JPH07246742A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH07246742A
JPH07246742A JP6680494A JP6680494A JPH07246742A JP H07246742 A JPH07246742 A JP H07246742A JP 6680494 A JP6680494 A JP 6680494A JP 6680494 A JP6680494 A JP 6680494A JP H07246742 A JPH07246742 A JP H07246742A
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paper pressing
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JP6680494A
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Toshio Ito
俊雄 伊藤
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】記録部に配設された紙押さえ部材を偏った位置
で押さえる時でもプラテンに対し常に平行に保持するこ
とにより、紙押さえ部材の記録ヘッドとの接触を防止
し、記録ヘッドの損傷やインクの吐出不良を防止する。 【構成】記録用紙1をプラテン14に密着させる板状の
紙押さえ部材30に、キャリッジ19の搬送側コロ26
および排紙側コロ27で押さえられる搬送側押圧面42
および排紙側押圧面43を一体に形成し、該紙押さえ部
材30をバネ手段31、32によりプラテン14と常に
略平行の姿勢で離隔密着方向に弾性変位するように取り
付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録手段から被記録材へ
インクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】プリンター、複写機、ファクシミリ等の
機能を有する記録装置、あるいはコンピューターやワー
ドプロセッサ等を含む複合機やワークステーションの出
力機器として用いられる記録装置は、画像情報に基づい
て用紙やプラスチック薄板(OHPなど)等の被記録材
(記録媒体)に画像(文字や記号なども含む)を記録し
ていくように構成されている。前記記録装置は、使用す
る記録手段の記録方式により、インクジェット式、ワイ
ヤドット式、感熱式、熱転写式、レーザービーム式等に
分けることができる。
【0003】被記録材の搬送方向(副走査方向)と交叉
する方向に主走査する記録方式を採るシリアルタイプの
記録装置においては、被記録材を所定の記録位置にセッ
トした後、被記録材に沿って移動(主走査)するキャリ
ッジ上に搭載した記録手段(記録ヘッド)によって画像
(文字や記号等を含む)を記録し、1行分の記録を終了
した後に所定量の紙送り(副走査)を行ない、その後に
次の行の画像を記録(主走査)するという動作を繰り返
すことにより、被記録材の所望範囲に画像が記録され
る。一方、被記録材を搬送方向に送る副走査のみで記録
するラインタイプの記録装置においては、被記録材を所
定の記録位置にセットし、一括して1行分の記録を連続
的に行ないながら所定量の紙送り(ピッチ送り)を行な
い、被記録材の全体に画像が記録される。
【0004】そのうち、インクジェット式(インクジェ
ット記録装置)は、記録手段(記録ヘッド)から被記録
材にインクを吐出して記録を行なうものであり、記録手
段のコンパクト化が容易であり、高精細な画像を高速で
記録することができ、普通紙に特別の処理を必要とせず
に記録することができ、ランニングコストが安く、ノン
インパクト方式であるため騒音が少なく、しかも、多色
のインクを使用してカラー画像を記録するのが容易であ
るなどの利点を有している。中でも、紙幅方向に多数の
吐出口を配列したラインタイプの記録手段を使用するラ
イン型の記録装置は、記録の一層の高速化が可能であ
る。
【0005】特に、熱エネルギーを利用してインクを吐
出するインクジェット式の記録手段(記録ヘッド)は、
エッチング、蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロ
セスを経て、基板上に製膜された電気熱変換体、電極、
液路壁、天板などを形成することにより、高密度の液路
配置(吐出口配置)を有するものを容易に製造すること
ができ、一層のコンパクト化を図ることができる。ま
た、IC技術やマイクロ加工技術の長所を活用すること
により、記録手段の長尺化や面状化(2次元化)が容易
であり、記録手段のフルマルチ化および高密度実装化も
容易である。
【0006】記録ヘッドに形成した吐出口から被記録材
へインク滴を飛翔させて記録を行うインクジェット記録
装置では、記録中に該記録ヘッドと被記録材との間に適
正な隙間を精度良く保持することが要請され、そのため
に、記録部(記録ヘッドと対向する領域)において、プ
ラテンにより被記録材の裏面を案内支持するとともに、
記録中に紙押さえ部材により被記録材を前記プラテンに
密着させる紙押さえ機構が使用されている。また、被記
録材の搬送機構(紙送り機構)として、前記プラテンの
