JPH07242060A - 記録材料 - Google Patents

記録材料

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JPH07242060A
JPH07242060A JP6033497A JP3349794A JPH07242060A JP H07242060 A JPH07242060 A JP H07242060A JP 6033497 A JP6033497 A JP 6033497A JP 3349794 A JP3349794 A JP 3349794A JP H07242060 A JPH07242060 A JP H07242060A
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JP
Japan
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group
same manner
dimethoxydiphenylamine
methyl
color
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Pending
Application number
JP6033497A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Yanagihara
直人 柳原
Ken Iwakura
謙 岩倉
Masajiro Sano
正次郎 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP6033497A priority Critical patent/JPH07242060A/ja
Publication of JPH07242060A publication Critical patent/JPH07242060A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発色体の光堅牢性の高い記録材料を提供する
こと。 【構成】 電子供与性無色染料と電子受容性化合物を使
用した記録材料において、一般式(1)で表されるN−
アルキルジフエニルアミン誘導体と紫外線吸収剤を含む
ことを特徴とする記録材料。 一般式(1) 【化1】 式中、R1 およびR2 はアルコキシ基、アリールオキシ
基、アルキルチオ基を、R3 、R4 、R5 およびR6 は
水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基を
表す。Rはアルキル基、シクロアルキル基を表す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録材料に関し、特に発
色体の光堅牢性を改良した記録材料に関する。
【0002】
【従来の技術】電子供与性無色染料と電子受容性化合物
を使用した記録材料は、感圧紙、感熱紙、感光感圧紙、
通電感熱記録紙、感熱転写紙等として既によく知られて
いる。たとえば英国特許第2140449号、米国特許
第4480052号、同第4436920号、特公昭6
0−23992号公報、特開昭57−179836号公
報、同60−123556号公報、同60−12355
7号公報などに詳しい。記録材料として、近年、発色濃
度および発色体の堅牢性などの特性改良に対する研究が
鋭意行われている。発色体の光堅牢性に関しては、酸化
防止剤、一重項酸素クエンチャー、UV吸収剤、芳香族
アミン誘導体などの添加剤で向上する試みがなされてい
るものの、添加剤そのものが着色していたり、効果が少
ないなどの問題がある。
【0003】芳香族アミン誘導体を記録材料に使用した
例は幾つか知られている。ジアリールアミン誘導体につ
いては特開昭61−137770号公報、同61−16
0287号公報など、トリアリールアミン誘導体につい
ては特公昭50−11294号公報に例が知られている
が、これらのものは発色体の光堅牢性に改良効果が充分
とはいえない。
【0004】本発明者らは、発色体の光堅牢性改良に関
して鋭意検討した結果、特に特定の酸化電位を有するN
−アルキルジフエニルアミン誘導体と紫外線吸収剤の組
み合わせることにより、発色体の光堅牢性を飛躍的に向
上することを見出した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は発色体の光堅
牢性の良好な記録材料を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は電子供与性無
色染料と電子受容性化合物を使用した記録材料におい
て、一般式(1)で表されるN−アルキルジフエニルア
ミン誘導体と紫外線吸収剤を含むことを特徴とする記録
材料により達成された。一般式(1)
【0007】
【化4】
【0008】式中、R1 およびR2 は同一でも異なって
いてもよくアルコキシ基、アリールオキシ基、アルキル
チオ基を、R3 、R4 、R5 およびR6 は同一でも異な
っていてもよく水素原子、アルキル基、アルケニル基、
アルコキシ基を表す。Rはアルキル基を表す。Rはアル
キル基、シクロアルキル基を表す。Rはベンゼン環と縮
合して環を形成していてもよい。
【0009】上記一般式(1)において、R1 およびR
2 のうち炭素数1から20のアルコキシ基、炭素数6か
ら15のアリールオキシ基、炭素数1から20のアルキ
ルチオ基が好ましく、これらは更にアルキル基、アルコ
キシ基、アリール基、アリールオキシ基で置換されてい
てもよい。特には炭素数1から15のアルコキシ基、炭
素数6から10のアリールオキシ基、炭素数1から15
のアルキルチオ基が好ましい。具体的にはメトキシ基、
エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n
−ブトキシ基、イソブチルオキシ基、sec−ブチルオ
キシ基、n−ペンチルオキシ基、イソペンチルオキシ
基、n−ヘキシルオキシ基、n−オクチルオキシ基、2
−エチルヘキシルオキシ基、n−ノニルオキシ基、n−
デシルオキシ基、n−ドデシルオキシ基、フエノキシ
基、4−メトキシフエノキシ基、2−メトキシエトキシ
基、2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ基、メチル
チオ基、エチルチオ基、n−ブチルチオ基、n−デシル
チオ基などが挙げられる。
【0010】上記一般式(1)において、R3 、R4 、
R5 およびR6 のうち水素原子、炭素数1から8のアル
キル基、炭素数2から8のアルケニル基、炭素数1から
20のアルコキシ基が好ましい。これらは更にアルキル
基、アルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基で置
換されていてもよい。特には水素原子、炭素数1から4
のアルキル基、炭素数2から4のアルケニル基炭素数1
から15のアルコキシ基が好ましい。具体的には水素原
子、メチル基、エチル基、イソプロピル基、n−プロピ
ル基、n−ブチル基、アリル基、メトキシ基、エトキシ
基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキ
シ基、イソブチルオキシ基、sec−ブチルオキシ基、
n−ペンチルオキシ基、イソペンチルオキシ基、n−ヘ
キシルオキシ基、n−オクチルオキシ基、2−エチルヘ
キシルオキシ基、n−ノニルオキシ基、n−デシルオキ
シ基、n−ドデシルオキシ基、フエノキシ基、メトキシ
フエノキシ基、2−メトキシエトキシ基、2−(2−メ
トキシエトキシ)エトキシ基などが挙げられる。
