JPH07244865A - 光ピックアップ - Google Patents
光ピックアップInfo
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- JPH07244865A JPH07244865A JP6036111A JP3611194A JPH07244865A JP H07244865 A JPH07244865 A JP H07244865A JP 6036111 A JP6036111 A JP 6036111A JP 3611194 A JP3611194 A JP 3611194A JP H07244865 A JPH07244865 A JP H07244865A
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- light
- optical pickup
- light source
- optical
- beam shaping
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光の利用効率を低下させることなく、光ピッ
クアップの薄型化を図ること。 【構成】 半導体レーザから出射された光源光29をそ
の光束の断面形状を略円形状にビーム整形した後で光記
録媒体27に向けて偏向させて対物レンズ28により集
光照射させ、前記光記録媒体27からの反射光35を前
記光源光29と分離し前記半導体レーザ側に配置させた
受光素子を含む検出光学系に導くようにした光ピックア
ップにおいて、前記反射光35を前記光源光29と分離
させる光束分離機能素子25を一軸性結晶により形成
し、この光束分離機能素子25の1つの面にその法線H
1 と入射する光源光29との作る平面が前記光記録媒体
27面に略平行で前記光源光29をビーム整形するビー
ム整形面32を形成し、ビーム整形のために高さ方向に
は屈折しないようにした。
クアップの薄型化を図ること。 【構成】 半導体レーザから出射された光源光29をそ
の光束の断面形状を略円形状にビーム整形した後で光記
録媒体27に向けて偏向させて対物レンズ28により集
光照射させ、前記光記録媒体27からの反射光35を前
記光源光29と分離し前記半導体レーザ側に配置させた
受光素子を含む検出光学系に導くようにした光ピックア
ップにおいて、前記反射光35を前記光源光29と分離
させる光束分離機能素子25を一軸性結晶により形成
し、この光束分離機能素子25の1つの面にその法線H
1 と入射する光源光29との作る平面が前記光記録媒体
27面に略平行で前記光源光29をビーム整形するビー
ム整形面32を形成し、ビーム整形のために高さ方向に
は屈折しないようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク等の光記録
媒体の光学的読取り等に用いられる光ピックアップに関
する。
媒体の光学的読取り等に用いられる光ピックアップに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるこの種の光ピックアップの
基本構成及び作用を図7及び図8を参照して説明する。
まず、半導体レーザ1から出射された直線偏光による発
散光はコリメートレンズ2により略平行光とされた後、
ビーム整形プリズム3で断面形状が略円形形状にビーム
整形される。その後、ビーム整形プリズム3と一体の偏
光ビームスプリッタ4を透過し、さらに、偏向プリズム
5により光ディスク6に向けて偏向される。この後、1
/4波長板7を通過することにより円偏光に変換され、
対物レンズ8により光ディスク6の記録面に微小スポッ
トとして集光照射され、情報の再生/記録或いは消去に
供される。この記録面で反射された反射光は、再び対物
レンズ8を通り、さらに、1/4波長板7をも透過する
ことにより光源光とは偏光方向が90°異なる状態の直
線偏光に変換され、偏向プリズム5で反射されて偏光ビ
ームスプリッタ4に入射する。この偏光ビームスプリッ
タ4では直線偏光の方向が異なっているので、今度は、
検出光学系9に向けて分離反射される。この検出光学系
9では検出レンズ10で収束傾向が与えられ、受光素子
11により受光検出される。
基本構成及び作用を図7及び図8を参照して説明する。
まず、半導体レーザ1から出射された直線偏光による発
散光はコリメートレンズ2により略平行光とされた後、
ビーム整形プリズム3で断面形状が略円形形状にビーム
整形される。その後、ビーム整形プリズム3と一体の偏
光ビームスプリッタ4を透過し、さらに、偏向プリズム
5により光ディスク6に向けて偏向される。この後、1
/4波長板7を通過することにより円偏光に変換され、
対物レンズ8により光ディスク6の記録面に微小スポッ
トとして集光照射され、情報の再生/記録或いは消去に
供される。この記録面で反射された反射光は、再び対物
レンズ8を通り、さらに、1/4波長板7をも透過する
ことにより光源光とは偏光方向が90°異なる状態の直
線偏光に変換され、偏向プリズム5で反射されて偏光ビ
ームスプリッタ4に入射する。この偏光ビームスプリッ
タ4では直線偏光の方向が異なっているので、今度は、
検出光学系9に向けて分離反射される。この検出光学系
9では検出レンズ10で収束傾向が与えられ、受光素子
11により受光検出される。
【0003】この受光素子11は例えば図8に示すよう
に、要素a,b,cを有する3分割受光素子構造のもの
であり、フォーカスエラー信号ΔFは、ΔF=b−(a
+c)としていわゆるビームサイズ法により検出され、
トラックエラー信号ΔTは、ΔT=a−cとしていわゆ
るプッシュプル法により検出され、これらのエラー信号
ΔF,ΔTに基づいて対物レンズ8のフォーカス方向
(Y方向)、トラッキング方向(X方向)の位置制御が
アクチュエータにより行われる。また、情報信号自体は
例えばa+b+cなる受光素子11の総和により検出さ
れる。
に、要素a,b,cを有する3分割受光素子構造のもの
であり、フォーカスエラー信号ΔFは、ΔF=b−(a
+c)としていわゆるビームサイズ法により検出され、
トラックエラー信号ΔTは、ΔT=a−cとしていわゆ
るプッシュプル法により検出され、これらのエラー信号
ΔF,ΔTに基づいて対物レンズ8のフォーカス方向
(Y方向)、トラッキング方向(X方向)の位置制御が
アクチュエータにより行われる。また、情報信号自体は
例えばa+b+cなる受光素子11の総和により検出さ
れる。
【0004】ところが、照明光(光源光)と検出光(反
射光)とを分離するために偏光ビームスプリッタ4を用
いているため、検出光の光路が略90°分離される構成
となり、光ピックアップが大型化してしまう。また、偏
光ビームスプリッタ4とビーム整形プリズム3とを一体
に構成しており、この光学部品12が複雑な形状の貼合