搬送方向上流側に搬送ローラを配置するとともに、該プ
ラテンの搬送方向下流側に排紙ローラを配置する構成の
ものが使用されている。
【0007】前記紙押さえ機構の具体的例としては、前
記紙押さえ部材を搬送側紙押さえ部材と排紙側紙押さえ
部材の2つの別部材で形成し、これら2つの紙押さえ部
材を搬送ローラおよび排紙ローラの各軸部にプラテンか
ら離隔する方向にバネ付勢した状態で回動可能に軸支
し、記録ヘッドを搭載して往復移動するキャリッジに搬
送側コロおよび排紙側コロを設け、これらのコロによっ
て前記搬送側紙押さえ部材および排紙側紙押さえ部材の
それぞれをプラテンに個別に押圧する構成のものが使用
されている。前記搬送側コロおよび前記排紙側コロはそ
れぞれキャリッジの移動方向前後部に1個づつ設けられ
ており、コロ全体としてはキャリッジの底面の前後左右
の合計4箇所に配設されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の紙押さえ機構にあっては、キャリッジが移動
して記録動作が開始され始める際、キャリッジ進行方向
前部の排紙側コロは排紙側紙押さえ部材を押圧し被記録
材を押さえているが、キャリッジ進行方向後部の排紙側
コロが該排紙側紙押さえ部材を押圧しておらず、該排紙
側紙押さえ部材の一端(キャリッジ移動方向後側の端
部)が自由端となり、さらに、該排紙側紙押さえ部材に
はプラテンから離隔する方向のバネ付勢力が作用してい
るため、該排紙側紙押さえ部材の前記自由端は記録ヘッ
ドの吐出口面に接近し、その間の隙間が極端に小さくな
ることがある。
【0009】そのため、部品精度や組立精度のバラツキ
により、排紙側紙押さえ部材の端部が記録ヘッドの吐出
口面に接触することがあった。紙押さえ部材は金属など
の硬質材料で形成されている。したがって、前述のよう
に紙押さえ部材が吐出口面に接触した状態でキャリッジ
が移動すると、該吐出口面は該紙押さえ部材の端部(端
面)によって傷つけられ、インクの吐出不良(不吐出を
含む)が発生し、記録不能の状態になることがあった。
なお、キャリッジ移動方向前後の排紙側コロの双方が排
紙側紙押さえ部材上に位置し、前後のコロで該紙押さえ
部材を押圧している時には、上記のような不具合は発生
しない。
【0010】本発明は以上のような従来技術に鑑みてな
されたものであり、本発明の目的は、キャリッジが移動
して記録動作が開始され始める時などにおいて、記録手
段が紙押さえ部材の一端に位置する状態で、キャリッジ
進行方向前側の押圧部のみで紙押さえ部材を押さえる時
でも、該紙押さえ部材の記録手段との対向面をプラテン
と平行に保持することができ、それによって、該紙押さ
え部材の端部が記録手段に接触することを確実に防止で
き、記録手段の損傷およびインクの吐出不良を防止する
ことができるインクジェット記録装置を提供することで
ある。
【0011】
【課題解決のための手段】請求項1の発明は、記録手段
から被記録材へインクを吐出して記録を行うインクジェ
ット記録装置において、記録部で被記録材の裏面を案内
支持するプラテンと、該プラテンに対し被記録材を介し
て圧接可能な紙押さえ部材とを有し、記録中に該紙押さ
え部材は前記プラテンに対し記録手段の搬送方向上流側
および搬送方向下流側の両方で一体的に圧接離隔方向に
変位する構成とすることにより、上記目的を達成するも
のである。
【0012】請求項2〜請求項5の発明は、請求項1の
構成に加えて、前記紙押さえ部材は記録手段の搬送方向
上流側部分および搬送方向下流側部分とも一体に形成さ
れている構成、前記紙押さえ部材の搬送方向上流側部分
はキャリッジに設けられた搬送側コロで押圧され、該紙
押さえ部材の搬送方向下流側部分はキャリッジに設けら
れた排紙側コロで押圧される構成、前記紙押さえ部材は
バネを介して前記プラテンの凹部に弾性支持されている
構成、あるいは、前記紙押さえ部材はその折り曲げ部を
介して前記プラテンの凹部に弾性支持されている構成と
することにより、一層効率よく、上記目的を達成するも
のである。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。なお、各図面を通して、同一符号はそれぞれ同一
または対応部分を示すものとする。図1は本発明を適用
したインクジェット記録装置の一実施例の要部構成を示
す斜視図であり、図2は図1の一部を拡大して示す模式
的斜視図であり、図3は図1および図2においてキャリ
ッジが記録中の二点鎖線の位置にある時に線3−3に沿
って見た模式的断面図、図4はキャリッジが記録動作開
始位置にある時の該キャリッジおよびプラテンを排紙側
から見た模式的部分正面図である。図1〜図4のインク
ジェット記録装置は、搬送(副走査)機構によって被記
録材を所定方向に間欠的に送り、その方向と交叉する方
向に記録手段(記録ヘッド)を移動(主走査)させなが
ら記録するように構成されている。また、図示のインク
ジェット記録装置は、異なる色のインクで記録する4個
の記録手段を使用するカラー記録用の場合を示す。
【0014】図1〜図4において、1は不図示の紙カセ
ット内に積載されかつ記録時に不図示の給紙装置によっ
て1枚づつ記録部へ供給されるシート状の被記録材(記
録紙やプラスチック薄板など)、2は底板17に固定さ
