JPH07244564A - ディスクアレイ装置 - Google Patents

ディスクアレイ装置

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Publication number
JPH07244564A
JPH07244564A JP6056656A JP5665694A JPH07244564A JP H07244564 A JPH07244564 A JP H07244564A JP 6056656 A JP6056656 A JP 6056656A JP 5665694 A JP5665694 A JP 5665694A JP H07244564 A JPH07244564 A JP H07244564A
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JP
Japan
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data
parity
hard disk
disk
file
Prior art date
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Application number
JP6056656A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Saito
政利 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファイルアクセスの並列動作性向上。 【構成】 データ読み出しの場合、制御装置3は、ファ
イル装置5の複数のディスク領域HD0〜HD4に対し
同時並列アクセスを行う。一方、書き込みの際は、デー
タ書き込みと共に、キャッシュメモリ7に格納したパリ
ティデータを読み出し、新たなパリティデータを生成し
てキャッシュメモリ7に書き込む。これにより、そのパ
リティデータが格納されたディスク領域へのアクセスに
よる待ち時間が減少し、並列処理の高速化が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のディスク領域に
対するファイルアクセスの並列動作性を向上させたディ
スクアレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置においては一般に、大量の
データがアクセス制御される。オンライントランザクシ
ョン関係やマルチユーザ環境の普及が進むにつれて、こ
のようなデータのファイルアクセスの並列化が必要不可
欠になっている。この目的のために、例えばカリフォル
ニア大学バークレー校において、RAIDアーキテクチ
ャと呼ばれるシステムを採用したディスクアレイ装置が
開発されている。その中のレベル5と呼ばれるアーキテ
クチャを利用したディスクアレイ装置は、ファイルアク
セスの並列動作が可能で、複数のファイルアクセス要求
を同時に処理できるという利点を持つ。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のディスクアレイ装置には次のような解決すべき
課題があった。ディスクアレイ装置では、同時アクセス
可能な複数のディスク領域に対し任意の書き込みデータ
の格納や読み出しが行われる。このデータ格納の際に
は、既に格納されているデータとパリティデータとを読
み出して、新たに格納する書き込みデータを使用した新
たなパリティデータを生成する。従って、同一のディス
ク領域に対し何回もファイルアクセスを行うことから、
並列動作によって同一ファイルをアクセスする他の動作
も妨げ、全体にファイルアクセス時間が長くなる。即
ち、データの書き込み要求が発生した場合には、ファイ
ルアクセスの並列動作性が低下するという問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。このディスクアレイ装置
は、ファイル装置と、ファイル装置をアクセスする制御
装置を備える。ファイル装置は、それぞれ同時アクセス
が可能なように複数のディスク領域に区分される。各デ
ィスク領域には、それぞれ書き込みデータを格納するた
めのデータブロックと、複数のデータブロックに格納さ
れた書き込みデータに基づいて生成されたパリティデー