せ部品となり、高価となる。ちなみに、偏光ビームスプ
リッタ4とビーム整形プリズム3とを分離して構成して
もよいが、部品点数が増え、かつ、組付け工数が増える
ものとなる。また、ビーム整形をドライブ高さ方向(図
7中のY方向)に行っているため、光ピックアップの薄
型化を図れないものである。
射光)とを分離するために偏光ビームスプリッタ4を用
いているため、検出光の光路が略90°分離される構成
となり、光ピックアップが大型化してしまう。また、偏
光ビームスプリッタ4とビーム整形プリズム3とを一体
に構成しており、この光学部品12が複雑な形状の貼合
せ部品となり、高価となる。ちなみに、偏光ビームスプ
リッタ4とビーム整形プリズム3とを分離して構成して
もよいが、部品点数が増え、かつ、組付け工数が増える
ものとなる。また、ビーム整形をドライブ高さ方向(図
7中のY方向)に行っているため、光ピックアップの薄
型化を図れないものである。
【0005】このようなことから、例えば、文献「シャ
ープ技報第48号・1991年3月」中の第21頁ないし第26頁
の「レーザディスク用ホログラムピックアップ」によれ
ば、光ピックアップ中に光束分離機能素子としてホログ
ラム素子を利用することにより小型軽量化等を図ったも
のが示されている。具体的には、半導体レーザ(レーザ
ダイオード)と検出光学系中の受光素子とを1つのパッ
ケージ内に配置させた一体ユニットの出入射部にホログ
ラム素子を一体化して取付けたものである。即ち、この
ホログラム素子は光源光と反射光とを分離する分離機能
と検出機能とを持たせたものであり、ホログラム素子以
降の光ディスク迄の光路は両者で同一に設定され、コリ
メートレンズ2、偏向プリズム5、1/4波長板7及び
対物レンズ8のみにより部品点数の少ない小型構成とさ
れている。
ープ技報第48号・1991年3月」中の第21頁ないし第26頁
の「レーザディスク用ホログラムピックアップ」によれ
ば、光ピックアップ中に光束分離機能素子としてホログ
ラム素子を利用することにより小型軽量化等を図ったも
のが示されている。具体的には、半導体レーザ(レーザ
ダイオード)と検出光学系中の受光素子とを1つのパッ
ケージ内に配置させた一体ユニットの出入射部にホログ
ラム素子を一体化して取付けたものである。即ち、この
ホログラム素子は光源光と反射光とを分離する分離機能
と検出機能とを持たせたものであり、ホログラム素子以
降の光ディスク迄の光路は両者で同一に設定され、コリ
メートレンズ2、偏向プリズム5、1/4波長板7及び
対物レンズ8のみにより部品点数の少ない小型構成とさ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一般に、ホ
ログラムピックアップでは、ホログラム素子により光が
回折されるため、透過率が低くて光利用効率が悪いとい
う根本的欠点がある。また、ホログラム素子の持つ機能
は、光束の分離機能と信号検出のための検出素子機能と
であり、ビーム整形を行っていないので、この点からも
光利用効率の悪いものとなっている。光利用効率を上げ
るには、短焦点のコリメートレンズで光源光をカップリ
ングするようにすれば、カップリング効率が上がること
になるが、この場合、平行光が楕円化するので、ビーム
整形を行い、断面形状を略円形状にすることが必要であ
り、ビーム整形プリズムを新たに設けなければならない
ものである。さらには、光ディスクに対して直交配置さ
れる形の構造であり、光ピックアップのドライブ高さ方
向の薄型化を図れないものであり、現実的には、それ
程、光ピックアップ構成について部品点数の減少、小型
化、低コスト化を実現し得るものではない。また、ホロ
グラム素子での乱反射光が受光素子に入射し得るので、
情報信号やエラー信号のS/N比が低下してしまうもの
である。
ログラムピックアップでは、ホログラム素子により光が
回折されるため、透過率が低くて光利用効率が悪いとい
う根本的欠点がある。また、ホログラム素子の持つ機能
は、光束の分離機能と信号検出のための検出素子機能と
であり、ビーム整形を行っていないので、この点からも
光利用効率の悪いものとなっている。光利用効率を上げ
るには、短焦点のコリメートレンズで光源光をカップリ
ングするようにすれば、カップリング効率が上がること
になるが、この場合、平行光が楕円化するので、ビーム
整形を行い、断面形状を略円形状にすることが必要であ
り、ビーム整形プリズムを新たに設けなければならない
ものである。さらには、光ディスクに対して直交配置さ
れる形の構造であり、光ピックアップのドライブ高さ方
向の薄型化を図れないものであり、現実的には、それ
程、光ピックアップ構成について部品点数の減少、小型
化、低コスト化を実現し得るものではない。また、ホロ
グラム素子での乱反射光が受光素子に入射し得るので、
情報信号やエラー信号のS/N比が低下してしまうもの
である。
【0007】このようなことから、本発明は、光利用効
率を損なうことなく薄型化を図れるとともに、一層、部
品点数の削減、小型化及び低コスト化を図り得る光ピッ
クアップを提供することを目的とする。
率を損なうことなく薄型化を図れるとともに、一層、部
品点数の削減、小型化及び低コスト化を図り得る光ピッ
クアップを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の光ピック
アップは、半導体レーザから出射された光源光をその光
束の断面形状を略円形状にビーム整形した後で光記録媒
体に向けて偏向させて対物レンズにより集光照射させ、
前記光記録媒体からの反射光を前記光源光と分離し前記
半導体レーザ側に配置させた受光素子を含む検出光学系
に導くようにした光ピックアップにおいて、前記反射光
を前記光源光と分離させる光束分離機能素子を一軸性結
晶により形成し、この光束分離機能素子の1つの面にそ
の法線と入射する光源光との作る平面が前記光記録媒体
面に略平行で前記光源光をビーム整形するビーム整形面
を形成したものである。
アップは、半導体レーザから出射された光源光をその光
束の断面形状を略円形状にビーム整形した後で光記録媒
体に向けて偏向させて対物レンズにより集光照射させ、
前記光記録媒体からの反射光を前記光源光と分離し前記
半導体レーザ側に配置させた受光素子を含む検出光学系
に導くようにした光ピックアップにおいて、前記反射光
を前記光源光と分離させる光束分離機能素子を一軸性結
晶により形成し、この光束分離機能素子の1つの面にそ
の法線と入射する光源光との作る平面が前記光記録媒体
面に略平行で前記光源光をビーム整形するビーム整形面
を形成したものである。
【0009】請求項2記載の光ピックアップは、請求項
1記載の光ピックアップにおいて、光束分離機能素子
が、ビーム整形後の光束を光記録媒体側に向けて偏向さ
せる偏向面を有するものである。
1記載の光ピックアップにおいて、光束分離機能素子
