受像機
においては、入力モードにより現在放送中か否かを判別
するようにもできるが、VTRがチューナを内蔵してい
るときは、問題が生じる。すなわち、VTRの出力がテ
ープ再生信号ではなく、その内蔵チューナの出力である
ときには、テレビ受像機で現在視聴している放送番組
が、VTRの内蔵チューナで受信したものか、自装置の
チューナで受信したものかは区別できない。
【0006】ところで、テレビショッピング、アンケー
ト調査や、視聴者参加型のクイズ番組などにおいて、テ
レビジョン放送側で、その応答のための受付電話番号
が、適宜の時間だけ、スーパーインポーズで画面に表示
され、視聴者からの応答は、電話やファクシミリによっ
て行なうようにした双方向テレビ放送が提案されてい
る。
【0007】例えば、北米で実験が行なわれている双方
向テレビ放送では、応答に必要な返信先電話番号などの
情報を視聴者に提供する方法として、その情報がビット
マップデータなども含んで、量的に膨大であることか
ら、ほとんどの場合、文字多重方式で、映像信号の垂直
ブランキング期間の空き水平期間に多重化して放送する
方法が採用されている。
【0008】例えば、この双方向テレビ番組をVTRに
より録画しておき、放送終了後、例えば、一週間後にこ
の録画された双方向番組を再生し、視聴したときに、視
聴者が、この録画された双方向番組により提供された設
問などの応答要求に対して、応答操作を行うと、双方向
放送の受信装置は、放送局側へ応答の情報を返信するた
めの返信送信動作を開始してしまう。
【0009】しかし、双方向テレビ番組により視聴者に
提供される設問などの応答要求に対する応答の返信は、
通常、その双方向番組の放送時間内に有効な場合が多
い。つまり、VTRにより録画された過去の双方向番組
により提供される応答要求は、双方向番組が過去のもの
となった時点で、その即時性は消滅し、この応答要求に
対する視聴者の応答の有効性もなくなる。
【0010】したがって、VTRにより録画された過去
の双方向番組により提供される応答要求に対して、視聴
者が行う応答操作は無意味である。そして、この応答操
作に基づいてなされる双方向放送の受信装置からの応答
情報の電話回線を通じての返信動作は無駄となり、ま
た、電話料金も無駄に課金されてしまうことになる。
【0011】そこで、双方向テレビジョン放送信号の受
信装置においては、現在、視聴している信号は、放送中
のテレビジョン放送信号か否かを正確に識別することが
重要である。
【0012】この発明は、以上のことにかんがみ、双方
向テレビジョン放送などの即時性が重要な放送信号の受
信装置において、現在提供されている番組は、現在放送
中の放送信号であるか否かを確実に識別することができ
る放送信号の受信装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明による放送信号の受信装置は、後述の実施
例の参照符号を対応させると、時刻情報を含むデータが
多重された放送信号の受信装置であって、上記放送信号
を受信する受信手段21と、上記放送信号に多重された
時刻情報を抽出する手段31、300と、上記抽出され
た時刻情報と現在時刻とを比較し、比較結果からユーザ
に提供されている放送番組が、現在放送中のものである
か否かを識別する識別手段300とを備えることを特徴
とする。
【0014】
【作用】上記のように構成したこの発明による放送信号
の受信装置においては、その入力信号に多重化されてい
る時刻情報が抽出され、現在時刻と比較される。現在放
送中の放送番組の放送信号から抽出された時刻情報であ
れば、現在時刻に等しいか、あるいは現在時刻とは誤差
を見込んだ僅かの時間差しか有しない。一方、例えばV
TRからの再生信号の場合には、その再生信号から抽出
された時刻情報は、現在時刻とは大きな時間差を有す
る。したがって、抽出された時刻情報と現在時刻の比較
結果から、現在ユーザに提供されている放送番組が、現
在放送中のものかか否かが確実に識別される。
【0015】
【実施例】以下、この発明による放送信号の受信装置の
一実施例を、双方向テレビ放送の受信装置の場合につい
て図を参照しながら説明する。