タを格納するためのパリティブロックとが設けらる。ま
た、制御装置には、ファイル装置からパリティデータの
みを抽出して格納するキャッシュメモリを設ける。
【0005】
【作用】データ読み出しの場合、制御装置は、ファイル
装置の複数のディスク領域に対し同時並列アクセスを行
う。一方、書き込みの際は、データ書き込みと共に、キ
ャッシュメモリに格納したパリティデータを読み出し、
新たなパリティデータを生成してキャッシュメモリに書
き込む。これにより、そのパリティデータが格納された
ディスク領域へのアクセスによる待ち時間が減少し、並
列処理の高速化が図られる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は、本発明のディスクアレイ装置実施例を
示すブロック図である。この装置は、ホストコンピュー
タ1とシステムバス2を介して接続された制御装置3
が、ファイル装置5をアクセス制御する構成となってい
る。ファイル装置5は並列制御のために複数のディスク
領域に区分されている。各ディスク領域は、この例では
それぞれハードディスクHD0〜HD4により構成され
ている。なお、これらのハードディスクHD0〜HD4
は、制御装置3に対しインタフェースバス4−0〜4−
4により接続されている。
【0007】制御装置3には、ファイル装置5に読み書
きされるデータを一時的に格納するバッファメモリ6
と、ファイル装置5の所定の領域から読み出され転記さ
れたパリティデータを格納するキャッシュメモリ7が設
けられている。なお、この制御装置3は、実際にはファ
イル装置5をアクセス制御するためのプロセッサやプロ
グラムメモリ、その他のハードウェアを備えているが、
その部分は従来周知の構成のため、この図では図示を省
略している。
【0008】図2に、ディスクアレイ装置のデータ書き
込み形式説明図を示す。図1に示すようなディスクアレ
イ装置は、具体的に、この図2に示すような形式でデー
タが書き込まれアクセス制御される。まず、複数のディ
スク領域を構成するハードディスクHD0〜HD4は、
それぞれセクタ0,セクタ1,セクタ2,…というよう
に切り分けられたデータブロックを持つ。
【0009】例えばハードディスクHD0は、セクタ0
にデータブロックd0を設け、セクタ1にデータブロッ
クd4、セクタ2にデータブロックd8、セクタ3にデ
ータブロックd12を設けている。そして、セクタ4に
はパリティブロックdp4を設ける。セクタ5以降は、
再びデータブロックが4ブロック設けられる。一方、ハ
ードディスクHD1には、この図に示すようなセクタ0
からセクタ2まで3個のデータブロックd1〜d9を設
け、セクタ3にパリティブロックdp3を設けている。
RAIDアーキテクチャにおいては、この図に示すよう
に、パリティブロックを各ディスク領域の互いに異なる
セクタに順番に設けるようにしている。
【0010】図1に示す制御装置3は、このような構成
のファイル装置5をアクセスし、データの読み書きを行
う。従って、ホストコンピュータから見ると、図2の上
部に示したように、ファイル装置全体が、そのセクタ0
からセクタ1,セクタ2というように順番にデータを配
列した記憶装置と捉えられる。なお、この例では、1回
のアクセスでまとめて読み書きされる1ブロックのサイ
ズを1セクタサイズというように表現している。
【0011】図3は、上記の装置のデータ読み出し動作
シーケンスチャートを示す。上記の装置は、先に説明し
たように複数のディスク領域に対し同時アクセスを可能
とする。データ読み出しの場合は、この図に示すような
シーケンスで実際の処理が実行される。まずステップS
1において、ホストコンピュータ1が制御装置3に対し
データブロックd0,d1の読み出し要求を行う。制御
装置3はこれに応答し、ステップS2において、ハード
ディスクHD0のセクタ0とハードディスクHD1のセ
クタ0の読み出し指示を行う。この指示がファイル装置
5に送り込まれる。
【0012】ファイル装置5では、ステップS3におい
て、ハードディスクHD0のセクタ0へのシークと読み
出しを行う。更に、ステップS4において、ハードディ
スクHD1のセクタ0へのシークと読み出しを行う。次
に、ステップS5において、データブロックd0のデー
タを制御装置3に送信し、更にステップS6において、
データブロックd1のデータを制御装置3に送信する。
ステップS7においては、制御装置3は、ハードディス