【0011】上記一般式(1)において、Rとしては炭
素数1から30のアルキル基、炭素数3から10のシク
ロアルキル基が好ましく、特には炭素数1から20のア
ルキル基、炭素数5から8のシクロアルキル基が好まし
い。これらの基は更にアルコキシ基、アリール基、アリ
ールオキシ基、ヒドロキシ基で置換されていてもよい。
具体的にはメチル基、エチル基、イソプロピル基、n−
プロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブ
チル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル
基、n−ヘキシル基、n−オクチル基、2−エチルヘキ
シル基、n−ノニルオキシ基、n−デシルオキシ基、n
−ドデシルオキシ基、n−オクタデシル基、ベンジル
基、メチルベンジル基、イソプロピルベンジル基、ジメ
チルベンジル基、2−メトキシエチル基、2−フエノキ
シエチル基、1−メチル−2−フエノキシエチル基、2
−フエノキシプロピル基、3−フエノキシプロピル基、
2−(2−メトキシエトキシ)エチル基、2−(4−メ
トキシフエノキシ)エチル基、2−フエニルエチル基、
1−フエニルエチル基、2−ヒドロキシエチル基、3−
ヒドロキシプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル基などが挙げられる。
【0012】上記一般式(1)におけるRがベンゼン環
と縮合して環を形成する場合、縮合環としては次のもの
が好ましい。
【0013】
【化5】
【0014】次に本発明に係るN−アルキルジフエニル
アミン誘導体の具体的な化合物を例示するが、本発明は
それにより限定されるものではない。
【0015】N−メチル−4,4′−ジメトキシジフエ
ニルアミン、N−エチル−4,4′−ジメトキシジフエ
ニルアミン、N−n−プロピル−4,4′−ジメトキシ
ジフエニルアミン、N−イソプロピル−4,4′−ジメ
トキシジフエニルアミン、N−n−ブチル−4,4′−
ジメトキシジフエニルアミン、N−イソブチル−4,
4′−ジメトキシジフエニルアミン、N−sec−ブチ
ル−4,4′−ジメトキシジフエニルアミン、N−t−
ブチル−4,4′−ジメトキシジフエニルアミン、N−
n−ペンチル−4,4′−ジメトキシジフエニルアミ
ン、N−イソペンチル−4,4′−ジメトキシジフエニ
ルアミン、N−n−ヘキシル−4,4′−ジメトキシジ
フエニルアミン、N−n−オクチル−4,4′−ジメト
キシジフエニルアミン、N−(2−エチルヘキシル)−
4,4′−ジメトキシジフエニルアミン、N−n−ノニ
ル−4,4′−ジメトキシジフエニルアミン、N−n−
デシル−4,4′−ジメトキシジフエニルアミン、N−
n−ドデシル−4,4′−ジメトキシジフエニルアミ
ン、N−n−オクタデシル−4,4′−ジメトキシジフ
エニルアミン、
【0016】N−ベンジル−4,4′−ジメトキシジフ
エニルアミン、N−(4−メチルベンジル)−4,4′
−ジメトキシジフエニルアミン、N−(4−イソプロピ
ルベンジル)−4,4′−ジメトキシジフエニルアミ
ン、N−(3,4−ジメチルベンジル)−4,4′−ジ
メトキシジフエニルアミン、N−(2,3−ジメチルベ
ンジル)−4,4′−ジメトキシジフエニルアミン、N
−(2−メトキシエチル)−4,4′−ジメトキシジフ
エニルアミン、N−(2−フエノキシエチル)−4,
4′−ジメトキシジフエニルアミン、N−(1−メチル
−2−フエノキシエチル)−4,4′−ジメトキシジフ
エニルアミン、N−(2−フエノキシプロピル)−4,
4′−ジメトキシジフエニルアミン、N−(3−フエノ
キシプロピル)−4,4′−ジメトキシジフエニルアミ
ン、N−〔2−(2−メトキシエトキシ)エチル〕−
4,4′−ジメトキシジフエニルアミン、N−〔2−
(4−メトキシフエノキシ)エチル〕−4,4′−ジメ
トキシジフエニルアミン、N−(2−フエニルエチル)
−4,4′−ジメトキシジフエニルアミン、N−(1−
フエニルエチル)−4,4′−ジメトキシジフエニルア
ミン、N−(2−ヒドロキシエチル)−4,4′−ジメ
トキシジフエニルアミン、N−(3−ヒドロキシプロピ
ル)−4,4′−ジメトキシジフエニルアミン、N−メ
チル−4,4′−ジ−n−オクチルオキシジフエニルア
ミン、N−エチル−4,4′−ジ−n−ヘキシルオキシ
ジフエニルアミン、N−n−プロピル−4,4′−ジ−
n−ブチルオキシジフエニルアミン、N−イソプロピル
−4,4′−ジエトキシジフエニルアミン、
【0017】N−n−ブチル−4,4′−ジメチルチオ
ジフエニルアミン、N−メチル−4,4′−ジフエノキ
シジフエニルアミン、N−sec−ブチル−4,4′−
ジエチルチオジフエニルアミン、N−メチル−4,4′
−ジメトキシ−3−メチルジフエニルアミン、N−メチ
ル−4,4′−ジメトキシ−2−メチルジフエニルアミ
ン、N−メチル−4,4′−ジメトキシ−3−アリルジ
フエニルアミン、N−メチル−4,4′−ジメトキシ−
3,3′−ジアリルジフエニルアミン、N−メチル−
2,4,4′−トリメトキシジフエニルアミン、N−メ
チル−3,4,4′−トリメトキシジフエニルアミン、
N−エチル−2,4,4′−トリメトキシジフエニルア
ミン、N−n−ブチル−3,4,4′−トリメトキシジ
フエニルアミン、N−メチル−3,4,4′,5−テト
ラメトキシジフエニルアミン、N−メチル−3,4,
3′,4′−テトラメトキシジフエニルアミン、N−メ
チル−2,4,2′,4′−テトラメトキシジフエニル
アミン、N−メチル−2,3,4,2′,3′,4′−
ヘキサメトキシジフエニルアミン、N−メチル−4−メ
トキシ−4′−エトキシジフエニルアミン、N−メチル
−4−メトキシ−4′−n−ブトキシジフエニルアミ
ン、N−メチル−4−メトキシ−4′−n−オクチルオ
キシジフエニルアミン、N−メチル−4−メトキシ−
4′−メチルチオジフエニルアミン、N−メチル−4−
メトキシ−4′−フエノキシジフエニルアミン、N−
(4−メトキシフエニル)−6−エトキシ−1,2,
3,4−テトラヒドロ−2,2,4−トリメチルキノリ
ン、N−(4−メトキシフエニル)−6−n−ブトキシ
−1,2,3,4−テトラヒドロ−2,2,4−トリメ
チルキノリン、N−(4−メトキシフエニル)−6−n
メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン、N
−(4−メトキシフエニル)−6−メトキシ−1,2−
ジヒドロ−2,2,4−トリメチルキノリン、N−(4
−メトキシフエニル)−6−エトキシ−1,2−ジヒド
ロ−2,2,4−トリメチルキノリン、N−(4−メト
キシフエニル)−5−メトキシインドリン、N−シクロ
ヘキシル−4,4′−ジメトキシジフエニルアミン、N
−シクロペンチル−4,4′−ジメトキシジフエニルア
ミンなどが挙げられる。
【0018】本発明に係るN−アルキルジアリールアミ
ン誘導体の酸化電位は0.90vよりも低いものが好ま
しい。ここで述べる酸化電位とは回転白金電極と参照電
極に飽和カロメル電極を用いたポーラログラフィックア
ナライザー(P−1100,Yanaco製)により、
テトラエチルアンモニウムパークロレート(Et4 N +
ClO4 - )のアセトニトリル溶液(0.1モル濃度)
中で測定した第一酸化電位のことを意味する。この場
合、トリフエニルアミンの酸化電位は0.92v(10
回の平均値)である。この値は文献値(E.T.SeO
et al.,J.Am.Chem.Soc.,8
8,3498(1966))と一致するものである。
【0019】本発明に係るN−アルキルジアリールアミ
ン誘導体は画像の光堅牢性の点からその酸化電位は低い