【0016】最初に、この実施例の双方向テレビ放送に
ついて説明する。双方向テレビ放送は、放送局側から後
述する各種情報を多重した多重テレビジョン信号を送信
することにより、この多重テレビジョン信号を受信した
視聴者に対し、設問などの応答要求と応答の情報を入力
するための入力手順と返信先に関する情報などを提供す
る。
【0017】双方向テレビ放送の視聴者は、提供された
応答要求に対して、応答の情報を入力するための入力手
順に基づいて設問に対する選択肢を選択するなどの入力
操作を実行し、後述するような応答の情報を作成する。
作成された応答の情報は、応答要求を提供した双方向テ
レビ放送とリアルタイムに、電話回線を介して放送局側
の返信先に送信できるものである。また、この視聴者か
らの応答の情報は、双方向テレビ放送の多重テレビジョ
ン信号により提供された返信先に関する情報に基づいて
送信されるものであり、多重テレビジョン信号に多重さ
れた返信先の電話番号などにより、自動ダイヤル動作な
どが実現できる。
【0018】この双方向テレビ放送は、クイズ番組、テ
レビショッピング、テレビオークション、アンケート調
査などの視聴者からの応答が、テレビ放送に対し即時性
が必要とされる放送番組への応用が考えられる。
【0019】この実施例で用いる双方向テレビ放送で
は、映像信号の垂直ブランキング期間(垂直帰線消去期
間)に視聴者側に提供する各種情報が多重されものであ
る。図3に映像信号の垂直ブランキング期間に多重され
る双方向テレビ放送の副放送情報としての番組関連情報
のデータフォーマットの一例を示す。
【0020】図3において、80は、映像信号全体を示
しており、映像信号区間80aと垂直ブランキング期間
80bとからなる。番組関連情報である多重データ80
cは、垂直ブランキング期間80bのうちの未使用の1
〜4水平走査期間に多重される。多重データ80cは、
プログラムの塊のようなものであり、図3に示すよう
に、1フィールド分の垂直ブランキング期間だけでは多
重しきれず、複数フィールドの垂直ブランキング期間に
渡って一連の多重データが多重されることもある。
【0021】次に、テレビジョン信号に多重されるデー
タのフォーマットについて説明する。データ80cは、
映像信号に多重される番組関連情報全体を示している。
データ80cは、大きく分けると、時刻情報81、選択
手順情報82、返信先情報83、備考84により構成さ
れ、選択手順情報82、返信先情報83は、さらに細か
い情報に分けられる。
【0022】時刻情報81は、1フィールドごとに更新
される現在時刻のデータである。図4は、この時刻情報
81を構成する各データを示す図である。時刻情報81
は、年データ81a,月データ81b,日データ81
c,曜日データ81d,時データ81e,分データ81
f,秒データ81gにより構成される。
【0023】前述のように、複数フィールドの垂直ブラ
ンキング期間に一連の多重データが多重される場合にお
いては、時刻情報は、1フィールドごとに更新されたも
のを送信することが可能である。現在日本で採用されて
いるNTSC方式のテレビ放送では、1秒間に60フィ
ールドのテレビジョン信号が送信されている。したがっ
て、秒データ81gは、60分の1秒単位の精度で更新
可能である。
【0024】この時刻情報81は、1フィールドごとに
多重することも可能であるし、必要な箇所のみに多重さ
れるようにすることも可能である。また、時間情報の精
度が1/30秒単位、1/20秒単位で充分であるとき
には、2フィールド毎、3フィールド毎に多重するなど
のように所定フィールドごとに時刻情報81を付加する
こともできる。さらに、上述したように、1つの垂直ブ
ランキング期間だけで、データが多重できる場合であっ
ても、各垂直ブランキング期間に時刻情報81だけを多
重し、時間精度を落とさないように多重することもでき
る。
【0025】選択手順情報82は、1つのプログラムの
塊のようなものである。双方向テレビの視聴者に対し、
選択操作を促したり、視聴者の選択操作を制御する情報
などである。
【0026】選択手順識別情報82aは、選択結果を送
信する際に、その返信情報に付加して送信することによ