クHD0,HD1からのデータを一旦バッファメモリ6
に格納した後、ホストコンピュータ1に向けて送信す
る。その結果、ホストコンピュータ1はステップS8に
おいて、データブロックd0,d1のデータを受信し読
み出し処理が完了する。
【0013】以上のようなブロック読み出し要求(ステ
ップS1)からデータ受信(ステップS8)までの処理
時間T秒は、通常、数10ミリ秒程度となる。なお、こ
の例では、2種の読み出し要求を同時処理するようにし
ているが、図1に示すような5個のディスク領域を設け
たものでは5種の読み出し要求を同時処理できる。
【0014】図4は、パリティデータ生成方法説明図で
ある。データ書き込み動作を行う場合には、次のように
データ書換えの都度、パリティデータの書換えが実行さ
れる。まず、例えば図2に示すハードディスクHD2の
データブロックd6が書き換えられるものとする。この
データブロックd6のパリティデータは、ハードディス
クHD3に設けられたパリティブロックdp1に格納さ
れている。即ち、その更新前のパリティデータは図4の
(1)式に示すように、データブロックd4,d5,d
6,d7のデータについて、それぞれ排他的論理和を演
算することにより生成される。
【0015】ここで、更新後のパリティブロックをdp
1*とし、更新後のデータブロックをd6*とすると、
更新後は、図4の(2)式に示すようにパリティデータ
が書き換えられることになる。この場合、(1)式と
(2)式を比較することによって、実際の更新前のパリ
ティブロックdp1の内容と、データブロックd6の内
容と、新たなデータブロックd6*の内容を、それぞれ
排他的論理和により演算処理すれば、新たなパリティブ
ロックdp1*が得られることがわかる。
【0016】実際の更新動作の際には、予め図2に示す
ハードディスクHD3のパリティブロックdp1と、ハ
ードディスクHD2のデータブロックd6を読み出し、
新たに書き込むデータブロックd6*の内容と合わせ
て、図4(3)式に示すような演算処理をした後、パリ
ティブロックdp1*を得て、ハードディスクHD3に
書き込むという動作が行われる。
【0017】図5と図6に、このようなデータ書き込み
動作を、図1に示すキャッシュメモリ7を使用すること
なく行った場合の比較例シーケンスチャートを示す。ま
ずステップS1において、データブロックd6*の書き
込み要求が行われる。また、同時にステップS2におい
て、データブロックd18の読み出し要求が行われる。
ホストコンピュータ1からの要求が制御装置3に送信さ
れると、制御装置3ではステップS3において、ハード
ディスクHD2のセクタ1についての読み出し指示を行
い、更にハードディスクHD3のセクタ1の読み出し指
示を行う。この指示はファイル装置5に送信され、ステ
ップS4において、まずハードディスクHD2のセクタ
1へのシークと読み出しが行われる。同時に、ステップ
S5において、ハードディスクHD3のセクタ1へのシ
ークと読み出しが行われる。
【0018】その結果、ステップS6において、ファイ
ル装置5はパリティブロックdp1を読み出し、これを
制御装置3に送信する。また、同時にステップS7にお
いて、データブロックd6を読み出し、これを制御装置
3に送信する。制御装置3では、ステップS8におい
て、新たなパリティブロックdp1*を、先に説明した
要領で生成する。また、ステップS9において、ハード
ディスクHD2のセクタ1に対し新たなデータブロック
d6*の書き込みを行う。ステップS10では、これと
同時に、パリティブロックdp1*の書き込みのため、
ハードディスクHD3のセクタ1に対する書き込み指示
を行う。
【0019】ファイル装置5はこのような書き込み指示
を受け、ステップS11において、まずハードディスク
HD2のセクタ1へのシークと書き込みを実行し、これ
によって、データブロックd6*の書き込みが完了す
る。また、ステップS12において、ハードディスクH
D3のセクタ1へのシークと書き込みを行い、パリティ
ブロックdp1*の書き込みを完了する。ステップS1
3においては、ファイル装置5は、ハードディスクHD
3の書き込みとハードディスクHD2の書き込みの終了
通知を同時に送信する。制御装置3では、ステップS1
4において、書き込み終了通知を受け、これをホストコ
ンピュータ1に送信する。なお、同時に、制御装置3
