JPH07246532A - 金型切削加工における金型支持方法およびそれに用いる支持治具 - Google Patents

金型切削加工における金型支持方法およびそれに用いる支持治具

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JPH07246532A
JPH07246532A JP4154394A JP4154394A JPH07246532A JP H07246532 A JPH07246532 A JP H07246532A JP 4154394 A JP4154394 A JP 4154394A JP 4154394 A JP4154394 A JP 4154394A JP H07246532 A JPH07246532 A JP H07246532A
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JP4154394A
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Shigehiko Nakazato
成彦 中里
Satoshi Fukazawa
智 深澤
Ikuo Otsuka
郁夫 大塚
Mitsuru Hashimoto
充 橋本
Yoshihiro Maekawa
純弘 前川
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Unipres Corp
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Yamakawa Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金型の支持位置等の制約を受けることが無
く、金型の支持作業に要する時間を短縮することがで
き、しかも、金型の成形面とボルスタへの取付面の両方
を切削加工する場合に、1回の段取りで金型を固定して
作業効率を大幅に向上させることのできる金型切削加工
における金型支持方法およびそれに用いる支持治具を提
供すること。 【構成】 金型Wのボルスタへの取付面W1 と成形面W
2 を定盤10の上面に対して垂直とするように、金型W
を定盤10上に載置してから、定盤10上の支持治具2
0,20によって、金型Wの両側部を加圧挾持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金型の切削加工における
金型の支持方法およびそれに用いて好適な支持治具に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、金型の切削加工に際しては、ま
ず、図11に示すように、汎用定盤10の上に鋳物素材
(金型)Wのボルスタへの取付面W1 を上側にして載置
し、この鋳物素材Wの適宜箇所をスクリュウジャッキ1
1,スペーサ12等を用いて持上げて水平を出した後、
U形クランプ13、ステップクランプ14,ステップブ
ロック15等を用いてボルト16により定盤10の表面
側に締付固定するのである。
【0003】そして、この汎用定盤10をフライス盤へ
固定して取付面W1 の切削加工を行うようにしている。
すなわち、高価な機械であるフライス盤の稼動率を上げ
るために、汎用定盤10を外段取り治具としている。こ
の外段取り作業をするために上述のように金型を固定す
るのであるが、金型の成形面、つまり上下の金型の合わ
せ面は曲面の場合が多く、この曲面を下側(定盤側)に
して取付面W1 の水平を出しながら固定する作業は面倒
で時間を多く取られているのが実情である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように金型Wの取付面W1 を水平にして固定するために
は、スクリュウジャッキ11,スペーサ12等を金型W
の下に挿入してトースカン等を用いて水平をチェックし
た後、ステップブロック15やスクリュウジャッキ11
によりU形クランプ13やステップクランプ14を水平
に保持し、締付ボルト16を用いて金型を上方から下方
側へ押付け固定するのであるが、このときステップクラ
ンプ14等を押し当てるための適当な場所を鋳物素材2
0中に選んで固定する必要がある。しかし、この適当な
場所は簡単にはなく苦労する場合が多い。すなわち、取
付面W1 以外の部分には出張り部,凹部等があり、かつ
締付に耐える箇所は少ない場合が多いからである。
【0005】また、このような箇所が全く無い場合には
わざわざそのための出張り部を鋳物素材へ付ける等して
対応せざるを得ず煩わしいものであった。
【0006】さらに、金型Wの取付面W1 を切削加工し
た後、その反対側の成形面を切削加工する場合には、金
型Wを180°反転させ裏返して再び定盤10上に固定
しなければならない。このように、金型Wの取付面W1
と成形面の両方を切削加工する場合には、2回の段取り