って、この選択結果が、どの設問、どのアンケート項
目、どのクイズ問題に対してのものであるかを、返信先
で判断するための識別子である。この情報がないと、遅
れて返信されたデータが、どの応答要求に対してのもの
なのかの判断ができないことになる。
【0027】選択手順82bは、双方向テレビの視聴者
に選択手順を示すプログラムである。具体的には、テレ
ビ受像機の画面に視聴者の選択操作を要求するメニュー
(イメージ表示、文字列表示、動画表示などにより構成
される)を表示し、選択手順を示すとともに、視聴者が
行った選択操作を受け付ける。さらに選択操作に対し、
選択された選択肢の反転表示や点滅表示を行なったり、
「選択操作終了」などのメッセージを画面に表示するな
どの処理を行なうプログラムである。なお、画面表示だ
けでなく、音声を併用することもある。
【0028】表示/音声データ82cは、選択手順82
bで使用されるグラフィック、アニメーション、フォン
ト、動画、あるいは、音声などのデータである。選択手
順82bに記述されたプログラムの実行中に呼び出され
て使用される。
【0029】タイムアウト情報82bは、識別子で表示
される選択内容への返信の有効時間及び選択操作を要求
するメニュー表示に対し、何等の操作もされない場合
に、受信機側で自動的に表示を中止する時の中止するま
でのタイムアウトの時間が設定される。
【0030】返信先情報83は、双方向テレビ放送の視
聴者が行なった選択操作などにより生成された応答情報
の返信先についての情報や、通信環境についての情報が
設定される。
【0031】通信設定情報83aは、返信する時の通信
速度、パリティチェックなどのチェック方法の指定と実
施の有無、プロトコルの種類の設定、モデムの方式など
の通信環境の設定関連情報であり、ここで指定された情
報に基づいて、視聴者からの応答情報を返信する環境が
整えられる。
【0032】電話番号83bは、返信先の電話番号であ
り、この電話番号があることにより、視聴者は、いちい
ちダイヤル操作をする必要がなく、簡単な開始操作によ
り自動ダイヤルを実行させ、返信先との電話回線を接続
することができる。
【0033】その他82c、その他83c、備考84
は、将来の拡張性を考慮して設けられており、通常は未
使用であるが、その時々において、必要となるデータを
設定することもできる。
【0034】以上のようなデータが、映像信号の垂直ブ
ランキング期間に多重され放送局より送信される。そし
て、受信装置は、これを受信して多重されたデータを抽
出し、デコードして双方向テレビ番組を提供する。視聴
者は、テレビ画面の表示や音声の出力により選択操作や
返信動作を開始させる操作を実行することになる。
【0035】次に、視聴者側から電話回線を介して放送
局側の返信先へ返信されるデータについて説明する。図
5は、上記応答の情報のフォーマットの例を示してい
る。視聴者からの応答の情報90は、大きく分けると、
返信データ識別情報91、チェックデータ92、返信デ
ータ93、返信先ID情報94、返信データ終了コード
95によって構成される。
【0036】返信データ識別情報91は、放送局側の返
信先において、送信されてきたデータが、視聴者からの
応答の情報であるのか、その他のアクセスによるものか
を判別するための識別子として応答の情報の先頭に位置
するものである。
【0037】チェックデータ92は、視聴者からの送信
時に応答の情報に送信落ちやノイズなどが原因でデータ
が変化していないかどうか整合をとるためのものであ
り、データ長92aと、整合性チェックデータ92bと
により構成されている。データ長92aは、定められた
データフォーマットのデータの長さを示すものである。
整合性チェックデータは、パリティチェックやCRC
(冗長度符号検査)などに用いられるチェック用のデー
タである。
【0038】返信データ93は、選択手順識別情報93
a、選択結果情報93bとにより構成され、選択結果情
報93bは、選択項目情報b1、視聴者入力データb
2、選択操作発生時間b3、その他b4により構成され
ている。
【0039】選択手順識別情報93aは、視聴者側から