は、ハードディスクHD3のセクタ4についての読み出
し指示をファイル装置5に対して送信する。
【0020】ホストコンピュータ1では、書き込み終了
の通知を受けると、ステップS15において、データブ
ロックd6*の書き込み終了処理を行う。ファイル装置
5は、ステップS16において、ハードディスクHD3
のセクタ4に対しシークと読み出しを行い、ステップS
17において、データブロックd18を読み出し、これ
を制御装置3に送信する。制御装置3では、ステップS
18において、ハードディスクHD3からのデータブロ
ックd18を受信し、これをバッファメモリに格納する
と共に、ホストコンピュータ1に対し所定のタイミング
で送信する。ホストコンピュータ1は、ステップS19
でデータブロックd18を受信し、データブロックd1
8の読み出し動作が終了する。
【0021】このような処理は、図3の読み出し処理と
比較した場合、待ち時間も含めて、書き込みが2倍、読
み出しに3倍の処理時間を必要としている。これは、デ
ータブロックd6*の書き込み要求を処理するために、
ハードディスクHD3が何度も連続アクセスされ、同一
のハードディスクHD3に設けられた別のデータブロッ
クd18のアクセスが待たされるからである。
【0022】そこで、本発明では、図1に示すキャッシ
ュメモリ7に対し予めファイル装置5からパリティブロ
ックdp0〜dp4のみを抽出して格納する。キャッシ
ュメモリ7は、通常、ハードディスクのようなアクセス
速度の遅い記憶装置からコピーされたデータを、高速ア
クセス処理するために使用される。ところが、このよう
な通常のキャッシュメモリ処理は、いわゆるコピーとキ
ャッシュバックのための制御に複雑な処理を必要とす
る。更に、比較的大きなメモリ領域を確保しなければ有
効な効果が得られない。
【0023】ところが、本発明においては、比較的デー
タ量の少ないパリティブロックのみをキャッシュメモリ
7に格納しておく。これなら、キャッシュメモリ7を十
分小さくしても十分な領域を確保でき、パリティデータ
の読み出しと更新を高速で行うことができる。また、コ
ピーとキャッシュバック等の制御も容易である。
【0024】なお、このようなキャッシュメモリは、上
記ファイル装置が実施例のように複数のハードディスク
装置から構成される場合、少なくともこのハードディス
ク装置より高速アクセスが可能な半導体メモリ素子等か
ら構成されることが好ましい。もちろん、これらのハー
ドディスク装置と別個にアクセスできる領域にキャッシ
ュメモリを確保することができれば、そのキャッシュメ
モリがハードディスク装置と同程度の速度でアクセスで
きるようなメモリ素子であっても、本発明の実施が可能
である。
【0025】図7と図8は、本発明の装置によるデータ
書き込み動作シーケンスチャートを示す。まず、ステッ
プS1において、ホストコンピュータ1はデータブロッ
クd6*の書き込み要求を行う。同時にステップS2に
おいて、データブロックd18の読み出し要求を行う。
制御装置3は、このような要求をホストコンピュータ1
から受けると、ステップS3において、ハードディスク
HD2のセクタ1について読み出し指示を行う。また、
キャッシュメモリ7にパリティブロックdp1が存在す
る場合、そのパリティブロックdp1の読み出しを行
う。一方、ステップS4において、データブロックd1
8の読み出し要求に従い、ハードディスクHD3のセク
タ4についての読み出し指示を行う。
【0026】ファイル装置5は、制御装置3から読み出
し指示を受けると、ステップS5において、ハードディ
スクHD2のセクタ1へのシークと読み出しを実行す
る。また、同時にステップS6でハードディスクHD3
のセクタ4へのシークと読み出しを実行する。ここで、
上記ステップS3におけるキャッシュメモリからのパリ
ティブロックdp1の読み出しは非常に高速に行われ
る。例えば、通常、半導体メモリではこの動作を数ミリ
秒の単位で実行できる。従って、ハードディスクHD2
に対しての読み出し動作が完了するよりも十分前にキャ
ッシュメモリ7に対する読み出し動作が完了する。
【0027】ステップS7において、ファイル装置5は
ステップS6で読み出したデータブロックd18を制御
装置3に送信する。制御装置3は、ステップS8におい
て、ハードディスクHD3から受信したデータブロック
d18を、一旦バッファメモリに格納し、これをホスト