が、ビーム整形後の光束を光記録媒体側に向けて偏向さ
せる偏向面を有するものである。
【0010】請求項3記載の光ピックアップは、請求項
2記載の光ピックアップにおいて、光束分離機能素子の
偏向面の法線の方向を、ビーム整形面の法線と入射する
光源光との作る平面に対して、45°で交叉する方向に
設定したものである。
2記載の光ピックアップにおいて、光束分離機能素子の
偏向面の法線の方向を、ビーム整形面の法線と入射する
光源光との作る平面に対して、45°で交叉する方向に
設定したものである。
【0011】請求項4記載の光ピックアップは、請求項
1,2又は3記載の光ピックアップにおいて、光束分離
機能素子の光学軸の方向を、ビーム整形面の法線と入射
する光源光との作る平面に対して、直交する方向又は平
行な方向に設定したものである。
1,2又は3記載の光ピックアップにおいて、光束分離
機能素子の光学軸の方向を、ビーム整形面の法線と入射
する光源光との作る平面に対して、直交する方向又は平
行な方向に設定したものである。
【0012】請求項5記載の光ピックアップは、請求項
1,2,3又は4記載の光ピックアップにおいて、光束
分離機能素子を形成する一軸性結晶を、水晶としたもの
である。
1,2,3又は4記載の光ピックアップにおいて、光束
分離機能素子を形成する一軸性結晶を、水晶としたもの
である。
【0013】請求項6記載の光ピックアップは、請求項
1,2,3又は4記載の光ピックアップにおいて、光束
分離機能素子を形成する一軸性結晶を、ニオブ酸リチウ
ムとしたものである。
1,2,3又は4記載の光ピックアップにおいて、光束
分離機能素子を形成する一軸性結晶を、ニオブ酸リチウ
ムとしたものである。
【0014】請求項7記載の光ピックアップは、請求項
1,2,3又は4記載の光ピックアップにおいて、光束
分離機能素子を形成する一軸性結晶を、方解石としたも
のである。
1,2,3又は4記載の光ピックアップにおいて、光束
分離機能素子を形成する一軸性結晶を、方解石としたも
のである。
【0015】請求項8記載の光ピックアップは、請求項
1,2,3,4,5,6又は7記載の光ピックアップに
おいて、半導体レーザと受光素子とを同一のパッケージ
内に一体で封入したものである。
1,2,3,4,5,6又は7記載の光ピックアップに
おいて、半導体レーザと受光素子とを同一のパッケージ
内に一体で封入したものである。
【0016】
【作用】請求項1記載の光ピックアップにおいては、光
束分離機能素子の1つの面に形成されたビーム整形面に
対してビーム整形面の法線との作る平面が光記録媒体面
に略平行となるように光源光の入射方向を設定している
ので、ビーム整形のために高さ方向には屈折しないもの
となり、薄型化を図れる。この際、一軸性結晶による光
束分離機能素子をベースとしているので、光の利用効率
が低下することもない。
束分離機能素子の1つの面に形成されたビーム整形面に
対してビーム整形面の法線との作る平面が光記録媒体面
に略平行となるように光源光の入射方向を設定している
ので、ビーム整形のために高さ方向には屈折しないもの
となり、薄型化を図れる。この際、一軸性結晶による光
束分離機能素子をベースとしているので、光の利用効率
が低下することもない。
【0017】請求項2記載の光ピックアップにおいて
は、ビーム整形面を有する光束分離機能素子が偏向面を
も有することにより、ビーム整形と偏向と光束分離との
3つの機能を併せ持つので、光利用効率を損なうことな
く、部品点数の削減・小型化及び低コスト化を図れる。
は、ビーム整形面を有する光束分離機能素子が偏向面を
も有することにより、ビーム整形と偏向と光束分離との
3つの機能を併せ持つので、光利用効率を損なうことな
く、部品点数の削減・小型化及び低コスト化を図れる。
【0018】請求項3,4記載の光ピックアップにおい
ては、光束分離機能素子の偏向面の法線の方向や、光束
分離機能素子の光学軸の方向を、ビーム整形面の法線と
入射する光源光との作る平面に対して、45°傾斜する
方向や直交又は平行なる方向に設定しているので、光学
系の設計が容易となる。
ては、光束分離機能素子の偏向面の法線の方向や、光束
分離機能素子の光学軸の方向を、ビーム整形面の法線と
入射する光源光との作る平面に対して、45°傾斜する
方向や直交又は平行なる方向に設定しているので、光学
系の設計が容易となる。
【0019】また、請求項5記載の光ピックアップにお
いては、一軸性結晶を水晶としているので、安価で加工
性に優れた特性を活かして低価格・高精度に構成でき
る。
いては、一軸性結晶を水晶としているので、安価で加工
性に優れた特性を活かして低価格・高精度に構成でき
る。
【0020】一方、請求項6,7記載の光ピックアップ
においては、一軸性結晶をニオブ酸リチウム又は方解石
としているので、常光線と異常光線とに対する屈折率差
が大きいため、同一側に配置される半導体レーザと受光
素子との配設間隔を広くとれ、互いの干渉を低減させる
ことができる。
においては、一軸性結晶をニオブ酸リチウム又は方解石
としているので、常光線と異常光線とに対する屈折率差
が大きいため、同一側に配置される半導体レーザと受光
素子との配設間隔を広くとれ、互いの干渉を低減させる
ことができる。
【0021】請求項8記載の光ピックアップにおいて
は、半導体レーザと受光素子についても、同一のパッケ
ージ内に一体で封入して設けているので、光ピックアッ
プの一層の小型化を図れるものとなる。
は、半導体レーザと受光素子についても、同一のパッケ
ージ内に一体で封入して設けているので、光ピックアッ
プの一層の小型化を図れるものとなる。
【0022】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図5に基づい
て説明する。本実施例の光ピックアップは、半導体レー
ザ21と受光素子22とを一体化してなる光源・検出ユ
ニット23と、検出レンズ兼用のコリメートレンズ24
と、光束分離機能素子である複屈折プリズム25と、1
/4波長板26と、光記録媒体である光ディスク27に
対向させた対物レンズ28とにより構成されている。
て説明する。本実施例の光ピックアップは、半導体レー
ザ21と受光素子22とを一体化してなる光源・検出ユ
ニット23と、検出レンズ兼用のコリメートレンズ24
と、光束分離機能素子である複屈折プリズム25と、1
/4波長板26と、光記録媒体である光ディスク27に
対向させた対物レンズ28とにより構成されている。
【0023】ここに、光源・検出ユニット23は例えば
図2及び図3に示すように光源光29を出射するレーザ
ダイオード構成の半導体レーザ21と、検出光学系中の
受光素子22とを極く近傍に位置させて同一のパッケー
ジ30内に一体で封入・配設させてなるものである。3
1は透明窓である。ここに、受光素子22は図8に示し
