JPH0724662Y2 - 防振型ジョイントの外筒 - Google Patents

防振型ジョイントの外筒

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JPH0724662Y2
JPH0724662Y2 JP1988165246U JP16524688U JPH0724662Y2 JP H0724662 Y2 JPH0724662 Y2 JP H0724662Y2 JP 1988165246 U JP1988165246 U JP 1988165246U JP 16524688 U JP16524688 U JP 16524688U JP H0724662 Y2 JPH0724662 Y2 JP H0724662Y2
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JP
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outer cylinder
vibration
boot
retaining metal
metal fitting
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JP1988165246U
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克身 古谷
孝志 野▲崎▼
健 小原
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エヌティエヌ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、防振型ジョイントの外筒に関し、特に、外
側外筒からその内側に圧入した部材の抜け出しを防止し
た構造に関するものである。
〔従来の技術〕
駆動系が関与する自動車の振動や騒音を解決する手段と
して、従来、第9図及び第10図に示すような防振型ジョ
イントが知られている。この防振型ジョイントの外筒1
は、内側外筒2と外側外筒3との間にゴム等の防振材4
をはさんだ3重構造をなし、防振ゴムにより駆動系の振
動を低減させるようになっている。
上記の内側外筒2は、全周の3等分位置に形成した軸方
向のガイド溝5の部分が外方に突出し、その各ガイド溝
5の間に内方へ突き出た隔壁6を形成して成り、外筒1
は、内側外筒2の外周面にその形状に沿って防振材4を
加硫接着し、この防振材4を外側外筒3の内径部3aに圧
入固定して形成される。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記構造の外筒1において、防振材4と外側外筒3の間
の結合は、防振材4の圧縮ひずみを利用した圧入力でな
されているため、接着固定される防振材4と内側外筒2
の間の結合力に対してかなり小さくなる。このため、防
振材4の圧入力や外筒1に加わる負荷トルクにより、外
側外筒3が開口端7が拡大するようなテーパ状に変形す
ると、外側外筒3から防振材4と内側外筒2が抜け出る
ことがあった。
また、防振材4が繰返し負荷や経時変化により劣化する
と、圧入に対する圧縮率が低下するため、外側外筒3と
の結合力がさらに弱まり、外側外筒3から内側部材が一
層抜け出やすくなる状態になる。
上記のように、内側外筒2が防振材4と共に軸方向に抜
け出した場合、内側外筒2に設けたブーツ取付け溝8が
軸方向に変位することになるため、それに取付けたブー
ツ9が伸縮して異常な変形が生じたり、その変形により
ブーツの破損事故等が生じやすくなる不具合があった。
この考案は、上述した従来構造の欠点を解決し、外側外
筒に圧入した内側外筒の抜け出しをなくし、ブーツ取付
け位置の変位によるブーツの変形等を確実に防止できる
防振型ジョイントの外筒を提供することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するため、この考案の第1の手段は、
外側外筒の開口端に、リング形状をした抜け止め金具の
一端を固定し、その抜け止め金具の他端を、外側外筒の
開口端面に沿って内径方向に屈曲させると共に、その屈
曲部の先端を内側外筒に設けたブーツ取付け溝の内側ま
で延長させ、この屈曲部がブーツ取付けの溝の一方の端
部を形成するようにしたのである。
また、第2の手段は、外側外筒の開口端に、その外側外
筒の開口端から内側外筒の開口端までを覆う筒状の抜け
止め金具を固定し、この抜け止め金具に、断面円形のブ
ーツ取付け部を一体に形成すると共に、抜け止め金具の
一部が内側外筒の開口端と軸方向に干渉するように形成
し、上記外側外筒と抜け止め金具の固定部に、その固定
部を液密にシールするシール材を組込んだのである。