ものの方が好ましい。一方、N−アルキルジアリールア
ミン誘導体自身の抗酸化耐性の点からその酸化電位はあ
まり低くない方が好ましい。具体的には本発明に係るN
−アルキルジアリールアミン誘導体の酸化電位は0.2
5vから0.85vの範囲に有ることが好ましく、特に
は0.40vから0.80vの範囲に有ることが好まし
い。
【0020】本発明に係るN−アルキルジアリールアミ
ン誘導体の酸化電位の一例を以下に示す。N−メチル−
4,4′−ジメトキシジフエニルアミン(0.57
v)、N−イソプロピル−4,4′−ジメトキシジフエ
ニルアミン(0.57v)、N−シクロヘキシル−4,
4′−ジメトキシジフエニルアミン(0.58v)、N
−メチル−3,4,4′−トリメトキシジフエニルアミ
ン(0.52v)。
【0021】本発明に係るN−アルキルジフエニルアミ
ン誘導体は単独で用いても2種以上のN−アルキルジフ
エニルアミン誘導体を併用して用いてもよい。また、本
発明に係るN−アルキルジフエニルアミン誘導体を紫外
線吸収剤と併用して用いると画像の光堅牢性は非常に向
上する。
【0022】本発明に係る紫外線吸収剤のうち、下記一
般式(2)または一般式(3)で表わされるベンゾトリ
アゾール系化合物が好ましい。一般式(2)
【0023】
【化6】
【0024】式中、R7 は水素原子、アルキル基、シク
ロアルキル基、アラルキル基、アルケニル基、アリール
基及びハロゲン原子を、R8 は水素原子、アルキル基、
シクロアルキル基、アラルキル基、アリール基及びハロ
ゲン原子を、R9 は水素原子、アルキル基、アルコキシ
基、アラルキル基及びハロゲン原子を表す。一般式
(3)
【0025】
【化7】
【0026】式中、R7 およびR9 は前述の同じ置換基
を、Xはアルキレン基を表す。
【0027】一般式(2)に於いて、R7 で表される置
換基のうち、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、
炭素数5〜7のシクロアルキル基、炭素数7〜9のアラ
ルキル基、炭素数3〜5のアルケニル基、炭素数6〜1
0のアリール基、ハロゲン原子が好ましく、特に、水素
原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数7〜9のアラ
ルキル基、炭素数3〜5のアルケニル基、炭素数6〜1
0のアリール基、ハロゲン原子が好ましい。具体的に
は、水素原子、メチル基、エチル基、イソプロピル基、
t−ブチル基、t−アミル基、t−ヘキシル基、t−オ
クチル基、sec−ブチル基、sec−アミル基、se
c−ヘキシル基、ベンジル基、α−メチルベンジル基、
α,α−ジメチルベンジル基、アリル基が好ましい。
【0028】一般式(2)に於いて、R8 で表される置
換基のうち、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、
炭素数5〜7のシクロアルキル基、炭素数7〜9のアラ
ルキル基、炭素数6〜10のアリール基、ハロゲン原子
が好ましく、特に、水素原子、炭素数1〜12のアルキ
ル基、炭素数7〜9のアラルキル基、炭素数6〜10の
アリール基、ハロゲン原子が好ましい。アルキル基は炭
素数1から8のアルコキシカルボニル基で置換されてい
てもよい。アルコキシカルボニル基のアルコキシ基は更
にアルコキシ基で置換されていてもよい。R8 として、
具体的には、水素原子、メチル基、エチル基、イソプロ
ピル基、t−ブチル基、t−アミル基、t−ヘキシル
基、t−オクチル基、sec−ブチル基、sec−アミ
ル基、sec−ヘキシル基、ベンジル基、α−メチルベ
ンジル基、α,α−ジメチルベンジル基、2−メトキシ
カルボニルエチル基、2−n−オクチルオキシカルボニ
ルエチル基が好ましい。
【0029】一般式(2)に於いて、R9 で表される置
換基のうち、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭
素数1〜8のアルコキシ基、炭素数7〜9のアラルキル
基、ハロゲン原子が好ましく、特に、水素原子、炭素数
1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ基が好
ましい。具体的には、水素原子、塩素原子、メチル基、
エチル基、メトキシ基、エトキシ基が好ましい。
【0030】一般式(3)に於いて、Xで表されるアル
キレン基のうち炭素数1から10のアルキレン基が好ま
しく、酸素原子やフエニレン基を含んでいてもよい。具
体的にはXとして、エチレン基、プロピレン基、ブチレ
ン基、エチレンオキシエチレン基、キシリレン基などが
好ましい。
【0031】一般式(2)で表わされる化合物の好まし
い化合物の具体例を以下に示すが、本発明はこれらに限
定されるものではない。
【0032】(1)2−(2−ヒドロキシ−5−メチル
フェニル)ベンゾトリアゾール (2)2−(2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール (3)2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチル
フェニル)ベンゾトリアゾール (4)2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−α−メチル
ベンジルフェニル)ベンゾトリアゾール (5)2−〔2−ヒドロキシ−3,5−ビス(α,α−
ジメチルベンジル)フェニル〕ベンゾトリアゾール (6)5−クロロ−2−(2−ヒドロキシ−3−t−ブ
チル−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール (7)2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−アミル
フェニル)ベンゾトリアゾール (8)5−クロロ−2−〔2−ヒドロキシ−3−t−ブ
チル−5−(2−エチルヘキシルオキシカルボニルエチ
ル)フエニル〕ベンゾトリアゾール (9)5−クロロ−2−〔2−ヒドロキシ−3−t−ブ
チル−5−(オクチルオキシカルボニルエチル)フエニ
ル〕ベンゾトリアゾール (10)5−クロロ−2−〔2−ヒドロキシ−3−t−
ブチル−5−(メトキシカルボニルエチル)フエニル〕
ベンゾトリアゾール等が挙げられる。
【0033】一般式(3)で表わされる化合物の好まし
い化合物の具体例を以下に示すが、本発明はこれらに限
定されるものではない。
【0034】
【化8】
【0035】ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤は単独
で用いても、2種以上混合して用いてもよい。
【0036】本発明においては、ベンゾトリアゾール系
紫外線吸収剤に加え、他の紫外線吸収剤を用いてもよ
い。併用できる紫外線吸収剤として好ましいものは、ベ
ンゾフェノン系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収
剤、シアノアクリレート系紫外線吸収剤、オキザリック
アシッドアニリド紫外線吸収剤などが挙げられる。これ
らの例は特開昭58−212844号、同59−466
46号、同59−109055号、特公昭36−104
66号、同42−26187号、同48−5496号、
同48−41572号、米国特許第3,754,919
号、同4,220,711号、特公昭48−31255
号、同50−10726号、米国特許第2,719,0
86号、同3,707,375号、特公昭48−304
92号、特開昭47−10537号、同58−1119