れ不図示の紙カセットと搬送ローラ6との間に配置され
た下紙ガイド、3は前記下紙ガイド2と適度な間隔をも
って底板17に固定されている上紙ガイド、4、5は搬
送ローラ6および従搬送ローラ7を軸支している搬送側
軸受である。前記搬送側軸受4、5もそれぞれ前記底板
17に固定されている。
【0015】前記従搬送ローラ7は、ゴム状弾性体の外
周部と金属製の芯金軸23から成る中心部とを互いに固
着して一体化した構造になっている。前記従搬送ローラ
7は不図示の加圧機構により搬送ローラ6に圧接されて
おり、図3に示すごとく、その断面を見ると外周部で加
圧されながら接している。そのため、後述の駆動機構に
より搬送ローラ6が回転駆動力を得て回転する際に従搬
送ローラ7も回転することになり、その回転方向は図3
中の矢印Pおよび矢印Qの方向となる。この時、被記録
材1が搬送ローラ6と従搬送ローラ7との間に給紙され
ている場合には、該被記録材1は矢印A方向に送られる
ように構成されている。
【0016】図1〜図4において、8、9はプラテン1
4を挟んで前記搬送側軸受4、5のそれぞれと対向する
位置で前記底板17に固定された排紙側軸受である。こ
れらの軸受8、9により排紙ローラ10と従排紙ローラ
11が軸支されている。前記従排紙ローラ11も、前記
従搬送ローラ7と同様、ゴム状弾性体の外周部と金属製
の芯金軸24から成る中心部とを互いに固着して一体化
した構造になっている。
【0017】前記従排紙ローラ11は不図示の加圧機構
により排紙ローラ10に圧接されており、図3に示すご
とく、その断面を見ると外周部で加圧されながら接して
いる。そのため、後述の駆動機構により排紙ローラ10
が回転駆動力を得て回転する際に従排紙ローラ11も回
転することになり、その回転方向は図3中の矢印Rおよ
び矢印Sの方向となる。ここで、被記録材1は搬送ロー
ラ6と従搬送ローラ7並びに排紙ローラ10と従排紙ロ
ーラ11によって挟持されているため、後述の駆動機構
により搬送ローラ6および排紙ローラ10が回転駆動さ
れると、前記被記録材1が矢印A方向へ搬送されるよう
に構成されている。
【0018】図1〜図4において、14はプラテン、1
5は排紙ガイド、16は搬送モータ、18はガイド軸、
19はキャリッジである。前記プラテン14は搬送ロー
ラ6と排紙ローラ10との間に配置されて底板17に固
定されている。前記排紙ガイド15は排紙ローラ10の
近傍に配置されて底板17に固定されている。前記搬送
モータ16は底板17に固定されて搬送ローラ6および
排紙ローラ10に回転駆動力を供給するように配設され
ている。前記ガイド軸18は搬送ローラ6より紙カセッ
ト側の位置で該搬送ローラの軸方向に平行に設置されて
いる。前記キャリッジ19は前記ガイド軸18に挿通さ
れ該ガイド軸に沿って往復移動可能に案内支持されてい
る。
【0019】前記キャリッジ19には、4種類の異なる
色で記録する4個の記録手段(ヘッドカートリッジ)2
0a、20b、20c、20dが装着されている。な
お、これらの記録手段20a、20b、20c、20d
の全体または任意の一つを指す場合は、単に記録手段
(記録ヘッドまたはヘッドカートリッジ)20で示すこ
とにする。各ヘッドカートリッジ20の前記プラテン1
4と対向する面(図示の例では下面)には吐出口が配列
された吐出口面が形成されており、キャリッジ19下部
の開口を通してプラテン14上の被記録材1へインク滴
を吐出できるように構成されている。
【0020】前記記録手段(ヘッドカートリッジ)20
は、熱エネルギーを利用してインクを吐出するインクジ
ェット記録手段であって、熱エネルギーを発生するため
の電気熱変換体を備えたものである。また、前記記録ヘ
ッド20は、前記電気熱変換体によって印加される熱エ
ネルギーにより生じる膜沸騰による気泡の成長、収縮に
よって生じる圧力変化を利用して、吐出口よりインクを
吐出させ、記録を行なうものである。
【0021】図5は、記録ヘッド20のインク吐出部の
構造を模式的に示す部分斜視図である。図5において、
被記録材(記録用紙等)1と所定の隙間(例えば、約
0.5〜2.0ミリ程度)をおいて対面する吐出口面8
1には、所定のピッチで複数の吐出口82が形成され、
共通液室83と各吐出口82とを連通する各液路84の
壁面に沿ってインク吐出用のエネルギーを発生するため
の電気熱変換体(発熱抵抗体など)85が配設されてい
る。本例においては、記録ヘッド20は、前記複数の吐
出口82がキャリッジ19の移動方向(主走査方向)と
交叉する方向に並ぶような位置関係で該キャリッジ19
に搭載されている。こうして、画像信号または吐出信号
に基づいて対応する電気熱変換体85を駆動(通電)し
て、液路84内のインクを膜沸騰させ、その時に発生す
る圧力によって吐出口82からインクを吐出させる記録
手段20が構成されている。
【0022】図1〜図4において、キャリッジ19の記
録前の待機位置(ホームポジション)の真下には、記録
に際して各ヘッドカートリッジ20の吐出口82を良好
な状態に維持したり、良好な状態に回復したりするため
の回復ユニット(不図示)が設けられている。この回復
ユニットも前記底板17に固定されている。前記キャリ
ッジ19は、主走査モータ22からの駆動力を得て、前
記ガイド軸18に沿って往復移動する。