〔作用〕
上記の第1の手段では、抜け止め金具がブーツ取付け溝
の内側に入り込むことで内側外筒の抜け出しを防止でき
る。また、抜け止め金具自体がブーツ取付け溝の一部を
形成することにより、ブーツの取付け位置を常に一定位
置に保持でき、ブーツの変形等を防止できる。
一方、第2の手段においては、抜け止め金具に設けたブ
ーツ取付け部にブーツを固定することにより、ブーツの
取付け位置の変位がなくなり、ブーツの取付け部分の形
状も単純な円形状で形成することができる。
また、抜け止め金具が外側外筒と内側外筒の各開口端を
覆い、抜け止め金具と外側外筒の固定部に組込んだシー
ル材が、抜け止め金具内部への水等の侵入を止めるた
め、外筒の内部に水等が侵入することを防止することが
でき、外筒のシール性能を向上できる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図は第1実施例を示し、外筒1は従来の
場合と同様に、外側外筒3の内部に防振材4を接着した
内側外筒2を圧入した3重構造で成っている。上記内側
外筒2の先端は、防振材4の端部や外側外筒3の開口端
7より突出しており、その突出部2aの外周にブーツ取付
け溝8が形成されている。
外側外筒3の内面は、防振材4の外周面の形状に沿った
形状で形成され、外周面は、内筒面で形成されており、
その開口端7に、薄肉鋼板を環状に成形した抜け止め金
具10が取付けられている。
この抜け止め金具10は、後端の大径部を外側外筒3の開
口端7に嵌め込み、その大径部端部を、外側外筒3の外
周面に設けた溝12に全周加締めて軸方向の抜け方向に固
定される。また、抜け止め金具10の先端は、外側外筒3
の開口端面に沿って内側に屈曲して屈曲部11が形成さ
れ、その屈曲部11の先端が内側外筒2のブーツ取付け溝
8の内側まで入り込み、屈曲部11の内側面に、ブーツ取
付け溝8の端面と当接する当接部13が形成されている。
この屈曲部11の先端部分は、ブーツ取付け溝8において
係止壁8aに対向する一方の溝壁8bを形成しており、ブー
ツを取付ける際の位置決め面となる。
また、第2図に示すように、上記屈曲部11の各当接部13
の間には、内側外筒2の先端に形成したブーツ取付け溝
8の係止壁8aが挿通する逃し部14が形成してあり、抜け
止め金具10の取付けは、最初に、逃し部14と内側外筒2
の係止壁8aの位置を合せて抜け止め金具10を内側外筒2
の奥側に挿入し、次に、抜け止め金具を第2図に示すよ
うに60°回転させて、当接部13とブーツ取付け溝8の端
面とが一致した状態で、その後端部を外側外筒3の溝12
に加締めて行なう。
上記のように抜け止め金具10を固定した状態では、屈曲
部11の当接部13がブーツ取付け溝8と干渉し、内側外筒
2の軸方向の動きを止めるため、内側外筒2と防振材4
の抜け出しが防止される。
また、抜け止め金具10の屈曲部11がブーツ取付け溝8に
入り込み、そのブーツ取付け溝8の一方の端部を形成し
ているため、ブーツの取付け位置を常に一定位置に保持
することができ、ブーツの変位する変形や破損等をなく
すことができる。
なお、抜け止め金具10の外側外筒3への固定は、第3図
(a)(b)又は第4図(a)(b)に示すように、金
具10の外周面に所定間隔で内側に突出する突起片15、16
を複数形成し、金具10を外側外筒3の開口部に押し込ん
だ後、その突起片15、16と溝12とを係合させて抜け止め
するようにしてもよい。
図5及び図6は第2の実施例を示している。
この例では、抜け止め金具30を、外側外筒3の開口端7
から内側外筒2の開口端2aまで覆う大きさの円筒形で形
成し、その後端を、外側外筒3の溝12に加締めている。
また、抜け止め金具30の先端を、外側外筒3の開口端7
に沿って屈曲させ、その屈曲部31の先端をさらに軸方向
に延長させ、この延長部を断面円形のブーツ取付け部32
としている。
このブーツ取付け部32は、内側外筒2の外周を覆ってお
り、先端部に、内側外筒2の開口端2aと当接する当接部
33を形成している。
また、ブーツ取付け部32の先端外周には、突部34が形成
され、その突部34と屈曲部31との間に、ブーツの端部が
嵌まり込むブーツ取付け溝8を形成している。このブー
ツ取付け溝8には、ブーツバンドを用いてブーツが外嵌
固定される。
また、外側外筒3の外周面にはシールリング35が取付け
てあり、抜け止め金具30の加締め端部からの水や埃の侵
入を防止するようになっている。
上記構造においては、内側外筒2の抜け出しの動きが、
抜け止め金具30の当接部33で止めることができる。ま
た、従来の構造では内側外筒2の外径形状に沿うように
肉厚を変化させて形成する必要があったブーツの取付部
の形状を、単純な円形状とすることができるため、ブー