42号、同59−19945号、同63−53544号
等に記載されている。
【0037】ベンゾフエノン系紫外線吸収剤の具体例と
しては、2,4−ジヒドロキシベンゾフエノン、2−ヒ
ドロキシ−4−メトキシベンゾフエノン、2−ヒドロキ
シ−4−n−オクチルオキシベンゾフエノン、2−ヒド
ロキシ−4−n−ドデシルオキシベンゾフエノン、2,
2′−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシベンゾフエ
ノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベン
ゾフエノン等が挙げられる。
【0038】サリチル酸系紫外線吸収剤の具体例として
は、フエニルサリシレート、p−t−ブチルフエニルサ
リシレート、p−t−オクチルフエニルサリシレート等
が挙げられる。
【0039】シアノアクリレート系紫外線吸収剤の具体
例としては、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,
3′−ジフエニルアクリレート、エチル−2−シアノ−
3,3′−ジフエニルアクリレート等が挙げられる。
【0040】紫外線吸収剤の使用量は電子供与性無色染
料に対し5〜200重量%が好ましく、特には10〜1
00重量%が好ましい。
【0041】本発明に係るN−アルキルジフエニルアミ
ン誘導体は従来より公知の蛍光増白剤、酸化防止剤と併
用してもよい。
【0042】併用できる蛍光増白剤として好ましいもの
は、クマリン系蛍光増白剤などが挙げられる。これらの
例は特公昭45−4699号、同54−5324号など
に記載されている。
【0043】併用できる酸化防止剤として好ましいもの
は、ヒンダードアミン系酸化防止剤、ヒンダードフエノ
ール系酸化防止剤、アニリン系酸化防止剤、キノリン系
酸化防止剤などが挙げられる。これらの例は特開昭59
−155090号、同60−107383号、同60−
107384号、同61−137770、同61−13
9481号、同61−160287などに記載されてい
る。
【0044】本発明に係る電子供与性無色染料は従来よ
り公知のトリフェニルメタンフタリド系化合物、フルオ
ラン系化合物、フェノチアジン系化合物、インドリルフ
タリド系化合物、ロイコオーラミン系化合物、ローダミ
ンラクタム系化合物、トリフェニルメタン系化合物、ト
リアゼン系化合物、スピロピラン系化合物、フルオレン
系化合物など各種の化合物を使用することができる。フ
タリド類の具体例は米国再発行特許明細書第23,02
4号、米国特許明細書第3,491,111号、同第
3,491,112号、同第3,491,116号およ
び同第3,509,174号、フルオラン類の具体例は
米国特許明細書第3,624,107号、同第3,62
7,787号、同第3,641,011号、同第3,4
62,828号、同第3,681,390号、同第3,
920,510号、同第3,959,571号、スピロ
ジピラン類の具体例は米国特許明細書第3,971,8
08号、ピリジン系およびピラジン系化合物類は米国特
許明細書第3,775,424号、同第3,853,8
69号、同第4,246,318号、フルオレン系化合
物の具体例は特開昭63−94878号等に記載されて
いる。
【0045】本発明の記録材料に用いられる電子受容性
化合物としては、フェノール誘導体、サリチル酸誘導
体、芳香族カルボン酸の金属塩、酸性白土、ベントナイ
ト、ノボラック樹脂、金属処理ノボラック樹脂、金属錯
体などが挙げられる。これらの例は特公昭40−930
9号、特公昭45−14039号、特開昭52−140
483号、特開昭48−51510号、特開昭57−2
10886号、特開昭58−87089号、特開昭59
−11286号、特開昭60−176795号、特開昭
61−95988号等に記載されている。
【0046】本発明の記録材料を感圧紙に用いる場合に
は、米国特許第2,505,470号、同2,505,
471号、同2,505,489号、同2,548,3
66号、同2,712,507号、同2,730,45
6号、同2,730,457号、同3,103,404
号、同3,418,250号、同4,010,038号
などの先行特許に記載されているように種々の形態をと
りうる。最も一般的には電子供与性無色染料および電子
受容性化合物を別々に含有する少なくとも一対のシ−ト
から成る。
【0047】カプセルの製造方法については、米国特許
2,800,457号、同2,800,458号に記載
された親水性コロイドゾルのコアセルベーションを利用
した方法、米国特許3,287,154号、英国特許8
67,797号、同950,443号、同989,26
4号、同990,443号、同1,091,076号、
特公昭38−19574号、同42−446号、同42
−771号などに記載された界面重合法、米国特許3,
418,250号、同3,660,304号に記載され
たポリマーの析出による方法、米国特許3,418,2
50号に記載されたイソシアネートポリオール壁材料を
用いる方法、米国特許3,914,511号に記載され
たイソシアネート壁材料を用いる方法、米国特許4,0
01,140号、同4,087,376号、同4,08
9,802号に記載された尿素−ホルムアルデヒド系、
尿素ホルムアルデヒド−レゾルシノール系壁材料を用い
るメラミン−ホルムアルデヒド樹脂、ヒドロキシプロピ
ルピルセルロース等の壁形成材料を用いる方法、特公昭
36−9168号、特開昭51−9079号に記載され
たモノマーの重合によるin−situ方、英国特許9
52,807号、同965,074号に記載された電解
分散冷却法、米国特許3,111,407号、英国特許
930,422号に記載されたスプレードライング法な
どがある。これらに限定されるものではないが、芯物質
を乳化した後マイクロカプセル壁として高分子膜を形成
することが好ましい。
【0048】一般的には、電子供与性無色染料と本発明
のN−アルキルジフエニルアミン誘導体を混合して、溶
媒(アルキル化ナフタレン、アルキル化ジフェニル、ア
ルキル化ジフェニルメタン、アルキル化ターフェニル、
塩素化パラフィンなどの合成油:木綿油、ヒマシ油など
の植物油:動物油:鉱物油あるいはこれらの混合物な
ど)に溶解し、これをマイクロカプセル中に含有させ、
紙、上質紙、プラスチックシート、樹脂コートテッド紙
などに塗布することにより発色剤シートをうる。また電
子受容性化合物および必要に応じて添加剤を単独又は混
合して、スチレンブタジエンラテックス、ポリビニール
アルコールの如きバインダー中に分散させ、顔料ととも
に紙、プラスチックシート、樹脂コートテッド紙などの
支持体に塗布することにより顕色剤シートを得る。
【0049】バインダーとしてはカルボキシ変性スチレ
ンブタジエンラテックスと水溶性高分子を併用すること
が、耐光性、耐水性の点から好ましい。また顔料として
は平均粒径5.0μ以下の炭酸カルシウムを、全顔料の
60重量%以上用いるのが、顕色能の点から好ましい。
電子供与性無色染料および電子受容性化合物の使用量は
所望の塗布厚、感圧記録紙の形態、カプセルの製法、そ
の他の条件によるのでその条件に応じて適宜選べばよ
い。当業者がこの使用量を決定することは容易である。
【0050】感熱紙に用いる場合には、特開昭62−1
44,989号、特開平1−87291号明細書等に記
載されているような形態をとる。具体的には,電子供与
性無色染料、電子受容性化合物および本発明に係るN−
アルキルジフエニルアミン誘導体は各々単独または混合
して分散媒中で10μ以下、好ましくは3μ以下の粒径
まで粉砕分散して用いる。分散媒としては、一般に0.