【0023】前記プラテン14の上面(記録ヘッド20
側の表面)には、該プラテンの上面との間で被記録材1
を挟圧(押圧)するための紙押さえ部材30が配設され
ている。そして、前記キャリッジ19には、前記紙押さ
え部材30の上面に沿って転動することにより該紙押さ
え部材を被記録材1を介してプラテン14上に押し付け
る(圧接させる)ための複数個のコロが取り付けられて
いる。この複数個のコロは、図3および図4に示すよう
に、キャリッジ19の搬送ローラ6の側のキャリッジ移
動方向前後位置に取り付けられた2個の搬送側コロ2
6、26と該キャリッジ19の排紙ローラ10側のキャ
リッジ移動方向前後位置に取り付けられた2個の排紙側
コロ27、27とで構成されている。
【0024】図6は本発明による紙押さえ部材30の第
1実施例を示す模式的斜視図である。図6に示すよう
に、前記紙押さえ部材30は一枚の板材で形成されてお
り、その中央部には開口41が形成されている。この開
口41は、記録ヘッド20による記録領域(記録ヘッド
20の主走査による1ライン分の画像形成領域)をカバ
ー(内包)するような広さおよび位置を有している。そ
して、図3および図6に示すように、前記開口41の搬
送ローラ6側には、前記キャリッジ19の搬送側コロ2
6、26が転動して行くことにより押さえ付けられる搬
送側押圧面42が設けられ、前記開口41の排紙ローラ
10側には、前記キャリッジ19の排紙側コロ27、2
7が転動して行くことにより押さえ付けられる排紙側押
圧面43が設けられている。
【0025】図6において、前記搬送側押圧面42およ
び前記排紙側押圧面43が一体化された前記紙押さえ部
材30の被記録材幅方向の両端には、屈曲部44、45
が設けられている。また、プラテン14の前記紙押さえ
部材30の両端部に対応する両端近傍部分には、凹部3
5、36が形成されており、これらの凹部35、36の
それぞれには、搬送側バネ31および排紙側バネ32が
固定されている。そして、前記紙押さえ部材30は、そ
の搬送側の両端部分で前記搬送側バネ31、31の上端
面に結合され、その排紙側の両端部分で前記排紙側バネ
32、32の上端面に結合されている。
【0026】前記プラテン14の各凹部部35、36の
深さは前記各バネ31、32の密着高さより深い値に選
定されており、紙押さえ部材30上を搬送側コロ26お
よび排紙側コロ27が転動(移動)する時に、該紙押さ
え部材30がプラテン14上に密着できるように構成さ
れている。すなわち、紙押さえ部材30は、その四隅部
で前記バネ31、31、32、32により、プラテン1
4の上面と略平行な状態を保ちながら、該プラテン14
の上面に対し記録待機時の離隔位置と記録時の押圧密着
位置との間で移動可能に弾性支持されている。
【0027】上記構成のインクジェット記録装置の動作
を以下に説明する。図1において、被記録材1は不図示
の給紙機構により矢印A方向に給紙され、下紙ガイド2
および上紙ガイド3の間に導かれる。さらに、被記録材
1は搬送側軸受4、5に軸支された搬送ローラ6と従搬
送ローラ7とのニップ部へ、その先端が到達するまで不
図示の給紙機構により送り出される。不図示の給紙機構
により被記録材1が搬送ローラ対6、7のニップ部に到
達すると、搬送モータ16から搬送ローラ6へ回転駆動
力が伝達される。そして、回転駆動される搬送ローラ6
と従搬送ローラ7により、被記録材1は矢印A方向へ送
り出される。
【0028】送り出された被記録材1は、底板17に固
定されているプラテン14に案内されながら、紙押さえ
部材30と該プラテン14との間を通過する。前述した
ように紙押さえ部材30はバネ31、32で上方に付勢
されているので、被記録材1が通過しやすいように設定
されている。更なる搬送モータ16の回転に伴い、被記
録材1は排紙側軸受8、9に軸支されている排紙ローラ
10と従排紙ローラ11とのニップ部へ案内される。
【0029】前述した一連の動作において搬送ローラ6
が回転すると、これと同時に、搬送モータ16から排紙
ローラ10にも回転力が伝達されるように構成されてお
り、この伝達された回転力によって排紙ローラ10およ
び従排紙ローラ11が矢印R方向および矢印S方向に回
転し、被記録材1は矢印A方向に送り出される。そし
て、被記録材1は、搬送ローラ6、従搬送ローラ7およ
び排紙ローラ10、従排紙ローラ11により所定量送ら
れた位置で停止し、記録待機状態となっている。この給
紙動作の後、入力信号に応じてキャリッジ19が主走査
モータ22により矢印C方向に移動させられ、記録が行
われる。
【0030】次に、図3を参照して、このキャリッジ1
9が記録位置である二点鎖線の位置に移動した際の、記
録ヘッド20、プラテン14、被記録材1および紙押さ
え部材30の位置関係および動作について説明する。図
3において、被記録材1は搬送ローラ6と従搬送ローラ
7により挟持され、かつ排紙ローラ10と従排紙ローラ
11によっても挟持されている。また、被記録材1の下
面はプラテン14によって案内支持されており、キャリ
ッジ19が記録位置に来ると、該キャリッジ19に設け
られた搬送側コロ26および排紙側コロ27がバネ3
1、32に抗して紙押さえ部材30を押圧することによ
って、被記録材1の一部がプラテン14の上面に密着状
態で押圧されている。