送信されてくる応答の情報が、どのメニュー、どの応答
要求に対しての応答なのかを判別するためのものであ
る。これにより、電話回線の状態などにより、送信が遅
れた場合でも、どのメニュー、どの応答要求に対する応
答の情報かが判別できる。
【0040】選択項目情報b1は、最終的に視聴者によ
り選択されたメニューや応答要求の項目を示す情報であ
る。視聴者入力データb2は、視聴者が選択操作などに
より入力したデータである。選択操作発生時間b3は、
双方向番組に対してユーザーがリモコンコマンダ33に
より実際に応答操作(選択操作)をした時間であり、こ
れにより早押しクイズなどでは、応答情報が返信先に到
達した時点ではなく、視聴者が実際に選択操作をした時
点が判断できる。
【0041】返信元ID94は、視聴者固有の識別情報
であり、テレビジョン信号の受信装置の製造番号や視聴
者の電話番号などであり、これにより応答の情報を送信
した視聴者を特定することができるものである。なお、
返信元IDは、予め、視聴者により返信先のデータベー
スに登録されるものである。
【0042】返信データ終了コード95は、応答の情報
の終了を示すコードである。
【0043】以上のようなデータが、電話回線を介して
視聴者側から放送局側へ返信される。そして返信を受け
た放送局側の返信先では、正解者の抽出やアンケート結
果の集計などが行なわれ、その結果がすぐに双方向テレ
ビ放送に反映されるようにすることもできる。
【0044】上述のように双方向テレビ放送は、放送さ
れる日時において、視聴者からの返信が有効なものであ
る。ところが、VTRにより録画されたときにも、垂直
ブランキング期間に双方向番組関連情報はそのまま含ま
れており、この録画された双方向テレビ放送番組を再生
した場合にも、放送中の双方向テレビ放送を受信したと
きと同様に、テレビジョン信号に多重されたデータが抽
出され、視聴者に提供される。
【0045】したがって、VTRにより録画された双方
向テレビ放送の再生信号による番組を視聴した視聴者
が、このVTRでの再生によって提供された応答要求に
対する応答の入力操作をすると、無意味に電話回線を介
して応答情報を送信することが可能となってしまう。
【0046】そこで、この発明では、番組関連情報とし
て放送信号に多重されている時刻情報を利用して、視聴
しているテレビジョン番組が、現在放送中のテレビジョ
ン信号のものか否かをテレビジョン信号の受信装置側に
おいて、確実に、視聴者が意識することなく識別できる
ようにしている。
【0047】この発明による放送信号の受信装置の一実
施例を、上述した双方向テレビ放送信号の受信装置の場
合を例にとって、図1及び図2を用いて説明する。
【0048】図1において、200はテレビジョン受信
機の信号系であり、300はその制御系である。
【0049】信号系200において、アンテナで受信さ
れた放送電波はチューナ21に供給される。チューナ2
1には制御系300から選局信号が供給されて、このチ
ューナ21において所望のチャンネルの放送信号が選択
されて中間周波信号に変換される。この中間周波信号は
中間周波回路22に供給される。この中間周波回路22
には、映像復調器22Vと音声復調器22Aとが含ま
れ、映像信号及びオーディオ信号が復調される。
【0050】映像復調器22Vからの映像信号は、イン
プットセレクタ24を介して映像信号処理回路25に供
給され、この映像信号処理回路25の出力信号が受像管
16に供給される。
【0051】音声復調器22Aからのオーディオ信号
は、音声多重デコーダ23に供給される。この音声多重
デコーダ23においては、音声多重のパイロット信号が
検出されて、ステレオ音声か、二重音声か、あるいは音
声多重ではないかが検出される。そして、ステレオ音声
のときには、左右チャンネルのステレオ信号が、また、
二重音声のときには、例えば2か国語信号が、それぞれ
主音声信号M及び副音声信号Sとしてデコードされ出力
される。また、このとき得られた音声多重のパイロット
検出出力は、後述するI/Oポート39bを通じて制御
部300に供給され、音声多重放送であることを報知す
る。
【0052】そして、音声多重デコーダ23からの信号