5ないし10%程度の濃度の水溶高分子水溶液が用いら
れ分散はボールミル、サンドミル、横型サンドミル、ア
トライタ、コロイダルミル等を用いて行われる。
【0051】使用されるN−アルキルジフエニルアミン
誘導体と電子供与性無色染料の比は、重量比で0.0
1:1から20:1の間が好ましく、さらには0.1:
1から10:1の間が特に好ましい。電子供与性無色染
料と電子受容性化合物の比は、重量比で1:10から
1:1の間が好ましく、さらには1:5から2:3の間
が特に好ましい。
【0052】その際、熱応答性を改良するために熱可融
性物質を感熱発色層に含有させることができる。熱可融
性物質としては、芳香族エーテル、チオエーテル、エス
テル及び又は脂肪族アミド又はウレイドなどがその代表
である。これらの例は特開昭58−57989号、同5
8−87094号、同61−58789号、同62−1
09681号、同62−132674号、同63−15
1478号、同63−235961号、特開平2−18
4489号、同2−215585号などに記載されてい
る。
【0053】これらは電子供与性無色染料と同時又は電
子受容性化合物と同時に微分散して用いられる。これら
の使用量、電子受容性化合物に対して、20%以上30
0%以下の重量比で添加され、特に40%以上150%
以下が好ましい。
【0054】このようにして得られた塗液には、さらに
種々の要求を満たす為に必要に応じて添加剤が加えられ
る。添加剤の例としては記録時の記録ヘッドの汚れを防
止するために、バインダー中に無機顔料、ポリウレアフ
ィラー等の吸油性物質を分散させておくことが行われ、
さらにヘッドに対する離型性を高めるために脂肪酸、金
属石鹸などが添加される。したがって一般には、発色に
直接寄与する電子供与性無色染料、電子受容性化合物の
他に、熱可融性物質、顔料、ワックス、帯電防止剤、紫
外線吸収剤、消泡剤、導電剤、蛍光染料、界面活性剤な
どの添加剤が支持体上に塗布され、記録材料が構成され
ることになる。さらに必要に応じて感熱記録層の表面に
保護層を設けてもよい。
【0055】通常、電子供与性無色染料、電子受容性化
合物及び本発明のN−アルキルジフエニルアミン誘導体
は、バインダー中に分散して塗布される。バインダーと
しては水溶性のものが一般的であり、ポリビニルアルコ
−ル、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、エピクロルヒドリン変性ポリアミド、エ
チレン−無水マレイン酸共重合体、スチレン−無水マレ
イン酸共重合体、イソブチレン−無水マレインサリチル
酸共重合体、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸アミド、
メチロール変性ポリアクリルアミド、デンプン誘導体、
カゼイン、ゼラチン等があげられる。またこれらのバイ
ンダーに耐水性を付与する目的で耐水化剤を加えたり、
疎水性ポリマーのエマルジョン、具体的には、スチレン
−ブタジエンゴムラテックス、アクリル樹脂エマルジョ
ン等を加えることもできる。
【0056】得られた感熱塗液は、上質紙、下塗り層を
有する上質紙、合成紙、プラスチックフィルム等に塗布
される。この際JIS−8119で規定される平滑度が
500秒以上特に800秒以上の支持体を用いるのがド
ット再現性の点から特に好ましい。
【0057】本発明にかかるトリアリールアミン誘導体
は、米国特許4,399,209号、同4,551,4
07号、同4,440,846号、同4,536,46
3号、特開昭63−184738号、同58−8873
9号、同62−143044号、特開平2−18829
3号、同2−188294号、3−72358号、同3
−87827号、同4−226455号、同4−247
985号、同5−124360号、同5−294063
号等に記載の種々の記録材料に応用することができる。
【0058】
〔実施例1〕
1)電子供与性無色染料含有カプセルシートの調製 ポリビニルベンゼンスルホン酸の一部ナトリウム塩(ナ
シヨナルスタ−チ社製、VERSA、TL500)5部
を水95部に溶解する。これに水酸化ナトリウム水溶液
を加えてpH4.0とした。一方電子供与性無色染料の
2−アニリノ−3−メチル−6−ジ−n−ブチルアミノ
フルオランを6.8%と、本発明化合物であるN−メチ
ル−4,4′−ジメトキシジフエニルアミンを10%と
紫外線吸収剤として本発明具体的化合物例(1)の化合
物を10%溶解したジイソプロピルナフタレン100部
を前記ポリビニルベンゼンスルホン酸の一部ナトリウム
塩の5%水溶液100部に乳化分散して直径4.0μの
粒子サイズをもつ乳化液を得た。別にメラミン6部、3
7重量%ホルムアルデヒド水溶液11部、水30部を6
0°Cに加熱攪拌して透明なメラミンホルムアルデヒド
初期重合物の水溶液を得た。この水溶液を上記乳化液と
混合した。攪拌しながらリン酸水溶液でpHを6.0に
調節し、液温を65°Cに上げ6時間攪拌を続けた。こ
のカプセル液を室温まで冷却し水酸化ナトリウム水溶液
でpH9.0に調節した。この分散液に対して10重量
%ポリビニルアルコール水溶液200部およびデンプン
粒子50部を添加し、加水してマイクロカプセル分散液
の固形分濃度20%溶液を調整した。この塗液を50g
/m2 の原紙に5g/m2 の固形分が塗布されるように
エアナイフコーターにて塗布、乾燥し電子供与性無色染
料含有カプセルシートを得た。
【0059】2)電子受容性化合物シ−トの調製 3,5−ビス(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛1
4部、炭酸カルシウム80部、酸化亜鉛20部、ヘキサ
メタリン酸ナトリウム1部と水200部からなる分散液
をサンドグライダ−にて平均粒径3μになるように分散
した。この分散液に10%PVA水溶液100部および
カルボキシ変性SBRラテックス10部(固形分とし
て)を添加し、固形分濃度が20%になるように加水
し、塗液を得た。この塗液を50g/m2 の原紙に5.