コンピュータ1に送信する。ホストコンピュータ1はデ
ータブロックd18を受信し、データブロックd18の
読み出し動作を終了する。
【0028】一方、ステップS5において、データブロ
ックd6が読み出されると、ステップS10において、
そのデータブロックd6を制御装置3に向けて送信す
る。このデータブロックd6中の旧書き込みデータと、
新たに書き込むべき新書き込みデータと、ステップS3
においてキャッシュメモリから読み出されたパリティブ
ロックdp1とを使用して、ステップS11で、パリテ
ィブロックdp1*が生成される。次に、ステップS1
2においてはハードディスクHD2のセクタ1に対しデ
ータブロックd6*についての書き込み指示を行う。同
時にステップS13において、キャッシュメモリ7へ、
ステップS11で生成したパリティブロックdp1*の
書き込みを実行する。
【0029】制御装置3からデータブロックd6*の書
き込み要求があると、ファイル装置5は、ステップS1
4において、ハードディスクHD2のセクタ1へのシー
クと書き込みを実行する。そして、ステップS15にお
いて、ハードディスクHD2の書き込み終了通知を送信
する。制御装置3はこの通知を受けると、書き込み終了
通知をステップS16においてホストコンピュータ1に
向け送信する。ホストコンピュータ1はこの書き込み終
了通知を受けると、書き込み要求の終了処理を実行す
る。これで、ホストコンピュータ1によるデータブロッ
クd6*の書き込み要求と、データブロックd18の読
み出し要求が全て完了する。
【0030】その後、空き時間を利用して、制御装置3
はステップS18において、ハードディスクHD3のセ
クタ1についての書き込み指示を送信する。これによっ
て、キャッシュメモリ7からパリティブロックdp1*
をファイル装置5へ転送し、いわゆるキャッシュバック
が実行される。ステップS19においては、ファイル装
置5によりハードディスクHD3のセクタ1へのシーク
と書き込みが実行される。こうしてパリティブロックd
p1*がハードディスクへ書き込まれると、ステップS
20において、ハードディスクHD3の書き込み終了通
知が制御装置3に向けて送信される。なお、このような
キャッシュバックの処理は、従来のキャッシュメモリ制
御でよく採用されているものである。この処理は、例え
ば一定周期で行われたり、適当な空き時間を利用するラ
ンダム周期で行われる。
【0031】上記のような動作を行った場合、例えばデ
ータブロックd18の読み出し要求は、T秒でデータブ
ロックd6の書き込み要求は2T秒で実行される。従っ
て、最大でも、単位時間Tの2倍の時間でデータ書き込
みが終了することになる。これを図5に示した比較例と
比較すれば、処理時間が3分の2に短縮され、並列アク
セスによる効果が十分に期待できることがわかる。な
お、上記の例では、キャッシュメモリのアクセス速度が
ハードディスクのアクセス速度と同等かそれより高速で
あれば、十分に上記の効果が実現できる。
【0032】図9と図10に、データ書き込み動作シー
ケンスチャートの別の例を示す。この例では、キャッシ
ュメモリ内に予めパリティブロックが存在しない動作を
説明する。まず、ステップS1において、ホストコンピ
ュータ1がデータブロックd6*の書き込み要求を行
う。また、ステップS2において、同時にデータブロッ
クd18の読み出し要求を行う。この要求は制御装置3
に送信され、制御装置3ではステップS3において、デ
ータブロックd6*の内容をバッファメモリに記憶する
一方、ハードディスクHD2のセクタ1とハードディス
クHD3のセクタ1について読み出し指示を送信する。
【0033】ファイル装置5はこの指示を受けると、ス
テップS4において、ハードディスクHD2のセクタ1
へのシークと読み出しを実行し、同時にステップS5に
おいて、ハードディスクHD3のセクタ1へのシークと
読み出しを実行する。これによって、ステップS5で、
まずパリティブロックdp1が読み出され、制御装置3
に送信される。また、ステップS7において、データブ
ロックd6が読み出され、制御装置3に送信される。こ
うして制御装置3に更新前のパリティブロックdp1と
データブロックd6とが受け入れられると、ステップS
8において、予めバッファメモリに保存しておいた新た
なデータブロックd6*を利用して新たなパリティブロ