M、Sが、それぞれインプットセレクタ24を介して音
声信号処理部27に供給され、この音声信号処理部27
の出力信号が、それぞれアンプ28L、28Rを通じて
左右のスピーカ29L、29Rに供給される。
【0053】インプットセレクタ24には、また、外部
入力端子としての映像信号入力端子VIからの映像信号
と、音声信号入力端子AU1、AU2からの音声信号と
が供給される。このインプットセレクタ24で、中間周
波回路22からの映像信号及び音声多重デコーダ23か
らの音声信号を選択するか、外部入力端子VIからの映
像信号及び外部入力端子AU1、AU2からの音声信号
を選択するかは、制御部300からのユーザーの入力選
択操作に応じた制御信号により決まる。図では、制御信
号はI/Oポート39gを介してインプットセレクタ2
4に供給されている。
【0054】外部入力端子VI、AU1、AU2には、
例えばVTRのビデオ出力端子、オーディオ出力端子
や、ビデオディスクプレーヤのビデオ出力端子、オーデ
ィオ出力端子が接続される。
【0055】そして、この例の場合、インプットセレク
タ24からの映像信号は、データスライサ31に供給さ
れる。このデータスライサ31は、映像信号の垂直ブラ
ンキング期間に多重された双方向番組情報を抽出し、デ
ジタル信号に変換し、I/Oポート39cを介して制御
部300に入力する。このため、データスライサ31
は、双方向番組情報が多重されている水平区間の信号を
映像信号から抽出するためのゲート回路と、ゲートした
信号を2値化デジタル信号に変換するスライス回路とを
備えている。
【0056】制御部300はマイクロコンピュータによ
り構成され、CPU38と、プログラムROM36と、
ワークエリア用のRAM37と、I/Oポート39a、
39b、39c、39d、39e、39f、39g、3
9hとを備え、これらは、システムバス301を介して
接続されている。
【0057】また、システムバス301にはビデオRA
M32Vが接続されている。ビデオRAM32Vに対し
てはディスプレイコントローラ32Cが設けられてい
る。このディスプレイコントローラ32Cは、ビデオR
AM32Vに対するビデオデータの読み出し及び書き込
みを制御するとともに、読み出したビデオデータをアナ
ログ映像信号に変換する。そして、このディスプレイコ
ントローラ32Cから得られるアナログ映像信号は、映
像信号処理部25に供給され、制御部300からの映像
信号処理部25の制御と相俟って、インプットセレクタ
24からの映像信号に多重され、あるいは切り換えられ
て合成される。
【0058】ROM36には、前述のような文字多重形
式の副放送情報の取り込み処理プログラムのほか、各種
の制御プログラムが格納されると共に、表示に用いるフ
ォントやグラフィックのデータも格納される。また、R
OM36には、受信装置自身の設定情報やID情報など
が保存される。RAM37は主に演算のための作業領域
として利用される。そして、ビデオRAM32Vは表示
に用いられる。
【0059】また、リモコンデコード部35がシステム
バス301に接続されており、リモコンコマンダ33か
らの例えば赤外線リモコン信号は、リモコン信号受信部
34で受信され、リモコンデコード部35でデコードさ
れ、制御部300に入力される。
【0060】モデム30は、通信データの変調復調を行
なうものであり、電話網に繋がる電話回線に接続されて
いる。また、このモデム30を介して電話端末を接続す
ることも可能であり、双方向テレビ番組に対する返信と
電話端末の使用による通信とを切り換えるNCU(ネッ
トワーク・コントロール・ユニット)を、このモデム3
0は備えている。
【0061】40は、正確な現在時刻を提供するため
に、この受信装置に内蔵されている時計回路である。こ
の時計回路は、いわゆるカレンダー機能を備え、例え
ば、水晶振動子を用いた発振器と、この発振器の発振出
力を分周して、年、月、曜日、日、時、分、秒の情報を
得るカウンタを備える。そして、年、月、曜日、日、
時、分、秒の情報をI/Oポート39hを介して制御部
300に入力する。
【0062】次に、上述した構成の受信装置において、