作業が必要となって、作業効率がきわめて悪く、また水
平面を加工することになるため切粉の排出性も悪かっ
た。
【0007】本発明の目的は、このような従来の問題に
鑑み、金型の支持位置等の制約を受けることが無く、金
型の支持作業に要する時間を短縮することができ、しか
も、金型の成形面とボルスタへの取付面の両方を切削加
工する場合に、1回の段取りで金型を固定して作業効率
を大幅に向上させることのできる金型切削加工における
金型支持方法およびそれに用いる支持治具を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の金型支持方法は、被切削金型を定盤上に載
置し、該被切削金型の切削加工の対象となる取付面が前
記定盤の上面に対して垂直となるように該被切削金型の
載置姿勢を調整し、その後、前記定盤上に保持された複
数個の支持治具を用い前記被切削金型の左右の側面を所
定の力で加圧挾持することにより前記被切削金型を前記
定盤に対して支持することを特徴とする。
【0009】また、本発明による支持治具は、定盤上に
固定可能な基底部と該基底部に立設された立設部とを少
なくとも有する本体部材と、該本体部材の立設部に、前
記基底部の底面にほぼ直交する平面内にて位置調整可能
に設けられた移動部材と、該移動部材に設けられて前記
基底部の底面にほぼ平行な軸線に沿って延在するねじ孔
を有する雌ねじ部材と、該雌ねじ部材に螺合され先端に
押子が装着された雄ねじ部材とを備えることを特徴とす
る。
【0010】
【作用】本発明によれば、金型のボルスタへの取付面を
定盤の上面に対して垂直とするように、金型を定盤に支
持することにより、金型のボルスタへの取付面と成形面
の両面を切削加工する場合に、それらの面の一方を切削
加工した後、定盤上において金型の段取りをし直すこと
なく、そのまま連続して他方の面を切削加工することを
可能として、作業効率を大幅に向上させる。
【0011】支持治具の本体部材に、押子を備えた移動
部材を位置調整可能に備えることにより、金型の支持位
置に応じて移動部材の位置を調整可能として、その金型
の支持作業をきわめて容易なものとする。
【0012】また、雌ねじ部材をその先端方向に付勢可
能な弾発部材を備えることにより、金型の切削時におけ
る衝撃を緩和する。
【0013】また、油圧付与機構を有する締付装置によ
って雄ねじ部材を回動させることにより、金型を強度に
かつ容易支持する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつ
つ説明する。
【0015】図1から図7は、本発明の第1の実施例を
説明するための図である。
【0016】図1において10は定盤であり、その上面
には、図3に示すようにT溝10A,10Aと、複数の
キー溝10Bが形成されている。Wは被切削金型、2
0,20は左右一対の支持治具である。また、図3にお
いて11は、キー溝10B内に嵌め込み固定されるキー
である。
【0017】支持治具20において、21は定盤10の
上面に対接する平坦底面を有する平面略矩形状の基底部
であり、その底面には、定盤10のT溝10A,10A
内に摺動自在にガイドされるスライダ22,22が固着
されている。また、基底部21には、キー11が嵌合す
るキー溝21Aが形成されている。23は基底部21に
対しその前側寄り位置で直角に立設された立設部であ
り、この立設部23の側縁と基底部21の後側の側縁と
の間には補強用リブ24が一体に形成されている。しか
して、基底部21,立設部23および補強用リブ24で
もって支持治具20の本体部材を構成している。
【0018】立設部23の前面部には、水平方向に延在
する複数のT溝23Aが上下方向に並んで形成されてい
る。また、互いに隣接する上下のガイド溝23A,23
Aの中間位置には、水平方向に延在する孔23Bが貫通
して形成されている。また、立設部23の上部および下
部には、左右の支持治具20,20同士を連結する上下
のタイボルト25,25を通すための溝部23Cおよび
孔部23Dが形成されている。さらに、立設部23の側
面には、吊り上げ用のフック26,26(図2参照)
と、左右の支持治具20,20の間にて位置決めバー2
7を支持するための断面L字状のフック28が取付けら
れている。フック28は、金型Wの種類に応じて適宜取
付けられるものであり、例えば、図1,図3に示すよう
に2つ取付けたり、図2,図4中の実線および2点鎖線
で示すように4つ取付けられる。またバー27は、図3
に示すように、フック28に支持される両端部が断面長
方形とされ、中間部が断面凸形状とされている。
【0019】図6および図7において、41は移動体
(移動部材)であり、ボルト(雄ねじ部材)42が貫通
する円筒状のリテーナ部41Aと、そのリテーナ部41
Aの一端側に位置する平面四角枠状のフランジ部41B
とによって構成され、またフランジ部41Bの内側に