ックdp1*を生成する。その演算処理は、既に図4を
用いて説明した通りのものである。
【0034】次に、ステップS9において、ハードディ
スクHD2のセクタ1に対する書き込み指示が実行され
る。これがデータブロックd6*のハードディスクへの
書き込み要求である。ファイル装置5はこの要求を受け
ると、ステップS11において、ハードディスクHD2
のセクタ1へのシークと書き込みを実行する。一方、制
御装置3では、ステップS10において、ステップS8
で生成されたパリティブロックdp1*のキャッシュメ
モリ7への書き込みを実行する。
【0035】次に、ステップS12において、ハードデ
ィスクHD3のセクタ4についての読み出し指示が送信
される。これは、ステップS2におけるデータブロック
d18の読み出し要求に応えるためのものである。ファ
イル装置5は、ステップS13において、ハードディス
クHD3のセクタ4へのシークと読み出しを実行する。
そして、ステップS14において、そのデータブロック
d18を制御装置3に送信する。制御装置3はステップ
S15において、ハードディスクHD3からのデータブ
ロックd18をバッファメモリに格納し、所定のタイミ
ングでホストコンピュータ1に送信する。
【0036】一方、ファイル装置5は、ステップS16
において、ハードディスクHD2の書き込みを終了し、
その終了通知を制御装置3に向け送信する。制御装置3
はこの書き込み終了通知をホストコンピュータ1に向け
て送信する。これは、ステップS15において、データ
ブロックd18の送信と同時に実行される。ホストコン
ピュータ1は、ステップS17において読み出されたデ
ータブロックd18を受信し、ステップS18におい
て、同時にデータブロックd6*の書き込みに対する要
求終了処理を実行する。
【0037】その後、空き時間を利用して、先に説明し
た通りのキャッシュバックが実行される。即ち、ステッ
プS19において、ハードディスクHD3のセクタ1へ
の書き込み指示が制御装置3により送信され、ファイル
装置5はキャッシュメモリ7からパリティブロックdp
1*を受け入れて、ハードディスクHD3のセクタ1へ
のシークと書き込みを実行する。そして、ステップS2
1において、ハードディスクHD3の書き込みを終了
し、その通知を制御装置3に向けて送信する。
【0038】この実施例においては、データブロックd
6*の書き込み要求もデータブロックd18の読み出し
要求も、共に2T秒の処理時間で完了する。従って、図
7と図8に示した実施例と同様に、データの書き込みと
読み出しの並列処理が最大2T秒で実行される。もちろ
ん、ステップS19以降のキャッシュバック処理は、空
き時間を利用するため、実際の読み出しや書き込み処理
を増大させない。上記の動作の結果、図7から図10ま
でのいずれの実施例においても、書き込み要求と同時に
発生した読み出し要求の待機時間は、図5に示した比較
例に比べ2分の1程度に短縮され、高速での並列アクセ
ス処理が可能となる。
【0039】本発明は以上の実施例に限定されない。上
記実施例では、ファイル装置をRAIDアーキテクチャ
を使用したものに適用した例を示したが、ファイル装置
を同時アクセス可能な複数のディスク領域に区分し、こ
れらのディスク領域にデータブロックとパリティブロッ
クとが設けられているようなものであれば、その構成自
体は自由である。また、ディスク装置はハードディスク
を例にとって説明したが、実際のプロセッサの演算処理
時間に比べてアクセス速度が長い各種の記憶装置に対し
広く、本発明を採用することができる。従って、ファイ
ル装置は半導体メモリや光ディスク等各種の装置により
構成されて差し支えない。また、キャッシュメモリに
は、パリティブロックの一部又は全部が抽出され転記さ
れればよく、その容量は自由に選定できる。
【0040】
【発明の効果】以上説明した本発明のディスクアレイ装
置は、同時アクセス可能な複数のディスク領域に区分さ
れたファイル装置を並列アクセスする場合に、予め使用
頻度の高いパリティブロックのデータを一時保存してお
くキャッシュメモリを設けることによって、パリティブ
ロックの更新と新たな書き込みデータの格納処理に要す
る時間を、キャッシュメモリを使用しない場合に比べて
半分程度に減少させ、データ書き込み要求と読み出し要