双方向番組の受信時の動作について説明する。
【0063】インプットセレクタ24から出力された映
像信号は、上述したように映像信号処理部25に供給さ
れるとともに、データスライサ31に供給され、映像信
号に多重されているデータ(双方向番組の関連情報)が
抽出され、デジタル信号とされて、I/Oポート39c
を介して制御部300に取り込まれる。
【0064】そして、このデータにより選択手順を指示
するメニューなどが受像管26に表示され、あるいは、
音声による入力の指示がされる。このとき、返信先の情
報や返信のための通信環境のための情報がRAM37に
記録される。
【0065】こうして、受像管26に映出される映像
と、スピーカ29R、29Lにより出力される音声とに
より視聴者に双方向テレビ番組が提供される。そして、
上述したように、映像信号に多重されたデータにより映
出される選択メニューや音声により、視聴者の選択入力
などの応答操作が要求される。
【0066】これに対応する視聴者が選択入力などの応
答操作は、リモコンコマンダ33により行なわれ、リモ
コン信号としてリモコン信号受信部34に供給される。
そして、リモコンデコード部35によりデコードされ、
デコードされた内容は、I/Oポート39eを介して制
御部300に入力される。リモコンコマンダ33で操作
した選択入力の内容などは、メニュー画面に表示され
る。例えば選択入力した選択肢が反転表示されるなどの
表示がされる。
【0067】そして、応答操作があったとき、制御部3
00は、I/Oポート39cより取り込んだ多重データ
の中の時刻情報と、時計回路40よりの現在時刻とを比
較し、両時刻が一致あるいは両時刻の差が、時計の誤差
を見込んだ所定時間差以内であるか否か判別する。そし
て、両時刻が一致あるいは両時刻の差が、所定時間差以
内である場合には、現在放送中の双方向テレビ放送を受
信している場合であると判別し、モデム30を介して、
返信先がダイヤルされ、視聴者が行なった選択結果など
が送信される。
【0068】一方、インプットセレクタ24からの出力
信号が、外部入力端子VI、AU1、AU2を通じた、
例えばVTRにより録画された双方向テレビ番組の再生
信号である場合には、I/Oポート39cより取り込ん
だ多重データの中の時刻情報と、時計回路40よりの現
在時刻とを比較すると、両時刻は不一致で、かつ、所定
時間以上、隔たったものとなる。これにより、現在視聴
中の番組は、現在放送中の番組ではないと判別され、こ
のときは、視聴者の応答操作があっても、応答情報の送
信は行わないように制御部300で制御される。また、
視聴者には、応答が受け付けられない旨の警告が発せら
れる。
【0069】なお、外部入力端子VI、AU1、AU2
を通じたVTRからの信号であっても、再生信号ではな
く、VTRの内蔵チューナの出力であるときもある。こ
のときには、データスライサで抽出した多重データから
得た時刻情報と、時計回路40の現在時刻とを比較した
ときには、両者は一致あるいは両者の時間差が所定の時
間内となるので、視聴者にそのときに提供されている番
組が現在放送中の番組であると正しく識別される。
【0070】すなわち、外部入力端子からの信号であっ
ても、それがVTRの内蔵チューナからの信号である場
合のように、現在放送中の番組であれば、それを正しく
認識して、双方向番組であれば、応答の返信送信動作が
行われるものである。
【0071】図2は、上記のようにして、受信している
放送信号が、現在放送中の放送信号であるか否かを確実
に判断して、双方向番組に対する応答情報の送信を制御
するようにする制御部300の制御動作の流れ図であ
る。図2について、以下に説明する。
【0072】制御部300は、双方向テレビ放送に対し
ての返信要求が発生したかどうかを監視している(ステ
ップ101)。双方向テレビ番組を視聴している視聴者
が、例えば、双方向番組により出題された問題の解答を
選択手順に従って選択し、回答を返信するための返信キ
ーを押下すると、返信動作の開始要求が発生する。この
返信動作の開始要求を検知すると、ステップ101から
ステップ102に進み、データスライサ31により抽出