【0031】また、前述した記録ヘッド20の吐出口8
2は、被記録材1に対する吐出インクの着弾精度を確保
するために極力被記録材1に近い位置に配置する必要が
あり、図3に示すようにプラテン14に隣接するように
配置されている。その結果、紙押さえ部材30と吐出口
面81との距離も極めて小さいものとなる。この状態に
て、キャリッジ19が搬送側コロ26および排紙側コロ
27を介して紙押さえ部材30に当接し、該紙押さえ部
材30により被記録材1をプラテン14に圧接しなが
ら、キャリッジ19を矢印C方向に移動させながら記録
が行われる。
【0032】こうしてキャリッジ19の主走査を行って
1ラインの記録を行うと、該キャリッジ19の移動方向
を反転させ、矢印B方向に移動させてホームポジション
に戻る。その後、被記録材1は、搬送ローラ6、従搬送
ローラ7および排紙ローラ10、従排紙ローラ11の回
転により所定ピッチだけ矢印A方向に送られて停止す
る。これらの一連の動作を1ライン毎に繰り返して記録
を行い、入力信号に応じた記録が終了すると、被記録材
1を排紙ガイド15を通して排紙し、記録および排紙が
完了する。
【0033】図3において、キャリッジ19は記録時の
位置にあり、この時、被記録材1は前述のごとく搬送ロ
ーラ6、従搬送ローラ7、排紙ローラ10、従排紙ロー
ラ11によって挟持されている。また、被記録材1の下
面(裏面)はプラテン14によって案内支持されてお
り、キャリッジ19の搬送側コロ26はバネ31に抗し
て紙押さえ部材30の搬送側押圧面42を押圧すること
により被記録材1の一部を押さえている。同時に、キャ
リッジ19の排紙側コロ27はバネ32に抗して紙押さ
え部材30の排紙側押圧面43を押圧することにより被
記録材1の別の部分を押さえている。
【0034】記録動作時には、記録ヘッド20の吐出口
面81と紙押さえ部材30の該吐出口面と対向する面
(図示の上面)とが平行な位置関係を保った状態で、通
常の記録が行われる。したがって、記録動作開始時にキ
ャリッジ19が移動しても、紙押さえ部材30が吐出口
面81に接触することはなく、該吐出口面81が傷付く
こともない。
【0035】図7は本発明による紙押さえ部材30の第
2実施例を示す模式的斜視図である。図7において、本
実施例の紙押さえ部材30も一枚の板材で形成されてお
り、その中央部には開口41が形成されている。この開
口41は、記録ヘッド20による記録領域(記録ヘッド
20の主走査による1ライン分の画像形成領域)をカバ
ー(内包)するような広さおよび位置を有している。そ
して、前記開口41の搬送ローラ6側には、前記キャリ
ッジ19の搬送側コロ26、26が転動して行くことに
より押さえ付けられる搬送側押圧面42が設けられ、前
記開口41の排紙ローラ10側には、前記キャリッジ1
9の排紙側コロ27、27が転動して行くことにより押
さえ付けられる排紙側押圧面43が設けられている。
【0036】図7において、前記搬送側押圧面42およ
び前記排紙側押圧面43が一体化された前記紙押さえ部
材30の被記録材幅方向の両端には、適度な角度をもっ
てプラテン14方向へ折り曲げられた所定長さの屈曲部
46、47が形成されている。前記紙押さえ部材30は
金属板などのシート状弾性部材で形成されており、前記
屈曲部46、47は、図6の第1実施例の場合の搬送側
バネ31、31および排紙側バネ32、32と同じバネ
機能を発揮するように形成されている。
【0037】また、プラテン14の前記紙押さえ部材3
0の両端部に対応する両端近傍部分には、凹部35、3
6が形成されており、これらの凹部35、36のそれぞ
れに前記屈曲部46、47の先端部分が固定(連結)さ
れている。そして、前記プラテン14の各凹部部35、
36の深さは前記各屈曲部46、47の密着高さより深
い値に選定されており、紙押さえ部材30上を搬送側コ
ロ26および排紙側コロ27が転動(移動)する時に、
該紙押さえ部材30がプラテン14上に密着できるよう
に構成されている。すなわち、紙押さえ部材30は、そ
の両端縁部に一体に形成されたバネ性の屈曲部46、4
7により、プラテン14の上面と略平行な状態を保ちな
がら、該プラテン14の上面に対し記録待機時の離隔位
置と記録時の押圧密着位置との間で移動可能に弾性支持
されている。
【0038】紙押さえ部材30の作用効果は、図6の第
1実施例も図7の第2実施例も実質上同じであり、その
概略は次のとおりである。記録動作が開始されると、図
3に示すように、キャリッジ19は記録時の位置にあ
り、被記録材1は前述のごとく搬送ローラ6、従搬送ロ
ーラ7、排紙ローラ10、従排紙ローラ11によって挟
持されている。また、被記録材1の下面(裏面)はプラ
テン14によって案内支持されており、キャリッジ19
の搬送側コロ26および排紙側コロ27は、前記屈曲部
46、47の弾性力(バネ力)に抗して紙押さえ部材3
0の搬送側押圧面42および排紙側押圧面43を押圧す
ることにより被記録材1の一部を押さえている。
【0039】そして、記録動作時には、記録ヘッド20
の吐出口面81と紙押さえ部材30の該吐出口面と対向
する面(図示の上面)とが平行な位置関係を保った状態
で、通常の記録が行われる。したがって、記録動作開始
時にキャリッジ19が移動しても、紙押さえ部材30が
吐出口面81に接触することはなく、該吐出口面81が
