JPH0724519U - 修正ブローチ - Google Patents

修正ブローチ

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JPH0724519U
JPH0724519U JP5457693U JP5457693U JPH0724519U JP H0724519 U JPH0724519 U JP H0724519U JP 5457693 U JP5457693 U JP 5457693U JP 5457693 U JP5457693 U JP 5457693U JP H0724519 U JPH0724519 U JP H0724519U
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和久 中島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用中に折損するおそれがなく、再使用に耐
える修正ブローチの提供。 【構成】 切刃部K以外の部分で折損して切刃部K及び
ガイド部Gを含む第1ブローチ片b1 と切刃部K及びガ
イド部Gを含まない第2ブローチ片b2 とに分離したと
きの前記第1ブローチ片b1 と、第1ブローチ片b1
は異なる異種材料からなり、かつ前記第2ブローチ片b
2 の代替ブローチ片となる、ガイド部Gを有する第3ブ
ローチ片b3 とを、第1ブローチ片b1 と第3ブローチ
片b3 のうちの一方のガイド部Gに設けた、ねじ山に切
欠き5を有する雄ねじ部2を、他方のガイド部Gに設け
た雌ねじ部3に、接着剤6を介して、螺入することによ
って、同軸かつ一体に接続してなる修正ブローチ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、工作物の下穴に挿入して引き抜くか押し込むかして内径を各種形 状に仕上げる際に折損したブローチを、再使用可能に修理した修正ブローチに関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、折損したブローチの修理は、折損して分離したブローチ片をろう付けや 溶接によって接着することによって行っている。
【0003】 また、例えば、引張り端部が折損した場合などには、他の部分を切り詰めて、 つまり他の部分を加工して新たに引張り端部を設けることによって、修理をして いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、ろう付けによって接着した場合には、ブローチの引抜き切削応力また は引戻し応力に対する接着強度が不足し、工作物の切削作業中に接着部分が破損 する。その結果、ブローチは勿論、工作物が使用できなくなる。
【0005】 また、溶接によって接着した場合には、ブローチの材質が高速度鋼(M系SK H)であるため、溶接時に発生する高熱により、ブローチ中のモリブデン(Mo )が離脱する。その結果、ブローチが粘性を失い、組織が粗大になり、脆弱化し て、折損し易くなる。
【0006】 さらに、折損したブローチ片を切り詰めて再加工する場合は、長さが短くなる ので、この加工法は、すべてのブローチに適した方法ではない。
【0007】 この考案は、このような従来の問題点を解決するためになされたもので、折損 するおそれがなく再使用に耐える修正ブローチを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
切刃部以外の部分で折損して切刃部及びガイド部を含む第1ブローチ片と切刃 部及びガイド部を含まない第2ブローチ片とに分離したときの前記第1ブローチ 片と、第1ブローチ片とは異なる弾性強度の大きい異種材料からなり、かつ前記 第2ブローチ片の代替ブローチ片となる、ガイド部を有する第3ブローチ片とを 、第1ブローチ片と第3ブローチ片のうちの一方のガイド部に設けた、ねじ山に 切欠きを有する雄ねじ部を、他方のガイド部に設けた雌ねじ部に、接着剤を介し て、螺入することによって、同軸かつ一体に接続してなるものである。
【0009】
【作用】
(1)新たに接続した第3ブローチ片は、SNCM等の弾性強度の大きい材料 で作られているので、切削作業中に軸芯振れがあっても、また外部から衝撃を受 けることがあっても、これを吸収することができ、したがって、折損するおそれ がない。