され、制御部300でデコードされた多重データに時刻
情報(TT)が含まれているか否かを検出する(ステッ
プ102)。
【0073】多重データに時刻情報(TT)が存在した
場合、内蔵の時計回路(RTC)40から現在時刻RT
を読み取る(ステップ103)。そして、時刻情報TT
と、時計回路40からの現在時刻RTとの差Tをもとめ
(ステップ104)、差Tの絶対値|T|が所定の範囲
内にあるかどうかを判断する(ステップ105)。所定
の範囲は、時計回路40の誤差を考慮したものであり、
例えば±2〜±3分程度に設定される。このステップ1
05において、時間の差Tの絶対値が所定の範囲内にあ
れば、返信動作、すなわち、応答情報のモデム30を介
しての送信の処理が開始される(ステップ106)。
【0074】ステップ102において、多重データがな
い、あるいは、多重データの中に時刻情報がないと判別
された場合と、ステップ105において時間差Tの絶対
値が所定の範囲外であった場合には、「応答できませ
ん」などの警告メッセージを受像管26に表示させた
り、警告音をスピーカ29R,29Lから出力する(ス
テップ107)。そして、応答情報の送信動作は開始さ
せない。
【0075】なお、図1と図2の実施例では、現在時刻
を受信装置が内蔵している時計回路40により提供し
た。しかし、図1の実施例の受信装置は、モデム30を
有しているので、例えば、デジタルデータによる時報サ
ービスを行なう時報サービス局があれば、このサービス
局へモデム30と電話回線を介して通信し、このサービ
ス局から現在時刻情報を得て、多重データから抽出した
時刻情報と比較することもできる。
【0076】また、図2では、時刻情報(TT)と現在
時刻(RT)との差(T)が所定の範囲内にあるか否か
により、視聴している番組は放送中の番組か否かを識別
した。しかし、上述のように、デジタルデータによる時
報サービスを行なう時報サービス局からの正確な現在時
刻情報があれば、この時報サービス局の時刻情報と、こ
れと同等の精度の放送局からの多重データに含まれる時
刻情報とが一致したときに、現在放送中の番組を視聴し
ていると判断するようにしてもよい。
【0077】また、内蔵の時計回路40の時刻を常に正
確に保持するために、時刻修整のためのキーを設け、こ
のキーを操作したときに時報サービス局に自動ダイヤル
し、上記時報サービス局からの時刻情報により時刻修正
を行うようにしてもよい。
【0078】なお、放送信号に多重される時刻情報を常
時または必要に応じて随時に、受像管26に表示(例え
ば、スーパー・インポーズなどにより)することが可能
である。このように、視聴中の番組の信号から抽出した
時刻情報を画面に表示した場合には、この画面の表示時
刻からユーザは、現在視聴中の番組が、現在放送中の番
組であるか否かを認識することも可能である。
【0079】そして、放送信号から抽出した時刻情報
に、内蔵の時計回路40の時間合わせをするキーを、例
えばリモコンコマンダや受信装置に設け、この時間合わ
せキーを操作して、時計回路40を常に放送局の時刻情
報に合った正確な時刻に合わせることができる。このと
き、前記の画面の時刻表示により現在放送中の番組から
抽出した時刻情報であることを確認するとよい。
【0080】また、多重データの時刻情報TTと時計回
路40が提供する現在時刻RTの比較結果により、「テ
レビ」、「ビデオ」などと、現在視聴中の番組ソース
を、受像管26に表示させることも可能であり、さらに
は、これらの表示は視聴者の操作により、必要なときに
表示して、それ以外では表示させないようにすることも
可能である。
【0081】なお、上述したような双方向テレビ放送に
限らず、放送信号に多重されるデータが、放送される日
時において意味を成すデータである場合の多重放送にお
いて、この発明による放送信号の受信装置は有効であ
る。
【0082】そして、音声多重の副音声信号としてデー
タを多重したり、多重データを搬送するために主放送信
号としての映像信号や音声信号とは別の帯域の信号を用
いる多重放送の場合にも、多重データの抽出、デコード
処理の部分を変更するだけで対応することができる。