傷付くこともない。
【0040】以上説明した実施例によれば、搬送側押圧
面42および排紙側押圧面43を有する一体型の紙押さ
え部材30を使用するとともに、該紙押さえ部材30が
プラテン14のプラテン面と常に略平行状態を維持しな
がら該プラテン14に対して離隔および密着方向に弾性
的に変位するように組み付けるので、キャリッジ19側
の複数の押圧コロ26、27のうちの一部のコロで紙押
さえ部材30を押圧する状態においても、該紙押さえ部
材30の全体を確実にプラテン14との密着位置または
それに近い位置に均一に変位(移動)させることがで
き、それによって、紙押さえ部材30の端面等が浮き上
がって吐出口面81に接触するような不具合を無くすこ
とができ、該吐出口面81の損傷を防止することができ
る。
【0041】なお、前述の各実施例では、記録手段(記
録ヘッド)を主走査方向に移動させるシリアル記録方式
の場合を例に挙げて説明したが、本発明は、被記録材の
全幅または一部をカバーする長さのライン記録手段を用
いて副走査のみで記録するライン記録方式の場合にも、
同様に適用することができ、同様の効果を達成し得るも
のである。また、本発明は、異なる色で記録する複数の
記録手段を用いるカラー記録装置の他、1個の記録手段
で記録する単色の記録装置、あるいは同一色彩で異なる
濃度で記録する複数の記録手段を用いる階調記録装置、
さらには、これらを組み合わせた記録装置の場合にも、
同様に適用することができ、同様の効果を達成し得るも
のである。
【0042】さらに、本発明は、記録ヘッドとインクタ
ンクを一体化した交換可能なヘッドカートリッジを用い
る場合、あるいは記録ヘッドとインクタンクを別体に
し、その間をインク供給用のチューブ等で接続する場合
など、記録ヘッドとインクタンクの配置構成がどのよう
な場合にも同様に適用することができ、同様の効果が得
られるものである。
【0043】なお、本発明は、インクジェット記録装置
であれば、例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を
用いる記録手段(記録ヘッド)を使用するものに適用で
きるが、中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出
する方式の記録手段を使用するインクジェット記録装置
において優れた効果をもたらすものである。かかる方式
によれば、記録の高密度化、高精細化が達成できるから
である。
【0044】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行なうのが好ましい。この方式は、所謂オンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録手段(記録ヘッド)の熱作用面に膜
沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一に対応し液
体(インク)内の気泡を形成出来るので有効である。
【0045】この気泡の成長、収縮により吐出用開口を
介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの
滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即
時適切に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性
に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好まし
い。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4
463359号明細書、同第4345262号明細書に
記載されているようなものが適している。尚、上記熱作
用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第43131
24号明細書に記載されている条件を採用すると、更に
優れた記録を行なうことができる。
【0046】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれる
ものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59年第123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59年第138461号公報に基づいた
構成としても本発明は有効である。すなわち、記録ヘッ
ドの形態がどのようなものであっても、本発明によれ
ば、記録を確実に効率よく行なうことができるようにな
るからである。
【0047】さらに、前述のように、記録装置が記録で
きる被記録材(記録媒体)の最大幅に対応した長さを有
するフルラインタイプの記録ヘッドに対しても、本発明
は有効に適用できる。そのような記録ヘッドとしては、
複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満たす
構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての
構成のいずれでもよい。加えて、上例のようなシリアル