0g/m2 の固形分が塗布されるようにエアナイフコー
タ−にて塗布、乾燥し電子受容性化合物シートを得た。
【0060】電子供与性無色染料含有マイクロカプセル
シート面を、電子受容性化合物シートに重ね300kg
/cm2 の荷重をかけ発色させ黒色の色像を得た。
【0061】〔実施例2〕実施例1のN−メチル−4,
4′−ジメトキシジフエニルアミンをN−エチル−4,
4′−ジメトキシジフエニルアミンにかえた他は、実施
例1と同様にしてマイクロカプセルシートを得た。実施
例1と同様にして発色させ黒色の像が得られた。
【0062】〔実施例3〕実施例1のN−メチル−4,
4′−ジメトキシジフエニルアミンをN−イソプロピル
−4,4′−ジメトキシジフエニルアミンにかえた他
は、実施例1と同様にしてマイクロカプセルシートを得
た。実施例1と同様にして発色させ黒色の像が得られ
た。
【0063】〔実施例4〕実施例1のN−メチル−4,
4′−ジメトキシジフエニルアミンをN−メチル−4−
メトキシ−4′−フエノキシジフエニルアミンにかえた
他は、実施例1と同様にしてマイクロカプセルシートを
得た。実施例1と同様にして発色させ黒色の像が得られ
た。
【0064】〔実施例5〕実施例1のN−メチル−4,
4′−ジメトキシジフエニルアミンをN−n−オクチル
−4,4′−ジメトキシジフエニルアミンにかえた他
は、実施例1と同様にしてマイクロカプセルシートを得
た。実施例1と同様にして発色させ黒色の像が得られ
た。
【0065】〔実施例6〕実施例1のN−メチル−4,
4′−ジメトキシジフエニルアミンをN−シクロヘキシ
ル−4,4′−ジフエニルアミンにかえた他は、実施例
1と同様にしてマイクロカプセルシートを得た。実施例
1と同様にして発色させ黒色の像が得られた。
【0066】〔実施例7〕実施例1のN−メチル−4,
4′−ジメトキシジフエニルアミンを10%溶解したジ
イソプロピルナフタレン100部をN−メチル−4,
4′−ジメトキシジフエニルアミンを5%とN−n−ブ
チル−4,4′−ジメトキシジフエニルアミンを5%と
を溶解したジイソプロピルナフタレン100部にかえた
他は、実施例1と同様にしてマイクロカプセルシートを
得た。実施例1と同様にして発色させ黒色の像が得られ
た。
【0067】〔実施例8〕実施例1の紫外線吸収剤であ
る本発明具体的化合物例(1)の化合物を本発明具体的
化合物例(6)にかえた他は、実施例1と同様にしてマ
イクロカプセルシートを得た。実施例−1と同様にして
発色させ黒色の像が得られた。
【0068】〔実施例9〕実施例1の紫外線吸収剤であ
る本発明具体的化合物例(1)の化合物を本発明具体的
化合物例(3)にかえた他は、実施例1と同様にしてマ
イクロカプセルシートを得た。実施例−1と同様にして
発色させ黒色の像が得られた。
【0069】〔実施例10〕実施例1の紫外線吸収剤で
ある本発明具体的化合物例(1)の化合物を本発明具体
的化合物例(12)にかえた他は、実施例1と同様にし
てマイクロカプセルシートを得た。実施例−1と同様に
して発色させ黒色の像が得られた。
【0070】〔実施例11〕実施例1の2−アニリノ−
3−メチル−6−ジ−n−ブチルアミノフルオランを2
−アニリノ−6−N−エチル−N−n−ヘキシルアミノ
フルオランにかえた他は、実施例1と同様にしてマイク
ロカプセルシートを得た。実施例1と同様にして発色さ
せ緑色の像が得られた。
【0071】〔実施例12〕実施例1の2−アニリノ−
3−メチル−6−ジ−n−ブチルアミノフルオランを
3,3−ビス(4−ジメチルアミノフエニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド(クリスタルバイオレットラクト
ン)にかえた他は、実施例1と同様にしてマイクロカプ
セルシートを得た。実施例1と同様にして発色させ青色
の像が得られた。
【0072】〔実施例13〕実施例1の2−アニリノ−
3−メチル−6−ジ−n−ブチルアミノフルオランを3
−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフエニル)−3
−(1−n−オクチル−2−メチルインドール−3−イ
ル)フタリドにかえた他は、実施例1と同様にしてマイ
クロカプセルシートを得た。実施例1と同様にして発色
させ青色の像が得られた。
【0073】〔実施例14〕実施例1の2−アニリノ−
3−メチル−6−ジ−n−ブチルアミノフルオランを
3,3−ビス(1−n−オクチル−2−メチルインドー
ル−3−イル)フタリドにかえた他は、実施例1と同様
にしてマイクロカプセルシートを得た。実施例1と同様
にして発色させ赤色の像が得られた。
【0074】〔実施例15〕実施例1の2−アニリノ−
3−メチル−6−ジ−n−ブチルアミノフルオランを3
−〔1−ビス(4−ジエチルアミノフエニル)エチレン
−2−イル〕−6−ジメチルアミノフタリドにかえた他
は、実施例1と同様にしてマイクロカプセルシートを得
た。実施例1と同様にして発色させシアン色の像が得ら
れた。
【0075】〔実施例16〕実施例1の2−アニリノ−
3−メチル−6−ジ−n−ブチルアミノフルオランを
3,6−ビス(ジメチルアミノ)フルオレン−9−スピ
ロ−3′−(6′−ジメチルアミノ)フタリドにかえた
他は、実施例1と同様にしてマイクロカプセルシートを
得た。実施例1と同様にして発色させ青緑色の像が得ら
れた。
【0076】〔実施例17〕実施例1の2−アニリノ−
3−メチル−6−ジ−n−ブチルアミノフルオランを3
−ジエチルアミノ−7,8−ベンゾフルオランにかえた
他は、実施例1と同様にしてマイクロカプセルシートを
得た。実施例1と同様にして発色させ赤色の像が得られ
た。
【0077】〔実施例18〕実施例1の2−アニリノ−
3−メチル−6−ジ−n−ブチルアミノフルオランを
3,3−ビス(4−ジエチルアミノ−2−メチルフエニ
ル)−4,7−ジアザフタリドにかえた他は、実施例1
と同様にしてマイクロカプセルシートを得た。実施例1
と同様にして発色させ緑色の像が得られた。
【0078】〔実施例19〕実施例1の2−アニリノ−
3−メチル−6−ジ−n−ブチルアミノフルオランを
3,3−ビス(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフエ
