JPH072453A - 昇降機の改造方法 - Google Patents

昇降機の改造方法

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JPH072453A
JPH072453A JP14219693A JP14219693A JPH072453A JP H072453 A JPH072453 A JP H072453A JP 14219693 A JP14219693 A JP 14219693A JP 14219693 A JP14219693 A JP 14219693A JP H072453 A JPH072453 A JP H072453A
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正志 増田
Toshihiro Nakagawa
敏博 中川
Kunitoshi Saito
国寿 斎藤
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Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大掛かりな設備を用いることなくサービス運
行の停止時間を短縮した昇降機の改造方法を提供する。 【構成】 既設巻上機32と既設制御盤31の低速運転
回路を用いて既設乗りかご33を操作し、この既設乗り
かご33を作業台として昇降路内の既設制御機器35や
乗り場の既設乗り場表示機器37等を解体撤去し、その
後、機械室20に設置した新設巻上機41と新設制御盤
41の低速運転回路を用いて新設乗りかご43を操作
し、この新設乗りかご43を作業台として昇降路内の新
設制御機器45や乗り場の新設乗り場表示機器47を取
付けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、既設昇降機を新設昇降
機に改造する昇降機の改造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、過去に納入された既設昇降機を新
設昇降機に改造する場合、例えば特開昭61−5507
9号公報に記載されたように、先ず、取り替える部品お
よび追加になる部品を既設昇降機を利用して運び、釣合
い錘をピットの緩衝器上に位置させた状態で乗りかごを
解体撤去し、籠枠から外した主ロープをピットへ下ろし
て撤去する。その後、巻上機および制御盤も機械室から
撤去する。次に、予め最上階から運んでおいた新設昇降
機の部品を取付け、昇降機を運転状態にし、その後撤去
した部品を新設昇降機にて搬出して改造作業を終えてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の改造
方法では、作業を始めてから再び新設昇降機による稼働
状態にするには約2週間を要し、その間、サービス運行
を中止しなければならない。このため単独で設置されて
いる昇降機の場合、利用者は階段に頼らざるを得ず、多
大な迷惑をかけてしまう。また上述した従来例では、こ
の改造方法による作業中、仮設昇降機を設けるようにし
て利用者の便宜を図っているが、この仮設昇降機の準
備、設置および解体のために多大な労力を費やさなけれ
ばならず、無駄も多かった。
【0004】本発明の目的は、大掛かりな設備を用いる
ことなくサービス運行の停止時間を短縮した昇降機の改
造方法を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、機械室内の既設制御盤によって駆動される
既設巻上機に既設主ロープを巻き掛け、この既設主ロー
プの一端に既設乗りかごを、また他端に釣合い錘を連結
し、昇降路内に既設制御機器を配置して成り、少なくと
も上記既設制御盤、上記既設巻上機、上記既設主ロー
プ、上記既設乗りかごおよび上記既設制御機器を新設の
ものに交換する昇降機の改造方法において、上記巻上機
と上記既設制御盤の低速運転回路を用いて上記既設乗り
かごを操作し、この既設乗りかごを作業台として上記既
設制御機器を解体撤去し、その後、上記機械室内に設置
した新設巻上機と新設制御盤の低速運転回路を用いて新
設乗りかごを操作し、この新設乗りかごを作業台として
上記新設制御機器を取付けるようにしたことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】本発明による昇降機の改造方法は、上述のよう
に既設制御装置の低速運転回路を利用して操作する既設
乗りかごを作業台として、少なくとも昇降路内の機器を
解体撤去し、その後、機械室の新設制御装置の低速運転
回路を利用して操作する新設乗りかごを作業台として、
昇降路内の機器を新設するようにしたため、既設乗りか
ごおよび新設乗りかごを作業台として利用することによ
って、従来のこれに代わる作業台を組立たり、解体した
りする必要がなくなり、改造作業全体に要する時間を短
縮し、サービス運転の停止時間を短かくすることができ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。図1は本発明の一実施例による昇降機の改造方法を
示すフローチャートであり、このフローチャートに沿っ
て説明する。先ず、ステップ1では機械室内への機器の
搬入および仮置き作業を行ない、次いで、ステップ2で
運転用操作器の接続作業を行なう。図2は、このステッ
プ1およびステップ2に対応する昇降機の縦断面図で、
機械室20内に配置した既設巻上機32に巻き掛けた既
設主ロープ34の一端には釣合い錘21が連結され、他
端には既設乗りかご33が連結されている。この状態
で、ステップ1で機械室20内へ新設制御盤41および
新設巻上機42の搬入および仮置き作業を行ない、ステ
ップ2で既設巻上機32を制御する既設制御盤31に内
蔵された工事・保守用の低速運転回路に最下階までの長
さを有するケーブル25を介して低速運転用操作器26
を接続する作業を行なう。これらの作業は、昇降機改造
の前段であり昇降機を停止せずに行なう。