【0010】 (2)雄ねじ部のねじ山の切欠きは、雄ねじ部に接着剤を介して雌ねじ部にね じ込むときの空気の抜け穴として機能するので、ねじ込み時に、接着剤が外部へ 押し出されることはない。その結果、接着剤は、雄ねじ部と雌ねじ部の間に、過 不足なく、均一に介在し、これが固化したときには、第1ブローチ片と第3ブロ ーチ片の芯ずれは生じなくなる。
【0011】 さらに、切欠き部分に充填された接着剤は、それ以外の部分に介在させた接着 剤と一体になって固化するので、ねじ部のねじ戻しによる弛みは生じない。
【0012】
【実施例】
以下、この考案の実施例に係る丸穴切削用の丸形の修正ブローチを図1、図2 及び図3によって説明する まず、実施例の修正ブローチB1 の構成を説明する。この修正ブローチB1 は 、図4に示す高速度鋼製のブローチB0 が、引抜き柄部Eで折損して、切刃部K とガイド部Gと引戻し柄部Lを含む第1ブローチ片b1 と、それ以外の引張り端 部Hを含む第2ブローチ片b2 とに分離したときの前記第1ブローチ片b1 と、 第1ブローチ片b1 とは異なる異種材料、すなわちSNCMで作った、ガイド部 Gと引抜き柄部Eと引抜き端部Hを含む第3ブローチ片b3 とを、図1に示すよ うに、接続した構造のものである。
【0013】 図1において、B1 は修正ブローチで、Hは引張り端部、Eは引抜き柄部、G はガイド部、Kは切刃部、Lは引戻し柄部(リフター)である。
【0014】 図2は、図1における第1ブローチ片b1 と第3ブローチ片b3 の接続部の構 造を拡大して断面で示したものである。
【0015】 図2において、1は第1ブローチ片b1 に残ったガイド部G(図4)に第1ブ ローチ片b1 と同軸かつ一体に設けた嵌合軸、2は第1ブローチ片b1 と同軸か つ一体に設けた雄ねじ部である。雄ねじ部2のねじは、この実施例では、右ねじ である。3は前記第3ブローチ片b3 のガイド部Gに、これと同軸に設けた雌ね じ部、4は前記嵌合軸1を嵌合する嵌合穴である。
【0016】 図3は、図2における第1ブローチ片b1 を拡大して示したもので、図中、5 は雄ねじ部2のねじ山に設けた切欠きである。この切欠き5は、図3に示すよう に雄ねじとは反対方向(左ねじ方向)へ、雄ねじのリードの3倍のリードで切っ てある。
【0017】 図2において、6は、雄ねじ部2の雌ねじ部3へのねじ込み(螺合)時にあら かじめ注入して両者2,3間に介在させた接着剤である。この実施例では、「L OCK TITE 271」(日本ロックタイト(株)製)が使用されている。
【0018】 次に、上記構成の修正ブローチB1 の製造方法を、図1〜図6によって、工程 順に説明する。
【0019】 この製造方法は、図4に示すように、高速度鋼製のブローチB0 が引抜き柄部 Eで折損して、切刃部Kとガイド部Gと引戻し柄部Lを含む第1ブローチ片b1 と、引張り端部Hを含む第2ブローチ片b1 とに分離した場合の、修正ブローチ B1 の製造方法である。
【0020】 (1)まず、第1ブローチ片b1 に残っているガイド部Gを加工して、図5に 示すように、嵌合軸1と雄ねじ部2を、第1ブローチ片b1 と同軸かつ一体に設 ける。
【0021】 加工寸法は、例えば、次のように設定する。
【0022】 第1ブローチ片b1 のガイド部Gの外径をD、雄ねじ部2の長さをl、雄ねじ 部2の呼び径をd、嵌合軸1の長さをl1 、嵌合軸1の径をd1 とすると、雄ね じ部2と雌ねじ部3の接続部の断面積の55%が、雄ねじ部2の呼び径dとして 引張り強さに対応し、45%が他の応力に対応する。このことから、 求める雄ねじ部2の呼び径dは、 100d2 =55D2 より d≒0.471D(小数点以下4捨5入) とし、 求めた呼び径dのねじは、JIS規格細目によるねじ基準寸法とする。
【0023】 求める雄ねじ部2の長さlは、で求めた呼び径dの値より、 l=1.7d とし、d=0.471Dより l=1.7×0.471D l≒0.8007D(小数点以下4捨5入) とする。
【0024】 求める嵌合軸1の長さl1 は、1で求めた呼び径dの値より、 l1 =0.5d+2 とし、d=0.471Dより l1 =0.2355D+2(小数点以下4捨5入) とする。
【0025】 求める嵌合軸1の径d1 は、ガイド部Gの外径Dと嵌合軸1の径d1 の差が 4.5mmの場合を基準として、例えば、次のように設定する。
【0026】 イ)D−d1 >4.5の場合 d1 =1.06d とし、d=0.471Dより d1 =0.49926D とする。