タイプのものでも、装置本体に固定された記録ヘッド、
あるいは装置本体に装着されることで装置本体との電気
的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交
換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッ
ド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッ
ジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効で
ある。
【0048】また、本発明に記録装置の構成として設け
られる記録ヘッドに対しての回復手段または予備的な補
助手段等を付加することは、本発明の効果を一層安定で
きるので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対しての、前述のようなキャッピング
手段、クリーニング手段、吸引回復手段の他に、加圧式
の回復手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別
の吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安定した
記録を行なうために有効である。
【0049】また、前述したように、搭載される記録ヘ
ッドの種類ないし個数についても、例えば、単色のイン
クに対応して1個のみが設けられたものの他、記録色や
濃度を異にする複数のインクに対応して複数個数設けら
れるものであってもよい。すなわち、例えば、記録装置
の記録モードとしては、黒色等の主流色のみの記録モー
ドだけではなく、記録ヘッドを一体的に構成するか複数
個の組み合わせによるか、いずれでもよいが、異なる色
の複色カラー又は、混色によるフルカラーの少なくとも
一つを備えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0050】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するもの、あるいは、インクジェット方式で
は、インク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであればよい。加えて、
積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固形状態か
ら液体状態への状態変化のエネルギーとして使用せしめ
ることで防止する6、または、インクの蒸発防止を目的
として放置状態で固化するインクを用いるかして、いず
れにしても、熱エネルギーの記録信号に応じた付与によ
ってインクが液化し、液状インクが吐出されるものや、
記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等
のような、熱エネルギーによって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。
【0051】このような場合のインクは、特開昭54−
56847号公報あるいは特開昭60−71260号公
報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔
に液状または固形物として保持された状態で、電気熱変
換体に対して対向するような形態としてもよい。本発明
においては、上述した各インクに対して最も有効なもの
は、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0052】さらに加えて、本発明によるインクジェッ
ト記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理
機器の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ
等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有す
るファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよ
い。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、請求項
1の発明によれば、記録手段から被記録材へインクを吐
出して記録を行うインクジェット記録装置において、記
録部で被記録材の裏面を案内支持するプラテンと、該プ
ラテンに対し被記録材を介して圧接可能な紙押さえ部材
とを有し、記録中に該紙押さえ部材は前記プラテンに対
し記録手段の搬送方向上流側および搬送方向下流側の両
方で一体的に圧接離隔方向に変位する構成としたので、
キャリッジが移動して記録動作が開始され始める時など
において、記録手段が紙押さえ部材の一端に位置する状
態で、キャリッジ進行方向前側の押圧部のみで紙押さえ
部材を押さえる時でも、該紙押さえ部材の記録手段との
対向面をプラテンと平行に保持することができ、それに
よって、該紙押さえ部材の端部が記録手段に接触するこ
とを確実に防止でき、記録手段の損傷およびインクの吐
出不良を防止することができるインクジェット記録装置
が提供される。
【0054】請求項2〜請求項5の発明によれば、請求