【0083】さらに、ラジオ放送、衛生放送、ケーブル
テレビ放送の場合でも、この発明による放送信号の受信
装置は有効である。ケーブルテレビのときには、応答の
送信は双方向ケーブルを介して行うようにもできる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ユーザに提供されている放送番組が、現在放送中の
番組か、VTRなどにより再生された番組かを意識する
ことなく視聴することができる。そして、双方向番組の
ときには、VTRなどにより再生された番組を視聴して
いるときに、誤って返信操作をしても返信操作を実行し
ないように制御することができる。
【0085】また、誤動作による双方向テレビ番組への
返信動作を防ぎ、不必要な返信動作のための電話回線の
使用を防止できるため、電話回線の負荷を軽減し、無駄
な電話料金の節約にもなる。
【0086】さらに、この発明によれば、放送信号に多
重されている時刻情報と、現在時刻とを比較して、現在
放送中の番組であるか否かを識別するようにしたので、
例えばVTRの内蔵チューナを用いて双方向テレビ番組
を視聴しているときにも、双方向テレビ番組に参加する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による放送信号の受信装置の一実施例
の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明による放送信号の受信装置の一実施例
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1の実施例の説明で用いる双方向テレビ放送
において、放送信号に多重されるデータのフォーマット
の例を示す図である。
【図4】図1の実施例の説明で用いる双方向テレビ放送
において、放送信号に多重される時刻情報について説明
するための図である。
【図5】図1の実施例の説明で用いる双方向テレビ放送
において、視聴者側から返信される返信データのフォー
マットの例を示す図である。
【符号の説明】
21 チューナ 22 中間周波回路 23 音声多重デコーダ 24 インプットセレクタ 25 映像信号処理部 26 受像管 27 音声信号処理部 28R,28L アンプ 29R,29L スピーカー 30 モデム 31 データスライサ 32 ビデオRAM 33 リモコン 34 リモコン信号受信部 35 リモコンデコード部 36 ROM 37 RAM 38 CPU 40 RTC 300 制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻情報を含むデータが多重された放送
    信号の受信装置であって、 上記放送信号を受信する受信手段と、 上記放送信号に多重された時刻情報を抽出する手段と、 上記抽出された時刻情報と現在時刻とを比較し、比較結
    果からユーザに提供されている放送番組が、現在放送中
    のものであるか否かを識別する識別手段とを備える放送
    信号の受信装置。
  2. 【請求項2】 上記識別手段は、上記抽出された時刻情
    報と現在時刻との差が、所定範囲内であるか否かによ
    り、ユーザに提供されている放送番組が、現在放送中の
    ものであるか否かを識別する請求項1に記載の放送信号
    の受信装置。
  3. 【請求項3】 上記データが多重された放送信号は、双
    方向テレビ放送の放送信号である請求項1または請求項
    2に記載の放送信号の受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の放送信号の受信装置に
    おいて、 双方向番組に対する応答を入力する入力手段を備え、 上記入力手段により上記双方向番組に対する応答操作が
    あったときに、上記識別手段により、ユーザに提供され
    ている放送番組が、現在放送中のものでないと識別され
    た場合には、ユーザに警告を出力する警告手段を有する
    放送信号の受信装置。
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