ニル)−4−アザフタリドにかえた他は、実施例1と同
様にしてマイクロカプセルシートを得た。実施例1と同
様にして発色させシアン色の像が得られた。
【0079】〔実施例20〕電子供与性無色染料である
2−アニリノ−3−メチル−6−ジ−n−ブチルアミノ
フルオラン20g、電子受容性化合物であるビスフエノ
ールA20g、本発明の化合物N−メチル−4,4′−
ジメトキシトリフエニルアミン10g、紫外線吸収剤と
して本発明具体的化合物例(1)の化合物10gを10
0gの5%ポリビニルアルコ−ル(クラレPVA10
5)水溶液とともに一昼夜ボールミルで分散し、体積平
均粒径を3μとした。一方焼成カオリン(Anisil
ex−93)80gをヘキサメタリン酸ソーダの0.5
%溶液160gとともにホモジナイザ−で分散した。以
上のように分散して各分散液を、電子供与性無色染料分
散液5g、電子受容性化合物分散液10g、熱可融性化
合物化合物分散液10g、焼成カオリン分散液22gの
割合で混合し、さらにステアリン酸亜鉛のエマルジョン
4gと2%のジ(2−エチルヘキシル)スルホコハク酸
ナトリウムの水溶液5gを添加して塗液を得た。この塗
液を、坪量50g/m2 の上質紙上に乾燥塗布量が6g
/m2となるようにワイヤーバーで塗布し、キャレンダ
ー処理を行い塗布紙を得た。以上のようにして得られた
塗布紙を、京セラ(株)製サーマルヘッド(KLT-216-8M
PD1)で印字したところ黒色の像を得た。
【0080】〔実施例21〕実施例20のN−メチル−
4,4′−ジメトキシジフエニルアミンをN−シクロヘ
キシル−4,4′−ジメトキシジフエニルアミンにかえ
た他は、実施例20と同様にして塗布紙を得た。実施例
20と同様にして発色させ黒色の像が得られた。
【0081】〔実施例22〕実施例20の2−アニリノ
−3−メチル−6−ジ−n−ブチルアミノフルオランを
2−(m−トリフルオロメチルアニリノ)−6−ジエチ
ルアミノフルオランにかえた他は、実施例20と同様に
して塗布紙を得た。実施例20と同様にして発色させ黒
色の像が得られた。
【0082】〔実施例23〕実施例20のビスフエノー
ルAを4−ヒドロキシフエニル−4′−イソプロポキシ
フエニルスルホンにかえた他は、実施例20と同様にし
て塗布紙を得た。実施例20と同様にして発色させ黒色
の像が得られた。
【0083】〔実施例24〕実施例20のビスフエノー
ルAを5−〔2−(4−メトキシフエノキシ)エトキ
シ〕サリチル酸亜鉛にかえた他は、実施例20と同様に
して塗布紙を得た。実施例20と同様にして発色させ黒
色の像が得られた。
【0084】〔実施例25〕実施例20のビスフエノー
ルAを2−フエノキシアセトアミド安息香酸亜鉛にかえ
た他は、実施例20と同様にして塗布紙を得た。実施例
20と同様にして発色させ黒色の像が得られた。
【0085】〔実施例26〕実施例20のビスフエノー
ルAを1,5−ビス(3,5−ヒドロキシフエニルカル
ボニルオキシ)ペンタンにかえた他は、実施例20と同
様にして塗布紙を得た。実施例20と同様にして発色さ
せ黒色の像が得られた。
【0086】〔実施例27〕実施例20のビスフエノー
ルAを4−n−オクチルオキシカルボニルアミノサリチ
ル酸亜鉛にかえた他は、実施例20と同様にして塗布紙
を得た。実施例20と同様にして発色させ黒色の像が得
られた。
【0087】〔比較例1〕実施例1のN−メチル−4,
4′−ジメトキシジフエニルアミンと紫外線吸収剤であ
る本発明具体的化合物例(1)の化合物を使用しなかっ
た他は、実施例1と同様にしてマイクロカプセルシート
を得た。実施例1と同様にして発色させたところ黒色の
色像が得られた。
【0088】〔比較例2〕実施例1のN−メチル−4,
4′−ジメトキシジフエニルアミンを使用しなかった他
は、実施例1と同様にしてマイクロカプセルシートを得
た。実施例1と同様にして発色させたところ黒色の色像
が得られた。
【0089】〔比較例3〕実施例1の紫外線吸収剤であ
る本発明具体的化合物例(1)の化合物を使用しなかっ
た他は、実施例1と同様にしてマイクロカプセルシート
を得た。実施例1と同様にして発色させたところ黒色の
色像が得られた。
【0090】〔比較例4〕実施例11のN−メチル−
4,4′−ジメトキシジフエニルアミンと紫外線吸収剤
である本発明具体的化合物例(1)の化合物を使用しな
かった他は、実施例11と同様にしてマイクロカプセル
シートを得た。実施例11と同様にして発色させたとこ
ろ緑色の色像が得られた。
【0091】〔比較例5〕実施例12のN−メチル−
4,4′−ジメトキシジフエニルアミンと紫外線吸収剤
である本発明具体的化合物例(1)の化合物を使用しな
かった他は、実施例12と同様にしてマイクロカプセル
シートを得た。実施例12と同様にして発色させたとこ
ろ青色の色像が得られた。
【0092】〔比較例6〕実施例13のN−メチル−
4,4′−ジメトキシジフエニルアミンと紫外線吸収剤
である本発明具体的化合物例(1)の化合物を使用しな
かった他は、実施例13と同様にしてマイクロカプセル
シートを得た。実施例13と同様にして発色させたとこ
ろ青色の色像が得られた。
【0093】〔比較例7〕実施例14のN−メチル−
4,4′−ジメトキシジフエニルアミンと紫外線吸収剤
である本発明具体的化合物例(1)の化合物を使用しな
かった他は、実施例14と同様にしてマイクロカプセル
シートを得た。実施例14と同様にして発色させたとこ
ろ赤色の色像が得られた。
【0094】〔比較例8〕実施例15のN−メチル−
4,4′−ジメトキシジフエニルアミンと紫外線吸収剤
である本発明具体的化合物例(1)の化合物を使用しな
かった他は、実施例15と同様にしてマイクロカプセル
シートを得た。実施例15と同様にして発色させたとこ
ろシアン色の色像が得られた。
【0095】〔比較例9〕実施例16のN−メチル−
4,4′−ジメトキシジフエニルアミンと紫外線吸収剤
である本発明具体的化合物例(1)の化合物を使用しな
かった他は、実施例16と同様にしてマイクロカプセル
シートを得た。実施例16と同様にして発色させたとこ
ろ青緑色の色像が得られた。
【0096】〔比較例10〕実施例17のN−メチル−
4,4′−ジメトキシジフエニルアミンと紫外線吸収剤