た受光素子11の場合と同様に3分割構成のものが用い
られ、検出領域の要素としてa,b,cを有するように
設定されている。
図2及び図3に示すように光源光29を出射するレーザ
ダイオード構成の半導体レーザ21と、検出光学系中の
受光素子22とを極く近傍に位置させて同一のパッケー
ジ30内に一体で封入・配設させてなるものである。3
1は透明窓である。ここに、受光素子22は図8に示し
た受光素子11の場合と同様に3分割構成のものが用い
られ、検出領域の要素としてa,b,cを有するように
設定されている。
【0024】また、動作原理等は後述するが、複屈折プ
リズム25は複屈折材料の一種である一軸性結晶(例え
ば、水晶、ニオブ酸リチウム(LiNbO3 )、方解
石、ルチル等)により変形六面体形状に形成されたもの
である。この複屈折プリズム25の光学軸Aの方向は、
対物レンズ28の光軸方向に一致(平行)させて設定さ
れている。また、この複屈折プリズム25の、光源・検
出ユニット23に対向して入射面及び最終出射面として
機能する1つの面は、平面方向から見て斜めに傾斜させ
たビーム整形面32として形成されている(このビーム
整形面32は、対物レンズ28の光軸方向には平行な面
として形成されている)。また、複屈折プリズム25の
ビーム整形面32に対向する面は、対物レンズ28の光
軸に対して45°傾けた斜面により偏向面33が形成さ
れている。さらに、複屈折プリズム25の1/4波長板
26に対向する出射面34は再入射面ともされており、
対物レンズ28の光軸に直交する面として形成されてい
る。
リズム25は複屈折材料の一種である一軸性結晶(例え
ば、水晶、ニオブ酸リチウム(LiNbO3 )、方解
石、ルチル等)により変形六面体形状に形成されたもの
である。この複屈折プリズム25の光学軸Aの方向は、
対物レンズ28の光軸方向に一致(平行)させて設定さ
れている。また、この複屈折プリズム25の、光源・検
出ユニット23に対向して入射面及び最終出射面として
機能する1つの面は、平面方向から見て斜めに傾斜させ
たビーム整形面32として形成されている(このビーム
整形面32は、対物レンズ28の光軸方向には平行な面
として形成されている)。また、複屈折プリズム25の
ビーム整形面32に対向する面は、対物レンズ28の光
軸に対して45°傾けた斜面により偏向面33が形成さ
れている。さらに、複屈折プリズム25の1/4波長板
26に対向する出射面34は再入射面ともされており、
対物レンズ28の光軸に直交する面として形成されてい
る。
【0025】ここに、半導体レーザ21とビーム整形面
32との配置関係について説明する。半導体レーザ21
からの光源光29はビーム整形面32に対して非垂直状
態なる角度jを持って入射するが、ビーム整形面32に
立てた法線をH1 とすると、この法線H1 と半導体レー
ザ21からこのビーム整形面32に入射する光源光29
とが作る平面(仮想平面)が、光ディスク27面に平行
(厳密に平行でなくてもよく、要は、略平行であればよ
い)となるように設定されている。
32との配置関係について説明する。半導体レーザ21
からの光源光29はビーム整形面32に対して非垂直状
態なる角度jを持って入射するが、ビーム整形面32に
立てた法線をH1 とすると、この法線H1 と半導体レー
ザ21からこのビーム整形面32に入射する光源光29
とが作る平面(仮想平面)が、光ディスク27面に平行
(厳密に平行でなくてもよく、要は、略平行であればよ
い)となるように設定されている。
【0026】よって、このような仮想平面と複屈折プリ
ズム25の光学軸Aの方向との関係は直交する方向に設
定され、また、仮想平面と偏向面33の法線H2 の方向
との関係は45°で交叉するように設定されている。
ズム25の光学軸Aの方向との関係は直交する方向に設
定され、また、仮想平面と偏向面33の法線H2 の方向
との関係は45°で交叉するように設定されている。
【0027】このような構成において、半導体レーザ2
1から出射された光源光29は直線偏光の発散光である
がその光軸上に配設されたコリメートレンズ24により
略平行光とされて、複屈折プリズム25のビーム整形面
32に角度jにて斜め(光ディスク27と平行な面内
で)に入射しビーム整形面32で屈折作用を受けること
により断面円形状にビーム整形される。ビーム整形面3
2から複屈折プリズム25中に進入した光源光29は偏
向面33で90°反射されることにより、光ディスク2
7側に向けて偏向される。このように偏向されて複屈折
プリズム25の出射面34から出射される光は、1/4
波長板26を透過することにより円偏光に変換され、対
物レンズ28によって光ディスク27の記録面に微小ス
ポットとして集光照射され、情報の再生/記録或いは消
去に供される。この記録面で反射された反射光35は再
び対物レンズ28を通ることにより略平行光に戻され、
1/4波長板26を再度通ることにより光源光29とは
偏光方向が90°異なる直線偏光に変換され、出射面3
4を再入射面として再び複屈折プリズム25に入射す
る。このように複屈折プリズム25に再入射した光は、
偏向面33で再び偏向されてビーム整形面32から最終
的に出射することになるが、この際、後述する動作原理
により、光源光29の場合とは異なる角度(≠90°)
で反射されるため、反射光35は光源光29と分離され
る光束分離機能を受ける。分離されてビーム整形面32
から出射する反射光35はコリメートレンズ24に斜め
入射した後、最終的には、光源・検出ユニット23内の
受光素子22に入射して受光検出される。
1から出射された光源光29は直線偏光の発散光である
がその光軸上に配設されたコリメートレンズ24により
略平行光とされて、複屈折プリズム25のビーム整形面
32に角度jにて斜め(光ディスク27と平行な面内
で)に入射しビーム整形面32で屈折作用を受けること
により断面円形状にビーム整形される。ビーム整形面3
2から複屈折プリズム25中に進入した光源光29は偏
向面33で90°反射されることにより、光ディスク2
7側に向けて偏向される。このように偏向されて複屈折
プリズム25の出射面34から出射される光は、1/4
波長板26を透過することにより円偏光に変換され、対
物レンズ28によって光ディスク27の記録面に微小ス
ポットとして集光照射され、情報の再生/記録或いは消
去に供される。この記録面で反射された反射光35は再
び対物レンズ28を通ることにより略平行光に戻され、
1/4波長板26を再度通ることにより光源光29とは
偏光方向が90°異なる直線偏光に変換され、出射面3
4を再入射面として再び複屈折プリズム25に入射す
る。このように複屈折プリズム25に再入射した光は、
偏向面33で再び偏向されてビーム整形面32から最終
的に出射することになるが、この際、後述する動作原理