は、ナット(雌ねじ部材)43と皿ばね44,44の収
容空間が形成されている。さらに、フランジ部41Bの
四隅のそれぞれにはボルト45の通し孔41Cが形成さ
れており、そのボルト45によって、フランジ部41B
の裏面側(図7中の右方面側)に平面円形のスライダ4
6が取付けられている。計4つのスライダ46は、互い
に隣接する上下のガイド溝23A,23A内に摺動自在
に嵌合することによって、立設部23に対して移動体4
1を移動自在に保持する。また、ボルト45を締付ける
ことによって、移動体41の位置が固定される。
【0020】ナット43は、一端側に平面リング状のフ
ランジ部43Aが形成され、また他端側の外周面は、対
向する2面が平坦面43B,43B(図6参照)とされ
て、孔23B内に回り止めされている。ナット43の軸
線は、基底部21の底面に平行とされ、より好ましくは
2〜3°後上がりつまり図7中の右方が上がるように傾
斜する軸線とされている。皿ばね44,44は、ナット
43のフランジ部43Aと、立設部23との対向面間に
介在されている。ボルト42は、ナット43に螺合され
ており、その先端には押子48が装着され、その後端に
は回転操作部が形成されている。本例の場合、その操作
部には、六角レンチと嵌合するレンチ穴42Aが形成さ
れている。
【0021】押子48はその先端が円錐形に形成され、
材質としては、例えばSKS3のような鋼を用い先端部
は焼入れ処理されている。かくて、この押子48は後述
のように数トンの加圧力で押されたときに、鋳物素材の
金型Wの側面への多少の食い込みが可能であり、その上
下動を完全に防止し得る。なお、金型Wが軟材質の場合
には押子48の先端に丸みを付けることが好ましい。
【0022】また、2枚の皿ばね44,44は、1枚当
り約1.5トンの反力を発生させることができ、従って
本例では約3トンの反力を発生させることができる。
【0023】次に、作用について説明する。
【0024】まず、金型Wの長さに応じて、定盤10上
における左右の支持治具20,20の対向間隔を調整
し、そしてキー11をキー溝10B,21A内に嵌合さ
せて、それらの支持治具20,20の基底部21,21
を定盤10上に固定する。支持治具20,20の立設部
23,23の対向間隔は、図1に示すように、所定の間
隔をおいて金型Wの側面と対向し得る大きさとする。
【0025】その後、支持治具20,20の間に位置す
るように、金型Wを定盤10上に載置する。そして、そ
の載置姿勢を調整して、図2に示すように、金型Wの成
形面W2 と、ボルスタへの取付面W1 が定盤10の上面
に対して垂直となる姿勢とする。その調整のために、金
型Wの下に傾き調整用のブロック49(図1,図2参
照)を置く。また、その調整の際には、支持治具20,
20の間に位置決め用のバー27,27を架け渡してお
き、例えば、そのバー27,27に当てるようにして金
型Wの位置や姿勢を定める。
【0026】また、定盤10上への金型Wの載置に前後
して、支持治具20,20の溝部23C,23Cの相互
間、および孔部23D,23Dの相互間にタイボルト2
5,25を架け渡し、それらのタイボルト25,25の
端部にナット50を螺着して、支持治具20,20の対
向間隔を規制する。また、支持治具20には、予め、金
型Wの固定に適した側面の部位と対向する高さに、所定
数の移動体41を保持しておく。
【0027】その後、ボルト42の端部の六角レンチ穴
42A内に不図示の六角レンチを係合させて、そのボル
ト42を回転させる。すると、押子48が装着されたボ
ルト42はねじ駆動され2〜3°の傾斜をもって前進
し、かくて、押子48が金型Wの側面に当接する。この
押子48の当接後もボルト42は回転が可能であり、こ
の回転に伴いボルト42が弾発部材としての皿ばね4
4,44を撓ませつつ後退することになる。
【0028】皿ばね44には、その後退量に比例的に反
力が生じ、ボルト42の後退により、ボルト42および
押子48は大きな設定加圧力(本実施例では3トン)で
もって金型Wの側面を押圧しそれを支持する。そして、
前述のようにボルト42がナット43の軸線に一致する
2〜3°後上がりに傾斜した軸線を有する場合には、金
型Wの浮上がり防止に一層効果的である。
【0029】複数個の支持治具20による上述の締付動
作をバランスよく行うことにより、金型Wは確実に固定
される。
【0030】その後、このように金型Wが確実に支持さ
れた定盤10をフライス盤に固定し、そのフライス盤に
よって金型Wの取付面W1 と成形面W2 を切削加工す
る。その際、金型Wの面W1 ,W2 の一方を切削加工し
た後、定盤10上において金型Wの段取りをし直すこと
なく、そのまま連続して他方の面を切削加工することが
でき、その作業効率がきわめて高い。
【0031】また、この切削加工の際に、フェースミル
の刃が金型Wに形成されたリブ等に衝撃的に当接して、
所定の値を越えた力が金型Wに作用した場合には、皿ば