である本発明具体的化合物例(1)の化合物を使用しな
かった他は、実施例17と同様にしてマイクロカプセル
シートを得た。実施例17と同様にして発色させたとこ
ろ赤色の色像が得られた。
【0097】〔比較例11〕実施例18のN−メチル−
4,4′−ジメトキシジフエニルアミンと紫外線吸収剤
である本発明具体的化合物例(1)の化合物を使用しな
かった他は、実施例18と同様にしてマイクロカプセル
シートを得た。実施例18と同様にして発色させたとこ
ろ緑色の色像が得られた。
【0098】〔比較例12〕実施例19のN−メチル−
4,4′−ジメトキシジフエニルアミンと紫外線吸収剤
である本発明具体的化合物例(1)の化合物を使用しな
かった他は、実施例19と同様にしてマイクロカプセル
シートを得た。実施例19と同様にして発色させたとこ
ろシアン色の色像が得られた。
【0099】〔比較例13〕実施例20のN−メチル−
4,4′−ジメトキシジフエニルアミンと紫外線吸収剤
である本発明具体的化合物例(1)の化合物を使用しな
かった他は、実施例20と同様にして塗布紙を得た。実
施例20と同様にして発色させたところ黒色の色像が得
られた。
【0100】〔比較例14〕実施例20のN−メチル−
4,4′−ジメトキシジフエニルアミンを使用しなかっ
た他は、実施例20と同様にして塗布紙を得た。実施例
20と同様にして発色させたところ黒色の色像が得られ
た。
【0101】〔比較例15〕実施例20の紫外線吸収剤
である本発明具体的化合物例(1)の化合物を使用しな
かった他は、実施例20と同様にして塗布紙を得た。実
施例20と同様にして発色させたところ黒色の色像が得
られた。
【0102】〔比較例16〕実施例22のN−メチル−
4,4′−ジメトキシジフエニルアミンと紫外線吸収剤
である本発明具体的化合物例(1)の化合物を使用しな
かった他は、実施例22と同様にして塗布紙を得た。実
施例22と同様にして発色させたところ黒色の色像が得
られた。
【0103】〔比較例17〕実施例23のN−メチル−
4,4′−ジメトキシジフエニルアミンと紫外線吸収剤
である本発明具体的化合物例(1)の化合物を使用しな
かった他は、実施例23と同様にして塗布紙を得た。実
施例23と同様にして発色させたところ黒色の色像が得
られた。
【0104】〔比較例18〕実施例24のN−メチル−
4,4′−ジメトキシジフエニルアミンと紫外線吸収剤
である本発明具体的化合物例(1)の化合物を使用しな
かった他は、実施例24と同様にして塗布紙を得た。実
施例24と同様にして発色させたところ黒色の色像が得
られた。
【0105】〔比較例19〕実施例25のN−メチル−
4,4′−ジメトキシジフエニルアミンと紫外線吸収剤
である本発明具体的化合物例(1)の化合物を使用しな
かった他は、実施例25と同様にして塗布紙を得た。実
施例25と同様にして発色させたところ黒色の色像が得
られた。
【0106】〔比較例20〕実施例26のN−メチル−
4,4′−ジメトキシジフエニルアミンと紫外線吸収剤
である本発明具体的化合物例(1)の化合物を使用しな
かった他は、実施例26と同様にして塗布紙を得た。実
施例26と同様にして発色させたところ黒色の色像が得
られた。
【0107】〔比較例21〕実施例27のN−メチル−
4,4′−ジメトキシジフエニルアミンと紫外線吸収剤
である本発明具体的化合物例(1)の化合物を使用しな
かった他は、実施例27と同様にして塗布紙を得た。実
施例27と同様にして発色させたところ黒色の色像が得
られた。
【0108】実施例1〜27及び比較例1〜21で得た
記録材料の光堅牢性の評価を以下の様に行った。結果を
表1〜4に示す。実施例及び比較例で得られた画像(色
像)に対し、キセノンフェードメーター(FAL−25
AX−HC型、スガ試験機製)により光照射する。光照
射の時間は実施例1〜19及び比較例1〜12について
は4時間とし、実施例20〜27及び比較例13〜21
については24時間とした。光照射後の画像濃度Dおよ
び光照射前の画像濃度D0 をそれぞれマクベス反射濃度
計で測定した。光堅牢性は光照射後の画像の残存率=
(D/D0 )×100%を目安として示した。残存率が
大きいほど光堅牢性が優れていることを示す。
【0109】
【表1】
【0110】
【表2】
【0111】
【表3】
【0112】
【表4】
【0113】
【発明の効果】本発明により、発色画像の光堅牢性が高
い記録材料を得ることができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子供与性無色染料と電子受容性化合物
    を使用した記録材料において、一般式(1)で表される
    N−アルキルジフエニルアミン誘導体と紫外線吸収剤を
    含むことを特徴とする記録材料。一般式(1) 【化1】 式中、R1 およびR2 はアルコキシ基、アリールオキシ
    基またはアルキルチオ基を、R3 、R4 、R5 およびR
    6 は水素原子、アルキル基、アルケニル基またはアルコ
    キシ基を表す。Rはアルキル基またはシクロアルキル基
    を表す。
  2. 【請求項2】 N−アルキルジフエニルアミン誘導体の
    酸化電位が0.25V以上0.85V以下であることを
    特徴とする請求項1に記載の記録材料。
  3. 【請求項3】 紫外線吸収剤が一般式(2)または一般
    式(3)で表わされるベンゾトリアゾール系化合物であ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の記録材
    料。一般式(2) 【化2】 式中、R7 は水素原子、アルキル基、シクロアルキル
    基、アラルキル基、アルケニル基、アリール基及びハロ
    ゲン原子を、R8 は水素原子、アルキル基、シクロアル
    キル基、アラルキル基、アリール基及びハロゲン原子
    を、R9 は水素原子、アルキル基、アルコキシ基、アラ
    ルキル基及びハロゲン原子を表す。一般式(3) 【化3】 式中、R7 およびR9 は前述の同じ置換基を、Xはアル
    キレン基を表す。
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