【0027】 ロ)D−d1 <4.5の場合 d1 =d とし、d=0.471Dより d1 =0.471D(小数点以下4捨5入) とする。
【0028】 嵌合軸1の長さは、雌ねじ3と嵌合穴4の長さを勘案して決める。
【0029】 修正ブローチB1 の完成後の長さを規定した上で、ガイド部Gの長さを決め る。
【0030】 雄ねじ2のねじは、例えば、右ねじ60度角とし、ねじ径が20mmφであ れば、ピッチ2mmとする。また、ねじ山には、深さ0.5〜1.0mmの切欠 きを(図3)を、雄ねじの3倍のリードで左ねじ方向に設ける。
【0031】 なお、ガイド部Gは、切削加工の見地から、雄ねじ部2または雌ねじ部3を加 工する部位として好ましい。この部分の許容引張応力に基づく軸方向力の強さは 、上記雄、雌両ねじ部による接続を充分に可能にするからである。
【0032】 (2)ついで、一方の第3ブローチ片b3 をSNCMからなる棒の外径荒削り 加工により作り、焼入れをして、硬度HRC45〜50とする。その後、そのガ イド部Gに雌ねじ部3を同軸上に設ける。
【0033】 加工寸法は、例えば、次のように設定する。
【0034】 接続した際、第1ブローチ片b1 と第3ブローチ片b3 の突合せ面(X−X 面)が、密着する必要があるので、雌ねじ部3の有効長さはl+3、嵌合穴4の 長さはl1 +1とする。
【0035】 雌ねじ部3の内径dは、図5の雄ねじの外径dに対してJIS規格の雌ねじ 内径基準とする。
【0036】 完成後の修正ブローチB1 の全体の長さを規定した上で、ガイド部Gの長さ を決める。
【0037】 嵌合軸1の嵌合穴4への嵌合公差は、JIS規格による。
【0038】 嵌合穴4の口縁部の出隅部にはカット面をとる。
【0039】 (3)第3ブローチ片b3 の雌ねじ部3に接着剤を注入し、この中に第1ブロ ーチ片b1 の雄ねじ部2にねじ込み、堅く締め付ける。そして、接着剤を充分に 硬化させる。
【0040】 (4)接続された荒削りの第3ブローチ片b3 を、第1ブローチ片b1 を基準 にして折損前の仕様に研削して仕上げる。その際、図中X−X線回りの芯振れを 0〜0.003mmの精度に仕上げる。
【0041】 なお、上記実施例では、ブローチB0 が引抜き柄部Eで折損した場合について 説明したが、引戻し柄部Lで折損した場合にも、同様の方法で修正ブローチを得 ることができる。
【0042】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案の修正ブローチによれば、上述のような構成と したので、使用中に折損するおそれがなく、再使用に充分に耐えることができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の修正ブローチの側面図
【図2】 図1の要部拡大断面図
【図3】 図2の要部拡大斜視図
【図4】 ブローチの折損状態を示す側面図
【図5】 実施例の修正ブローチを構成する第1ブロー
チ片の要部側面図
【図6】 実施例の修正ブローチを構成する第3ブロー
チ片の要部側面図

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切刃部以外の部分で折損して切刃部及び
    ガイド部を含む第1ブローチ片と切刃部及びガイド部を
    含まない第2ブローチ片とに分離したときの前記第1ブ
    ローチ片と、第1ブローチ片とは異なる弾性強度の大き
    い異種材料からなり、かつ前記第2ブローチ片の代替ブ
    ローチ片となる、ガイド部を有する第3ブローチ片と
    を、第1ブローチ片と第3ブローチ片のうちの一方のガ
    イド部に設けた、ねじ山に切欠きを有する雄ねじ部を、
    他方のガイド部に設けた雌ねじ部に、接着剤を介して、
    螺入することによって、同軸かつ一体に接続してなる修
    正ブローチ。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6272019U (ja) * 1985-10-25 1987-05-08
JPH03184714A (ja) * 1989-12-08 1991-08-12 Fuji Technica Inc ブローチ工具の構造およびその研磨方法
JPH0525939A (ja) * 1991-07-18 1993-02-02 Fuji P S:Kk 既製コンクリート部材の接合工法とその装置

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