ね44,44の反力により所定の設定加圧力で支持して
いるナット43およびボルト42が一体となってほぼ水
平方向にのみ移動するので、加工精度を低下することな
く上述の衝撃的当接が緩和される。
【0032】なお、複数の支持治具20の全てにボルト
42等の可動部分を備えなくてもよく、例えば、対向配
置関係にある支持治具20,20の一方は、ボルト42
等の可動部分を全く備えない単なる圧力受け治具として
もよい。
【0033】図8から図10は、本発明の第2の実施例
を説明するための図である。
【0034】本実施例では、ボルト42の後端に締付装
置36を連結し、ボルト42内を貫通して設けられた押
圧ロッド36Bの先端に押子48を装着している。
【0035】すなわち、ボルト42は、その後端がシリ
ンダ部材36D内に嵌装されボルト36E(図10参
照)でもって固定されている。シリンダ部材36Dには
その端部にエクステンションスリーブ36Fがボルト3
6Gでもって固設され、エクステンションスリーブ36
Fの端部には雌ねじ部材36Hが回転不能に嵌装されて
いる。雌ねじ部材36Hには一端にプランジャ36Iが
設けられた雄ねじ部材36Jが螺合し、該雄ねじ部材3
6Jの他端はセットスクリュウ36Kでもってクランプ
スリーブ36Lと連結されている。クランプスリーブ3
6Lは、その後端部に六角穴を有する伝達部材36Mが
圧入され前端部には切欠36LAが形成されている。な
お、36Nは雄ねじ部材36Jの軸線方向にのみ移動可
能に設けられたドッグクラッチであり雌ねじ部材36H
の歯と噛合うよう構成されている。
【0036】さらに、シリンダ部材36Dの中空部には
ピストン部材36Pが摺動自在に装着されており、該ピ
ストン部材36Pとシリンダ部材36Dとで画成される
圧力室36Q内に前述のプランジャ36Iが侵入可能と
されている。36Rはこの圧力室36Qをシールするた
めのパッキン、36Sは雄ねじ部材36Aとピストン部
材36Pとの間に介装された皿ばね、36Tは押圧ロッ
ド36Bとピストン部材36Pとの間に介装された圧縮
ばねである。
【0037】なお、36Uはシリンダ部材36Dに、キ
ー36Vでもって軸線方向にのみ移動自在に嵌装された
ジョイントカラーであり、押子36Cのねじ駆動および
油圧駆動の切換えを行うためのものである。さらに、3
6Wは伝達部材36Mの六角穴に挿入されてそれを回転
するためのハンドルである。
【0038】上記構成になる本実施例においては、ボル
ト42の締付けに際して、締付装置36を以下のように
操作する。
【0039】まず、締付装置36のジョイントカラー3
6Uをクランプスリーブ36L側にスライドして、キー
36Vとクランプスリーブ36Lの切欠30LAを係合
させた状態でハンドル36Wを回転させる。すると、ク
ランプスリーブ36Hとボルト42が固設されているシ
リンダ部材36Dとは一体となって回転し、押子36C
が装着された押圧ロッド36Bは、ボルト42と共にね
じ駆動され2〜3°の傾斜をもって前進し、かくて、押
子36Cが金型Wの側面に当接する。この押子36Cの
当接後もボルト42はシリンダ部材36Dと共に若干回
転が可能であり、このときは押圧ロッド36Bが圧縮ば
ね36Tを撓ませつつピストン部材36Pに当接するこ
とになる。
【0040】この状態で、ジョイントカラー36Uをそ
のクランプスリーブ36Hとの係合を解除すべく図示の
位置に戻し、かつ、ハンドル36Wに軽く衝撃を与えド
ッグクラッチ36Nの噛合いを解除した後、さらにハン
ドル36Wを回転させる。すると、シリンダ部材36D
およびボルト42は回転することなく、クランプスリー
ブ36Hと連結された雄ねじ部材36Jが雌ねじ部材3
6Hとの関係から前進し、プランジャ36Iを圧力室3
6Q内に侵入させる。このプランジャ36Iの侵入によ
り圧力室36Qの圧力が上昇しピストン36Pを摺動さ
せることにより、押圧ロッド36Bおよび押子36Cは
油圧駆動され、大きな加圧力でもって金型Wの側面を押
圧しそれを固定するのである。そして、前述のように締
付装置36がナット43の軸線に一致する2〜3°後上
がりに傾斜した軸線を有する場合には、金型Wの浮上が
り防止に一層効果的である。
【0041】このようにして、複数個の支持治具20の
上述の締付動作をバランスよく行うことにより、金型W
は確実に固定される。なお、複数の支持治具20全てに
可動の締付装置36を備えなくてもよく、例えば、対向
配置関係にある支持治具20,20においては、その一
方は締付装置36等の可動部分を全く備えない、単なる
圧力受け治具としてもよいことはいうまでもない。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の支持方法によれば、金型の取付面を定盤の上面に対し
て垂直となるように、金型を定盤に支持するため、金型
の取付面と成形面の一方を切削加工した後、定盤上にお