により、光源光29の場合とは異なる角度(≠90°)
で反射されるため、反射光35は光源光29と分離され
る光束分離機能を受ける。分離されてビーム整形面32
から出射する反射光35はコリメートレンズ24に斜め
入射した後、最終的には、光源・検出ユニット23内の
受光素子22に入射して受光検出される。
【0028】この場合、受光素子22による検出法は従
来と同様である。即ち、フォーカスエラー信号ΔFは、
ΔF=b−(a+c)としていわゆるビームサイズ法に
より検出され、トラックエラー信号ΔTは、ΔT=a−
cとしていわゆるプッシュプル法により検出され、これ
らのエラー信号ΔF,ΔTに基づいて対物レンズ28の
フォーカス方向、トラッキング方向の位置制御がアクチ
ュエータにより行われる。また、情報信号自体は例えば
a+b+cなる受光素子22の総和により検出される。
もっとも、フォーカスエラー信号は、例えば、非点収差
法等のような別の方法で検出するようにしてもよい。即
ち、エラー信号、情報信号等の検出光学系の検出方式は
特に問わないものである。
来と同様である。即ち、フォーカスエラー信号ΔFは、
ΔF=b−(a+c)としていわゆるビームサイズ法に
より検出され、トラックエラー信号ΔTは、ΔT=a−
cとしていわゆるプッシュプル法により検出され、これ
らのエラー信号ΔF,ΔTに基づいて対物レンズ28の
フォーカス方向、トラッキング方向の位置制御がアクチ
ュエータにより行われる。また、情報信号自体は例えば
a+b+cなる受光素子22の総和により検出される。
もっとも、フォーカスエラー信号は、例えば、非点収差
法等のような別の方法で検出するようにしてもよい。即
ち、エラー信号、情報信号等の検出光学系の検出方式は
特に問わないものである。
【0029】ところで、本実施例による複屈折プリズム
25の光束分離の原理について説明する。光束分離機能
を考察する上では、ビーム整形機能は無関係であるの
で、複屈折プリズム25を、図4に示すように、偏向面
33を有する三角プリズムとして考えればよい。ここ
に、偏向面33の法線H2 は前述したように光学軸Aの
方向と45°で交叉するように設定されている。このよ
うな条件下に、光線(光源光29)が法線H2 に対して
垂直面内で45°の角度で入射した場合を考える。する
と、P偏光の光は光路x‐y間では異常光線、光路y‐
z間では常光線となるのに対し、S偏光の光は光路x‐
y間及び光路y‐z間の何れでも常光線となる。
25の光束分離の原理について説明する。光束分離機能
を考察する上では、ビーム整形機能は無関係であるの
で、複屈折プリズム25を、図4に示すように、偏向面
33を有する三角プリズムとして考えればよい。ここ
に、偏向面33の法線H2 は前述したように光学軸Aの
方向と45°で交叉するように設定されている。このよ
うな条件下に、光線(光源光29)が法線H2 に対して
垂直面内で45°の角度で入射した場合を考える。する
と、P偏光の光は光路x‐y間では異常光線、光路y‐
z間では常光線となるのに対し、S偏光の光は光路x‐
y間及び光路y‐z間の何れでも常光線となる。
【0030】これは、見掛け上、図5に示すように偏向
面33を接合面P12として折返してなる2つの三角状の
プリズムP1 ,P2 を接合させてなる一般に市販のセナ
ルモンプリズムPと等価である。よって、このセナルモ
ンプリズムPを用いて光束分離角εを求めればよい。A
1 ,A2 は各プリズムP1 ,P2 の光学軸を示し、互い
に直交する方向となる。まず、S偏光の光(紙面直交方
向に振動する光)はプリズムP1 ,P2 の両方で常光線
であり、光は直進する。一方、P偏光の光(紙面上下方
向に振動する光)はプリズムP1 中では異常光線、プリ
ズムP2 中では常光線となる。そこで、プリズムP1 ,
P2 の常光線屈折率をno 、異常光線屈折率をne とす
ると、接合面P12での光の屈折角θは、スネルの法則に
より、 ne sin45°=no sinθ …………(1) となる。また、P偏光の光の入射角をφとすると、 φ=θ−45° ………………………(2) sinε=no sinφ ………………………(3) が成立する。これらの(1)〜(3)式より分離角εを
求めると、 ε=sin~1〔no sin{sin~1(ne・sin45°)/no−45°}〕 ………………………(4) となる。
面33を接合面P12として折返してなる2つの三角状の
プリズムP1 ,P2 を接合させてなる一般に市販のセナ
ルモンプリズムPと等価である。よって、このセナルモ
ンプリズムPを用いて光束分離角εを求めればよい。A
1 ,A2 は各プリズムP1 ,P2 の光学軸を示し、互い
に直交する方向となる。まず、S偏光の光(紙面直交方
向に振動する光)はプリズムP1 ,P2 の両方で常光線
であり、光は直進する。一方、P偏光の光(紙面上下方
向に振動する光)はプリズムP1 中では異常光線、プリ
ズムP2 中では常光線となる。そこで、プリズムP1 ,
P2 の常光線屈折率をno 、異常光線屈折率をne とす
ると、接合面P12での光の屈折角θは、スネルの法則に
より、 ne sin45°=no sinθ …………(1) となる。また、P偏光の光の入射角をφとすると、 φ=θ−45° ………………………(2) sinε=no sinφ ………………………(3) が成立する。これらの(1)〜(3)式より分離角εを
求めると、 ε=sin~1〔no sin{sin~1(ne・sin45°)/no−45°}〕 ………………………(4) となる。
【0031】よって、本実施例構成の複屈折プリズム2
5において、例えば、1軸性結晶として水晶を用いた場
合には、波長780nm の光に対して、常光線屈折率no =
1.5387,異常光線屈折率ne =1.5476であるので、ε=
0.51°となる。つまり、本実施例の複屈折プリズム25
を水晶で構成した場合、P偏光とS偏光とは0.51°の分
離角を持って分離されることになる。
5において、例えば、1軸性結晶として水晶を用いた場
合には、波長780nm の光に対して、常光線屈折率no =
1.5387,異常光線屈折率ne =1.5476であるので、ε=
0.51°となる。つまり、本実施例の複屈折プリズム25
を水晶で構成した場合、P偏光とS偏光とは0.51°の分
離角を持って分離されることになる。
【0032】ここに、複屈折プリズム25を構成する一
軸性結晶としては、水晶に限らず、前述したように、ニ
オブ酸リチウム、方解石、ルチル等を用い得る。材料と
してのコストは、水晶、ニオブ酸リチウム、方解石、ル
チルの順で、常光線と異常光線との屈折率の差(分離角
の大きさに影響)は、逆に、ルチル、方解石、ニオブ酸
リチウム、水晶の順となるので、コスト、分離角等の設
計条件から、材料としては適宜最適なものを選定すれば
よい。即ち、水晶を用いれば、安価で加工性に優れたも