項1の構成に加えて、前記紙押さえ部材は記録手段の搬
送方向上流側部分および搬送方向下流側部分とも一体に
形成されている構成、前記紙押さえ部材の搬送方向上流
側部分はキャリッジに設けられた搬送側コロで押圧さ
れ、該紙押さえ部材の搬送方向下流側部分はキャリッジ
に設けられた排紙側コロで押圧される構成、前記紙押さ
え部材はバネを介して前記プラテンの凹部に弾性支持さ
れている構成、あるいは、前記紙押さえ部材はその折り
曲げ部を介して前記プラテンの凹部に弾性支持されてい
る構成としたので、キャリッジが移動して記録動作が開
始され始める時などにおいて、記録手段が紙押さえ部材
の一端に位置する状態で、キャリッジ進行方向前側の押
圧部のみで紙押さえ部材を押さえる時でも、一層効率よ
く、該紙押さえ部材の記録手段との対向面をプラテンと
平行に保持することができ、それによって、該紙押さえ
部材の端部が記録手段に接触することを確実に防止で
き、記録手段の損傷およびインクの吐出不良を防止する
ことができるインクジェット記録装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェット記録装置の一
実施例の要部構成を示す模式的斜視図である。
【図2】図1の一部を拡大して示す模式的斜視図であ
る。
【図3】図1および図2においてキャリッジが記録中の
二点鎖線の位置にある時に線3−3に沿って見た模式的
断面図である。
【図4】図1〜図3においてキャリッジが記録動作開始
位置にある時の該キャリッジおよびプラテンを排紙側か
ら見た模式的部分正面図である。
【図5】図1中の記録手段のインク吐出部の構造を模式
的に示す部分斜視図である。
【図6】本発明による紙押さえ部材の第1実施例を示す
模式的斜視図である。
【図7】本発明による紙押さえ部材の第2実施例を示す
模式的斜視図である。
【符号の説明】
1 被記録材 2 下紙ガイド 3 上紙ガイド 6 搬送ローラ 7 従搬送ローラ 10 排紙ローラ 11 従排紙ローラ 14 プラテン 15 排紙ガイド 16 搬送モータ 17 底板 18 ガイド軸 19 キャリッジ 20 記録手段(記録ヘッド) 26 搬送側コロ 27 排紙側コロ 30 紙押さえ部材 31 搬送側バネ 32 排紙側バネ 35 凹部 36 凹部 41 開口 42 搬送側押圧面 43 排紙側押圧面 46 屈曲部(バネ部) 47 屈曲部(バネ部) 81 吐出口面 82 吐出口 84 液路 85 電気熱変換体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録手段から被記録材へインクを吐出
    して記録を行うインクジェット記録装置において、記録
    部で被記録材の裏面を案内支持するプラテンと、該プラ
    テンに対し被記録材を介して圧接可能な紙押さえ部材と
    を有し、記録中に該紙押さえ部材は前記プラテンに対し
    記録手段の搬送方向上流側および搬送方向下流側の両方
    で一体的に圧接離隔方向に変位することを特徴とするイ
    ンクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記紙押さえ部材は記録手段の搬送方
    向上流側部分および搬送方向下流側部分とも一体に形成
    されていることを特徴とする請求項1のインクジェット
    記録装置。
  3. 【請求項3】 前記紙押さえ部材の搬送方向上流側部
    分はキャリッジに設けられた搬送側コロで押圧され、該
    紙押さえ部材の搬送方向下流側部分はキャリッジに設け
    られた排紙側コロで押圧されることを特徴とする請求項
    1または請求項2のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記紙押さえ部材はバネを介して前記
    プラテンの凹部に弾性支持されていることを特徴とする
    請求項1〜請求項3のいずれかのインクジェット記録装
    置。
  5. 【請求項5】 前記紙押さえ部材はその折り曲げ部を
    介して前記プラテンの凹部に弾性支持されていることを
    特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかのインクジェ
    ット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録手段が、インクを吐出するた
    めに利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体を
    備えているインクジェット記録手段であることを特徴と
    する請求項1〜請求項5のいずれかのインクジェット記
    録装置。
  7. 【請求項7】 前記記録手段が、前記電気熱変換体が
    発生する熱エネルギーによりインクに生じる膜沸騰を利
    用して、吐出口よりインクを吐出させることを特徴とす
    る請求項6のインクジェット記録装置。
JP6680494A 1994-03-10 1994-03-10 インクジェット記録装置 Pending JPH07246742A (ja)

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