【0008】図1のステップ3は各階制御機器の解体お
よび撤去作業であり、ここから昇降機改造が始まる。図
2に示すように、先ず、1階から順次各階床の乗り場側
を養生部材22で養生して行き、既設乗りかご33を最
上階に移動する。次いで。既設乗りかご33に作業員が
乗り込み、図3に示すように低速運転用操作器26を操
作して既設乗りかご33を低速で最上階から順次降下さ
せながら、各階床の乗り場の既設乗り場表示機器37や
接続線38等を解体および撤去すると共に、昇降路内の
既設制御機器35および接続線36を解体および撤去す
る。最下階で解体撤去した部品を搬出した後、この最下
階に既設乗りかご33を固定する。
【0009】図1に示したフローチャートによれば、次
のステップ4は釣合い錘の固定作業であり、ステップ5
は乗りかごおよび機械室の機器の解体撤去作業、またス
テップ6は機械室内の新設機器の組立て作業と、乗りか
ごの組立て作業、次いで、ステップ7として主ロープの
取付け作業と続く。つまりステップ4は、図4に示すよ
うに既設乗りかご33を最下階に停止させ、釣合い錘2
1をウインチ等のつり装置56で吊り、ステップ5で既
設主ロープ34を除去すると共に、既設乗りかご33を
解体して最下階から撤去する。この作業と並行して機械
室20内の既設制御盤31および既設巻上機32を解体
して機械室20から撤去する。次いでステップ6とな
り、予め搬入しておいた新設制御盤41と新設巻上機4
2とを組立て設置を完了すると共に、最下階から新設乗
りかご43の組立て作業を行なう。その後、ステップ7
として主ロープ44を設け、その一端を新設乗りかご4
3に連結し、またその他端を釣合い錘21に連結する。
【0010】次に、図1に示したフローチャートのステ
ップ8となり、低速運転用操作器の接続作業を行なう。
つまり、図5に示すように機械室20に設置した新設制
御盤41に内蔵された工事・保守用の低速運転回路に上
述したケーブル25を介して低速運転用操作器26を再
度接続する。次にステップ9として、各階制御機器の取
付け作業を行なう。これは、新設乗りかご43に作業員
が乗り込み、ケーブル25を延ばして低速運転用操作器
26を最下階の新設乗りかご43から操作できるように
し、新設乗りかご43を上方階へ順次上昇させながら、
各階床毎の乗り場側に新設乗り場機器47を取付け、接
続線48による接続作業を行ない、一方、昇降路内では
制御機器45の取付けと接続線46による接続作業を行
なう。乗り場では、これらの作業終了と共に養生部材2
2を取り外して行く。全階床においてこれらの作業が完
了すると、次のステップ10として試運転調整と解体機
器の搬出作業を行ない、全ての改造作業を終了する。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明の昇降機の改
造方法は、既設巻上機と既設制御盤の低速運転回路を用
いて既設乗りかごを操作し、この既設乗りかごを作業台
として昇降路内の既設制御機器等を解体撤去し、新設巻
上機と新設制御盤の低速運転回路を用いて新設乗りかご
を操作し、この新設乗りかごを作業台として昇降路内の
新設制御機器を取付けるようにしたため、大掛かりな作
業台や設備の組立および解体作業を必要とせずに、昇降
路内の制御機器等の解体撤去および新設制御機器の取付
けを行なうことができ、運転サービスの停止時間を短か
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による昇降機の改造方法を示
すフローチャートである。
【図2】図1に示した改造方法による作業途中状態の昇
降機の縦断面図である。
【図3】図1に示した改造方法によるさらに他の作業途
中状態の昇降機の縦断面図である。
【図4】図1に示した改造方法によるさらに他の作業途
中状態の昇降機の縦断面図である。
【図5】図1に示した改造方法によるさらに他の作業途
中状態の昇降機の縦断面図である。
【符号の説明】
20 機械室 21 釣合い錘 26 低速運転用操作器 31 既設制御盤 32 既設巻上機 33 既設乗りかご 34 既設主ロープ 35 既設制御機器 37 乗り場表示機器 41 新設制御盤 42 新設巻上機 43 新設乗りかご 44 新設主ロープ 45 新設制御機器 47 新設乗り場表示機器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械室内の既設制御盤によって駆動され
    る既設巻上機に既設主ロープを巻き掛け、この既設主ロ
    ープの一端に既設乗りかごを、また他端に釣合い錘を連
    結し、昇降路内に既設制御機器を配置して成り、少なく
    とも上記既設制御盤、上記既設巻上機、上記既設主ロー
    プ、上記既設乗りかごおよび上記既設制御機器を新設の
    ものに交換する昇降路の改造方法において、上記巻上機
    と上記既設制御盤の低速運転回路を用いて上記既設乗り
    かごを操作し、この既設乗りかごを作業台として上記既
    設制御機器を解体撤去し、その後、上記機械室内に設置
    した新設巻上機と新設制御盤の低速運転回路を用いて新
    設乗りかごを操作し、この新設乗りかごを作業台として
    上記新設制御機器を取付けるようにしたことを特徴とす
    る昇降機の改造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5182523U (ja) * 1974-12-24 1976-07-02
EP0915027A1 (en) 1997-11-10 1999-05-12 Taihei Paper Manufacturing Co.,LTD. Container closure system with inner seal in cap
JP2012224416A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベータの改修方法

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