のとなり、光ピックアップとして低価格で高精度なもの
を構成できる。一方、方解石やニオブ酸リチウム等を用
いれば、分離角をより大きくとれるため、光源・検出ユ
ニット23における半導体レーザ21と受光素子22と
の配設間隔を広めにとることができ、光源光29と反射
光35との互いの干渉を低減させることができる。
軸性結晶としては、水晶に限らず、前述したように、ニ
オブ酸リチウム、方解石、ルチル等を用い得る。材料と
してのコストは、水晶、ニオブ酸リチウム、方解石、ル
チルの順で、常光線と異常光線との屈折率の差(分離角
の大きさに影響)は、逆に、ルチル、方解石、ニオブ酸
リチウム、水晶の順となるので、コスト、分離角等の設
計条件から、材料としては適宜最適なものを選定すれば
よい。即ち、水晶を用いれば、安価で加工性に優れたも
のとなり、光ピックアップとして低価格で高精度なもの
を構成できる。一方、方解石やニオブ酸リチウム等を用
いれば、分離角をより大きくとれるため、光源・検出ユ
ニット23における半導体レーザ21と受光素子22と
の配設間隔を広めにとることができ、光源光29と反射
光35との互いの干渉を低減させることができる。
【0033】よって、本実施例構成の光ピックアップに
よれば、複屈折プリズム25が単独でビーム整形機能、
偏向機能及び光束分離機能の3つの機能を併せ持つの
で、光束分離専用の光学部品にビーム整形プリズムや偏
向プリズム等を別部品として用意し後付けするような必
要がなく、光ピックアップ構成部品の部品点数を削減で
き、低コスト化及び小型化を図ることができる。特に、
ビーム整形機能が光ディスク27と平行な平面内で行わ
れているので、高さ方向に厚みが増すことがなく、光ピ
ックアップの薄型化を図ることができる。薄型化を一層
図る上では、1/4波長板26を出射面34に一体化さ
せるのも効果的である。また、従来のようなホログラム
素子等を用いることなく、プリズムなる光学部品をベー
スとして複数機能を併せ持つ構成としているので、光の
利用効率をあまり損なうこともない。特に、本実施例に
あっては、コリメートレンズ24が検出レンズを兼用す
る等の部品の共有化も図れるので、一層の部品点数の削
減、小型化等を図れるものとなる。さらに、本実施例で
は半導体レーザ21と受光素子22とを1つのパッケー
ジ30内に一体で封入させて光源・検出ユニット23を
構成しているので、光ピックアップ全体の小型化に寄与
するものとなる。
よれば、複屈折プリズム25が単独でビーム整形機能、
偏向機能及び光束分離機能の3つの機能を併せ持つの
で、光束分離専用の光学部品にビーム整形プリズムや偏
向プリズム等を別部品として用意し後付けするような必
要がなく、光ピックアップ構成部品の部品点数を削減で
き、低コスト化及び小型化を図ることができる。特に、
ビーム整形機能が光ディスク27と平行な平面内で行わ
れているので、高さ方向に厚みが増すことがなく、光ピ
ックアップの薄型化を図ることができる。薄型化を一層
図る上では、1/4波長板26を出射面34に一体化さ
せるのも効果的である。また、従来のようなホログラム
素子等を用いることなく、プリズムなる光学部品をベー
スとして複数機能を併せ持つ構成としているので、光の
利用効率をあまり損なうこともない。特に、本実施例に
あっては、コリメートレンズ24が検出レンズを兼用す
る等の部品の共有化も図れるので、一層の部品点数の削
減、小型化等を図れるものとなる。さらに、本実施例で
は半導体レーザ21と受光素子22とを1つのパッケー
ジ30内に一体で封入させて光源・検出ユニット23を
構成しているので、光ピックアップ全体の小型化に寄与
するものとなる。
【0034】なお、本実施例では、複屈折プリズム25
の光学軸Aの方向を、ビーム整形面32の法線H1 と入
射する光源光29との作る仮想平面に対して、直交する
方向に設定したが、図6に示すように、仮想平面に平行
な方向(=180°)に設定するようにしても同様の効
果が得られる。これは、図5に示したセナルモンプリズ
ムPにおいて光学軸A1 ,A2 を入替えたものに相当す
るからである。
の光学軸Aの方向を、ビーム整形面32の法線H1 と入
射する光源光29との作る仮想平面に対して、直交する
方向に設定したが、図6に示すように、仮想平面に平行
な方向(=180°)に設定するようにしても同様の効
果が得られる。これは、図5に示したセナルモンプリズ
ムPにおいて光学軸A1 ,A2 を入替えたものに相当す
るからである。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の光ピックアップによれ
ば、半導体レーザから出射された光源光をその光束の断
面形状を略円形状にビーム整形した後で光記録媒体に向
けて偏向させて対物レンズにより集光照射させ、前記光
記録媒体からの反射光を前記光源光と分離し前記半導体
レーザ側に配置させた受光素子を含む検出光学系に導く
ようにした光ピックアップにおいて、前記反射光を前記
光源光と分離させる光束分離機能素子を一軸性結晶によ
り形成し、この光束分離機能素子の1つの面にその法線
と入射する光源光との作る平面が前記光記録媒体面に略
平行で前記光源光をビーム整形するビーム整形面を形成
することで、光束分離機能素子の1つの面に形成された
ビーム整形面に対してビーム整形面の法線との作る平面
が光記録媒体面に略平行となるように光源光の入射方向
を設定したので、ビーム整形のために高さ方向には屈折
しないものとなり、光ピックアップして薄型化を図るこ
とができ、この際、一軸性結晶による光束分離機能素子
をベースとしているので、光の利用効率が低下すること
もないものとなる。
ば、半導体レーザから出射された光源光をその光束の断
面形状を略円形状にビーム整形した後で光記録媒体に向
けて偏向させて対物レンズにより集光照射させ、前記光
記録媒体からの反射光を前記光源光と分離し前記半導体
レーザ側に配置させた受光素子を含む検出光学系に導く
ようにした光ピックアップにおいて、前記反射光を前記
光源光と分離させる光束分離機能素子を一軸性結晶によ
り形成し、この光束分離機能素子の1つの面にその法線
と入射する光源光との作る平面が前記光記録媒体面に略
平行で前記光源光をビーム整形するビーム整形面を形成
することで、光束分離機能素子の1つの面に形成された
ビーム整形面に対してビーム整形面の法線との作る平面
が光記録媒体面に略平行となるように光源光の入射方向
を設定したので、ビーム整形のために高さ方向には屈折
しないものとなり、光ピックアップして薄型化を図るこ
とができ、この際、一軸性結晶による光束分離機能素子
をベースとしているので、光の利用効率が低下すること
もないものとなる。
【0036】請求項2記載の光ピックアップによれば、
請求項1記載の光ピックアップにおいて、光束分離機能
素子が、ビーム整形後の光束を光記録媒体側に向けて偏