求が同時発生したような場合の並列処理を高速化する効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクアレイ装置実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】ディスクアレイ装置のデータ書き込み形式説明
図である。
【図3】データ読み出し動作シーケンスチャートであ
る。
【図4】パリティデータ生成方法説明図である。
【図5】データ書き込み動作比較例シーケンスチャート
(その1)である。
【図6】データ書き込み動作比較例シーケンスチャート
(その2)である。
【図7】データ書き込み動作シーケンスチャート(その
1)である。
【図8】データ書き込み動作シーケンスチャート(その
2)である。
【図9】データ書き込み動作シーケンスチャート(その
3)である。
【図10】データ書き込み動作シーケンスチャート(そ
の4)である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 3 制御装置 5 ファイル装置 HD0〜HD4 ハードディスク(ディスク領域) d0〜d19 データブロック dp0〜dp4 パリティブロック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイル装置と、 このファイル装置をアクセス制御する制御装置とを備
    え、 前記ファイル装置は、 それぞれ同時アクセス可能な複数のディスク領域に区分
    され、 各ディスク領域には、それぞれ書き込みデータを格納す
    るためのデータブロックと、複数のデータブロックに格
    納された書き込みデータに基づいて生成されたパリティ
    データを格納するためのパリティブロックとが設けら
    れ、 前記制御装置には、前記ファイル装置から前記パリティ
    データのみを抽出して格納するキャッシュメモリを設け
    たことを特徴とするディスクアレイ装置。
  2. 【請求項2】 ファイル装置に既に格納された書き込み
    データを更新するとき、制御装置は、 新書き込みデータとファイル装置から読み出した旧書き
    込みデータとを使用して、キャッシュメモリ内のパリテ
    ィデータを更新し、 ファイル装置への新書き込みデータ格納後の空き時間
    に、更新されたパリティデータを前記キャッシュメモリ
    から前記ファイル装置の該当するパリティブロックに転
    送するよう制御することを特徴とするディスクアレイ装
    置。
  3. 【請求項3】 ファイル装置のディスク領域は、それぞ
    れ別個に並列アクセスされるハードディスク装置から構
    成され、キャッシュメモリは、少なくとも前記ハードデ
    ィスク装置より高速アクセスが可能なメモリ素子から構
    成されることを特徴とする請求項1又は2記載のディス
    クアレイ装置。
JP6056656A 1994-03-02 1994-03-02 ディスクアレイ装置 Pending JPH07244564A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6056656A JPH07244564A (ja) 1994-03-02 1994-03-02 ディスクアレイ装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6691177B2 (en) * 1997-06-26 2004-02-10 Hitachi, Ltd. High speed file I/O control system with user set file structure to effect parallel access pattern over a network

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6691177B2 (en) * 1997-06-26 2004-02-10 Hitachi, Ltd. High speed file I/O control system with user set file structure to effect parallel access pattern over a network

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