ツの成形に特殊形状の金型を使わなくて済み、ブーツの
製造コストを低減できる利点がある。
さらに、上記のようにブーツを取付けた状態では、抜け
止め金具30が、外側外筒3と防振材4及び内側外筒2の
接合端部を覆い、ブーツとシールリング35が抜け止め金
具30内部への水等の侵入を防止するため、外筒1の内部
への水等の侵入を確実に防ぐことができ、外筒のシール
性能を高めることができる。
第7図及び第8図は第3の実施例を示しており、この例
では、外側外筒3と防振材4の長さを延長し、内側外筒
2の開口端2aと外側外筒3の開口端7を一致させてい
る。
また、抜け止め金具40は、外側外筒3の外径に嵌合する
嵌合部42と、その嵌合部42から外側外筒3端面に沿って
内側に屈曲して内側外筒2の端面に達する屈曲部41を有
し、その屈曲部41の開放側前方に、ブーツ取付け溝8を
形成した断面円形のブーツ取付部43を連成して成ってい
る。
上記構造においては、ブーツ取付け溝8が円形であるの
で、第3実施例と同様に低コストのブーツを利用でき、
また、外側外筒3と防振材4を延長して防振材4の全長
を長くしたので、防振材4の強度や耐久性が向上し、ジ
ョイントの外径を大きくすることなく防振効果を向上で
きる利点がある。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案は、外側外筒の開口端に
抜け止め金具を取付けて、内側外筒の抜け出しの動きを
機械的に阻止するようにしたので、外側外筒からの内側
部材の抜け出しを完全に防止することができる。このた
め、防振材の劣化やジョイントに加わる負荷の変化に関
係なく、常に安定したジョイント性能を得ることができ
る。
また、この考案の第2の手段では、抜け止め金具の先端
を、ブーツ取付け溝に入り込ませて溝の端部を形成した
ので、ブーツの取付け位置を常に一定位置に保持するこ
とができ、ブーツの異常な変形や破損等を確実に防止す
ることができる。
さらに、第3の手段では、抜け止め金具の先端に円形の
ブーツ取付部を形成しので、ブーツの連結部の形状を肉
厚の均一な円形に形成でき、低コストのブーツが利用で
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の一部縦断側面図、第2図はその正
面図、第3図(a)は抜け止め金具の他の例を示す一部
縦断側面図、第3図(b)はそのI-I線からみた断面
図、第4図(a)は抜け止め金具のその他の例を示す一
部縦断側面図、第4図(b)はそのII-II線からみた断
面図、第5図は第2実施例の一部縦断側面図、第6図は
その正面図、第7図は第3実施例の一部縦断側面図、第
8図はその正面図、第9図は従来構造の縦断正面図、第
10図はその一部縦断側面図である。 1……外筒、2……内側外筒、3……外側外筒、4……
防振材、7……開口端、8……ブーツ取付け溝、10、3
0、40……抜け止め金具、11、31、41……屈曲部、13、3
3……当接部、32、43……ブーツ取付け部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側外筒の外周に防振材を接着し、その防
    振材を外側外筒の内側に圧入して成る防振型ジョイント
    の外筒において、外側外筒の開口端に、リング形状をし
    た抜け止め金具の一端を固定し、その抜け止め金具の他
    端を、外側外筒の開口端面に沿って内径方向に屈曲させ
    ると共に、その屈曲部の先端を内側外筒に設けたブーツ
    取付け溝の内側まで延長させ、この屈曲部がブーツ取付
    け溝の一方の端部を形成するようにしたことを特徴とす
    る防振型ジョイントの外筒。
  2. 【請求項2】内側外筒の外周に防振材を接着し、その防
    振材を外側外筒の内側に圧入して成る防振型ジョイント
    の外筒において、外側外筒の開口端に、その外側外筒の
    開口端から内側外筒の開口端までを覆う筒状の抜け止め
    金具を固定し、この抜け止め金具に、断面円形のブーツ
    取付け部を一体に形成すると共に、抜け止め金具の一部
    が内側外筒の開口端と軸方向に干渉するように形成し、
    上記外側外筒と抜け止め金具の固定部に、その固定部を
    液密にシールするシール材を組込んだことを特徴とする
    防振型ジョイントの外筒。
JP1988165246U 1988-12-20 1988-12-20 防振型ジョイントの外筒 Expired - Lifetime JPH0724662Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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