向させる偏向面を有することで、ビーム整形と偏向と光
束分離との3つの機能を併せ持つので、光利用効率を損
なうことなく、部品点数の削減・小型化及び低コスト化
を図ることができる。
請求項1記載の光ピックアップにおいて、光束分離機能
素子が、ビーム整形後の光束を光記録媒体側に向けて偏
向させる偏向面を有することで、ビーム整形と偏向と光
束分離との3つの機能を併せ持つので、光利用効率を損
なうことなく、部品点数の削減・小型化及び低コスト化
を図ることができる。
【0037】請求項3記載の光ピックアップによれば、
請求項2記載の光ピックアップにおいて、光束分離機能
素子の偏向面の法線の方向を、ビーム整形面の法線と入
射する光源光との作る平面に対して、45°で交叉する
方向に設定したので、光学系の設計が容易となり、高精
度に構成できる。
請求項2記載の光ピックアップにおいて、光束分離機能
素子の偏向面の法線の方向を、ビーム整形面の法線と入
射する光源光との作る平面に対して、45°で交叉する
方向に設定したので、光学系の設計が容易となり、高精
度に構成できる。
【0038】請求項4記載の光ピックアップによれば、
請求項1,2又は3記載の光ピックアップにおいて、光
束分離機能素子の光学軸の方向を、ビーム整形面の法線
と入射する光源光との作る平面に対して、直交する方向
又は平行な方向に設定したので、光学系の設計が容易と
なり、高精度に構成できる。
請求項1,2又は3記載の光ピックアップにおいて、光
束分離機能素子の光学軸の方向を、ビーム整形面の法線
と入射する光源光との作る平面に対して、直交する方向
又は平行な方向に設定したので、光学系の設計が容易と
なり、高精度に構成できる。
【0039】請求項5記載の光ピックアップによれば、
請求項1,2,3又は4記載の光ピックアップにおい
て、光束分離機能素子を形成する一軸性結晶を水晶とし
たので、安価で加工性に優れた特性を活かして低価格・
高精度に構成できる。
請求項1,2,3又は4記載の光ピックアップにおい
て、光束分離機能素子を形成する一軸性結晶を水晶とし
たので、安価で加工性に優れた特性を活かして低価格・
高精度に構成できる。
【0040】請求項6,7記載の光ピックアップによれ
ば、請求項1,2,3又は4記載の光ピックアップにお
いて、光束分離機能素子を形成する一軸性結晶をニオブ
酸リチウム又は方解石としているので、常光線と異常光
線とに対する屈折率差が大きいため、同一側に配置され
る半導体レーザと受光素子との配設間隔を広くとれ、互
いの干渉を低減させることができる。
ば、請求項1,2,3又は4記載の光ピックアップにお
いて、光束分離機能素子を形成する一軸性結晶をニオブ
酸リチウム又は方解石としているので、常光線と異常光
線とに対する屈折率差が大きいため、同一側に配置され
る半導体レーザと受光素子との配設間隔を広くとれ、互
いの干渉を低減させることができる。
【0041】請求項8記載の光ピックアップによれば、
請求項1,2,3,4,5,6又は7記載の光ピックア
ップにおいて、半導体レーザと受光素子とを同一のパッ
ケージ内に一体で封入したので、光ピックアップの一層
の小型化を図れるものとなる。
請求項1,2,3,4,5,6又は7記載の光ピックア
ップにおいて、半導体レーザと受光素子とを同一のパッ
ケージ内に一体で封入したので、光ピックアップの一層
の小型化を図れるものとなる。
【図1】本発明の一実施例を示す概略斜視図である。
【図2】光源・検出ユニットの構成を示す水平断面図で
ある。
ある。
【図3】その正面図である。
【図4】光束分離の原理を説明するための原理的構成図
である。
である。
【図5】等価的構成なるセナルモンプリズムを示す構成
図である。
図である。
【図6】複屈折プリズムの変形例を示す原理的構成図で
ある。
ある。
【図7】従来例を示す側面図である。
【図8】その受光素子の正面図である。
21 半導体レーザ 22 受光素子 25 光束分離機能素子 27 光記録媒体 28 対物レンズ 29 光源光 30 パッケージ 32 ビーム整形面 33 偏向面 35 反射光 A 光学軸 H1 ビーム整形面の法線 H2 偏向面の法線
Claims (8)
- 【請求項1】 半導体レーザから出射された光源光をそ
の光束の断面形状を略円形状にビーム整形した後で光記
録媒体に向けて偏向させて対物レンズにより集光照射さ
せ、前記光記録媒体からの反射光を前記光源光と分離し
前記半導体レーザ側に配置させた受光素子を含む検出光
学系に導くようにした光ピックアップにおいて、前記反
射光を前記光源光と分離させる光束分離機能素子を一軸
性結晶により形成し、この光束分離機能素子の1つの面
にその法線と入射する光源光との作る平面が前記光記録
媒体面に略平行で前記光源光をビーム整形するビーム整
形面を形成したことを特徴とする光ピックアップ。 - 【請求項2】 光束分離機能素子が、ビーム整形後の光
束を光記録媒体側に向けて偏向させる偏向面を有するこ
とを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。 - 【請求項3】 光束分離機能素子の偏向面の法線の方向
を、ビーム整形面の法線と入射する光源光との作る平面
に対して、45°で交叉する方向に設定したことを特徴
とする請求項2記載の光ピックアップ。 - 【請求項4】 光束分離機能素子の光学軸の方向を、ビ
ーム整形面の法線と入射する光源光との作る平面に対し
て、直交する方向又は平行な方向に設定したことを特徴
とする請求項1,2又は3記載の光ピックアップ。 - 【請求項5】 光束分離機能素子を形成する一軸性結晶
を、水晶としたことを特徴とする請求項1,2,3又は
4記載の光ピックアップ。 - 【請求項6】 光束分離機能素子を形成する一軸性結晶
を、ニオブ酸リチウムとしたことを特徴とする請求項
1,2,3又は4記載の光ピックアップ。 - 【請求項7】 光束分離機能素子を形成する一軸性結晶
を、方解石としたことを特徴とする請求項1,2,3又
は4記載の光ピックアップ。 - 【請求項8】 半導体レーザと受光素子とを同一のパッ
ケージ内に一体で封入したことを特徴とする請求項1,