いて金型の段取りをし直すことなく、そのまま連続して
他方の面を切削加工することができて、無人化加工等を
する際、その作業効率が大幅に向上し、また切粉を落下
させることができ、その排出性も向上させることができ
る。
【0043】また、本発明の支持治具によれば、金型の
支持位置に応じて移動部材の位置を調整することによ
り、金型の支持位置等の制約を受けることなく、その金
型の支持作業をきわめて容易なものとして、その支持作
業に要する時間を短縮することができる。しかも、充分
な締付力を得ることができ、標準治具として多数準備し
ておけるので治具管理も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の支持治具の側面図であ
る。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図1に示す支持治具の斜視図である。
【図4】図1に示す支持治具の本体の正面図である。
【図5】図1に示す支持治具の本体の断面図である。
【図6】図1に示す移動体の正面図である。
【図7】図6のVII −VII 線に沿う断面図である。
【図8】本発明の第2の実施例の支持治具の要部の斜視
図である。
【図9】図8に示す締付装置の断面図である。
【図10】図9のX−X線に沿う断面図である。
【図11】従来の支持治具を説明するための斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 定盤 20 支持治具 21 基底部 23 立設部 41 移動体(移動部材) 42 ボルト(雄ねじ部材) 43 ナット(雌ねじ部材) 44 皿ばね(弾発部材) 48 押子 W 金型 W1 ボルスタへの取付面 W2 成形面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 充 静岡県富士市五味島19−1 山川工業株式 会社内 (72)発明者 前川 純弘 静岡県富士市五味島19−1 山川工業株式 会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被切削金型を定盤上に載置し、 該被切削金型の切削加工の対象となる取付面が前記定盤
    の上面に対して垂直となるように該被切削金型の載置姿
    勢を調整し、その後、 前記定盤上に保持された複数個の支持治具を用い前記被
    切削金型の左右の側面を所定の力で加圧挾持することに
    より前記被切削金型を前記定盤に対して支持することを
    特徴とする金型切削加工における金型支持方法。
  2. 【請求項2】 定盤上に固定可能な基底部と該基底部に
    立設された立設部とを少なくとも有する本体部材と、 該本体部材の立設部に、前記基底部の底面にほぼ直交す
    る平面内にて位置調整可能に設けられた移動部材と、 該移動部材に設けられて前記基底部の底面にほぼ平行な
    軸線に沿って延在するねじ孔を有する雌ねじ部材と、 該雌ねじ部材に螺合され先端に押子が装着された雄ねじ
    部材と を備えることを特徴とする支持治具。
  3. 【請求項3】 前記移動部材に、前記雌ねじ部材を前記
    ねじ孔の延在方向に沿って移動自在に設け、 前記移動部材に、前記雌ねじ部材をその先端方向に付勢
    可能な弾発部材を備えたことを特徴とする請求項2に記
    載の支持治具。
  4. 【請求項4】 前記雄ねじ部材を貫通して設けられ先端
    に押子が装着された押圧ロッドと、 該押圧ロッドにその先端方向の油圧力を付与する油圧付
    与機構を有する締付装置とを備えてなることを特徴とす
    る請求項2に記載の支持治具。
JP4154394A 1994-03-11 1994-03-11 金型切削加工における金型支持方法およびそれに用いる支持治具 Pending JPH07246532A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004209638A (ja) * 2002-12-30 2004-07-29 General Electric Co <Ge> ツーリング装置
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CN102642145A (zh) * 2012-05-18 2012-08-22 上海三一精机有限公司 一种汽车起重机转台座体专用夹具
JP2017148880A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 株式会社テック・ヤスダ ワーク把持具及びワーク固定治具
CN112665833A (zh) * 2020-12-31 2021-04-16 莱茵技术(上海)有限公司 一种用于vr眼镜的检测夹具

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