2,3,4,5,6又は7記載の光ピックアップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6036111A JPH07244865A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 光ピックアップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6036111A JPH07244865A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 光ピックアップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07244865A true JPH07244865A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12460668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6036111A Pending JPH07244865A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 光ピックアップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07244865A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7294597B2 (en) | 2004-03-31 | 2007-11-13 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Translucent ceramics, process for producing the same, optical part and optical apparatus |
| US7396790B2 (en) | 2005-04-19 | 2008-07-08 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Translucent ceramic, method for manufacturing the same, optical component, and optical device |
| DE112006003154T5 (de) | 2005-11-25 | 2008-10-23 | Murata Manufacturing Co., Ltd., Nagaokakyo | Durchscheinende Keramik, Verfahren zum Herstellen derselben, optisches Bauelement und optisches Gerät |
| US7538056B2 (en) | 2005-10-25 | 2009-05-26 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Translucent ceramic, method for manufacturing the same, optical component, and optical apparatus |
| US7605103B2 (en) | 2004-11-09 | 2009-10-20 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Translucent ceramic and method for manufacturing the same, and optical component and optical device |
-
1994
- 1994-03-07 JP JP6036111A patent/JPH07244865A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7294597B2 (en) | 2004-03-31 | 2007-11-13 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Translucent ceramics, process for producing the same, optical part and optical apparatus |
| US7605103B2 (en) | 2004-11-09 | 2009-10-20 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Translucent ceramic and method for manufacturing the same, and optical component and optical device |
| US7396790B2 (en) | 2005-04-19 | 2008-07-08 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Translucent ceramic, method for manufacturing the same, optical component, and optical device |
| US7538056B2 (en) | 2005-10-25 | 2009-05-26 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Translucent ceramic, method for manufacturing the same, optical component, and optical apparatus |
| DE112006002856B4 (de) | 2005-10-25 | 2012-08-09 | Murata Manufacturing Co. Ltd. | Durchscheinende Keramik, Verfahren zum Herstellen derselben und ihre Verwendung als optisches Bauelement und in einem optischen Gerät. |
| DE112006003154T5 (de) | 2005-11-25 | 2008-10-23 | Murata Manufacturing Co., Ltd., Nagaokakyo | Durchscheinende Keramik, Verfahren zum Herstellen derselben, optisches Bauelement und optisches Gerät |
| US8034468B2 (en) | 2005-11-25 | 2011-10-11 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Translucent ceramic, method for producing the same, optical component, and optical device |
| JP5029365B2 (ja) * | 2005-11-25 | 2012-09-19 | 株式会社村田製作所 | 透光性セラミックおよびその製造方法、ならびに光学部品および光学装置 |
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